JP2019063848A - ワイヤー処理装置 - Google Patents

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【課題】取鍋本体に蓋体を取り付けて金属マグネシウムなどの材料のみからなるソリッドワイヤーやそれら材料が薄い鋼板などで緊密に被覆されたコワードワイヤーである金属ワイヤーを溶湯に挿入して成分調整処理するときに、金属ワイヤーと溶湯との接触による激しい反応が起こったとしても、金属ワイヤーを挿通する箇所から外部に飛散しないようにし、取鍋本体に蓋体を載置して金属ワイヤーを挿通して処理したときに、取鍋本体と蓋体の内部空間の圧力を調整することができるワイヤー処理装置の提供。【解決手段】内部に溶湯8を収容する取鍋本体1と、取鍋本体1の開口部を覆う蓋体2を備え、蓋体2には、溶湯8に金属ワイヤーWが供給されることにより発生した物質を取鍋本体1から排出する排気筒3が設けられ、排気筒3の内側には、金属ワイヤーWを案内する案内筒4が設けられている、ワイヤー処理装置。【選択図】図1

Description

本発明は、鉄などの金属を溶融して得られる溶湯に対して金属マグネシウムなどの材料を含有する金属ワイヤーを挿入することにより、その溶湯の成分調整などの処理を行うワイヤー処理装置に関するものである。
従来、金属を溶融して得られる溶湯を搬送又は成分調整処理するために、その溶湯を貯留する容器である取鍋が利用されている。
例えば、特許文献1において、溶湯を内部に貯留するために上方に向かって開口する円筒容器状の溶湯用取鍋と、その取鍋の上方に位置する取鍋用蓋とを備え、その取鍋用蓋には、ガイドパイプを挿通された金属ワイヤーが挿通する挿通部と、金属ワイヤーを溶湯に添加したときに発生する煙を排出する煙突がそれぞれ独立して立設されていることが開示されている。
特開2016−137501号公報
しかしながら、特許文献1の溶湯用取鍋において、取鍋用蓋に金属ワイヤーを挿通する挿通部が立設されているが、その上部に位置するガイドパイプとの干渉を回避するために挿通部とガイドパイプとの間に空隙を設ける必要があるため、溶湯用取鍋に取鍋用蓋を取り付けて金属マグネシウムなどの金属ワイヤーを溶湯に挿入して成分調整処理するときに、金属ワイヤーと溶湯との接触による激しい反応により挿通部を通じて溶湯が外部に漏れ出るおそれがあった。
また、特許文献1の溶湯用取鍋において、取鍋用蓋に金属ワイヤーを挿通する挿通部と、金属ワイヤーを溶湯に添加したときに発生する煙を排出する煙突が、それぞれ独立して立設されているため、取鍋に取鍋用蓋を載置して金属ワイヤーを挿通して処理したときに、取鍋と取鍋用蓋の内部空間の圧力を調整することが困難であるという課題もあった。
そこで、本発明は、取鍋本体に蓋体を取り付けて金属マグネシウムなどの材料のみからなるソリッドワイヤーやそれら材料が薄い鋼板などで緊密に被覆されたコワードワイヤーである金属ワイヤーを溶湯に挿入して成分調整処理するときに、金属ワイヤーと溶湯との接触による激しい反応が起こったとしても、金属ワイヤーを挿通する箇所から外部に飛散しないようにし、さらには、取鍋本体に蓋体を載置して金属ワイヤーを挿通して処理したときに、取鍋本体と蓋体の内部空間の圧力を調整することができるワイヤー処理装置を提供することを目的とする。
〔1〕すなわち、本発明は、内部に溶湯(8)を収容する取鍋本体(1)と、前記取鍋本体(1)の開口部(13)を覆う蓋体(2)を備え、前記蓋体(2)には、前記溶湯(8)に金属ワイヤー(W)が供給されることにより発生した物質を前記取鍋本体(1)から排出する排気筒(3)が設けられ、前記排気筒(3)の内側には、前記金属ワイヤー(W)を案内する案内筒(4)が設けられていることを特徴とするワイヤー処理装置である。
〔2〕そして、前記排気筒(3)が、前記蓋体(2)に立設された第一排気筒(31)と、前記第一排気筒(31)とは分離し前記第一排気筒(31)を内設する第二排気筒(32)を備えることを特徴とする前記〔1〕に記載のワイヤー処理装置である。
〔3〕そして、前記金属ワイヤー(W)を挿入し始める前記案内筒(4)の一端から前記蓋体(2)側に位置する前記案内筒(4)の他端に向かって気体を送る送気部(5)を備えることを特徴とする前記〔1〕又は前記〔2〕に記載のワイヤー処理装置である。
〔4〕そして、前記溶湯(8)に前記金属ワイヤー(W)が供給されることにより発生した前記物質を、前記排気筒(3)を通じて吸引する集塵機(6)を備えることを特徴とする前記〔1〕から前記〔3〕のいずれかに記載のワイヤー処理装置である。
