JP2019066574A - 画像形成装置、及び画像形成方法 - Google Patents

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耕市 森田
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Abstract

【課題】ユーザーの利便性を向上する。【解決手段】画像形成装置100は、トナー供給部13、画像形成部4、判定部603及び規制部604を備える。トナー供給部13には、トナーTNを収容するトナーコンテナ130が装着される。画像形成部4は、トナーTNを消費することによって用紙Pに画像を形成する。判定部603は、トナーコンテナ130が第1コンテナTC1であるか第2コンテナTC2であるかを判定する。第2コンテナTC2であると判定した場合に、規制部604は、画像形成部4が連続して画像を形成する用紙Pの枚数を規制する。【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置、及び画像形成方法に関する。
特許文献1に記載の画像形成装置は、制御部を備える。制御部は、トナーカートリッジが純正品であるか、非純正品であるかの判別を行う。そして、制御部は、非純正品であると判別した場合には、課金方式に基づいて、印刷動作を許可するか制限するかを決定する。具体的には、制御部は、課金方式がチャージ方式である場合には、1枚も印刷することなく印刷動作を禁止する。チャージ方式は、印刷枚数に応じて課金を行う方式を示す。
特開2009−8757号公報
特許文献1に記載の画像形成装置では、トナーカートリッジが非純正品であり、且つ、課金方式がチャージ方式である場合には、1枚も印刷されることなく印刷動作が禁止されるため、ユーザーの利便性が低下する可能性がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ユーザーの利便性を向上可能な画像形成装置、及び画像形成方法を提供することを目的としている。
本発明に係る画像形成装置は、装着部、画像形成部、判定部、及び規制部を備える。前記装着部は、消耗品を収容する交換部品が装着される。前記画像形成部は、前記消耗品を消費することによって記録媒体に画像を形成する。前記判定部は、前記装着部に装着された前記交換部品が、第1交換部品であるか、前記第1交換部品と相違する第2交換部品であるかを判定する。前記規制部は、前記交換部品が前記第2交換部品であると前記判定部が判定した場合に、前記画像形成部が連続して画像を形成する記録媒体の枚数を規制する。
本発明に係る画像形成方法は、装着部、及び画像形成部を備える画像形成装置が実行する画像形成方法である。前記装着部は、消耗品を収容する交換部品が装着される。前記画像形成部は、前記消耗品を消費することによって記録媒体に画像を形成する。前記画像形成方法は、判定ステップと、規制ステップとを含む。前記判定ステップでは、前記装着部に装着された前記交換部品が、第1交換部品であるか、前記第1交換部品と相違する第2交換部品であるかを判定する。前記規制ステップでは、前記交換部品が前記第2交換部品であると判定した場合に、前記画像形成部が連続して画像を形成する記録媒体の枚数を規制する。
本発明の画像形成装置、及び画像形成方法によれば、ユーザーの利便性を向上できる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成部の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る制御部の構成の一例を示す図である。 タッチパネルに表示する画面の一例を示す画面図である。(a)は、印刷上限枚数設定画面の一例を示す画面図である。(b)は、印刷枚数設定画面の一例を示す画面図である。 警告表示画面の一例を示す画面図である。 制御部の処理の一例を示すフローチャートである。 制御部の処理の一例を示すフローチャートである。 制御部の処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面(図1〜図8)を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
まず、図1を参照して、本発明の実施形態に係る画像形成装置100の構成について説明する。図1は、画像形成装置100の構成を示す図である。画像形成装置100は、カラー複合機である。
図1に示すように、画像形成装置100は、画像形成ユニット1、画像読取ユニット2、原稿搬送ユニット3、操作パネル14及び制御部6を備える。画像形成ユニット1は、用紙Pに画像を形成する。画像読取ユニット2は、原稿Rに形成された画像を読み取り、画像情報を生成する。原稿搬送ユニット3は、原稿Rを画像読取ユニット2に搬送する。操作パネル14は、ユーザーからの操作を受け付ける。制御部6は、画像形成装置100の動作を制御する。
画像形成ユニット1は、給送部12、搬送部L、トナー供給部13、画像形成部4及び排出部17を備える。画像形成部4は、転写部5及び定着部16を含む。
給送部12は、用紙Pを搬送部Lへ供給する。搬送部Lは、用紙Pを転写部5及び定着部16を経由して排出部17まで搬送する。用紙Pは、「記録媒体」の一例に相当する。
トナー供給部13は、画像形成部4にトナーを供給する。トナー供給部13には、トナーコンテナ131、トナーコンテナ132、トナーコンテナ133及びトナーコンテナ134が装着される。トナー供給部13は、「装着部」の一例に相当する。トナーコンテナ131〜トナーコンテナ134は、「交換部品」の一例に相当する。以下の説明において、トナーコンテナ131〜トナーコンテナ134をトナーコンテナ130と総称する場合がある。
