JP2019077968A - 繊維集合体、これを用いた吸油材及び繊維集合体の製造方法 - Google Patents

繊維集合体、これを用いた吸油材及び繊維集合体の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019077968A
JP2019077968A JP2017206875A JP2017206875A JP2019077968A JP 2019077968 A JP2019077968 A JP 2019077968A JP 2017206875 A JP2017206875 A JP 2017206875A JP 2017206875 A JP2017206875 A JP 2017206875A JP 2019077968 A JP2019077968 A JP 2019077968A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
fiber assembly
hot air
nozzle
fibers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017206875A
Other languages
English (en)
Inventor
紘邦 張本
Hirokuni Harimoto
紘邦 張本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ohashi Tomotaka
Original Assignee
Ohashi Tomotaka
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ohashi Tomotaka filed Critical Ohashi Tomotaka
Priority to JP2017206875A priority Critical patent/JP2019077968A/ja
Priority to CN201810986090.4A priority patent/CN109112689A/zh
Publication of JP2019077968A publication Critical patent/JP2019077968A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02GCRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
    • D02G3/00Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
    • D02G3/02Yarns or threads characterised by the material or by the materials from which they are made
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D17/00Separation of liquids, not provided for elsewhere, e.g. by thermal diffusion
    • B01D17/02Separation of non-miscible liquids
    • B01D17/0202Separation of non-miscible liquids by ab- or adsorption
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D5/00Formation of filaments, threads, or the like
    • D01D5/08Melt spinning methods
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D5/00Formation of filaments, threads, or the like
    • D01D5/12Stretch-spinning methods
    • D01D5/14Stretch-spinning methods with flowing liquid or gaseous stretching media, e.g. solution-blowing
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02BHYDRAULIC ENGINEERING
    • E02B15/00Cleaning or keeping clear the surface of open water; Apparatus therefor
    • E02B15/04Devices for cleaning or keeping clear the surface of open water from oil or like floating materials by separating or removing these materials
    • E02B15/045Separating means for recovering oil floating on a surface of open water
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02BHYDRAULIC ENGINEERING
    • E02B15/00Cleaning or keeping clear the surface of open water; Apparatus therefor
    • E02B15/04Devices for cleaning or keeping clear the surface of open water from oil or like floating materials by separating or removing these materials
    • E02B15/10Devices for removing the material from the surface
    • E02B15/101Means floating loosely on the water absorbing the oil
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/20Controlling water pollution; Waste water treatment
    • Y02A20/204Keeping clear the surface of open water from oil spills

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Abstract

【課題】微細な極細繊維からなる嵩高で保形性に優れた繊維集合体、こうした繊維集合体を用いた吸油能に優れへたりにくい吸油材及び繊維集合体の製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】極細繊維からなる繊維集合体であって、極細繊維の平均繊維径が0.2〜4μmであり、極細繊維の少なくとも一部は略長さ方向に束状に集合し少なくとも一部が接着した繊維束径5μm以上の繊維束を形成することを特徴とする繊維集合体とする。【選択図】図5

