JP2019082068A - 水栓 - Google Patents
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Description
[全体構成]
図1は、本発明の実施形態に係る水栓10の斜視図である。本実施形態において、水栓10は浴室の壁面に取り付けられるサーモスタット式水栓である。図1に示すように、水栓10は、水栓ユニット20と、ハンドルユニット50とを備える。水栓ユニット20は、吐水を行うためのユニットである。ハンドルユニット50は、水栓ユニット20に取り付けられ、水栓ユニット20の吐水における吐水量、吐水方向、および湯水の混合度合いを変更可能にするユニットである。
図2は、図1の水栓ユニット20の一部を分解した斜視図である。図3は、図2の水栓ユニット20をさらに分解した斜視図である。図2及び図3に示すように、水栓ユニット20は、水栓本体部21と、保温材22と、支持部材23と、ステー24と、本体カバー25とを備える。
図4A、4B、4Cはそれぞれ、水栓本体部21が保温材22で覆われていないときの、水栓ユニット20の内部の概略構成を示す上方斜視図、下方斜視図、縦断面図である。図4A−4Cに示すように、水栓本体部21は、継手26によって、湯供給源27及び水供給源28に接続される。湯供給源27及び水供給源28はそれぞれ、浴室の壁面の内側に設けられる給湯管及び給水管である。継手26には、止水栓62、64(図4B)が取り付けられている。止水栓62、64は、湯供給源27及び水供給源28からの湯水の供給を止めるための部材である。
主管部210は筒状に形成された管状の部材である。図7に示すように、主管部210には、湯水混合弁30と切替弁31とが軸方向(Y方向)に並んで内包されている。図7に示す主管部210の内壁は湯水混合弁30と切替弁31を内包する空間を形成し、軸方向に沿って延びている。金型を用いた樹脂成形のために、主管部210の内壁を、軸方向の中心側から端部側に向かって外側に僅かに広がるように傾斜させてもよい(例えば傾斜角度が0.2−0.5度)。主管部210の軸方向の両端部には、湯水混合弁30及び切替弁31を挿入するための開口がそれぞれ形成される。当該両端部には、ネジ溝217が形成される。ネジ溝217は、図3に示すキャップ部材33を取り付けるために設けられる。ネジ溝217は、キャップ部材33の裏側に形成されたネジ山と螺合する。ネジ溝217は、主管部210と、樹脂により一体に形成される。
図5に示すように、湯供給用枝管部211は、主管部210の湯流入口210aを含む位置から分岐して形成された管状の部材である。湯供給用枝管部211は、湯供給源27(図4)からの湯を湯流入口210aを介して主管部210へ供給する流路を内部に形成する。すなわち、湯供給用枝管部211は、湯供給源27と主管部210の湯流入口210aとを接続し、内部に湯が流れる流路を形成する。
水供給用枝管部212は、主管部の水流入口210bを含む位置から分岐して形成された管状の部材である。水供給用枝管部212は、水供給源28(図4)からの水を水流入口210bを介して主管部210へ供給する流路を内部に形成する。すなわち、水供給用枝管部212は、水供給源28と主管部210の水流入口210bとを接続し、内部に水が流れる流路を形成する。
カラン吐水用枝管部213は、主管部210のカラン吐水用開口210cを含む位置から分岐して形成された管状の部材である。カラン吐水用枝管部213は、湯水を吐水する流路を内部に形成する。本実施形態では、カラン吐水用枝管部213は、主管部210から下方(―Z方向)に延びるとともに、カラン吐水を行う吐水管である。図4A、図5では図示を省略しているが、カラン吐水用枝管部213には吐水ブロック80(図4B)が取り付けられる。吐水ブロック80は、カラン吐水用開口210cから偏心した位置で吐水を行うための部材である。吐水ブロック80については後述する。
図5に示すように、シャワー吐水用枝管部214は、主管部210のシャワー吐水用開口210dを含む位置から分岐して形成された管状の部材である。シャワー吐水用枝管部214は、主管部210から横方向(―X方向)に延びるとともに、浴室の壁に向かって延在し、湯水を吐水する流路を内部に形成する。本実施形態では、シャワー吐水用枝管部214は、シャワー吐水を行うための吐水管である。図4Aに示すように、シャワー吐水用枝管部214の壁側の端部には接続部材29aが取り付けられる。
