JP2019081986A - 衣服 - Google Patents

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啓介 串田
Keisuke Kushida
啓介 串田
洋明 川端
Hiroaki Kawabata
洋明 川端
大輔 古川
Daisuke Furukawa
大輔 古川
俊希 板花
Toshiki Itahana
俊希 板花
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Abstract

【課題】O脚又はX脚を矯正し、膝の痛みを軽減することができる衣服を提供する。【解決手段】本発明は、伸縮性素材で構成され、少なくとも腰部から膝下までを覆う衣服本体1を含む衣服10であって、帯状の膝外側サポート部材2、膝外側サポート部材2の上部と連結されている大腿内側緊締部3、膝外側サポート部材2の下部と連結されている下腿外側緊締部4、大腿内側緊締部3と連結されている第1アンカー5を有する衣服に関する。本発明は、伸縮性素材で構成され、少なくとも腰部から膝下までを覆う衣服本体101を含む衣服100であって、帯状の膝内側サポート部材102、膝内側サポート部材102の上部と連結されている大腿外側緊締部103、膝内側サポート部材102の下部と連結されている下腿内側緊締部104、大腿外側緊締部103と連結されている第1アンカー105を有する衣服に関する。【選択図】図1

Description

本発明は、少なくとも腰部から膝下までを覆う衣服本体を含む衣服に関する。
日常生活でO脚やX脚のように正しい歩き方ができないと、膝関節に負担がかかる。特に、中高年になると、筋力が低下することもあり、O脚やX脚の場合、膝関節の軟骨に対するダメージが大きく、膝痛の症状が出て、変形性膝関節症になることもある。一方、従来から、膝を保護する衣類が提案されている。例えば、特許文献1には、ボトムウェア部、緊締ベルト部及び膝蓋サポート部を有する股付き衣類が記載されている。特許文献2には、第1低伸縮領域、第2低伸縮領域、第3低伸縮領域、第4低伸縮領域、第5低伸縮領域及び第6低伸縮領域を設けた膝保護用衣服が記載されている。
特開2006−274510号公報 特開2011−38230号公報
しかしながら、特許文献1及び2に記載の衣服は、膝にかかる負担を軽減しているものの、O脚やX脚のように正しくない歩き方を是正することについては検討されていない。
本発明は、上記従来の問題を解決するため、O脚又はX脚を矯正し、膝の痛みを軽減することができる衣服を提供する。
本発明は、伸縮性素材で構成され、少なくとも腰部から膝下までを覆う衣服本体を含む衣服であって、帯状の膝外側サポート部材を有し、前記膝外側サポート部材は、大腿前面の中心-内側又は下腹部の中心-内側から、下腿上部の外側に至るように、且つ膝の屈曲伸展時に膝蓋骨の中心を通らないように設けられており、前記膝外側サポート部材の上部は、大腿前面の中心-内側及び/又は下腹部の中心-内側に配置されている大腿内側緊締部と連結されており、且つ前記膝外側サポート部材の下部は、下腿外側に配置されている下腿外側緊締部と連結されており、前記大腿内側緊締部及び下腿外側緊締部は、いずれも、衣服本体を構成する伸縮性素材より身長方向の伸張率が低い伸縮性素材で構成されており、前記大腿内側緊締部は、腰部の位置ズレを防止する第1アンカーと連結されていることを特徴とする衣服に関する。
本発明は、また、伸縮性素材で構成され、少なくとも腰部から膝下までを覆う衣服本体を含む衣服であって、帯状の膝内側サポート部材を有し、前記膝内側サポート部材は、大腿前面の中心-外側又は下腹部の中心-外側から、下腿上部の内側に至るように、且つ膝の屈曲伸展時に膝蓋骨の中心を通らないように設けられており、前記膝内側サポート部材の上部は、大腿前面の中心-外側及び/又は下腹部の中心-外側に配置されている大腿外側緊締部と連結されており、且つ前記膝サポート部材の下部は、下腿内側に配置されている下腿内側緊締部と連結されており、前記大腿外側緊締部及び下腿内側緊締部は、いずれも、衣服本体を構成する伸縮性素材より身長方向の伸張率が低い伸縮性素材で構成されており、前記大腿外側緊締部は、腰部の位置ズレを防止する第1アンカーと連結されていることを特徴とする衣服に関する。
本発明は、O脚又はX脚を矯正し、膝の痛みを軽減し得る衣服を提供することができる。
図1Aは本発明の一実施形態の衣服(O脚矯正用衣服)の正面図であり、図1Bは同背面図であり、図1Cは同外側面図である。 図2Aは本発明の一実施形態の衣服(O脚矯正用衣服)の正面図であり、図2Bは同背面図である。 図3Aは本発明の他の一実施形態の衣服(O脚矯正用衣服)の正面図であり、図3Bは同背面図であり、図3Cは同外側面図である。 図4Aは本発明のさらに他の一実施形態の衣服(O脚矯正用衣服)の正面図であり、図4Bは同背面図であり、図4Cは同外側面図である。 図5は、膝外側サポート部材を設ける部位を模式的に説明する正面図である。 図6Aは本発明の他の実施形態の衣服(X脚矯正用衣服)の正面図であり、図6Bは同背面図であり、図6Cは同外側面図である。 図7は、膝内側サポート部材を設ける部位を模式的に説明する正面図である。 図8は、膝中心の動きを観察する試験を説明する模式図である。 図9は、本発明の一実施形態の衣服(O脚矯正用衣服)を着用し、足踏み運動した際の膝中心の軌跡を示すグラフである。 図10は、本発明の一実施形態の衣服(O脚矯正用衣服)を着用し、足踏み運動した際の膝中心の軌跡を示すグラフである。 図11は、本発明の一実施形態の衣服(X脚矯正用衣服)を着用し、足踏み運動した際の膝中心の軌跡を示すグラフである。 図12は、O脚OA患者、健常者及びX脚OA患者の立脚相中の膝関節角度を示すグラフである。
本発明の発明者らは、伸縮性素材で構成され、少なくとも腰部から膝下までを覆う衣服本体を含む衣服において、大腿前面の中心-内側又は下腹部の中心-内側から、下腿上部の外側に至るように、且つ膝の屈曲伸展時に膝蓋骨の中心を通らないように帯状の膝外側サポート部材を設け、該膝外側サポート部材の上部を、大腿前面の中心-内側及び/又は下腹部の中心-内側に配置されている大腿内側緊締部と連結し、且つ該膝外側サポート部材の下部を、下腿外側に配置されている下腿外側緊締部と連結し、前記大腿内側緊締部を、腰部の位置ズレを防止する第1アンカーと連結し、前記大腿内側緊締部及び下腿外側緊締部を、いずれも、衣服本体を構成する伸縮性素材より身長方向の伸張率が低い低伸縮性素材で構成することで、O脚を矯正し、膝の痛みが軽減されることを見出した。これは、前記膝外側サポート部材、大腿内側緊締部、下腿外側緊締部、及び第1アンカーが連結されて、大腿前面の中心-内側及び/又は下腹部の中心-内側から膝蓋骨の外側を通り下腿部の外側に至るテンション領域が形成されることで、膝が屈曲伸展する際に、膝が内側に移動することに起因すると推測される。
