JP2019068558A - モータ、およびモータの製造方法 - Google Patents

モータ、およびモータの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コイル接続部とコイルから延びる導線とを接続する手間を低減できる構造を有するモータを提供する。【解決手段】バスバーユニット90は、コイルと電気的に接続されるバスバー70と、バスバーを保持するバスバーホルダ60と、を有する。バスバーは、コイルから延びる導線と接続される板状のコイル接続部73を有する。コイル接続部は、互いに別部材である第1接続ピース73aおよび第2接続ピース73bと、第1接続ピースと第2接続ピースとを接合する第1レーザー溶接部73gと、第1接続ピースと第2接続ピースとの間に配置され、コイル接続部を厚さ方向に貫通する接続孔部と、を有し、かつ、バスバーホルダの外部に露出する。接続孔部には、導線35aが通される。第1レーザー溶接部は、コイル接続部と導線とを接合する。【選択図】図3

Description

本発明は、モータ、およびモータの製造方法に関する。
コイル結線用端子部を有する導電部材を備えるモータが知られる。例えば、特許文献1には、フック形状のコイル結線用端子部を備える電動パワーステアリング装置用のモータが記載される。
特開2003−324883号公報
上記のようなコイル結線用端子部においては、フック形状のコイル結線用端子部の内側にコイルから延びる導線を挿入し、コイル結線用端子部をカシメてから溶接することで、コイル結線用端子部と導線とを接続する。しかし、この場合、カシメる作業と溶接する作業とを行う必要があるため、コイル結線用端子部と導線とを接続する際の工数が多くなる。また、例えばコイル結線用端子部をカシメる際に、導線がコイル結線用端子部の内側から抜け出る場合があり、コイル結線用端子部と導線とを接続しにくい場合があった。以上により、コイル結線用端子部と導線との接続に手間が掛かる場合があった。
本発明は、上記事情に鑑みて、コイル接続部とコイルから延びる導線とを接続する手間を低減できる構造を有するモータを提供することを目的の一つとする。
本発明のモータの一つの態様は、中心軸に沿って配置されたシャフトを有するロータと、複数のコイルを有し、前記ロータと径方向に隙間を介して対向するステータと、前記ステータの軸方向一方側に配置されるバスバーユニットと、を備える。前記バスバーユニットは、前記コイルと電気的に接続されるバスバーと、前記バスバーを保持するバスバーホルダと、を有する。前記バスバーは、前記コイルから延びる導線と接続される板状のコイル接続部を有する。前記コイル接続部は、互いに別部材である第1接続ピースおよび第2接続ピースと、前記第1接続ピースと前記第2接続ピースとを接合する第1レーザー溶接部と、前記第1接続ピースと前記第2接続ピースとの間に配置され、前記コイル接続部を厚さ方向に貫通する接続孔部と、を有する。前記コイル接続部は、前記バスバーホルダの外部に露出し、前記接続孔部には、前記導線が通され、前記第1レーザー溶接部は、前記コイル接続部と前記導線とを接合する。
本発明のモータの製造方法の一つの態様は、中心軸に沿って配置されたシャフトを有するロータと、複数のコイルを有し、前記ロータと径方向に隙間を介して対向するステータと、前記ステータの軸方向一方側に配置されるバスバーユニットと、を備え、前記バスバーユニットは、前記コイルと電気的に接続されるバスバーと、前記バスバーを保持するバスバーホルダと、を有し、前記バスバーは、前記コイルから延びる導線と接続される板状のコイル接続部を有し、前記コイル接続部は、互いに別部材であり、互いに接触する第1接続ピースおよび第2接続ピースと、前記第1接続ピースと前記第2接続ピースとの間に配置され、前記コイル接続部を厚さ方向に貫通する接続孔部と、を有する、モータの製造方法であって、前記コイル接続部と前記導線とをレーザー溶接によって接合することを含むレーザー溶接工程を含む。前記レーザー溶接工程において、前記接続孔部に前記導線が通された状態で、前記第1接続ピースと前記第2接続ピースとの接触部にレーザー光を照射して前記第1接続ピースと前記第2接続ピースとを接合するとともに、前記コイル接続部と前記導線とをレーザー溶接して接合する。
本発明の一つの態様によれば、コイル接続部とコイルから延びる導線とを接続する手間を低減できる構造を有するモータが提供される。
図1は、第1実施形態のモータを示す断面図である。 図2は、第1実施形態のバスバーユニットを上側から視た図である。 図3は、第1実施形態のバスバーユニットの一部を示す斜視図である。 図4は、第1実施形態のバスバーを示す斜視図である。 図5は、第1実施形態のコイル接続部とコイル引出線との接続方法を示す斜視図である。 図6は、第1実施形態のバスバーピースの接合方法を示す断面図である。 図7は、第1実施形態の第1変形例におけるバスバーの一部を上側から視た図である。 図8は、第1実施形態の第2変形例におけるバスバーの一部を上側から視た図である。 図9は、第2実施形態のバスバーを上側から視た図である。 図10は、第3実施形態のバスバーを上側から視た図である。 図11は、第4実施形態のバスバーを示す斜視図である。 図12は、第5実施形態のコイル接続部を上側から視た図である。 図13は、他の形態におけるコイル接続部の一例を示す斜視図である。 図14は、他の形態におけるコイル接続部の一例を上側から視た図である。
各図に適宜示すZ軸方向は、正の側を上側とし、負の側を下側とする上下方向である。各図に適宜示す中心軸Jは、Z軸方向と平行であり、上下方向に延びる仮想線である。以下の説明においては、中心軸Jの軸方向、すなわち上下方向と平行な方向を単に「軸方向」と呼び、中心軸Jを中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、中心軸Jを中心とする周方向を単に「周方向」と呼ぶ。各図においては、適宜、周方向を矢印θで示す。
また、軸方向におけるZ軸方向の正の側を「上側」と呼び、軸方向におけるZ軸方向の負の側を「下側」と呼ぶ。本実施形態において、上側は、軸方向一方側に相当し、下側は、軸方向他方側に相当する。また、周方向における上側から下側に向かって視て反時計回りに進む側、すなわち矢印θの向きに進む側を「周方向一方側」と呼ぶ。周方向における上側から下側に向かって視て時計回りに進む側、すなわち矢印θの向きと逆に進む側を「周方向他方側」と呼ぶ。
なお、上下方向、上側および下側とは、単に各部の相対位置関係を説明するための名称であり、実際の配置関係等は、これらの名称で示される配置関係等以外の配置関係等であってもよい。
<第1実施形態>
図1に示すように、本実施形態のモータ10は、ハウジング11と、ロータ20と、ベアリング51,52と、ステータ30と、ベアリングホルダ40と、バスバーユニット90と、制御装置80と、を備える。ハウジング11は、モータ10の各部を収容する。ハウジング11は、中心軸Jを中心とする円筒状である。ハウジング11は、下側の底部にベアリング51を保持する。