トナーコンテナ131には、シアン色のトナーTN1が収納される。トナーコンテナ131は、画像形成部4にシアン色のトナーYN1を供給する。トナーコンテナ132には、マゼンタ色のトナーTN2が収納される。トナーコンテナ132は、画像形成部4にマゼンタ色のトナーTN2を供給する。トナーコンテナ133には、イエロー色のトナーTN3が収納される。トナーコンテナ133は、画像形成部4にイエロー色のトナーTN3を供給する。トナーコンテナ134には、黒色のトナーTN4が収納される。トナーコンテナ134は、画像形成部4に黒色のトナーTN4を供給する。シアン色のトナーTN1、マゼンタ色のトナーTN2、イエロー色のトナーTN3、及び黒色のトナーTN4は、「消耗品」の一例に相当する。以下の説明において、トナーTN1〜トナーTN4をトナーTNと総称する場合がある。
トナーコンテナ131は、IC(Integrated Circuit)タグG1を備える。ICタグG1は、トナーコンテナ131の周面に配置される。ICタグG1は、トナーコンテナ131の識別情報JD1を記憶する。トナーコンテナ132は、ICタグG2を備える。ICタグG2は、トナーコンテナ132の周面に配置される。ICタグG2は、トナーコンテナ132の識別情報JD2を記憶する。
トナーコンテナ133は、ICタグG3を備える。ICタグG3は、トナーコンテナ133の周面に配置される。ICタグG3は、トナーコンテナ133の識別情報JD3を記憶する。トナーコンテナ134は、ICタグG4を備える。ICタグG4は、トナーコンテナ134の周面に配置される。ICタグG4は、トナーコンテナ134の識別情報JD4を記憶する。以下の説明において、ICタグG1〜ICタグG4をICタグGと総称する場合がある。また、識別情報JD1〜識別情報JD4を識別情報JDと総称する場合がある。
トナー供給部13には、トナーコンテナ131〜トナーコンテナ134が着脱自在である。トナー供給部13は、リーダーR1、リーダーR2、リーダーR3及びリーダーR4を備える。
リーダーR1は、ICタグG1からトナーコンテナ131の識別情報JD1を読み取る。リーダーR2は、ICタグG2からトナーコンテナ132の識別情報JD2を読み取る。リーダーR3は、ICタグG3からトナーコンテナ133の識別情報JD3を読み取る。リーダーR4は、ICタグG4からトナーコンテナ134の識別情報JD4を読み取る。以下の説明において、リーダーR1〜リーダーR4を、リーダーRDと総称する場合がある。
画像形成部4は、用紙Pに画像を形成する。転写部5は、中間転写ベルト54を備える。画像形成部4が、中間転写ベルト54上にシアン色、マゼンタ色、イエロー色、及び黒色のトナー像を転写する。複数色のトナー像が中間転写ベルト54上で重畳され、中間転写ベルト54上に画像が形成される。転写部5は、中間転写ベルト54上に形成された画像を、用紙P上に転写する。その結果、用紙Pに画像が形成される。画像形成部4及び転写部5については、図2を参照して詳細に説明する。
定着部16は、用紙Pを加熱及び加圧し、用紙Pに形成された画像を用紙Pに定着する。排出部17は、用紙Pを画像形成装置100の外部に排出する。
操作パネル14は、タッチパネル141を備える。タッチパネル141は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)を備え、種々の画像を表示する。また、タッチパネル141は、タッチセンサーを備え、ユーザーからの操作を受け付ける。
制御部6は、プロセッサー61及び記憶部62を備える。プロセッサー61は、例えばCPUを備える。記憶部62は、半導体メモリーのようなメモリーを備え、HDDを備えてもよい。記憶部62は、制御プログラムを記憶している。
次に、図1及び図2を参照して、本発明の実施形態に係る画像形成部4の構成について説明する。図2は、画像形成部4の構成の一例を示す図である。図2に示すように、画像形成部4は、画像形成部4c、画像形成部4m、画像形成部4y及び画像形成部4kを備える。
画像形成部4c、画像形成部4m、画像形成部4y及び画像形成部4kの構成は、供給されるトナーTNの色が異なるのみで、その他の構成は略同一である。したがって、以下の説明では、シアン色のトナーTN1が供給される画像形成部4cの構成について説明し、画像形成部4c以外の画像形成部(画像形成部4m、画像形成部4y及び画像形成部4k)の構成についての説明は省略する。
画像形成部4cは、露光部41c、感光体ドラム42c、現像部43c、帯電ローラー44c及びクリーニングブレード45cを有する。画像形成部4mは、露光部41m、感光体ドラム42m、現像部43m、帯電ローラー44m及びクリーニングブレード45mを有する。画像形成部4yは、露光部41y、感光体ドラム42y、現像部43y、帯電ローラー44y及びクリーニングブレード45yを有する。画像形成部4kは、露光部41k、感光体ドラム42k、現像部43k、帯電ローラー44k及びクリーニングブレード45kを有する。
以下の説明では、露光部41c、露光部41m、露光部41y及び露光部41kを露光部41と総称する場合がある。感光体ドラム42c、感光体ドラム42m、感光体ドラム42y及び感光体ドラム42kを感光体ドラム42と総称する場合がある。現像部43c、現像部43m、現像部43y及び現像部43kを現像部43と総称する場合がある。帯電ローラー44c、帯電ローラー44m、帯電ローラー44y及び帯電ローラー44kを帯電ローラー44と総称する場合がある。クリーニングブレード45c、クリーニングブレード45m、クリーニングブレード45y及びクリーニングブレード45kをクリーニングブレード45と総称する場合がある。
帯電ローラー44cは、感光体ドラム42cを所定の電位に帯電させる。露光部41cは、感光体ドラム42cにレーザー光を照射して露光し、感光体ドラム42cに静電潜像を形成する。現像部43cは、現像ローラー431cを有する。現像ローラー431cは、感光体ドラム42cにシアン色のトナーを供給して静電潜像を現像してトナー像を形成する。このようにして、感光体ドラム42cの周面にシアン色のトナー像が形成される。
