JP5026338B2 - ユニット建物の補強構造及びユニット建物 - Google Patents

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Description

本発明は、ユニット建物の補強構造及び同補強構造を備えたユニット建物に関するものである。
従来から、複数個の箱形の建物ユニットを組み付けて成るユニット建物において、様々な設計に適合するように、相組み付けられる一方の建物ユニットの天井梁の中間部に、他方の建物ユニットの柱上端部を対応配置させることが行われている。
この場合、水平力が効率良く伝達されるように、一方の建物ユニットの天井梁間に補強梁を、この一方の建物ユニットの天井梁の中央部に対応配置された他方の建物ユニットの天井梁の略延長線上に設けた補強構造とされている(特許文献1等を参照)。
特公平07−081322号公報
しかしながら、こうした従来のユニット建物の補強構造では、補強梁を設ける側の建物ユニットに、大きな吹き抜け空間や大きなスペースを要する勾配の緩い階段ユニットなどを設けようとしても、配置を変えることのできない補強梁が邪魔になり、設けることができず、設計の自由度が低かった。
そこで、本発明は、補強梁の配置を変えることができ、補強梁に邪魔されることなく、大きな吹き抜け空間や大きなスペースを要する勾配の緩い階段ユニットなどを設けることができ、設計の自由度が高いユニット建物の補強構造及び同補強構造を備えたユニット建物を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明のユニット建物の補強構造は、複数個の箱形の建物ユニットを組み付けて成るユニット建物における相組み付けられる一方の建物ユニットの天井梁の中間部に、他方の建物ユニットの柱上端部を対応配置させ、前記一方の建物ユニットの天井梁間に補強梁を設けるユニット建物の補強構造であって、前記一方の建物ユニットの前記天井梁間に設けられる前記補強梁が、前記他方の建物ユニットの前記一方の建物ユニットと略直角をなす前記柱上端部に接続された天井梁の延長線とズレを有して設けられており、前記補強梁の前記他方の建物ユニット側に向いた一方の端部が、前記ズレ間に少なくとも該ズレ間の長さを有する補強部材を介して、前記一方の建物ユニットの前記天井梁に接合されていることを特徴とする。
ここで、前記補強梁の他方の端部も、補強部材を介して、前記一方の建物ユニットの前記天井梁に接合されているとよい。
また、前記補強梁の端部に取付け板が設けられ、該取付け板が前記補強部材にボルト接合されているとよい。
さらに、前記補強梁は、門形断面又はT字形断面の少なくともいずれか一方と、I字形断面又はコ字形断面の少なくともいずれか一方とを複合した断面形状を有する鋼材であるとよい。
ここで、前記補強梁の前記鋼材は、前記断面形状が、逆山字形断面とされていてもよい。
また、前記補強梁の前記鋼材は、一対の溝形鋼が、これらのウェブ部同士の角度が略直交する配置に接合されて成り、前記断面形状が、門形断面とコ字形断面とを複合した断面形状とされていてもよい。
本発明のユニット建物は、上記したいずれかのユニット建物の補強構造を備えていることを特徴とする。
このような本発明のユニット建物の補強構造は、一方の建物ユニットの天井梁間に設けられる補強梁が、他方の建物ユニットの一方の建物ユニットと略直角をなす柱上端部に接続された天井梁の延長線とズレを有して設けられており、補強梁の他方の建物ユニット側に向いた一方の端部が、ズレ間に少なくともズレ間の長さを有する補強部材を介して、一方の建物ユニットの天井梁に接合された構成とされている。
このような構成なので、補強梁の配置を変えることができるため、補強梁に邪魔されることなく、大きな吹き抜け空間や大きなスペースを要する勾配の緩い階段ユニットなどを設けることができ、設計の自由度が高い。
ここで、補強梁の他方の端部も、補強部材を介して、一方の建物ユニットの天井梁に接合されている場合は、補強梁の両端部での構成が類似しているため、バランス良く水平力を伝達できる。
また、補強梁の端部に取付け板が設けられ、取付け板が補強部材にボルト接合されている場合は、補強梁を天井梁へ簡易に接合することができる。
さらに、補強梁が、門形断面又はT字形断面の少なくともいずれか一方と、I字形断面又はコ字形断面の少なくともいずれか一方とを複合した断面形状を有する鋼材である場合は、補強梁は、水平力を伝達するのに必要な材軸方向の断面を主に門形断面又はT字形断面の部分により形成し、垂直荷重を支持するのに必要な梁高を主にI字形断面又はコ字形断面の部分により形成することができ、水平方向と垂直方向の両方向に対して断面二次モーメントが大きい断面形状となる。
よって、水平力を伝達する性能と垂直荷重を支持する性能の双方に優れている。
そのうえで、その肉厚をできるだけ小さくして、部材総量を少なくでき、低コストで実施できる。