ロータ20は、シャフト21と、ロータコア22と、マグネット23と、を有する。シャフト21は、中心軸Jに沿って配置される。シャフト21は、ベアリング51,52によって回転可能に支持される。ロータコア22は、シャフト21の外周面に固定される円環状である。マグネット23は、ロータコア22の外周面に固定される。ベアリング51は、ロータコア22の下側においてシャフト21を回転可能に支持する。ベアリング52は、ロータコア22の上側においてシャフト21を回転可能に支持する。ベアリング51,52は、ボールベアリングである。
ステータ30は、ロータ20と径方向に隙間を介して対向する。ステータ30は、ロータ20の径方向外側においてロータ20を囲む。ステータ30は、ステータコア31と、インシュレータ34と、複数のコイル35と、を有する。ステータコア31は、コアバック32と、複数のティース33と、を有する。
複数のコイル35は、インシュレータ34を介して複数のティース33にそれぞれ装着される。コイル35は、導線がインシュレータ34を介してティース33に巻き回されて構成される。各コイル35からはコイル引出線35aが上側に引き出される。コイル引出線35aは、コイル35から延びる導線であり、コイル35を構成する導線の端部である。
ベアリングホルダ40は、ステータ30の上側に配置される。ベアリングホルダ40は、バスバーユニット90の下側に配置される。本実施形態においてベアリングホルダ40は、金属製の金属部材である。ベアリングホルダ40は、円環状である。ベアリングホルダ40は、内側にベアリング52を保持する。ベアリングホルダ40の外周面は、ハウジング11の内周面に固定される。図示は省略するが、ベアリングホルダ40は、ベアリングホルダ40を軸方向に貫通する貫通孔を有する。ベアリングホルダ40の貫通孔には、コイル引出線35aが通される。これにより、コイル引出線35aは、ベアリングホルダ40よりも上側に延びる。
バスバーユニット90は、ステータ30の上側に配置される。より詳細には、バスバーユニット90は、ベアリングホルダ40の上側に配置される。バスバーユニット90は、バスバーホルダ60と、バスバー70と、を有する。
バスバーホルダ60は、バスバー70を保持する。バスバーホルダ60は、バスバー70の一部が埋め込まれる。バスバーホルダ60は、ベアリングホルダ40の上面に配置される。バスバーホルダ60は、樹脂製である。図2に示すように、バスバーホルダ60は、バスバーホルダ本体61と、中央筒部62と、複数の第1連結部63と、複数の第2連結部64と、端子支持部66と、を有する。
バスバーホルダ本体61は、中心軸Jを中心とする円環状である。中央筒部62は、中心軸Jを中心とする筒状である。中央筒部62は、バスバーホルダ本体61の径方向内側に配置される。中央筒部62の外形は、上側から視て、略正六角形状である。図1に示すように、中央筒部62は、バスバーホルダ本体61よりも軸方向の両側に突出する。
図2に示すように、複数の第1連結部63と複数の第2連結部64とは、径方向に延びて、バスバーホルダ本体61と中央筒部62とを繋ぐ。複数の第1連結部63と複数の第2連結部64とは、周方向に沿って一周に亘って交互に配置される。第1連結部63と第2連結部64とは、例えば、それぞれ3つずつ設けられる。
第1連結部63は、第1基部63aと、第1腕部63bと、第2腕部63cと、を有する。第1基部63aは、中央筒部62の外周面に繋がる。第1腕部63bおよび第2腕部63cは、第1基部63aから径方向外側に延びる。第1腕部63bが延びる径方向と第2腕部63cが延びる径方向とは、異なる方向である。第1腕部63bと第2腕部63cとは、周方向に間隔を空けて配置される。第1腕部63bは、第2腕部63cよりも周方向一方側に配置される。第1腕部63bおよび第2腕部63cの径方向外側の端部は、バスバーホルダ本体61の内周面に繋がる。
第2連結部64は、第2基部64aと、第1腕部64bと、第2腕部64cと、を有する。第2基部64aは、中央筒部62の外周面に繋がる。第1腕部64bおよび第2腕部64cは、第2基部64aから径方向外側に延びる。第1腕部64bが延びる径方向と第2腕部64cが延びる径方向とは、異なる方向である。第1腕部64bと第2腕部64cとは、周方向に間隔を空けて配置される。第1腕部64bは、第2腕部64cよりも周方向他方側に配置される。第1腕部64bおよび第2腕部64cの径方向外側の端部は、バスバーホルダ本体61の内周面に繋がる。
第1連結部63の第1腕部63bと第2連結部64の第1腕部64bとは、周方向に隣り合う。第1連結部63の第2腕部63cと第2連結部64の第2腕部64cとは、周方向に隣り合う。一対の第1腕部63b,64bと一対の第2腕部63c,64cとは、周方向に沿って交互に配置される。本実施形態では、第1腕部63b,64bと第2腕部63c,64cとを合わせた合計12個の腕部が、周方向に沿って一周に亘ってほぼ等間隔に配置される。各腕部同士の周方向の間には、バスバーホルダ60を軸方向に貫通するホルダ貫通孔65が設けられる。すなわち、バスバーホルダ60は、ホルダ貫通孔65を有する。本実施形態においてホルダ貫通孔65は、例えば、12個設けられる。
図1に示すように、端子支持部66は、バスバーホルダ本体61から上側に突出する。端子支持部66は、直方体状である。図2に示すように、端子支持部66は、複数設けられる。複数の端子支持部66は、周方向に沿って一周に亘って等間隔に配置される。図2では、端子支持部66は、例えば、3つ設けられる。
図4に示すように、バスバー70は、板状である。バスバー70は、互いに別部材である複数のバスバーピース70a,70bと、バスバーピース70a,70b同士を接合する第2レーザー溶接部74と、を有する。バスバーピース70aは、バスバーピース70bの周方向一方側に配置される。バスバーピース70aは、本体部71と、コイル接続部73と、を有する。バスバーピース70bは、本体部72と、コイル接続部73と、を有する。すなわち、バスバー70は、コイル接続部73を有する。
また、図示は省略するが、バスバー70は、バスバーピース70a,70bの他に、2つのバスバーピースと、接続端子75と、をさらに有する。他の2つのバスバーピースも、バスバーピース70a,70bと同様に、本体部と、コイル接続部73と、を有し、互いに第2レーザー溶接部によって接合される。本実施形態において、各バスバーピース70a,70bは、板面が軸方向と直交する板状である。そのため、バスバー70の軸方向の寸法を小さくでき、モータ10を小型化しやすい。
本実施形態においてバスバー70は、例えば、3つ設けられる。3つのバスバー70のそれぞれには、1つの接続端子75と、4つのコイル接続部73と、がそれぞれ設けられる。すなわち、本実施形態において接続端子75は合計3つ設けられ、コイル接続部73は合計12個設けられる。