クリーニングブレード45cの先端(図2では上端)は、感光体ドラム42cの周面と摺接する。感光体ドラム42cの周面とクリーニングブレード45cの先端とが摺接することで、クリーニングブレード45cは、感光体ドラム42cの周面に残留するシアン色のトナーTN1を除去する。
転写部5は、用紙Pにトナー像を転写する。転写部5は、一次転写ローラー51、二次転写ローラー52、駆動ローラー53、中間転写ベルト54及び従動ローラー55を備える。一次転写ローラー51は、感光体ドラム42からシアン色、マゼンタ色、イエロー色、及び黒色のトナー像を中間転写ベルト54に転写する。一次転写ローラー51は、一次転写ローラー51c、一次転写ローラー51m、一次転写ローラー51y及び一次転写ローラー51kを含む。
駆動ローラー53は、中間転写ベルト54を駆動する。中間転写ベルト54は、一次転写ローラー51、駆動ローラー53及び従動ローラー55に張架された無端ベルトである。中間転写ベルト54は、駆動ローラー53によって、矢印D1及び矢印D2に示すように、反時計回りに回転駆動される。従動ローラー55は、中間転写ベルト54の回転に伴って回転駆動される。ブレード56は、中間転写ベルト54の表面に残留しているトナーTNを除去する。
二次転写ローラー52は、駆動ローラー53に押圧され、二次転写ローラー52と駆動ローラー53との間にニップ部NPが形成される。二次転写ローラー52は、用紙Pがニップ部NPを通過する際に、中間転写ベルト54上のトナー像を用紙Pに転写する。
なお、用紙Pにフルカラー画像MCを形成する場合には、現像ローラー431cから感光体ドラム42cにシアン色のトナーTN1が供給され、現像ローラー431mから感光体ドラム42mにマゼンタ色のトナーTN2が供給され、現像ローラー431yから感光体ドラム42yにイエロー色のトナーTN3が供給され、現像ローラー431kから感光体ドラム42kに黒色のトナーTN4が供給される。また、一次転写ローラー51cと感光体ドラム42cとの間、一次転写ローラー51mと感光体ドラム42mとの間、一次転写ローラー51yと感光体ドラム42yとの間、及び一次転写ローラー51kと感光体ドラム42kとの間に一次転写電圧が印加される。
これに対して、用紙Pにモノクロ画像MKを形成する場合には、現像ローラー431kから感光体ドラム42kに黒色のトナーTN4が供給されるが、現像ローラー431cから感光体ドラム42cにはシアン色のトナーTN1は供給されず、現像ローラー431mから感光体ドラム42mにはマゼンタ色のトナーTN2が供給されず、現像ローラー431yから感光体ドラム42yにはイエロー色のトナーTN3が供給されない。また、一次転写ローラー51kと感光体ドラム42kとの間には一次転写電圧が印加されるが、一次転写ローラー51cと感光体ドラム42cとの間、一次転写ローラー51mと感光体ドラム42mとの間、及び一次転写ローラー51yと感光体ドラム42yとの間には、一次転写電圧が印加されない。
したがって、用紙Pにフルカラー画像MCを形成する場合には、用紙Pにモノクロ画像MKを形成する場合と比較して、画像形成ユニット1の内部の温度が上昇し易い。フルカラー画像MCを、以下の説明では、カラー画像MCと記載する場合がある。
次に、図1〜図3を参照して、本発明の実施形態に係る制御部6の構成について説明する。図3は、制御部6の構成の一例を示す図である。
図3に示すように、制御部6は、受付部601、取得部602、判定部603及び規制部604を備える。具体的には、制御部6のプロセッサー61は、制御プログラムを実行することによって、受付部601、取得部602、判定部603及び規制部604として機能する。
受付部601は、画像形成部4が連続して画像を形成可能な用紙Pの上限枚数NMを受け付ける。
取得部602は、リーダーRDを介して、トナー供給部13に装着されたトナーコンテナ130の識別情報JDを取得する。
判定部603は、トナーコンテナ130の識別情報JDに基づいて、トナーコンテナ130が、第1コンテナTC1であるか、第2コンテナTC2であるかを判定する。第1コンテナTC1は、例えば専用品のコンテナを示す。第2コンテナTC2は、第1コンテナTC1と相違する。第2コンテナTC2は、例えば非専用品のコンテナを示す。第1コンテナTC1は「第1交換部品」の一例に相当し、第2コンテナTC2は「第2交換部品」の一例に相当する。
規制部604は、トナーコンテナ130が第2コンテナTC2であると判定部603が判定した場合に、画像形成部4が連続して画像を形成する用紙Pの枚数Nを規制する。一方、トナーコンテナ130が第1コンテナTC1であると判定部603が判定した場合には、規制部604は、画像形成部4が連続して画像を形成する用紙Pの枚数Nを規制しない。
以上、図1〜図3を参照して説明したように、本発明の実施形態では、トナーコンテナ130が第2コンテナTC2(例えば、非専用品のコンテナ)であると判定部603が判定した場合に、画像形成部4が連続して画像を形成する用紙Pの枚数Nを規制する。すなわち、印刷動作が禁止されることはないため、ユーザーの利便性を向上できる。
また、トナーコンテナ130が第2コンテナTC2(例えば、非専用品のコンテナ)である場合には、定着性を確保するために、第1コンテナTC1(例えば、専用品のコンテナ)である場合と比較して、定着温度を高くする場合がある。定着温度が高い場合には、画像が形成された用紙P間で融着が発生する可能性があり、且つ、電力消費量が増大する。しかしながら、本発明の実施形態では、トナーコンテナ130が第2コンテナTC2であると判定部603が判定した場合には、画像形成部4が連続して画像を形成する用紙Pの枚数Nを規制するため、用紙P間の融着、及び電力消費量の増大を抑制できる。
なお、「定着温度」は、定着部16が用紙Pに形成された画像を用紙Pに定着する時の定着部16の温度を示す。具体的には、定着部16は加熱ローラーと加圧ローラーとを備え、定着温度は加熱ローラーの温度を示す。
