JP2019070392A - シリンダ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 部品点数を増大することなく、熱膨張差によるロッドガイドの緩みを防止し、組立作業性を向上できるようにする。【解決手段】 作動流体が封入される内筒2と、内筒2の外周側に配置され内筒2との間にリザーバ室Aを形成する外筒3と、内筒2内に摺動可能に嵌装されるピストン5と、内筒2の一端開口部2Aに挿入されて設けられる筒状のロッドガイド6と、軸方向の一端側がピストン5に連結され他端側がロッドガイド6に挿通されて内筒2の外部へ延ばされるピストンロッド8とを備えている。この上で、内筒2には、ピストン5が摺動する範囲を除いた位置に、軸方向に弾性的にたわみ変形が可能なたわみ変形部としての一側拡径部14と他側拡径部15を一体に形成している。【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば4輪自動車等の車両に搭載され、車両の振動を緩衝するのに好適に用いられるシリンダ装置に関する。
自動車等の車両に設けられるシリンダ装置としての油圧緩衝器は、二重筒構造をなす内筒と外筒を有し、前記内筒内には、ピストンが嵌装されている。また、内筒の一端開口部には、外筒の一端開口部側を径方向の内向きにかしめることにより、筒状のロッドガイドが設けられている。さらに、ロッドガイドには、ピストンロッドが挿通され、その他端はピストンに連結されている。
昨今の自動車は、二酸化炭素の排出量を削減するために燃料消費率の向上が望まれている。これに伴い、自動車メーカでは、車体を軽量化して燃料消費率の向上を図っている。このために、自動車に搭載される油圧緩衝器についても、軽量化が望まれている。
油圧緩衝器を軽量化するためには、内筒を鉄鋼材によって形成し、外筒を軽量なアルミニウム合金によって形成することが考えられる。しかし、鉄鋼材とアルミニウム合金とでは、鉄鋼材よりもアルミニウム合金の方が熱膨張係数が高くなっている。即ち、油圧緩衝器の温度が上昇すると、鉄鋼材からなる内筒よりもアルミニウム合金からなる外筒の方が大きく熱膨張することになる。この結果、内筒の一端開口部と外筒のかしめ部との間に挟まれたロッドガイドは、緩んでがたつく虞がある。そこで、内筒と外筒を異種金属で形成した油圧緩衝器には、ロッドガイドの緩みを防止するために、内筒とロッドガイドとの間に、軸方向に負荷を与えた状態で皿ばねを配置したものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された油圧緩衝器は、内筒と外筒との間に挟まれたロッドガイドが緩まないように、内筒とロッドガイドとの間に別部材からなる皿ばねを配置している。従って、油圧緩衝器を構成する部品点数が増大するから、組立作業性が悪くなるという問題がある。
本発明は、上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、部品点数を増大することなく、熱膨張差によるロッドガイドの緩みを防止でき、組立作業性を向上できるようにしたシリンダ装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために本発明によるシリンダ装置は、作動流体が封入される内筒と、前記内筒の外周側に配置され該内筒との間にリザーバを形成する外筒と、前記内筒内に摺動可能に嵌装されるピストンと、前記内筒の一端開口部に挿入されて設けられる筒状のロッドガイドと、軸方向の一端側が前記ピストンに連結され他端側が前記ロッドガイドに挿通されて前記内筒の外部へ延ばされるピストンロッドと、を備えてなるシリンダ装置であって、前記内筒には、前記ピストンが摺動する範囲を除いた位置に、軸方向に弾性的にたわみ変形が可能なたわみ変形部を一体に形成したことを特徴としている。
本発明によれば、熱膨張差によるロッドガイドの緩みを部品点数を増大することなく防止でき、組立作業性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態では、シリンダ装置の代表例として油圧緩衝器を例に挙げ、添付図面に従って詳細に説明する。
