JP2019071584A - 遠隔監視制御システム - Google Patents

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真人 荒尾
修 片野
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修 片野
岳秋 三島
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岳秋 三島
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Abstract

【課題】監視制御装置と現場の設備機器が公衆回線にて通信をおこなう遠隔監視制御システムにおいて、意図しない回線の切断等が発生したり、監視者がモニタで応答しなかった場合に、迅速に監視設備の状況を伝え、対応を促し、設備の事故を防止する。【解決手段】遠隔監視制御システムは、監視制御装置と監視・制御対象の制御情報を監視制御装置に通報する通報装置と携帯端末とが、公衆回線により接続された遠隔監視制御システムであって、通報装置は、携帯端末の電話番号の情報を保持し、監視制御装置が通報装置経由で、監視・制御対象に対して、制御指令を送信し、通報装置は、制御指令に対する監視・制御対象からの制御結果を、監視制御装置に制御報告として送信し、通報装置は、制御報告に対するアンサー信号が一定時間返ってこなかったときに、携帯端末の電話番号に対して発呼して、音声により制御報告の内容を通報する。【選択図】図6

Description

本発明は、遠隔監視制御システムに係り、特に、上下水道の給水、配水設備や、産業用の生産設備等の遠隔監視や制御を、センタの管理装置が公衆電話回線経由でおこなう用途に用いて好適な遠隔監視制御システムに関する。
従来から、現場に設置した通信端末に監視対象のデータを取り込んで、通信で遠隔地に監視対象の状態を転送して表示する、また現場の機器に対して指令を送り遠隔操作する監視制御システムが知られている。例えば、上下水道の給水、配水設備や、産業用の生産設備などにおいて監視制御システムが使用されている。
このような監視制御システムでは、通信コスト低減を図るため、常時通信回線ではなく公衆電話回線などの通信時のみ回線接続を行う都度通信回線を使用する場合がある。このような環境では監視データの転送だけでなく、設備の遠隔操作やユーザに対して直接警報通報を行う通報装置が使用される。
例えば、特許文献1には、遠方にある複数の監視対象機器から、テレメータ子局を介して、電話回線により遠方監視局がデータを連続的に収集するデータ収集システムが開示されている。
特開2001−177657号公報
上下水道設備における遠隔制御の対象にはポンプの運転・停止などの制御結果がすぐに返信されるものと弁やゲートの開・閉など制御結果の返信に時間の掛かるものがある。ゲートに関しては長いもので制御開始から制御完了まで30分〜1時間程度を要する。上下水道の分野においては制御対象の制御の失敗によって、断水などの波及事故にもつながるため、ユーザにその制御結果をすぐにユーザに通知する必要がある。
公衆回線経由での監視制御装置から遠隔制御を行う際には、ユーザは監視制御装置により現場の状態を常に確認しながら行うことが望ましいが、制御対象によっては、制御指令の送信から遠隔制御の完了までに数十分程度要するものもあり、制御が完了するまで、ユーザが監視制御装置を確認し続けているとは限らない。特に、小規模の自治体による水道事業の監視では、監視作業に従事できる人員の人数も限られているため、常時、水道設備の監視状態を続けるのは、実際問題難しいという問題もある。ユーザが制御の失敗を確認できなかった場合、制御対象によっては断水などの波及事故にもつながる恐れがあるため、ユーザは制御結果を迅速に知る必要がある。
また、遠隔制御中に監視制御装置と通信端末間の回線が切れていた場合には、通信端末から監視制御装置への制御結果の伝送が行われないためユーザは制御結果を確認することができない。
本発明の目的は、監視制御装置と現場の設備機器が公衆回線にて通信をおこなう遠隔監視制御システムにおいて、意図しない回線の切断等が発生したり、監視者がモニタで応答しなかった場合に、迅速に監視設備の状況を伝え、対応を促し、設備の事故を防止することができる遠隔監視制御システムを提供することにある。