次に、図3〜図5を参照して、制御部6の構成について更に説明する。図4は、タッチパネル141に表示する画面の一例を示す画面図である。図4(a)は、印刷上限枚数設定画面700の一例を示す画面図である。印刷上限枚数設定画面700は、受付部601によってタッチパネル141に表示される。
図4(a)に示すように、印刷上限枚数設定画面700には、第1上限枚数入力部701、第2上限枚数入力部702、キャンセルボタン703及びOKボタン704が表示される。
第1上限枚数入力部701は、第1上限枚数NMBのユーザーによる入力を受け付けて、第1上限枚数NMBを表示する。例えば、第1上限枚数NMBとして、「300枚」が表示されている。第1上限枚数NMBは、モノクロ画像MKを用紙Pに連続して形成可能な上限枚数を示す。ユーザーは、例えば操作パネル14に配置されたテンキーを操作して、第1上限枚数NMBを第1上限枚数入力部701に入力する。
第2上限枚数入力部702には、第2上限枚数NMAのユーザーによる入力を受け付けて、第2上限枚数NMAを表示する。例えば、第2上限枚数NMAとして、「100枚」が表示されている。第2上限枚数NMAは、カラー画像MCを用紙Pに連続して形成可能な上限枚数を示す。ユーザーは、例えば操作パネル14に配置されたテンキーを操作して、第2上限枚数NMAを第2上限枚数入力部702に入力する。
キャンセルボタン703は、第1上限枚数NMB及び第2上限枚数NMAの少なくとも一方をキャンセルする場合に、ユーザーによってタッチされるボタンを示す。ユーザーによってキャンセルボタン703をタッチされた場合には、第1上限枚数NMB及び第2上限枚数NMAがキャンセルされ、第1上限枚数入力部701に表示された第1上限枚数NMB及び第2上限枚数入力部702に表示された第2上限枚数NMAが消去される。
OKボタン704は、第1上限枚数NMB及び第2上限枚数NMAを決定する場合に、ユーザーによってタッチされるボタンを示す。ユーザーによってOKボタン704がタッチされた場合には、第1上限枚数入力部701に表示された第1上限枚数NMB、及び第2上限枚数入力部702に表示された第2上限枚数NMAに決定される。
受付部601は、印刷上限枚数設定画面700を介して、第1上限枚数NMB及び第2上限枚数NMAを受け付ける。具体的には、トナーコンテナ130が第2コンテナTC2(例えば、非専用品のコンテナ)であると判定部603が判定した場合に、受付部601は、タッチパネル141に印刷上限枚数設定画面700を表示して、ユーザーの入力に基づいて、第1上限枚数NMB及び第2上限枚数NMAを決定する。以下の説明において、第1上限枚数NMB及び第2上限枚数NMAを上限枚数NMと総称する場合がある。
また、画像形成部4が連続して画像を形成する用紙Pの枚数Nが、上限枚数NMに到達した場合に、規制部604は、画像形成部4が用紙Pに画像を形成することを規制する。具体的には、画像形成部4がカラー画像MCを用紙Pに形成する場合には、規制部604は、以下の処理を行う。すなわち、画像形成部4が連続してカラー画像MCを形成する用紙Pの枚数Nが、第2上限枚数NMAに到達した場合に、規制部604は、画像形成部4が用紙Pにカラー画像MCを形成することを規制する。また、モノクロ画像MKを用紙Pに形成する場合には、規制部604は、以下の処理を行う。すなわち、画像形成部4が連続してモノクロ画像MKを形成する用紙Pの枚数Nが、第1上限枚数NMBに到達した場合に、規制部604は、画像形成部4が用紙Pにモノクロ画像MKを形成することを規制する。
以上、図3〜図4(a)を参照して説明したように、本発明の実施形態では、画像形成部4が連続して画像を形成した用紙Pの枚数Nが、上限枚数NMに到達した場合に、画像形成部4が用紙Pに画像を形成することを規制する。したがって、用紙P間の融着及び電力消費量の増大を抑制できる。
また、図2を参照して説明したように、画像形成部4が連続してカラー画像MCを形成する場合には、画像形成部4が連続してモノクロ画像MKを形成する場合と比較して、可動部が多くなるため発熱量が多い。よって、画像形成部4が連続してカラー画像MCを形成する場合には、画像形成部4が連続してモノクロ画像MKを形成する場合と比較して、画像形成装置100内の温度が上昇し易い。したがって、第2上限枚数NMAを第1上限枚数NMBより小さい値に設定することが好ましい。
また、画像形成部4が連続してカラー画像MCを形成した用紙Pの枚数Nが、第2上限枚数NMAに到達した場合、又は、画像形成部4が連続してモノクロ画像MKを形成した用紙Pの枚数Nが、第1上限枚数NMBに到達した場合に、画像形成部4が用紙Pに画像を形成することを規制する。したがって、第1上限枚数NMB及び第2上限枚数NMAを適正な値に設定することによって、用紙P間の融着及び電力消費量の増大を更に確実に抑制できる。
なお、本発明の実施形態では、受付部601が、ユーザーの入力に基づいて、上限枚数NM(第1上限枚数NMB及び第2上限枚数NMA)を決定するが、本発明はこれに限定されない。ユーザーは、例えば、画像形成装置100の管理者又はサービスマンに限定されることが好ましい。また、上限枚数NMが、例えば記憶部62に予め記憶されていてもよい。
また、本発明の実施形態では、受付部601が第1上限枚数NMB及び第2上限枚数NMAを決定するが、本発明はこれに限定されない。例えば、規制部604が、第1上限枚数NMB及び第2上限枚数NMAを変更してもよい。具体的には、画像形成部4が連続して画像を形成する用紙Pの枚数Nが、上限枚数NMに到達する度に、規制部604は、上限枚数NMが所定枚数だけ減少するように上限枚数NMを変更してもよい。
例えば、上限枚数NMが受付部601によって200枚に決定され、用紙Pの枚数Nが上限枚数NMに到達する度に、規制部604は、上限枚数NMが50枚だけ減少するように上限枚数NMを変更する。この場合には、1回目に用紙Pの枚数Nが上限枚数NMに到達すると、上限枚数NMが200枚から150枚に減少する。2回目に用紙Pの枚数Nが上限枚数NM(150枚)に到達すると、上限枚数NMが150枚から100枚に減少する。このように、上限枚数NMに到達する度に、上限枚数NMが減少するため、第2コンテナTC2に収納されたトナーによって画像が形成される用紙Pの枚数を抑制できる。