本発明の発明者らは、また、伸縮性素材で構成され、少なくとも腰部から膝下までを覆う衣服本体を含む衣服において、大腿前面の中心-外側又は下腹部の中心-外側から、下腿上部の内側に至るように、且つ膝の屈曲伸展時に膝蓋骨の中心を通らないように帯状の膝内側サポート部材を設け、該膝内側サポート部材の上部を、大腿前面の中心-外側及び/又は下腹部の中心-外側に配置されている大腿外側緊締部と連結し、且つ該膝内側サポート部材の下部を、下腿内側に配置されている下腿内側緊締部と連結し、前記大腿外側緊締部を、腰部の位置ズレを防止する第1アンカーと連結し、前記大腿外側緊締部及び下腿内側緊締部を、いずれも、衣服本体を構成する伸縮性素材より身長方向の伸張率が低い低伸縮性素材で構成することで、X脚を矯正し、膝の痛みが軽減されることを見出した。これは、前記膝内側サポート部材、大腿外側緊締部、下腿内側緊締部、及び第1アンカーが連結されて、大腿前面の中心-外側及び/又は下腹部の中心-外側から膝蓋骨の内側を通り下腿部の内側に至るテンション領域が形成されることで、膝が屈曲伸展する際に、膝が外側に移動することに起因すると推測される。
本明細書において、「身長方向」とは着用者の身体の身長方向を意味し、「身幅方向」とは着用者の身体の身幅方向を意味する。
本明細書において、「伸縮性を有する」とは、衣服を形成する素材の身幅方向における伸長率及び/又は身長方向における伸長率が0%を超えることを意味する。本発明において、素材の伸長率は、JIS L 1096 8.14.1 A法(荷重17.6N、引張速度200mm/min)に基づいて測定するものである。
本明細書において、下腹部の中心-内側とは、衣服正面の周方向(身幅方向)において、中心線から外側端までの距離をLaとした場合、衣服の中心線から2/3Laまでの部分をいう。下腹部の内側とは、衣服正面の周方向において、中心線から外側端までの距離をLaとした場合、衣服の中心線から1/3Laまでの部分をいう。大腿前面の中心-内側とは、衣服正面の周方向において、大腿部の内側端から外側端までの距離をLbとした場合、内側端から2/3Lbまでの部分をいう。大腿前面の内側とは、衣服正面の周方向において、大腿部の内側端から外側端までの距離をLbとした場合、内側端から1/3Lbまでの部分をいう。下腿上部とは、衣服(タイツ)正面及び背面の周方向において、下腿部全体の長さ(膝の中心から足首までの長さ)をLcとした場合、膝中心から1/2Lcまでの部分であり、且つ膝該当部分を除いた部分をいい、下腿下部とは、足首から1/2Lcまでの部分をいう。また、下腿外側とは、下腿部の内側端から外側端までの距離をLdとした場合、外側端から1/2Ldまでの部分をいう。下腿上部の外側とは、下腿上部の内側端から外側端までの距離をLdとした場合、外側端から1/2Ldまでの部分をいう。例えば、図5に示されているように、下腹部の中心-内側は、衣服(タイツ)正面の周方向において、衣服の中心線80から外側端91までの距離をLaとした場合、中心線80から2/3Laまでの部分50をいう。また、大腿前面の中心-内側とは、衣服(タイツ)正面の周方向において、大腿部の内側端92から外側端91までの距離をLbとした場合、内側端92から2/3Lbまでの部分60をいう。また、下腿上部の外側とは、衣服(タイツ)正面の周方向において、下腿部全体の長さ(膝40の中心から足首までの長さ)をLcとし、下腿上部の内側端92から外側端91までの距離をLdとした場合、膝40から1/2Lcまでであり(膝に該当する部分を除く。)、且つ外側端91から1/2Ldまでの部分70をいう。図示はないが、衣服(タイツ)背面においても、同様である。
本明細書において、下腹部の中心-外側とは、衣服正面の周方向(身幅方向)において、中心線から外側端までの距離をLaとした場合、衣服の外側端から2/3Laまでの部分をいう。下腹部の外側とは、衣服正面の周方向(身幅方向)において、中心線から外側端までの距離をLaとした場合、衣服の外側端から1/3Laまでの部分をいう。大腿前面の中心-外側とは、衣服正面の周方向において、大腿部の内側端から外側端までの距離をLbとした場合、外側端から2/3Lbまでの部分をいう。大腿前面の外側とは、衣服正面の周方向において、大腿部の内側端から外側端までの距離をLbとした場合、外側端から1/3Lbまでの部分をいう。下腿上部とは、衣服(タイツ)正面及び背面の周方向において、下腿部全体の長さ(膝の中心から足首までの長さ)をLcとした場合、膝中心から1/2Lcまでの部分であり、且つ膝該当部分を除いた部分をいい、下腿下部とは、足首から1/2Lcまでの部分をいう。下腿内側とは、下腿部の内側端と外側端までの距離をLdとした場合、内側端から1/2Ldまでの部分をいう。下腿上部の内側とは、下腿上部の内側端と外側端までの距離をLdとした場合、内側端から1/2Ldまでの部分をいう。例えば、図7に示されているように、下腹部の中心-外側は、衣服(タイツ)正面の周方向において、衣服の中心線80から外側端91までの距離をLaとした場合、外側端91から2/3Laまでの部分150をいう。大腿前面の中心-外側とは、衣服(タイツ)正面の周方向において、大腿部の内側端92から外側端91までの距離をLbとした場合、外側端91から2/3Lbまでの部分160をいう。下腿上部の内側とは、衣服(タイツ)正面の周方向において、下腿部全体の長さ(膝40の中心から足首までの長さ)をLcとし、下腿上部の内側端92から外側端91までの距離をLdとした場合、膝40から1/2Lcまでであり(膝に該当する部分を除く。)、且つ内側端92から1/2Ldまでの部分170をいう。図示はないが、衣服(タイツ)背面においても、同様である。
前記衣服は、例えば腰部から膝下までを覆うように形成されていてもよく、腰部から足首までを覆うように形成されていてもよく、腰部から足甲までを覆うように形成されていてもよい。
前記伸縮性素材としては、伸縮性を有するものであればよく、特に限定されない。例えば織物、編物などの通常の衣服用生地を用いることができる。織物としては、例えば平織、斜文織、朱子織、変化平織、変化斜文織、変化朱子織、変わり織、紋織、片重ね織、二重組織、多重組織、経パイル織、緯パイル織、絡み織などが挙げられる。編物としては、例えば丸編、緯編、経編(トリコット編、ラッセル編を含む)、パイル編、平編、天竺編、リブ編、スムース編(両面編)、ゴム編、パール編、デンビー組織、コード組織、アトラス組織、鎖組織、挿入組織などが挙げられる。前記伸縮性素材は、特に限定されないが、例えば、目付けが120〜380g/m2の範囲が好ましく、より好ましくは160〜340g/m2の範囲、さらに好ましくは240〜280g/m2の範囲である。上記の範囲であれば、運動機能を損なわず、耐久性も良く、軽くて動きやすい利点がある。また、前記伸縮性素材は、エラストマー樹脂又はゴムにより含浸或いはプレス処理されたものでもよい。エラストマー樹脂としては、ウレタン系エラストマー、軟質塩化ビニル系エラストマー、スチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、エステル系エラストマー、アミド系エラストマー、塩素化ポリエチレン系エラストマー、Syn−1,2−ポリブタジエン系エラストマー、Trans−1,4−ポリイソプレン系エラストマー、フッ素系エラストマー等が挙げられる。ゴムとしては、シリコーンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム、合成ゴム、天然ゴム等が挙げられる。また、上記生地は一枚であってもよく、異なる伸長率の二枚の生地を重ねたものであってもよい。