〔5〕そして、前記溶湯(8)に前記金属ワイヤー(W)が供給されることにより発生した前記物質を、前記排気筒(3)を通じて吸引する集塵機(6)を備え、前記第一排気筒(31)と、前記第二排気筒(32)との間に外気を吸入可能である空隙(33)を有することを特徴とする前記〔2〕に記載のワイヤー処理装置である。
本発明によれば、取鍋本体に蓋体を取り付けて金属マグネシウムなどの材料のみからなるソリッドワイヤーやそれら材料が薄い鋼板などで緊密に被覆されたコワードワイヤーである金属ワイヤーを溶湯に挿入して成分調整処理するときに、金属ワイヤーと溶湯との接触による激しい反応が起こったとしても、金属ワイヤーを挿通する箇所から外部に飛散しないようにし、さらには、取鍋本体に蓋体を載置して金属ワイヤーを挿通して処理したときに、取鍋本体と蓋体の内部空間の圧力を調整することができる。
本発明のワイヤー処理装置の正面図である。 本発明のワイヤー処理装置のA−A線部分断面図である。
以下、本発明に係るワイヤー処理装置に関する実施の形態について、添付の図面に基づいて詳しく説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を実施するに好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本発明は、以下の説明において特に発明を限定する旨が明記されていない限り、この形態に限定されるものではない。また、説明中の上下方向とは、図1及び図2における上下方向である。なお、数値範囲を示す表現は、上限と下限を含むものである。
図1及び図2に示すように、本発明のワイヤー処理装置は、内部に溶湯8を収容する取鍋本体1と、取鍋本体1の上方に向かって開口している開口部11を覆う蓋体2を備えている。
取鍋本体1は、有底の略円筒状の容器であり、上部には溶湯8を注ぎ入れるなどするための開口部11が設けられている。また、取鍋本体1は、直接溶湯8と接触するために、特に、内側面及び内底面において、耐火煉瓦、耐火断熱煉瓦など耐火性、耐熱性や耐腐食性などに優れたシリカ、ジルコニア、粘土、アルミナなどの無機化合物を主体とする材料であることが好ましい。また、他の実施形態において、取鍋本体1の上端面に開口部11を取り囲むように溝を設け、または、取鍋本体1の上端面に当接する蓋体2の下面に溝を設けて、それらの溝に応力により変形することができる柔軟性を有するガスケットを配設して蓋体2を載置したときに取鍋本体1と蓋体2との隙間から溶湯8が外部に噴出、漏洩すること防ぐようにすることができる。なお、それらの溝は、取鍋本体1または蓋体2の少なくとも一方に設けることができる。
蓋体2は、取鍋本体1の開口部11を覆う部材であり、開口部11側に向かって空間Sを有する箱状の蓋体基部21と、その蓋体基部21の周縁に外側に向かって突設された鍔部22を備えている。蓋体基部21が内部に空間Sを有することにより、取鍋本体1内の
溶湯8に金属ワイヤーが添加されたときに激しく反応が起こり、急激に圧力が増えたとしても空間Sにある空気が緩衝して蓋体2を押し上げようとする力を緩和することができる。
また、蓋体2は、外側に位置し板状の蓋体外装部23と、内側に位置し溶湯8と当接し得る蓋体耐火部24を有し、蓋体外装部23及び蓋体耐火部24の一部で蓋体基部21を構成し、蓋体外装部23及び蓋体耐火部24の他部で鍔部22を構成している。蓋体外装部23は、金属などの強度と耐火性を備えた材料であることが好ましい。また、蓋体耐火部24は、直接溶湯8と接触し得るために、耐火煉瓦、耐火断熱煉瓦など耐火性、耐熱性や耐腐食性などに優れたシリカ、ジルコニア、粘土、アルミナなどの無機化合物を主体とする材料であることが好ましい。
そして、金属ワイヤーWを取鍋本体1内の溶湯8に添加させるために、蓋体基部21の上面に内部の空間Sと外部を連通する孔が穿設されている。そして、その孔に排気筒3が挿設されている。
排気筒3は、蓋体2に対して立設するように蓋体2の上部に挿設され、溶湯8に金属ワイヤーWが供給されることにより発生した物質を取鍋本体1から排出する筒状の部材である。排気筒3により、金属ワイヤーWを溶湯8に添加するときに金属ワイヤーWと溶湯8とが反応して生じる金属ワイヤーW由来の蒸気などの物質を外部に放出させて内圧を高め過ぎないようにすることができる。
