JP2019080719A - 食器洗い機 - Google Patents

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【課題】水位検知装置の空気室が洗浄槽に一体に形成され、接続部が劣化しても洗浄水が漏れることを抑制することができる食器洗い機を提供する。【解決手段】本体1と、本体1内に設けられ食器等の被洗浄物6を収容する洗浄槽2と、洗浄槽2内の洗浄水の水位を検知する水位検知装置60とを備え、水位検知装置60は、洗浄槽2の水溜部18に水位検知開口部62を有し、水位検知開口部62から上方に設けられた空気室61と、空気室61内の圧力を検知する圧力検知部63とを含み、空気室61は、樹脂で形成された洗浄槽2の底部に形抜きによる開放面61aが上方になるように一体で成型され、開放面61aが封止されて形成されている。この構成によって、万一、封止部分が劣化し、漏れが発生するようになった場合でも、水位検知装置60は、正確に機能しなくなるだけで、洗浄水が漏れることはない。【選択図】図15

Description

本発明は、洗浄槽内に収納された食器等の被洗浄物を洗浄する食器洗い機に関するもので、特に、水位検知装置に関する。
従来、食器洗い機は、洗浄槽に給水された水位を検知するために水位検知装置が設けられている。水位検知方式は各種存在するが、代表的な検知方式として、圧力検知方式がある。圧力検知方式は、洗浄槽の貯水部に連通する空気室と、空気室内の圧力を検知する圧力センサとを備え、貯水部の水位により空気室の圧力が変化するようにして、その圧力を検知して水位を判定するものである(例えば、特許文献1参照)。
図17は、特許文献1に記載された食器洗浄機における水位検知装置の断面図である。図17に示されるように、洗浄水タンク107の右側側壁において洗浄水タンク107と洗浄ポンプP1(図示せず)との連通部の上側位置には開口110が形成されている。開口110には連結管111が連結されている。また、連結管111には、間に接続管112を介してエアートラップ113の接続部114が連通されている。このエアートラップ113は、隔壁115により空気室116と上端が大気側に開放、連通された連通室117との2室に分割されている。また、空気室116の上壁には、空気室116に連通され上方に延出された管状部118が設けられている。管状部118には圧力検知管119を介して圧力スイッチ120が接続されている。
洗浄水タンク107内に洗浄水が徐々に供給されると、その洗浄水の供給に従い開口110、連結管111、接続管112、接続部114を介して洗浄水がエアートラップ113の内部に流入する。洗浄水のエアートラップ113内への流入に伴って空気室116内の圧力は高くなり、この圧力が管状部118、圧力検知管119から圧力スイッチ120に伝達される。そして、この圧力が所定の圧力(洗浄水タンク107における洗浄水の水位に対応する水圧)に達すると圧力スイッチ120がオンして洗浄水タンク107内における洗浄水の水位を検知し、水位検知信号が制御装置に出力される。制御装置はこの水位検知信号を受けてバルブV1(図示せず)を閉塞し、洗浄水タンク107への洗浄水の供給を停止する。
食器洗浄機において、使用済みの汚れた食器の洗浄を行なうに従って、食器に付着された種々の食物の残さいが洗浄水中に洗い流され、これらの残さいが洗浄水中に浮遊する。従来の食器洗浄機では、洗浄水タンク107に開口110が設けられ、連結管111を介してエアートラップ113に連通されているが、開口110には何ら食物の残さいの侵入を排除する手段は設けられていない。このため、食物の残さいが開口110から内部に侵入してしまうことがあり、連通管の一部が閉塞されてしまうと流入する洗浄水の量が少なくなり、洗浄槽内の洗浄水が所定の水位に達した場合でも空気室116内の圧力が上昇しなくなり、正常な圧力検知ができなくなる。
そこで、特許文献1の発明は、洗浄水タンク107に形成された開口110に連結された連結管111、接続管112、接続部114からエアートラップ113の内部に渡って、係止部122、軸部123及び延出部124からなる掃除部材121を出し入れ可能に配設したものである。これにより、連結管111等の壁面に付着された食物の残さいや開口110等を介してエアートラップ113内に侵入した食物の残さいは効率的に、かつ、確実に取り除かれ、開口110等の目詰まりを確実に防止して圧力スイッチ120により洗浄水タンク107内における洗浄水の水位が確実に検知される。