第1コンテナTC1が、例えば、専用品のコンテナであり、第2コンテナTC2が、例えば、非専用品のコンテナである場合には、第2コンテナTC2に収納されたトナーの品質は、第1コンテナTC1に収納されたトナーの品質より低い可能性がある。よって、第2コンテナTC2に収納されたトナーによって画像を形成する場合には、第1コンテナTC1に収納されたトナーによって画像を形成する場合と比較して、形成される画像の品位が低い可能性がある。したがって、第2コンテナTC2に収納されたトナーによって画像が形成される用紙Pの枚数を抑制することで、品位が低い画像が形成される用紙Pの枚数を抑制できる。
図4(b)は、印刷枚数設定画面710の一例を示す画面図である。印刷枚数設定画面710は、制御部6によって表示される。図4(b)に示すように、印刷枚数設定画面710には、印刷枚数入力部711、キャンセルボタン712及びOKボタン713が表示される。
印刷枚数入力部711は、印刷枚数NCのユーザーによる入力を受け付けて、印刷枚数NCを表示する。例えば、印刷枚数NCとして、「1000枚」が表示されている。印刷枚数NCは、用紙Pに連続して画像を形成する枚数を示す。ユーザーは、例えば操作パネル14に配置されたテンキーを操作して、印刷枚数NCを印刷枚数入力部711に入力する。
キャンセルボタン712は、印刷枚数NCをキャンセルする場合に、ユーザーによってタッチされるボタンを示す。ユーザーによってキャンセルボタン712がタッチされた場合には、印刷枚数NCがキャンセルされ、印刷枚数入力部711に表示された印刷枚数NCが消去される。
OKボタン713は、印刷枚数NCを決定する場合に、ユーザーによってタッチされるボタンを示す。ユーザーによってOKボタン713がタッチされた場合には、印刷枚数入力部711に表示された印刷枚数NCに決定される。
制御部6は、例えば、操作パネル14に配置されたスタートキーが押下された場合に、画像形成部4が印刷枚数NCの用紙Pに画像を形成するように、画像形成部4を制御する。
図5は、警告表示画面720の一例を示す画面図である。警告表示画面720は、規制部604によってタッチパネル141に表示される。図5に示すように、警告表示画面720には、警告情報表示部721、実行ボタン722及びキャンセルボタン723が表示される。
警告情報表示部721には、印刷枚数NC(例えば、1000枚)を連続して印刷する場合には、電力消費量が増大する可能性がある旨のメッセージを表示する。例えば、警告情報表示部721には、「設定された枚数で印刷を行うと、予期せぬ消費電力が発生する場合がございます。」と表示される。
実行ボタン722は、印刷枚数NCを連続して印刷する場合に、ユーザーによってタッチされるボタンを示す。
キャンセルボタン723は、印刷枚数NCを連続して印刷するジョブをキャンセルする場合に、ユーザーによってタッチされるボタンを示す。キャンセルボタン723がユーザーによってタッチされた場合には、規制部604は、印刷枚数設定画面710をタッチパネル141に表示する。
画像形成部4がカラー画像MCを用紙Pに形成する場合には、規制部604は、印刷枚数NCが第2上限枚数NMAより大であるか否かを判定する。そして、印刷枚数NCが第2上限枚数NMAより大であると判定した場合には、規制部604は、警告表示画面720をタッチパネル141に表示する。また、画像形成部4がモノクロ画像MKを用紙Pに形成する場合には、規制部604は、印刷枚数NCが第1上限枚数NMBより大であるか否かを判定する。そして、印刷枚数NCが第1上限枚数NMBより大であると判定した場合には、規制部604は、警告表示画面720をタッチパネル141に表示する。
以上、図3〜図5を参照して説明したように、本発明の実施形態では、画像形成部4がカラー画像MCを用紙Pに形成し、印刷枚数NCが第2上限枚数NMAより大であると判定した場合には、規制部604は、警告表示画面720をタッチパネル141に表示する。また、画像形成部4がモノクロ画像MKを用紙Pに形成し、印刷枚数NCが第1上限枚数NMBより大であると判定した場合には、規制部604は、警告表示画面720をタッチパネル141に表示する。警告表示画面720が表示されると、ユーザーは、キャンセルボタン723をタッチすることによって、印刷枚数NCを上限枚数NM(第2上限枚数NMA又は第1上限枚数NMB)以下の枚数に設定し直す可能性がある。したがって、印刷枚数NCを上限枚数NM以下の枚数に設定し直した場合には、用紙P間の融着及び電力消費量の増大を抑制できる。
次に、図3〜図8を参照して、制御部6の処理について説明する。図6〜図8は、制御部6の処理の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、まず、ステップS101において、制御部6は、トナー供給部13にトナーコンテナ130が装着されたか否かを判定する。
トナー供給部13にトナーコンテナ130が装着されていないと制御部6が判定した場合(ステップS101でNO)には、処理が待機状態になる。トナー供給部13にトナーコンテナ130が装着されたと制御部6が判定した場合(ステップS101でYES)には、処理がステップS103に進む。
そして、ステップS103において、取得部602は、トナー供給部13に装着されたトナーコンテナ130の識別情報JDを取得する。
次に、ステップS105において、判定部603は、トナー供給部13に装着されたトナーコンテナ130が、第2コンテナTC2であるか否かを判定する。
トナーコンテナ130が第2コンテナTC2ではないと判定部603が判定した場合(ステップS105でNO)には、処理が終了する。トナーコンテナ130が第2コンテナTC2であると判定部603が判定した場合(ステップS105でYES)には、処理がステップS107に進む。