バスバーピース70a,70bにおいて、本体部71および本体部72は、軸方向と直交する平面に沿って延びる細長の板状である。本体部71の板面および本体部72の板面は、軸方向と直交する。図3に示すように、本体部71の一部および本体部72の一部は、バスバーホルダ60に埋め込まれる。より詳細には、本体部71の一部は、例えば、第1腕部63bに埋め込まれる。本体部72の一部は、例えば、第1腕部64bに埋め込まれる。これにより、バスバーピース70aの一部およびバスバーピース70bの一部は、バスバーホルダ60に埋め込まれる。
本体部71の一端部は、第1基部63aから周方向他方側に突出し、バスバーホルダ60の外部に露出する露出部71aである。すなわち、バスバーピース70aは、露出部71aを有する。本体部72の一端部は、第2基部64aから周方向一方側に突出し、バスバーホルダ60の外部に露出する露出部72aである。すなわち、バスバーピース70bは、露出部72aを有する。本明細書において「或る部分がバスバーホルダの外部に露出する」とは、バスバーユニットを少なくとも1つの方向に沿って視た場合に、或る部分が視認可能であることを含む。
露出部71aと露出部72aとは、軸方向および径方向と直交する方向に直線状に延びる。露出部71aと露出部72aとは、中央筒部62の外形の一辺に沿って一直線上に延びる。露出部71a,72a同士は、互いに接触する。より詳細には、露出部71aの先端部と露出部72aの先端部とが接触する。露出部71aと露出部72aとは、第2レーザー溶接部74によって接合される。露出部71aと露出部72aとが接合されることで、バスバー70は、第1基部63aと第2基部64aとの間に架け渡される。
図4に示すように、コイル接続部73は、板面が軸方向と直交する板状である。コイル接続部73は、各バスバーピース70a,70bにおける各本体部71,72と繋がる。図2に示すように、各バスバー70に設けられた複数のコイル接続部73は、第1腕部63b,64bおよび第2腕部63c,64cのそれぞれから周方向一方側に突出して、バスバーホルダ60の外部に露出する。コイル接続部73は、ホルダ貫通孔65内に配置される。複数のコイル接続部73は、周方向に一周に亘って等間隔に配置される。コイル接続部73は、長方形板状である。
図4に示すように、コイル接続部73は、コイル接続部73を厚さ方向、すなわち軸方向に貫通する接続孔部73cを有する。接続孔部73cは、円形状の孔である。接続孔部73cには、コイル引出線35aが通される。コイル接続部73は、互いに別部材である第1接続ピース73aおよび第2接続ピース73bと、第1接続ピース73aと第2接続ピース73bとを接合する第1レーザー溶接部73gと、を有する。
第1接続ピース73aは、本体部71,72と繋がる部分である。第2接続ピース73bは、第1接続ピース73aの周方向一方側に配置される。第1接続ピース73aと第2接続ピース73bとは、互いに接触する。第1接続ピース73aは、周方向一方側の端部から周方向他方側に窪む第1凹部73dを有する。第2接続ピース73bは、周方向他方側の端部から周方向一方側に窪む第2凹部73eを有する。第1凹部73dと第2凹部73eとが対向した状態で第1接続ピース73aと第2接続ピース73bとが接合されることで、第1凹部73dと第2凹部73eとによって、接続孔部73cが構成される。すなわち、第1凹部73dの内側面と第2凹部73eの内側面とによって、接続孔部73cの内側面が構成される。これにより、接続孔部73cは、第1接続ピース73aと第2接続ピース73bとの間に配置される。
第1レーザー溶接部73gは、第1接続ピース73aと第2接続ピース73bとをレーザー溶接によって接合したことで生じた部分である。図5に示すように、レーザー溶接は、対象となる部位に、レーザー溶接器LMからレーザー光LBを照射して行われる。本実施形態では、作業者は、第1接続ピース73aと第2接続ピース73bとが接触した接触部73fに、上側からレーザー光LBを照射する。これにより、第1接続ピース73aの一部と第2接続ピース73bの一部とが溶融して接合され、第1レーザー溶接部73gが生じる。これにより、第1接続ピース73aと第2接続ピース73bとが接合される。第1レーザー溶接部73gは、例えば、レーザーによって溶融した第1接続ピース73aの一部と第2接続ピース73bの一部とを含む。
第1接続ピース73aと第2接続ピース73bとをレーザー溶接する際、作業者は、図5において矢印で示すように、第1接続ピース73aと第2接続ピース73bとの接触部73fに沿ってレーザー溶接器LMを移動させ、レーザー光LBを移動させる。本実施形態において作業者は、レーザー光LBをコイル接続部73の幅方向に移動させる。本明細書において「幅方向」とは、板状のバスバーにおける各部分において、各部分が延びる方向および各部分の厚さ方向の両方と直交する方向である。すなわち、コイル接続部73において幅方向は、径方向に相当する。
作業者は、レーザー光LBを、コイル接続部73の幅方向一方側の端部からコイル接続部73の幅方向他方側の端部まで、直線状に移動させる。この移動の途中において、レーザー光LBは、接続孔部73cに通されたコイル引出線35aにも照射される。
第1レーザー溶接部73gは、接続孔部73cの幅方向両側に、接続孔部73cを挟んで一対設けられる。一対の第1レーザー溶接部73gにおける接続孔部73c側の端部は、接続孔部73cに通されるコイル引出線35aの外周面に接合される。これにより、第1レーザー溶接部73gは、コイル接続部73とコイル引出線35aとを接合する。このようにして、コイル接続部73は、コイル引出線35aと接続され、バスバー70は、コイル35と電気的に接続される。
本実施形態によれば、コイル接続部73が互いに別部材である第1接続ピース73aと第2接続ピース73bとを有し、コイル引出線35aは第1接続ピース73aと第2接続ピース73bとの間に配置される接続孔部73cに通される。そのため、例えば、互いに分離された状態の第1接続ピース73aと第2接続ピース73bとによってコイル引出線35aを挟むことで、コイル引出線35aを容易に接続孔部73cに通すことができる。
また、接続孔部73cは、第1接続ピース73aと第2接続ピース73bとの間に配置されるため、第1接続ピース73aと第2接続ピース73bとの接触部73fをレーザー溶接すると、レーザー溶接によって生じた第1レーザー溶接部73gが接続孔部73cに通されるコイル引出線35aにも接合される。したがって、第1レーザー溶接部73gによって、第1接続ピース73aと第2接続ピース73bとが接合されるとともに、コイル接続部73とコイル引出線35aとが接合される。
