JP2018011213A - 遠隔監視制御システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】操作員が遠隔監視制御するためのものであって、更に操作員が機器並びにセンサー3に対する操作内容を入力することができる監視制御用パソコン60と、操作員が監視制御するために移動しながら持ち運べるものであって、捜査員が操作内容を入力することができる入力部及び操作内容を送信することができる通信機能を有するスマートフォン61、62と、現場側に設置されるものであって、監視制御用パソコン60又はスマートフォン61、62から通信網31を介して操作内容を受信する入力部を有するスマートフォン1と、スマートフォン1からの操作内容を受信するとともに操作内容を管理し、更に機器並びにセンサー3に対して操作内容を出力するインタフェース装置2を設ける。
【選択図】図1
Description
上記操作員が監視制御するために移動しながら持ち運べるものであって、上記捜査員が上記操作内容を入力することができる入力部及び上記操作内容を送信することができる通信機能を有する第1の携帯端末と、
現場側に設置されるものであって、上記監視制御用パソコン又は上記第1の携帯端末から第1の通信網を介して上記操作内容を受信する入力部を有する第2の携帯端末と、
上記第2の携帯端末からの上記操作内容を受信するとともに上記操作内容を管理し、更に上記機器並びにセンサーに対して上記操作内容を出力するインタフェース装置を備えたものである。
以下、実施の形態1を図に基づいて説明する。図1は遠隔監視制御システムを示すブロック構成図である。管理センター50側は操作員が遠隔監視制御するための監視制御用パソコン60と、操作員が移動しながら監視制御できるモバイル用の携帯端末であるスマートフォン(第1の携帯端末)61、62で構成される。緊急時のシステム構成において、現場は例えばポンプ又はバルブ等の機器、及びポンプ動作状態やバルブ開閉状態などを検知するセンサー(以下機器並びにセンサー3と略す)、インタフェース装置2、更には現場側の携帯端末であるスマートフォン(第2の携帯端末)1で構成される。
更に通常時のシステム構成においては、現場は機器並びにセンサー3、テレメータ4で構成される。
又通信網(第1の通信網)31は緊急用の通信網であり、通信網(第2の通信網)30は通常時の通信網である。尚携帯端末としてのスマートフォンは従来の携帯電話よりも多くの情報を入力することができるとともに処理も速いものである。
通常時においては、監視制御用パソコン60で操作した内容が通信網30を経由してテレメータ4に送信される。テレメータ4は監視制御用パソコン60の操作内容を現場の機器並びにセンサー3に接点信号もしくはアナログ信号で出力する。また機器並びにセンサー3からの接点信号もしくはアナログ信号をテレメータ4で取り込み、通信網30を介して監視制御用パソコン60に送信する。ここで接点信号とは例えばポンプ動作状態の接点信号であり、アナログ信号とは水位などの電流アナログ信号である。
次に緊急時の動作について説明する。監視制御用パソコン60は、画面機能131を備えており、操作員は画面機能131を操作する。画面機能とは例えばポンプの画像上でタッチパネルにより操作内容を入力するような機能であり、他にもキーボード、マウス等が該当する。この画面機能131が監視制御用パソコン60における操作内容の入力部となる。操作員の操作内容(例えばポンプ動作開始やバルブ開閉など)は監視制御機能132にて管理され、通信機能(スマートフォン1との通信)130から緊急用の通信網31(通信網30は通常用として使用する)を介してスマートフォン1へ送信される。またスマートフォン61、62も画面機能121、監視制御機能122、通信機能(スマートフォン1との通信)120を備えており、監視制御用パソコン60と同様の操作(監視制御)が出来る。
このようにして、監視制御用パソコン60から機器並びにセンサー3に対して遠隔で監視制御することができる。
図6は実施の形態2による遠隔監視制御システムを示すブロック構成図である。図6において、スマートフォン1は通信機能(インターネット301との通信)320を有し、能動的にインターネット301に接続して気象庁302が提供する気象情報を取得し、通信機能(インタフェース装置との通信)321からインタフェース装置2に取得した気象情報を送信する。インタフェース装置2は機器、センサー信号入出力機能310を有し、センサー303からリアルタイムで入力される計測データ(例えば水位、流量、ゲート開度、バルブ開度など)と、機器304からリアルタイムで入力される機器状態データ(例えば水門開閉状態、水門異常故障、ポンプ発動並びに停止状態、ポンプ異常故障、バルブ開閉状態、バルブ異常故障など)を取得する。
尚上記動作は実施の形態1に示した動作とともに行っても良い。