Description

本発明は、繊維集合体、これを用いた吸油材及び繊維集合体の製造方法に関する。
海面や水面に流出した油等を回収するために、従来からさまざまな繊維の材質や繊維径などを用いた油吸着材が知られている。例えば特許文献1にはポリプロピレンの繊維径が100〜500nmのナノファイバー積層体を用いた吸油材が提案されている。特許文献2には、細いポリプロピレン繊維と太いポリエステル繊維からなる長繊維不織布を用いた吸油材が提案されている。
特開2013−184095号公報 特開2014−240537号公報
しかし、特許文献1に示す繊維径が100〜500nmの微細なナノファイバー積層体を用いた吸油材では、繊維強度が非常に弱く少しの外力で形状が変化し元に戻らない傾向がみられた。そのためナノファイバー同士の間隔が減少し、高粘性の油に対して毛細管現象が生じにくく、油は吸着材の内部まで浸透しないという問題があった。
また、特許文献2に示す細いポリプロピレン繊維と太いポリエステル繊維からなる長繊維不織布を用いた吸油材では、太い繊維が骨格となりへたりの問題が改善されるものの、融点の異なる2種類の樹脂を用いるため製造方法が複雑になるという問題があった。
そこで、本発明は、前記問題点に鑑みなされたものであり、微細な極細繊維からなる繊維集合体を提供するとともに、こうした繊維集合体を用いて吸油能や保形性に優れへたりにくい吸油材を提供することを目的とする。さらに、比較的単純な構造を有するメルトブロー用口金から1種類の溶融樹脂を吐出して熱風により延伸した極細繊維からなる繊維集合体の製造方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、極細繊維からなる繊維集合体であって、極細繊維の平均繊維径は0.2〜4μmであり、極細繊維の少なくとも一部は、略長さ方向に束状に集合し少なくとも一部が接着した繊維束径5μm以上の繊維束を形成することを特徴とする繊維集合体である。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の繊維集合体において、本数基準で10〜80%の極細繊維が繊維束を形成することを特徴とする繊維集合体である。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の繊維集合体において、嵩密度が0.005〜0.2g/cmであることを特徴とする繊維集合体である。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の繊維集合体を用いることを特徴とする吸油材である。
請求項5記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の繊維集合体の製造方法において、加熱した溶融樹脂を吐出できる10箇所以上の液ノズルと、液ノズルから吐出される溶融樹脂に熱風を吹き出して繊維状に延伸する1箇所以上の熱風ノズルを備えるメルトブロー用口金であって、液ノズルと熱風ノズルは、それぞれ一定の断面形状を有する柱状中空体であり、互いに近接し、液ノズルが円形の断面形状からなり直径Dの円周上に0.3〜2mmの略等間隔で配置され、熱風ノズルが、液ノズルが配置されている円と同じ中心を有する直径Dの円周上全体にリング状の断面形状で配置され、DはDよりも小さいか又は大きいとともに、液ノズルの中心軸の延長線と熱風ノズルの中心軸の延長線が口金下面の下方側において交差するように配置されているメルトブロー用口金を用いて、液ノズルから吐出し加熱した溶融樹脂に対して、熱風ノズルから吹き出した熱風により繊維状に延伸させた極細繊維を捕集板上に堆積させることを特徴とする繊維集合体の製造方法である。
請求項1〜3の繊維集合体の発明は、極細繊維同士が略長さ方向に少なくとも一部が接着した繊維束と繊維束を構成しない他の極細繊維が互いに絡み合うことにより、極細繊維間の微細な空間を維持しつつ繊維束が骨格となる嵩高く保形性の高い繊維集合体となる。
請求項4の吸油材の発明は、繊維束を骨格とする繊維集合体とすることにより、油を強く吸い上げていくことができ、微細な空間に油を保持する能力に優れ、保形性が高くへたりにくい油吸着材となる。特に、高粘性の廃油やC重油などの油吸着材として有用である。
請求項5の繊維集合体の製造方法の発明は、かかる嵩高く保形性の高い繊維集合体が、比較的単純な構造を有するメルトブロー用口金から1種類の溶融樹脂を吐出して熱風により延伸させ堆積させることにより得ることができる。
本発明の実施形態による繊維集合体製造装置のブロック図である。 本発明の実施形態による繊維集合体製造装置に用いるメルトブロー用口金の平面図である。 図2のA―A線に沿ったメルトブロー用口金の断面図である。 本発明の実施例1による繊維集合体の外観を示す顕微鏡写真である。 本発明の実施例1による繊維集合体を拡大観察した走査型電子顕微鏡写真である。 本発明の実施例2による繊維集合体を拡大観察した走査型電子顕微鏡写真である。
本明細書中において、繊維集合体とは、繊維から加工して得られる繊維集合体、例えば繊維束(トウ)、ウェブ、不織布、繊維塊、紡績糸などを包含する。また、本明細書中において、極細繊維には、メルトブロー法やエレクトロスピニング法によって得られるような繊維も包含される。
本発明の繊維集合体は、例えばメルトブロー法により得られる平均繊維径が0.2〜4μmの極細繊維から構成される。