このように、本実施形態によれば、レーザー溶接によって、コイル接続部73をカシメることなくコイル引出線35aに接続できる。そのため、コイル接続部73とコイル引出線35aとを接続する際の工数を少なくできる。また、コイル引出線35aは接続孔部73cに通されるため、フック状のコイル接続部の内側にコイル引出線35aが通されるような場合に比べて、コイル引出線35aが接続孔部73cから抜け出ることを抑制できる。これにより、レーザー溶接によってコイル引出線35aを接合しやすい。さらに、接続孔部73cが互いに別部材の第1接続ピース73aと第2接続ピース73bとの間に配置されるため、上述したようにコイル引出線35aを接続孔部73cに通しやすい。以上により、本実施形態によれば、コイル接続部73とコイル引出線35aとを接続する手間を低減できる構造を有するモータ10が得られる。
また、例えば第1接続ピースと第2接続ピースとを抵抗溶接で溶接する場合、抵抗溶接に用いる一対の電極で挟むことができる部分を、各接続ピースに設ける必要がある。例えば、板面が軸方向と直交する板状の各接続ピース同士を溶接する場合には、各接続ピースにおける溶接される部分を軸方向に折り曲げて、折り曲げられた部分同士を一対の電極で挟んで抵抗溶接を行う。この場合、各接続ピースを折り曲げる作業が必要となるため、バスバーを作製する手間が大きくなる。また、折り曲げられた分だけバスバーが大型化しやすく、モータが大型化しやすい。上記の例では、バスバーが軸方向に大型化しやすく、モータが軸方向に大型化しやすい。
これに対して、本実施形態のようにレーザー溶接を用いる場合、レーザー光LBを照射して溶接を行う。そのため、溶接する部位を電極で挟む必要がなく、各接続ピースの溶接される部分を折り曲げる必要がない。これにより、バスバー70を作製する手間が大きくなることを抑制できる。また、バスバー70が大型化することを抑制でき、モータ10が大型化することを抑制できる。また、レーザー溶接を用いる場合、抵抗溶接等に比べて、溶接に掛かる時間を短くできる。これにより、モータ10の製造に要する時間を短くできる。
また、本実施形態によれば、第1レーザー溶接部73gは、接続孔部73cを挟んで一対設けられる。そのため、一対の第1レーザー溶接部73gによってコイル引出線35aをコイル接続部73に接合することができ、コイル引出線35aをより強固にコイル接続部73に接合できる。また、第1接続ピース73aと第2接続ピース73bとをより強固に接合できる。
図3に示すように、一対の第1レーザー溶接部73gは、それぞれコイル接続部73の幅方向に沿って直線状に延びる。一対の第1レーザー溶接部73gは、一直線上に並ぶ。そのため、レーザー光LBを一直線に移動させることで、一対の第1レーザー溶接部73gを生じさせることができる。したがって、レーザー溶接を容易に行うことができる。
第1レーザー溶接部73gは、バスバーホルダ60の外部に露出する。本実施形態において第1レーザー溶接部73gは、バスバーホルダ60の軸方向両側に露出する。本明細書において「レーザー溶接部が、バスバーホルダの或る側に露出する」とは、バスバーユニットを或る側から視た場合に、レーザー溶接部が視認できることを含む。すなわち、本実施形態においては、例えば、バスバーユニット90を上側から視た場合、およびバスバーユニット90を下側から視た場合の両方において、第1レーザー溶接部73gを視認できる。
第1レーザー溶接部73gは、軸方向に沿って視て、ホルダ貫通孔65と重なる。そのため、第1接続ピース73aと第2接続ピース73bとの接触部73fにレーザー光LBを上側から照射する際に、レーザー光LBが第1接続ピース73aおよび第2接続ピース73bの下側に漏れた場合であっても、レーザー光LBはホルダ貫通孔65の内部に入射する。そのため、レーザー光LBがバスバーホルダ60の部分に照射されることを抑制できる。また、レーザー光LBから第1接続ピース73aおよび第2接続ピース73bに加えられる熱がバスバーホルダ60に伝達されることを抑制できる。これらにより、レーザー光LBによってバスバーホルダ60の一部が溶融することを抑制でき、バスバーホルダ60が損傷することを抑制できる。
第2レーザー溶接部74は、露出部71aと露出部72aとをレーザー溶接によって接合したことで生じた部分である。図6に示すように、本実施形態では、作業者は、露出部71aの先端部と露出部72aの先端部とが接触した接触部76に、上側からレーザー光LBを照射する。
露出部71aと露出部72aとをレーザー溶接する際、作業者は、露出部71aと露出部72aとの接触部76に沿ってレーザー溶接器LMを移動させ、レーザー光LBを移動させる。本実施形態において作業者は、レーザー光LBをコイル接続部73の幅方向に移動させる。各露出部71a,72aにおいて幅方向とは、例えば、径方向に相当する。
レーザー光LBが照射されることで、露出部71aの先端部と露出部72aの先端部とが溶融して接合され、第2レーザー溶接部74が生じる。これにより、バスバーピース70aとバスバーピース70bとが接合される。第2レーザー溶接部74は、例えば、レーザーによって溶融した露出部71aの一部と露出部72aの一部とを含む。
以上のように、本実施形態によれば、互いに別部材である複数のバスバーピース70a,70bが第2レーザー溶接部74によって接合されてバスバー70が構成される。そのため、各バスバーピース70a,70bそれぞれの形状を、バスバー70全体の形状よりも単純化できる。そのため、板部材を打ち抜いて各バスバーピース70a,70bを作製する場合、1つの板部材からの取り数を多くしやすい。これにより、バスバー70全体の形状を板部材から単一の部材として打ち抜く場合に比べて、1つの板部材から作製できるバスバー70の数を多くしやすい。したがって、本実施形態によれば、歩留まりを向上できるバスバー70を備えるモータ10が得られる。
また、レーザー溶接を用いることで、上述したように、溶接する部位を電極で挟む必要がなく、バスバーピース70a,70bの溶接される部分を折り曲げる必要がない。これにより、バスバー70を作製する手間が大きくなることをより抑制できる。また、バスバー70が大型化することを抑制でき、モータ10が大型化することをより抑制できる。また、モータ10の製造に要する時間をより短くできる。
図3に示すように、本実施形態において第2レーザー溶接部74は、径方向に沿って直線状に延びる。第2レーザー溶接部74は、バスバーホルダ60の外部に露出する。そのため、バスバーホルダ60にバスバーピース70a,70bの一部を埋め込んで保持させた後に、レーザー溶接を用いて露出部71aと露出部72aとを溶接して接合することができる。したがって、モータ10を製造する際に、バスバーピース70a,70b同士を接合するタイミングの自由度を向上できる。本実施形態においては、バスバーホルダ60にバスバーピース70a,70bの一部を埋め込んで保持させた後に、バスバーピース70a,70b同士を接合する。
本実施形態において第2レーザー溶接部74は、バスバーホルダ60の軸方向両側に露出する。すなわち、本実施形態においては、例えば、バスバーユニット90を上側から視た場合、およびバスバーユニット90を下側から視た場合の両方において、第2レーザー溶接部74を視認できる。
