JP7269535B2 - 便座装置 - Google Patents

便座装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7269535B2
JP7269535B2 JP2019152847A JP2019152847A JP7269535B2 JP 7269535 B2 JP7269535 B2 JP 7269535B2 JP 2019152847 A JP2019152847 A JP 2019152847A JP 2019152847 A JP2019152847 A JP 2019152847A JP 7269535 B2 JP7269535 B2 JP 7269535B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
toilet seat
toilet lid
toilet
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019152847A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021029595A (ja
Inventor
義和 荒津
洋介 木稲
寛樹 秦
万那 天野
翔 奥野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2019152847A priority Critical patent/JP7269535B2/ja
Publication of JP2021029595A publication Critical patent/JP2021029595A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7269535B2 publication Critical patent/JP7269535B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Toilet Supplies (AREA)

Description

本発明の態様は、一般的に、便座装置に関する。
便蓋や便座がケーシングに対して回動可能に支持された便座装置において、便蓋や便座の開閉動作をアシストするアシストユニットを設けることが知られている(例えば、特許文献1)。このようなアシストユニットには、例えば、便蓋や便座を開方向に付勢するコイルばねが設けられている。アシストユニットは、コイルばねの付勢力による補助トルクによって、便蓋や便座の開閉動作をアシストする。
特許第3809063号公報
近年、質感や重厚感を高めるために、重量の大きい便蓋や便座が設けられる場合がある。重量の大きい便蓋や便座を閉位置から開位置に回動させるには、重量の小さい便蓋や便座を閉位置から開位置に回動させる場合に比べて、大きなトルクが必要になる。そのため、重量の大きい便蓋や便座を設ける場合には、コイルばねの開方向の補助トルク(付勢力)を強くすることが求められる。
しかし、コイルばねの開方向の補助トルクを強くしすぎると、便蓋や便座を開位置から閉位置に回動させる際に便蓋や便座が閉まりにくくなるという問題がある。このことから、重量の大きい便蓋や便座を設けた場合にも、便蓋や便座を開閉しやすい便座装置が求められている。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、重量の大きい便蓋や便座を設けた場合にも、便蓋や便座を開閉しやすい便座装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、便座と、便蓋と、前記便蓋を閉位置と開位置との間で回動可能に支持するケーシングと、前記ケーシングに設けられ、前記便蓋の開閉動作をアシストするアシストユニットと、を備え、前記アシストユニットは、第1ばねと、第2ばねと、を有し、前記第1ばねは、前記便蓋を常に開方向に付勢し、前記第2ばねは、前記便蓋が前記閉位置から途中位置までの間にある第1状態において前記便蓋を閉方向に付勢せず、前記便蓋が前記途中位置から前記開位置までの間にある第2状態において前記便蓋を閉方向に付勢することを特徴とする便座装置である。
この便座装置によれば、アシストユニットにおいて、便蓋を常に開方向に付勢する第1ばねと、便蓋が閉位置から途中位置までの間にある第1状態においては便蓋を閉方向に付勢せず、便蓋が途中位置から開位置までの間にある第2状態においては便蓋を閉方向に付勢する第2ばねと、が設けられる。これにより、第1状態においては便蓋に第2ばねの閉方向の付勢力がかからないため、便蓋を開方向に回動させる際に、閉位置付近において、第1ばねの開方向のトルクが第2ばねの閉方向のトルクで阻害されることを抑制できる。したがって、便蓋を開方向に回動させやすい。また、第2状態においては便蓋に第2ばねの閉方向の付勢力がかかるため、便蓋を閉方向に回動させる際に、開位置付近において、第1ばねの開方向のトルクを第2ばねの閉方向のトルクで阻害することができる。したがって、便蓋を閉方向に回動させやすい。これらにより、重量の大きい便蓋を設け、第1ばねのトルクを強くした場合にも、便蓋を開閉しやすい。
