JP2019063169A - 車両用シート及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の表皮材を縫製し袋形状とし裏返して発泡体製パッドに装着するトリムカバーを有した車両用シートにおいて、縫製の作業性を向上しつつ縫製部の外観の向上が図れる車両用シート及びその製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】発泡体製パッドと、複数の表皮材を縫製し袋形状とし裏返して発泡体製パッドに装着するトリムカバーを有した車両用シートであって、トリムカバーは、縫製する2つの表皮材の表面が互いに向い合せとなるように端部を重ね合わせた縫い代が第1の縫製として縫い付けられており、樹脂プレートが第1の縫製位置よりも縫い代の端末方向の位置に第2の縫製として縫い付けられており、第2の縫製は、樹脂プレートが縫い代の端末よりもはみ出した状態で縫い代に縫製されているように構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用シートに係り、特に発泡体製パッドに被せるトリムカバー及びその製造方法に関する。
一般的に、車両用シートは、略シートの外形形状にモールド成形した発泡体製パッドに表皮材であるトリムカバーを被せることで形成している。そのトリムカバーは、複数の表皮材のピースを縫製し、ほぼ袋形状とした後、裏返してから発泡体製パッドに被せることで車両用シートを形成している。
本技術分野における先行技術文献として、例えば、特開2007−208号公報(特許文献1)がある。特許文献1では、クッション体に被せられるトリムカバーにおけるピースの縫い線の蛇行発生を防止することを目的に、複数のピースにおける端末部分を重ね合わせて縫い足部分とし、この縫い足部分を縫糸によって縫い付けることにより複数のピースを縫合したほぼ袋形状とした後、裏返してからクッション体に被せられるトリムカバーにおいて、平面部の一端側に玉部を一体に有した長尺な芯材における前記玉部がピースの本体側に臨み、且つ平面部が前記縫い足部分の長さ方向に沿った状態で芯材が前記縫糸によってピースに縫い付けられていることを特徴とするシートのトリムカバーが開示されている。
特開2007−208号公報
特許文献1では、芯材の玉部がピースの本体側に臨み、且つ芯材の平面部が縫い足部分長さ方向に沿った状態で芯材が縫糸によってピースに縫い付けられることにより、芯材が縫い足部分の倒れ方向を一方向に規制するため、縫い線を直線状に維持でき蛇行が発生することがなくなる。
しかし、主として直線状の縫い線を対象としており、Rのきつい曲線上の縫製部分については考慮されておらず、特に、樹脂製の芯材を縫い合わせる際の作業性について考慮されていない。
本発明はこれらの課題に鑑みなされたものであって、曲線上の縫製部分において、作業性を向上し外観の向上が図れる車両用シート及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記背景技術及び課題に鑑み、その一例を挙げるならば、発泡体製パッドと、複数の表皮材を縫製し袋形状とし裏返して発泡体製パッドに装着するトリムカバーを有した車両用シートであって、トリムカバーは、縫製する2つの表皮材の表面が互いに向い合せとなるように端部を重ね合わせた縫い代が第1の縫製として縫い付けられており、樹脂プレートが第1の縫製位置よりも縫い代の端末方向の位置に第2の縫製として縫い付けられており、第2の縫製は、樹脂プレートが縫い代の端末よりもはみ出した状態で縫い代に縫製されているように構成する。
本発明によれば、作業性を向上し外観の向上が図れる車両用シート及びその製造方法を提供することが出来る。
実施例1における車両用シートの断面と縫い付け状態を示す模式図である。 実施例2における車両用シートの断面と縫い付け状態を示す模式図である。 実施例3における車両用シートの断面と縫い付け状態を示す模式図である。 実施例4における縫い付け状態を示す模式図である。 従来の車両用シートの外観図である。 図5におけるA―A断面と縫い付け状態を示す模式図である。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