実開平6−62971号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来の食器洗浄機の構成では、空気室は下部に開口された接続部を連結管等によって接続されている。すなわち、洗浄が行われているときには空気室の下部は洗浄水が流れ込んだ状態であり、接続部が劣化したときに水漏れが発生するという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、水位検知装置の空気室が洗浄槽に一体に形成され、接続部が劣化しても洗浄水が漏れることを抑制された食器洗い機を提供することを目的とする。
本発明の食器洗い機は、上記目的を達成するために、本体と、前記本体内に設けられ被洗浄物を収容する洗浄槽と、前記被洗浄物を洗浄する洗浄装置と、前記洗浄槽内の洗浄水の水位を検知する水位検知装置とを備え、前記水位検知装置は、前記洗浄槽の水溜部に水位検知開口部を有し、前記水位検知開口部から上方に設けられた空気室と、前記空気室内の圧力を検知する圧力検知部とを含み、前記空気室は、樹脂で形成された前記洗浄槽の底部に形抜きによる開放面が上方になるように一体で成型され、前記開放面が封止されて形成されたものである。
この構成によって、封止される開放面61aは、洗浄工程およびすすぎ工程で水溜部18に溜められる洗浄水の水面より高い位置となるとともに、空気室61の底面に封止部を有さない。この構成によって、万一、封止部分が劣化し、漏れが発生するようになった場合でも、水位検知装置として正確に機能しなくなるだけで、洗浄水が漏れることはない。
本発明の食器洗い機は、水位検知装置の空気室が洗浄槽に一体に形成され、接続部が劣化しても洗浄水が漏れることを抑制することができる。
本発明の実施の形態1における食器洗い機の上扉体および下扉体が開かれた状態の正面外観斜視図 本実施の形態1における食器洗い機の背面外観斜視図 本実施の形態1における食器洗い機の正面図 本実施の形態1における食器洗い機の要部正面断面図 本実施の形態1における食器洗い機の上扉体および下扉体が閉じられた状態の側壁部断面図 本実施の形態1における食器洗い機の上扉体および下扉体が開かれた状態の側面図 本実施の形態1における食器洗い機の洗浄槽の水溜部および排水口の構成を示す上面断面図 本実施の形態1における食器洗い機の洗浄槽の水溜部および排水口の構成を示す、水溜部蓋が取り除かれた状態の上面断面図 本実施の形態1における食器洗い機の洗浄槽の水溜部および排水口の構成を示す図7のA−A断面斜視図 本実施の形態1における食器洗い機の残菜フィルタに関連する部分の分解斜視図 本実施の形態1における食器洗い機の洗浄およびすすぎ動作時の残菜フィルタおよび排水口まわりの洗浄水の流れを示す、図7のB−B断面図 本実施の形態1における食器洗い機の排水動作時の残菜フィルタおよび排水口まわりの洗浄水の流れを示す、図7のC−C断面斜視図 本実施の形態1における食器洗い機の洗浄槽を下方から見た水位検知装置近傍の斜視図 本実施の形態1における食器洗い機の洗浄槽の水位検知装置近傍の斜視図 図14において水位検知装置および排水経路を形成する上面部材を外した状態の斜視図 図15において排水経路および循環経路を形成する排水口カバーを外した状態の斜視図 従来の食器洗浄機の水位検知装置の断面図
第1の発明の食器洗い機は、本体と、前記本体内に設けられ被洗浄物を収容する洗浄槽と、前記被洗浄物を洗浄する洗浄装置と、前記洗浄槽内の洗浄水の水位を検知する水位検知装置とを備え、前記水位検知装置は、前記洗浄槽の水溜部に水位検知開口部を有し、前記水位検知開口部から上方に設けられた空気室と、前記空気室内の圧力を検知する圧力検知部とを含み、前記空気室は、樹脂で形成された前記洗浄槽の底部に形抜きによる開放面が上方になるように一体で成型され、前記開放面が封止されて形成されたものである。
この構成によって、封止される開放面61aは、洗浄工程およびすすぎ工程で水溜部18に溜められる洗浄水の水面より高い位置となるとともに、空気室61の底面に封止部を有さない。この構成によって、万一、封止部分が劣化し、漏れが発生するようになった場合でも、水位検知装置として正確に機能しなくなるだけで、洗浄水が漏れることはない。
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記開放面は、所定の上面部材が溶着されて封止されるものである。この構成によって、上面部材70は開放面61aに確実に接着され、容易には外れなくなる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における食器洗い機の上扉体および下扉体が開かれた状態の正面外観斜視図である。図2は、本実施の形態1における食器洗い機の背面外観斜視図である。図3は、本実施の形態1における食器洗い機の正面図である。図4は、本実施の形態1における食器洗い機の要部正面断面図である。図5は、本実施の形態1における食器洗い機の上扉体および下扉体が閉じられた状態の側壁部断面図である。図6は、本実施の形態1における食器洗い機の上扉体および下扉体が開かれた状態の側面図である。