前記伸縮性素材を形成する繊維としては、特に限定されず、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル繊維、ポリウレタン繊維、ポリアミド繊維、アセテート繊維、コットン繊維、レーヨン繊維、エチレンビニルアルコール繊維、ナイロン繊維などを用いることができる。
(O脚矯正用衣服)
まず、O脚矯正用衣服について説明する。
前記膝外側サポート部材は、衣服本体を構成する伸縮性素材より身長方向の伸張率が低い低伸縮性素材で構成されていることが好ましい。具体的には、膝が動く際に膝が内側に移動しやすく、膝の痛みを軽減させやすい観点から、前記膝外側サポート部材を構成する伸縮性素材の身長方向の伸長率は、110%以下であることが好ましく、100%以下であることがより好ましく、90%以下であることがさらに好ましく、80%以下であることがさらにより好ましい。また、着用感を阻害しない観点から、前記膝外側サポート部材を構成する伸縮性素材の身長方向の伸長率は、5%以上であることが好ましく、10%以上であることがより好ましい。また、特に限定されないが、膝の痛みの軽減効果及び着用感を良好にする観点から、前記膝外側サポート部材を構成する伸縮性素材の身幅方向の伸長率は、5〜110%であることが好ましく、10〜100%であることがより好ましい。
前記膝外側サポート部材の上部は、大腿前面の中心-内側及び/又は下腹部の中心-内側に配置されている大腿内側緊締部と連結されている。前記膝外側サポート部材の上部は、縫い付けられることで前記大腿内側緊締部に連結されてもよく、面ファスナー又はフックによって前記大腿内側緊締部に連結されていてもよい。前記膝外側サポート部材の下部は、下腿上部において、下腿外側に配置されている下腿外側緊締部と連結されている。前記膝外側サポート部材の下部は、縫い付けられることで前記下腿外側緊締部に連結されてもよい。膝外側サポート部材、大腿内側緊締部及び下腿外側緊締部によるテンションを調整しやすい観点から、前記膝外側サポート部材の上部は、面ファスナー又はフックによって前記大腿内側緊締部に連結されており、前記膝外側サポート部材の下部は、縫い付けられることで前記下腿外側緊締部に連結されていることが好ましい。
前記大腿内側緊締部は、膝外側サポート部材の上部及び第1アンカーと連結されていればよい。前記大腿内側緊締部は、大腿前面の中心-内側及び下腹部の中心-内側の一部又は全部に配置されていてもよい。例えば、大腿前面の中心-内側のみに配置されてもよく、下腹部の中心-内側のみに配置されてもよく、大腿前面の中心-内側及び下腹部の中心-内側を跨ぐように配置されてもよい。下腹部において、左右の大腿内側緊締部は互いに繋がっていてもよく、互いに分離していてもよい。テンションの伝播を良好にする観点から、前記大腿内側緊締部は、大腿前面の中心-内側及び下腹部の中心-内側に、すなわち大腿前面の中心-内側から下腹部の中心-内側に至るように配置されていることが好ましく、下腹部において、左右の大腿内側緊締部は互いに繋がっていることが好ましい。
前記大腿内側緊締部は、衣服本体を構成する伸縮性素材より身長方向の伸張率が低い伸縮性素材で構成されていればよい。膝が動く際に膝が内側に移動しやすく、膝の痛みを軽減しやすい観点から、前記大腿内側緊締部を構成する伸縮性素材の身長方向の伸長率は、110%以下であることが好ましく、100%以下であることがより好ましく、90%以下であることがさらに好ましく、80%以下であることがさらにより好ましい。また、着用感を阻害しない観点から、前記大腿内側緊締部を構成する伸縮性素材の身長方向の伸長率は、5%以上であることが好ましく、10%以上であることがより好ましい。また、特に限定されないが、膝の痛みの軽減効果及び着用感を良好にする観点から、前記大腿内側緊締部を構成する伸縮性素材の身幅方向の伸長率は、5〜110%であることが好ましく、10〜100%であることがより好ましい。
前記下腿外側緊締部は、下腿上部において、膝外側サポート部材の下部と連結されていればよい。前記下腿外側緊締部は、下腿外側の一部又は全部に配置されていてもよい。例えば、身体前面の下腿外側のみに配置されていてもよく、身体後面の下腿外側のみに配置されていてもよく、身体前面の下腿外側及び身体後面の下腿外側を跨ぐように配置されていてもよい。テンションの伝播を良好にする観点から、身体前面の下腿外側及び身体後面の下腿外側を跨ぐように配置されていることが好ましい。
前記下腿外側緊締部は、衣服本体を構成する伸縮性素材より身長方向の伸張率が低い伸縮性素材で構成されていればよい。膝が動く際に膝が内側に移動しやすく、膝の痛みを軽減しやすい観点から、前記下腿外側緊締部を構成する伸縮性素材の身長方向の伸長率は、110%以下であることが好ましく、100%以下であることがより好ましく、90%以下であることがさらに好ましく、80%以下であることがさらにより好ましい。また、着用感を阻害しない観点から、前記下腿外側緊締部を構成する伸縮性素材の身長方向の伸長率は、5%以上であることが好ましく、10%以上であることがより好ましい。また、特に限定されないが、膝の痛みの軽減効果及び着用感を良好にする観点から、前記下腿外側緊締部を構成する伸縮性素材の身幅方向の伸長率は、5〜110%であることが好ましく、10〜100%であることがより好ましい。
前記第1アンカーは、前記大腿内側緊締部と連結され、腰部の位置ズレを防止するものであればよく、その構成は特に限定されない。例えば、ひも状であってもよく、ベルト状であってもよい。或いは、腰部の一部又は全部を、例えば腰回り全長の3/4以上を、身幅方向の伸長率が衣服本体の身幅伸長率より低い、例えば身幅方向の伸長率が0〜60%の伸縮性素材で構成することで、第1アンカーとして機能させてもよい。或いは、腰部の一部又は全部、例えば、腰回り全長の1/2以上の内側にシリコン樹脂等の摩擦係数が高い素材を配置することで、第1アンカーとして機能させてもよい。或いは、腰部を長くし、折り返して着用することで、第1アンカーとして機能させてもよい。或いは、サスペンダーを取り付けることで、第1アンカーとして機能させてもよい。或いは、腰部に係止手段、例えば、面ファスナー、ボタン、クリップ等を取り付けて上衣に係止することで、第1アンカーとして機能させてもよい。