本発明による遠隔監視制御システムの構成は、好ましくは、監視制御装置と監視・制御対象の制御情報を監視制御装置に通報する通報装置と携帯端末とが、公衆回線により接続された遠隔監視制御システムであって、通報装置は、携帯端末の電話番号の情報を保持し、監視制御装置が通報装置経由で、監視・制御対象に対して、制御指令を送信し、通報装置は、制御指令に対する監視・制御対象からの制御結果を、監視制御装置に制御報告として送信し、通報装置は、制御報告に対するアンサー信号が一定時間返ってこなかったときに、携帯端末の電話番号に対して発呼して、音声により制御報告の内容を通報するようにしたものである。
また、本発明による遠隔監視制御システムの別の構成は、好ましくは、監視制御装置と監視・制御対象の制御情報を監視制御装置に通報する通報装置と携帯端末とが、公衆回線により接続された遠隔監視制御システムであって、通報装置は、携帯端末に送信するE−mailアドレスの情報を保持し、監視制御装置が通報装置経由で、監視・制御対象に対して、制御指令を送信し、通報装置は、制御指令に対する監視・制御対象からの制御結果を、監視制御装置に制御報告として送信し、通報装置は、制御報告に対するアンサー信号が一定時間返ってこなかったときに、携帯端末に保持されたE−mailアドレスに対して、E−mailを送信して、E−mailにより制御報告の内容を通報するようにしたものである。
本発明によれば、監視制御装置と現場の設備機器が公衆回線にて通信をおこなう遠隔監視制御システムにおいて、意図しない回線の切断等が発生したり、監視者がモニタで応答しなかった場合に、迅速に監視設備の状況を伝え、対応を促し、設備の事故を防止することができる遠隔監視制御システムを提供することができる。
実施形態1に係る遠隔監視制御システムの全体構成図である。 監視制御装置の機能構成図である。 実施形態1に係る通報装置の機能構成図である。 発信先電話番号テーブルの一例を示す図である。 DTMFコマンド対応テーブルの一例を示す図である。 実施形態1の遠隔監視制御システムの処理を示すシーケンス図である。 監視制御画面の一例を示す図である。 実施形態2に係る遠隔監視制御システムの全体構成図である。 実施形態2に係る通報装置の機能構成図である。 E−mailアドレステーブルの一例を示す図である。 実施形態2の遠隔監視制御システムの処理を示すシーケンス図である。 携帯端末におけるE−mail表示画面の一例を示す図である。 携帯端末におけるWebページ表示画面の一例を示す図である。
以下、本発明の各実施形態を、図1ないし図13を用いて説明する。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施形態1を、図1ないし図7を用いて説明する。
先ず、図1ないし図3を用いて実施形態1に係る遠隔監視制御システムの構成について説明する。
本実施形態に係る遠隔監視制御システムは、図1に示されるように、監視制御装置100、通報装置200、基地局30が、公衆回線5により接続されている構成である。通報装置200は、PLC(Programmable Logic Controller)400の配下に、監視・制御対象としてポンプ410と弁420が接続されている。そして、監視・制御対象は、現在の状態、計測値を通報装置200に、一定時間ごとに、あるいは、異常時には、その異常がおこったときに、報告するようになっている。通報装置200は、PLC400からの信号を読取り、公衆回線5を介して、監視制御装置100に、監視・制御対象の現在の状態を報告する。
遠隔制御を実施する場合、監視制御装置100から制御指令を通報装置200を経由してPLC400に送信する。PLC400は、監視・制御対象に制御指令を出力する。そして、PLC400は、監視制御装置100からの指令値と監視・制御対象の現状値とを比較処理して、制御異常を判定する。PLC400によって判定された制御結果は、通報装置200によって監視制御装置100へ送信され、監視者は制御結果を確認することにより適切な対応をとることが可能となる。
また、監視制御装置100から監視者が一定の応答をしなかったとき(後述)、通報装置200は、公衆回線5に接続された基地局30を介して、監視者の携帯端末50に発呼して、監視・制御対象の状態を報告する。
監視制御装置100は、機能部として、図2に示されるように、データ表示入出力部140、公衆回線I/F(InterFace)部130、通信部120、制御部110を有する。
