JP2019065577A - シンク、調理台及び厨房装置 - Google Patents

シンク、調理台及び厨房装置 Download PDF

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朋樹 笠原
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正樹 関口
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雅哉 吉岡
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美佐子 西田
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Abstract

【課題】底壁の調理容器との接触により変色する箇所を狭く抑えることができるシンク、このシンクを備えた調理台及びこの調理台を備えた厨房装置を提供する。【解決手段】シンク1は、底壁2と、底壁2の周端縁より起立する側壁3と、を備える。底壁2は、上面20に複数の底凸部4を有し、複数の底凸部4は、底壁2の上面20からの突出高さの異なる少なくとも二種類の前記底凸部を含む。側壁3は、内面30に複数の側凸部5を有し、複数の側凸部5は、側壁3の内面30からの突出高さが上方へいくほど低いか、あるいは、存在密度が上方へいくほど低い。調理台7は、シンク1と、平面視長方形状をしたカウンター70と、を備える。カウンター70の長手方向の一端側の短辺に沿って、シンク1の一の側壁3が配置される。厨房装置8は、調理台7と、調理台7が載置される収納家具80と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、シンク、調理台及び厨房装置に関する。
従来、底面および周壁に凸部が形成されたシンクが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2007−197999号公報
特許文献1に示されるシンクにおいては、鍋等の調理容器がシンクの底面に載置されると、調理容器の下側に位置する凸部の全てが、調理容器の下面と接触しやすい。すなわち多くの調理容器は下面が平面であるため、このような調理容器がシンクの底面に載置されると、調理容器の下側に位置する凸部の全てが、調理容器の下面に面接触する。
このとき、調理容器が高温となっていると、調理容器と接触した凸部の全てが、熱により変色してしまいやすい、という問題があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、底壁の調理容器との接触により変色する箇所を狭く抑えることができるシンク、このシンクを備えた調理台及びこの調理台を備えた厨房装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る一形態のシンクは、底壁と、前記底壁の周端縁より起立する側壁と、を備える。前記底壁は、上面に複数の底凸部を有し、前記複数の底凸部は、前記底壁の前記上面からの突出高さの異なる少なくとも二種類の前記底凸部を含む。前記側壁は、内面に複数の側凸部を有し、前記複数の側凸部は、前記側壁の前記内面からの突出高さが上方へいくほど低いか、あるいは、存在密度が上方へいくほど低い。
本発明に係る一形態の調理台は、前記シンクと、平面視長方形状をしたカウンターと、を備える。前記カウンターの長手方向の一端側の短辺に沿って、前記シンクの一の前記側壁が配置される。
本発明に係る一形態の厨房装置は、前記調理台と、前記調理台が載置される収納家具と、を備える。
本発明に係る一形態のシンクにあっては、突出高さの低い底凸部は調理容器に接触しにくく変色しにくいため、底壁の変色する箇所を狭く抑えることができる。
本発明に係る一形態の調理台にあっては、底壁の調理容器との接触により変色する箇所を狭く抑えることができるシンクを備えたものとすることができる。
