JP2019083071A5 - - Google Patents

Claims (20)

1. 患者に供給される薬剤の量を含む動作限界パラメータで構成可能である医療機器と、
   限界システムであって、
   前記患者の生理学的情報を含み、一定期間にわたって供給される前記薬剤の最大総量を含む複数の許容動作パラメータを含むメモリ、及び
   プロセッサであって、
   前記一定期間にわたって前記患者に供給される前記薬剤の前記最大総量を含む前記許容動作パラメータを、前記医療機器において構成される前記動作限界パラメータと、前記患者の生理学的情報に照らして比較し、
   前記比較に基づき、前記一定期間にわたって前記患者に供給される前記薬剤の最大総量を設定することを含む前記動作限界パラメータの変更を前記医療機器に対して行う
   ように構成されるプロセッサ
   を備える限界システムと
   を備えるシステム。
2. 前記メモリは、前記患者の年齢、前記患者の性別、前記患者の遺伝的体質、又は前記患者の民族性のうちの少なくとも１つを含む患者の人口統計学的情報を更に含む、請求項１に記載のシステム。
3. 前記患者の生理学的情報は、前記患者に指示された薬剤、前記薬剤が前記患者に指示された時刻、前記患者の処置計画、前記患者の薬剤耐性、前記患者の体重、前記患者の身長、又は前記患者の体表面積のうちの少なくとも１つを含む、請求項２に記載のシステム。
4. 前記プロセッサは、前記比較を、前記比較の間に体重が前記患者の生理学的情報において用いられるべきであることを決定するために、少なくとも部分的に、前記医療機器に提供される前記患者の第１の体重を別の医療機器に提供される前記患者の第２の体重と比較することによって、行うように構成される、請求項３に記載のシステム。
5. 前記患者の生理学的情報は、前記患者に指示された薬剤、前記薬剤が前記患者に指示された時刻、前記患者の処置計画、前記患者の薬剤耐性、前記患者の体重、前記患者の身長、又は前記患者の体表面積のうちの少なくとも１つを含む、請求項１に記載のシステム。
6. 前記プロセッサは、前記変更を示す前記医療機器による表示のための通知を提供するように更に構成される、請求項１に記載のシステム。
7. 前記患者の生理学的情報は、前記患者の健康状態を含み、前記健康状態は、血液凝固量、ビタミンレベル、血小板数値、トロンボプラスチン時間、体重、又は血清レベルを含む前記患者の検査データに基づいて決定可能である、請求項１に記載のシステム。
8. 前記医療機器は、輸液ポンプを備え、患者の生理学的情報は、前記患者の検査データを更に含む、請求項１に記載のシステム。
9. 前記医療機器は、前記薬剤を供給する速度、供給する前記薬剤の量、及び前記薬剤を供給する期間のうちの少なくとも１つを含む動作限界パラメータで更に構成可能である、請求項１に記載のシステム。
10. 前記プロセッサは、超過可能なソフト最大総量及び超過不能なハード最大総量のうちの少なくとも１つを定義することによって、前記一定期間にわたって前記患者に供給される前記薬剤の前記最大総量の前記変更を行うように構成される、請求項１に記載のシステム。
11. 前記医療機器は、前記医療機器で前記一定期間にわたって前記患者に供給される最大の薬剤の混合物で構成可能であり、前記メモリは、前記一定期間にわたって供給される前記薬剤の混合物の複数の許容最大総量を更に含む、請求項１に記載のシステム。
12. 患者に供給される薬剤の量を含む動作限界パラメータで医療機器を構成するステップと、
    限界システムのメモリで、前記患者の生理学的情報、及び一定期間にわたって供給される前記薬剤の最大総量を示す複数の許容動作パラメータを格納するステップと、
    前記医療機器での前記薬剤の投与の間に前記限界システムのプロセッサで、前記一定期間にわたって前記患者に供給される前記薬剤の前記最大総量を含む前記許容動作パラメータを、前記医療機器において構成される前記動作限界パラメータと、前記患者の生理学的情報に照らして比較するステップと、