図1ないし図4は本発明の第1の実施の形態を示している。図1において、油圧緩衝器1は、シリンダ装置の代表例を構成するものである。油圧緩衝器1は、後述の内筒2、外筒3、ピストン5、ロッドガイド6、ピストンロッド8、一側拡径部14、他側拡径部15を含んで構成されている。
内筒2は、シリンダを構成するもので、後述の外筒3内に同軸をなして(同心円上に)設けられている。図3に示すように、内筒2は、例えば、円筒状の鉄鋼材料によって形成されている。内筒2は、軸方向の上側に位置する一端開口部2Aが後述のロッドガイド6に嵌合されている。一方、内筒2の軸方向の下側に位置する他端開口部2Bは、後述のボトムバルブ10に嵌合されている。
ここで、内筒2の一端開口部2A側は、後述する一側拡径部14よりも軸方向の端部側、即ち、内筒2の上側位置が円筒部としての一側円筒部2Cとなっている。この一側円筒部2Cは、例えば軸方向寸法が4mm程度に設定され、ロッドガイド6に嵌合する単一径の円筒部として形成されている。一方、内筒2の他端開口部2B側は、後述する他側拡径部15よりも軸方向の端部側、即ち、内筒2の下側位置が、一側円筒部2Cと同様な単一径の円筒部からなる他側円筒部2Dとなっている。さらに、内筒2は、一側拡径部14を挟んで一側円筒部2Cと反対側、他側拡径部15を挟んで他側円筒部2Dと反対側、即ち、一側拡径部14と他側拡径部15との間が他の円筒部としての中間円筒部2Eとなっている。なお、各円筒部2C,2Dの軸方向寸法は、4mmに限らず、油圧緩衝器1の大きさ、仕様によって適宜に設定されるものである。また、内筒2の厚さ寸法は、本実施の形態では1mmに設定されている。しかし、内筒2の厚さ寸法は、油圧緩衝器1の大きさ、仕様によって適宜に設定されるものであり、例えば1mmから1.6mm程度に設定される。
内筒2の中間円筒部2Eは、その内周面に後述のピストン5が摺動可能に嵌装されている。この場合、内筒2内でピストン5が移動可能な上限位置は、ピストンロッド8に設けたストッパ9がロッドガイド6に当接する位置となっている。一方、内筒2内でピストン5が移動可能な下限位置は、ピストンロッド8の突出側(上側)に設けられたバンプラバーが外筒3の上部に設けられたバンプラバー受(いずれも図示せず)に当接する位置となっている。即ち、ピストン5の摺動範囲は、前述した上限位置と下限位置との間に設定されている。
そして、内筒2には、ピストン5の摺動範囲から外れた位置に、後述の各拡径部14,15が形成されている。さらに、自由状態での内筒2の軸方向の長さ寸法は、外筒3が大きく熱膨張した場合でも、内筒2と外筒3との間にロッドガイド6等を確実に保持できる寸法に設定されている。即ち、内筒2は、軸方向に圧縮荷重が掛けられることにより、内筒2と外筒3との熱膨張差の分だけ縮められた状態で外筒3内に配設されている。
外筒3は、前記内筒2の外周側に配置され、該内筒2との間にリザーバ室Aを形成するものである。外筒3は、円筒体として形成され、軸方向の一端側(上端側)が開口し、他端側(下端側)がボトムキャップ3Aによって閉塞されている。このボトムキャップ3Aの下部には、例えば車両の車輪側に取付けられる取付アイ4が固着されている。
外筒3の開口端側には、径方向内側に屈曲してかしめ部3Bが設けられ、該かしめ部3Bは、内筒2の一端開口部2Aとの間で、後述するロッドガイド6、シール部材7等を挟んで固定(保持)している。
ここで、外筒3のかしめ部3Bは、外筒3の開口端側を径方向内側に倒すように絞り込む加工方法を用いてかしめ加工されている。このかしめ加工では、ロッドガイド6等を内筒2に向けて押し込んだ状態、即ち、内筒2に対し、予め設定された軸方向の負荷(例えば、7.8〜20kN)を付与した状態でかしめ部3Bを形成している。
内筒2と外筒3との間には、環状のリザーバ室Aが形成され、このリザーバ室A内には、作動流体と共にガスが封入されている。このガスは、大気圧状態の空気であってもよく、また圧縮された窒素ガス等の気体を用いてもよい。リザーバ室A内のガスは、後述のピストンロッド8の縮小(縮み行程)時に当該ピストンロッド8の進入体積分を補償すべく圧縮される。