そして、排気筒3は、蓋体2に立設された第一排気筒31と、第一排気筒31とは物理的に分離し第一排気筒31を内設する第二排気筒32などから構成されている。第一排気筒31は、蓋体2の上部から略垂直に立設され、上端及び下端が開口された筒状の部材である。そして、第二排気筒32は、第一排気筒31の外径よりも大きい内径を有することにより、第一排気筒31を部分的に内設し、下端が開口され、上端において案内筒4を挿通する孔を有する板部材により閉じられた部材である。第二排気筒32は上下に30〜200cm移動されても、第一排気筒31を部分的に内設しているため、金属ワイヤーWを添加することにより発生した揮発成分などの物質をほぼ漏洩せず排気することができる。なお、第一排気筒31が、第二排気筒32に内設される上下のストロークの長さは、設置場所などの条件により種々設計することができる。このように、排気筒3を物理的に分離することにより、図1に示すように、取鍋本体1から蓋体2を上下に移動させるときに、第二排気筒32を移動させることなく、蓋体2に立設され一体となっている第一排気筒31のみを移動させればよいために、蓋体2を移動させる力が第二排気筒32と共に移動させるときに比べて少なく済むので、蓋体2を保持する鎖などの保持部材Cや電力により駆動するシリンダーなどの駆動源Dを小型化することができ、ひいては、ワイヤー処理装置を小型化することができる。なお、本実施形態において、排気筒3は、第一排気筒31と第二排気筒32の分離した二つの部材からなるが、他の実施形態において、一つの部材からなる筒状の部材とすることができる。
また、第一排気筒31と、第二排気筒32との間には、後述する集塵機6により外気を吸入可能である空隙33を有している。空隙33を有することにより、空間Sの圧力を必要以上に低下させて金属ワイヤーWを添加することにより発生した揮発成分などの物質を増やすことなく、第一排気筒31及び第二排気筒32の中に浮遊している揮発成分などの物質を集塵機6により吸引することができる。なお、本実施形態において、排気筒3は、第一排気筒31と第二排気筒32との間の空隙33で、通気可能となっているが、他の実施形態において、跳ねた溶湯8の一部が付着したとしても燃焼や劣化が生じないようにシリカ、アルミナやジルコニアのようなセラミックなどの無機材料からなるリング部材を空隙33に挿嵌することによりほとんど通気できないようにして、排気筒3内の気密性を向上させ、後述する集塵機6の吸引力を弱めて又はあらかじめ吸引力の弱い集塵機6を用いて圧力調整し易いようにすることもできる。
また、第二排気筒32の側面には、第一排気筒31及び第二排気筒32の内側と連通するように筒状の第三排気筒34が立設されている。第三排気筒34は、金属ワイヤーWを添加することにより発生した揮発成分などの物質が、第一排気筒31及び第二排気筒32の内側を通過し、集塵機6により回収される連絡路としている。第三排気筒34の内径は、第一排気筒31の内径及び第二排気筒32の内径とは独立して設計することができるので、集塵機6の吸引力などを踏まえて適宜設計することができる。なお、本実施形態において、第一排気筒31、第二排気筒32、第三排気筒34は、円筒形状であるが、他の実施形態において、角筒形状、楕円筒形状などの形状とすることができる。
案内筒4は、排気筒3の内側に設けられ、金属ワイヤーWを取鍋本体1に案内する細長い筒状の部材である。より具体的には、案内筒4は、その一部が排気筒3のうち第二排気筒32の内側において第二排気筒32の長手方向に沿って設けられ、他の部分が排気筒3のうち第一排気筒31の内側において第一排気筒31の蓋体2に対する挿通方向である長手方向に沿って設けられている。本実施形態において、案内筒4は、円筒形状を有しているが、他の実施形態において、金属ワイヤーWを挿通することができる限りにおいて、角筒形状、楕円筒形状などの形状とすることができる。
そして、案内筒4は、第二排気筒32の上端に設けられた板部材の孔に挿通されるとともに、第二排気筒32の上端の板部材に固設されている。また、案内筒4は、ステンレス、鉄などの金属や、シリカ、ジルコニア、アルミナのようなセラミックスなどの無機化合物の材料から構成されていることが好ましい。
送気部5は、金属ワイヤーWを挿入し始める案内筒4の一端から蓋体2側に位置する案内筒4の他端に向かって気体を送る部材である。具体的には、送気部5は、電力等を動力に回転可能であるファンや気体を圧縮する種々の圧縮装置を内包し、一定方向へ気体を送る部材であり、また、空気だけでなく窒素やアルゴンなどの不活性ガスが圧入された高圧ガスボンベなどの部材である。図2に示すように、圧縮装置を内包する送風機である送気部5から、送風管Tを介して案内筒4の上方から下方に向かって送風することができる。送気部5により、金属ワイヤーWを溶湯8に添加するときに金属ワイヤーWと溶湯8とが反応して生じる金属ワイヤーW由来の蒸気などの物質が、案内筒4の内部に流入することを防ぎ、案内筒4の目詰まりを生じさせないため、金属ワイヤーWを安定して送線することができる。