第2レーザー溶接部74は、軸方向に沿って視て、ホルダ貫通孔65と重なる。そのため、露出部71a,72a同士の接触部76にレーザー光LBを上側から照射する際に、レーザー光LBが露出部71a,72aの下側に漏れた場合であっても、レーザー光LBはホルダ貫通孔65の内部に入射する。そのため、レーザー光LBがバスバーホルダ60の部分に照射されることを抑制できる。また、レーザー光LBから露出部71a,72aに加えられる熱がバスバーホルダ60に伝達されることを抑制できる。これらにより、レーザー光LBによってバスバーホルダ60の一部が溶融することを抑制でき、バスバーホルダ60が損傷することを抑制できる。
図6に示すように、第2レーザー溶接部74は、軸方向に沿って視て、ベアリングホルダ40と重なる。これにより、レーザー光LBがホルダ貫通孔65を通過して、ホルダ貫通孔65よりも下側に到達する場合であっても、レーザー光LBを、金属製のベアリングホルダ40によって遮光することができる。したがって、レーザー光LBがステータ30、またはロータ20に照射されることを抑制でき、ステータ30、またはロータ20が損傷することを抑制できる。
図1に示すように、接続端子75は、バスバーホルダ60から上側に突出する。より詳細には、接続端子75は、端子支持部66から上側に突出する。接続端子75の下側の部分は、端子支持部66によって支持される。接続端子75の上側の端部は、制御装置80に接続される。図2に示すように、3つのバスバー70の各接続端子75は、周方向に沿って一周に亘って等間隔に配置される。
図1に示すように、制御装置80は、バスバーユニット90の上側に配置される。制御装置80は、接続端子75を介して、バスバー70と電気的に接続される。制御装置80は、バスバー70を介して、コイル35に電力を供給する。制御装置80は、コイル35に供給される電力を制御するインバータ回路が設けられた基板等を有する。
本実施形態のモータ10の製造方法は、保持体作製工程と、保持体設置工程と、レーザー溶接工程と、を含む。保持体作製工程は、複数のバスバーピース70a,70bと、複数のバスバーピース70a,70bの一部が埋め込まれるバスバーホルダ60と、を有する保持体を作製する工程である。保持体作製工程において、作業者は、板部材をプレス加工により打ち抜いて、複数のバスバーピース70a,70bを作製する。
そして、作業者は、複数のバスバーピース70a,70bを金型に挿入し、金型に樹脂を流し込むインサート成型によりバスバーホルダ60を作製する。これにより、保持体が作製される。ここで、保持体においては、複数のバスバーピース70a,70bは、バスバーホルダ60の外部に露出する露出部71a,72aを有し、かつ、露出部71a,72a同士は、互いに接触する。このとき、コイル接続部73における第1接続ピース73aと第2接続ピース73bとは、分離された状態である。なお、バスバーホルダ60は、アウトサート成型によって作製されてもよい。
保持体設置工程は、保持体をハウジング11の内部に設置する工程である。保持体設置工程において、作業者は、保持体をハウジング11の内部に挿入して、ベアリングホルダ40の上側に配置する。
レーザー溶接工程は、保持体作製工程の後に設けられる。レーザー溶接工程は、コイル接続部73とコイル引出線35aとをレーザー溶接によって接合することと、複数のバスバーピース70a,70b同士をレーザー溶接によって接合することと、を含む工程である。レーザー溶接工程において、作業者は、保持体の上側からレーザー光LBを照射して、コイル接続部73とコイル引出線35aとをレーザー溶接によって接合する。
ここで、コイル接続部73とコイル引出線35aとをレーザー溶接する前に、作業者は、第1接続ピース73aと第2接続ピース73bとによってコイル引出線35aを挟み、コイル引出線35aが接続孔部73cに通された状態とする。作業者は、この状態において、第1接続ピース73aと第2接続ピース73bとのレーザー溶接を行うことで、コイル接続部73とコイル引出線35aとをレーザー溶接する。
すなわち、レーザー溶接工程において、作業者は、接続孔部73cにコイル引出線35aが通された状態で、第1接続ピース73aと第2接続ピース73bとの接触部73fにレーザー光LBを照射して第1接続ピース73aと第2接続ピース73bとを接合するとともに、コイル接続部73とコイル引出線35aとをレーザー溶接して接合する。これにより、第1接続ピース73aと第2接続ピース73bとが接合されたコイル接続部73が完成するとともに、コイル引出線35aがコイル接続部73に接続される。
また、レーザー溶接工程において、作業者は、バスバーピース70a,70bの露出部71a,72a同士の接触部76にレーザー光LBを照射して、露出部71a,72a同士を接合する。
なお、レーザー溶接工程において、複数のコイル接続部73とコイル引出線35aとのレーザー溶接と、複数のバスバーピース70a,70b同士のレーザー溶接とを行う順番は、特に限定されない。すべてのコイル接続部73とコイル引出線35aとのレーザー溶接が終わった後に、バスバーピース70a,70b同士のレーザー溶接を開始してもよい。コイル接続部73とコイル引出線35aとのレーザー溶接とバスバーピース70a,70b同士のレーザー溶接とを1回ずつ、または複数回ずつ交互に行ってもよい。すべてのバスバーピース70a,70b同士のレーザー溶接が終わった後に、コイル接続部73とコイル引出線35aとのレーザー溶接を開始してもよい。
レーザー溶接工程によって、バスバーピース70a,70b同士が接合されてバスバー70が完成し、バスバーユニット90が完成する。また、コイル接続部73とコイル引出線35aとが接合されることで、バスバー70がコイル35と電気的に接続される。これにより、バスバー70がコイル35と電気的に接続された状態で、バスバーユニット90がハウジング11内に設置される。
本実施形態によれば、第2レーザー溶接部74がバスバーホルダ60の外部に露出するため、バスバーホルダ60とバスバーピース70a,70bとを有する保持体をハウジング11の内部に配置した後に、バスバーピース70a,70b同士のレーザー溶接を行うことができる。これにより、コイル接続部73とコイル引出線35aとをレーザー溶接によって接合することと、バスバーピース70a,70b同士をレーザー溶接によって接合することとを、同一の工程において、まとめて行うことができる。したがって、コイル接続部73とコイル引出線35aとをレーザー溶接する作業と、バスバーピース70a,70b同士をレーザー溶接する作業と、をそれぞれ別のタイミングで行う場合に比べて、モータ10を製造する手間を低減できる。このように、本実施形態によれば、バスバー70を互いに別部材である複数のバスバーピース70a,70bで構成してバスバー70の歩留まりを向上させつつ、モータ10を製造する手間が大きくなることを抑制できる。
(第1実施形態の第1変形例)
図7に示すように、本変形例のバスバー170において、露出部171aは、先端部に凸部171bを有する。凸部171bは、露出部171aの先端部のうち幅方向一方側の部分から露出部172aに向かって突出する。