そして、ステップS107において、制御部6は、カラー画像MCを形成するか否かを判定する。
カラー画像MCを形成しないと制御部6が判定した場合(ステップS107でNO)には、処理が図8のステップS131に進む。カラー画像MCを形成すると制御部6が判定した場合(ステップS107でYES)には、処理がステップS109に進む。
そして、ステップS109において、制御部6が印刷枚数NCを受け付ける。
次に、ステップS111において、規制部604が、印刷枚数NCが第2上限枚数NMAより大であるか否かを判定する。
印刷枚数NCが第2上限枚数NMAより大ではないと規制部604が判定した場合(ステップS111でNO)には、処理がステップS127に進む。印刷枚数NCが第2上限枚数NMAより大であると規制部604が判定した場合(ステップS111でYES)には、処理がステップS113に進む。
そして、ステップS113において、規制部604が、警告表示画面720をタッチパネル141に表示し、処理が図7のステップS115に進む。
次に、図7に示すステップS115において、規制部604が、印刷枚数NCの用紙Pの印刷ジョブの実行を受け付けたか否かを判定する。
印刷枚数NCの用紙Pの印刷ジョブの実行を受け付けていないと規制部604が判定した場合(ステップS115でNO)には、処理が図6のステップS109に戻る。印刷枚数NCの用紙Pの印刷ジョブの実行を受け付けたと規制部604が判定した場合(ステップS115でYES)には、処理がステップS117に進む。
そして、ステップS117において、制御部6が用紙Pにカラー画像MCを形成する。
次に、ステップS119において、制御部6が、印刷した枚数Nが第2上限枚数NMA以上であるか否かを判定する。
枚数Nが第2上限枚数NMA以上ではないと制御部6が判定した場合(ステップS119でNO)には、処理がステップS117に戻る。枚数Nが第2上限枚数NMA以上であると制御部6が判定した場合(ステップS119でYES)には、処理がステップS121に進む。
そして、ステップS121において、規制部604が、画像形成部4が単位時間当たりにカラー画像MCを形成する用紙Pの枚数を、第1枚数NV1から第2枚数NV2に変更する。第1枚数NV1は、第2枚数NV2より大きい。
次に、ステップS123において、制御部6が用紙Pにカラー画像MCを形成する。
次に、ステップS125において、制御部6が、印刷した枚数Nが印刷枚数NC以上であるか否かを判定する。
枚数Nが印刷枚数NC以上ではないと制御部6が判定した場合(ステップS125でNO)には、処理がステップS123に戻る。枚数Nが印刷枚数NC以上であると制御部6が判定した場合(ステップS125でYES)には、処理が終了される。
図6のステップS111でNOの場合には、ステップS127において、制御部6が用紙Pにカラー画像MCを形成する。
次に、ステップS129において、制御部6が、印刷した枚数Nが印刷枚数NC以上であるか否かを判定する。
枚数Nが印刷枚数NC以上ではないと制御部6が判定した場合(ステップS129でNO)には、処理がステップS127に戻る。枚数Nが印刷枚数NC以上であると制御部6が判定した場合(ステップS129でYES)には、処理が終了される。
図6のステップS107でNOの場合には、図8に示すように、ステップS131において、制御部6が印刷枚数NCを受け付ける。
次に、ステップS133において、規制部604が、印刷枚数NCが第1上限枚数NMBより大であるか否かを判定する。
印刷枚数NCが第1上限枚数NMBより大ではないと規制部604が判定した場合(ステップS133でNO)には、処理がステップS149に進む。印刷枚数NCが第1上限枚数NMBより大であると規制部604が判定した場合(ステップS133でYES)には、処理がステップS135に進む。
そして、ステップS135において、規制部604が、警告表示画面720をタッチパネル141に表示し、処理がステップS137に進む。
次に、ステップS137において、規制部604が、印刷枚数NCの用紙Pの印刷ジョブの実行を受け付けたか否かを判定する。
印刷枚数NCの用紙Pの印刷ジョブの実行を受け付けていないと規制部604が判定した場合(ステップS137でNO)には、処理がステップS131に戻る。印刷枚数NCの用紙Pの印刷ジョブの実行を受け付けたと規制部604が判定した場合(ステップS137でYES)には、処理がステップS139に進む。
そして、ステップS139において、制御部6が用紙Pにモノクロ画像MKを形成する。
次に、ステップS141において、制御部6が、印刷した枚数Nが第1上限枚数NMB以上であるか否かを判定する。
枚数Nが第1上限枚数NMB以上ではないと制御部6が判定した場合(ステップS141でNO)には、処理がステップS139に戻る。枚数Nが第1上限枚数NMB以上であると制御部6が判定した場合(ステップS141でYES)には、処理がステップS143に進む。
そして、ステップS143において、規制部604が、画像形成部4が単位時間当たりにモノクロ画像MKを形成する用紙Pの枚数を、第3枚数NV3から第4枚数NV4に変更する。第3枚数NV3は、第4枚数NV4より大きい。
次に、ステップS145において、制御部6が用紙Pにモノクロ画像MKを形成する。
次に、ステップS147において、制御部6が、印刷した枚数Nが印刷枚数NC以上であるか否かを判定する。
枚数Nが印刷枚数NC以上ではないと制御部6が判定した場合(ステップS147でNO)には、処理がステップS145に戻る。枚数Nが印刷枚数NC以上であると制御部6が判定した場合(ステップS147でYES)には、処理が終了される。
ステップS133でNOの場合には、ステップS149において、制御部6が用紙Pにモノクロ画像MKを形成する。
次に、ステップS151において、制御部6が、印刷した枚数Nが印刷枚数NC以上であるか否かを判定する。