    前記医療機器に対して前記限界システムの前記プロセッサで、前記比較に基づいて、前記一定期間にわたって前記患者に供給される前記薬剤の最大総量を設定することを含む前記動作限界パラメータの変更を行うステップと
    を含む方法。
13. 前記変更された動作限界パラメータを示す前記医療機器による表示のための通知を、前記限界システムの前記プロセッサで提供するステップを更に含む、請求項１２に記載の方法。
14. 前記通知を前記医療機器で表示するステップを更に含む、請求項１３に記載の方法。
15. 前記医療機器において入力を受信するステップであって、前記入力は、前記変更された動作限界パラメータが許容されるか否かを示す情報を含む、ステップと、
    前記受信された入力に応答して、前記変更を行うステップと
    を更に含む、請求項１４に記載の方法。
16. 前記入力は、一定期間にわたって患者に供給される薬剤の前記最大総量がソフトリミット外であるが、この値が有効に維持されるという介護者からの承認を含む、請求項１５に記載の方法。
17. 患者の治療法を提供する際に臨床医を支援するためのシステムであって、
    前記患者の治療法に従って患者に薬剤を供給するための動作パラメータを制限する動作限界パラメータで構成可能である医療機器と、
    限界システムであって、
    前記患者の患者固有の情報、及び前記医療機器を用いて前記患者の治療法を提供するための複数の許容動作パラメータのセットを含むベータベースを含むメモリであって、前記患者固有の情報は、前記患者の検査データを含み、前記検査データは、血液凝固量、ビタミンレベル、血小板数値、トロンボプラスチン時間、又は血清レベルのうちの少なくとも１つを含む、メモリ、並びに
    プロセッサであって、
    前記患者への前記薬剤の投与の前及び間に、前記許容動作パラメータを、前記患者の前記検査データと比較し、
    前記患者の前記検査データとの前記許容動作パラメータの前記比較に基づいて、前記患者の治療法を変更するための推奨を提供する
    ように構成されるプロセッサ
    を備える限界システムと
    を備え、
    前記医療機器は、複数の薬剤を含む混合物を前記患者に供給するための前記動作限界パラメータで構成可能であり、前記許容動作パラメータは、前記医療機器を用いて前記混合物を前記患者に供給するための許容動作パラメータを含み、
    前記許容動作パラメータは、前記患者固有の情報が、前記患者の健康状態に従って定義された閾値内の値又は前記閾値を超える値を含むかを示す複数のルールを含み、
    前記ルールの少なくとも１つは、前記患者に供給される前記薬剤の最大総量、及び一定期間にわたって前記患者に供給される前記薬剤の最大総量を示す、システム。
18. 前記プロセッサは、
    前記比較に基づいて、前記医療機器の変更された動作限界パラメータを生成し、
    前記変更された動作限界パラメータの臨床医のための通知を提供する
    ことによって、前記患者の治療法を変更するための前記推奨を提供するように構成される、請求項１７に記載のシステム。
19. 前記プロセッサは、前記臨床医からの入力を受信するように更に構成され、前記入力は、前記変更された患者の治療法が許容されるか否かを示す情報を含む、請求項１８に記載のシステム。
20. 前記医療機器は輸液ポンプを備え、前記メモリは、前記患者に指示された薬剤、前記薬剤が前記患者に指示された時刻、前記患者の処置計画、前記患者の薬剤耐性、前記患者の体重、前記患者の身長、前記患者の体表面積、前記患者の年齢、前記患者の性別、前記患者の遺伝的体質、又は前記患者の民族性のうちの少なくとも１つを更に格納し、前記検査データに照らして、前記許容動作パラメータを前記動作限界パラメータと比較することが、前記比較の間に体重が用いられるべきであることを決定するために、前記医療機器に提供される前記患者の第１の体重を別の医療機器に提供される前記患者の第２の体重と比較することを含む、請求項１７に記載のシステム。