まず、本実施例の前提となる車両用シートの外観について図5を用いて説明する。図5において、(A)は車両用シートの外観図、(B)は、(A)の破線丸部分の拡大図である。図5(A)において、車両用シートは、車両用シートの略外形形状にモールド成形した発泡体製パッドが、シート状のカバーが縫製されたトリムカバー1で覆われて形成されている。また、2はヘッドレストであり、背もたれとなるシートバックに埋もれる形で設置される、ヘッドレストのビルトインタイプのシートバックを示している。図5(B)は、図5(A)の破線丸部分で示す、ヘッドレスト2が収まるシートバックの肩口部分の拡大図であり、ヘッドレスト2を取り外した状態を示している。図5(B)に示すように、ヘッドレスト2が収まるシートバックの肩口部分は、シートバックの肩口上面を覆う第1表皮3と、ヘッドレスト2が収まる空間の壁面を構成する第2表皮4を縫製することで構成されている。
図6は、本実施例の前提となる、図5(B)におけるA―A断面と縫い付け状態を示す模式図である。図6において、(A)は断面図、(B)は縫い付け状態を示す模式図、(C)は(B)を上から見た模式図である。図6(B)に示す縫い付けを行なった後に、裏返すことで図6(A)に示す断面図が形成される。
まず、図6(B)において、第1表皮3と第2表皮4の表面が互いに向い合せとなるように端部を重ね合わせて縫い代5を縫製する。ここで、図5(B)に示すようなRのきつい曲線形状で、第1表皮3と第2表皮4を縫製して裏返した場合、図6(A)に示す縫い代5が波打って表面に影響し、外観を損ねるという問題があった。そこで、例えば、図6(C)に示すように、縫い代5を三角形状の切り欠き部分が連続して形成された形状とし、縫製して裏返した場合に縫い代部分が余らないようにして縫い代のたまりを解消し、縫製部分の凹凸を抑えることが考えられる。しかしそれでも、縫い代がよれたり、縫い代の位置が規制されずにその位置が不規則となることで、縫い線がバラツキ、外観が安定しないという問題がある。
そこで、それを解決するための本実施例について以下説明する。
図1は、本実施例における、車両用シートの断面と縫い付け状態を示す模式図である。図1において、(A)は図5(B)におけるA―A断面を示す模式図であり、(B)は縫い付け状態を示す模式図、(C)は(B)の斜視図である。なお図6と同じ構成は同じ符号を付し、その説明は省略する。
図1において、6は樹脂プレートであり、(B)に示すように、まず、第1表皮3と第2表皮4の表面が互いに向い合せとなるように端部を重ね合わせて本縫い20として縫製する。次に、樹脂プレート6を、第1表皮3と第2表皮4とを重ね合わせた縫い代と、本縫い20の縫製位置よりも縫い代の端末方向の位置に、仮縫い30として縫製する。この際、樹脂プレート6は、第1表皮3と第2表皮4とを重ね合わせた縫い代端末よりも端末方向に延伸し、はみ出した状態で縫製するように、幅広のプレートであって、(C)に示すように、樹脂プレート6は、表面に穴8を有しており、この穴8を第1表皮3と第2表皮4とを重ね合わせた縫い代端末に合せて樹脂プレート6を第1表皮3と第2表皮4とを重ね合わせた縫い代に縫製する。このように、縫い代端末からはみ出すような幅広の樹脂プレート6を用い、樹脂プレート6に設けた穴8を基準として樹脂プレート6と第1表皮3と第2表皮4とを重ね合わせた縫い代を縫製するため、縫製時にはみ出した樹脂プレート6を支持して、かつ、穴8を基準として縫製できるため、縫製の作業性が向上する。
これにより、作業性を向上し縫い代を樹脂プレート6方向に規制することができる。また、裏返した際、樹脂プレート6の端部が本縫いにあたるようになり、仕上がりの段差感がない。