図4B、図6に示すように、湯供給用枝管部211には圧逃がし弁215が接続されている。圧逃がし弁215は、湯供給用枝管部211の流路に所定以上の圧力がかかったときに開放して、水栓本体部21内の圧力を外側に逃がすための弁である。本実施形態の圧逃がし弁215は、湯供給用枝管部211から下方に分岐するように設けられる。
図4B、図6に示すように、水供給用枝管部212には水抜栓216が接続されている。水抜栓216は、開放されることで水抜栓216の周辺の水を排水し、内部に空気を注入することで水栓本体部21の内部の水を抜くための部材である。これにより、水栓本体部21の内部の水が凍結することを防止することができる。本実施形態の水抜栓216は、水供給用枝管部212から下方に分岐するように設けられる。
図7に示すように、湯供給用枝管部211には逆止弁70が取り付けられ、水供給用枝管部212には逆止弁72が取り付けられる。逆止弁70は、湯供給用枝管部211から継手26への湯の逆流を防止する弁であり、逆止弁72は、水供給用枝管部212から継手26への水の逆流を防止する弁である。
図2、3に示した保温材22は、水栓本体部21の外周を密着して覆う部材である。図2及び図3に示すように、保温材22は、主管部210の外周において、主管部210の軸方向に沿って覆っており、リブ218aからリブ218aaの近傍までを覆う。
図4A、4Bに示すように、支持部材23は、水栓本体部21をステー24に固定することにより、水栓本体部21を支持する。具体的には、支持部材23は、主管部210において湯水混合弁30が取り付けられる側(左側)と軸方向反対側(右側)の外周部を浴室の壁側に接続することにより、水栓本体部21の主管部210を支持する。ここで、「浴室の壁側に接続する」とは、浴室の壁あるいは浴室の壁に固定された部材(湯供給源27、水供給源28を含む)に対して、直接的又は間接的に接続することを意味する。支持部材23は、水栓本体部21を水平に保つように支持する。本実施形態では、支持部材23は、主管部210の外周部を浴室の壁側のステー24に接続する。より具体的には、支持部材23は、主管部210の外周部に取り付けられたカラー34を、浴室の壁側のステー24に接続する。これにより、支持部材23は、カラー34を介して間接的に、主管部210の外周部を浴室の壁側に接続する。
ステー24は、浴室の壁に固定され、水栓本体部21を保持する部材である。図3に示すように、ステー24は、継手26を湯供給源27及び水供給源28と接続するための開口を有する。ステー24の右端部には、支持部材23が着脱可能に取り付けられる。ステー24の左端部には、支持部材35が取り付けられる。支持部材35は、シャワーエルボを水栓本体部21の左側で固定するための部材である。支持部材35の上部には、凹部35aが設けられる。
図2及び図3に示すように、本体カバー25は、天板カバー250と基礎カバー251とを備える。本体カバー25は、水栓本体部21を上下に挟むように配置された状態で水栓本体部21およびステー24に取り付けられる。本体カバー25は樹脂により形成される。
次に、水栓本体部21においてカラン吐水を行うための吐水ブロック80について、図15−21を用いて説明する。
図1に示すように、ハンドルユニット50は、第1ハンドルユニット50aと、第2ハンドルユニット50bとを備える。
<圧逃し弁>
上述したように、本実施形態の水栓10は、水栓本体部21を備え、水栓本体部21の内部には、湯及び水を混合する湯水混合弁30と、湯水混合弁30で混合した湯水の吐水量及び吐水方向を変更する切替弁31と、が内部に設けられている。水栓本体部21は樹脂により構成され、水栓本体部21には圧逃がし弁215が取り付けられる。
上述したように、本実施形態の水栓10は、水栓本体部21を備え、水栓本体部21の内部には、湯及び水を混合する湯水混合弁30と、湯水混合弁30で混合した湯水の吐水量及び吐水方向を変更する切替弁31と、が内部に設けられている。本実施形態の水栓10はさらに、水栓本体部21を少なくとも部分的に覆うように水栓本体部21に外側から取り付けられる本体カバー25を備える。水栓本体部21には圧逃がし弁215が取り付けられており、本体カバー25には、圧逃がし弁215の直下を含む位置に圧逃がし弁用開口254A、256Dが形成される。