ピストン5は、内筒2内に摺動可能に嵌装されている。このピストン5は、内筒2内をロッド側油室Bとボトム側油室Cとの2室に区画している。ピストン5には、ロッド側油室Bとボトム側油室Cとを連通可能とする油路5A,5Bがそれぞれ複数個、周方向に離間して形成されている(それぞれ1本のみ図示)。
ここで、ピストン5の下端面には、伸長側のディスクバルブ5Cが設けられている。この伸長側のディスクバルブ5Cは、ピストンロッド8の伸長行程でピストン5が上向きに摺動変位するときに、油路5Aを流通する作動流体に抵抗を与えるものである。一方、ピストン5の上端面には、縮小側のディスクバルブ5Dが設けられている。この縮小側のディスクバルブ5Dは、ピストンロッド8の縮小行程でピストン5が下向きに摺動変位するときに、油路5Bを流通する作動流体に抵抗を与えるものである。
ロッドガイド6は、内筒2の一端開口部2Aに挿入されて設けられている。具体的には、ロッドガイド6は、内筒2の一端開口部2A上に配設された状態で、外筒3の開口側にかしめ部3Bを設けることにより、内筒2の一端開口部2Aと外筒3のかしめ部3Bとの間で軸方向に固定されている。
ロッドガイド6は、上側に位置して外筒3の内周側に挿嵌される大径部6Aと、該大径部6Aの下側に位置して内筒2の一側円筒部2C内に挿嵌される小径部6Bとにより段付円筒体として形成されている。小径部6Bの内周側は、後述のピストンロッド8を軸方向に摺動可能に案内するガイド部6Cとなっている。これにより、ロッドガイド6は、内筒2と外筒3の上側部分を同軸位置に位置決めしている。
小径部6Bの外周面6B1には、内筒2の一側円筒部2Cが一端開口部2A側から外嵌される。この場合、内筒2の一側円筒部2Cは、一端開口部2Aが大径部6Aの下面6A1に当接することにより、このロッドガイド6を下側から保持することができる。
シール部材7は、外筒3とピストンロッド8との間を覆うようにロッドガイド6の上側に設けられている。シール部材7は、内部の作動流体が外部に流出しないように、また外部の塵埃、雨水等が内部に流入しないように、外筒3とピストンロッド8との間を封止するものである。シール部材7は、その外周側がロッドガイド6と一緒に外筒3のかしめ部3Bによってかしめ固定されている。
ピストンロッド8は、軸方向の一端側となる下側がピストン5に連結され、他端側となる上側がロッドガイド6のガイド部6Cに挿通されて内筒2の外部へ延びている。ピストンロッド8の他端部は、例えば自動車の車体側に取付けられるねじ部8Aとなっている。ここで、ピストンロッド8には、内筒2内でピストン5の上側に位置してストッパ(リバウンドストッパ)9が取付けられている。このストッパ9は、ピストンロッド8が大きく伸長したときにロッドガイド6に当接することにより、それ以上の伸長を規制するものである。
ボトムバルブ10は、ボトム部材を構成するもので、内筒2の他端開口部2Bと外筒3のボトムキャップ3Aとの間に設けられている。ボトムバルブ10は、内筒2とボトムキャップ3Aとの間でリザーバ室Aとボトム側油室Cとを画成するバルブボディ11と、該バルブボディ11の下面側に設けられた縮小側のディスクバルブ12と、バルブボディ11の上面側に設けられた伸び側の逆止弁13とにより構成されている。
バルブボディ11は、下側に位置してボトムキャップ3A内に同軸に配置された大径な円筒体からなる大径部11Aと、該大径部11Aの上側に位置して内筒2の他側円筒部2D内に挿嵌される小径部11Bとにより段付円筒体として形成されている。バルブボディ11には、リザーバ室Aとボトム側油室Cとを連通可能とする油路11C,11Dが形成されている。
小径部11Bの外周面11B1には、内筒2の他側円筒部2Dが他端開口部2B側から外嵌される。この場合、内筒2の他側円筒部2Dは、他端開口部2Bが大径部11Aの上面11A1に当接することにより、バルブボディ11上に保持された状態となる。
縮小側のディスクバルブ12は、ピストンロッド8の縮小行程でピストン5が下向きに摺動変位するときに、ボトム側油室C内の圧力がリリーフ設定圧を越えると開弁し、このときのボトム側油室C内の圧力を油路11Cを介してリザーバ室A側にリリーフする。
伸び側の逆止弁13は、ピストンロッド8の伸長行程でピストン5が上向きに摺動変位するときに開弁し、これ以外のときには閉弁する。この逆止弁13は、リザーバ室A内の油液がボトム側油室Cに向けて油路11D内を流通するのを許し、これとは逆向きに油液が流れるのを阻止するものである。