図7は実施の形態3による遠隔監視制御システムを示すブロック構成図である。図8は監視制御用パソコンの構成を示すブロック図、図9はスマートフォン65の構成を示すブロック図である。本実施形態においては、管理センター50の監視制御用パソコン60において、事故、災害等の緊急時に現場に設置したスマートフォン1や、事故、災害場所に向かった作業員が携行したモバイル用のスマートフォン65(第1の携帯端末)の位置情報を検知する。そして監視制御用パソコン60はスマートフォン65にて選択要求した支援情報に基づき、対応する情報をスマートフォン65に送信し、スマートフォン65の端末画面に情報が映像表示される。これにより復旧作業を支援し、安全かつ迅速に対処することができる。
本実施形態の動作は実施の形態1、2に示した動作とともに実行させることができる。
図12は実施の形態4による遠隔監視制御システムを示すブロック構成図である。図12において、インタフェース装置2は商用受電設備201、自家発電設備202から電力が供給されるとともに、充放電コントローラ205を介して小水力発電設備203、太陽光発電設備204から電力が供給される。尚小水力発電設備203及び太陽光発電設備204で発生した電力はバッテリ206に蓄電される。このように2系統の電源からの電力を入力することのできる電源部102を有する。これにより商用受電設備201、自家発電設備202からの電力供給ができなくなった場合でも、充放電コントローラ205を経由してバッテリ206からインタフェース装置2に対し安定して電力を源供給することができる。
尚本実施形態は上記実施の形態1〜3のシステムにおい適用することができる。
図13は実施の形態5による遠隔監視制御システムを示すブロック構成図である。図13において、監視制御用パソコン60がテレメータ4と通常使用する通信網30及び通信機能(テレメータとの通信)402を介して接続されているシステムにおいて、監視制御用パソコン60は回線監視機能400で回線状態を常時監視している。そして回線異常時には緊急用の通信網31へ自動で切替える回線切替機能401を有する。
尚本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
3 機器並びにセンサー、4 テレメータ、30,31 通信網、50 管理センター、60 監視制御用パソコン、201 商用受電設備、202 自家発電設備、
203 小水力発電設備、204 太陽光発電設備、206 バッテリ、
302 気象庁、303 センサー、304 機器。
Claims (6)
- 管理センターにて操作員が遠隔監視制御するためのものであって、更に上記操作員が機器並びにセンサーに対する操作内容を入力することができる入力部を有する監視制御用パソコンと、
上記操作員が監視制御するために移動しながら持ち運べるものであって、上記操作員が上記操作内容を入力することができる入力部及び上記操作内容を送信することができる通信機能を有する第1の携帯端末と、
現場側に設置されるものであって、上記監視制御用パソコン又は上記第1の携帯端末から第1の通信網を介して上記操作内容を受信する入力部を有する第2の携帯端末と、
上記第2の携帯端末からの上記操作内容を受信するとともに上記操作内容を管理し、更に上記機器並びにセンサーに対して上記操作内容を出力するインタフェース装置を備えたことを特徴とする遠隔監視制御システム。 - 上記第2の携帯端末は気象庁が提供する気象情報を取得するとともに上記インタフェース装置に上記気象情報を送信し、
上記インタフェース装置は上記センサーから入力される計測データと、上記機器から入力される機器状態データと、上記気象情報と、過去データに基づいて未来の機器状態と未来の計測データを予測し、算出された予測データに応じて上記機器に対して制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の遠隔監視制御システム。 - 上記監視制御用パソコンは、上記第1の携帯端末の位置情報に基づいて関連情報を検索するとともに、
上記第1の携帯端末からの要求情報と上記関連情報を照合して支援情報を検索し、上記支援情報を上記第1の携帯端末に送信することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遠隔監視制御システム。 - 商用受電設備及び自家発電設備から上記インタフェース装置に電力を供給するとともに、小水力発電設備及び太陽光発電設備にて発電した電力をバッテリに蓄電し、上記バッテリからも上記インタフェース装置に電力を供給することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の遠隔監視制御システム。
- 上記監視制御用パソコンは第2の通信網を介してテレメータと接続されており、上記第2の通信網が切断されたとき上記監視制御用パソコンは上記第1の通信網に回線を自動で切り替えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の遠隔監視制御システム。
- 上記第1の携帯端末及び上記第2の携帯端末はスマートフォンであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の遠隔監視制御システム。
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