送気部5としては、市販品などを購入して設置することができ、送風量を調整することができる制御装置を備えていることが好ましい。
集塵機6は、溶湯8に金属ワイヤーWが供給されることにより発生した物質を、排気筒3を通じて吸引する部材である。具体的には、集塵機6は、電力等を動力に回転可能であるファンや、溶湯8に金属ワイヤーWが供給されることにより発生した微粒子などの物質を吸着するために微細な孔を複数有するフィルターなどを備えた装置である。そして、集塵機6は、図2に示すように、排気筒3の第三排気筒34における第二排気筒32とは反対側の端部に接続されて第一排気筒31及び第二排気筒32の内部と連通している。集塵機6により、金属ワイヤーWを溶湯8に添加するときに金属ワイヤーWと溶湯8とが反応して生じる金属ワイヤーW由来の蒸気などの物質を、第一排気筒31、第二排気筒32、そして、第三排気筒34の内部を通じて、吸引することができる。
集塵機6としては、市販品などを購入して設置することができ、吸引量を調整することができる制御装置を備えていることが好ましい。また、集塵機6は、送気部5の送風量と連動して、一定の風量で送風及び吸引するように制御できることがより好ましい。
送線機7は、図1及び図2に示すように、排気筒3及び案内筒4の上方に位置し、モーターである駆動源71からの動力により回動する第一ローラー72と、第一ローラー72に対向し従動する第二ローラー73を備える部材である。第一ローラー72と第二ローラー73は、相対的にそれらの間隔を調整されることにより、金属ワイヤーWを挟持し、案内筒4に挿通することができる。図示しない制御装置により、第一ローラー72の回転速度は調整され、金属ワイヤーWが所定の速度にて排気筒3及び案内筒4を経て溶湯8へ添加される。
金属ワイヤーWは、溶湯8の成分等を調整する線状の金属であり、例えば、その成分として、鉄鋼用に、脱酸のためにカルシウム及びシリコンを含有する材料、脱硫のためにカルシウム及びアルミニウムを含有する材料を用いることができる。そして、溶鋼成分を安定させるために、硫黄を含有する材料、溶鉱成分の微調整を行うために、炭素を含有する材料を用いることもできる。さらに、鋳鉄用に、脱硫又は球状化のために、マグネシウム、シリコン、鉄などを含有する材料を用いることもできる。また、金属ワイヤーWとして、これらの材料のみからなるソリッドワイヤーを用いることができるが、これらの材料が、薄い鋼板などで緊密に被覆されたコアードワイヤーであることが好ましい。金属ワイヤーWは、目的に応じて、上記材料を1種又は2種以上組み合わせて用いることもできる。
1・・・取鍋本体
11・・・開口部
2・・・蓋体
21・・・蓋体基部
22・・・鍔部
23・・・蓋体外装部
24・・・蓋体耐火部
3・・・排気筒
31・・・第一排気筒
32・・・第二排気筒
33・・・空隙
34・・・第三排気筒
4・・・案内筒
5・・・送気部
6・・・集塵機
7・・・送線機
71・・・駆動源
72・・・第一ローラー
73・・・第二ローラー
8・・・溶湯
S・・・空間
W・・・金属ワイヤー

Claims (5)

  1. 内部に溶湯を収容する取鍋本体と、
    前記取鍋本体の開口部を覆う蓋体を備え、
    前記蓋体には、前記溶湯に金属ワイヤーが供給されることにより発生した物質を前記取鍋本体から排出する排気筒が設けられ、
    前記排気筒の内側には、前記金属ワイヤーを案内する案内筒が設けられている
    ことを特徴とするワイヤー処理装置。
  2. 前記排気筒が、
    前記蓋体に立設された第一排気筒と、
    前記第一排気筒とは分離し前記第一排気筒を内設する第二排気筒を備えることを特徴とする請求項1に記載のワイヤー処理装置。
  3. 前記金属ワイヤーを挿入し始める前記案内筒の一端から前記蓋体側に位置する前記案内筒の他端に向かって気体を送る送気部を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のワイヤー処理装置。
  4. 前記溶湯に前記金属ワイヤーが供給されることにより発生した前記物質を、前記排気筒を通じて吸引する集塵機を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のワイヤー処理装置。
  5. 前記溶湯に前記金属ワイヤーが供給されることにより発生した前記物質を、前記排気筒を通じて吸引する集塵機を備え、
    前記第一排気筒と、前記第二排気筒との間に外気を吸入可能である空隙を有することを特徴とする請求項2に記載のワイヤー処理装置。
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