JP2019078153A - 折板屋根用ドリルねじ及び折板屋根工法 - Google Patents

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敏春 新居
将治 泉
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将治 泉
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Abstract

【課題】 従来の技術は、支持金具等の別の部品を必要とするためコスト高になると共に、施工に多大な時間が掛かり、専門の職人が必要となる。また、折板の底部フランジに接着体を設けてなる形態で、構造上、接着体の隙間から雨水が入り込むという問題が発生する。【解決手段】 折板屋根施工時に使用するドリルねじであって、ねじ軸の先端にドリル部を突設し、ドリル部の後端からねじ軸の中央付近まで雄ねじ部を有すると共に、ねじ軸の後端に頭部を設け、頭部の下方に短寸の支持ねじ部を設けてなることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、折板屋根施工に使用する折板屋根用ドリルねじと折板屋根工法に関するものである。
従来の技術として、下地材上に固定した支持金具の剣先ボルトを用いて、山部と谷部とを有する折板屋根の山部を留めつけて固定した、ボルト固定型の既設の折板屋根上に、改修用折板支持金具を固定した後、新設の折板屋根を固定する折板屋根構造であって、前記改修用折板支持金具に、既設の折板屋根と新設の折板屋根との間において山部から山部へと橋渡しする橋渡し部を設け、該橋渡し部の少なくとも一端に、既設の折板屋根の山部上に載置固定する載置部を一体形成して、該載置部をなす載置片を上記山部上面に、既設の折板屋根の山部上面の突出物を収容して面接触させるためのバカ孔と、固定用のドリルネジを上から螺合するための挿通孔とを用いて面接触状態で固定し、上記載置片の上方に対設した受け片の剣先ボルトで新設の折板屋根を固定するようにした折板屋根構造がある。(特許文献1参照)
また、別の従来技術として、鋼製枠材と薄鋼板製折板とを備えた鋼製パネルにおける部材相互の接合構造であって、前記鋼製枠材と前記薄鋼板製折板における底部フランジとの重ね合せ面に、長方形、正方形状、円形、楕円形等の面状の粘性体または粘弾性体からなる接着体を設けて接着したことを特徴とする鋼製枠材と薄鋼板製折板とを備えた鋼製パネルにおける部材相互の接合構造がある。(特許文献2参照)
特開平9−72048号公報 特開2011−17174号公報
上記前者については、支持金具等の別の部品を必要とするためコスト高になると共に、施工に多大な時間が掛かり、専門の職人が必要となる。
また、上記後者においては、折板の底部フランジに接着体を設けてなる形態で、構造上、接着体の隙間から雨水が入り込むという問題が発生する。
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするもので、特に折板屋根用ドリルねじに支持ねじ部を設けることにより重合した折板を支持固定すると共に、液状ゴムにより止水力を大幅にアップすることができる。
また、折板屋根工法により、専門知識が無くとも、確実にかつ短時間に折板屋根を施工できることを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、折板屋根施工時に使用するドリルねじであって、ねじ軸の先端にドリル部を突設し、ドリル部の後端からねじ軸の中央付近まで雄ねじ部を有すると共に、ねじ軸の後端に頭部を設け、頭部の下方に短寸の支持ねじ部を設けてなること。少なくとも前記支持ねじ部に、液状ゴムを塗布してなること。前記支持ねじ部の上端部と頭部の下面との寸法を折板を重合させた厚み前後の隙間を設けたことを特徴とする。
また、所要ピッチに配設した母屋の上面に、折板を長手方向に一部を重合させながら配置した重合配置工程と、折板の重合部の頂面に前記折板屋根用ドリルねじを電動工具にてねじ込み貫通させる貫通工程と、母屋にねじ込み支持ねじ部が折板の重合部に螺入し支持固定する支持固定工程とからなること。前記折板の重合端部を内側および/又は外側に、雨水侵入防止部を形成してなること。前記折板の重合部の長手方向に両面テープを設けてなり、これを剥して折板の重合部を接着する接着工程を、前記重合配置工程の前に設けてなることを特徴とする折板屋根工法。
1)、折板屋根用ドリルねじにおいて、支持ねじ部を設けることにより、折板の重合部を確実に支持固定できる。
2)、少なくとも支持ねじ部に液状ゴムを塗布することにより、雨による漏水を確実に防止することができる。
3)、折板屋根工法において、折板の重合部を折板屋根用ドリルねじにて施工するだけで、他の部材を使用することなく、専門知識も必要なく、短時間に施工できる。
4)、折板に雨水侵入防止部を設けることにより、より一層漏水を防止することができる。
本発明の第1実施例を示す折板屋根用ドリルねじの正面図。 本発明の第2実施例を示す折板屋根用ドリルねじの要部の正面図。 本発明の一実施例を示す折板屋根工法の重合配置工程図。 本発明の一実施例を示す折板屋根工法の貫通工程図。 本発明の一実施例を示す折板屋根工法の支持固定工程図。 本発明の一実施例を示す折板屋根工法の折板重合部の拡大図。 本発明の一実施例を示す折板屋根工法の施工全体図。 本発明の一実施例を示す折板屋根工法に使用する折板の第1参考図。 本発明の一実施例を示す折板屋根工法に使用する折板の第2参考図。
折板屋根用ドリルねじ1は、折板屋根施工時に使用するもので、ねじ軸2の先端にドリル部3を突設し、ドリル部3の先端からねじ軸2の中央付近まで雄ねじ部4を形成すると共に、ねじ軸2の後端に六角形のツバ付の頭部5を設け、この頭部5の下面に、折板を重合させた厚み前後の隙間6を設け、その下方に長さ寸法10mm前後の支持ねじ部7を設けてある。
なお、例えば全長8を80mm位とする。
折板屋根用ドリルねじ21は、上記折板屋根用ドリルねじ1の支持ねじ部7に液状ゴムGを塗布してなるものである。(図2)
つぎに、折板屋根工法について説明する。
例えば、キャノピーを施工する場合で説明する。
1、予め、ガソリンスタンド(図示せず)等に、柱を立設し、その上端に梁・母屋O(リップ溝型鋼)を載置し、その上面に折板S・S1を長手方向(梁Hの)一部重合Zさせながら配置する重合配置工程。(図3)
2、折板S・S1の重合部Zの頂面Z1に前記折板屋根用ドリルねじ1・21を電動工具(図示せず)にてドリル部3よりねじ込み貫通させる貫通工程。(図4)
3、母屋Oにドリル部3よりねじ込み(雄ねじ部4)、支持ねじ部7が折板S・S1の重合部Zに螺入し、最終的に重合部Zが隙間6に入り込むと共に、液状ゴムGが外囲に密着(硬化)し、止水効果を発揮し、かつ、重合部Zを支持固定するものである。(図5・6)
上記の工程を繰り返すことにより、折板S2―――を順次施工し、折板屋根SYを施工するものである。(図7)
なお、折板屋根SYを施工後、中央に水切り(図示せず)を施工し、周囲に幕板(図示せず)を施工し、キャノピーを完成させるものである。
つぎに、折板屋根工法に使用する折板SPについて説明する。
折板SPは、重合端部Tを内側にループ状に折曲し、雨水侵入防止部ABを形設してなる。
また、別の折板SP1として、重合端部T1の内側及び外側に凹凸状の雨水侵入防止部AB1を形設してなるものである。
上記実施例において、折板屋根用ドリルねじの材質を例えばS45Cにするものである。(焼入済)
また、長さや径等は必要に応じて決めればよい。
さらに、折板屋根の施工は、キャノピーに限定しない。
さらにまた、液状ゴムは同様な機能を有するものであれば、他のものでもよい。
1―――折板屋根用ドリルねじ
2―――ねじ軸
3―――ドリル部
4―――雄ねじ部
5―――頭部
6―――隙間
7―――支持ねじ部
8―――全長
G―――液状ゴム
O―――母屋
S―――折板
AB――雨水侵入防止部