本発明に係る一形態の厨房装置にあっては、底壁の調理容器との接触により変色する箇所を狭く抑えることができるシンクを備えた厨房装置とすることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るシンクの斜視図である。 図2は、同上のシンクの平面図である。 図3Aは、図2のA−A断面における端面図である。図3Bは、図3AのC部拡大図である。図3Cは、図3AのD部拡大図である。 図4Aは、図2のB−B断面における端面図である。図4Bは、図4AのE部拡大図である。図4Cは、図4AのF部拡大図である。 図5は、同上のシンクの底壁の一部斜視図である。 図6Aは、同上のシンクの曲面部から側壁にかけての一部の斜視図である。図6Bは、同上のシンクの側壁の一部斜視図である。 図7Aは、同上のシンクを有する調理台を備えた厨房装置の平面図である。図7Bは、同上の厨房装置の一部破断した正面図である。図7Cは、図7BのG部拡大図である。
本発明は、シンク、調理台及び厨房装置に関する。さらに詳しくは、底壁に底凸部を有しかつ側壁に側凸部を有するシンク、このシンクを備えた調理台及びこの調理台を備えた厨房装置に関する。
以下、一実施形態に係るシンク、このシンクを備えた調理台及びこの調理台を備えた厨房装置について、図1〜図7に基づいて説明する。
図1、図2に示すように、シンク1は、底壁2と、側壁3と、フランジ11と、を備える。シンク1は、樹脂で一体に形成されるもので、本実施形態では、アクリル樹脂で形成されるが、形成される樹脂の種類は限定されない。
底壁2は、平面視において、縦及び横の長さがそれぞれ20〜100cm(本実施形態では約90cm)の正方形状に形成される。底壁2は、シンク1の下端部を構成するもので、図1に示すように、上下方向が決まる。底壁2の厚みは、5〜30mmに形成される。
ここで、平面視における底壁2の形状について、正方形状には、厳密な正方形はもちろん含まれる。さらに、平面視において、概ね正方形をなすものの、四隅がいわゆるRのような曲線を有する形状も、正方形状に含まれるものとする。また、正方形状をなす条件として、縦及び横の長さが厳密に同じでなく、縦の長さに対する横の長さの比率が98%〜102%ほどの範囲内にあればよい。また、互いに隣接する辺同士がなす角度は、厳密な直角に限定されず、88〜92度ほどの範囲内にあればよい。
また、図2に示すように、平面視において、底壁2の四隅のうちの一隅を含む領域に、デッキ21が形成される。デッキ21については後述する。
平面視において、底壁2の中央部に、排水口22が形成される。排水口22は、平面視において円形状をしており、排水口22の中央部(中心部)と底壁2の中央部が一致している。なお、排水口22が底壁2の中央部に形成される、とは、排水口22の中央部が底壁2の中央部と厳密に一致することまでは要さず、底壁2の中央部に排水口22のいずれかの部分が位置していればよい。底壁2は、排水口22に向けて約3度の水勾配を有している。
側壁3は、平面視における底壁2の周端縁より起立する。本実施形態では、図3A、図3Bに示すように、側壁3は、底壁2と接続される端部に、滑らかな曲面を有するとともに底壁2に滑らかに連続する曲面部12を含む。ここで、滑らかとは、一般に数学的に称される滑らか、すなわち、図3Bに示す断面における曲線上の点の接線方向が一通りに決まることをいう。曲面部12は側壁3に含まれる。
側壁3は、平面視における長さは、起立される底壁2の長さとそれぞれほぼ同じに形成され、平面視に環状をなす。側壁3は、上下の長さが10〜30cm(但し、後述するデッキ21に隣接する側壁3を除く)、厚みが5〜30mmに形成される。
また、側壁3は、底壁2の周端縁より鉛直上方に起立するのではなく、上方へいくほど、平面視において底壁2の中央部から離れる方に、鉛直上方に対して約3度傾斜するように起立している。
また、側壁3は、図3Cに示すように、内面30の上端部近傍の一部が上方を向く面となり、この部分が、まな板や網かごが載置される載置部32となる。
曲面部12は、図3Bに示すように、側壁3及び底壁2をそれらの厚み方向と直交する法線を有する断面において切断した形状が、10mmの曲率半径を有する形状となる。