データ表示入出力部140は、表示装置の監視のための表示をしたり、監視者からのコマンドを入力する部分である。通信部120と公衆回線I/F(InterFace)部130は、通報装置200と情報をやり取りするための公衆回線5とのインタフェースを受け持つ部分である。制御部110は、監視者からの指示にしたがい、通報装置200を介して、配下の監視・制御対象の制御のための指令をする部分である。制御部110は、監視・対象機器の状態を受取り、データ表示入出力部140に受け渡し、異常があるときには、警報を発して、データ表示入出力部140に表示させる。
通報装置200は、機能部として、図3に示されるように、公衆回線I/F部210、制御部220、記憶部230、通信部240、信号入出力I/F部250を有する。
通信部240と公衆回線I/F部210は、監視制御装置100と情報をやり取りするための公衆回線5とのインタフェースを受け持つ部分である。制御部220は、監視制御装置100からの指示にしたがい、信号入出力I/F部250を介して、配下の制御対象の制御のための指令をしたり、監視制御装置100や携帯端末50に制御結果の報告を伝えるための制御をする部分である。制御部220は、計時部221、アンサー信号確認部222、発呼部223、DTMF信号解釈部224のサブコンポーネントを有する。
計時部221は、内蔵クロック(図示せず)に従って、計時をおこなう部分である。アンサー信号確認部222は、監視制御装置100からのアンサー信号(後述)が送信されてきたか否かを確認する部分である。アンサー信号とは、後述するように、監視・対象機器の状態報告があったときに、監視者の動作により監視制御装置100から通報装置200に送信される信号である。発呼部223は、所定の電話番号を付与された監視者の携帯端末50に発呼する機能である。DTMF信号解釈部224は、携帯端末50から送信されてきたDTMF(Dual-Tone Multi-Frequency)信号(いわゆるプッシュ信号)を解釈して、監視・対象機器へのコマンドに変換する部分である。なお、これらのサブコンポーネントは、記憶部230に格納されたプログラムを制御部が実行することにより実現される。
記憶部230は、フラッシュメモリのような不揮発性の半導体記憶装置により実現され、データやプログラムを記憶する部分である。記憶部230には、データとして、音声データ60、発信先電話番号テーブル70、DTMFコマンド対応テーブル90が格納される。音声データ60は、携帯端末50に発呼するときに流す音声出力のためのデジタルデータである。発信先電話番号テーブル70、DTMFコマンドテーブル90については、後に詳述する。
次に、図4および図5を用いて本実施形態の遠隔監視制御システムに用いられるデータ構造について説明する。
発信先電話番号テーブル70は、図4に示されように、監視者に発呼するための携帯端末50の電話番号を保持するテーブルである。
DTMFコマンド対応テーブル90は、図5に示されるように、DTMF信号とそれに対応する監視・対象機器のコマンドの対応を保持するテーブルである。図5では、例えば、携帯端末50で「*1」に対応するプッシュ信号を押されたときに、制御対象を「1号ポンプ」にし、「#1」に対応するプッシュ信号を押されたときに、コマンドとして「制御再指令」を発行することを意味する。
次に、図6および図7を用いて遠隔監視制御システムの処理について説明する。
先ず、監視制御装置100は、監視者が監視制御画面500を操作することにより、制御指令を入力する(A01)。
監視制御画面500は、図7に示されるように、この遠隔監視制御システムの監視者のために表示される画面であり、図7に示されるように、制御対象指令欄510、制御システムビジュアル表示欄530、システムステータス表示欄540、制御報告表示欄550からなる。
制御対象指令欄510は、遠隔監視制御システムの制御対象への制御指令を入力する欄である。図7の例では、1号ポンプの運転・停止を指示する1号ポンプ制御対象指令欄510aと、弁1の開閉を支持する弁1制御対象指令欄510bが表示されている。制御システムビジュアル表示欄530は、遠隔監視制御システムの構成、現在の状況をビジュアルに表示する欄である。故障があり、警報を受信した制御対象は、点滅や、警告のポップアップ表示、赤色表示されるなど監視者が監視しやすいように工夫されている。