次に、本発明の特徴部分となる一側拡径部14、他側拡径部15の構成について詳細に述べる。
一側拡径部14は、軸方向に弾性的にたわみ変形が可能なたわみ変形部を構成するもので、内筒2と一体に形成されている。一側拡径部14は、内筒2の一端開口部2A側の一部を全周に亘って径方向の外側に弾性変形可能に折り曲げて形成される拡径部である。この場合、一側拡径部14は、内筒2の内周面に回転するローラを押付けることにより、内筒2の一部を拡径させるローリング加工、ビーディング加工と呼ばれる加工方法を用いて形成されている。
一側拡径部14は、ロッドガイド6の近傍となる内筒2の一端開口部2A側に内筒2と連続(接続)して形成されている。具体的には、一側拡径部14は、内筒2のうち、ピストン5が摺動する範囲を除いた位置、即ち、内筒2の一側円筒部2Cと中間円筒部2Eとの間に設けられている。
図2に示すように、一側拡径部14は、内筒2の一側円筒部2Cの下端からテーパ状に拡径した第1のテーパ面14Aと、該第1のテーパ面14Aの周縁部、即ち、頂部14Bから逆テーパ状に縮径して内筒2の中間円筒部2Eの上端に達した第2のテーパ面14Cとにより形成されている。これにより、一側拡径部14は、縦断面で略三角形状に突出して形成されている。
ここで、一側拡径部14に関する各部の寸法について、一般的な油圧緩衝器の各部の寸法に基づいた場合の一例を述べる。
まず、本実施の形態では、内筒2の材料として鉄鋼材料を用いている。具体的な材料の一例を述べると、図3に示すように、内筒2は、機械構造用炭素鋼鋼管(STKM12B−EC)によって形成されている。内筒2は、その全長が20℃で332mmに形成されている。この場合、機械構造用炭素鋼鋼管は、熱膨張係数が11.7×10−6/℃となっているから、内筒2が温度上昇し、例えば120℃まで高温になると、その全長が332.388mmとなり、0.388mm伸びることになる。
機械構造用炭素鋼鋼管からなる内筒2の一部として形成された一側拡径部14は、内筒2に対する角度αが約45度となるように傾斜している。また、一側拡径部14の径方向の突出寸法(折り曲げによって形成された溝部の深さ寸法)aは、2mm以上に設定されている。これは、図4に示す特性線16のように、一側拡径部14の径方向の突出寸法aは、約2mmを超える辺りから、内筒2の軸方向の変形寸法が急激に大きくなるためである。例えば、一側拡径部14は、内筒2の軸方向に約20kNの圧縮荷重を加えたときに、0.1mm以上の大きな変形寸法を得ることができる。
さらに、一側拡径部14は、当該一側拡径部14が軸方向に最も縮小した場合でも、ロッドガイド6の小径部6Bの外周面6B1、即ち、下面6B2から内筒2の中間円筒部2Eが離間する位置に配置されている。これにより、ロッドガイド6と中間円筒部2Eとの接触による摩耗や損傷、異音の発生等を防止することができる。
他側拡径部15は、一側拡径部14と共にたわみ変形を構成するもので、内筒2と一体に形成されている。他側拡径部15は、ボトムバルブ10の近傍となる内筒2の他端開口部2B側に内筒2と連続(接続)して形成されている。他側拡径部15は、内筒2の他側円筒部2Dと中間円筒部2Eとの間に設けられている。
図1に示すように、他側拡径部15は、一側拡径部14と同様に、第1のテーパ面15A、頂部15B、第2のテーパ面15Cからなり、各部の寸法はほぼ同一となっている。さらに、他側拡径部15は、当該他側拡径部15が軸方向に最も縮小した場合でも、ボトムバルブ10の小径部11Bの外周面11B1から内筒2の中間円筒部2Eが離間する位置に配置されている。
次に、油圧緩衝器1の組立手順の一部である外筒3による固定作業について説明する。
外筒3内に内筒2を挿入し、内筒2の他側円筒部2Dをボトムバルブ10のバルブボディ11の小径部11Bに嵌合する。この状態で、ピストン5等が取付けられたピストンロッド8を一端開口部2A側から挿入する。このときに、一側拡径部14は、径方向の外側に突出して形成しているから、ピストン5の挿入に邪魔になることはない。