枚数Nが印刷枚数NC以上ではないと制御部6が判定した場合(ステップS151でNO)には、処理がステップS149に戻る。枚数Nが印刷枚数NC以上であると制御部6が判定した場合(ステップS151でYES)には、処理が終了される。
なお、ステップS105が「判定ステップ」の一例に相当し、ステップS113、ステップS121、ステップS135及びステップS143が「規制ステップ」の一例に相当する。
以上、図4〜図8を参照して説明したように、本発明の実施形態では、画像形成部4が連続して画像を形成する用紙Pの枚数Nが、上限枚数NMに到達した場合に、画像形成部4が単位時間当たりにカラー画像MCを形成する用紙Pの枚数を規制部604が低減する。具体的には、画像形成部4がカラー画像MCを用紙Pに形成し、枚数Nが第2上限枚数NMAに到達した場合には、規制部604が、画像形成部4が単位時間当たりに画像を形成する用紙Pの枚数を、第1枚数NV1から第2枚数NV2に変更する。また、画像形成部4がモノクロ画像MKを用紙Pに形成し、枚数Nが第1上限枚数NMBに到達した場合には、規制部604が、画像形成部4が単位時間当たりにモノクロ画像MKを形成する用紙Pの枚数を、第3枚数NV3から第4枚数NV4に変更する。したがって、用紙P間の融着、及び電力消費量の増大を更に確実に抑制できる。
なお、本発明の実施形態では、用紙Pの枚数Nが上限枚数NMに到達した場合に、画像形成部4が単位時間当たりに画像を形成する用紙Pの枚数を、規制部604が低減するが、本発明はこれに限定されない。用紙Pの枚数Nが、上限枚数NMに到達した場合に、規制部604が、画像形成部4を規制すればよい。
例えば、用紙Pの枚数Nが上限枚数NMに到達した場合に、画像形成部4が用紙Pに画像を形成することを規制部604が禁止してもよい。この場合には、用紙P間の融着、及び電力消費量の増大を更に確実に抑制できる。なお、規制部604が、画像形成部4が用紙Pに画像を形成することを所定期間(例えば、2分間)だけ禁止することが好ましい。この場合には、印刷枚数NCが上限枚数NMより大きい場合であっても、印刷枚数NCの用紙Pに画像を形成できる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。
また、本発明の実施形態では、規制部604が、画像形成部4が用紙Pに画像を形成することを規制したが、本発明はこれに限定されない。規制部604が、画像形成部4による用紙Pへの画像の形成と、画像形成部4の特定機能とのうち少なくとも一方を規制すればよい。特定機能は、両面印刷機能、集約印刷機能、及びカラー印刷機能のうち少なくとも1つを含む。
「両面印刷機能」とは、用紙Pの両面に画像を形成する機能を示す。「集約印刷機能」とは、複数個の原稿画像を縮小して1枚の用紙Pに複数個の原稿画像を形成する機能を示す。「集約印刷機能」は、いわゆる「2in1」、「4in1」のような機能である。「2in1」は、2つの原稿画像を縮小して1枚の用紙Pに2つの原稿画像を形成する機能を示す。「4in1」は、4つの原稿画像を縮小して1枚の用紙Pに4つの原稿画像を形成する機能を示す。「カラー印刷機能」とは、用紙Pにカラー画像を形成する機能を示す。
具体的には、用紙Pの枚数Nが上限枚数NMに到達した場合に、例えば、画像形成部4が用紙Pの片面のみに画像を形成することを規制部604が禁止してもよい。すなわち、画像形成部4が用紙Pの両面に画像を形成するように規制してもよい。この場合には、第2コンテナTC2に収納されたトナーによって画像が形成される用紙Pの枚数を抑制できる。
また、例えば、用紙Pの枚数Nが上限枚数NMに到達した場合に、例えば、画像形成部4が用紙Pの1つの原稿画像のみを形成することを規制部604が禁止してもよい。すなわち、画像形成部4が、複数の原稿画像を1枚の用紙Pに形成するように規制してもよい。この場合にも、第2コンテナTC2に収納されたトナーによって画像が形成される用紙Pの枚数を抑制できる。
また、図2を参照して説明したように、画像形成部4が連続してカラー画像MCを形成する場合には、画像形成部4が連続してモノクロ画像MKを形成する場合と比較して、画像形成装置100内の温度が上昇し易い。そこで、例えば、画像形成部4が連続してカラー画像MCを形成した用紙Pの枚数Nが、第2上限枚数NMAに到達した場合に、画像形成部4が用紙Pにカラー画像MCを形成することを規制部604が禁止してもよい。この場合にも、用紙P間の融着、及び電力消費量の増大を抑制できる。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明した。ただし、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)〜(2))。図面は、理解し易くするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる場合がある。また、上記の実施形態で示す各構成要素の形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の構成から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)図1及び図2を参照して説明したように、本発明の実施形態では、「消耗品」がトナーTNであり、「交換部品」がトナーコンテナ130であるが、本発明はこれに限定されない。「消耗品」を消費することによって用紙Pに画像を形成すればよい。例えば、「消耗品」がインクであり、インクを用紙Pに定着して画像を形成し、「交換部品」がインクカートリッジでもよい。この場合には、「画像形成装置」は、インクジェット記録装置である。
(2)図1及び図2を参照して説明したように、本発明の実施形態では、画像形成装置100がカラー複合機であるが、本発明はこれに限定されない。画像形成装置100が用紙Pに画像を形成すればよい。例えば、画像形成装置100がモノクロの複合機でもよいし、画像形成装置100がカラープリンターでもよい。