第2の発明は、第1の発明において、前記便蓋を開閉する電動開閉装置をさらに備えたことを特徴とする便座装置である。
この便座装置によれば、電動開閉装置による便蓋の開閉をアシストユニットでアシストすることで、便蓋の開閉を自動で確実に行うことができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記アシストユニットは、前記第1ばねの付勢力を前記便蓋に伝達する第1シャフトと、前記第2ばねの付勢力を前記第1シャフトに伝達する第2シャフトと、をさらに有することを特徴とする便座装置である。
この便座装置によれば、アシストユニットが、第1シャフトと、第2シャフトと、を有することで、アシストユニットの組み立て性を向上させることができる。また、第2ばねの交換などのアシストユニットのメンテナンスをより容易に行うことができる。
第4の発明は、便座と、前記便座を閉位置と開位置との間で回動可能に支持するケーシングと、前記ケーシングに設けられ、前記便座の開閉動作をアシストするアシストユニットと、を備え、前記アシストユニットは、第1ばねと、第2ばねと、を有し、前記第1ばねは、前記便座を常に開方向に付勢し、前記第2ばねは、前記便座が前記閉位置から途中位置までの間にある第1状態において前記便座を閉方向に付勢せず、前記便座が前記途中位置から前記開位置までの間にある第2状態において前記便座を閉方向に付勢することを特徴とする便座装置である。
この便座装置によれば、アシストユニットにおいて、便座を常に開方向に付勢する第1ばねと、便座が閉位置から途中位置までの間にある第1状態においては便座を閉方向に付勢せず、便座が途中位置から開位置までの間にある第2状態においては便座を閉方向に付勢する第2ばねと、が設けられる。これにより、第1状態においては便座に第2ばねの閉方向の付勢力がかからないため、便座を開方向に回動させる際に、閉位置付近において、第1ばねの開方向のトルクが第2ばねの閉方向のトルクで阻害されることを抑制できる。したがって、便座を開方向に回動させやすい。また、第2状態においては便座に第2ばねの閉方向の付勢力がかかるため、便座を閉方向に回動させる際に、開位置付近において、第1ばねの開方向のトルクを第2ばねの閉方向のトルクで阻害することができる。したがって、便座を閉方向に回動させやすい。これらにより、重量の大きい便座を設け、第1ばねのトルクを強くした場合にも、便座を開閉しやすい。
第5の発明は、第4の発明において、前記便座を開閉する電動開閉装置をさらに備えたことを特徴とする便座装置である。
この便座装置によれば、電動開閉装置による便座の開閉をアシストユニットでアシストすることで、便座の開閉を自動で確実に行うことができる。
第6の発明は、第4または第5の発明において、前記アシストユニットは、前記第1ばねの付勢力を前記便座に伝達する第1シャフトと、前記第2ばねの付勢力を前記第1シャフトに伝達する第2シャフトと、をさらに有することを特徴とする便座装置である。
この便座装置によれば、アシストユニットが、第1シャフトと、第2シャフトと、を有することで、アシストユニットの組み立て性を向上させることができる。また、第2ばねの交換などのアシストユニットのメンテナンスをより容易に行うことができる。
第7の発明は、第1~第6のいずれか1つの発明において、前記第2ばねは、前記第1ばねと同じ軸線上に配置されていることを特徴とする便座装置である。
この便座装置によれば、第2ばねを第1ばねと同じ軸線上に配置することで、アシストユニットが第1ばねや第2ばねの径方向に大型化することを抑制できる。
第8の発明は、第1~第7のいずれか1つの発明において、前記途中位置は、前記閉位置から30度以上回動した位置であることを特徴とする便座装置である。
この便座装置によれば、途中位置を閉位置から30度以上回動した位置とすることで、閉位置付近において、第1ばねの開方向のトルクが第2ばねの閉方向のトルクで阻害されることをより確実に抑制できる。
第9の発明は、第3または第6の発明において、前記アシストユニットは、前記第1シャフトの回転を前記第2シャフトに伝達可能な伝達機構を有し、前記伝達機構は、前記第1状態において、前記第1シャフトの回転を前記第2シャフトに伝達せず、前記第2状態において、前記第1シャフトの回転を前記第2シャフトに伝達することを特徴とする便座装置である。
この便座装置によれば、第2状態においてのみ第1シャフトの回転を第2シャフトに伝達する伝達機構を設けることで、より容易に、第2状態においてのみ第2ばねの閉方向の付勢力をかけることができる。
本発明の態様によれば、重量の大きい便蓋や便座を設けた場合にも、便蓋や便座を開閉しやすい便座装置が提供される。
実施形態に係る便座装置を例示する斜視図である。 図2(a)及び図2(b)は、実施形態に係る便座装置の便蓋の開閉状態を例示する側面図である。 実施形態に係る便座装置の便蓋の開閉状態を例示する側面図である。 実施形態に係る便座装置の一部を例示する平面図である。 実施形態に係る便座装置のアシストユニットを例示する断面図である。 実施形態に係る便座装置のアシストユニットを例示する分解斜視図である。 図7(a)~図7(c)は、実施形態に係る便座装置のアシストユニットの一部を例示する断面図である。 実施形態に係る便座装置の便蓋及びアシストユニットのトルクを例示するグラフである。 実施形態の変形例に係る便座装置の一部を例示する平面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係る便座装置を例示する斜視図である。