図1〜図6に示されるように、食器洗い機の本体1の内部には、樹脂製の洗浄槽2が設けられている。洗浄槽2の前面には、食器等の被洗浄物6が出し入れされる開口部3が設けられている。開口部3の上部と下部をそれぞれ上扉体4と下扉体5によって開閉するよう構成されている。
開口部3の周囲の前面には、例えばシリコンゴム等の弾性体からなるシール部材9が取り付けられている。シール部材9と、上扉体4に設けられた上扉体シール受け部(図示せ
ず)と、下扉体5に設けられた下扉体シール受け部(図示せず)とによって、開口部3のシール部が構成されている。上扉体4の下端部には扉体間シール部材68(図示せず)が取り付けられており、上扉体4と下扉体5とが閉じられたとき、上扉体4の下端部と下扉体5の上端部との間のシール性が確保されるよう構成されている。
上扉体4と下扉体5は、洗浄槽2の左右の外側壁に設けられた一対の扉体開閉機構10によって連動して回動されて開閉される。上扉体4と下扉体5は、開口部3の前側下方にその内面が上向きで略水平となる位置まで開成されるよう構成されている。上扉体4と下扉体5は、開成されたとき、上扉体4が下扉体5の上に重なるように位置する。
下扉体5の前面には、扉体オープンボタン11が設けられている。上扉体4および下扉体5を開口部3に閉成された状態で洗浄槽2にロックする扉体ロック装置12が、洗浄槽2の外側壁に設けられている。使用者が扉体オープンボタン11を押し込むと、扉体ロック装置12はロックが解除され、下扉体5が下端部を中心に少し回動され、上端部が、使用者の指が掛けられる程度前方に開かれるよう構成されている。なお、上扉体4および下扉体5を開く方式は、開放方向への付勢力によって自動で開成状態まで開かれるような方式であってもよい。
下扉体5の前面に、操作表示部13が設けられている。操作表示部13は、食器洗い機の運転を制御する制御部(図示せず)と電気的に接続されており、制御部と運転に関する情報をやりとりする。制御部は、洗い工程、すすぎ工程および乾燥工程を制御し、被洗浄物6の洗浄運転を実行する。使用者は、操作表示部13を操作して、運転コースの選択および洗浄、すすぎ、乾燥の時間や回数等の条件を入力する。また、使用者は、操作表示部13に表示される情報によって、選択された運転コースや運転状況の確認を行うことができる。
洗浄槽2の内部には、食器等の被洗浄物6がセットされる上食器かご7および下食器かご8が収納されている。上食器かご7および下食器かご8は、いずれも洗浄槽2の左右の内側面2a、2bに設けられた上食器かごガイドレール71および下食器かごガイドレール81によって、前後方向に個別に移動可能に支持されている。上食器かご7および下食器かご8は、上扉体4と下扉体5が開成されたとき、洗浄槽2の前面の開口部3より前方に引き出すことが可能である。また、上食器かご7および下食器かご8は、それぞれ上食器かごガイドレール71および下食器かごガイドレール81から取り外し可能である。
洗浄槽2の内部に洗浄水を供給する給水部が備えられている。給水部は、本体1に設けられた給水弁(図示せず)と、給水弁と洗浄槽2とを接続する内部給水配管と、給水弁と水道水配管とを接続する給水ホース96とによって構成されている。制御部が、洗浄槽2の内部と連通する水位センサ(図示せず)からの情報に基づいて給水弁を制御し、洗浄工程およびすすぎ工程において、洗浄槽2の内部に所定量の洗浄水を供給する。
図4に示されるように、洗浄槽2内の下部に、複数設けられた噴射孔から洗浄水を噴射する第1の回転洗浄ノズル14および第2の回転洗浄ノズル15が配設されている。洗浄槽2の内部の背面には、洗浄槽2の内壁に沿わせてほぼ十字形状の固定洗浄ノズル16が配設されている。固定洗浄ノズル16は、扁平な筒状に形成されており、洗浄槽2の内部スペースを広く確保している。第3の回転洗浄ノズル17は、上食器かご7の左側下方に配設されている。第3の回転洗浄ノズル17は、洗浄水を噴射する複数の噴射孔を上面に備え、上食器かご7の左側に収容された被洗浄物6に向けて、すぐ真下から洗浄水を噴射する。
洗浄槽2内に収容された被洗浄物6に向けて、第1の回転洗浄ノズル14、第2の回転
洗浄ノズル15、固定洗浄ノズル16、および固定洗浄ノズル16と連通された第3の回転洗浄ノズル17から洗浄水が順番に噴射されることにより、被洗浄物6は洗浄される。