フランジ11は、図1、図2、図3Cに示すように、側壁3の上端縁より、平面視において底壁2の中央部から離れる方に向けて、側壁3と一体に設けられている。すなわち、シンク1は、底壁2、側壁3及びフランジ11を一体に備えている。フランジ11の幅、すなわち、平面視において底壁2の中央部に離接する方向の長さが20mmで、平面視において環状をしている。フランジ11は、シンク1の上端部を構成する。
デッキ21は、図1、図4Aに示すように、その上面210が、底壁2の他の上面20部分(デッキ21が形成されていない部分を意味し、基面200とする)よりも高く、かつ、側壁3の上端縁よりも低い高さとなるように形成されるものである。デッキ21は、主に、その上面210に洗ったり切断したりした食材等を載置するドライシンクとして利用される。
デッキ21は、底壁2の一部であり、デッキ21の上面210は、底壁2の上面20に含まれる。本実施形態では、平面視において、底壁2の四隅のうちの一隅に位置する頂点部より、この頂点部を挟む両辺の他端側にかけての頂点部から約23cmまでの矩形状をした領域に、正方形状をしたデッキ21が形成される。デッキ21の上面210の基面200からの高さは、約16cmである。
平面視において、デッキ21の周端縁のうち、基面200と隣接する部分には、デッキ21の上面210と基面200とを接続する縦壁31が設けられる。この縦壁31は、側壁3に含まれる。図4Bに示すように、縦壁31の底壁2と接続される端部にも、曲面部12が形成される。また、図4Cに示すように、縦壁31の端部近傍にも、まな板や網かごが載置される載置部32が形成される。
また、平面視において、デッキ21の周端縁のうち、基面200と隣接しない部分には、デッキ21の上面とフランジ11とを接続する側壁3が位置する。この側壁3の上下の長さは、5〜50mmに形成されるが、数値は特に限定されない。
図5に示すように、底壁2は、上面20に複数の底凸部4を有する。本実施形態では、底壁2の基面200に底凸部4が形成されており、デッキ21の上面には底凸部4は形成されていない。複数の底凸部4は、底壁2の上面20からの突出高さの異なる少なくとも二種類の底凸部4を含む。本実施形態では、複数の底凸部4は、突出高さを二種類有しており、突出高さが0.07mmの底凸部4を第1の底凸部41、突出高さが0.03mmの底凸部4を第2の底凸部42とする。
底凸部4の平面視における形状は、直径0.5mmの円形状をしているが、特に限定されない。本実施形態では、平面視において、底壁2の基面200の縦の端辺と横の端辺にそれぞれ平行となる仮想横線131と仮想縦線132とがそれぞれ1mm間隔で並ぶ正方形格子の交差点上に、底凸部4の中心が位置するように配置されている。また、縦方向、横方向ともに、第1の底凸部41と第2の底凸部42が交互に配置されている。
図6Aに示すように、側壁3は、内面30に複数の側凸部5を有する。また、本実施形態では、図6Aに示すように、曲面部12に、凸部6が形成されている。凸部6は、側凸部5に含まれる。本実施形態では、側凸部5の正面視おける形状(すなわち、側凸部5が設けられる側壁3の法線方向から視た形状)は、直径0.5mmの円形状をしているが、特に限定されない。本実施形態では、正面視において、側壁3の内面30の上端辺に平行となる仮想横線141とこれに直交する仮想縦線142とがそれぞれ1mm間隔で並ぶ正方形格子の交差点上に、側凸部5の中心が位置するように配置されている。
複数の側凸部5(凸部6を含む)は、側壁3の内面30からの突出高さが上方へいくほど低くなるように形成される。本実施形態では、複数の側凸部5の側壁3の内面30からの突出高さは、側壁3の下端部に形成された1段目の側凸部51については、0.03mmに形成される。側凸部51の1mm上方に形成される2段目の側凸部52については、1段目の側凸部51よりも突出高さが0.0002mm低い0.0298mmに形成される。そして、1mm上方に位置する毎に、すなわち、一段上がる毎に、すぐ下段の側凸部5の突出高さと比べて、突出高さが0.0002mm低くなる。図6Bに示すように、149段目の側凸部5149については、突出高さが0.0004mmとなり、150段目の側凸部5150については、突出高さが0.0002mmとなる。150段目の側凸部5150よりも上側には側凸部5は形成されていない。
