JP2019074120A - 配管支持構造 - Google Patents
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Abstract
Description
また、特許文献2には、配管に溶接された配管ラグを支持構造物の上下の水平梁に設けた配管ラグアタッチメントのリブプレートで挟むことにより、配管を管軸方向に拘束する配管支持手段が開示されている。
<第1実施形態>
図1は本発明の第1実施形態に係る配管支持構造を示す斜視図である。なお、以下、図1において、配管12の管軸方向Xのうち、図の左下側に向う方向が左方向であり、図の右上側に向う方向が右方向である。また、配管12の管径方向Yのうち、図の上側に向う方向が上方向であり、図の下側に向う方向が下方向である。さらに、配管12の管径方向Zのうち図の左上側に向う方向が奥方向であり、図の右下側に向う方向が手前方向である。以降はこの位置関係を前提として説明する。この配管支持構造は、各種プラントで敷設される配管を配管の変位時にのみ支持する支持体1を備えている。
また、各ラグサポート14の側面14bは配管12の外周面12aと径方向隙間G2を存して対向する。これにより、配管12の変位によって配管12自体がラグサポート14に接触するのを抑制することができるため、配管12を更に効果的に保護することができる。
図3は、本発明の第2実施形態に係る配管支持構造を示す図である。図3において、(a)は配管12を図2(a)のB−B相当方向から見たときの部分断面図を示し、(b)は配管12と支持体1を図2(a)のB−B相当方向から見たときの部分断面図を示している。図3(a)に示すように、本実施形態の配管ラグ18は、配管12の外周面12aからその周方向に沿って管径方向Yと管径方向Zに突出した十字状をなしている。なお、第1実施形態と同じ構成については、図面に第1実施形態の場合と同じ符号を付して説明を省略することがある。
図4は、本発明の第3実施形態に係る配管支持構造を示す上面図である。この配管支持構造の支持体1は、第1実施形態の場合と異なり、垂直に敷設された配管12が各梁1bにより囲われた空間に通されている。この支持体1には、第1実施形態の場合と同様の配管ラグ10、ラグサポート14、配管サポート16が設けられる。なお、第1実施形態と同じ構成については、図面に第1実施形態の場合と同じ符号を付して説明を省略することがある。
図5はスペーサ22の平面図である。スペーサ22は、例えば平面視長方形の板状をなしており、その一端側には配管12の外周面12aに沿った半円状又は円弧状の切り欠き22aが形成されている。
また、配管12の外周面12aに沿ったスペーサ22の切り欠き22aにより、配管12の変位時、配管12自体がラグサポート14に接触するのを抑制することもできる。従って、配管12を更に効果的に保護することができる。
具体的には、図8に示すように、隣り合う配管ラグ10間に、管軸方向Xに連続した1つのラグサポート14を設けても良い。
また、上記実施形態では、配管ラグ10は、配管12の外周面12aからその周方向に沿って管径方向Yに突出した円板状をなす。しかし、配管ラグ10は、配管12の外周面12aからその周方向に沿って管径方向Yに突出すると共に、配管12の断面形状の相似形をなしていれば良く、円板状に限定されるものではない。
また、上記実施形態では、配管ラグ10は配管12に鍛造で一体成形されるが、溶接により接合しても良い。この場合であっても、上述した支持体1の構造により、少なくとも、設計自由度の向上を図りながら、配管12を必要時にのみ拘束して配管12の保護を優先する配管支持構造を構築可能である。
1a 柱
1b 梁
2 構造体
6 基礎
10、18 配管ラグ
10a、18a 受圧面
10b、18b 外周縁
12 配管
12a 外周面
14 ラグサポート
14a 支持面
14c 接触領域
14d 角部
16 配管サポート
22 スペーサ
22a 切り欠き
G1 軸方向隙間
G2 径方向隙間(第1の径方向隙間)
G3 径方向隙間(第2の径方向隙間)
X 管軸方向
Y 管径方向
Claims (8)
- 配管を支持する配管支持構造であって、
前記配管の外周面からその周方向に沿って管径方向に突出すると共に管軸方向に対向する受圧面を有する配管ラグと、
前記管軸方向にて前記受圧面と軸方向隙間を存して対向する支持面を有すると共に前記管径方向から見たとき前記配管ラグの外周縁と重ならない位置に配置されるラグサポートと
を備える、配管支持構造。 - 前記ラグサポートは、前記管径方向にて前記配管の外周面と第1の径方向隙間を存して対向する、請求項1に記載の配管支持構造。
- 前記管径方向にて前記配管の外周面と第2の径方向隙間を存して対向する配管サポートを備える、請求項1又は2に記載の配管支持構造。
- 前記ラグサポートは、その前記支持面に接合されるスペーサを備え、
前記スペーサは、前記受圧面と前記軸方向隙間を存して対向すると共に、前記配管の外周面に沿った形状の切り欠きを有する、請求項1から3の何れか一項に記載の配管支持構造。 - 前記配管ラグは、前記配管の外周面からその周方向に沿って前記管径方向に突出すると共に、前記配管の断面形状の相似形をなす、請求項1から4の何れか一項に記載の配管支持構造。
- 前記配管ラグは、前記配管の外周面からその周方向に沿って複数箇所が前記管径方向に突出した形状をなす、請求項1から4の何れか一項に記載の配管支持構造。
- 前記配管ラグは、前記配管の外周面に鍛造により一体に成形される、請求項1から6の何れか一項に記載の配管支持構造。
- 基礎又は構造体に立設される複数の柱と、
前記各柱上に接合される複数の梁と、
前記柱又は前記梁に接合され、前記柱又は前記梁から前記配管ラグに向けて前記管軸方向に延設される前記ラグサポートと
から構成された支持体を含む、請求項1から7の何れか一項に記載の配管支持構造。
Priority Applications (1)
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JP2017199636A JP6898592B2 (ja) | 2017-10-13 | 2017-10-13 | 配管支持構造 |
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JP6898592B2 JP6898592B2 (ja) | 2021-07-07 |
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JP2017199636A Active JP6898592B2 (ja) | 2017-10-13 | 2017-10-13 | 配管支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6898592B2 (ja) |
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2017
- 2017-10-13 JP JP2017199636A patent/JP6898592B2/ja active Active
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