ベルト状の第1アンカーは、腰の周りの少なくとも一部に配置され、全部又は一部が衣服布本体に縫い付けられていてもよい。腰部の位置ズレを防止しつつ及び大腿内側緊締部によるテンションを調整しやすい観点から、ベルト状の第1アンカーは、前記大腿内側緊締部と面ファスナーによって連結されている腰ベルトであることが好ましい。該腰ベルトは、簡便であることから、身体の背面において、中心線の位置にて衣服本体に縫い付けられていることが好ましい。
前記ベルト状の第1アンカーは、衣服本体を構成する伸縮性素材より身幅方向の伸張率が低い伸縮性素材で構成されていることが好ましい。大腿内側緊締部によるテンションを維持しやすい観点から、前記第1アンカーを構成する伸縮性素材の身幅方向の伸長率は、110%以下であることが好ましく、100%以下であることがより好ましく、90%以下であることがさらに好ましく、80%以下であることがさらにより好ましい。また、着用感を阻害しない観点から、前記第1アンカーを構成する伸縮性素材の身幅方向の伸長率は、5%以上であることが好ましく、10%以上であることがより好ましい。また、特に限定されないが、大腿内側緊締部によるテンションの維持しやすさ及び着用感を良好にする観点から、前記第1アンカーを構成する伸縮性素材の身長方向の伸長率は、5〜110%であることが好ましく、10〜100%であることがより好ましい。
前記下腿外側緊締部は、裾部の位置ズレを防止する第2アンカーと連結されていてもよい。前記第2アンカーは、前記下腿外側緊締部と連結され、裾部の位置ズレを防止するものであればよく、その構成は特に限定されない。例えば、裾部の内側の一部又は全部、例えば、裾周りの全長の1/2以上にシリコン樹脂等の摩擦係数が高い素材を配置することで、第2アンカーとして機能させてもよい。或いは、裾部の一部又は全部を、例えば裾回り全長の3/4以上を、身幅方向の伸長率が衣服本体の身幅伸長率より低い、例えば身幅方向の伸長率が0〜60%の伸縮性素材で構成して裾緊締部にすることで、第2アンカーとして機能させてもよい。或いは、裾部を長くし、折り返して着用することで、第2アンカーとして機能させてもよい。或いは、裾部に係止手段、例えば、面ファスナー、ボタン、クリップ等を取り付けて靴下に係止することで、第2アンカーとして機能させてもよい。簡便であることから、第2アンカーは、スターラップであることが好ましい。この場合、衣服はトレンカとなる。スターラップは、例えば、衣服本体と同じ伸縮性素材で構成することができる。
前記衣服本体を構成する伸縮性素材は、特に限定されないが、着用性の観点から、身長方向の伸長率が20〜150%であることが好ましく、50〜90%であることがより好ましい。また、着用性の観点から、身幅方向の伸長率が30〜160%であることが好ましく、60〜100%であることがより好ましい。
以下、図面に基づいて、O脚矯正衣服を説明する。但し、本発明は、下記図面に示されたものに限定されない。
図1Aは本発明の一実施形態(実施形態A1)の衣服(O脚矯正衣服)の正面図であり、図1Bは同背面図であり、図1Cは同右外側面図である。図1A〜1Cに示されているように、実施形態A1の衣服10は、衣服本体1、膝外側サポート部材2、大腿内側緊締部3、下腿外側緊締部4、第1アンカー5及び第2アンカー6を有する。膝外側サポート部材2は、帯状であり、大腿前面の内側の所定箇所から、下腿上部の外側の所定箇所に至るように、且つ膝の屈曲伸展時に膝蓋骨の中心を通らないように設けられている。大腿内側緊締部3は、大腿前面の中心-内側及び下腹部の中心-内側の所定箇所に、すなわち大腿前面の中心-内側の所定箇所から下腹部の中心-内側の所定箇所に至るように配置されている。膝外側サポート部材2の上部は、大腿前面の内側において、大腿内側緊締部3と脱着可能に連結されている。下腿外側緊締部4は、下腿外側の所定箇所に配置されている。膝外側サポート部材2の下部は、下腿上部の外側において、下腿外側緊締部4と、例えば、縫着によって連結されている。第1アンカー5は、腰部に配置されており、大腿内側緊締部3と脱着可能に連結されている。第2アンカー6は、スターラップで構成されており、下腿外側緊締部4と、例えば、縫着によって連結されている。大腿内側緊締部3は、衣服の中心線に向かって凹んでいる。大腿内側緊締部3がこのような形状を有することで、必要なテンションを付与しつつ、着用感も良好に保つことができる。
膝外側サポート部材2は、膝外側サポート部材2に設けられた面ファスナー7を介して大腿内側緊締部3と脱着可能に結合している。これにより、膝外側サポート部材2と大腿内側緊締部3の連結する部位を調整することができ、必要に応じて、膝外側サポート部材2と大腿内側緊締部3によるテンションの程度を調整することができる。第1アンカー5は、第1アンカー5に設けられた面ファスナー8を介して、大腿内側緊締部3と脱着可能に結合している。大腿内側緊締部3は、面ファスナーと結合可能な素材、例えば、起毛生地を用いて構成され、起毛面で面ファスナーと結合することができる。また、大腿内側緊締部3は全面を起毛生地で構成してもよく、必要な箇所のみを起毛生地で構成してもよい。膝外側サポート部材2及び下腿外側緊締部4は、いずれも、衣服本体を構成する伸縮性素材より身長方向の伸張率が低い伸縮性素材で構成され、第1アンカー5は、衣服本体を構成する伸縮性素材より身幅方向の伸張率が低い伸縮性素材で構成されることが好ましい。大腿内側緊締部3及び下腿外側緊締部4は、その周縁部が衣服本体1に縫い付けられていてもよく、適切な接着剤にて衣服本体1に接合させてもよい。第1アンカー5は、身体の背面において、中心線の位置にて衣服本体1に縫い付けられている。
図2Aは実施形態A1の衣服の正面図であり、図2Bは同背面図である。図2A及び図2Bは、それぞれ、図1A及び図1Bに対応している。図1は、衣服の着用状態の模式であり、図2は衣服の未着用状態の模式図である。図2及び図5から分かるように、大腿内側緊締部3は、大腿前面の中心-内側及び下腹部の中心-内側の所定箇所に配置されている。膝外側サポート部材2の上部は、大腿前面の内側において、大腿内側緊締部3と連結されている。下腿外側緊締部4は、下腿外側の所定箇所に配置されている。膝外側サポート部材2の下部は、下腿上部の外側において、下腿外側緊締部4と連結されている。第1アンカー5は、腰部に配置されており、大腿内側緊締部3と連結されている。第2アンカー6は、スターラップで構成されており、下腿外側緊締部4と連結されている。