かかる極細繊維が単にそのまま集合した繊維集合体では、繊維強度が弱く少しの外力で形状が変化し元に戻らない傾向がみられ、保形性が低下しやすい。また、繊維同士の間隔が減少し、吸油材として毛細管現象が生じにくく、繊維集合体の内部まで油が浸透しない。
そこで、極細繊維の少なくとも一部は、略長さ方向に束状に集合し少なくとも一部が接着した繊維束径5μm以上の繊維束を形成し、繊維束を形成していない極細繊維と繊維束が絡み合っている繊維集合体が好ましい。こうした構成とすることで、骨格となる繊維束の周りに単繊維からなる極細繊維が絡み合った微細で略均一な空間が分布し、嵩高く保形性に優れた繊維集合体が得られる。
なお、繊維束径5μm以上の繊維束は、繊維集合体にいくつ含まれてもよく、束幅5μm未満の繊維束では骨格として充分でなく嵩高性や保形性が低下する。また、繊維束は極細繊維同士が略長さ方向に集合しているが、必ずしも長さ方向に揃っている必要はなく、絡み合ったり捩じられていてもよい。さらに、繊維束を形成する極細繊維は、略長さ方向全体に接着している必要はなく、繊維束がばらけない程度に極細繊維同士の少なくとも一部が接着しても良い。
こうした繊維束は、繊維束を形成しない他の極細繊維と絡み合いながら繊維集合体を構成することで、繊維束を骨格として繊維集合体の嵩高性や保形性の向上に役立つ。
本発明の繊維集合体に用いる樹脂は、吸油する性質が高い熱可塑性樹脂、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリプロピレン−ポリエチレン共重合体などのポリオレフィン系樹脂が好ましい。これらの樹脂は、親油性が高く、微細な繊維からなる極細繊維は、比表面積が大きいので高い吸油性を発揮できる。これらの樹脂は、上記の通りメルトブロー法により容易に極細繊維に紡糸することができ、紡糸した極細繊維の少なくとも一部が略長さ方向に束状に集合し少なくとも一部が接着した繊維束と繊維束を形成しない他の極細繊維とが絡み合う繊維集合体を得るのに好適である。また、1種類の樹脂を溶融しメルトブロー法により極細繊維に紡糸してかかる繊維集合体を得ることができるので、融点の異なる2種類以上の樹脂を用いる場合に比較し製造上有利である。
また、繊維集合体を構成する極細繊維の平均繊維径は、0.2〜4μmが好ましく、0.4〜3μmがより好ましい。0.2μm未満では、繊維集合体として保形性が低下し、4μmを超えると繊維集合体の比表面積が小さく吸油能が低下し好ましくない。
ここで、極細繊維の少なくとも一部は繊維束の形成に関与し、残りの繊維束の形成に関与していない極細繊維は単繊維として繊維束や極細繊維同士と絡み合った繊維集合体を構成する。極細繊維全体の内、本数基準で5〜70%の極細繊維が繊維束の形成に関与していることが好ましく、本数基準で10〜50%がより好ましい。5%未満では、繊維集合体として嵩高性や保形性が低下し、70%を超えると比表面積が低下し好ましくない。
また、繊維集合体の嵩密度は、0.005〜0.2g/cmが好ましく、0.015〜0.08g/cmがより好ましい。0.005g/cm未満では、繊維束間若しくは極細繊維間の隙間が大きくなり表面張力による毛細管現象が低下し保形性も劣り、0.08g/cmを超えると空隙が少なくなり繊維集合体全体の吸油量が低下する。
これまで上述した特性を有することにより、極細繊維同士が略長さ方向に少なくとも一部が接着した繊維束と繊維束を構成しない他の極細繊維が互いに絡み合い、極細繊維間の微細な空間を維持しつつ繊維束が骨格となる嵩高く保形性の高い繊維集合体となる。
本発明の繊維集合体は、海面や水面に流出した油等を回収するためのオイルフェンス、オイルブロック等の吸油材として有用であり、前述の通り、吸油する性質が高い熱可塑性樹脂、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリプロピレン−ポリエチレン共重合体などのポリオレフィン系樹脂が好ましい。
それにより、本発明の繊維集合体により構成される吸油材は、比表面積が大きい極細繊維からなるため、高い吸油性を発揮できる。さらに極細繊維が略長さ方向に束状に集合し少なくとも一部が接着し適度な隙間を有する繊維束を形成しているため、吸油できる空間を保ちつつ圧縮されても元の形状に復元しやすく、嵩高性や保形性に優れている。
また、かかる繊維束は十分な長さを有することが好ましい。繊維束の一部が油と接触すれば、毛細管現象により繊維束全体ひいては繊維集合体全体に吸油が進行することとなるからである。
かかる繊維集合体は、これまで示した吸油材だけにとどまらず、有機溶剤の吸着材、断熱材や吸音材にも同様に適用することができる。さらに、衣服の芯地、衣服の中綿、寝具の布団綿、マットの中綿、枕の中綿、気体・液体用のフィルターなどにも有効である。
次にメルトブロー法を用いた繊維集合体の製造方法について説明する。本発明の繊維集合体は紡糸口金から溶融樹脂を押し出しし、熱風流体によって前記押し出された繊維を吹き飛ばし、前記吹き飛ばされた繊維を略長さ方向に束状に集合させ、束状の繊維の少なくとも一部を接着することにより得られる。こうした接着は熱によるものであり、溶融樹脂が熱風流体により延伸されて極細繊維となる過程において、まだ温度が高い状態の繊維が近傍の繊維と接触しながら集合し、繊維同士の少なくとも一部が接着した繊維束を形成するものと考えられる。