図5に示されるように、すすぎ後の被洗浄物6を乾燥させる乾燥装置30が洗浄槽2の外側部に設けられている。乾燥装置30は、ヒータ(図示せず)、ファン31、空気温度センサ(温度センサ29)、送風配管32等によって構成されている。これらの構成については、よく知られたものと同様であるので、詳しい説明は省略する。乾燥装置30の送風配管32は、一端が洗浄槽2内の右奥下部に設けられた乾燥用空気吹出口2cに連通されており、他端が洗浄槽2の右奥上端部の外側に近接させて開放されている。ファン31は、送風配管32の上記他端の近傍に配設されている。
この構成により、ファン31によって機外から吸引された乾燥用空気は、ヒータによって加熱された後、乾燥用空気吹出口2cから洗浄槽2の内部に送り込まれ、被洗浄物6を乾燥させる。被洗浄物6の表面から除去された水分を含んだ湿った空気は、本体1の上面に設けられた排気口33から機外に排出される。空気温度センサ(温度センサ29)は、洗浄槽2の底部の乾燥用空気吹出口2cに近い位置の外壁に設置されている。
洗浄槽2の水溜部18の構成を、図を参照して説明する。
図7は、本実施の形態1における食器洗い機の洗浄槽の水溜部および排水口の構成を示す上面断面図である。図8は、図7の状態から水溜部蓋および残菜フィルタが取り除かれた状態の上面断面図である。図9は、図7のA−A断面斜視図である。図10は、本実施の形態1における食器洗い機の残菜フィルタに関連する部分の分解斜視図である。図11は、図7のB−B断面図である。図12は、図7のC−C断面斜視図である。
洗浄槽2の底部には、洗浄工程およびすすぎ工程において、供給された洗浄水が溜められる水溜部18が凹設されている。水溜部18は、洗浄槽2の底部に開口する開口部18aが横長の概略長方形に形成され、その開口部18aから所定深さほぼ垂直に凹設されている。水溜部18は、洗浄槽2の左右のほぼ中央の前部に設けられている。
水溜部18のほぼ中央部には、さらに一段低い凹部が設けられている。その凹部に、排水口19が設けられている。水溜部18の底面は、排水口19に向かってゆるやかに下り傾斜に形成されている。
水溜部18の上部の開口部18aには、水溜部蓋20が、洗浄槽2の底部と連続するように着脱自在に嵌め込まれている。水溜部蓋20は、外周形状が水溜部18の開口部18aと対応する横長の概略長方形に形成され、中央部が凹設されて凹部20aが形成されている。凹部20aの中央には、円形の開口20bが設けられている。水溜部蓋20が水溜部18の開口部18aに装着されたとき、凹部20aは、排水口19の直上に位置する。
排水口19には、残菜などを捕集する残菜フィルタ23が配設されている。残菜フィルタ23は、水溜部蓋20の凹部20aの下面より下方に配設されている。そして、排水口19に残菜フィルタ23が取り付けられたとき、凹部20aの下面は、中央の円形の開口20bと残菜フィルタ23の第1のフィルタ51の外縁部上面とが連続するように構成されている。
水溜部蓋20は、凹部20aの傾斜面以外の平面の大部分にきわめて小さな複数の孔20dが設けられている。洗浄水の多くは、この孔20dから水溜部18に落下する。この孔20dから落下しなかった洗浄水は、残菜とともに凹部20aの下面に配設された残菜フィルタ23に流入する。
図9に示されるように、排水口19は、中央に位置する機外排水口41と、その周囲に機外排水口41とは隔離して設けられた中空円環状の循環排水口42とによって構成されている。機外排水口41は、排水ポンプ27の吸い込み側に連通し、洗浄水が機外に排出される。循環排水口42は、洗浄ポンプ22の吸い込み側に連通し、洗浄水が洗浄槽2内に噴射される。
図10に示されるように、残菜フィルタ23は、外周部を形成する第1のフィルタ51と、第1のフィルタ51の内側に配設される第2のフィルタ52によって構成されている。排水口19に取り付けられる状態においては、第2のフィルタ52が第1のフィルタ51の内側に挿入され、係止されて一体化され、第1のフィルタ51が排水口19に係止されて固定されている。
第1のフィルタ51は、底の無い略円筒状に形成されている。円筒状の外周部51aは、ステンレス等の金属板で、洗浄水が双方向に流通可能な多数の孔51bがメッシュ状に形成されている。
第2のフィルタ52は、樹脂材料で有底略円筒状の手桶形状に形成されている。有底略円筒状に形成された本体部52aの外周部52bの上面から、上方に伸びる1本の把手部52cが形成されている。把手部52cは、第2のフィルタ52を第1のフィルタ51に対し着脱する際に、使用者が手で持って上下方向に操作する。把手部52cは、第1のフィルタ51と第2のフィルタ52が一体となった状態で排水口19対し着脱される際に、使用者が手で持って水平に回転させるように操作する。