Claims (6)

  1. 折板屋根施工時に使用するドリルねじであって、ねじ軸の先端にドリル部を突設し、ドリル部の後端からねじ軸の中央付近まで雄ねじ部を有すると共に、ねじ軸の後端に頭部を設け、頭部の下方に短寸の支持ねじ部を設けてなることを特徴とする折板屋根用ドリルねじ。
  2. 少なくとも前記支持ねじ部に、液状ゴムを塗布してなることを特徴とする請求項1記載の折板屋根用ドリルねじ。
  3. 前記支持ねじ部の上端部と頭部の下面との寸法を折板を重合させた厚み前後の隙間を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の折板屋根用ドリルねじ。
  4. 所要ピッチに配設した母屋の上面に、折板を長手方向に一部を重合させながら配置した重合配置工程と、折板の重合部の頂面に前記折板屋根用ドリルねじを電動工具にてねじ込み貫通させる貫通工程と、母屋にねじ込み支持ねじ部が折板の重合部に螺入し支持固定する支持固定工程とからなることを特徴とする折板屋根工法。
  5. 前記折板の重合端部を内側および/又は外側に、雨水侵入防止部を形成してなることを特徴とする請求項4記載の折板屋根工法。
  6. 前記折板の重合部の長手方向に両面テープを設けてなり、これを剥して折板の重合部を接着する接着工程を、前記重合配置工程の前に設けてなることを特徴とする請求項4又は5記載の折板屋根工法。
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