図1に本発明の実施形態の繊維集合体を得るための製造装置のブロック図を示す。該製造装置は、溶融樹脂を押し出す押出機200と、熱風を生成する熱風生成装置300と、押出機200から押し出された溶融樹脂を繊維状にして吐出するためのメルトブロー用口金20とを備えている。ここで、メルトブロー用口金20には、溶融樹脂を吐出するための液ノズルと液ノズルから吐出された溶融樹脂に熱風を吹き付けて延伸させるための熱風ノズルが設けられている。
さらに、溶融樹脂を吐出する方向にはメッシュ状のベルトコンベアが設けられており、微細化された樹脂繊維が走行中のベルト上に集積されることで極細繊維からなる繊維集合体が形成される。
本発明の繊維集合体は、極細繊維が略長さ方向に束状に集合し少なくとも一部が接着した繊維束と、該繊維束などと絡み合う単繊維の極細繊維から構成されている。こうした繊維束を得るためには、メルトブロー用口金に複数の液ノズルを設け該液ノズル同士が互いに所定距離だけ接近していることが好ましい。それにより、複数の液ノズルから吐出された溶融樹脂が熱風ノズルから吹き出す熱風ガスによりそれぞれ微細な繊維に延伸されるとともに、その延伸過程で繊維同士が互いに接することで略長さ方向に束状に集合し、少なくとも一部が接着した繊維束を含む繊維集合体が形成されることとなる。
図2及び図3を参照して、本発明の実施形態の繊維集合体を得るために好適なメルトブロー用口金20について説明する。
図2に示すように、口金20の内部には溶融樹脂を吐出する液ノズル22が直径D1Aを有する円周上に多数設けられている。さらに、1箇所の熱風ノズル24は、液ノズル22が配置されている円と同じ中心を有する直径D2Aの円周上にそれぞれの液ノズル22に近接して配置されている。ここで、直径D2Aは直径D1Aより小さくしている。
図2及び図3において、液ノズル22と熱風ノズル24は、それぞれ一定の断面形状を有する柱状中空体である。ここで、熱風ノズル24は、リング状の断面形状を有するものを1箇所配置しているとみることができる。
図3は、図2のA−A線に沿ったメルトブロー用口金の断面図であるが、1箇所の液ノズル22の中心軸Pと直径D1A(及びD2A)の円の中心を含んでいる。そして、図3に示すように、液ノズル22の中心軸Pの延長線と熱風ノズル24の中心軸Pの延長線が口金下面20aの下方側の点Xにおいて角度θで交差するように構成されている。
なお、溶融樹脂を吐出する液ノズル22に実際に熱風を吹き付け微細な繊維に延伸させるのは、リング状の断面形状を有する熱風ノズル24全体の内、その液ノズルから最短距離にある側の熱風ノズルである。そこで、熱風ノズル24の中心軸Pとして図3に示す位置を採用している。他の液ノズル22についても、同様に、その他の液ノズル22から最短距離にある側の熱風ノズルを考慮すればよい。
図2ではリング状の断面形状を有する熱風ノズル24を1箇所配置しているが、例えば2分割して配置することができ、さらに細かく分割することもできる。こうした熱風ノズルを2箇所以上に分割した場合であっても、個々の液ノズルとそれに近接して配置される熱風ノズルとの最短距離がそれぞれ一定となるように構成することが望ましい。
ここで、液ノズル22は溶融樹脂を吐出できるものであれば良く、断面の形状は特に限定するものではないが、例えば、円形、楕円形、四角形や六角形などの多角形であることができる。均一な加工のしやすさから、円形であることが好ましい。
また、液ノズル22の断面の大きさは溶融樹脂の種類や温度などにより適宜選択されるが、円形の場合、直径は0.1mmから1.0mmが好ましく、0.15mmから0.7mmがより好ましく、0.2mmから0.5mmがさらに好ましい。
なお、液ノズル22の断面の大きさは、必ずしもすべて同じとする必要はなく、繊維径に分布をもたせるため、上記範囲内で変えても良い。
また、液ノズル22は図2に示すように円周上に略等間隔で設けられている。図2に示す間隔dは0.3〜2mmが好ましく、0.5〜1.5mmがより好ましい。0.3mm未満では極細繊維同士の接着している箇所が増大し繊維間の微細な空間が減少するので好ましくない。2mmを超えると極細繊維同士の接着する箇所が減少し繊維束の形成が困難となる。
図3において、中心軸Pの延長線と中心軸Pの延長線が成す角度θは、0度から30度が好ましく、0度から25度がより好ましく、5度から20度がさらに好ましい。30度を超えると、熱風ガスによる溶融樹脂の延伸が不十分で微細な繊維が得られ難くなるためである。なお、角度θが0度に近づくとともに、図3に示す点Xと口金下面20aとの距離は大きくなるが、この場合でも熱風ガスによる溶融樹脂の延伸がなされ微細な繊維が得られる。
図2では、熱風ノズル24に繋がる熱風導入口300bを側面部から中心部に設けているため、それと干渉する位置にある液ノズルを省略している。その場合、熱風導入口300bを挟む両端の液ノズルの間隔が大きくなるため、その両端の液ノズルに由来する極細繊維同士の接着が阻害されるが、口金全体として繊維束の形成への影響は限定的である。なお、こうした干渉による液ノズルの省略を避けるため、熱風導入口300bを口金下面20aの反対面である口金上面に移してもよい。
図2及び図3では、口金20において、液ノズル22を傾斜させている。代わりに熱風ノズル24を傾斜させても良いし、両方とも傾斜させても良い。ただし、これらの場合でも、中心軸Pの延長線と中心軸Pの延長線が成す角度θは、30度以内が好ましい。