第2のフィルタ52が第1のフィルタ51の内側に挿入され一体化された状態において、第2のフィルタ52の外周部52bの外面は、第1のフィルタ51の外周部51aの内面に対向している。第2のフィルタ52の本体部52aの外周部52bには、洗浄水が双方向に流通可能な多数の孔52dが設けられている。この孔52dは、第1のフィルタ51の孔51bより大きく設定されている。
図11に示されるように、排水口19は、洗浄水循環経路21を通じて洗浄ポンプ22の吸い込み側に連通している。洗浄工程およびすすぎ工程において、洗浄水は、水溜部蓋20の孔20dを通過したり、残菜フィルタ23を通過したりして水溜部18および排水口19に溜まる。水溜部18および排水口19に溜まった洗浄水は、洗浄ポンプ22に吸い込まれて加圧され、分水部(図示せず)によって送水先が選択され、分水されて送水される。
分水されて送水される洗浄水は、第1の回転洗浄ノズル14、第2の回転洗浄ノズル15、固定洗浄ノズル16および固定洗浄ノズル16と連通された第3の回転洗浄ノズル17に供給され、各ノズルの噴射孔から噴射される。噴射された洗浄水は、被洗浄物6を洗浄もしくはすすぎ、再び水溜部18および排水口19に戻る。このようにして、洗浄工程もしくはすすぎ工程において、洗浄水は循環される。
洗浄ポンプ22にはヒータ25が内設されている。循環される洗浄水は、ヒータ25に通電されることにより、必要に応じて適宜加熱される。また、洗浄水の温度を検知する温度センサ29が、洗浄槽2の底部の外壁に設置されている。温度センサ29が設置される洗浄槽2の底部の外壁部分は、洗浄槽2の内側に膨出されている。その膨出部2eの内部に温度センサ29を配設することにより、温度センサ29の検出感度を向上させている。制御部は、温度センサ29の検知情報に基づいて、ヒータ25の通電を制御する。温度センサ29は、サーミスタ等により構成されている。なお、温度センサ29は、乾燥工程に
おいて洗浄槽2内の空気の温度を検知する空気温度センサも兼ねている。
また、図12に示されるように、排水口19は、排水経路26を通じて排水ポンプ27の吸い込み側に連通している。さらに、排水経路26は、機外の排水ホース97の接続口まで連通している。洗浄工程およびすすぎ工程が完了して排水される洗浄水は、排水ポンプ27によって排水経路26から排水ホース97を経由して食器洗い機の外部に排出される。
次に、排水経路26、循環経路66、水位検知装置60の構成について、図13〜図16を参照して説明する。
図13は、本実施の形態1における食器洗い機の洗浄槽を下方から見た水位検知装置近傍の斜視図である。図14は、本実施の形態1における食器洗い機の洗浄槽の水位検知装置近傍の斜視図である。図15は、図14において水位検知装置および排水経路を形成する上面部材を外した状態の斜視図である。図16は、図15において排水経路および循環経路を形成する排水口カバーを外した状態の斜視図である。
図13〜図16に示されるように、樹脂で成型された洗浄槽2は、排水口19から機外に続く排水経路26の溝、排水ポンプ27の取付部27aなどが底部に一体に成型されている。また、洗浄槽2内の洗浄水の水位を検知する水位検知装置60を構成する部分のうち、空気室61、空気室61が水溜部18と連通する水位検知開口部62、および空気室61内の圧力を検知する圧力検知部63へ連通させる連通管64の連結部65が一体に成型されている。
水位検知装置60は、圧力検知方式である。水位検知装置60は、洗浄槽2の水溜部18に連通する水位検知開口部62を有する空気室61と、空気室61内の圧力を検知する圧力検知部63と、空気室61と圧力検知部63とを連通させる連通管64とを含む。この構成により、水溜部18の水位により空気室61の圧力が変化するようにして、その圧力を検知して水位を判定する。
空気室61は、洗浄槽2の底部に水位検知開口部62とともに一体で成型され、水位検知開口部62から上方に形成されている。また、空気室61は、洗浄槽2の水溜部18より高い位置の底部に形成され、形抜きによる開放面61aが上方になるように成型されている。そして、開放面61aは、その周囲に上面部材70が溶着されて封止されている。これによって、洗浄工程運転時に洗浄水が流入すると、空気室61が気密状態となる。また、溶着によって確実に接着され、容易には外れなくなる。ちなみに、上面部材70は、洗浄工程時に洗浄水が循環する流路などが内部に形成された複合部品である。
図15および図16に示されるように、排水経路26は、排水口19から機外に連通するように洗浄槽2の底部に構成されている。排水経路26は、排水ポンプ27のポンプ室27bを有している。排水ポンプ27が駆動されることにより、洗浄水は、排水経路26を矢印Eで示されるように流れて機外に排出される。