なお、樹脂プレート6に設けた穴8は、縫製時の基準となるものであるので、穴8に替えて線などの目印を設けるようにしてもよい。
また、表皮どうしの本縫いを行った後、樹脂プレートとの仮縫いを行なうので、さらに縫製の作業性が向上する。
また、図1(B)に示す縫い付けを行なった後に、裏返して被せる発泡体製パッド7は、図1(A)の破線丸部分に示すように、段差を設けることで、樹脂プレート6とその縫製部分による凹凸を吸収し、表面への影響を軽減することができる。
以上のように本実施例によれば、作業性を向上し外観の向上が図れる車両用シート及びその製造方法を提供することが出来る。
図2は、本実施例における、車両用シートの断面と縫い付け状態を示す模式図である。図2において、(A)は図5(B)におけるA―A断面を示す模式図であり、(B)は縫い付け状態を示す模式図、(C)は(B)の斜視図である。なお図1と同じ構成は同じ符号を付し、その説明は省略する。
図2において、9はゴムバンドであり、(B)や(C)に示すように、まず、第1表皮3と第2表皮4が互いに向い合せとなるように端部を重ね合わせて本縫い20として縫製した後、ゴムバンド9を、第1表皮3と第2表皮4とを重ね合わせた縫い代と、本縫い20の縫製位置よりも縫い代の端末方向の位置に、仮縫い30として縫製する。この際、ゴムバンド9は、仮縫い30の縫製距離よりも短い長さのものを用意し、ゴムバンド9を仮縫い30の縫い線方向に引っ張りながら延伸させて縫製する。これにより、ゴムバンド9の収縮力により仮縫い30の縫い線方向に規制する力が働く。よって、縫い代の位置が規制され、その位置が固定されるので縫い線が安定し外観の向上が図れる。
なお、実施例1と同様に、ゴムバンド9は、第1表皮3と第2表皮4とを重ね合わせた縫い代端末よりも端末方向に延伸し、はみ出した状態で縫製するように、幅広としてもよい。これにより、実施例1と同様に縫製の作業性を向上することができる。
また、実施例1と同様に、ゴムバンド9に目印を設けてもよい。これにより、実施例1と同様に、縫製時の基準とすることができ、縫製の作業性をより向上することができる。
なお、本実施例においては、ゴムバンド9は収縮力を有すればよいので、例えば、ストレッチ素材や熱収縮部材等の伸縮部材でもよい。
以上のように本実施例によれば、外観の向上が図れる車両用シート及びその製造方法を提供することが出来る。
図3は、本実施例における、車両用シートの断面と縫い付け状態を示す模式図である。図3において、(A)は図5(B)におけるA―A断面を示す模式図であり、(B)は縫い付け状態を示す模式図、(C)は(B)の斜視図である。なお図1と同じ構成は同じ符号を付し、その説明は省略する。
図3において、10は樹脂素材の蛇腹形状部材であり、(B)や(C)に示すように、まず、第1表皮3と第2表皮4が互いに向い合せとなるように端部を重ね合わせて本縫い20として縫製した後、蛇腹形状部材10を第1表皮3と第2表皮4とを重ね合わせた縫い代を覆うように挟み込み、その根元を、本縫い20の縫製位置よりも縫い代の端末方向の位置で仮縫い30として縫製する。
これにより、図3(B)に示す縫い付けを行なった後に、裏返した際に、Rのきつい曲線形状でも、蛇腹形状部材10により曲線に沿って変形し、縫い代を包み込んでいるので縫い代のよれの影響を受けず縫製部の位置が規制される。よって、縫い線が安定し外観の向上が図れる。
また、実施例1と同様に、図3(B)に示す縫い付けを行なった後に、裏返して被せる発泡体製パッド7は、図3(A)に示すように、段差を設けることで、蛇腹形状部材10による凹凸を吸収し、表面への影響を軽減することができる。
以上のように本実施例によれば、外観の向上が図れる車両用シート及びその製造方法を提供することが出来る。
図4は、本実施例における縫い付け状態を示す模式図である。図4において、図3と同じ構成は同じ符号を付し、その説明は省略する。