図1に表したように、実施形態に係る便座装置100は、ケーシング10と、使用者が着座する便座30と、便座30を覆う便蓋50と、を有する。便座30及び便蓋50のそれぞれは、ケーシング10に対して回動可能に支持されている。言い換えれば、便座30及び便蓋50のそれぞれは、開閉自在に軸支されている。図1の状態は、便座30が閉じた状態(下げられた状態)であり、便蓋50が開いた状態(上げられた状態)である。便蓋50は、閉じた状態において、ケーシング10及び便座30の上面を上方から覆う。
ケーシング10の内部には、便座30に座った使用者の人体局部(「おしり」など)の洗浄を実現する身体洗浄機能部などが内蔵されている。例えば、ケーシング10の内部には、洗浄ノズル70や、洗浄ノズル70の動作を制御する制御回路などが設けられる。洗浄ノズル70は、使用者が便座30に座っているときに、ケーシング10の内部から前方へ進出した状態で、使用者の局部に向けて洗浄水を吐出する。また、ケーシング10には、便座30に座った使用者の「おしり」などに向けて温風を吹き付けて乾燥させる「温風乾燥機能」や「脱臭ユニット」や「室内暖房ユニット」などの各種の機構が適宜設けられていてもよい。
なお、本願明細書において、「上方」、「下方」、「前方」、「後方」、「左側方」及び「右側方」のそれぞれは、開いた便蓋50に背を向けて便座30に座った使用者から見た方向である。
図1に表したように、ケーシング10は、上面15を有する。上面15の後方には、左右方向において並ぶ一対の溝(第1溝21a及び第2溝21b)が設けられている。また、上面15の前方には、左右方向において並ぶ一対の段差部(第1段差部19a及び第2段差部19b)が設けられている。
便蓋50は、左右方向において並ぶ一対の便蓋ヒンジ部(第1便蓋ヒンジ部61及び第2便蓋ヒンジ部62)を有する。便蓋50が閉じた状態において、一対の便蓋ヒンジ部は、便蓋50の後端に位置する。第1便蓋ヒンジ部61は、第1溝21aに配置されている。第2便蓋ヒンジ部62は、第2溝21bに配置されている。便蓋50は、第1便蓋ヒンジ部61及び第2便蓋ヒンジ部62において、回動可能に軸支される。
便座30は、左右方向において並ぶ一対の便座ヒンジ部(第1便座ヒンジ部31及び第2便蓋ヒンジ部62)を有する。便座30が閉じた状態において、一対の便座ヒンジ部は、便座30の後端に位置する。第1便座ヒンジ部31は、第1段差部19aに配置されている。第2便座ヒンジ部32は、第2段差部19bに配置されている。便座30は、第1便座ヒンジ部31及び第2便座ヒンジ部32において、回動可能に軸支される。
図2(a)、図2(b)及び図3は、実施形態に係る便座装置の便蓋の開閉状態を例示する側面図である。
便蓋50は、図2(a)に表した閉位置と、図2(b)に表した開位置と、の間で回動可能である。換言すれば、便蓋50は、開方向及び閉方向に移動可能である。便蓋50の開方向とは、便蓋50の先端50aが上方及び後方へ向かう方向である。便蓋50の閉方向とは、便蓋50の先端50aが下方及び前方へ向かう方向である。
図2(a)に表したように、便蓋50は、閉位置にあるとき、最も閉じた状態になる。つまり、便蓋50が閉位置にあるとき、便蓋50とケーシング10の上面15とのなす角度は最小(例えば、0度)である。一方、図2(b)に表したように、便蓋50は、開位置にあるとき、最も開いた状態になる。つまり、便蓋50が開位置にあるとき、便蓋50とケーシング10の上面15とのなす角度は最大(例えば、92度)である。
便蓋50は、閉位置から開位置への回動の途中及び開位置から閉位置への回動の途中で、図3に表した途中位置になる。途中位置は、図2(a)に表した閉位置と図2(b)に表した開位置との間の位置である。つまり、便蓋50が途中位置にあるとき、便蓋50とケーシング10の上面15とのなす角度は、閉位置における便蓋50とケーシング10の上面15とのなす角度よりも大きく、開位置における便蓋50とケーシング10の上面15とのなす角度よりも小さい。図3では、便蓋50とケーシング10の上面15とのなす角度は、35度である。つまり、この例では、途中位置は、便蓋50が閉位置から35度回動した位置である。
以下、便蓋50が図2(a)に表した閉位置から図3に表した途中位置までの間にある状態を「第1状態」とし、便蓋50が図3に表した途中位置から図2(b)に表した開位置までの間にある状態を「第2状態」とする。
図4は、実施形態に係る便座装置の一部を例示する平面図である。
図4は、図1のように、便座30が閉じ、便蓋50が開いた状態で、ケーシング10の上面15を上方から見た様子を示す。
図4に表したように、便座装置100は、便蓋50を開閉する電動開閉装置80と、便蓋50の開閉動作をアシストするアシストユニット90と、を有する。電動開閉装置80及びアシストユニット90は、それぞれ、ケーシング10の内部に設けられている。この例では、第1便蓋ヒンジ部61側に電動開閉装置80が設けられており、第2便蓋ヒンジ部62側にアシストユニット90が設けられている。電動開閉装置80及びアシストユニット90の設けられる位置は、逆であってもよい。また、アシストユニット90は、第1便蓋ヒンジ部61側と第2便蓋ヒンジ部62側の両方に設けられてもよい。
