JP2019064299A - 鞍乗型車両の構成部品支持構造 - Google Patents

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【課題】構成部品を取り付ける際の汎用性を高めることができる鞍乗型車両の構成部品支持構造を提供する。【解決手段】鞍乗型車両(1)のハンドルパイプ(38)に固定されるレバーホルダ(71a)と、該レバーホルダ(71a)に支持されて、レバー(35,37)を揺動操作可能に軸支するレバーピボット(71)とを有し、レバーピボット(71)によってレバーホルダ(71a)に固定されるステー部材(70)を備える。ステー部材(70)に、レバーピボット(71)による固定部から車体前方に延出する第1アーム(133)と、第1アーム(133)の前端部からレバー(35,37)の延出方向と反対側の車幅方向に延びる第2アーム(130)とを設ける。第2アーム(130)に、構成部品(34,134)を取り付ける締結部(131,132)を形成する。【選択図】図5

Description

本発明は、鞍乗型車両の構成部品支持構造に係り、特に、前輪を操舵する操向ハンドルまわりに構成部品を取り付けるための鞍乗型車両の構成部品支持構造に関する。
従来から、鞍乗型車両の前輪を操舵する操向ハンドルまわりに構成部品を取り付けるための種々の構造が知られている。
特許文献1には、操向ハンドルを把持した状態で操作する左右のレバーを揺動可能に操向ハンドルに支持するレバーホルダに対し、構成部品としてのナックルガードを固定した構成が開示されている。
実開平01−108890号公報
しかし、特許文献1の構成は、車種毎に異なることが多いレバーホルダの形状に合わせてナックルガードの取付部が形成されており、車種が異なっても種々の構成部品を取り付けることができる汎用性を得ることに関しては検討されていなかった。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、構成部品を取り付ける際の汎用性を高めることができる鞍乗型車両の構成部品支持構造を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、鞍乗型車両(1)のハンドルパイプ(38)に固定されるレバーホルダ(71a)と、該レバーホルダ(71a)に支持されて、レバー(35,37)を揺動操作可能に軸支するレバーピボット(71)とを有する鞍乗型車両の構成部品支持構造であって、前記レバーピボット(71)によって前記レバーホルダ(71a)に固定されるステー部材(70)を備え、前記ステー部材(70)に、前記レバーピボット(71)による固定部から車体前方に延出する第1アーム(133)と、前記第1アーム(133)の前端部から前記レバー(35,37)の延出方向と反対側の車幅方向に延びる第2アーム(130)とが設けられており、前記第2アーム(130)に、構成部品(34,134)を取り付ける締結部(131,132)が形成されている点に第1の特徴がある。
また、前記構成部品(34)が、フラッシャライトである点に第2の特徴がある。
また、前記構成部品(134)が、前記レバー(35,37)の車体前方を覆うナックルガードである点に第3の特徴がある。
また、前記第1アーム(133)に、前記レバーホルダ(71a)との相対回転を防ぐ段差部(136)が形成されている点に第4の特徴がある。
また、前記レバー(35,37)の揺動操作によって押圧されるマスタシリンダ(140)が、前記ハンドルパイプ(38)の軸方向と直交する方向に往復作動するラジアルポンプ式である点に第5の特徴がある。
さらに、前記第1アーム(133)が、薄板部材で構成されている点に第6の特徴がある。
第1の特徴によれば、鞍乗型車両(1)のハンドルパイプ(38)に固定されるレバーホルダ(71a)と、該レバーホルダ(71a)に支持されて、レバー(35,37)を揺動操作可能に軸支するレバーピボット(71)とを有する鞍乗型車両の構成部品支持構造であって、前記レバーピボット(71)によって前記レバーホルダ(71a)に固定されるステー部材(70)を備え、前記ステー部材(70)に、前記レバーピボット(71)による固定部から車体前方に延出する第1アーム(133)と、前記第1アーム(133)の前端部から前記レバー(35,37)の延出方向と反対側の車幅方向に延びる第2アーム(130)とが設けられており、前記第2アーム(130)に、構成部品(34,134)を取り付ける締結部(131,132)が形成されているので、レバーを揺動操作可能に軸支するレバーピボットを有する多くの鞍乗型車両に、締結部を有するステー部材を取り付けることができる。これにより、多様な鞍乗型車両に対して同じ構造のステー部材を介して種々の構成部品を取り付けることが可能となり、構成部品の汎用性を高めることが可能となる。