図3Aは本発明の他の一実施形態(実施形態A2)の衣服(O脚矯正衣服)の着用状態の正面図であり、図3Bは同背面図であり、図3Cは同外側面図である。図3A〜3Cに示されているように、実施形態A2の衣服20は、衣服本体11、膝外側サポート部材12、大腿内側緊締部13、下腿外側緊締部14、第1アンカー15及び第2アンカー16を有する。膝外側サポート部材12は、帯状であり、大腿前面の内側の所定箇所から、下腿上部の外側の所定箇所に至るように、且つ膝の屈曲伸展時に膝蓋骨の中心を通らないように設けられている。大腿内側緊締部13は、大腿前面の中心-内側及び下腹部の中心-内側の所定箇所に、すなわち大腿前面の中心-内側の所定箇所から下腹部の中心-内側の所定箇所に至るように配置されている。膝外側サポート部材12の上部は、大腿前面の内側において、大腿内側緊締部13と脱着可能に連結されている。下腿外側緊締部14は、下腿外側の所定箇所に配置されている。膝外側サポート部材12の下部は、下腿上部の外側において、下腿外側緊締部14と連結されている。第1アンカー15は、腰部に配置されており、大腿内側緊締部13と脱着可能に連結されている。第2アンカー16は、スターラップで構成されており、下腿外側緊締部14と連結されている。大腿内側緊締部13は、衣服の中心線に向かって凹んでいる。大腿内側緊締部13がこのような形状を有することで、必要なテンションを付与しつつ、着用感も良好に保つことができる。
膝外側サポート部材12は、フック17a、17bを介して大腿内側緊締部13と脱着可能に結合している。これにより、膝外側サポート部材12と大腿内側緊締部13の連結する部位を調整することができ、必要に応じて、膝外側サポート部材12と大腿内側緊締部13によるテンションの程度を調整することができる。第1アンカー15と、大腿内側緊締部13は、面ファスナー18a、18bを介して脱着可能に結合している。大腿内側緊締部13において、面ファスナー18bに替えて、起毛生地を用い、起毛面で面ファスナー18aと結合することができる。膝外側サポート部材12、大腿内側緊締部13及び下腿外側緊締部14は、いずれも、衣服本体を構成する伸縮性素材より身長方向の伸張率が低い伸縮性素材で構成され、第1アンカー15は、衣服本体を構成する伸縮性素材より身幅方向の伸張率が低い伸縮性素材で構成されることが好ましい。大腿内側緊締部13及び下腿外側緊締部14は、その周縁部が衣服本体11に縫い付けられていてもよく、適切な接着剤にて衣服本体11に接合させてもよい。第1アンカー15は、身体の背面において、中心線の位置にて衣服本体11に縫い付けられている。
図4Aは本発明の他の一実施形態(実施形態A3)の衣服(O脚矯正衣服)の着用状態の正面図であり、図4Bは同背面図であり、図4Cは同外側面図である。図4A〜4Cに示されているように、実施形態A3の衣服30は、衣服本体31、膝外側サポート部材32、大腿内側緊締部33、下腿外側緊締部34、第1アンカー35及び第2アンカー36を有する。膝外側サポート部材32は、帯状であり、大腿前面の内側の所定箇所から、下腿上部の外側の所定箇所に至るように、且つ膝の屈曲伸展時に膝蓋骨の中心を通らないように設けられている。大腿内側緊締部33は、大腿前面の中心-内側及び下腹部の中心-内側の所定箇所に、すなわち大腿前面の中心-内側の所定箇所から下腹部の中心-内側の所定箇所に至るように配置されている。膝外側サポート部材32の上部は、大腿前面の内側において、大腿内側緊締部33と、縫着によって連結されている。下腿外側緊締部34は、下腿外側に配置されている。膝外側サポート部材32の下部は、下腿上部の外側において、下腿外側緊締部34と、縫着によって連結されている。第1アンカー35は、腰部に配置されており、大腿内側緊締部33と、面ファスナー38a、38bを介して脱着可能に連結されている。第2アンカー36は、スターラップで構成されており、下腿外側緊締部34と連結されている。大腿内側緊締部33は、衣服の中心線に向かって凹んでいる。大腿内側緊締部33がこのような形状を有することで、必要なテンションを付与しつつ、着用感も良好に保つことができる。
大腿内側緊締部33において、面ファスナー38bに替えて、起毛生地を用い、起毛面で第1アンカーに設けられた面ファスナー38aと結合させてもよい。膝外側サポート部材32、大腿内側緊締部33及び下腿外側緊締部34は、いずれも、衣服本体を構成する伸縮性素材より身長方向の伸張率が低い伸縮性素材で構成され、第1アンカー35は、衣服本体を構成する伸縮性素材より身幅方向の伸張率が低い伸縮性素材で構成されることが好ましい。膝外側サポート部材32、大腿内側緊締部33及び下腿外側緊締部34は、その周縁部が衣服本体31に縫い付けられていてもよく、適切な接着剤にて衣服本体31に接合させてもよい。第1アンカー35は、身体の背面において、中心線の位置にて衣服本体31に縫い付けられている。
(X脚矯正用衣服)
次に、X脚矯正用衣服について説明する。
前記膝内側サポート部材は、衣服本体を構成する伸縮性素材より身長方向の伸張率が低い低伸縮性素材で構成されていることが好ましい。具体的には、膝が動く際に膝が外側に移動しやすく、膝の痛みを軽減させやすい観点から、前記膝内側サポート部材を構成する伸縮性素材の身長方向の伸長率は、110%以下であることが好ましく、100%以下であることがより好ましく、90%以下であることがさらに好ましく、80%以下であることがさらにより好ましい。また、着用感を阻害しない観点から、前記膝内側サポート部材を構成する伸縮性素材の身長方向の伸長率は、5%以上であることが好ましく、10%以上であることがより好ましい。また、特に限定されないが、膝の痛みの軽減効果及び着用感を良好にする観点から、前記膝内側サポート部材を構成する伸縮性素材の身幅方向の伸長率は、5〜110%であることが好ましく、10〜100%であることがより好ましい。
前記膝内側サポート部材の上部は、大腿前面の中心-外側及び/又は下腹部の中心-外側に配置されている大腿外側緊締部と連結されている。前記膝内側サポート部材の上部は、縫い付けられることで前記大腿外側緊締部に連結されてもよく、面ファスナー又はフックによって前記大腿外側緊締部に連結されていてもよい。前記膝内側サポート部材の下部は、下腿内側に配置されている下腿内側緊締部と連結されている。前記膝内側サポート部材の下部は、縫い付けられることで前記下腿内側緊締部に連結されてもよい。膝内側サポート部材、大腿外側緊締部及び下腿内側緊締部によるテンションを調整しやすい観点から、前記膝内側サポート部材の上部は、面ファスナー又はフックによって前記大腿外側緊締部に連結されており、前記膝内側サポート部材の下部は、縫い付けられることで前記下腿内側緊締部に連結されていることが好ましい。