電動開閉装置80は、モータなどの駆動部を有し、駆動部の駆動力によって便蓋50を開閉する。より具体的には、電動開閉装置80は、第1便蓋ヒンジ部61と係合しており、モータのトルクによって第1便蓋ヒンジ部61を回転させることで、便蓋50を回動させる。電動開閉装置80は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
アシストユニット90は、ばねを有し、ばねの弾性力によって便蓋50の開閉動作をアシストする。より具体的には、アシストユニット90は、第2便蓋ヒンジ部62と係合しており、ばねのトルクによって第2便蓋ヒンジ部62を回転させることで、便蓋50を開方向に付勢する。以下、アシストユニット90について、説明する。
図5は、実施形態に係る便座装置のアシストユニットを例示する断面図である。
図6は、実施形態に係る便座装置のアシストユニットを例示する分解斜視図である。
図5は、図4に示すA1-A2線における断面を示す。
図5及び図6に表したように、アシストユニット90は、第1ばね91と、第2ばね92と、第1シャフト93と、第2シャフト94と、収納筒95と、収納蓋96を有する。
第1ばね91は、第1巻き方向に巻かれたコイルばねである。第1ばね91の一端は、第1シャフト93に対して固定されている。第1ばね91の他端は、収納筒95に対して固定されている。第1ばね91は、便蓋50を常に開方向に付勢する。換言すれば、第1ばね91は、便蓋50が閉位置から開位置までのいずれの位置にあるときも、便蓋50を開方向に付勢する。
第2ばね92は、第1巻き方向とは逆向きの第2巻き方向に巻かれたコイルばねである。第2ばね92の一端は、第2シャフト94に対して固定されている。第2ばね92の他端は、収納筒95に対して固定されている。第2ばね92は、第1状態において便蓋50を閉方向に付勢せず、第2状態において便蓋50を閉方向に付勢する。第2ばね92は、第1状態において、自由状態であり、便蓋50を開方向にも閉方向にも付勢しない。第2ばね92は、第1ばね91と同じ軸線AX上に配置されている。この例では、1つの第2ばね92が設けられているが、実施形態においては、複数の第2ばね92が設けられてもよい。
第1シャフト93は、第1ばね91の付勢力を便蓋50に伝達する。第1シャフト93は、第1ばね91の内部において、回転可能に設けられている。第1シャフト93は、第1ばね91と同じ軸線AX上に配置されている。第1シャフト93は、第2シャフト94と接続されている。
第1シャフト93は、出力部931と、接続部932と、を有する。この例では、出力部931と接続部932とは、分離可能な別個の部材として設けられている。出力部931と接続部932とは、一体であってもよい。
出力部931は、便蓋50の第2便蓋ヒンジ部62と係合する係合部931aを有する。第1シャフト93は、出力部931を介して、第1ばね91の付勢力を便蓋50に伝達(出力)する。
接続部932は、軸線AX方向において、出力部931と第2シャフト94との間に設けられている。接続部932は、出力部931と第2シャフト94とを接続している。接続部932の一端は、出力部931と係合している。接続部932の他端は、第1状態においては第2シャフト94と係合せず、第2状態においては第2シャフト94と係合する。第1シャフト93(接続部932)と第2シャフト94との接続部分には、第2状態においてのみ第1シャフト93(接続部932)と第2シャフト94とを係合可能な伝達機構950が設けられている。伝達機構950については、後述する。
この例では、第1ばね91の一端(収納筒95に対して固定されていない側の端部)は、出力部931に対して固定されている。より具体的には、第1ばね91の一端は、出力部931に設けられた溝部931bに差し込まれることで、出力部931に固定されている。第1ばね91の一端は、接続部932に対して固定されていてもよい。より具体的には、第1ばね91の一端は、接続部932に設けられた溝部に差し込まれることで、接続部932に対して固定されていてもよい。
第2シャフト94は、第2ばね92の付勢力を第1シャフト93に伝達する。第2シャフト94は、第2ばね92の内部において、回転可能に設けられている。第2シャフト94は、第2ばね92と同じ軸線AX上に配置されている。第2シャフト94は、第1シャフト93と接続されている。
第2ばね92の一端(収納筒95に対して固定されていない側の端部)は、第2シャフト94に対して固定されている。より具体的には、第2ばね92の一端は、第2シャフト94に設けられた溝部94aに差し込まれることで、第2シャフト94に対して固定されている。
収納筒95は、ケーシング10に対して固定されている。収納筒95は、中空の筒状であり、内部の空間に、第1ばね91と、第2ばね92と、第1シャフト93と、第2シャフト94と、を収納している。収納蓋96は、収納筒95の第2ばね92側の開口を覆っている。