第2の特徴によれば、前記構成部品(34)が、フラッシャライトであるので、レバーピボットより車幅方向内側に位置する第2アームの前方にフラッシャライトが配設されることとなり、ヘッドライトとの間の適度な間隔が保たれた被視認性の高いフラッシャライトを得ることができる。
第3の特徴によれば、前記構成部品(134)が、前記レバー(35,37)の車体前方を覆うナックルガードであるので、レバーピボットより車幅方向内側に位置する第2アームの前方にナックルガードの基部が配設されることとなり、この基部によってレバーピボットまわりも保護することが可能となる。さらに、レバーピボットの近傍にマスタシリンダのリザーバタンクが配設される場合は、ナックルガードをリザーバタンクの前方まで延出させてリザーバタンクの保護も可能となる。
第4の特徴によれば、前記第1アーム(133)に、前記レバーホルダ(71a)との相対回転を防ぐ段差部(136)が形成されているので、簡単な構成によって、レバーピボットの締め付け時や外力等によってステー部材が回転することを防ぐことができる。これにより、ステー部材に取り付けたフラッシャライトやナックルガード等の位置決めを容易に行うことができる。
第5の特徴によれば、前記レバー(35,37)の揺動操作によって押圧されるマスタシリンダ(140)が、前記ハンドルパイプ(38)の軸方向と直交する方向に往復作動するラジアルポンプ式であるので、マスタシリンダの作動方向がハンドルパイプの軸方向に指向する構成に比して、レバーピボットが車幅方向内側に位置することとなり、構成部品を車幅方向内側寄りの位置に配設することが可能となる。
第6の特徴によれば、前記第1アーム(133)が、薄板部材で構成されているので、ステー部材の有無による厚さの差を最小限に抑え、共通のレバーピボットを用いてステー部材を取り付けることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両の構成部品支持構造を適用した自動二輪車の左側面図である。 自動二輪車の一部拡大正面図である。 自動二輪車の一部拡大平面図である。 車幅方向右側のハンドル回りの拡大平面図である 車幅方向右側のハンドル回りの斜視図である。 ステー部材まわりの構成を車体後方側から見た斜視図である。 図6の一部拡大図である。 ステー部材にナックルガードを取り付けた状態を示す正面図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両の構成部品支持構造を適用した自動二輪車1の左側面図である。鞍乗型車両としての自動二輪車1の車体フレーム3は、ヘッドパイプ10から車体後方に延出して下方に湾曲する車幅方向中央のメインフレーム5を有する。ヘッドパイプ10の下方寄りの位置からは、左右一対のアンダフレーム16が車体下方に延出しており、アンダフレーム16の中間部とメインフレーム5との間には、左右一対の連結パイプ6が架け渡されている。
メインフレーム5の下端部には、スイングアーム23を揺動自在に軸支するピボット18が設けられた左右一対のピボットプレート19が連結されている。ヘッドパイプ10には、ステアリングステムが回転自在に軸支されており、ステアリングステムの上下には、左右一対のフロントフォーク15を支持するトップブリッジ9およびボトムブリッジ12が固定されている。トップブリッジ9には、操向ハンドル7およびメータユニット8が固定されている。ヘッドライト11は、ヘッドパイプ10の前方に配設されている。フロントフォーク15の下端部には、前輪WFが回転自在に軸支されており、フロントフォーク11の中間位置には、前輪WFの上方を覆うフロントフェンダ14が支持されている。