また、制御対象の故障履歴を表示するようにしてもよい。システムステータス表示欄540は、現在のシステムの状態を各制御対象、計測装置ごとに表示する欄である。図7の例では、「1号ポンプ:運転」、「弁1:開」と表示されている。制御報告表示欄550には、監視・制御対象からの制御報告が表示される。また、監視者がその制御報告の内容を確認したときには、マウスなどの入力装置より、確認ボタン551をクリックする。
制御指令が入力されると、監視制御装置100は、公衆回線5を介して、通報装置200に制御指令を送信する(A02)。
次に、通報装置200は、受信した制御指令をPLC400経由で、監視・制御対象に送信する(A03)。そして、監視・制御対象からPLC400経由で制御指令に対する制御結果が送信される(A04)。
通報装置200は、監視・制御対象から制御指令を受け、それを公衆回線5経由で、制御報告として送信する(A05)。
制御報告は、図7に示した監視制御画面500の制御報告表示欄550に表示される(S01)。
そして、監視制御装置100は、監視者により確認ボタンが所定の時間内に押下されたときには(S02)、アンサー信号を通報装置200に送信する(A06)。通報装置200は、そのアンサー信号を受け、通信断をおこなう(S03)。
そして、監視者により確認ボタンが所定の時間内に押下されないときには(S04)、通報装置200は、一定の計測時間が過ぎたときに、監視者により確認ボタンが所定の時間内に押下されなかったとみなして、図4に示した発信先電話番号テーブル70に格納されている電話番号に対して、発呼をおこなう(A07)。発信先電話番号テーブル70のエントリが複数あるときには、全てに発呼するようにしてもよいし、優先度を設けて、優先度の高い電話番号に対してのみ発呼するようにしてもよい。
本実施形態では、携帯端末50は、遠隔監視制御システムの監視者が携帯して使用することを前提としている。発呼され、基地局30経由で着信すると、通報装置200より携帯端末50に音声データを送信する(A08)。監視者は、その通報内容を聴取し(S06)、音声ガイダンスに従い、プッシュボタンを操作する(S07)。音声ガイダンスでは、例えば、「1号ポンプを選択するときには、*と1を押してください」、「制御再指令を指示するときには、#と1を押してください」などのようにおこなわれるものとする。
そして、携帯端末50からプッシュボタンに対応するDTMF信号が通報装置200に送信される(A09)。通報装置200では、図5に示したDTMFコマンド対応テーブル90を参照し、DTMF信号から監視・制御対象に与えるコマンドを検索し、監視・制御対象にPLC400経由で制御指令を送信する(A10)。次に、監視・制御対象から通報装置200に制御結果が返され(A11)、それを受けて、通報装置200は、監視制御装置100に公衆回線5経由で、制御報告を送信する(A12)。以降の監視制御装置100の動作は、上のS01、S02、S04と同様である。
本実施形態では、監視・制御対象から制御報告があったときで、監視者が応答しなかったときには、自動的に監視者の有する携帯端末50に発呼するようにしている。そのため、監視者が制御報告の確認もれを防ぐことができ、対応の遅れによる事故を防止することができる。また、携帯端末50より即座にプッシュボタンを操作することにより監視・制御対象に制御指令を発信することができる。しかも、監視者は、携帯端末50により、制御報告の確認と制御指令を発信ができるので、監視制御装置100の監視制御画面500から離れた所でも監視・制御対象に対する遠隔監視を継続することができる。
〔実施形態2〕
以下、本発明の実施形態2を、図8ないし図13を用いて説明する。
実施形態1では、監視者が監視制御装置から応答しなかったときには、監視者の有する携帯端末50に発呼し、そこからプッシュボタンを操作することにより監視・制御対象に制御指令を発信した。
本実施形態は、監視者が監視制御装置から応答しなかったときには、監視者の有する携帯端末50に、E−mailにより、監視者に知らせて、Web画面から監視・制御対象に制御指令を発信できるようにしたものである。
本実施形態では、実施形態1と異なる所について重点的に説明するものとする。
先ず、図8および図9を用いて実施形態1に係る遠隔監視制御システムの構成について説明する。
本実施形態に係る遠隔監視制御システムは、図1に示した実施形態1の遠隔監視制御システムと比較して、公衆回線5に、Webサーバ10とメールサーバ20が付け加わっていることが異なっている。