本発明は、画像形成装置、及び画像形成方法の分野に利用可能である。
100 画像形成装置
1 画像形成ユニット
4、4c、4m、4y、4k 画像形成部
42、42c、42m、42y、42k 感光体ドラム
43、43c、43m、43y、43k 現像部
431、431c、431m、431y、431k 現像ローラー
5 転写部
51、51c、51m、51y、51k 一次転写ローラー
52 二次転写ローラー
53 駆動ローラー
54 中間転写ベルト
13 トナー供給部(装着部)
130、131〜134 トナーコンテナ(交換部品)
G、G1〜G4 ICタグ
JD、JD1〜JD4 識別情報
RD、R1〜R4 リーダー
TN、TN1〜TN4 トナー(消耗品)
14 操作パネル
141 タッチパネル
6 第1制御部
61 第1プロセッサー
601 受付部
602 取得部
603 判定部
604 規制部
62 記憶部
2 画像読取ユニット
3 原稿搬送ユニット

Claims (11)

  1. 消耗品を収容する交換部品が装着される装着部と、
    前記消耗品を消費することによって記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    前記装着部に装着された前記交換部品が、第1交換部品であるか、前記第1交換部品と相違する第2交換部品であるかを判定する判定部と、
    前記交換部品が前記第2交換部品であると前記判定部が判定した場合に、前記画像形成部が連続して画像を形成する記録媒体の枚数を規制する規制部と
    を備える、画像形成装置。
  2. 連続して画像を形成可能な前記記録媒体の上限枚数を受け付ける受付部を更に備え、
    前記画像形成部が連続して画像を形成する前記記録媒体の枚数が、前記上限枚数に到達した場合に、前記規制部は、前記画像形成部による前記記録媒体への画像の形成と、前記画像形成部の特定機能とのうち少なくとも一方を規制する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成部が連続して画像を形成する前記記録媒体の枚数が、前記上限枚数に到達した場合に、前記規制部は、前記画像形成部が前記記録媒体に画像を形成することを禁止する、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成部が連続して画像を形成する前記記録媒体の枚数が、前記上限枚数に到達した場合に、前記規制部は、前記画像形成部が単位時間当たりに画像を形成する前記記録媒体の枚数を第1枚数から第2枚数に変更し、
    前記第2枚数は、前記第1枚数より少ない、請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成部は、前記記録媒体の両面に画像を形成可能に構成され、
    前記画像形成部が連続して画像を形成する前記記録媒体の枚数が、前記上限枚数に到達した場合に、前記規制部は、前記画像形成部が前記記録媒体の片面のみに画像を形成することを禁止する、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成部は、複数個の画像を縮小して1枚の前記記録媒体に前記複数個の画像を形成可能に構成され、
    前記画像形成部が連続して画像を形成する前記記録媒体の枚数が、前記上限枚数に到達した場合に、前記規制部は、前記画像形成部が1個の画像のみを前記記録媒体に形成することを禁止する、請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成部は、カラー画像及びモノクロ画像を前記記録媒体に形成可能に構成され、
    前記受付部は、前記カラー画像を連続して形成可能な前記記録媒体の上限枚数を示す第1上限枚数と、前記モノクロ画像を連続して形成可能な前記記録媒体の上限枚数を示す第2上限枚数とを受け付け、
    前記画像形成部が連続して前記カラー画像を形成した前記記録媒体の枚数が、前記第1上限枚数に到達した場合、又は、前記画像形成部が連続して前記モノクロ画像を形成した前記記録媒体の枚数が、前記第2上限枚数に到達した場合に、前記規制部は、前記画像形成部が前記記録媒体に画像を形成することを規制する、請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1上限枚数は、前記第2上限枚数より小さい、請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記画像形成部が連続して前記カラー画像を形成する前記記録媒体の枚数が、前記第1上限枚数に到達した場合に、前記規制部は、前記画像形成部が前記記録媒体に前記カラー画像を形成することを禁止する、請求項7又は請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記画像形成部が連続して画像を形成する前記記録媒体の枚数が、前記上限枚数に到達する度に、前記規制部は、前記上限枚数が所定枚数だけ減少するように前記上限枚数を変更する、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 消耗品を収容する交換部品が装着される装着部と、
    前記消耗品を消費することによって記録媒体に画像を形成する画像形成部と
    を備える画像形成装置が実行する画像形成方法であって、
    前記装着部に装着された前記交換部品が、第1交換部品であるか、前記第1交換部品と相違する第2交換部品であるかを判定する判定ステップと、
    前記交換部品が前記第2交換部品であると判定した場合に、前記画像形成部が連続して画像を形成する記録媒体の枚数を規制する規制ステップと
    を含む、画像形成方法。
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