内筒2内にピストン5、ピストンロッド8等を挿入したら、ロッドガイド6、シール部材7をピストンロッド8の外周側に配置し、ロッドガイド6等を内筒2、外筒3側に移動させる。これにより、ロッドガイド6の小径部6Bを内筒2の一側円筒部2Cに挿入し、大径部6Aを外筒3内に挿入した後、外筒3のかしめ部3Bによってロッドガイド6、シール部材7を内筒2と外筒3との間に固定する。
上述したかしめ加工時には、ロッドガイド6等を内筒2に向けて押し込むことにより、一側拡径部14と他側拡径部15を縮み側に弾性変形させ、内筒2と外筒3との熱膨張差を、各拡径部14,15によって吸収するようにしている。
第1の実施の形態による油圧緩衝器1は、上述の如き構成を有するもので、次に、その作動について説明する。
ピストンロッド8のねじ部8Aを自動車の車体側に取付け、外筒3の取付アイ4を車軸(いずれも図示せず)側に取付ける。これにより、自動車の走行時に振動が発生した場合には、ピストンロッド8が内筒2、外筒3から軸方向に縮小、伸長するときに、ピストン5の各ディスクバルブ5C,5Dによって縮小側、伸長側の減衰力が発生され、車両の上,下振動を減衰するように緩衝することができる。
ここで、図3に示すように、油圧緩衝器1を構成する内筒2は、前述したように機械構造用炭素鋼鋼管(STKM12B−EC)によって形成されている。一方、外筒3は、例えばアルミニウム合金(JIS6061)によって形成されている。このアルミニウム合金は、熱膨張係数が23×10−6/℃となっており、外筒3は、その全長が20℃で351mmに形成され、120℃では、全長が351.807mmまで伸びる。従って、外筒3は、0.807mm伸びることになり、内筒2よりも0.419mm大きく伸びることになる。
ここで、油圧緩衝器1は、エンジン、ブレーキ等の熱、ピストン5の摩擦熱等によって温度上昇する。本実施の形態では、油圧緩衝器1を軽量化するために、内筒2を機械構造用炭素鋼鋼管によって形成し、外筒3をアルミニウム合金によって形成している。この場合、機械構造用炭素鋼鋼管よりもアルミニウム合金の方が熱膨張係数が高くなっているから、油圧緩衝器1の温度が上昇すると、内筒2よりも外筒3の方が大きく熱膨張(軸方向に伸長)することになる。従って、内筒2の一端開口部2Aと外筒3のかしめ部3Bとの間隔が広がることになるから、内筒2と外筒3との間に挟まれたロッドガイド6、シール部材7は、緩んでがたつく虞がある。
そこで、従来技術として述べた特許文献1によるものでは、内筒とロッドガイドとの間に2枚の皿ばねを対面して配置している。各皿ばねは、組立時に弾性変形させた状態で組付けることにより、熱膨張によって内筒と外筒との間に生じる間隔の広がりを吸収し、ロッドガイドの緩みを防止することができる。この特許文献1では、別部材からなる皿ばねを内筒とロッドガイドとの間に組付けているから、部品点数が増大して組立作業性が低下してしまう。
然るに、本実施の形態によれば、内筒2には、ピストン5が摺動する範囲を除いた位置に、軸方向に弾性的にたわみ変形が可能なたわみ変形部としての一側拡径部14、他側拡径部15を一体に形成している。
従って、各拡径部14,15は、組立時に内筒2を軸方向に弾性的にたわみ変形させた状態で組付けることにより、熱膨張によって内筒2と外筒3との間に生じる間隔の広がりを吸収でき、ロッドガイド6等の緩みを防止することができる。
特に、本実施の形態では、一側拡径部14と他側拡径部15を内筒2と一体に形成している。この結果、部品点数が増大することもなく、油圧緩衝器1を組立てることができ、組立作業性を向上することができる。
一側拡径部14と他側拡径部15は、ピストン5が摺動する範囲を除いた位置に設けているから、各拡径部14,15によってピストン5の動作を妨げることがなく、このピストン5を円滑に動作させることができる。しかも、内筒2の一端開口部2A側に一側拡径部14を設け、他端開口部2B側に他側拡径部15を設ける構成としているから、2個の拡径部14,15によって大きな変形寸法を得ることができる。
一方で、内筒2の軸方向の両端に一側拡径部14と他側拡径部15を配置した構成では、内筒2の軸方向の片方に2個の拡径部14,15を設けた場合に比較し、応力の集中を防止でき、ピストン5の摺動範囲を広く確保することができる。
