JP2019073221A - 車体構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送時に歪みが発生する可能性を低減する。【解決手段】車体構造であって、車体の前部または後部に取り付けられるバンパフェイスと、前記バンパフェイスに隣接して設けられる灯体と、前記バンパフェイスの変形を抑制する変形抑制部材と、を備え、前記バンパフェイスは、前記灯体に沿って車幅方向に延びる第1領域と、前記灯体に沿って上下方向に延びる第2領域と、前記第1領域と前記第2領域との間の角部領域とを有し、前記変形抑制部材は、前記第1領域から前記角部領域を介して前記第2領域まで延在して前記バンパフェイスに対して取り付けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、車体構造に関する。
特許文献1には、フロントバンパフェイスの中央部がヘッドライトの形状に合わせて上方に突出している形状が開示されている。
特開2006−47179号公報
ここで、バンパフェイスを工場内で搬送する際に、バンパフェイスの前面を鉛直上向きに向けた状態で、車幅方向の両端付近を2本のポール(搬送用治具)に載せて搬送することがある。
図10(a)はフロントバンパフェイスを車内側から観察した図である。搬送用治具2A、2B(2本のポール)にフロントバンパフェイスが載置されている。
しかし、2本のポールの間に位置しているバンパフェイス1の中央部には、複数の開口部が形成されていることが多く、中央部の剛性が低い場合がある。さらに、その中央部にはヘッドライトの形状に合わせて上方に突出している突出部が形成されており、当該突出部は自重によって下方に垂れ下がりやすい。
図10(b)は、フロントバンパフェイスを搬送用治具に載置した場合の歪みの分布を示す図であり、黒に近い領域は変形量が大きいことを示しており、白に近い領域は変形量が小さいことを示している。図10(b)に示されるように、ヘッドライトの形状に沿った部分(特にL字形の角部)に歪みが発生しやすくなる。よって、フロントバンパフェイスを車両に組み付けた後に、フロントバンパフェイスとヘッドライトとの間に隙間が発生して見栄えに影響が出る可能性がある。
このように、従来のバンパフェイスでは搬送時に歪みが発生する可能性があるという課題がある。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の車体構造は、
車体の前部または後部に取り付けられるバンパフェイスと、
前記バンパフェイスに隣接して設けられる灯体と、
前記バンパフェイスの変形を抑制する変形抑制部材と、を備え、
前記バンパフェイスは、前記灯体に沿って車幅方向に延びる第1領域と、前記灯体に沿って上下方向に延びる第2領域と、前記第1領域と前記第2領域との間の角部領域とを有し、
前記変形抑制部材は、前記第1領域から前記角部領域を介して前記第2領域まで延在して前記バンパフェイスに対して取り付けられていることを特徴とする。
本発明によれば、搬送時の歪みの発生を低減することができる。
(a)フロントバンパフェイスを示す図、(b)フロントバンパフェイスを搬送用治具に載置した場合の歪みの分布を示す図。 (a)フロントバンパフェイスの詳細を示す図、(b)フロントバンパフェイスの角部の拡大図。 (a)フロントバンパフェイスが車体に取り付けられた場合の車体上方から観察したフロントバンパフェイスを示す図、(b)搬送用治具付近の拡大図、(c)搬送用治具とフロントバンパフェイスとの位置関係の説明図。 灯体が取り付けられたフロントバンパフェイスを車体上方から観察した図。 灯体が取り付けられたフロントバンパフェイスを車内側から観察した図。 灯体が取り付けられたフロントバンパフェイスの角部の拡大図。 フロントバンパフェイスに取り付けられた変形抑制部材及び覆い部材を示す図。 変形抑制部材と覆い部材との係合位置の拡大図。 (a)車体前方からフロントバンパフェイスを観察した図、(b)エンブレム取付部と覆い部材との接続の様子を示す図。 (a)従来のフロントバンパフェイス構造を示す図、(b)従来のフロントバンパフェイスを搬送用治具に載置した場合の歪みの分布を示す図。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、各図面を通じて同一の構成要素に対しては同一の参照符号を付している。