メインフレーム5の下方には、並列4気筒の4サイクルエンジンと変速機とを一体に構成したパワーユニットPが固定されている。ピボット18に揺動自在に軸支されるスイングアーム23は、リヤクッション30によって車体フレーム3に吊り下げられている。パワーユニットPの回転駆動力は、ドライブチェーン24を介して後輪WRに伝達される。スイングアーム23の上部には、ドライブチェーン24の上方を覆うチェーンカバー99が取り付けられている。パワーユニットPの背面側にはスロットルバルブおよび燃料噴射装置を含むスロットルボディ4が取り付けられており、パワーユニットPの燃焼ガスは、排気管17を介して車体後方のマフラに導かれる。パワーユニットPの前方には冷却器13が配設されており、冷却器13の上部にはホーン44が配設されている。
メインフレーム5の上部には、燃料タンク2が配設されている。燃料タンク2の後部には前席と後席とを一体に形成したシート31が配設されている。メインフレーム5の後部には、左右一対の上側リヤフレーム28および下側リヤフレーム29を含む後部フレームユニットFが取り付けられており、シート31は上側リヤフレーム28の上部に近接配置されている。左右の下側リヤフレーム29の間には、電動アクチュエータでブレーキ油圧を制御するABSモジュレータ27が配設されている。スロットルボディ4とABSモジュレータ27との間には、車幅方向に一対のサイドカバー98が配設されている。
ピボットプレート19の後部には、運転者が足を乗せるステップ20を支持するステッププレート21および同乗者用のピリオンステップ79を支持する支持フレーム78が固定されている。ピボットプレート19の下部には、サイドスタンド22が回動可能に軸支されている。シート31の後方には、テールライト25を支持するリヤフェンダ26が配設されている。
図2は、自動二輪車1の一部拡大正面図である。操向ハンドル7を構成するハンドルパイプ38の両側には、ハンドルスイッチ32,36が取り付けられている。ハンドルパイプ38の車幅方向右側には、前輪ブレーキレバー37が揺動操作可能に支持されており、車幅方向左側には、クラッチレバー35が揺動操作可能に支持されている。ハンドルスイッチ32,36の車幅方向内側には、油圧マスタシリンダのリザーバタンク33がそれぞれ配設されている。左右のリザーバタンク33の下方には、それぞれフラッシャライト34が配設されている。
大径の第1メータ40と小径の第2メータ41とを含むメータユニット8は、取り付けステー39によってトップブリッジ9に支持されている。ヘッドライト11は、ボトムブリッジ12の上部に固定されている。
図3は、自動二輪車1の一部拡大平面図である。燃料タンク2の上面の車幅方向中央には、給油キャップ68が取り付けられている。操向ハンドル7を構成するハンドルパイプ38は、トップブリッジ9の上面に取り付けられたハンドルホルダ45によって支持されている。メータユニット8の第1メータ40は、車幅方向中央よりわずかに左方にオフセットして配設されている。小径の第2メータ41は、第1メータ40の車幅方向右側の一部を隠すように、第1メータ40の手前側に重ねられて配設されている。
ブレーキレバー37およびクラッチレバー35の操作によって油圧を生じるマスタシリンダは、同様の構造を有する左右対称形状とされており、レバーピボット71によって両レバー35,37を揺動自在に軸支する構成も共通とされる。レバーピボット71の前部には、ステー部材70を介してフラッシャライト34が取り付けられている。
図4は、車幅方向右側のハンドル回りの拡大平面図である。また、図5は同斜視図である。ハンドルパイプ38の車幅方向右側に固定されるレバーユニット200は、ブレーキレバー37を揺動自在に軸支するレバーホルダ71a、ブレーキレバー37の揺動動作に応じて油圧を生じるマスタシリンダ140、油圧伝達フルードを貯留するリザーバタンク33、レバーユニット200をハンドルパイプ38に固定するためのホルダ部141とを含む。
ホルダ部141には、ハンドルパイプ38に固定するためにクランプ部142および不図示のバックミラーを固定するための円筒ボス143が形成されている。レバーホルダ71aは、ブレーキレバー37の基部37dを上下から挟む上下一対の板状部材で構成されており、車体上方側からレバーピボット71を螺合することで、レバーホルダ71aに対してブレーキレバー37が揺動自在に軸支される。レバーピボット71の車幅方向外側には、マスタシリンダ140のピストンを車体後方側に押圧する押圧ロッド37cに連結される連結ピボット37aが設けられている。連結ピボット37aの車体前方側には、ブレーキレバー37の初期位置を調整するためのダイヤル37bが設けられている。