前記大腿外側緊締部は、膝内側サポート部材の上部及び第1アンカーと連結されていればよい。前記大腿外側緊締部は、大腿前面の中心-外側及び下腹部の中心-外側の一部又は全部に配置されていてもよい。例えば、大腿前面の中心-外側のみに配置されてもよく、下腹部の中心-外側のみに配置されてもよく、大腿前面の中心-外側及び下腹部の中心-外側を跨ぐように配置されてもよい。テンションの伝播を良好にする観点から、前記大腿外側緊締部は、大腿前面の中心-外側及び下腹部の中心-外側に、すなわち大腿前面の中心-外側から下腹部の中心-外側に至るように配置されていることが好ましい。なお、大腿外側緊締部は、その一部が臀部の外側に伸びてもよい。ここで、臀部の外側とは、衣服背面(後面)の周方向(身幅方向)において、中心線から外側端までの距離をLzとした場合、外側端から1/3Lzまでの部分をいう。
前記下腿内側緊締部は、下腿上部において、膝内側サポート部材の下部と連結されていればよい。前記下腿内側緊締部は、下腿内側の一部又は全部に配置されていてもよい。例えば、身体前面の下腿内側のみに配置されていてもよく、身体後面の下腿内側のみに配置されていてもよく、身体前面の下腿上部の内側及び身体後面の下腿上部の内側を跨ぐように配置されていてもよい。テンションの伝播を良好にする観点から、身体前面の下腿内側及び身体後面の下腿内側を跨ぐように配置されていることが好ましい。
前記大腿外側緊締部は、衣服本体を構成する伸縮性素材より身長方向の伸張率が低い伸縮性素材で構成されていればよい。膝が動く際に膝が外側に移動しやすく、膝の痛みを軽減しやすい観点から、前記大腿外側緊締部を構成する伸縮性素材の身長方向の伸長率は、110%以下であることが好ましく、100%以下であることがより好ましく、90%以下であることがさらに好ましく、80%以下であることがさらにより好ましい。また、着用感を阻害しない観点から、前記大腿外側緊締部を構成する伸縮性素材の身長方向の伸長率は、5%以上であることが好ましく、10%以上であることがより好ましい。また、特に限定されないが、膝の痛みの軽減効果及び着用感を良好にする観点から、前記大腿外側緊締部を構成する伸縮性素材の身幅方向の伸長率は、5〜110%であることが好ましく、10〜100%であることがより好ましい。
前記下腿内側緊締部は、衣服本体を構成する伸縮性素材より身長方向の伸張率が低い伸縮性素材で構成されていればよい。膝が動く際に膝が外側に移動しやすく、膝の痛みを軽減しやすい観点から、前記下腿内側緊締部を構成する伸縮性素材の身長方向の伸長率は、110%以下であることが好ましく、100%以下であることがより好ましく、90%以下であることがさらに好ましく、80%以下であることがさらにより好ましい。また、着用感を阻害しない観点から、前記下腿内側緊締部を構成する伸縮性素材の身長方向の伸長率は、5%以上であることが好ましく、10%以上であることがより好ましい。また、特に限定されないが、膝の痛みの軽減効果及び着用感を良好にする観点から、前記下腿内側緊締部を構成する伸縮性素材の身幅方向の伸長率は、5〜110%であることが好ましく、10〜100%であることがより好ましい。
前記第1アンカーは、前記大腿外側緊締部と連結され、腰部の位置ズレを防止するものであればよく、その構成は特に限定されない。例えば、ひも状であってもよく、ベルト状であってもよい。或いは、腰部の一部又は全部を、例えば腰回り全長の3/4以上を、身幅方向の伸長率が衣服本体の身幅伸長率より低い、例えば身幅方向の伸長率が0〜60%の伸縮性素材で構成することで、第1アンカーとして機能させてもよい。或いは、腰部の一部又は全部、例えば、腰回り全長の1/2以上の内側にシリコン樹脂等の摩擦係数が高い素材を配置することで、第1アンカーとして機能させてもよい。或いは、腰部を長くし、折り返して着用することで、第1アンカーとして機能させてもよい。或いは、サスペンダーを取り付けることで、第1アンカーとして機能させてもよい。或いは、腰部に係止手段、例えば、面ファスナー、ボタン、クリップ等を取り付けて上衣に係止することで、第1アンカーとして機能させてもよい。
ベルト状の第1アンカーは、腰の周りの少なくとも一部に配置され、全部又は一部が衣服布本体に縫い付けられていてもよい。腰部の位置ズレを防止しつつ及び大腿外側緊締部によるテンションを調整しやすい観点から、ベルト状の第1アンカーは、前記大腿外側緊締部と面ファスナーによって連結されている腰ベルトであることが好ましい。該腰ベルトは、簡便であることから、身体の背面において、中心線の位置にて衣服本体に縫い付けられていることが好ましい。
前記ベルト状の第1アンカーは、衣服本体を構成する伸縮性素材より身幅方向の伸張率が低い伸縮性素材で構成されていることが好ましい。大腿外側緊締部によるテンションを維持しやすい観点から、前記第1アンカーを構成する伸縮性素材の身幅方向の伸長率は、110%以下であることが好ましく、100%以下であることがより好ましく、90%以下であることがさらに好ましく、80%以下であることがさらにより好ましい。また、着用感を阻害しない観点から、前記第1アンカーを構成する伸縮性素材の身幅方向の伸長率は、5%以上であることが好ましく、10%以上であることがより好ましい。また、特に限定されないが、大腿外側緊締部によるテンションの維持しやすさ及び着用感を良好にする観点から、前記第1アンカーを構成する伸縮性素材の身長方向の伸長率は、5〜110%であることが好ましく、10〜100%であることがより好ましい。
前記下腿内側緊締部は、裾部の位置ズレを防止する第2アンカーと連結されていてもよい。前記第2アンカーは、前記下腿内側緊締部と連結され、裾部の位置ズレを防止するものであればよく、その構成は特に限定されない。例えば、裾部の内側の一部又は全部、例えば、裾周りの全長の1/2以上にシリコン樹脂等の摩擦係数が高い素材を配置することで、第2アンカーとして機能させてもよい。或いは、裾部の一部又は全部を、例えば裾回り全長の3/4以上を、身幅方向の伸長率が衣服本体の身幅伸長率より低い、例えば身幅方向の伸長率が0〜60%の伸縮性素材で構成して裾緊締部にすることで、第2アンカーとして機能させてもよい。或いは、裾部を長くし、折り返して着用することで、第2アンカーとして機能させてもよい。或いは、裾部に係止手段、例えば、面ファスナー、ボタン、クリップ等取り付けて靴下に係止することで、第2アンカーとして機能させてもよい。簡便であることから、第2アンカーは、スターラップであることが好ましい。この場合、衣服はトレンカとなる。スターラップは、例えば、衣服本体と同じ伸縮性素材で構成することができる。
前記衣服本体を構成する伸縮性素材は、特に限定されないが、着用性の観点から、身長方向の伸長率が20〜150%であることが好ましく、50〜90%であることがより好ましい。また、着用性の観点から、身幅方向の伸長率が30〜160%であることが好ましく、60〜100%であることがより好ましい。
以下、図面に基づいて、X脚矯正衣服を説明する。但し、本発明は、下記図面に示されたものに限定されない。