Webサーバ10は、クライアントにWebページを提供するサーバである。本実施形態の携帯端末50は、Webクライアント機能を有し、Webページの表示や、そのWebページから入力して、コマンドやデータにWebサーバ10を送信することができるものとする。
メールサーバ20は、E−mailの送受信の中継をするサーバである。本実施形態の携帯端末50は、E−mailクライアント機能を有し、メールサーバ20からE−mailを受信することができるものとする。
本実施形態の通報装置200は、図9に示されるように、図3に示した通報装置200と比較して、制御部220のサブコンポーネントと、記憶部230に格納されるデータ、テーブルが異なっている。
本実施形態の制御部220のサブコンポーネントは、計時部221、アンサー信号確認部222、E−mail送信部225、制御コマンド解釈部226からなる。E−mail送信部225は、携帯端末50に、メールサーバ20経由でE−mailを送信する機能部である。制御コマンド解釈部226は、Webサーバ10からの制御コマンドを、監視・制御対象の制御指令に変換する機能部である。
また、本実施形態の記憶部230には、データとして、E−mail文面データ62、E−mailアドレステーブル80が格納される。E−mail文面データ62は、携帯端末50に送信するE−mailの文面に使用されるデータである。E−mailアドレステーブル80については、後に詳述する。
次に、図10を用いて本実施形態の遠隔監視制御システムに用いられるデータ構造について説明する。
E−mailアドレステーブル80は、図10に示されように、監視者に送信するE−mailのアドレスを保持するテーブルである。
次に、図11ないし図13を用いて本実施形態の遠隔監視制御システムの処理について説明する。
制御指令を入力(A01)から、通信断(S03)までの手順は、実施形態1と同様である。
本実施形態では、監視者により確認ボタンが所定の時間内に押下されないときには(S04)、通報装置200は、一定の計測時間が過ぎたときに、監視者により確認ボタンが所定の時間内に押下されなかったとみなして、図10に示したE−mailアドレステーブル80にE−mailアドレスを宛先として、E−mail文面データ62の文面のE−mailの送信をおこなう(A20)。E−mailアドレステーブル80のエントリが複数あるときには、全てに、E−mailを送信するようにしてもよいし、優先度を設けて、優先度の高いE−mailアドレスに対してのみE−mailを送信するようにしてもよい。
本実施形態でも、携帯端末50は、遠隔監視制御システムの監視者が携帯して使用することを前提としており、監視者は、携帯端末50によりE−mailを受信可能としている。通報装置200より、E−mailが送信され、携帯端末50に対して、メールサーバ20経由でE−mailが着信すると、携帯端末50は、着信音などの手段により監視者に知らせる。
そして、監視者は、携帯端末50にE−mailの内容を表示して、通報装置200からの監視・制御対象に関する情報の通報を確認することができる(S20)。
携帯端末50におけるE−mail表示画面600の一例を示すと、図12に示されるようになる。E−mail表示画面600には、制御対象表示欄601、制御報告表示欄602を有する。この図12の例では、制御対象が「1号ポンプ」であり、「運転指令失敗」が起こったことを示している。また、E−mail表示画面600には、Webページ表示URL610があり、この部分をクリックすると、Webページが表示される。
監視者がE−mail表示画面600のWebページ表示URL610をクリックすると(S21)、Webサーバ10は、携帯端末50にWebページを送信し(A21)、携帯端末50にWebページ表示画面700が表示される(S22)。携帯端末50におけるWebページ表示画面700の一例を示すと、図13に示されるようになる。この図13の例では、制御対象を選択するための制御対象選択メニュー701と、制御対象に制御指令を与えるための制御再指令ボタン702、制御キャンセルボタン703、停止指令ボタン704を有している。
監視者がこのWebページ表示画面700から制御対象を選択して、制御のためのボタンを押下すると、Webサーバ10に制御コマンドが送信され(A22)、Webサーバ10は、通報装置200に制御コマンドを転送する(A23)。