第1ばね91の開方向の付勢力は、例えば、便蓋50が開位置にあるときに最小になり、便蓋50が閉位置にあるときに最大になる。また、第2ばね92の閉方向の付勢力は、例えば、便蓋50が途中位置にあるときに最小になり、便蓋50が開位置にあるときに最大になる。便蓋50が開位置にあるときの第1ばね91の開方向の付勢力(第1ばね91の最小の付勢力)は、便蓋50が開位置にあるときの第2ばね92の閉方向の付勢力(第2ばね92の最大の付勢力)よりも大きい。つまり、第1ばね91と第2ばね92との合成の付勢力は、便蓋50がどの位置にあるときも、開方向の付勢力である。換言すれば、アシストユニット90は、第1状態においても、第2状態においても、便蓋50を開方向に付勢する。
途中位置は、例えば、便蓋50が閉位置から30度以上回動した位置であることが好ましく、便蓋50が閉位置から40度以上回動した位置であることがより好ましい。
図7(a)~図7(c)は、実施形態に係る便座装置のアシストユニットの一部を例示する断面図である。
図7(a)~図7(c)は、図5に示すB1-B2線における断面を示す。
図7(a)~図7(c)は、アシストユニット90の第1シャフト93と第2シャフト94との接続部分を表している。
上述のように、第1シャフト93(接続部932)と第2シャフト94との接続部分には、第2状態においてのみ第1シャフト93(接続部932)と第2シャフト94とを係合可能な伝達機構950が設けられている。
図7(a)~図7(c)に表したように、第1シャフト93の接続部932は、径方向の内側から外側に向かって窪む凹部951を有する。一方、第2シャフト94は、径方向の内側から外側に向かって突出する凸部952を有する。凹部951の周方向の幅W1は、凸部952の周方向の幅W2よりも大きい。
図7(a)は、便蓋50が閉位置にあるときの伝達機構950を表している。図7(b)は、便蓋50が途中位置にあるときの伝達機構950を表している。図7(c)は、便蓋50が開位置にあるときの伝達機構950を表している。開方向は、図7(a)~図7(c)において時計回りの方向である。閉方向は、図7(a)~図7(c)において反時計回りの方向である。
便蓋50が閉位置から途中位置までの間にあるとき、第1シャフト93の凹部951は、第2シャフト94の凸部952と係合していない。そのため、便蓋50が閉位置から途中位置までの間で回動するときには、第1シャフト93は回転するが、第2シャフト94は回転しない。つまり、伝達機構950(凹部951及び凸部952)は、第1状態において、第1シャフト93の回転を第2シャフト94に伝達しない。
便蓋50が途中位置から閉位置までの間にあるとき、第1シャフト93の凹部951は、第2シャフト94の凸部952と係合している。そのため、便蓋50が途中位置から閉位置までの間で回動するときには、第1シャフト93が回転し、第1シャフト93の回転によって第2シャフト94も回転する。つまり、伝達機構950(凹部951及び凸部952)は、第2状態において、第1シャフト93の回転を第2シャフト94に伝達する。
第1シャフト93と第2シャフト94とは、同じ向きに回転する。第1シャフト93が開方向に回転するとき、第2シャフト94も開方向に回転する。第1シャフト93が閉方向に回転するとき、第2シャフト94も閉方向に回転する。
このような構造により、第2ばね92は、第1状態において、便蓋50を閉方向に付勢せず、第2状態において、便蓋50を閉方向に付勢することができる。つまり、アシストユニット90は、第2状態においてのみ、便蓋50に第2ばね92の閉方向の付勢力をかけることができる。
以下、実施形態に係る便座装置100の動作について説明する。
図8は、実施形態に係る便座装置の便蓋及びアシストユニットのトルクを例示するグラフである。
図8においては、便蓋50を開方向に回動させるのに必要なトルクを実線で示し、アシストユニット90により生じるトルクを破線で示している。
便蓋50が閉位置にあるとき、アシストユニット90の開方向のトルクは、便蓋50を開方向に回動させるのに必要なトルクよりも小さい。便蓋50の自重による閉方向のトルクは、アシストユニット90の開方向のトルクよりも大きい。これにより、便蓋50は、閉位置にあるとき、閉状態を維持することができる。
電動開閉装置80により、矢印で示した便蓋50を開方向に回動させるのに必要なトルクとアシストユニット90のトルクとの差分以上の開方向のトルクを発生させると、便蓋50は開方向に回動する。便蓋50が閉位置から途中位置までの間にある第1状態において、アシストユニット90の第1ばね91は、便蓋50を開方向に付勢する。一方、第1状態において、アシストユニット90の第2ばね92は、便蓋50を開方向にも閉方向に付勢しない。つまり、第1状態におけるアシストユニット90の開方向のトルクは、第1ばね91による開方向のトルクと同じである。
便蓋50が途中に位置に達すると、アシストユニット90の第2ばね92は、便蓋50を閉方向に付勢しはじめる。これにより、便蓋50が途中位置から開位置までの間にある第2状態におけるアシストユニット90の開方向のトルクは、第1状態におけるアシストユニット90の開方向のトルクよりも小さくなる。第2状態におけるアシストユニット90の開方向のトルクは、第1ばね91の開方向のトルクと第2ばね92の閉方向のトルクとの合成のトルクである。