露出部172aは、先端部に凸部172bを有する。凸部172bは、露出部172aの先端部のうち幅方向他方側の部分から露出部171aに向かって突出する。凸部171bの外形および凸部172bの外形は、バスバー170の厚さ方向に沿って視て、矩形状である。凸部171bと凸部172bとは、互いに噛み合う。本変形例において第2レーザー溶接部174は、折れ線状に延びる。
(第1実施形態の第2変形例)
図8に示すように、本変形例のバスバー270において、露出部271aは、先端部に凸部271bを有する。凸部271bは、露出部271aの先端部のうち幅方向の中央から露出部272aに向かって突出する。凸部271bの外形は、バスバー270の厚さ方向に沿って視て、略円形状である。露出部272aは、先端部に凹部272bを有する。凹部272bは、露出部272aの先端部のうち幅方向の中央から露出部271a側と逆側に窪む。凹部272bの内縁は、バスバー270の厚さ方向に沿って視て、略円形状であり、凸部271bの外形と同形状である。凹部272bには、凸部271bが嵌め合わされる。本変形例において第2レーザー溶接部274は、直線状に延びる部分と、円弧状に延びる部分と、を有する。
<第2実施形態>
図9に示すように、本実施形態のバスバー370は、バスバーピースとして、直線状部370aと、分岐部370bと、を有する。直線状部370aは、直線状に延びる長方形板状である。直線状部370aの板面は、軸方向と直交する。
分岐部370bは、板面が軸方向と直交する板状である。分岐部370bは、第1部分372aと、第2部分372bと、を有する。第1部分372aは、直線状部370aから直線状部370aが延びる方向と異なる方向に延びる部分である。本実施形態では、第1部分372aは、直線状部370aが延びる方向および直線状部370aの厚さ方向の両方と直交する方向に延びる。第2部分372bは、第1部分372aの先端部から直線状部370aが延びる方向と平行な方向に延びる。
第2レーザー溶接部374は、直線状部370aと分岐部370bとを接合する。より詳細には、第2レーザー溶接部374は、直線状部370aと第1部分372aとを接合する。第2レーザー溶接部374は、バスバーホルダの外部に露出する。
本実施形態によれば、バスバーピースとして、直線状の直線状部370aと、分岐部370bと、が設けられる。直線状部370aは、1つの板部材からの取り数を好適に多くできる。そのため、バスバー370の歩留まりを向上できる。このように、本実施形態のバスバー370のような外形を有するバスバーを作製する場合には、バスバーを単一の部材とするよりも、直線状部と、それ以外の部分と、をバスバーピースとして分けることで、バスバーの歩留まりを向上できる。
<第3実施形態>
図10に示すように、本実施形態のバスバー470は、円弧状に延びる円弧部477を有する。本実施形態においては、例えば、バスバー470全体が円弧状に延びる円弧部477に相当する。円弧部477の板面は、軸方向と直交する。本実施形態において円弧部477は、半円弧状である。円弧部477は、真円の円弧状である。本明細書において「円弧部が真円の円弧状である」とは、厚さ方向に沿って視て、円弧部の幅方向の中心を結ぶ中心曲線CLからの距離rが、中心曲線CLのいずれの位置においても等しくなる中心点Cが存在することを含む。
円弧部477は、複数のバスバーピース470a,470b,470c,470dが第2レーザー溶接部474a,474b,474cによって接合されて構成される。そのため、円弧部477全体の形状に比べて、各バスバーピース470a,470b,470c,470dの形状をそれぞれ直線状に近づけることができる。これにより、各バスバーピース470a,470b,470c,470dにおいて、1つの板部材からの取り数を多くできる。したがって、バスバー470を単一の部材とするよりも、バスバー470の歩留まりを向上できる。
バスバーピース470aとバスバーピース470bとは、第2レーザー溶接部474aによって接合される。バスバーピース470bとバスバーピース470cとは、第2レーザー溶接部474bによって接合される。バスバーピース470cとバスバーピース470dとは、第2レーザー溶接部474cによって接合される。
バスバーピース470a,470b,470c,470dは、円弧状に延びる。バスバーピース470a,470b,470c,470dの中心角φは、互いに同じである。そのため、バスバーピース470a,470b,470c,470dを互いに同じ形状にしやすい。本実施形態では、バスバーピース470a,470b,470c,470dは互いに同じ形状である。これにより、1種類のバスバーピースを4つ作製して接合することで、円弧部477を作製することができる。したがって、バスバー470の製造コストを低減できる。
ここで、バスバーピース470a,470b,470c,470dが延びる方向とバスバーピース470a,470b,470c,470dの厚さ方向との両方と直交する幅方向において、バスバーピース470a,470b,470c,470dの一端における中心とバスバーピース470a,470b,470c,470dの他端における中心とを結ぶ仮想線分を、バスバー仮想線分ILとする。
複数のバスバーピース470a,470b,470c,470dは、厚さ方向に沿って視て、バスバー仮想線分ILの全体が重なるバスバーピースを含む。本実施形態では、バスバーピース470a,470b,470c,470dのすべてが、各バスバーピース470a,470b,470c,470dにおけるバスバー仮想線分ILの全体と重なる。バスバー仮想線分ILの全体が重なるバスバーピースは、直線形状に比較的近い形状であり、1つの板部材からの取り数を多くしやすい。これにより、本実施形態によれば、各バスバーピース470a,470b,470c,470dにおける1つの板部材からの取り数をより多くでき、バスバー470の歩留まりをより向上できる。
<第4実施形態>
図11に示すように、本実施形態のバスバー570は、バスバーピースとして、第1バスバーピース570aと、第2バスバーピース570bと、を有する。第1バスバーピース570aおよび第2バスバーピース570bは、直線状に延びる長方形板状である。第1バスバーピース570aの板面は、軸方向と直交する。第2バスバーピース570bは、第1バスバーピース570aから第1バスバーピース570aの厚さ方向、すなわち軸方向に延びる。第2バスバーピース570bの板面は、軸方向と平行であり、第1バスバーピース570aの幅方向と直交する。第2レーザー溶接部574は、第1バスバーピース570aと第2バスバーピース570bとを接合する。
例えば、単一の部材で、本実施形態のバスバー570と同じ形状を有するバスバーを作製する場合、板状の部材の一部を折り曲げることで、第2バスバーピース570bと同じ形状の部分を作製する。そのため、バスバーを作製する際に、折り曲げる工程が必要となり、バスバーの作製に手間が掛かる場合がある。