図4において、図3と異なる点は、蛇腹形状部材10に替えて筒形状部材11を用い、第1表皮3と第2表皮4が互いに向い合せとなるように端部を重ね合わせて本縫い20として縫製した後、筒形状部材11を第1表皮3と第2表皮4とを重ね合わせた縫い代を覆うように挟み込み、それを本縫い20の縫製位置よりも縫い代の端末方向の位置で仮縫い30として縫製する点である。筒形状部材11は変形可能な樹脂等で形成され、実施例3と同様に、Rのきつい曲線形状でも、筒形状部材11により曲線に沿って変形し、縫い代を包み込んでいるので縫い代のよれの影響を受けず縫製部の位置が規制される。よって、縫い線が安定し外観の向上が図れる。
これにより、本実施例によれば、外観の向上が図れる車両用シート及びその製造方法を提供することが出来る。
以上実施例について説明したが、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。また、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、実施例の構成の一部を他の構成に置き換えることも可能である。
1:トリムカバー、2:ヘッドレスト、3:第1表皮、4:第2表皮、5:縫い代、6:樹脂プレート、7:発泡体製パッド、8:穴、9:ゴムバンド、10:蛇腹形状部材、11:筒形状部材、20:本縫い、30:仮縫い

Claims (18)

  1. 発泡体製パッドと、複数の表皮材を縫製し袋形状とし裏返して前記発泡体製パッドに装着するトリムカバーを有した車両用シートの製造方法であって、
    前記トリムカバーは、前記縫製する2つの表皮材の表面が互いに向い合せとなるように端部を重ね合わせた縫い代を縫い付ける第1の縫製と、
    樹脂プレートを前記第1の縫製位置よりも前記縫い代の端末方向の位置に縫い付ける第2の縫製で製造され、
    前記第2の縫製は、前記樹脂プレートが前記縫い代の端末よりもはみ出した状態で前記縫い代に縫製することを特徴とする車両用シートの製造方法。
  2. 請求項1に記載の車両用シートの製造方法であって、
    前記樹脂プレートは目印を設けており、
    該目印を基準にして前記第2の縫製を行うことを特徴とする車両用シートの製造方法。
  3. 請求項2に記載の車両用シートの製造方法であって、
    前記樹脂プレートの目印は、穴であることを特徴とする車両用シートの製造方法。
  4. 請求項1に記載の車両用シートの製造方法であって、
    前記第2の縫製は、該第2の縫製を行った後に前記表皮材を裏返した際に前記樹脂プレートの端部が前記第1の縫製部分にあたるように、前記樹脂プレートと前記縫い代を縫製することを特徴とする車両用シートの製造方法。
  5. 請求項1に記載の車両用シートの製造方法であって、
    前記トリムカバーを裏返して被せる前記発泡体製パッドは、前記樹脂プレートとその縫製部分を吸収する段差を設けたことを特徴とする車両用シートの製造方法。
  6. 発泡体製パッドと、複数の表皮材を縫製し袋形状とし裏返して前記発泡体製パッドに装着するトリムカバーを有した車両用シートの製造方法であって、
    前記トリムカバーは、前記縫製する2つの表皮材の表面が互いに向い合せとなるように端部を重ね合わせた縫い代を縫い付ける第1の縫製と、
    伸縮部材を前記第1の縫製位置よりも前記縫い代の端末方向の位置に縫い線方向に延伸させて縫い付ける第2の縫製で製造されることを特徴とする車両用シートの製造方法。
  7. 発泡体製パッドと、複数の表皮材を縫製し袋形状とし裏返して前記発泡体製パッドに装着するトリムカバーを有した車両用シートの製造方法であって、
    前記トリムカバーは、前記縫製する2つの表皮材の表面が互いに向い合せとなるように端部を重ね合わせた縫い代を縫い付ける第1の縫製と、
    蛇腹形状部材で前記縫い代を覆うように挟み込み、該蛇腹形状部材を前記第1の縫製位置よりも前記縫い代の端末方向の位置に縫い付ける第2の縫製で製造されることを特徴とする車両用シートの製造方法。
  8. 請求項7に記載の車両用シートの製造方法であって、