上述したように、本実施形態の水栓10は、筒状の主管部210を備え、主管部210の内部には、湯及び水を混合する湯水混合弁30と、湯水混合弁30で混合した湯水の吐水量及び吐水方向を変更する切替弁31と、が軸方向に並んで設けられている。主管部210には、切替弁31に連通するカラン吐水用開口210cが形成されている。水栓10はさらに、吐水ブロック80を備える。吐水ブロック80は、主管部210のカラン吐水用開口210cに連通するように主管部210に取り付けられ、カラン吐水用の流路を形成し、末端に下流側開口90B(吐水口)を形成した部材である。吐水ブロック80が主管部210に取り付けられた状態において、吐水ブロック80の下流側開口90Bは、主管部210のカラン吐水用開口210cに対して偏心した位置に配置される。
20 水栓ユニット
21 水栓本体部
210 主管部
210a 湯流入口
210b 水流入口
210c カラン吐水用開口
210d シャワー吐水用開口
211 湯供給用枝管部
212 水供給用枝管部
213 カラン吐水用枝管部
213a 整流部
214 シャワー吐水用枝管部
215 圧逃がし弁
216 水抜栓
217 ネジ溝
218a,218aa,218b リブ
219 締結部
22 保温材
220,221,222,223,224,225,226 開口
23 支持部材
23a 凹部
24 ステー
25 本体カバー
250 天板カバー
251 基礎カバー
26 継手
27 湯供給源(給湯管)
28 水供給源(給水管)
29,29A シャワーエルボ
29a 接続部材
30 湯水混合弁
31 切替弁
32 ギア部
33 キャップ部材
34 カラー
35 支持部材
35a 凹部
50 ハンドルユニット
50a 第1ハンドルユニット
50b 第2ハンドルユニット
69 水抜栓
70、72 逆止弁
254 第1のカバー部材
254A 第1の圧逃がし弁用開口
254B 水抜栓用開口
254C メンテナンス用開口
254D カラン吐水用開口
254E、254F ネジ用開口
255 取付部
256 第2のカバー部材
256A 主部
256B、256C 副部
256D 第2の圧逃がし弁用開口
256E ダミー開口
257 取付部
80 吐水ブロック
82 ネジ受け部
84 本体部
85 ネジ
86 ストレーナ
87 整流部
88 キャップ
90A 上流側開口
90B 下流側開口(吐水口)
92 フランジ部
94 挿通孔
Claims (5)
- 湯及び水を混合する湯水混合弁と、前記湯水混合弁で混合した湯水の吐水量及び吐水方向を変更する切り替え弁と、が軸方向に並んで内部に設けられた筒状の主管部を備える水栓であって、前記主管部には、前記切り替え弁に連通するカラン吐水用開口が形成されており、
前記主管部の前記カラン吐水用開口に連通するように前記主管部に取り付けられ、カラン吐水用の流路を形成し、末端に吐水口を形成した吐水ブロックをさらに備え、
前記吐水ブロックが前記主管部に取り付けられた状態において、前記吐水ブロックの前記吐水口は前記主管部の前記カラン吐水用開口に対して偏心した位置に配置される、水栓。 - 前記吐水ブロックが前記主管部に取り付けられた状態において、前記吐水ブロックの前記吐水口および前記主管部の前記カラン吐水用開口は下方に向けて開口し、かつ、前記軸方向に互いに偏心した位置に設けられる、請求項1に記載の水栓。
- 前記吐水ブロックが前記主管部に取り付けられた状態において、前記吐水ブロックの前記吐水口は、前記主管部の前記カラン吐水用開口に対して前記軸方向において前記主管部の中央側に偏心した位置に設けられる、請求項2に記載の水栓。
- 前記吐水ブロックは、前記主管部に取り付けられる中空状の本体部と、前記本体部内に設けられる整流部とを備え、前記本体部および前記整流部は樹脂により一体に構成される、請求項1から3のいずれか1つに記載の水栓。
- 前記主管部を含む水栓本体部は、樹脂により一体に構成されている、請求項1から4のいずれか1つに記載の水栓。
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CN104047335A (zh) * | 2013-03-11 | 2014-09-17 | 汉斯格罗欧洲公司 | 卫生配件联接系统 |
JP2015010636A (ja) * | 2013-06-27 | 2015-01-19 | 株式会社三栄水栓製作所 | 弁ユニット及び水栓 |
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