ここで、補強梁の鋼材の断面形状が、逆山字形断面とされている場合は、主に水平方向に対して断面二次モーメントが大きい門形断面及びT字形断面と主に垂直方向に対して断面二次モーメントが大きいI字形断面を複合したシンプルな断面形状であるため、部材総量を極力少なくでき、より低コストで実施できる。
また、補強梁の鋼材が、一対の溝形鋼が、これらのウェブ部同士の角度が略直交する配置に接合されて成り、断面形状が、門形断面とコ字形断面とを複合した断面形状とされている場合も、主に水平方向に対して断面二次モーメントが大きい門形断面と主に垂直方向に対して断面二次モーメントが大きいコ字形断面を複合したシンプルな断面形状であるため、部材総量を極力少なくでき、より低コストで実施できる。
本発明のユニット建物は、上記したいずれかのユニット建物の補強構造を備えた構成とされているので、上記した効果を奏するユニット建物を構築することができる。
以下、本発明の最良の形態を、図面に示す実施例1及び実施例2に基づいて説明する。
図1は、実施例1のユニット建物の補強構造を備えたユニット建物1の概略構成を示している。
このようなユニット建物1は、3個の同一の箱形の建物ユニット2A,2B,2Cを組み付けて構成されている。
まず、建物ユニット2Aの天井梁51の中間部に、建物ユニット2Bの柱6の上端部が対応配置されるように、建物ユニット2Aの桁面に建物ユニット2Bの妻面が組み付けられて一階部分が成る。
また、建物ユニット2Aの上には、建物ユニット2Cが載置されるように組み付けられて二階部分が成る。
さらに、補強梁3が、建物ユニット2Aの天井梁51と略直角をなす建物ユニット2Bの天井梁4の延長線とズレδ1を有して、建物ユニット2Aの天井梁51,52間に設けられている。
そして、建物ユニット2A,2Cの右側に、これらの建物ユニット2A,2Cの半分の大きさよりも大きい点線で示した吹き抜け空間8が設けられている。
ここで、補強梁3は、図2に示したように、逆山字形の鋼材から成り、建物ユニット2B側に向いた端部に取付け板3aが溶接により接合され、建物ユニット2Aの天井梁51に設けられた補強部材71に、ボルト9,9により接合されている。
この補強部材71はズレδ1より若干長い溝形鋼であり、建物ユニット2Aの溝形鋼の天井梁51のズレδ1間の凹部に、凹部を向かい合わせで嵌め込まれ、溶接により接合されて設けられている。
また、補強梁3の逆側の端部も、図3に示したように、取付け板3aが溶接により接合され、建物ユニット2Aの天井梁52に設けられた補強部材72に、ボルト9,9により接合されている。
この補強部材72は取付け板3aと略同一な長さの溝形鋼であり、補強部材71と同様に、建物ユニット2Aの溝形鋼の天井梁52の凹部に、凹部を向かい合わせで嵌め込まれ、溶接により接合されて設けられている。
なお、建物ユニット2Aの天井梁51と建物ユニット2Bの天井梁41との間は、図2、図4及び図5に示したように、補強部材71の下部にその垂直部11bが溶接により接合された断面L字形の取付け部材11の水平部11aとジョイントピース12の下側フランジ12a及び天井梁41の下側フランジ41aとを、平板状の連結部材13を、ボルト14,・・・及びナット15,・・・により固定することにより連結されている。
ここで、連結部材13と断面L字形の取付け部材11の水平部11aとの間には、ジョイントピース12の下側フランジ12aの下面と面位置を合わせるために、スペーサー16が設けられている。
次に、実施例1の作用効果について説明する。
このような実施例1のユニット建物の補強構造は、建物ユニット2Aの天井梁51,52間に設けられる補強梁3が、建物ユニット2Bの建物ユニット2Aと略直角をなす柱6の上端部に接続された天井梁4の延長線とズレδ1を有して設けられており、補強梁3の建物ユニット2B側に向いた端部が、ズレδ1間に、このズレδ1間より若干長い補強部材71を介して、建物ユニット2Aの天井梁51に接合された構成とされている。
このような構成なので、補強梁3の配置を変えることができるため、補強梁3に邪魔されることなく、建物ユニット2A,2Cの半分の大きさより大きな吹き抜け空間8を設けることができ、設計の自由度が高い。
ここで、補強梁3の残る端部も、補強部材72を介して、建物ユニット2Aの天井梁52に接合されているので、補強部材72と補強部材71とは長さが異なるだけであり、補強梁3の両端部での構成が類似しているため、バランス良く水平力を伝達できる。
また、補強梁3の両端部に取付け板3aがそれぞれ設けられ、取付け板3a,3aが補強部材71,72にボルト9,9により、それぞれ接合されているので、補強梁3を天井梁51,52間へ簡易に接合することができる。
さらに、補強梁3は、図6(a)に示した門形断面及び図6(b)に示したT字形断面と、図6(c)に示したI字形断面を複合した逆山字形断面とされている。