これに対して、本実施形態によれば、単一の部材の場合に折り曲げて作製する必要があるような部分を、別部材の第2バスバーピース570bとして第1バスバーピース570aに接合することで、折り曲げ工程を行うことなく、バスバー570を作製できる。第1バスバーピース570aと第2バスバーピース570bとの接合は、第1実施形態において説明したように、コイル接続部73とコイル引出線35aとの接合と同一工程において行うことで、作業の手間を低減できる。したがって、折り曲げ工程を行う必要がある場合に比べて、バスバー570を作製する手間を低減できる。
<第5実施形態>
図12に示すように、本実施形態のバスバー670のコイル接続部673において、第1接続ピース673aは、基部673hと、基部673hの幅方向一方側の部分から周方向一方側に延びる延伸部673iと、を有する。延伸部673iは、長方形板状である。第1凹部673dは、延伸部673iの幅方向他方側の縁部から幅方向一方側に窪む。なお、本実施形態において、幅方向一方側は、図12の下側に相当し、幅方向他方側は、図12の上側に相当する。
第2接続ピース673bは、基部673hの幅方向他方側の部分から周方向一方側に延びる長方形板状である。第2接続ピース673bの基部673h側の端部は、第1レーザー溶接部673gによって、基部673hと接合される。第2接続ピース673bの幅方向一方側の縁部は、第1レーザー溶接部673g,673jによって、延伸部673iの幅方向他方側の縁部に接合される。第2凹部673eは、第2接続ピース673bの幅方向一方側の縁部から幅方向他方側に窪む。第1凹部673dと第2凹部673eとによって、接続孔部673cが構成される。
第1レーザー溶接部673gと第1レーザー溶接部673jとは、コイル接続部673が延びる方向において接続孔部673cを挟む。第1レーザー溶接部673gは、第2接続ピース673bの基部673h側の端部と、第2接続ピース673bの幅方向一方側の縁部と、に沿って折れ線状に延びる。第1レーザー溶接部673jは、第2接続ピース673bの幅方向一方側の縁部に沿って、直線状に延びる。第1レーザー溶接部673gのうち、第2接続ピース673bの幅方向一方側の縁部に沿って延びる部分と、第1レーザー溶接部673jとは、一直線上に並び、接続孔部673cを挟む。
本発明は上述の実施形態に限られず、以下の他の構成を採用することもできる。バスバーの数は、特に限定されない。バスバーピースの形状は、特に限定されない。例えば、円弧部の形状は、円弧状であれば、特に限定されず、真円弧状でなくてもよい。例えば、円弧部は、楕円弧状であってもよい。1つのバスバーを構成するバスバーピースの数は、特に限定されない。バスバーピースは、設けられなくてもよい。この場合、コイル接続部における第2接続ピースを除いて、バスバーは単一の部材である。また、この場合、第2レーザー溶接部は、設けられない。バスバーピースは、板面が軸方向と平行な板状であってもよい。
上記説明においては、バスバーピースのそれぞれがコイル接続部を有する構成としたが、これに限られない。複数のバスバーピースのうちの少なくとも一つがコイル接続部を有する構成としてもよい。すなわち、コイル接続部を有しないバスバーピースが設けられてもよい。
第1接続ピースと第2接続ピースとは、例えば、互いに別部材でなくてもよく、同一の単一部材の一部同士であってもよい。具体的には、コイル接続部は、図13および図14にそれぞれ示すような構成であってもよい。図13に示すコイル接続部773において、第1接続ピース773aと第2接続ピース773bとは、接続孔部773cの幅方向一方側の部分において、第1レーザー溶接部773gによって固定される。一方、第1接続ピース773aと第2接続ピース773bとは、接続孔部773cの幅方向他方側において、互いに単一の部材の部分として一体的に繋がる。第1接続ピース773aと第2接続ピース773bとは、レーザー溶接される前の状態において、互いに繋がった状態である。なお、図13においては、接続孔部773cの幅方向他方側の部分まで第1レーザー溶接部773gが伸びていないが、延びてもよい。その場合、コイル引出線35aと併せて一括で溶接を行うことができ、効率的である。
図14に示すコイル接続部873において、第1接続ピース873aと第2接続ピース873bとは、接続孔部873cの周方向両側において第1レーザー溶接部873g,873jによって固定される。第1接続ピース873aの周方向他方側の端部と、第2接続ピース873bの周方向他方側の端部とは、互いに単一の部材の部分として一体的に繋がる。
第1レーザー溶接部の形状および第2レーザー溶接部の形状は、特に限定されない。第1レーザー溶接部および第2レーザー溶接部は、バスバーホルダのいずれの側に露出してもよい。例えば、第1レーザー溶接部および第2レーザー溶接部は、バスバーホルダの径方向外側に露出してもよい。
第1レーザー溶接部は、ホルダ貫通孔と重ならなくてもよい。第1レーザー溶接部は、1つのみ設けられてもよい。第2レーザー溶接部は、ホルダ貫通孔と重ならなくてもよい。この場合、第2レーザー溶接部がバスバーホルダの上側に露出し、バスバーホルダが第2レーザー溶接部を下側から支持する支持部を有する構成としてもよい。この構成の場合、支持部の融点は、例えば、バスバーホルダの他の部分の融点よりも高い。これにより、レーザー溶接の際の熱によって支持部が溶融することを抑制でき、バスバーホルダが損傷することを抑制できる。なお、支持部の融点は、バスバーホルダの他の部分と同じであってもよい。
金属部材は、ベアリングホルダ以外の部材であってもよい。第2レーザー溶接部は、金属部材と重ならなくてもよい。金属部材は、設けらなくてもよい。
バスバーピース同士をレーザー溶接するタイミングは、コイル接続部とコイル引出線とを溶接するタイミングと異なってもよい。バスバーピース同士のレーザー溶接は、バスバーホルダをインサート成型する前であってもよい。バスバーピース同士の接合は、レーザー溶接でなくてもよい。バスバーピース同士の接合は、例えば、抵抗溶接であってもよい。
なお、上述した実施形態のモータの用途は、特に限定されない。また、上述した各構成は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。
10…モータ、20…ロータ、21…シャフト、30…ステータ、35…コイル、35a…コイル引出線(導線)、40…ベアリングホルダ(金属部材)、60…バスバーホルダ、65…ホルダ貫通孔、70,170,270,370,470,570,670…バスバー、70a,70b,470a,470b,470c,470d…バスバーピース、71a,72a,171a,172a,271a,272a…露出部、73,673…コイル接続部、73a,673a…第1接続ピース、73b,673b…第2接続ピース、73c,673c…接続孔部、73f,76…接触部、73g,673g,673j…第1レーザー溶接部、74,174,274,374,474a,474b,474c,574…第2レーザー溶接部、90…バスバーユニット、370a…直線状部、370b…分岐部、477…円弧部、570a…第1バスバーピース、570b…第2バスバーピース、IL…バスバー仮想線分、J…中心軸、LB…レーザー光、φ…中心角