以上述べてきた口金20では、直径D2Aは直径D1Aより小さい場合の構成である。
逆に、直径D2Aが直径D1Aより大きい場合でも、同じく微細な繊維からなる極細繊維を多数得ることができ、また、溶融樹脂と熱風ガスのそれぞれの導入経路の切り分けが容易であることなど同様である。
メルトブロー用口金20は、それぞれの熱風ノズル22から吹き出される熱風ガスが少ない量であっても、それぞれの液ノズル22から吐出された溶融樹脂が熱風ノズル24から吹き出された熱風ガスにより延伸され微細な繊維である極細繊維が多数得られるので生産性に優れている。
さらに、液ノズル22が円周上に接近して複数配置されているため、これらの多数の極細繊維は、口金20から吐出し延伸した極細繊維全体が絡み合いながら集合して少なくとも一部が接着した繊維束と、該繊維束などと絡み合う単繊維の極細繊維とからなる繊維集合体を構成することとなる。そして、こうした繊維集合体は、複数の繊維束と該繊維束などと絡み合った多数の単繊維が延伸方向に捩じられ嵩高なロープ状の外観となる傾向がみられる。こうしたロープ状の外観の繊維集合体は、吸油材に適用した場合、油の吸着が繊維束ひいてはロープに沿って進行しやすく好ましい。
なお、生産効率を向上するため、口金を複数設けることもできる。その場合、繊維束は同じ口金から吐出される極細繊維同士から構成される傾向がみられ、他の口金から吐出される極細繊維とは接着せず繊維束を構成しない傾向がみられる。口金が異なると、液ノズル間の距離が大きくなり高温での繊維同士の接触が難しいためと考えられる。そして、それぞれの口金から、それぞれロープ状の外観の繊維集合体が得られる。
以下、実施例を用いてさらに具体的に説明する。なお、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。また、実施例において使用する特性値は、次の測定法により測定したものである。
(1)平均繊維径及び繊維束径
繊維集合体の任意の場所から、2〜3cm×2〜3cmの測定サンプルを3個採取し、走査型電子顕微鏡で倍率を500〜3000倍に調節して採取したサンプルから写真を各2枚ずつ、計6枚を撮影し、写真1枚当たりから繊維の直径がはっきり確認できるものについて測定し、平均した値を平均繊維径とした。
さらに、写真に含まれる繊維同士が略長さ方向に束状に集合した繊維束についても、その繊維束径を同様に測定した。
(2)繊維束の割合
上記の撮影した写真から繊維1本1本をカウントし、構成する全繊維本数を計測した。この内2本以上の繊維が束状に収束し接着している繊維束ごとに、それぞれの繊維束を構成する繊維の本数をカウントし、それらを合計して繊維束を構成する繊維本数を求めた。そして、全繊維本数に占める繊維束を構成する繊維本数の割合(%)を、100×繊維束を構成する繊維本数/全繊維本数から算出した。
(3)吸油量
規定量の繊維集合体からなる吸油材(1.5g)を装填したステンレス製円筒金網(φ90mm)を廃エンジンオイルに5分間浸透させた後、廃エンジンオイルから取り出し、5分間放置した。その前後の質量変化を測定し、吸油量を求めた。
(実施例1)
ポリプロピレンを溶融した樹脂を、押し出し機に取り付けた図2に示すメルトブロー用口金20と同様でかつ以下の口金条件を有する口金を用い、以下の運転条件により紡糸した。
<口金条件>
口金形状 φ85mm×25mm
1A 42mm
2A 38mm
液ノズル φ0.35mm×108
熱風ノズル リング状ノズル×1
θ 10度
液ノズル間隔(d) 0.73mm
<運転条件>
押出機温度 250℃
樹脂吐出量 5〜20kg/hr
熱風(空気)温度 300℃
熱風(空気)流量 0.2〜0.5Nm/分
ここで、口金の温度は約300℃であり、紡糸の開始から終了まであまり変動がみられずほぼ一定であった。
メルトブロー用口金より吐出された溶融したポリプロピレン樹脂は、熱風ノズルより吹出した高速高温気流により延伸され、微細な樹脂繊維が絡み合い捩じられてロープ状にてベルトコンベア上に堆積した繊維集合体が得られた。
図4は、かかる繊維束を含む繊維集合体を低倍率で撮影した顕微鏡写真の一例であって、ベルト上に集積した繊維集合体を一方向にひろげることができ、溶融樹脂の吹き出し方向にロープ状に纏まった繊維集合体を示している。
図5は、本実施例により得られた極細繊維からなる繊維集合体を500倍に拡大して撮影した走査型電子顕微鏡の写真の一例である。微細な単繊維である極細繊維が長さ方法に束状に集合し、極細繊維同士の少なくとも一部が接着した繊維束がいくつか形成されているとともに、繊維束を構成しない多くの極細繊維が繊維束や極細繊維同士と絡まりながら分布していた。
なお、極細繊維の平均繊維径は0.55μmであった。また、それぞれの繊維束の繊維束径は、いずれも5μm以上であり、全繊維本数に占める繊維束を構成する繊維本数の割合は、28%であった。そして、得られた繊維集合体の嵩密度は、0.020g/cmであった。
続いて、本実施例の繊維集合体について、吸油量の測定をおこなったところ、吸油量は60gであった。その際、吸油後の繊維集合体にへたりがみられず保形性に問題が見られなかった。
(実施例2)
ポリプロピレンを溶融した樹脂を、押し出し機に取り付けた図2に示すメルトブロー用口金20と同様でかつ以下の口金条件を有する口金を用い、以下の運転条件により紡糸した。ここで、実施例1と口金条件及び運転条件が同じ条件の項目については省略した。