すなわち、この補強梁3の逆山字形断面は、図7に示したように、主に水平方向に対して断面二次モーメントが大きい部分3Aと、主に垂直方向に対して断面二次モーメントが大きい部分3Bとから成るシンプルな断面形状である。
よって、水平力を伝達する性能と垂直荷重を支持する性能の双方に優れている。
そのうえで、その肉厚をできるだけ小さくして、部材総量を極力少なくでき、低コストで実施できる。
実施例1のユニット建物1は、上記したユニット建物の補強構造を備えた構成とされているので、上記した作用効果を奏するユニット建物を構築することができる。
図8は、実施例2のユニット建物の補強構造を備えたユニット建物10の概略構成を示している。
このようなユニット建物10は、3個の同一の箱形の建物ユニット2A,2B,2Cを組み付けて構成されている。
まず、建物ユニット2Aの天井梁51の中間部に、建物ユニット2Bの柱6の上端部が対応配置されるように、建物ユニット2Aの桁面に建物ユニット2Bの妻面が組み付けられて一階部分が成る。
また、建物ユニット2Aの上には、建物ユニット2Cが載置されるように組み付けられて二階部分が成る。
さらに、補強梁3が、建物ユニット2Aの天井梁51と略直角をなす建物ユニット2Bの天井梁4の延長線とズレδ2を有して、建物ユニット2Aの天井梁51,52間に設けられている。
そして、建物ユニット2Aの右側に、これらの建物ユニット2Aの半分の大きさよりも大きいスペースを要する勾配の緩い階段ユニット80が設けられている。
ここで、補強梁30は、図9に示したように、溝形鋼31のフランジ部31bの表面に、溝形鋼32のフランジ部32bの下端をウェブ部31aとウェブ部32aとが略直交するように隅肉溶接により接合して成り、その断面形状が、門形断面とコ字形断面とを複合した断面形状とされている。
また、補強梁30の溝形鋼32の建物ユニット2B側に向いた端部に取付け板30aが溶接により接合され、建物ユニット2Aの天井梁51に設けられた補強部材71に、ボルト9,9により接合されている。
この補強部材71はズレδ2より若干長い溝形鋼であり、建物ユニット2Aの溝形鋼の天井梁51のズレδ2間の凹部に、凹部を向かい合わせで嵌め込まれ、溶接により接合されて設けられている。
また、補強梁30の溝形鋼32の逆側の端部も、図10に示したように、取付け板30aが溶接により接合され、建物ユニット2Aの天井梁52に設けられた補強部材72に、ボルト9,9により接合されている。
この補強部材72は取付け板30aと略同一な長さの溝形鋼であり、補強部材71と同様に、建物ユニット2Aの溝形鋼の天井梁52の凹部に、凹部を向かい合わせで嵌め込まれ、溶接により接合されて設けられている。
さらに、図示は省略したが、階段ユニット80の上端部は、補強梁30にボルト接合されている。
なお、建物ユニット2Aの天井梁51と建物ユニット2Bの天井梁41との間は、図4、図5及び図9に示したように、補強部材71の下部にその垂直部11bが溶接により接合された断面L字形の取付け部材11の水平部11aとジョイントピース12の下側フランジ12a及び天井梁41の下側フランジ41aとを、平板状の連結部材13を、ボルト14,・・・及びナット15,・・・により固定することにより連結されている。
ここで、連結部材13と断面L字形の取付け部材11の水平部11aとの間には、ジョイントピース12の下側フランジ12aの下面と面位置を合わせるために、スペーサー16が設けられている。
次に、実施例2の作用効果について説明する。
このような実施例2のユニット建物の補強構造は、建物ユニット2Aの天井梁51,52間に設けられる補強梁30が、建物ユニット2Bの建物ユニット2Aと略直角をなす柱6の上端部に接続された天井梁4の延長線とズレδ2を有して設けられており、補強梁30の建物ユニット2B側に向いた端部が、ズレδ2間に、このズレδ2間より若干長い補強部材71を介して、建物ユニット2Aの天井梁51に接合された構成とされている。
このような構成なので、補強梁30の配置を変えることができるため、補強梁30に邪魔されることなく、建物ユニット2Aの半分の大きさより大きなスペースを要する勾配の緩い階段ユニット80を設けることができ、設計の自由度が高い。
ここで、補強梁30の残る端部も、補強部材72を介して、建物ユニット2Aの天井梁52に接合されているので、補強部材72と補強部材71とは長さが異なるだけであり、補強梁30の両端部での構成が類似しているため、バランス良く水平力を伝達できる。
また、補強梁30の両端部に取付け板30aがそれぞれ設けられ、取付け板30a,30aが補強部材71,72にボルト9,9により、それぞれ接合されているので、補強梁30を天井梁51,52間へ簡易に接合することができる。
さらに、補強梁30は、図6(a)に示した門形断面と、図6(d)に示したコ字形断面を複合した断面形状とされている。