便蓋50が開位置にあるとき、アシストユニット90の開方向のトルクは、便蓋50の自重による閉方向のトルクよりも大きい。これにより、便蓋50は、開位置にあるとき、開状態を維持することができる。
以下、実施形態に係る便座装置100の作用効果について説明する。
重量の大きい便蓋50を閉位置から開位置に回動させるには、重量の小さい便蓋50を閉位置から開位置に回動させる場合に比べて、大きなトルクが必要になる。そのため、重量の大きい便蓋50を設ける場合には、アシストユニット90に設けられるコイルばね(第1ばね91)の開方向の補助トルク(付勢力)を強くすることが求められる。しかし、第1ばね91の開方向の補助トルクを強くしすぎると、便蓋50を開位置から閉位置に回動させる際に便蓋50が閉まりにくくなるという問題がある。
そこで、実施形態においては、アシストユニット90において、便蓋50を常に開方向に付勢する第1ばね91と、便蓋50が閉位置から途中位置までの間にある第1状態においては便蓋50を閉方向に付勢せず、便蓋50が途中位置から開位置までの間にある第2状態においては便蓋50を閉方向に付勢する第2ばね92と、を設ける。これにより、第1状態においては便蓋50に第2ばね92の閉方向の付勢力がかからないため、便蓋50を開方向に回動させる際に、閉位置付近において、第1ばね91の開方向のトルクが第2ばね92の閉方向のトルクで阻害されることを抑制できる。したがって、便蓋50を開方向に回動させやすい。また、第2状態においては便蓋50に第2ばね92の閉方向の付勢力がかかるため、便蓋50を閉方向に回動させる際に、開位置付近において、第1ばね91の開方向のトルクを第2ばね92の閉方向のトルクで阻害することができる。したがって、便蓋50を閉方向に回動させやすい。これらにより、重量の大きい便蓋50を設け、第1ばね91のトルクを強くした場合にも、便蓋50を開閉しやすい。
また、実施形態においては、電動開閉装置80による便蓋50の開閉をアシストユニット90でアシストすることで、便蓋50の開閉を自動で確実に行うことができる。
また、実施形態においては、アシストユニット90が、第1シャフト93と、第2シャフト94と、を有することで、アシストユニット90の組み立て性を向上させることができる。また、第2ばね92の交換などのアシストユニット90のメンテナンスをより容易に行うことができる。
また、実施形態においては、第2ばね92を第1ばね91と同じ軸線AX上に配置することで、アシストユニット90が第1ばね91や第2ばね92の径方向に大型化することを抑制できる。
また、実施形態においては、途中位置を閉位置から30度以上回動した位置とすることで、閉位置付近において、第1ばね91の開方向のトルクが第2ばね92の閉方向のトルクで阻害されることをより確実に抑制できる。
また、実施形態においては、第2状態においてのみ第1シャフト93の回転を第2シャフト94に伝達する伝達機構950を設けることで、より容易に、第2状態においてのみ第2ばね92の閉方向の付勢力をかけることができる。
図9は、実施形態の変形例に係る便座装置の一部を例示する平面図である。
図9に表したように、実施形態の変形例に係る便座装置100Aは、便座30を開閉する電動開閉装置80Aと、便座30の開閉動作をアシストするアシストユニット90Aと、を有する。電動開閉装置80A及びアシストユニット90Aは、それぞれ、ケーシング10の内部に設けられている。この例では、第1便座ヒンジ部31側に電動開閉装置80Aが設けられており、第2便座ヒンジ部32側にアシストユニット90Aが設けられている。電動開閉装置80A及びアシストユニット90Aの設けられる位置は、逆であってもよい。また、アシストユニット90Aは、第1便蓋ヒンジ部61側と第2便蓋ヒンジ部62側の両方に設けられてもよい。
電動開閉装置80Aは、便蓋50ではなく便座30を開閉する以外は、上述の電動開閉装置80と実質的に同じものである。
アシストユニット90Aは、便蓋50ではなく便座30の開閉動作をアシストする以外は、上述のアシストユニット90と実質的に同じものである。つまり、アシストユニット90Aは、アシストユニット90と同様に、第1ばね91と、第2ばね92と、第1シャフト93と、第2シャフト94と、収納筒95と、収納蓋96を有する。
この例では、第1ばね91は、便座30を常に開方向に付勢する。また、第2ばね92は、便座30が閉位置から途中位置までの間にある第1状態において便座30を閉方向に付勢せず、便座30が途中位置から開位置までの間にある第2状態において便座30を閉方向に付勢する。また、第1シャフト93は、第1ばね91の付勢力を便座30に伝達する。
このように、アシストユニット90Aにおいて、第1ばね91と、第2ばね92と、を設けることで、第1状態においては便座30に第2ばねの閉方向の付勢力がかからないため、便座30を開方向に回動させる際に、閉位置付近において、第1ばね91の開方向のトルクが第2ばね92の閉方向のトルクで阻害されることを抑制できる。したがって、便座30を開方向に回動させやすい。また、第2状態においては便座30に第2ばね92の閉方向の付勢力がかかるため、便座30を閉方向に回動させる際に、開位置付近において、第1ばね91の開方向のトルクを第2ばね92の閉方向のトルクで阻害することができる。したがって、便座30を閉方向に回動させやすい。これらにより、重量の大きい便座30を設け、第1ばね91のトルクを強くした場合にも、便座30を開閉しやすい。