通報装置200は、Webサーバ10からの制御コマンドを解釈して、対応する制御指令をPLC400経由で、監視・制御対象に送信する(A24)。そして、監視・制御対象からPLC400経由で制御指令に対する制御結果が送信される(A25)。
それを受けて、通報装置200は、監視制御装置100に公衆回線5経由で、制御報告を送信する(A26)。
本実施形態では、監視・制御対象から制御報告があったときで、監視者が応答しなかったときには、自動的に監視者の有する携帯端末50にE−mailを送信するようにしている。そのため、監視者が制御報告の確認もれを防ぐことができ、対応の遅れによる事故を防止することができる。また、携帯端末50よりWebページ表示画面から制御のためのボタンを操作することにより監視・制御対象に制御指令を発信することができる。しかも、監視者は、携帯端末50により、制御報告の確認と制御指令を発信ができるので、監視制御装置100の監視制御画面500から離れた所でも監視・制御対象に対する遠隔監視を継続することができる。
5…公衆回線、
10…Webサーバ、20…メールサーバ、30…基地局、
100…監視制御装置、110…制御部、120…通信部、130…公衆回線I/F部、140…データ表示入出力部、
200…通報装置、210…公衆回線I/F部、220…制御部、230…記憶部、240…通信部、250…信号入出力I/F部、
400…PLC、410…ポンプ、420…弁

Claims (8)

  1. 監視制御装置と監視・制御対象の制御情報を前記監視制御装置に通報する通報装置と携帯端末とが、公衆回線により接続された遠隔監視制御システムであって、
    前記通報装置は、前記携帯端末の電話番号の情報を保持し、
    前記監視制御装置が前記通報装置経由で、前記監視・制御対象に対して、制御指令を送信し、
    通報装置は、前記制御指令に対する前記監視・制御対象からの制御結果を、前記監視制御装置に制御報告として送信し、
    前記通報装置は、前記制御報告に対するアンサー信号が一定時間返ってこなかったときに、前記携帯端末の電話番号に対して発呼して、音声により制御報告の内容を通報することを特徴とする遠隔監視制御システム。
  2. 前記監視制御装置は、監視制御画面を表示し、前記監視制御画面の確認ボタンが押下されると、前記通報装置に、前記アンサー信号を送信することを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システム。
  3. 前記携帯端末から、前記通報装置に制御指令に関する情報を送信することを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システム。
  4. 前記制御指令に関する情報は、DTMF信号により送信されることを特徴とする請求項3記載の遠隔監視制御システム。
  5. 監視制御装置と監視・制御対象の制御情報を前記監視制御装置に通報する通報装置と携帯端末とが、公衆回線により接続された遠隔監視制御システムであって、
    前記通報装置は、前記携帯端末に送信するE−mailアドレスの情報を保持し、
    前記監視制御装置が前記通報装置経由で、前記監視・制御対象に対して、制御指令を送信し、
    通報装置は、前記制御指令に対する前記監視・制御対象からの制御結果を、前記監視制御装置に制御報告として送信し、
    前記通報装置は、前記制御報告に対するアンサー信号が一定時間返ってこなかったときに、前記携帯端末に保持されたE−mailアドレスに対して、E−mailを送信して、E−mailにより制御報告の内容を通報することを特徴とする遠隔監視制御システム。
  6. 前記監視制御装置は、監視制御画面を表示し、前記監視制御画面の確認ボタンが押下されると、前記通報装置に、前記アンサー信号を送信することを特徴とする請求項5記載の遠隔監視制御システム。
  7. 前記携帯端末から、前記通報装置に制御指令に関する情報を送信することを特徴とする請求項5記載の遠隔監視制御システム。
  8. 前記携帯端末は、Webページを表示する手段を有し、前記Webページから入力された前記通報装置に制御指令に関する情報を送信することを特徴とする請求項7記載の遠隔監視制御システム。
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