図1(a)は、実施形態に係るバンパフェイスを示す図であり、バンパフェイスを車内側から観察した図である。1は、車体の前部または後部に取り付けられるバンパフェイスである。本実施形態では車体の前部に取り付けられるフロントバンパフェイスを例に説明を行う。2A、2Bは、バンパフェイス1を工場などで搬送するための搬送用治具であり、例えば2本のポールである。3A、3Bはバンパフェイス1の変形を抑制する変形抑制部材である。変形抑制部材3A、3Bは左右対称に配置されている。以下では変形抑制部材3Aの周辺を中心に説明を行う。
9は、エンジン冷却用の空気取り入れ口であるグリル開口部である。グリル開口部9により、エンジンルーム内へ走行風を流入させてエンジンを冷却させることが可能となる。11は、後述の図4〜図6を参照して説明する灯体5に沿って車幅方向に延びるバンパフェイス1の第1領域である。12は、灯体5に沿って上下方向に延びるバンパフェイス1の第2領域である。13は、第1領域11と第2領域12との間の角部領域である。変形抑制部材3Aは、第1領域11から角部領域13を介して第2領域12まで延在して設けられている。14は、車幅方向の中央に配置された、エンブレムを取り付けるためのエンブレム取付部である。
図1(b)は、実施形態に係るバンパフェイスを搬送用治具に載置した場合の歪みの分布を示す図である。図1(b)において、黒に近い領域は変形量が大きいことを示しており、白に近い領域は変形量が小さいことを示している。図1(b)に示されるように、変形抑制部材3A、3Bを設けたことにより、工場内でのバンパフェイス1の搬送時に中央部分が自重により垂れ下がりにくくし、灯体5に沿う部分(特に、角部領域13)の歪みを低減することができる。図10(b)に示した歪みの分布図と比較すると、角部領域13の変形量が小さくなっている様子が分かる。
図2(a)は、実施形態に係るバンパフェイスの詳細を示す図である。図2(b)は、実施形態に係るバンパフェイスの角部領域付近の拡大図である。4は、後述の図4〜図6を参照して説明する灯体5を取り付けるための第1灯体取付部である。図示の例では、第1灯体取付部4は変形抑制部材3Aとは別部材として構成されているが、変形抑制部材3Aと一体に形成されていてもよい。30は、バンパフェイス1を搬送するための搬送用治具2Aが当接する第1治具当接部である。第1治具当接部30は変形抑制部材3Aに設けられている。31は、後述の図4〜図6を参照して説明する灯体5を取り付けるための第2灯体取付部である。第2灯体取付部31は、変形抑制部材3Aと一体に形成されているが、別部材として構成されてもよい。110はバンパフェイス端部であり、このバンパフェイス端部110に対して変形抑制部材3Aが係合される。
図3(a)は、実施形態に係るバンパフェイスが車体に取り付けられた場合の車体上方から観察したバンパフェイスを示す図である。図3(b)は、実施形態に係る搬送用治具付近の拡大図である。図3(c)は、実施形態に係る搬送用治具とバンパフェイスとの位置関係の説明図である。
図3(a)〜図3(c)に示されるように、第1治具当接部30は、搬送用治具2Aと車体前後方向に当接する。変形抑制部材3Aが有する第1治具当接部30に搬送用治具2Aを当接させることにより、バンパフェイス1に搬送用治具2Aを直接当接させる場合と比べて、バンパフェイス1の歪みをより抑制することができる。また、1100は、搬送用治具2Aと車幅方向に当接する第2治具当接部である。これにより、搬送時のバンパフェイス1の位置をより安定させることができる。さらに、第1治具当接部30及び第2治具当接部1100の両方に搬送用治具2Aを当接させることにより、車幅方向のバンパフェイス1の移動を規制することができ、安定的な搬送を実現することができる。
図4は、実施形態に係る灯体が取り付けられたバンパフェイスを車体上方から観察した図である。図4は、図3(a)の左部付近に対応している。図5は、実施形態に係る灯体が取り付けられたバンパフェイスを車内側から観察した図である。図6は、実施形態に係る灯体が取り付けられたバンパフェイスの角部領域の拡大図である。
図4〜図6において、5は灯体である。6は灯体5の外部突出部であり、車外側に突出したヘッドライト部分である。外部突出部6及び灯体5の全体を灯体と称してもよい。図5及び図6に示されるように、第1灯体取付部4に対して灯体5の第1灯体端部52が取り付けられている。このように、変形抑制部材3Aと接続されている第1灯体取付部4に対して灯体5が取り付けられるので、灯体5と、変形抑制部材3Aが取り付けられたバンパフェイス1との位置ズレを抑制することができる。
さらに、第1灯体取付部4は、歪みが抑制される角部領域13に設けられており、当該角部領域13の位置に対して灯体5が取り付けられるので、より確実に灯体5とバンパフェイス1との位置ズレを抑制することができる。