また、電動開閉装置80Aによる便座30の開閉をアシストユニット90Aでアシストすることで、便座30の開閉を自動で確実に行うことができる。
また、アシストユニット90Aが、第1シャフト93と、第2シャフト94と、を有することで、アシストユニット90Aの組み立て性を向上させることができる。また、第2ばね92の交換などのアシストユニット90Aのメンテナンスをより容易に行うことができる。
以上、説明したように、実施形態によれば、重量の大きい便蓋50や便座30を設けた場合にも、便蓋50や便座30を開閉しやすい便座装置を提供することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、便座装置が備える各要素の形状、寸法、材質、配置、設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10 ケーシング、 15 上面、 19a 第1段差部、 19b 第2段差部、 21a 第1溝、 21b 第2溝、 30 便座、 31 第1便座ヒンジ部、 32 第2便座ヒンジ部、 50 便蓋、 50a 先端、 61 第1便蓋ヒンジ部、 62 第2便蓋ヒンジ部、 70 洗浄ノズル、 80、80A 電動開閉装置、 90、90A アシストユニット、 91 第1ばね、 92 第2ばね、 93 第1シャフト、 94 第2シャフト、 94a 溝部、 95 収納筒、 96 収納蓋、 100、100A 便座装置、 931 出力部、 931a 係合部、 931b 溝部、 932 接続部、 950 伝達機構、 951 凹部、 952 凸部

Claims (9)

  1. 便座と、
    便蓋と、
    前記便蓋を閉位置と開位置との間で回動可能に支持するケーシングと、
    前記ケーシングに設けられ、前記便蓋の開閉動作をアシストするアシストユニットと、
    を備え、
    前記アシストユニットは、第1ばねと、第2ばねと、を有し、
    前記第1ばねは、前記便蓋を常に開方向に付勢し、
    前記第2ばねは、前記便蓋が前記閉位置から途中位置までの間にある第1状態において前記便蓋を閉方向に付勢せず、前記便蓋が前記途中位置から前記開位置までの間にある第2状態において前記便蓋を閉方向に付勢することを特徴とする便座装置。
  2. 前記便蓋を開閉する電動開閉装置をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の便座装置。
  3. 前記アシストユニットは、
    前記第1ばねの付勢力を前記便蓋に伝達する第1シャフトと、
    前記第2ばねの付勢力を前記第1シャフトに伝達する第2シャフトと、
    をさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の便座装置。
  4. 便座と、
    前記便座を閉位置と開位置との間で回動可能に支持するケーシングと、
    前記ケーシングに設けられ、前記便座の開閉動作をアシストするアシストユニットと、
    を備え、
    前記アシストユニットは、第1ばねと、第2ばねと、を有し、
    前記第1ばねは、前記便座を常に開方向に付勢し、
    前記第2ばねは、前記便座が前記閉位置から途中位置までの間にある第1状態において前記便座を閉方向に付勢せず、前記便座が前記途中位置から前記開位置までの間にある第2状態において前記便座を閉方向に付勢することを特徴とする便座装置。
  5. 前記便座を開閉する電動開閉装置をさらに備えたことを特徴とする請求項4記載の便座装置。
  6. 前記アシストユニットは、
    前記第1ばねの付勢力を前記便座に伝達する第1シャフトと、
    前記第2ばねの付勢力を前記第1シャフトに伝達する第2シャフトと、
    をさらに有することを特徴とする請求項4または5に記載の便座装置。
  7. 前記第2ばねは、前記第1ばねと同じ軸線上に配置されていることを特徴とする請求項1~6のいずれか1つに記載の便座装置。
  8. 前記途中位置は、前記閉位置から30度以上回動した位置であることを特徴とする請求項1~7のいずれか1つに記載の便座装置。
  9. 前記アシストユニットは、前記第1シャフトの回転を前記第2シャフトに伝達可能な伝達機構を有し、
    前記伝達機構は、
    前記第1状態において、前記第1シャフトの回転を前記第2シャフトに伝達せず、
    前記第2状態において、前記第1シャフトの回転を前記第2シャフトに伝達することを特徴とする請求項3または6に記載の便座装置。
