JP5861746B2 - 便座装置 - Google Patents
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Description
このような付勢手段として、便蓋を開閉させる駆動機構を備えた自動開閉装置内に、便蓋を開放方向へ付勢するねじりばねのような付勢手段を設ける提案がある(例えば、特許文献1参照)。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1に表した便座装置100は、洋式腰掛便器800の上に設けられ、本体部400と、便座200と、便蓋300と、を有する。便座200は、便座軸支部201と202とにより、本体部400に対して開閉自在に軸支されている。また、便蓋300は、便蓋軸支部301(第1の軸支部)と302(第2の軸支部)とにより、本体部400に対して開閉自在に軸支されている。そして、本具体例においては、便蓋300は、軸支部301と軸支部302の両側において、開放方向に付勢されている。
本体部400は、筐体で覆われた外形を有する。筐体は、ケースカバー430とケースプレート770とを有する。ケースカバー430の上面には、人体検知センサ500や表示部670が適宜設けられている。表示部670は、例えば便座装置に対する電源の投入状態などを適宜表示する役割を有する。また、ケースカバー430の前上部には、便座200を自動開閉させるための電動開閉ユニット780が突出して設けられている。
すなわち、本具体例の便座装置は、「衛生洗浄機能」「温風乾燥機能」「脱臭機能」を有する。ただし、本発明はこれには限定されず、これらの機能を有しない便座装置も包含する。
図3に表したように、ケースプレート770の後方に、電動開閉ユニット720(駆動装置)とアシストユニット750(第2の付勢手段)が設けられている。そして、後述するように、電動開閉ユニット720(駆動装置)の内部に、ねじりコイルバネ(第1の付勢手段)が設けられている。
電動開閉ユニット720(駆動装置)は、ケース721で覆われた外形を有し、内部にモータ722と、出力軸723と、減速ギヤ機構724と、ねじりコイルばね725(第1の付勢手段)と、を有する。減速ギヤ機構部724(破線で囲んだ部分)は、モータ722の回転軸(図示せず)の回転を減速して出力軸723に伝える。出力軸723は、連結軸(図示せず)を介して、便蓋300の軸支部301(第1軸支部)と相対回転出来ないように固定されることで、モータ722の回転を便蓋300の軸支部301へ伝えている。
アシストユニット750(第2の付勢手段)は、ケース751で覆われた外形を有し、内部に出力軸752と、ねじりコイルばね753と、を有する。
出力軸752は、連結軸(図示せず)を介して、便蓋軸支部302(第2の軸支部)と相対的に回転ができないように固定されている。
ねじりコイルばね753の一端753Aは、ケース751のばね受け部751Aに嵌合し、他端753Bは、出力軸752のばね受け部752Aに嵌合している。こうすることで、便蓋300の開放方向へ回転量に比例した付勢トルクを便蓋300の軸支部302へ与えている(第2の付勢手段)。
ここで、便蓋300の軸支部302(第2の軸支部)へ与える付勢トルク(付勢力)を、便蓋300の軸支部301に与える付勢トルク(付勢力)とほぼ均等となるように設定することが望ましい。
なお、本具体例のように便座装置全体を覆うような、大きくてしなりやすい便蓋の場合には、特に顕著に本発明の効果を得ることができる。
また、各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
Claims (1)
- 便座及び便蓋の少なくともいずれかと、
前記便座及び便蓋の少なくともいずれかの一端を軸支する第1の軸支部において、前記便座及び便蓋の少なくともいずれかを開閉させるモータを有する駆動装置と、
前記便座及び便蓋の少なくともいずれかの他端を軸支する第2の軸支部において、前記便座及び便蓋の少なくともいずれかを開放方向へ付勢する第2の付勢手段と、を備え、
前記第2の付勢手段が前記第2の軸支部に与える付勢トルクは、前記モータが非駆動時において前記駆動装置が前記第1の軸支部に与える前記便座及び便蓋の少なくともいずれかを開放方向へ付勢する付勢トルクよりも大きく設定されていることを特徴とする便座装置器。
Priority Applications (1)
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JP2014151288A JP5861746B2 (ja) | 2014-07-25 | 2014-07-25 | 便座装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014151288A JP5861746B2 (ja) | 2014-07-25 | 2014-07-25 | 便座装置 |
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Family
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2014
- 2014-07-25 JP JP2014151288A patent/JP5861746B2/ja active Active
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