また、図4及び図5に示されるように、変形抑制部材3Aの第2灯体取付部31に対して、灯体5の第2灯体端部51が取り付けられている。これにより2カ所で灯体5を固定できるので、灯体5の取付剛性を高めることができる。
続いて、図7は、実施形態に係るバンパフェイスに取り付けられた変形抑制部材及び覆い部材を示す図である。図8は、実施形態に係る変形抑制部材と覆い部材との係合位置の拡大図である。図9(a)は、実施形態に係る車体前方からバンパフェイスを観察した図である。図9(b)は、実施形態に係るエンブレム取付部と覆い部材との接続の様子を示す図である。
図7において、1101〜1104は、バンパフェイス1に形成されているバンパフェイス側係合部である。301〜304は、変形抑制部材3Aに形成されている変形抑制部材側係合部である。バンパフェイス側係合部1101と変形抑制部材側係合部301とが、そして、バンパフェイス側係合部1102と変形抑制部材側係合部302とが、第1領域11において係合されている。バンパフェイス側係合部1103と変形抑制部材側係合部303とが、角部領域13において係合されている。そして、バンパフェイス側係合部1104と変形抑制部材側係合部304とが、第2領域12において係合されている。これにより、変形抑制部材3Aとバンパフェイス1との位置ズレを防止できる。なお、図7の例では4カ所で係合されているが、その数は限定されない。例えば、第1領域11で1カ所、第2領域12で1カ所、角部領域13で1カ所の合計3カ所で係合されてもよいし、それよりも多くても少なくてもよい。
また、変形抑制部材3Aは、第2領域12の少なくとも一部に対応する位置においてバンパフェイス1側から車内側に突出する膨出部32を有している。膨出部32を設けることにより、変形抑制部材3Aの剛性を高めることができる。膨出部32は車体上下方向に形成されている。第2灯体取付部31は、膨出部32よりも車体上方に設けられている。膨出部32を間に挟んで上下に第1灯体取付部4と第2灯体取付部31とが設けられることにより、灯体5の取付剛性を高めることができる。
図7及び図8において、7は、グリル開口部9を車内側から覆うための覆い部材である。覆い部材7は、覆い部材側係合部71、72、位置規定部73、74、及び覆い部材端部75を有する。覆い部材側係合部71、72が膨出部32に対して係合されることにより、覆い部材7と変形抑制部材3Aとが係合される。また、位置規定部73、74に設けられた各開口部と、変形抑制部材3Aに設けられた位置規定用凸部33、34とがそれぞれ嵌合されることにより、覆い部材7の位置が規定される。
バンパフェイス1のグリル開口部9を覆い部材7で塞ぐことで、エンジンルーム内への必要以上の走行風の流入を防止することが可能となり、空力性能を向上させることができる。また、膨出部32を利用して覆い部材7を係合するので、バンパフェイス1に直接ボス等を設ける必要が無いことから、バンパフェイス1の意匠性を向上させることができる。
そして、覆い部材側係合部71、72とは反対側の覆い部材端部75が、エンブレム取付部14に対して締結されて取り付けられる。覆い部材7の端部(覆い部材端部75)を締結することで、覆い部材7の取付剛性を向上させることができる。また、図9(a)及び図9(b)に示されるように、車外側にエンブレム8が取り付けられる。エンブレム8が取り付けられるエンブレム取付部14に対して覆い部材7(覆い部材端部75)が締結されるので、締結ボス等を形成してもバンパフェイス1の意匠性が低下することを防止できる。
なお、本実施形態に係るバンパフェイス1を有する車体の製造に際しては、工場でのバンパフェイス1の搬送前に変形抑制部材3A、3Bを取り付ける工程を実施する。変形抑制部材3A、3Bが取り付けられた状態でバンパフェイス1が搬送されて、他の部材の取り付けなどの組み立て工程が行われ、車体が製造される。すなわち、バンパフェイスに変形抑制部材を取り付ける工程と、変形抑制部材が取り付けられたバンパフェイスを(工場内で)搬送する工程と、搬送されたバンパフェイスに他の部材(灯体、覆い部材など)を取り付ける工程と、他の部材が取り付けられたバンパフェイスを車体に組み付ける工程とを含む方法により、車体構造が製造される。
これにより、バンパフェイスを搬送してもその変形を抑制することができるため、歪みが低減された車体構造を製造することが可能となる。
なお、上述した実施の形態は、本発明の一手段としての一例であり、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で実施形態を修正又は変形したものに適用可能である。本実施形態の車体構造は、自動車以外の他の車両にも適用できることは言うまでもない。