たわみ変形部として一側拡径部14と他側拡径部15は、内筒2の一部を径方向の外側に弾性変形可能に折り曲げて形成している。これにより、各拡径部14,15に邪魔されることなく内筒2内にピストン5を挿入することができる。しかも、各拡径部14,15は、ローリング加工、ビーディング加工と呼ばれるローラを用いた加工方法で形成することができるから、高価な金型等を用いることなく、安価に形成することができる。また、内筒2の一部を径方向の外側に折り曲げて形成した各拡径部14,15は、折り曲げる角度、深さ寸法(突出寸法)等を適宜に設定することにより、所望の変形寸法を容易に得ることができる。
一側拡径部14は、ロッドガイド6の近傍となる内筒2の一端開口部2A側に形成している。これにより、ピストンロッド8が伸長してピストン5が移動した場合でも、一側拡径部14がピストン5に干渉するのを防止することができる。
また、他側拡径部15は、ボトムバルブ10の近傍となる内筒2の他端開口部2B側に形成されている。これにより、ピストンロッド8が縮小してピストン5が移動した場合でも、他側拡径部15がピストン5に干渉するのを防止することができる。
内筒2の一端開口部2Aには、ロッドガイド6の小径部6Bに嵌合する単一径の一側円筒部2Cを有しているから、一側拡径部14を、一端開口部2Aから距離をもった位置に一側円筒部2Cに接続して形成することができる。これにより、内筒2の一部を押出す(張出す)ローリング加工、ビーディング加工によって一側拡径部14を加工する場合でも、形状を安定させることができ、寸法精度、耐久性等を向上することができる。これにより、一側拡径部14をロッドガイド6に対して正確かつ容易に取付けることができ、生産性や信頼性を向上することができる。一方、他側拡径部15も、一側拡径部14と同様に、他端開口部2Bから距離をもった位置に他側円筒部2Dに接続して形成することができ、寸法精度、耐久性、生産性、信頼性等を向上することができる。
さらに、内筒2は、各拡径部14,15よりも軸方向の端部側に位置して各円筒部2C,2Dを有すると共に、前記各拡径部14,15を挟んで各円筒部2C,2Dと反対側に他の円筒部としての中間円筒部2Eを有している。この上で、中間円筒部2Eは、ロッドガイド6およびボトムバルブ10から離間した位置に配置している。これにより、ロッドガイド6、ボトムバルブ10と中間円筒部2Eとが接触して摩耗や損傷するのを防止できるから、摩耗粉等の異物の発生を抑制して耐久性等を向上することができる。また、ロッドガイド6、ボトムバルブ10と中間円筒部2Eとの接触による異音の発生を防止することができる。
次に、図5および図6は本発明の第2の実施の形態を示している。本実施の形態の特徴は、たわみ変形部を内筒の一端開口部を径方向の外側に斜めに折り曲げた鍔状体として形成したことにある。なお、本実施の形態では、前述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略するものとする。
図5において、第2の実施の形態による内筒21は、第1の実施の形態による内筒2とほぼ同様に、円筒状の鉄鋼材料、例えば、機械構造用炭素鋼鋼管(STKM12B−EC)によって形成されている。また、内筒21は、軸方向の上側に位置する一端開口部21A側がロッドガイド6の小径部6Bに嵌合されている。しかし、第2の実施の形態による内筒21は、一端開口部21Aに後述の一側拡径部22が形成されている点で、第1の実施の形態による内筒2と相違している。
一側拡径部22は、軸方向に弾性的にたわみ変形が可能なたわみ変形部を構成している。一側拡径部22は、内筒21の一端開口部21Aを径方向の外側に斜めに折り曲げた鍔状体(フレア状体)として形成されている。
一側拡径部22に関する各部の寸法について述べると、一側拡径部22は、内筒21から径方向に延びた突出寸法cが約3mmに設定されている。この上で、図6に示す特性線23のように、内筒21に対する角度βは、60度を切る辺りから、内筒21の軸方向の変形寸法が大きくなるため、60度程度に設定されている。
かくして、このように構成された第2の実施の形態においても、前述した第1の実施の形態とほぼ同様の作用、効果を得ることができる。特に、第2の実施の形態によれば、一側拡径部22は、内筒21の一端開口部21Aを径方向の外側に折り曲げるだけで容易に形成することができる。