すなわち、この補強梁30の断面形状は、図9に示したように、主に水平方向に対して断面二次モーメントが大きい部分30Aと、主に垂直方向に対して断面二次モーメントが大きい部分30Bとから成るシンプルな断面形状である。
よって、水平力を伝達する性能と垂直荷重を支持する性能の双方に優れており、階段ユニット80を支持することにも十分耐え得る。
そのうえで、その肉厚をできるだけ小さくして、部材総量を極力少なくでき、低コストで実施できる。
実施例2のユニット建物10は、上記したユニット建物の補強構造を備えた構成とされているので、上記した作用効果を奏するユニット建物を構築することができる。
以上、図面を参照して、本発明の最良の形態を実施例に基づいて詳述してきたが、具体的な構成は、これらの実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、実施例1,2において、補強梁3と補強梁30とを互いに代用して実施することもできる。
また、本発明の補強梁は、上記した実施例1,2の補強梁3,30に限定されない。
すなわち、本発明の補強梁には、水平力を伝達する性能と垂直荷重を支持する性能の双方に優れたものを用いて実施すればよい。
さらに、実施例1,2においては、簡単に説明するために、ユニット建物1,10は、3個の建物ユニット2A,2B,2Cだけを組み付けた構成としたが、4個以上の建物ユニットを組み付けた構成として実施することもできる。
実施例1のユニット建物の補強構造を備えたユニット建物の概略構成を模式的に示す斜視図である。 図1におけるA−A線矢視での拡大図である。 図1におけるB−B線矢視での拡大図である。 建物ユニット同士の連結部材による連結状態を示した底面図である。 図4におけるC−C線矢視での断面図である。 (a)と(b)は、水平力を伝達するのに必要な断面形状を示した図であり、(c)と(d)は、垂直荷重を支持するのに必要な断面形状を示した図である。 実施例1の補強梁の断面を示した図である。 実施例2のユニット建物の補強構造を備えたユニット建物の概略構成を模式的に示す斜視図である。 図8におけるD−D線矢視での拡大図である。 図8におけるE−E線矢視での拡大図である。 実施例2の補強梁の断面を示した図である。
符号の説明
1,10 ユニット建物
2A〜2C 建物ユニット
3,30 補強梁
3a,30a 取付け板
31,32 溝形鋼
31a,32a ウェブ部
4 天井梁
51,52 天井梁
6 柱
71 補強部材
72 補強部材
8 吹き抜け空間
80 階段ユニット
9 ボルト
δ1,δ2 ズレ

Claims (7)

  1. 複数個の箱形の建物ユニットを組み付けて成るユニット建物における相組み付けられる一方の建物ユニットの天井梁の中間部に、他方の建物ユニットの柱上端部を対応配置させ、前記一方の建物ユニットの天井梁間に補強梁を設けるユニット建物の補強構造であって、
    前記一方の建物ユニットの前記天井梁間に設けられる前記補強梁が、前記他方の建物ユニットの前記一方の建物ユニットと略直角をなす前記柱上端部に接続された天井梁の延長線とズレを有して設けられており、
    前記補強梁の前記他方の建物ユニット側に向いた一方の端部が、前記ズレ間に少なくとも該ズレ間の長さを有する補強部材を介して、前記一方の建物ユニットの前記天井梁に接合されていることを特徴とするユニット建物の補強構造。
  2. 前記補強梁の他方の端部も、補強部材を介して、前記一方の建物ユニットの前記天井梁に接合されていることを特徴とする請求項1に記載のユニット建物の補強構造。
  3. 前記補強梁の端部に取付け板が設けられ、該取付け板が前記補強部材にボルト接合されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のユニット建物の補強構造。
  4. 前記補強梁は、門形断面又はT字形断面の少なくともいずれか一方と、I字形断面又はコ字形断面の少なくともいずれか一方とを複合した断面形状を有する鋼材であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のユニット建物の補強構造。
  5. 前記補強梁の前記鋼材は、前記断面形状が、逆山字形断面とされていることを特徴とする請求項4に記載のユニット建物の補強構造。
  6. 前記補強梁の前記鋼材は、一対の溝形鋼が、これらのウェブ部同士の角度が略直交する配置に接合されて成り、前記断面形状が、門形断面とコ字形断面とを複合した断面形状とされていることを特徴とする請求項4に記載のユニット建物の補強構造。
  7. 少なくとも請求項1乃至6のいずれか一項に記載のユニット建物の補強構造を備えていることを特徴とするユニット建物。
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