本実施形態では、複数の底凸部4は、底壁2の上面20からの突出高さを少なくとも二種類有している。このとき、平坦な下面を有する調理容器が底壁2の上面20に載置された際、調理容器の下面は、調理容器の下側に位置する底凸部4のうち突出高さの高い第1の底凸部41の上面に接触し、第2の底凸部42の上面には接触しない。このため、調理容器が高温であっても、底壁2のうち調理容器に接触して変色するのは第1の底凸部41のみであり、底壁2の変色する箇所を狭く抑えることができる。
また、複数の側凸部5は、側壁3の内面30からの突出高さが上方へいくほど低くなるように形成されており、側壁3の下側から上側にかけて徐々に側凸部5が目立たなくなっていく模様が形成されて、シンク1の意匠性が優れたものとなる。
次に、このシンク1を備えた調理台7と、この調理台7を備えた厨房装置8について図7A、図7Bに基いて説明する。
図7Aに示すように、調理台7は、シンク1と、カウンター70と、を備える。カウンター70は、平面視において、長辺が約3m、短辺が約100cmの長方形状をした樹脂製のものである。カウンター70の厚みは約10mmである。
カウンター70には、その長手方向の一端側の短辺に沿って、シンク1の一の側壁3が配置される。平面視において、カウンター70の長手方向の一端側には、端縁から5cmあけて、一辺が約90cmの正方形状をした開口71が形成されている。図7Bに示すように、カウンター70の開口71の周囲の下面に、シンク1のフランジ11の上面が接着剤等により固定される。カウンター70の開口71の周囲の下面には、図7Cに示すように、フランジ11から若干離れた箇所に桟木72が固定されている。カウンター70の開口71の周囲の下面の桟木72とフランジ11との間の部分に、ウレタン等からなるシーリング材73が充填されて、桟木72とフランジ11との間の隙間が閉塞される。
シンク1は、平面視正方形状に形成されているため、カウンター70の平面視正方形状をした開口71の周囲の下面にシンク1を固定する際のシンク1の向きは、底壁2の中央部を中心に90°ずつ回転した四通りの向きがとり得ることになる。このため、シンク1のカウンター70への固定の自由度が増す。しかも、排水口22が底壁2の中央部に形成されているため、カウンター70に対するシンク1の向きが変わっても、排水口22の位置が変わらずにすむ。
また、平面視正方形状をしたシンク1の端辺の中央部にはデッキ21が形成されないため、シンク1のデッキ21が形成されていない部分を使いにくくなることが抑えられる。
また、デッキ21の位置も四通りのうちから任意に決めることが可能である。
図7Bに示すように、厨房装置8は、調理台7と、収納家具80と、を備える。収納家具80の上端部には、調理台7が載置される。
次に、上述した実施形態の変形例について説明する。
上述した実施形態では、シンク1はアクリル樹脂で形成されているが、シンク1の材質は樹脂に限定されない。また、シンク1はフランジ11を一体に備えているが、シンク1はフランジ11を備えなくてもよい。すなわち、シンク1は、少なくとも底壁2と側壁3とを一体に備えればよい。
底壁2の平面視における縦及び横の長さは、それぞれ20〜100cmに限定されない。また、底壁2の平面視における形状は限定されない。また、底壁2の厚みは5〜30mmに限定されない。
排水口22は、平面視における底壁2の中央部に形成されなくてもよく、排水口22が形成される位置は限定されない。また、底壁2の水勾配の大きさは限定されず、また、底壁2に水勾配が設けられず、底壁2の上面20が水平面となるように形成されてもよい。また、底壁2の上面20は平面でもよいし、小さな曲率(例えば曲率半径が数m以上)を有する曲面であってもよい。
側壁3に、曲面部12が設けられなくてもよい。また、シンク1が曲面部12を有する場合、曲面部12の曲率半径は限定されない。
側壁3の上下の長さは、10〜30cmに限定されず、厚みは5〜30mmに限定されない。