<口金条件>
液ノズル φ0.35mm×78
液ノズル間隔 1.15mm
<運転条件>
樹脂吐出量 5〜13kg/hr
熱風(空気)温度 330℃
ここで、口金の温度は約330℃であり、紡糸の開始から終了まであまり変動がみられずほぼ一定であった。
メルトブロー用口金より吐出された溶融したポリプロピレン樹脂は、熱風ノズルより吹出した高速高温気流により延伸され、微細な樹脂繊維が絡み合い捩じられてロープ状にてベルトコンベア上に堆積した繊維集合体が得られた。
図6は、本実施例により得られた極細繊維からなる繊維集合体を1000倍に拡大して撮影した走査型電子顕微鏡の写真の一例である。微細な単繊維である極細繊維が長さ方法に束状に集合し、極細繊維同士の少なくとも一部が接着した繊維束がいくつか形成されているとともに、繊維束を構成しない多くの極細繊維が繊維束や極細繊維同士と絡まりながら分布していた。
なお、極細繊維の平均繊維径は0.75μmであった。また、それぞれの繊維束の繊維束径は、いずれも5μm以上であり、全繊維本数に占める繊維束を構成する繊維本数の割合は、21%であった。そして、得られた繊維集合体の嵩密度は、0.022g/cmであった。
続いて、本実施例の繊維集合体について、吸油量の測定をおこなったところ、吸油量は50gであった。その際、吸油後の繊維集合体にへたりがみられず保形性に問題が見られなかった。
(比較例)
ポリプロピレンを溶融した樹脂を、押し出し機に取り付けた図2に示すメルトブロー用口金20と同様で、かつ以下の口金条件を有する口金を用い、以下の運転条件により紡糸した。ここで、実施例1と口金条件及び運転条件が同じ条件の項目については省略した。
<口金条件>
液ノズル φ0.35mm×45
液ノズル間隔 2.25mm
<運転条件>
樹脂吐出量 5〜13kg/hr
熱風(空気)温度 300℃
ここで、口金の温度は約300℃であり、紡糸の開始から終了まであまり変動がみられずほぼ一定であった。
メルトブロー用口金より吐出された溶融したポリプロピレン樹脂は、熱風ノズルより吹出した高速高温気流により延伸され、微細な樹脂繊維が絡み合い捩じられてロープ状にてベルトコンベア上に堆積した繊維集合体が得られた。
しかし、繊維束径が5μm以上の繊維束が少なく、繊維束を構成しない多くの極細繊維が互いに絡まりながら分布していた。なお、極細繊維の平均繊維径は1.05μmであった。また、全繊維本数に占める繊維束を構成する繊維本数の割合は3%であった。さらに、得られた繊維集合体の嵩密度は、0.014g/cmであった。
続いて、本実施例の繊維集合体について、吸油量の測定をおこなったところ、吸油量は42gであり、吸油後の繊維集合体にへたりがみられ保形性に劣っていた。
20:メルトブロー用口金
20a:口金下面
22:液ノズル
24:熱風ノズル
200:押出機
200a:液導入配管
200b:液導入口
300:熱風生成装置
300a:熱風導入配管
300b:熱風導入口
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、極細繊維からなる繊維集合体であって、極細繊維の平均繊維径は0.2〜4μmであり、極細繊維の少なくとも一部は、略長さ方向に束状に集合し少なくとも一部が接着した繊維束径5μm以上の繊維束を形成し、本数基準で5〜70%の極細繊維が繊維束を形成するとともに、嵩密度が0.005〜0.03g/cm であることを特徴とする繊維集合体である。
請求項記載の発明は、請求項1に記載の繊維集合体を用いることを特徴とする吸油材である。
請求項記載の発明は、請求項1に記載の繊維集合体の製造方法において、加熱した溶融樹脂を吐出できる10箇所以上の液ノズルと、液ノズルから吐出される溶融樹脂に熱風を吹き出して繊維状に延伸する1箇所以上の熱風ノズルを備えるメルトブロー用口金であって、液ノズルと熱風ノズルは、それぞれ一定の断面形状を有する柱状中空体であり、互いに近接し、液ノズルが円形の断面形状からなり直径Dの円周上に0.3〜2mmの略等間隔で配置され、熱風ノズルが、液ノズルが配置されている円と同じ中心を有する直径Dの円周上全体にリング状の断面形状で配置され、DはDよりも小さいか又は大きいとともに、液ノズルの中心軸の延長線と熱風ノズルの中心軸の延長線が口金下面の下方側において交差するように配置されているメルトブロー用口金を用いて、液ノズルから吐出し加熱した溶融樹脂に対して、熱風ノズルから吹き出した熱風により繊維状に延伸させた極細繊維を捕集板上に堆積させることを特徴とする繊維集合体の製造方法である。
請求項1の繊維集合体の発明は、極細繊維同士が略長さ方向に少なくとも一部が接着した繊維束と繊維束を構成しない他の極細繊維が互いに絡み合うことにより、極細繊維間の微細な空間を維持しつつ繊維束が骨格となる嵩高く保形性の高い繊維集合体となる。
請求項の吸油材の発明は、繊維束を骨格とする繊維集合体とすることにより、油を強く吸い上げていくことができ、微細な空間に油を保持する能力に優れ、保形性が高くへたりにくい油吸着材となる。特に、高粘性の廃油やC重油などの油吸着材として有用である。
請求項の繊維集合体の製造方法の発明は、かかる嵩高く保形性の高い繊維集合体が、比較的単純な構造を有するメルトブロー用口金から1種類の溶融樹脂を吐出して熱風により延伸させ堆積させることにより得ることができる。