<実施形態のまとめ>
1.上記実施形態の車体構造は、
車体構造であって、
車体の前部または後部に取り付けられるバンパフェイス(例えば1)と、
前記バンパフェイスに隣接して設けられる灯体(例えば5)と、
前記バンパフェイスの変形を抑制する変形抑制部材(例えば3A、3B)と、を備え、
前記バンパフェイスは、前記灯体に沿って車幅方向に延びる第1領域(例えば11)と、前記灯体に沿って上下方向に延びる第2領域(例えば12)と、前記第1領域と前記第2領域との間の角部領域(例えば13)とを有し、
前記変形抑制部材は、前記第1領域から前記角部領域を介して前記第2領域まで延在して前記バンパフェイスに対して取り付けられていることを特徴とする。
この実施形態によれば、工場内でのバンパフェイスの搬送時に2本の搬送用治具の間にあるバンパフェイスの中央部分が重力により垂れ下がったとしても、灯体に沿う部分(特に、角部領域)の歪みを低減することができる。
2.上記実施形態の車体構造では、
前記変形抑制部材(例えば3A、3B)は、前記バンパフェイスを搬送するための搬送用治具(例えば2A、2B)が当接する第1治具当接部(例えば30)を有することを特徴とする。
この実施形態によれば、バンパフェイスに搬送用治具を直接当接させる場合と比べて、バンパフェイスの歪みをより抑制することができる。
3.上記実施形態の車体構造では、
前記変形抑制部材(例えば3A、3B)は、前記灯体(例えば5)が取り付けられる第1灯体取付部(例えば4)を有することを特徴とする。
この実施形態によれば、バンパフェイスに取り付けられた変形抑制部材に対して第1灯体取付部を介して灯体が固定されるので、灯体とバンパフェイスとの位置ズレを抑制することができる。
4.上記実施形態の車体構造では、
前記第1灯体取付部(例えば4)は、前記角部領域(例えば13)に対応する位置で前記変形抑制部材に設けられていることを特徴とする。
この実施形態によれば、第1灯体取付部が歪みが抑制された角部領域に設けられており、当該角部領域の位置に対して灯体が取り付けられるので、より確実に灯体とバンパフェイスとの位置ズレを抑制することができる。
5.上記実施形態の車体構造では、
前記バンパフェイス(例えば1)は、前記車幅方向に延びるグリル開口部(例えば9)を有し、
前記車体構造は、前記グリル開口部を車内側から覆う覆い部材(例えば7)をさらに備え、
前記変形抑制部材は、前記第2領域(例えば12)の少なくとも一部に対応する位置に前記バンパフェイス側から車内側に突出する膨出部(例えば32)を有し、
前記覆い部材は、前記膨出部に対して係合される係合部(例えば71、72)を有することを特徴とする。
この実施形態によれば、バンパフェイスのグリル開口部を覆い部材で塞ぐことで、エンジンルーム内への必要以上の走行風の流入を防止することが可能となり、空力性能を向上させることができる。また、膨出部を設けることにより、変形抑制部材の剛性を高めることができる。さらに、膨出部を利用して覆い部材を係合するので、バンパフェイスに直接ボス等を設ける必要が無いことから、バンパフェイスの意匠性を向上させることができる。
6.上記実施形態の車体構造では、
前記バンパフェイス(例えば1)は、前記車幅方向の中央に配置されたエンブレム取付部(例えば14)を有し、
前記エンブレム取付部の車外側にエンブレム(例えば8)が取り付けられ、
前記覆い部材(例えば7)は、前記係合部(例えば71、72)とは反対側の端部(例えば75)が前記エンブレム取付部に締結されることを特徴とする。
この実施形態によれば、覆い部材の端部(覆い部材端部)を締結することで、覆い部材の取付剛性を向上させることができる。また、車外側にエンブレムが取り付けられるエンブレム取付部に対して覆い部材(覆い部材端部)が締結されるので、締結ボス等を形成してもバンパフェイスの意匠性が低下することを防止できる。
7.上記実施形態の車体構造では、
前記変形抑制部材(例えば3A、3B)は、前記第2領域(例えば12)の少なくとも一部に対応する位置に前記バンパフェイス側から車内側に突出する膨出部(例えば32)を有し、
前記変形抑制部材は、前記膨出部よりも車体上方に設けられた第2灯体取付部(例えば31)をさらに有し、
前記灯体(例えば5)は、前記第1灯体取付部(例えば4)及び前記第2灯体取付部(例えば31)に対して取り付けられることを特徴とする。