本実施形態に係る鞍乗型車両の構成部品支持構造は、種々の構成部品をレバーユニット200に取り付けるためのステー部材70(点描部)を、レバーピボット71によってレバーホルダ71aの上面に共締め固定した点に特徴がある。本実施形態では、ステー部材70の前部に、ハウジング34bの車体前方にアウタレンズ34aを設けた構成部品としてのフラッシャライト34を取り付けた構成を示している。
ステー部材70は、レバーピボット71による固定部から車体前方に延出する第1アーム133と、第1アーム133の前端部からブレーキレバー37の延出方向と反対側の車幅方向に延びる第2アーム130とを有する板状部材によって構成されている。そして、第2アーム130に設けられた締結部131,132によって、フラッシャライト34の車体後方側に位置するハウジング34bの後部が支持されている。
この構成によれば、ブレーキレバーやクラッチレバーを揺動操作可能に軸支するレバーピボット71を有する多くの鞍乗型車両に、締結部131,132を有するステー部材70を取り付けることができる。これにより、多様な鞍乗型車両に対して同じ構造のステー部材70を介して種々の構成部品を取り付けることが可能となり、構成部品の汎用性を高めることが可能となる。
また、本実施形態では、マスタシリンダ140が、ハンドルパイプ38の軸方向と直交する方向に往復作動するラジアルポンプ式であるため、マスタシリンダ140の作動方向がハンドルパイプ38の軸方向に指向する構成に比して、レバーピボット71が車幅方向内側に位置することとなり、フラッシャライト34を車幅方向内側寄りの位置に配設することが可能となる。
そして、第1アーム133には、レバーピボット71に共締め固定される薄板状の共締め部134と、レバーピボット71の車幅方向内側に張り出す延出部135とが形成されている。第1アーム133の共締め部134を薄板部材で構成することで、ステー部材70の有無による厚さの差を最小限に抑え、共通のレバーピボット71を用いてステー部材70を取り付けることが可能となる。
図6は、ステー部材70まわりの構成を車体後方側から見た斜視図である。また、図7は図6の一部拡大図である。ハンドルパイプ38を通す貫通孔38aを構成するホルダ部141、マスタシリンダ140が発生した油圧を伝達するブレーキホースが接続される接続部145、上下一対の板状部材を有するレバーホルダ71a、レバーピボット71の下端部のネジ部が螺合されるボス部71bは、アルミ鋳造等で一体に形成することができる。
フラッシャライト34のハウジング34bには、半円筒状をなす2つの取り付けボス34cと、左右の取り付けボス34の間に位置する冷却フィン34dが形成されている。フラッシャライト34は、ステー部材70の締結部131,132の車体上方から取り付けボス34cに向けて螺合されるボルト等の締結部材によって、ステー部材70に固定されている。これにより、フラッシャライト34は、レバーピボット71より車幅方向内側に位置する第2アーム130の前方に配設されることとなり、ヘッドライト11との間の適度な間隔を保つことで被視認性を高めることができる。
ステー部材70は、レバーピボット71によってレバーホルダ71に共締め固定される構成であるため、レバーピボット71の締め付け時には、摩擦によって時計方向に回転させる力が作用する。これに対応し、本実施形態では、レバーピボット71の車幅方向内側に張り出す延出部135を設け、この延出部135に、レバーホルダ71aの車幅方向内側の側面に当接する位置決め当接部136を形成して、フラッシャライト34の位置決めが容易に行えるように構成している。また、位置決め当接部136の上方には、レバーホルダ71aの上面との接触を防ぐ隙間137が設けられており、ステー部材70の着脱作業によってレバーホルダ71aの上面が傷つかないように構成している。
図8は、ステー部材70にナックルガード134を取り付けた状態を示す正面図である。ステー部材70には、前記したフラッシャライト34のほか、各種の構成部品を取り付けることができる。ステー部材70の締結部131,133を用いて、合成樹脂の薄板部材等からなるナックルガード134を取り付けた場合には、レバーピボット71より車幅方向内側に位置する第2アーム130の前方にナックルガード134の基部が配設されることとなり、この基部によってレバーピボット71まわりも保護することができる。本実施形態では、ステー部材70にフラッシャライト34とナックルガード134の両方を共締め固定しており、ナックルガード134によってリザーバタンク33も保護するように構成されている。さらに、ステー部材70には、運転者の前方を覆うフロントカウルや、各種照明装置等の構成部品を取り付けることができる。