Claims (5)

  1. 極細繊維からなる繊維集合体であって、
    前記極細繊維の平均繊維径は0.2〜4μmであり、
    前記極細繊維の少なくとも一部は、略長さ方向に束状に集合し少なくとも一部が接着した繊維束径5μm以上の繊維束を形成することを特徴とする繊維集合体。
  2. 本数基準で10〜80%の前記極細繊維が前記繊維束を形成することを特徴とする請求項1に記載の繊維集合体。
  3. 嵩密度が0.005〜0.2g/cmであることを特徴とする請求項1または2に記載の繊維集合体。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の繊維集合体を用いることを特徴とする吸油材。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載の繊維集合体の製造方法において、
    加熱した溶融樹脂を吐出できる10箇所以上の液ノズルと、前記液ノズルから吐出される溶融樹脂に熱風を吹き出して繊維状に延伸する1箇所以上の熱風ノズルを備えるメルトブロー用口金であって、前記液ノズルと前記熱風ノズルは、それぞれ一定の断面形状を有する柱状中空体であり、互いに近接し、前記液ノズルが円形の断面形状からなり直径Dの円周上に0.3〜2mmの略等間隔で配置され、前記熱風ノズルが、前記液ノズルが配置されている円と同じ中心を有する直径Dの円周上全体にリング状の断面形状で配置され、DはDよりも小さいか又は大きいとともに、前記液ノズルの中心軸の延長線と前記熱風ノズルの中心軸の延長線が前記口金下面の下方側において交差するように配置されているメルトブロー用口金を用いて、
    前記液ノズルから吐出し加熱した前記溶融樹脂に対して、前記熱風ノズルから吹き出した熱風により繊維状に延伸させた極細繊維を捕集板上に堆積させることを特徴とする繊維集合体の製造方法。
JP2017206875A 2017-10-26 2017-10-26 繊維集合体、これを用いた吸油材及び繊維集合体の製造方法 Pending JP2019077968A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017206875A JP2019077968A (ja) 2017-10-26 2017-10-26 繊維集合体、これを用いた吸油材及び繊維集合体の製造方法
CN201810986090.4A CN109112689A (zh) 2017-10-26 2018-08-28 纤维集合体,使用此集合体作为吸油材料以及纤维集合体的制造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017206875A JP2019077968A (ja) 2017-10-26 2017-10-26 繊維集合体、これを用いた吸油材及び繊維集合体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019077968A true JP2019077968A (ja) 2019-05-23