この実施形態によれば、膨出部を設けることにより、変形抑制部材の剛性を高めることができる。また、膨出部を間に挟んで上下に第1灯体取付部と第2灯体取付部とが設けられることにより、灯体の取付剛性を高めることができる。
8.上記実施形態の車体構造では、
前記バンパフェイスは、前記搬送用治具(例えば2A、2B)が当接する第2治具当接部(例えば1100)を有することを特徴とする。
この実施形態によれば、搬送時のバンパフェイスの位置をより安定させることができる。
9.上記実施形態の車体構造では、
前記第1治具当接部(例えば30)は、前記搬送用治具(例えば2A、2B)と車体前後方向に当接し、
前記第2治具当接部(例えば1100)は、前記搬送用治具(例えば2A、2B)と車幅方向に当接することを特徴とする。
この実施形態によれば、第1治具当接部及び第2治具当接部に搬送用治具を当接させることにより、車幅方向のバンパフェイスの移動を規制することができ、安定的な搬送を実現することができる。
1:バンパフェイス
2A,2B:搬送用治具
3A,3B:変形抑制部材
4:第1灯体取付部
5:灯体
6:外部突出部
7:覆い部材
8:エンブレム
9:グリル開口部
11:バンパフェイスの第1領域
12:バンパフェイスの第2領域
13:バンパフェイスの角領域
14:エンブレム取付部
30:第1治具当接部
31:第2灯体取付部
32:膨出部
33,34:位置規定用凸部
51:第2灯体端部
52:第1灯体端部
71,72:覆い部材側係合部
73,74:位置規定部
75:覆い部材端部
301〜304:変形抑制部材側係合部
110:バンパフェイス端部
1100:第2治具当接部
1101〜1104:バンパフェイス側係合部

Claims (9)

  1. 車体構造であって、
    車体の前部または後部に取り付けられるバンパフェイスと、
    前記バンパフェイスに隣接して設けられる灯体と、
    前記バンパフェイスの変形を抑制する変形抑制部材と、を備え、
    前記バンパフェイスは、前記灯体に沿って車幅方向に延びる第1領域と、前記灯体に沿って上下方向に延びる第2領域と、前記第1領域と前記第2領域との間の角部領域とを有し、
    前記変形抑制部材は、前記第1領域から前記角部領域を介して前記第2領域まで延在して前記バンパフェイスに対して取り付けられていることを特徴とする車体構造。
  2. 前記変形抑制部材は、前記バンパフェイスを搬送するための搬送用治具が当接する第1治具当接部を有することを特徴とする請求項1に記載の車体構造。
  3. 前記変形抑制部材は、前記灯体が取り付けられる第1灯体取付部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の車体構造。
  4. 前記第1灯体取付部は、前記角部領域に対応する位置で前記変形抑制部材に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の車体構造。
  5. 前記バンパフェイスは、前記車幅方向に延びるグリル開口部を有し、
    前記車体構造は、前記グリル開口部を車内側から覆う覆い部材をさらに備え、
    前記変形抑制部材は、前記第2領域の少なくとも一部に対応する位置に前記バンパフェイス側から車内側に突出する膨出部を有し、
    前記覆い部材は、前記膨出部に対して係合される係合部を有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の車体構造。
  6. 前記バンパフェイスは、前記車幅方向の中央に配置されたエンブレム取付部を有し、
    前記エンブレム取付部の車外側にエンブレムが取り付けられ、
    前記覆い部材は、前記係合部とは反対側の端部が前記エンブレム取付部に締結されることを特徴とする請求項5に記載の車体構造。
  7. 前記変形抑制部材は、前記第2領域の少なくとも一部に対応する位置に前記バンパフェイス側から車内側に突出する膨出部を有し、
    前記変形抑制部材は、前記膨出部よりも車体上方に設けられた第2灯体取付部をさらに有し、
    前記灯体は、前記第1灯体取付部及び前記第2灯体取付部に対して取り付けられることを特徴とする請求項3又は4に記載の車体構造。
  8. 前記バンパフェイスは、前記搬送用治具が当接する第2治具当接部を有することを特徴とする請求項2に記載の車体構造。
  9. 前記第1治具当接部は、前記搬送用治具と車体前後方向に当接し、
    前記第2治具当接部は、前記搬送用治具と車幅方向に当接することを特徴とする請求項8に記載の車体構造。
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