JP2019152847A 2019-08-23 2019-08-23 便座装置 Active JP7269535B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019152847A JP7269535B2 (ja) 2019-08-23 2019-08-23 便座装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019152847A JP7269535B2 (ja) 2019-08-23 2019-08-23 便座装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021029595A JP2021029595A (ja) 2021-03-01
JP7269535B2 true JP7269535B2 (ja) 2023-05-09

Family

ID=74674337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019152847A Active JP7269535B2 (ja) 2019-08-23 2019-08-23 便座装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7269535B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007068910A (ja) 2005-09-09 2007-03-22 Aisin Seiki Co Ltd 起倒部材の起倒制御装置
JP2018053940A (ja) 2016-09-26 2018-04-05 ミネベアミツミ株式会社 駆動装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5523974Y2 (ja) * 1974-03-30 1980-06-07
JP2524717B2 (ja) * 1986-10-24 1996-08-14 加藤電機株式会社 洋式便器の便蓋等の開閉装置
JP3264606B2 (ja) * 1995-06-08 2002-03-11 株式会社三協精機製作所 開閉蓋の開閉装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007068910A (ja) 2005-09-09 2007-03-22 Aisin Seiki Co Ltd 起倒部材の起倒制御装置
JP2018053940A (ja) 2016-09-26 2018-04-05 ミネベアミツミ株式会社 駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021029595A (ja) 2021-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10794050B2 (en) Discharge valve operating device, flush water tank device, and flush toilet
JP7269535B2 (ja) 便座装置
KR100898837B1 (ko) 변기 시트 및 커버의 자동개폐장치
JP4847816B2 (ja) 便座装置及びトイレ装置
JP6753767B2 (ja) 便器洗浄装置
JP5590284B2 (ja) 便座装置
WO2019187331A1 (ja) 便座装置およびトイレ装置
JP5966152B2 (ja) 暖房便座装置
JP6692527B2 (ja) トイレ装置
US11805949B2 (en) Toilet device
JP2014217779A (ja) 便座装置
JP6907568B2 (ja) トイレ装置
KR101933483B1 (ko) 비데 난방변좌의 조립구조
JP2019088721A (ja) 便座装置
KR102425782B1 (ko) 비데용 노즐
JP7421757B2 (ja) 便蓋装置
KR20160127643A (ko) 양 베어링 릴의 스풀 제동 장치
JP4249733B2 (ja) 便器用の身体洗浄ユニット
JP2006122148A (ja) 便器装置
JP2004316223A (ja) リンク機構及びこれを用いた収納装置
EP1223078B1 (fr) Dispositif d'enroulement à commande manuelle d'un élément enroulable
JP7388386B2 (ja) 両開き収納装置
KR102515746B1 (ko) 비데 덮개 구동용 댐퍼장치
KR200469581Y1 (ko) 온수세정기 시트 및 커버 개폐장치
JP7421756B2 (ja) 便蓋装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220623

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230323

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230405

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7269535

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150