上述した実施形態では、側壁3は、上方へいくほど平面視において底壁2の中央部から離れるように鉛直上方に対して約3度傾斜しているが、角度は限定されない。また、側壁3は、傾斜せず、底壁2の周端縁より鉛直上方に起立してもよい。
上述した実施形態では、フランジ11の幅は20mmに限定されない。また、フランジ11は、平面視において環状に連続しなくてもよい。
上述した実施形態では、底壁2の一部としてデッキ21が形成されているが、このようなデッキ21は形成されなくてもよく、底壁2の上面20が全て基面200となってもよい。また、デッキ21が形成される場合、デッキ21の形状、大きさは限定されない。また、デッキ21の上面210の基面200からの高さも限定されない。また、図示しないが、デッキ21に、上下に貫通する貫通口(不図示)が形成され、貫通口を挿通する管(不図示)を有するカラン(不図示)が設けられてもよい。
上述した実施形態では、底凸部4は基面200に形成されていたが、底凸部4はデッキ21の上面に形成されてもよい。
上述した実施形態では、第1の底凸部41と第2の底凸部42の突出高さはそれぞれ0.07mmと0.03mmであったが、数値は限定されない。また、複数の底凸部4が、突出高さを三種類以上有してもよい。この場合も、突出高さの数値は限定されない。また、底凸部4の平面視における形状は円形に限定されず、矩形状等、様々な形状とすることができる。また底凸部4の大きさは、限定されない。また、底凸部4の間隔は限定されず、また、底凸部4が平面視において不規則な位置に配置されてもよい。また、複数種類の突出高さの底凸部4の配置の仕方も限定されない。例えば、底凸部4は平面視において底壁2の不規則な位置に形成され、第1の底凸部41の割合と第2の底凸部42の割合とが所定の割合となるように底凸部4が形成されてもよい。
また、側凸部5(凸部6を含む)の正面視における形状は円形に限定されず、矩形状等、様々な形状とすることができる。また側凸部5の大きさは、限定されない。また、側凸部5の間隔は限定されず、また、側凸部5が平面視において不規則な位置に配置されてもよい。また、側凸部5の突出高さの低減の仕方も限定されない。
また、側凸部5として、曲面部12に形成される凸部6のみを有してもよい。この場合、曲面部12において、底壁2側の端部から図6における仮想縦線142に沿う方向の中間部までに凸部6(側凸部5)が形成されてもよい。
また、カウンター70の長辺の長さ、短辺の長さ、厚み、材質は限定されない。また、カウンター70へのシンク1の固定方法は、限定されない。調理台7及び収納家具80は、上述した実施形態に示すものに限定されない。
上述した実施形態では、複数の側凸部5が、側壁3の内面30からの突出高さが上方へいくほど低くなるのに対し、複数の側凸部5の突出高さが位置によって変わらなくてもよい。代わりに、複数の側凸部5の存在密度が、上方へいくほど低くなってもよい。これによっても、側壁3の下側から上側にかけて徐々に側凸部5が目立たなくなっていく模様が形成されて、シンク1の意匠性が優れたものとなる。
以上、述べた一実施形態及びその変形例から明らかなように、第1の態様のシンク1は、底壁2と、底壁2の周端縁より起立する側壁3と、を備える。底壁2は、上面20に複数の底凸部4を有し、複数の底凸部4は、底壁2の上面20からの突出高さの異なる少なくとも二種類の底凸部41,42を含む。側壁3は、内面30に複数の側凸部5を有し、複数の側凸部5は、側壁3の内面30からの突出高さが上方へいくほど低いか、あるいは、存在密度が上方へいくほど低い。
第1の態様によれば、高温の調理容器が底壁2に載置された際、底壁2のうち調理容器に接触しやすく変色しやすいのは、突出高さの高い(特に突出高さが最も高い)底凸部4のみであり、突出高さの低い底凸部4は調理容器に接触しにくく変色しにくい。このため、底壁2の変色する箇所を狭く抑えることができる。
また、側壁3の下側から上側にかけて徐々に側凸部5が目立たなくなっていく模様が形成されて、意匠性に優れたものとなる。