    前記トリムカバーを裏返して被せる前記発泡体製パッドは、前記蛇腹形状部材を吸収する段差を設けたことを特徴とする車両用シートの製造方法。
  9. 発泡体製パッドと、複数の表皮材を縫製し袋形状とし裏返して前記発泡体製パッドに装着するトリムカバーを有した車両用シートの製造方法であって、
    前記トリムカバーは、前記縫製する2つの表皮材の表面が互いに向い合せとなるように端部を重ね合わせた縫い代を縫い付ける第1の縫製と、
    筒形状部材で前記縫い代を覆うように挟み込み、該筒形状部材を前記第1の縫製位置よりも前記縫い代の端末方向の位置に縫い付ける第2の縫製で製造されることを特徴とする車両用シートの製造方法。
  10. 発泡体製パッドと、複数の表皮材を縫製し袋形状とし裏返して前記発泡体製パッドに装着するトリムカバーを有した車両用シートであって、
    前記トリムカバーは、前記縫製する2つの表皮材の表面が互いに向い合せとなるように端部を重ね合わせた縫い代が第1の縫製として縫い付けられており、
    樹脂プレートが前記第1の縫製位置よりも前記縫い代の端末方向の位置に第2の縫製として縫い付けられており、
    前記第2の縫製は、前記樹脂プレートが前記縫い代の端末よりもはみ出した状態で前記縫い代に縫製されていることを特徴とする車両用シート。
  11. 請求項10に記載の車両用シートであって、
    前記樹脂プレートは前記第2の縫製を行う際の基準となる目印を設けていることを特徴とする車両用シート。
  12. 請求項11に記載の車両用シートであって、
    前記樹脂プレートの目印は、穴であることを特徴とする車両用シート。
  13. プレートの端部が本縫製部分にあたる
    請求項10に記載の車両用シートであって、
    前記第2の縫製は、前記樹脂プレートの端部が前記第1の縫製部分にあたるように、前記樹脂プレートと前記縫い代が縫製されていることを特徴とする車両用シート。
  14. 請求項10に記載の車両用シートであって、
    前記発泡体製パッドは、前記樹脂プレートとその縫製部分を吸収する段差が設けられていることを特徴とする車両用シート。
  15. 発泡体製パッドと、複数の表皮材を縫製し袋形状とし裏返して前記発泡体製パッドに装着するトリムカバーを有した車両用シートであって、
    前記トリムカバーは、前記縫製する2つの表皮材の表面が互いに向い合せとなるように端部を重ね合わせた縫い代が第1の縫製として縫い付けられており、
    伸縮部材が前記第1の縫製位置よりも前記縫い代の端末方向の位置に縫い線方向に延伸させて第2の縫製として縫い付けられていることを特徴とする車両用シート。
  16. 発泡体製パッドと、複数の表皮材を縫製し袋形状とし裏返して前記発泡体製パッドに装着するトリムカバーを有した車両用シートであって、
    前記トリムカバーは、前記縫製する2つの表皮材の表面が互いに向い合せとなるように端部を重ね合わせた縫い代が第1の縫製として縫い付けられており、
    蛇腹形状部材が前記縫い代を覆うように挟み込み、該蛇腹形状部材が前記第1の縫製位置よりも前記縫い代の端末方向の位置に第2の縫製として縫い付けられていることを特徴とする車両用シート。
  17. 請求項16に記載の車両用シートであって、
    前記発泡体製パッドは、前記蛇腹形状部材を吸収する段差が設けられていることを特徴とする車両用シート。
  18. 発泡体製パッドと、複数の表皮材を縫製し袋形状とし裏返して前記発泡体製パッドに装着するトリムカバーを有した車両用シートであって、
    前記トリムカバーは、前記縫製する2つの表皮材の表面が互いに向い合せとなるように端部を重ね合わせた縫い代が第1の縫製として縫い付けられており、
    筒形状部材が前記縫い代を覆うように挟み込み、該筒形状部材が前記第1の縫製位置よりも前記縫い代の端末方向の位置に第2の縫製として縫い付けられていることを特徴とする車両用シート。
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