また、循環経路66は、排水経路26から分岐部67で分岐するように設けられている。循環経路66は、分岐部67で180度Uターンするようにして比較的細い幅で形成されている。そして、分岐部67より上流側の排水経路26に連通されている。洗浄水は、循環経路66を矢印Fで示されるように流れ、分岐部67より上流で、かつ、洗浄ポンプ27(ポンプ室27b)より上流の排水経路26に合流する。
排水口19には、排水口カバー19aが設けられている。排水口カバー19aは、排水
経路26を構成する排水経路カバー19bと、循環経路66を構成する循環経路カバー19cとが一体に形成されている。排水経路カバー19bは、排水ポンプ27より上流で、排水口19から排水ポンプ27の吸込口27cまでの排水経路26の上面を構成する。循環経路カバー19cは、循環経路66が排水経路26に合流する直前の上面を構成する。排水ポンプ27より下流の排水経路26の上面、および循環経路66の分岐部67の直後の上面は、空気室61の開放面61aが封止されたものと同じ上面部材70が被せられて構成される。
ここで、水位検知装置60の空気室61について説明する。
本実施の形態において、空気室61は、開放面61aが上方に形成されたが、成型の方法としては、開放面が下方に形成される場合もある。この場合、空気室61の底面が封止されるが、洗浄工程およびすすぎ工程においては、洗浄水が封止部分に溜まることになる。経年変化などにより、万一、この封止部分が劣化し、漏れが発生するようになった場合、水位検知装置として正確に機能しなくなるだけでなく、洗浄水が漏れることになり、2重の不具合となる。
本実施の形態の構成では、封止される開放面61aは、洗浄工程およびすすぎ工程で水溜部18に溜められる洗浄水の水面より高い位置となるとともに、空気室61の底面に封止部を有さない。この構成によって、万一、封止部分が劣化し、漏れが発生するようになった場合でも、水位検知装置として正確に機能しなくなるだけで、洗浄水が漏れることはない。
以上のように構成された食器洗い機について、その動作および作用を説明する。
使用者が下扉体5の扉体オープンボタン11を押し込む。次いで、使用者が下扉体5の上端部に手を掛け前方下方に引くことによって、上扉体4と下扉体5は、上扉体4が下扉体5の上に重なった状態で、ほぼ水平状態まで開成され、洗浄槽2の前面の開口部3は前方に開放される。
使用者は、開放された洗浄槽2の開口部3から下食器かご8を前方に引き出し、洗浄したい被洗浄物6を下食器かご8にセットする。下食器かご8に被洗浄物6のセッティングが終了すると、使用者は、下食器かご8を洗浄槽2内に押し込み収容する。
次に、使用者は、上食器かご7を前方に引き出し、洗浄したい被洗浄物6を上食器かご7にセットする。上食器かご7に被洗浄物6のセッティングが終了すると、使用者は、上食器かご7を洗浄槽2内に押し込み収容する。
次に、使用者は、適量の洗剤を下食器かご8に設けられた洗剤投入部90から洗浄槽2の水溜部18に投入し、上扉体4および下扉体5を閉じる。使用者は、操作表示部13によって電源を投入し、運転コースおよび時間等の条件を入力し、スタートボタンを押す。すると、制御部は、食器洗い機の運転を開始し、入力された条件にしたがって洗浄工程、すすぎ工程、乾燥工程を順に実行する。
まず、給水弁が動作して、所定量の洗浄水が洗浄槽2内に給水される。給水弁が停止し、給水が終わると、洗浄ポンプ22が駆動される。洗浄水はヒータ25によって加熱され、洗浄ポンプ22によって加圧されて、分水部から第1の回転洗浄ノズル14、第2の回転洗浄ノズル15、固定洗浄ノズル16および固定洗浄ノズル16と連通された第3の回転洗浄ノズル17に選択的に分水されて送水される。
分水部は、例えば、第1の回転洗浄ノズル14、第1の回転洗浄ノズル14と第2の回転洗浄ノズル15、第2の回転洗浄ノズル15、固定洗浄ノズル16とそれに連通した第3の回転洗浄ノズル17の順に所定時間毎に洗浄水の送水を切り替えるように動作する。
洗浄水が噴射されて被洗浄物6から脱落した残菜は、水溜部蓋20および残菜フィルタ23によって捕集される。また、洗浄水の温度は温度センサ29によって検出されており、洗浄水の温度が所定温度を超えるとヒータ25への通電が停止される。これによって、洗浄水は、常に洗浄に適した温度に維持される。
所定時間の洗浄工程が終了すると、汚れを含む洗浄水は排水ポンプ27によって機外に排出され、洗浄槽2内に新たに洗浄水が給水される。給水された洗浄水は洗浄ポンプ22によって加圧され、第1の回転洗浄ノズル14、第2の回転洗浄ノズル15、固定洗浄ノズル16および固定洗浄ノズル16と連通された第3の回転洗浄ノズル17に送給される。送給された洗浄水は、各洗浄ノズルの噴射孔から噴射され、被洗浄物6に付着した洗剤や残菜等を洗い流すすすぎ工程が実行される。