第2の態様では、第1の態様との組み合わせにより実現される。第2の態様では、側壁3は、底壁2と接続される端部に、滑らかな曲面を有するとともに底壁2に滑らかに連続する曲面部12を含む。曲面部12のみに、側凸部5を有する。
第2の態様によれば、側壁3の下端部である曲面部12のみに側凸部5が形成されて、側壁3に側凸部5が目立つのが抑えられる。
第3の態様では、第1又は第2の態様との組み合わせにより実現される。第3の態様では、底壁2は、平面視正方形状に形成される。平面視において、底壁2の中央部に、排水口22が形成される。
第3の態様によれば、カウンター70の平面視正方形状をした開口71の周囲の下面にシンク1を固定する場合に、シンク1の向きを四通りにとり得ることになり、シンク1のカウンター70への固定の自由度が増し、排水口22の位置が変わらずにすむ。
第4の態様では、第3の態様との組み合わせにより実現される。第4の態様では、平面視において、正方形状をした底壁2の四隅のうちの一隅を含む領域に、上面210が底壁2の他の上面20部分よりも高くかつ側壁3の上端縁よりも低いデッキ21が形成される。
第4の態様によれば、平面視正方形状をしたシンク1の端辺の中央部にはデッキ21が形成されないため、シンク1のデッキ21が形成されていない部分を使いにくくなることが抑えられる。
第5の態様では、第1〜第4のいずれかの態様との組み合わせにより実現される。第5の態様では、調理台7は、第1〜第4のいずれかの態様のシンク1と、平面視長方形状をしたカウンター70と、を備える。カウンター70の長手方向の一端側の短辺に沿って、シンク1の一の側壁3が配置される。
第5の態様によれば、底壁2の調理容器との接触により変色する箇所を狭く抑えることができるシンク1を備えた調理台7を得ることができる。
第6の態様では、第5の態様との組み合わせにより実現される。第6の態様では、厨房装置8は、第5の態様の調理台7と、調理台7が載置される収納家具80と、を備える。
第6の態様によれば、底壁2の調理容器との接触により変色する箇所を狭く抑えることができるシンク1を備えた調理台7を有する厨房装置8を得ることができる。
1 シンク
2 底壁
20 上面
21 デッキ
210 上面
22 排水口
3 側壁
30 内面
4 底凸部
5 側凸部
7 調理台
70 カウンター
8 厨房装置
80 収納家具

Claims (6)

  1. 底壁と、
    前記底壁の周端縁より起立する側壁と、を備え、
    前記底壁は、上面に複数の底凸部を有し、
    前記複数の底凸部は、前記底壁の前記上面からの突出高さの異なる少なくとも二種類の前記底凸部を含み、
    前記側壁は、内面に複数の側凸部を有し、
    前記複数の側凸部は、前記側壁の前記内面からの突出高さが上方へいくほど低いか、あるいは、存在密度が上方へいくほど低いことを特徴とするシンク。
  2. 前記側壁は、前記底壁と接続される端部に、滑らかな曲面を有するとともに前記底壁に滑らかに連続する曲面部を含み、
    前記曲面部のみに前記側凸部を有することを特徴とする請求項1記載のシンク。
  3. 前記底壁は平面視正方形状に形成され、
    平面視において、前記底壁の中央部に、排水口が形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のシンク。
  4. 平面視において、正方形状をした前記底壁の四隅のうちの一隅を含む領域に、上面が前記底壁の他の前記上面部分よりも高くかつ前記側壁の前記上端縁よりも低いデッキが形成されることを特徴とする請求項3記載のシンク。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のシンクと、
    平面視長方形状をしたカウンターと、を備え、
    前記カウンターの長手方向の一端側の短辺に沿って、前記シンクの一の前記側壁が配置されることを特徴とする調理台。
  6. 請求項5記載の調理台と、
    前記調理台が載置される収納家具と、を備えることを特徴とする厨房装置。
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