なお、第1の実施の形態では、内筒2の両端側に一側拡径部14と他側拡径部15を設けた場合を例に挙げて説明している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば、内筒2に対し、一側拡径部14と他側拡径部15のいずれか一方だけを設ける構成としてもよい。
第1の実施の形態では、一側拡径部14と他側拡径部15は、縦断面で略三角形状に突出して形成した場合を例示している。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば、拡径部を縦断面で半円弧形状、四角形状等の他の形状をしてもよい。
第1の実施の形態では、一側拡径部14を、第1のテーパ面14Aがロッドガイド6の小径部6Bの外周面6B1から離間した位置に配置した場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば、ロッドガイド6と中間円筒部2Eとが接触しなければ、一側拡径部14を、第1のテーパ面14Aがロッドガイド6の小径部6Bの外周面6B1に達する位置に配置する構成としてもよい。この構成は、他側拡径部15に対しても、同様に適用することができる。
第1の実施の形態では、内筒2を機械構造用炭素鋼鋼管(STKM12B−EC)によって形成し、外筒3をアルミニウム合金(JIS6061)によって形成した場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、内筒2を機械構造用炭素鋼鋼管(STKM12B−EC)以外の材料によって形成し、外筒3をアルミニウム合金(JIS6061)以外の材料によって形成してもよい。この構成は、第2の実施の形態にも同様に適用することができる。
第2の実施の形態では、内筒21の一端開口部21Aに一側拡径部22を設けた場合を例示している。しかし、本発明はこれに限るものではなく、内筒の他端側に拡径部を設ける構成としてもよい。また、内筒の両端側に拡径部を設ける構成としてもよい。
各実施の形態では、4輪自動車の各車輪側に取付ける油圧緩衝器1をシリンダ装置の代表例として説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば2輪車に用いる油圧緩衝器であってもよく、車以外の種々の機械、建築物等に用いる緩衝器に用いてもよいものである。
以上説明した実施形態に基づくシリンダ装置として、例えば、以下に述べる態様のものが考えられる。
シリンダ装置の第1の態様としては、作動流体が封入される内筒と、前記内筒の外周側に配置され該内筒との間にリザーバを形成する外筒と、前記内筒内に摺動可能に嵌装されるピストンと、前記内筒の一端開口部に挿入されて設けられる筒状のロッドガイドと、軸方向の一端側が前記ピストンに連結され他端側が前記ロッドガイドに挿通されて前記内筒の外部へ延ばされるピストンロッドと、を備えてなるシリンダ装置であって、前記内筒には、前記ピストンが摺動する範囲を除いた位置に、軸方向に弾性的にたわみ変形が可能なたわみ変形部を一体に形成した。
第2の態様としては、第1の態様において、前記たわみ変形部は、前記内筒の一部を径方向の外側に弾性変形可能に折り曲げて形成される拡径部である。
第3の態様としては、第2の態様において、前記拡径部は、前記ロッドガイドの近傍となる前記内筒の前記一端開口部側に形成されてなる。
第4の態様としては、第2の態様において、前記内筒の前記他端開口部には、ボトム部材が設けられ、前記拡径部は、前記ボトム部材の近傍となる前記内筒の前記他端開口部側に形成されてなる。
第5の態様としては、第2の態様において、前記内筒の前記一端開口部には、前記ロッドガイドに嵌合する単一径の円筒部を有し、前記拡径部は、前記円筒部に接続して形成されてなる。
第6の態様としては、第4の態様において、前記内筒の前記他端開口部には、前記ボトム部材に嵌合する単一径の円筒部を有し、前記拡径部は、前記円筒部に接続して形成されてなる。
第7の態様としては、第5の態様乃至第6の態様において、前記内筒は、前記拡径部よりも軸方向の端部側に位置して前記円筒部を有すると共に、前記拡径部を挟んで前記円筒部と反対側に他の円筒部を有し、前記他の円筒部は、前記ロッドガイドまたは前記ボトム部材から離間した位置に配置されてなる。