このすすぎ工程は、所定時間、すすぎ動作が行われた後、すすぎ動作によって被洗浄物6から洗剤や残菜が洗い出された洗浄水は、排水ポンプ27によって機外に排出される。そして、洗浄槽2内には新たな洗浄水が給水され、再びすすぎ動作が行われる。標準設定では、このすすぎ動作が3回実行され、洗浄水が排水ポンプ27によって機外に排出されて、すすぎ工程は終了する。
ここで、洗浄およびすすぎ動作時の残菜フィルタ23および排水口19まわりの洗浄水の流れについて、図11および図12を参照して説明する。
洗浄およびすすぎ動作時においては、水溜部18に溜まった洗浄水は、洗浄ポンプ22によって吸引され、図11に示されるように、循環排水口外郭47の上面47aに設けられた多数の孔から成る洗浄水循環吸込口48から洗浄水循環経路21に吸い込まれる。洗浄水循環吸込口48は、残菜フィルタ23より外側に円周状に設けられている。
この構成によって、洗浄およびすすぎ動作時においては、洗浄水は、概ね矢印Cで表示されたように流れる。洗浄水は、第1のフィルタ51の孔51bおよび第2のフィルタ52の孔52dにおいて、概ね内側から外側に向かって流れる。
このとき、循環される洗浄水に含まれる残菜や汚れは、大きい残菜は第2のフィルタ52によって捕集され、細かい残菜および汚れは第1のフィルタ51によって捕集される。
一方、排水動作時においては、水溜部18に溜まった洗浄水は、排水ポンプ27によって吸引され、図12に示されるように、機外排水口41の洗浄水排水吸込口45から排水経路26に吸い込まれる。洗浄水排水吸込口45は、残菜フィルタ23よりほぼ下側かつ内側に円周状に設けられている。排水直前の状態では、残菜フィルタ23の外周部まわりの水溜部18に存在する洗浄水の量は、残菜フィルタ23の直上部に存在する洗浄水の量より多い。
この構成によって、排水動作時においては、洗浄水は、概ね矢印Dで表示されたように流れる。洗浄水は、第1のフィルタ51の孔51bおよび第2のフィルタ52の孔52dにおいて、概ね外側から内側に向かって流れる。したがって、洗浄およびすすぎ時に第1のフィルタ51の内周面に付着した汚れおよび細かい残菜は、外側から内側へと流れる洗浄水(排水される洗浄水)によって洗い落とされ、排水される洗浄水とともに機外へ排出される。
次に、排水経路26とともに設けられた循環経路66の詳細な構成と洗浄水の流れについて、図12、図15および図16を参照して説明する。
排水経路26から循環経路66への分岐部67は、排水経路26に設けられた洗浄ポンプ27(ポンプ室27b)より下流側に設けられている。そして、分岐部67より下流側の排水経路26に、経路が狭くなった抵抗部68が設けられている。この構成によって、抵抗部68で洗浄水の流れが妨げられる。これによって、分岐部67近傍の排水経路26内の水圧が高くなり、分岐部67から循環経路66への洗浄水の流れが促進される。
また、排出される洗浄水は、第2のフィルタ52の孔52dを通過することができる大きさの残采を含んでいる。循環経路66は、分岐部67で180度Uターンするように折れ曲がり、比較的細い幅で形成されている。この構成によって、洗浄水に含まれる残采は直進して循環経路66には流入しにくくなる。これにより、循環経路66が詰まることが抑制される。なお、分岐部67で循環経路66が折れ曲がって分岐する方向は、排水経路26に対して180度に限るものではなく、90度以上であればよい。
分岐した循環経路66は、水位検知開口部62の上流側に経路が狭くなる絞り部69が設けられている。これによって、絞り部69を通過する洗浄水の流速が上昇する。そして、矢印Fで示されるように、循環経路カバー19cに当たって流下し、水位検知開口部62の近傍を通過する。このようにして、洗浄水は、分岐部67から排水経路26の上流側に流れて合流する。
ここで、水位検知開口部62について説明する。
水位検知開口部62は、水溜部18のほぼ最下部に位置し、排水経路26に隣接している。そのため、排水時に流される残采が完全に排出されずに残った場合、水位検知開口部62の近傍に溜まる可能性がある。それが積み重なり、水位検知開口部62が塞がれた場合、水位検知装置60が正常に動作しなくなる。
本実施の形態において、循環経路66は、水位検知開口部62の近傍を通過するように形成され、洗浄水は、機外に排出されるときに、排水経路26から循環経路66に分岐して流れる。この構成によって、通過する洗浄水が、水位検知開口部62の近傍に溜まりかけていた残采を洗い流す。すなわち、従来のように掃除部材で残采を取り除くようなことをしなくても残采が取り除かれ、水位検知開口部62が残采によって塞がれることがない。これにより、水位検知装置60が残采によって正常に動作しなくなることを防止することができる。