図6Aは本発明の一実施形態(実施形態B1)の衣服(X脚矯正衣服)の正面図であり、図1Bは同背面図であり、図1Cは同右外側面図である。図6A〜1Cに示されているように、実施形態B1の衣服100は、衣服本体101、膝内側サポート部材102、大腿外側緊締部103、下腿内側緊締部104、第1アンカー105及び第2アンカー106を有する。膝内側サポート部材102は、帯状であり、大腿前面の中心-外側側の所定箇所から、下腿上部の内側の所定箇所に至るように、且つ膝の屈曲伸展時に膝蓋骨の中心を通らないように設けられている。大腿外側緊締部103は、大腿前面の中心-外側及び下腹部の中心-外側の所定箇所に、すなわち大腿前面の中心-外側の所定箇所から下腹部の中心-外側の所定箇所に至るように配置されている。なお、実施形態B1の衣服100において、大腿外側緊締部103は、その一部が臀部の外側に伸びている。膝内側サポート部材102の上部は、大腿前面の外側において、大腿外側緊締部103と脱着可能に連結されている。下腿内側緊締部4は、下腿内側の所定箇所に配置されている。膝内側サポート部材102の下部は、下腿上部の内側において、下腿内側緊締部104と、例えば、縫着によって連結されている。第1アンカー105は、腰部に配置されており、大腿外側緊締部103と脱着可能に連結されている。第2アンカー106は、スターラップで構成されており、下腿内側緊締部104と、例えば、縫着によって連結されている。
膝内側サポート部材102は、膝内側サポート部材102に設けられた面ファスナー107を介して大腿外側緊締部103と脱着可能に結合している。これにより、膝内側サポート部材102と大腿外側緊締部103の連結する部位を調整することができ、必要に応じて、膝内側サポート部材102と大腿外側緊締部103によるテンションの程度を調整することができる。第1アンカー105は、第1アンカー105に設けられた面ファスナー108を介して、大腿外側緊締部103と脱着可能に結合している。大腿外側緊締部103は、面ファスナーと結合可能な素材、例えば、起毛生地を用いて構成され、起毛面で面ファスナーと結合することができる。また、大腿外側緊締部103は全面を起毛生地で構成してもよく、必要な箇所のみを起毛生地で構成してもよい。膝内側サポート部材102、大腿外側緊締部103及び下腿内側緊締部104は、いずれも、衣服本体を構成する伸縮性素材より身長方向の伸張率が低い伸縮性素材で構成され、第1アンカー105は、衣服本体を構成する伸縮性素材より身幅方向の伸張率が低い伸縮性素材で構成されることが好ましい。大腿外側緊締部103及び下腿内側緊締部104は、その周縁部が衣服本体101に縫い付けられていてもよく、適切な接着剤にて衣服本体101に接合させてもよい。第1アンカー105は、身体の背面において、中心線の位置にて衣服本体101に縫い付けられている。
以下実施例を用いてさらに具体的に説明する。なお、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
衣服本体及び第2アンカーは、編物(経編;身長方向伸長率67%、身幅方向伸長率86%;ポリエステル繊維91質量%、ポリウレタン繊維9質量%;目付180g/m2)で構成した。大腿内側緊締部、下腿外側緊締部及び膝外側サポート部材及び第1アンカーは、前記衣服本体及び第2アンカーを構成する生地に編物(経編;身長方向伸長率64%、身幅方向伸長率113%;ナイロン繊維82質量%、ポリウレタン繊維18質量%;目付165g/m2)を縫い合わせて構成し、図1〜図2に示すトレンカを作製した。
実施例1のトレンカを着用させ、膝屈伸(屈曲伸展)中の膝中心の動きを観察した。具体的には、膝の正面(膝蓋骨)にマーカーを貼付し、図8に示すようにその場足ふみを10回程度行い、そのマーカーの軌跡を膝の裏からみた座標系で表現し、その結果を図9及び図10に示した。図9及び図10において、「Tights」は、実施例1のトレンカを着用し、図8Aに示されているように、膝外側サポート部材を大腿内側緊締部に連結した状態での結果であり、「Control」は、図8Bに示されているように、膝外側サポート部材を大腿内側緊締部に連結していない状態での結果である。また、図9及び図10の横軸において、「-」は、内側を意味し、「+」は外側を意味する。
図9及び図10から分かるように、実施例1のトレンカを着用することで、膝屈伸(屈曲伸展)時に、膝が内側に移動しており、O脚を矯正し得る。
実施例1のトレンカをO脚傾向があり、膝の痛みを感じている30代〜60代(平均年齢58.4歳)の女性28名に着用させ、膝の痛み具合を、下記の基準で官能評価した。
(膝の痛み・不安感)
下記表1に示す各動作時の膝の痛みを、普段着を着用した場合と比較し、膝の痛みが変わらない場合を4とし、膝の痛みが非常に和らいだ場合を7とし、膝が非常に痛いと感じる場合を1とし、7段階の基準で評価し、平均した値を下記表1に示した。下記表1において、5分程度歩いた時は、日常の歩行動作に相当し、10分程度歩いた時は、ウォーキング等の軽運動に相当する。
Figure 2019081986
上記表1の結果から分かるように、実施例の衣服を着用すると、様々な動作時の膝の痛みは改善する傾向があった。
(実施例2)
衣服本体及び第2アンカーには、編物(経編;身長方向伸長率67%、身幅方向伸長率86%;ポリエステル繊維91質量%、ポリウレタン繊維9質量%;目付180g/m2)を用い、大腿外側緊締部、下腿内側緊締部及び膝内側サポート部材には、前記衣服本体及び第2アンカーを構成する生地と、編物(経編;身長方向伸長率64%、身幅方向伸長率113%;ナイロン繊維82質量%、ポリウレタン繊維18質量%;目付165g/m2)を縫い合わせた身長方向伸長率44%、身幅方向伸長率50%の二重生地を用い、衣服本体、大腿外側緊締部、下腿内側緊締部、膝内側サポート部材、第1アンカー、第2アンカー(スターラップ)を形成し、図6に示すトレンカを作製した。
実施例2のトレンカを着用させ、膝屈伸(屈曲伸展)中の膝中心の動きを観察した。具体的には、膝の正面(膝蓋骨)にマーカーを貼付し、そのマーカーの軌跡を膝の裏からみた座標系で表現し、その結果を図11に示した。図11において、「Tights」は、実施例2のトレンカを着用し、膝内側サポート部材を大腿外側緊締部に連結した状態での結果であり、「Control」は、膝内側サポート部材を大腿外側緊締部に連結していない状態での結果である。また、図11の横軸において、「-」は、内側を意味し、「+」は外側を意味する。
図11から分かるように、実施例2のトレンカを着用することで、膝屈伸(屈曲伸展)時に、膝が外側に移動しており、X脚を矯正し得る。