上記したように、本発明に係る鞍乗型車両の構成部品支持構造によれば、自動二輪車1のハンドルパイプ38に固定されるレバーホルダ71aと、該レバーホルダ71aに支持されて、ブレーキレバー37やクラッチレバー35等のレバーを揺動操作可能に軸支するレバーピボット71とを有し、レバーピボット71によってレバーホルダ71aに固定されるステー部材70を備え、ステー部材70に、レバーピボット71による固定部から車体前方に延出する第1アーム133と、第1アーム133の前端部からレバー35,37の延出方向と反対側の車幅方向に延びる第2アーム130とが設けられており、第2アーム130に、フラッシャライト34等の構成部品を取り付ける締結部131,132が形成したので、レバーピボットを有する多くの車両に対して、同じ構造のステー部材70を介して種々の構成部品を取り付けることが可能となり、構成部品の汎用性を高めることが可能となる。
なお、自動二輪車の形態、ハンドルパイプの形状、レバーユニットの形状や構造、レバーピボットの形状、ステー部材の形状や材質、締結部の形状や構造、構成部品の種類等は、上記実施形態に限られず種々の変更が可能である。本発明に係る鞍乗型車両の構成部品支持構造は、自動二輪車に限られず、三輪車や四輪車等の鞍乗型車両に適用することが可能である。
1…鞍乗型車両、34…フラッシャライト(構成部品)、134…ナックルガード(構成部品)、35…ブレーキレバー(レバー)、37…クラッチレバー(レバー)、38…ハンドルパイプ、71a…レバーホルダ、71…レバーピボット、70…ステー部材、133…第1アーム、130…第2アーム、131,132…締結部、140…マスタシリンダ

Claims (6)

  1. 鞍乗型車両(1)のハンドルパイプ(38)に固定されるレバーホルダ(71a)と、該レバーホルダ(71a)に支持されて、レバー(35,37)を揺動操作可能に軸支するレバーピボット(71)とを有する鞍乗型車両の構成部品支持構造であって、
    前記レバーピボット(71)によって前記レバーホルダ(71a)に固定されるステー部材(70)を備え、
    前記ステー部材(70)に、前記レバーピボット(71)による固定部から車体前方に延出する第1アーム(133)と、前記第1アーム(133)の前端部から前記レバー(35,37)の延出方向と反対側の車幅方向に延びる第2アーム(130)とが設けられており、
    前記第2アーム(130)に、構成部品(34,134)を取り付ける締結部(131,132)が形成されていることを特徴とする鞍乗型車両の構成部品支持構造。
  2. 前記構成部品(34)が、フラッシャライトであることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両の構成部品支持構造。
  3. 前記構成部品(134)が、前記レバー(35,37)の車体前方を覆うナックルガードであることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両の構成部品支持構造。
  4. 前記第1アーム(133)に、前記レバーホルダ(71a)との相対回転を防ぐ段差部(136)が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の鞍乗型車両の構成部品支持構造。
  5. 前記レバー(35,37)の揺動操作によって押圧されるマスタシリンダ(140)が、前記ハンドルパイプ(38)の軸方向と直交する方向に往復作動するラジアルポンプ式であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の鞍乗型車両の構成部品支持構造。
  6. 前記第1アーム(133)が、薄板部材で構成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の鞍乗型車両の構成部品支持構造。
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