Claims (16)

  1. 中心軸に沿って配置されたシャフトを有するロータと、
    複数のコイルを有し、前記ロータと径方向に隙間を介して対向するステータと、
    前記ステータの軸方向一方側に配置されるバスバーユニットと、
    を備え、
    前記バスバーユニットは、
    前記コイルと電気的に接続されるバスバーと、
    前記バスバーを保持するバスバーホルダと、
    を有し、
    前記バスバーは、前記コイルから延びる導線と接続される板状のコイル接続部を有し、
    前記コイル接続部は、
    互いに別部材である第1接続ピースおよび第2接続ピースと、
    前記第1接続ピースと前記第2接続ピースとを接合する第1レーザー溶接部と、
    前記第1接続ピースと前記第2接続ピースとの間に配置され、前記コイル接続部を厚さ方向に貫通する接続孔部と、
    を有し、かつ、前記バスバーホルダの外部に露出し、
    前記接続孔部には、前記導線が通され、
    前記第1レーザー溶接部は、前記コイル接続部と前記導線とを接合する、モータ。
  2. 前記第1レーザー溶接部は、前記接続孔部を挟んで一対設けられる、請求項1に記載のモータ。
  3. 前記一対の第1レーザー溶接部は、一直線上に並ぶ、請求項2に記載のモータ。
  4. 前記バスバーホルダは、前記バスバーホルダを軸方向に貫通するホルダ貫通孔を有し、
    前記第1レーザー溶接部は、軸方向に沿って視て、前記ホルダ貫通孔と重なる、請求項1から3のいずれか一項に記載のモータ。
  5. 前記バスバーは、板状であり、かつ、
    互いに別部材であり、一部が前記バスバーホルダに埋め込まれる複数のバスバーピースと、
    前記バスバーピース同士を接合する第2レーザー溶接部と、
    を有し、
    前記複数のバスバーピースのうちの少なくとも一つは、前記コイル接続部を有し、
    前記第2レーザー溶接部は、前記バスバーホルダの外部に露出する、請求項1から4のいずれか一項に記載のモータ。
  6. 前記バスバーホルダは、前記バスバーホルダを軸方向に貫通するホルダ貫通孔を有し、
    前記第2レーザー溶接部は、軸方向に沿って視て、前記ホルダ貫通孔と重なる、請求項5に記載のモータ。
  7. 前記バスバーユニットの軸方向他方側に配置される金属製の金属部材をさらに備え、
    前記第2レーザー溶接部は、軸方向に沿って視て、前記金属部材と重なる、請求項6に記載のモータ。
  8. 前記第2レーザー溶接部は、前記バスバーホルダの軸方向一方側に露出し、
    前記バスバーホルダは、前記第2レーザー溶接部を軸方向他方側から支持する支持部を有し、
    前記支持部の融点は、前記バスバーホルダの他の部分の融点よりも高い、請求項5に記載のモータ。
  9. 前記バスバーは、前記バスバーピースとして、
    直線状に延びる直線状部と、
    前記直線状部から前記直線状部が延びる方向と異なる方向に延びる部分を有する分岐部と、
    を有し、
    前記第2レーザー溶接部は、前記直線状部と前記分岐部とを接合する、請求項5から8のいずれか一項に記載のモータ。
  10. 前記バスバーは、円弧状に延びる円弧部を有し、
    前記円弧部は、複数の前記バスバーピースが前記第2レーザー溶接部によって接合されて構成される、請求項5から9のいずれか一項に記載のモータ。
  11. 前記円弧部は、真円の円弧状であり、
    前記円弧部を構成する前記バスバーピースの中心角は、互いに同じである、請求項10に記載のモータ。
  12. 前記バスバーピースが延びる方向と前記バスバーピースの厚さ方向との両方と直交する幅方向において、前記バスバーピースの一端における中心と前記バスバーピースの他端における中心とを結ぶ仮想線分を、バスバー仮想線分としたとき、
    前記複数のバスバーピースは、前記厚さ方向に沿って視て、前記バスバー仮想線分の全体が重なる前記バスバーピースを含む、請求項5から11のいずれか一項に記載のモータ。
  13. 前記バスバーは、前記バスバーピースとして、
    第1バスバーピースと、
    前記第1バスバーピースから前記第1バスバーピースの厚さ方向に延びる第2バスバーピースと、
    を有し、
    前記第2レーザー溶接部は、前記第1バスバーピースと前記第2バスバーピースとを接合する、請求項5から12のいずれか一項に記載のモータ。
  14. 前記バスバーピースは、板面が軸方向と直交する板状である、請求項5から13のいずれか一項に記載のモータ。
  15. 中心軸に沿って配置されたシャフトを有するロータと、
    複数のコイルを有し、前記ロータと径方向に隙間を介して対向するステータと、
    前記ステータの軸方向一方側に配置されるバスバーユニットと、
    を備え、
    前記バスバーユニットは、
    前記コイルと電気的に接続されるバスバーと、
    前記バスバーを保持するバスバーホルダと、
    を有し、
    前記バスバーは、前記コイルから延びる導線と接続される板状のコイル接続部を有し、
    前記コイル接続部は、
    互いに別部材であり、互いに接触する第1接続ピースおよび第2接続ピースと、
    前記第1接続ピースと前記第2接続ピースとの間に配置され、前記コイル接続部を厚さ方向に貫通する接続孔部と、
    を有する、モータの製造方法であって、
    前記コイル接続部と前記導線とをレーザー溶接によって接合することを含むレーザー溶接工程を含み、
    前記レーザー溶接工程において、前記接続孔部に前記導線が通された状態で、前記第1接続ピースと前記第2接続ピースとの接触部にレーザー光を照射して前記第1接続ピースと前記第2接続ピースとを接合するとともに、前記コイル接続部と前記導線とをレーザー溶接して接合する、モータの製造方法。
  16. 前記バスバーは、互いに別部材であり、一部が前記バスバーホルダに埋め込まれる複数のバスバーピースを有し、かつ、板状であり、
    前記複数のバスバーピースと、前記複数のバスバーピースの一部が埋め込まれる前記バスバーホルダと、を有する保持体を作製する保持体作製工程をさらに含み、
    前記保持体において、前記複数のバスバーピースは、前記バスバーホルダの外部に露出する露出部を有し、かつ、前記露出部同士は、互いに接触し、
    前記レーザー溶接工程は、前記保持体作製工程の後に設けられ、前記複数のバスバーピース同士をレーザー溶接によって接合することを含み、
    前記レーザー溶接工程において、前記露出部同士の接触部にレーザー光を照射して、前記露出部同士を接合する、請求項15に記載のモータの製造方法。
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