図12は、O脚OA患者、健常者及びX脚OA患者の立脚相中の膝関節角度を示すグラフである。これは、Robert J et al., Frontal-Plane Gait Mechanics in People With Medial Knee Osteoarthritis Are Different From Those in People With Lateral Knee Osteoarthritis, Physical Therapy, Volumn 91, Number 8, August 2011,1235-1243から抜粋したものである。図12から分かるように、立脚相中において、O脚OA患者の膝関節角度は、健常者と比べて内転しており、X脚OA患者の膝関節角度は、健常者と比べて外転している。上述したように、実施例1のO脚矯正トレンカを着用して膝屈伸(屈曲伸展)を行った場合、膝が内側に移動しており、これは、実施例1のO脚矯正トレンカを着用すると、図12の場合、O脚OA患者の膝関節角度は、健常者に近くづいていくことを意味する。そして、実施例1のO脚矯正トレンカを着用すると、O脚傾向があり、膝の痛みを感じている対象者において様々な動作時の膝の痛みは改善する傾向があった。上述したとおり、実施例2のO脚矯正トレンカを着用して膝屈伸(屈曲伸展)を行った場合、膝が外側に移動しており、これは、実施例2のX脚矯正トレンカを着用すると、図12の場合、X脚OA患者の膝関節角度は、健常者に近くづいていくことを意味する。そうすると、実施例1のO脚矯正トレンカを着用すると、O脚傾向があり、膝の痛みを感じている対象者において様々な動作時の膝の痛みは改善する傾向があるのと同様、実施例2のX脚矯正トレンカを着用すると、X脚傾向があり、膝の痛みを感じている対象者において様々な動作時の膝の痛みは改善し得ると推定される。
1、11、31、101 衣服本体
2、12、32 膝外側サポート部材
3、13、33 大腿内側緊締部
4、14、34 下腿外側緊締部
5、15、35、105 第1アンカー
6、16、36、106 第2アンカー
7、8、18a、18b、38a、38b、107、108 面ファスナー
10、20、30、100 衣服
17a、17b フック
40 膝
50 下腹部の中心-内側
60 大腿前面の中心-内側
70 下腿上部の外側
80 衣服の中心線
91 外側端
92 内側端
102 膝内側サポート部材
103 大腿外側緊締部
104 下腿内側緊締部
150 下腹部の中心-外側
160 大腿前面の中心-外側
170 下腿上部の内側

Claims (17)

  1. 伸縮性素材で構成され、少なくとも腰部から膝下までを覆う衣服本体を含む衣服であって、
    帯状の膝外側サポート部材を有し、前記膝外側サポート部材は、大腿前面の中心-内側又は下腹部の中心-内側から、下腿上部の外側に至るように、且つ膝の屈曲伸展時に膝蓋骨の中心を通らないように設けられており、
    前記膝外側サポート部材の上部は、大腿前面の中心-内側及び/又は下腹部の中心-内側に配置されている大腿内側緊締部と連結されており、且つ前記膝外側サポート部材の下部は、下腿外側に配置されている下腿外側緊締部と連結されており、
    前記大腿内側緊締部及び下腿外側緊締部は、いずれも、衣服本体を構成する伸縮性素材より身長方向の伸張率が低い伸縮性素材で構成されており、
    前記大腿内側緊締部は、腰部の位置ズレを防止する第1アンカーと連結されていることを特徴とする衣服。
  2. 伸縮性素材で構成され、少なくとも腰部から膝下までを覆う衣服本体を含む衣服であって、
    帯状の膝内側サポート部材を有し、前記膝内側サポート部材は、大腿前面の中心-外側又は下腹部の中心-外側から、下腿上部の内側に至るように、且つ膝の屈曲伸展時に膝蓋骨の中心を通らないように設けられており、
    前記膝内側サポート部材の上部は、大腿前面の中心-外側及び/又は下腹部の中心-外側に配置されている大腿外側緊締部と連結されており、且つ前記膝サポート部材の下部は、下腿内側に配置されている下腿内側緊締部と連結されており、
    前記大腿外側緊締部及び下腿内側緊締部は、いずれも、衣服本体を構成する伸縮性素材より身長方向の伸張率が低い伸縮性素材で構成されており、
    前記大腿外側緊締部は、腰部の位置ズレを防止する第1アンカーと連結されていることを特徴とする衣服。
  3. 前記下腿外側緊締部は、裾部の位置ズレを防止する第2アンカーと連結されている請求項1に記載の衣服。
  4. 前記大腿内側緊締部及び下腿外側緊締部は、いずれも、身長方向の伸長率が110%以下の伸縮性素材で構成されている請求項1又は3に記載の衣服。
  5. 前記膝外側サポート部材の上部は、面ファスナー又はフックによって前記大腿内側緊締部に連結されている請求項1、3及び4のいずれか1項に記載の衣服。
  6. 前記膝外側サポート部材の下部は、前記下腿外側緊締部に縫い付けられている請求項1、3〜5のいずれか1項に記載の衣服。
  7. 前記膝外側サポート部材は、衣服本体を構成する伸縮性素材より身長方向の伸張率が低い低伸縮性素材で構成されている請求項1、3〜6のいずれか1項に記載の衣服。
  8. 前記第1アンカーは、衣服本体を構成する伸縮性素材より身幅方向の伸張率が低い低伸縮性素材で構成され、前記大腿内側緊締部と面ファスナーによって連結されている請求項1、3〜7のいずれか1項に記載の衣服。
  9. 前記下腿内側緊締部は、裾部の位置ズレを防止する第2アンカーと連結されている請求項2に記載の衣服。
  10. 前記大腿外側緊締部及び下腿内側緊締部は、いずれも、身長方向の伸長率が110%以下の伸縮性素材で構成されている請求項2又は9に記載の衣服。
  11. 前記膝内側サポート部材の上部は、面ファスナー又はフックによって前記大腿外側緊締部に連結されている請求項2、9及び10のいずれか1項に記載の衣服。
  12. 前記膝内側サポート部材の下部は、前記下腿内側緊締部に縫い付けられている請求項2、9〜11のいずれか1項に記載の衣服。
  13. 前記膝内側サポート部材は、衣服本体を構成する伸縮性素材より身長方向の伸張率が低い低伸縮性素材で構成されている請求項1、9〜12のいずれか1項に記載の衣服。
  14. 前記第1アンカーは、衣服本体を構成する伸縮性素材より身幅方向の伸張率が低い低伸縮性素材で構成され、前記大腿外側緊締部と面ファスナーによって連結されている請求項2、9〜13のいずれか1項に記載の衣服。
  15. 前記衣服本体を構成する伸縮性素材は、身長方向の伸長率が50〜200%である請求項1〜14のいずれか1項に記載の衣服。
  16. 前記第2アンカーは、スターラップである請求項3〜10、9〜15のいずれか1項に記載の衣服。
  17. 前記第2アンカーは、衣服本体を構成する伸縮性素材より身幅方向の伸張率が低い低伸縮性素材で構成され、裾部に設けられた裾緊締部である請求項3〜10、9〜16のいずれか1項に記載の衣服。
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