Family

ID=64860230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017206875A Pending JP2019077968A (ja) 2017-10-26 2017-10-26 繊維集合体、これを用いた吸油材及び繊維集合体の製造方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2019077968A (ja)
CN (1) CN109112689A (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09111633A (ja) * 1995-10-18 1997-04-28 Oji Paper Co Ltd メルトブロー不織布の製造方法
JPH1037058A (ja) * 1996-07-24 1998-02-10 Oji Paper Co Ltd ワイパー用不織シート及びその製造方法
JPH1161618A (ja) * 1997-08-27 1999-03-05 Unitika Ltd 極細繊維不織布及びその製造方法
JP2004169249A (ja) * 2002-11-22 2004-06-17 Chisso Corp 不織布及びそれを用いたワイピング材
JP2009291704A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Kurita Water Ind Ltd 油吸収材及びその設置方法
JP2013136856A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Teijin Ltd 吸油シートおよび吸油複合シート
JP2015042382A (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 矢野運送有限会社 吸油シート
JP6095089B1 (ja) * 2016-06-20 2017-03-15 紘邦 張本 メルトブロー用口金、これを用いた極細繊維製造装置及びその製造方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3901939B2 (ja) * 2000-12-05 2007-04-04 帝人コードレ株式会社 研磨用基布および研磨方法
JP5946569B1 (ja) * 2015-04-17 2016-07-06 紘邦 張本 メルトブロー用口金及び極細繊維製造装置
JP6210422B2 (ja) * 2015-12-21 2017-10-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 繊維集合体

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09111633A (ja) * 1995-10-18 1997-04-28 Oji Paper Co Ltd メルトブロー不織布の製造方法
JPH1037058A (ja) * 1996-07-24 1998-02-10 Oji Paper Co Ltd ワイパー用不織シート及びその製造方法
JPH1161618A (ja) * 1997-08-27 1999-03-05 Unitika Ltd 極細繊維不織布及びその製造方法
JP2004169249A (ja) * 2002-11-22 2004-06-17 Chisso Corp 不織布及びそれを用いたワイピング材
JP2009291704A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Kurita Water Ind Ltd 油吸収材及びその設置方法
JP2013136856A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Teijin Ltd 吸油シートおよび吸油複合シート
JP2015042382A (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 矢野運送有限会社 吸油シート
JP6095089B1 (ja) * 2016-06-20 2017-03-15 紘邦 張本 メルトブロー用口金、これを用いた極細繊維製造装置及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN109112689A (zh) 2019-01-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2825514B2 (ja) 配向された溶融吹付繊維、その製造方法およびそのウェブ
KR101422868B1 (ko) 2중 모드 단층 1성분 매체를 구비한 성형된 1성분 단층 호흡기
US5993943A (en) Oriented melt-blown fibers, processes for making such fibers and webs made from such fibers
EP3243947B1 (en) Non-woven fabric, non-woven fabric producing method and acoustic absorbent
US20200270787A1 (en) Spunbond filters with low pressure drop and high efficiency
JP2007231500A (ja) フィルター用不織布およびその製造方法
TW201542900A (zh) 極細纖維之製造方法
US6461729B1 (en) Splittable multicomponent polyolefin fibers
JP6095089B1 (ja) メルトブロー用口金、これを用いた極細繊維製造装置及びその製造方法
JP5305961B2 (ja) 極細繊維不織布
SE518035C2 (sv) Metod för framställning av ett nonwovenmaterial
JP2019077968A (ja) 繊維集合体、これを用いた吸油材及び繊維集合体の製造方法
JP7156033B2 (ja) 捲縮繊維、スパンボンド不織布、およびそれらの製造方法
JP5305960B2 (ja) 極細繊維不織布の製造方法、及びその製造装置
JP3907712B2 (ja) 不織布及の製造方法
WO2020202899A1 (ja) 液体フィルター用のメルトブロー不織布、当該メルトブロー不織布の積層体及び積層体を備える液体用フィルター
JP3581712B2 (ja) 延伸溶融吹込ファイバー、かかるファイバーを製造するための方法及びかかるファイバーより製造されたウェブ
JPH01201567A (ja) 嵩高スパンボンド不織布の製造方法
JPH1161618A (ja) 極細繊維不織布及びその製造方法
JP2007237167A (ja) フィルター用不織布
JP6433046B2 (ja) 長繊維不織布を用いた吸油材及びその製造方法
JPH04100963A (ja) 捲縮性連続フィラメントよりなる不織布、及びその製造方法
JP6158117B2 (ja) 不織布断熱材
JPH01201566A (ja) 嵩高スパンボンド不織布
JP2586126B2 (ja) 長繊維不織布およびその製造法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171108

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20171108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20171108

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20180305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180312

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180510

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180802

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190301