また、洗浄水は、水位検知開口部62の近傍を通過する前に絞り部69を通過し、流速が早くなる。これによって、水位検知開口部62の近傍にあった残采は、より確実に洗い流される。
さらに、水位検知開口部62は、排水ポンプ27の吸込口27cに近接して設けられているので、残采が排水ポンプ27に引き込まれやすくなる。これによって、空気室61の底部に残采が流れ込んだとしても引き出され、水位検知開口部62の近傍に残采が溜まりにくくなる。
排水動作は、洗浄工程およびすすぎ工程それぞれの最後に行われる。したがって、洗浄工程では排出される洗浄水に残采が多く含まれるが、すすぎ工程になれば洗浄水に含まれる残采も少なくなり、水位検知開口部62の近傍は、よりきれいに洗浄される。
なお、本実施の形態では、循環経路66が排水経路26の上流に連通される構成として説明したが、水位検知開口部62の近傍を通過するように構成されていれば、最後の連通位置は特に限定されるものではない。
すすぎ工程が終了すると、乾燥工程が実行される。乾燥装置30が動作し、内蔵されたファン31によって洗浄槽2内に送給される外気がヒータによって加熱され、送風と加温との両方の効果によって、被洗浄物6に付着した水滴の蒸発が行われる。この乾燥が所定時間実施された後、乾燥装置30の運転が停止されて乾燥工程が終了する。被洗浄物6の洗浄のすべての工程が終了し、選択された運転コースの実行が終了する。
以上のように、本実施の形態における食器洗い機は、本体1と、本体1内に設けられ食器等の被洗浄物6を収容する洗浄槽2と、洗浄槽2内の洗浄水の水位を検知する水位検知装置60とを備え、水位検知装置60は、洗浄槽2の水溜部18に水位検知開口部62を有し、水位検知開口部62から上方に設けられた空気室61と、空気室61内の圧力を検知する圧力検知部63とを含み、空気室61は、樹脂で形成された洗浄槽2の底部に形抜きによる開放面61aが上方になるように一体で成型され、開放面61aが封止されて形成されている。
この構成によって、封止される開放面61aは、洗浄工程およびすすぎ工程で水溜部18に溜められる洗浄水の水面より高い位置となるとともに、空気室61の底面に封止部を有さない。この構成によって、万一、封止部分が劣化し、漏れが発生するようになった場合でも、水位検知装置として正確に機能しなくなるだけで、洗浄水が漏れることはない。
また、開放面61aは、上面部材70が溶着されて封止されている。この構成によって、上面部材70は開放面61aに確実に接着され、容易には外れなくなる。
以上のように、本発明にかかる食器洗い機は、水位検知装置の空気室が洗浄槽に一体に形成され、接続部が劣化しても洗浄水が漏れることを抑制されるので、キッチンのワークトップ等に載置したり、システムキッチンにビルトインしたりして使用される家庭用の食器洗い機等として有用である。
1 本体
2 洗浄槽
3 開口部
4 上扉体(扉体)
5 下扉体
6 被洗浄物
7 上食器かご
8 下食器かご
14 第1の回転洗浄ノズル(洗浄装置)
15 第2の回転洗浄ノズル(洗浄装置)
16 固定洗浄ノズル(洗浄装置)
17 第3の回転洗浄ノズル(洗浄装置)
17a 回転洗浄ノズル導水路
18 水溜部
19 排水口
20 水溜部蓋
21 洗浄水循環経路
22 洗浄ポンプ
23 残菜フィルタ
25 ヒータ
26 排水経路
27 排水ポンプ
29 温度センサ
30 乾燥装置
41 機外排水口
42 循環排水口
45 洗浄水排水吸込口
48 洗浄水循環吸込口
51 第1のフィルタ
52 第2のフィルタ
60 水位検知装置
61 空気室
61a 開放面
63 圧力検知部
66 循環経路
70 上面部材

Claims (2)

  1. 本体と、
    前記本体内に設けられ被洗浄物を収容する洗浄槽と、
    前記被洗浄物を洗浄する洗浄装置と、
    前記洗浄槽内の洗浄水の水位を検知する水位検知装置とを備え、
    前記水位検知装置は、前記洗浄槽の水溜部に水位検知開口部を有し、前記水位検知開口部から上方に設けられた空気室と、前記空気室内の圧力を検知する圧力検知部とを含み、
    前記空気室は、樹脂で形成された前記洗浄槽の底部に形抜きによる開放面が上方位置になるように一体で成型され、前記開放面が封止されて形成された、
    食器洗い機。
  2. 前記開放面は、所定の上面部材が溶着されて封止される、
    請求項1記載の食器洗い機。
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