1 油圧緩衝器(シリンダ装置)
2,21 内筒
2A,21A 一端開口部
2B 他端開口部
2C 一側円筒部
2D 他側円筒部
2E 中間円筒部(他の円筒部)
3 外筒
3B かしめ部
5 ピストン
6 ロッドガイド
8 ピストンロッド
10 ボトムバルブ(ボトム部材)
14,22 一側拡径部(たわみ変形部)
15 他側拡径部(たわみ変形部)
A リザーバ室
2,21 内筒
2A,21A 一端開口部
2B 他端開口部
2C 一側円筒部
2D 他側円筒部
2E 中間円筒部(他の円筒部)
3 外筒
3B かしめ部
5 ピストン
6 ロッドガイド
8 ピストンロッド
10 ボトムバルブ(ボトム部材)
14,22 一側拡径部(たわみ変形部)
15 他側拡径部(たわみ変形部)
A リザーバ室
Claims (7)
- 作動流体が封入される内筒と、
前記内筒の外周側に配置され該内筒との間にリザーバを形成する外筒と、
前記内筒内に摺動可能に嵌装されるピストンと、
前記内筒の一端開口部に挿入されて設けられる筒状のロッドガイドと、
軸方向の一端側が前記ピストンに連結され他端側が前記ロッドガイドに挿通されて前記内筒の外部へ延ばされるピストンロッドと、
を備えてなるシリンダ装置であって、
前記内筒には、前記ピストンが摺動する範囲を除いた位置に、軸方向に弾性的にたわみ変形が可能なたわみ変形部を一体に形成したことを特徴とするシリンダ装置。 - 前記たわみ変形部は、前記内筒の一部を径方向の外側に弾性変形可能に折り曲げて形成される拡径部である請求項1に記載のシリンダ装置。
- 前記拡径部は、前記ロッドガイドの近傍となる前記内筒の前記一端開口部側に形成されてなる請求項2に記載のシリンダ装置。
- 前記内筒の前記他端開口部には、ボトム部材が設けられ、
前記拡径部は、前記ボトム部材の近傍となる前記内筒の前記他端開口部側に形成されてなる請求項2に記載のシリンダ装置。 - 前記内筒の前記一端開口部には、前記ロッドガイドに嵌合する単一径の円筒部を有し、
前記拡径部は、前記円筒部に接続して形成されてなる請求項2に記載のシリンダ装置。 - 前記内筒の前記他端開口部には、前記ボトム部材に嵌合する単一径の円筒部を有し、
前記拡径部は、前記円筒部に接続して形成されてなる請求項4に記載のシリンダ装置。 - 前記内筒は、前記拡径部よりも軸方向の端部側に位置して前記円筒部を有すると共に、前記拡径部を挟んで前記円筒部と反対側に他の円筒部を有し、
前記他の円筒部は、前記ロッドガイドまたは前記ボトム部材から離間した位置に配置されてなる請求項5または6に記載のシリンダ装置。
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JP2016033360A JP2019070392A (ja) | 2016-02-24 | 2016-02-24 | シリンダ装置 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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DE10105098C1 (de) * | 2001-02-05 | 2002-10-10 | Zf Sachs Ag | Schwingungsdämpfer mit einer Überlastsicherung |
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2016
- 2016-02-24 JP JP2016033360A patent/JP2019070392A/ja active Pending
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2017
- 2017-02-22 WO PCT/JP2017/006534 patent/WO2017146085A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
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