JP2019061754A - 燃料電池用金属セパレータ及び発電セル - Google Patents

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Abstract

【課題】ビードシールにおけるシール面圧のバラツキを抑制することが可能な燃料電池用金属セパレータ及び発電セルを提供する。【解決手段】第1金属セパレータ30は、反応ガスの漏れを防止するための第1ビード構造52がセパレータ厚さ方向に突出形成されている。第1ビード構造52は、セパレータ外端縁30eと、酸化剤ガス入口連通孔34aのセパレータ外端縁30e側の部位との間に、2列のビードシール(連通孔ビード部53及び外周側ビード部54)を有する。セパレータ厚さ方向から見て、2列のビードシールは、一方が波形状であり、他方が直線状である。【選択図】図4

Description

本発明は、ビードシールを備えた燃料電池用金属セパレータ及び発電セルに関する。
一般的に、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる固体高分子電解質膜を採用している。燃料電池は、固体高分子電解質膜の一方の面にアノード電極が、前記固体高分子電解質膜の他方の面にカソード電極が、それぞれ配設された電解質膜・電極構造体(MEA)を備える。電解質膜・電極構造体は、セパレータ(バイポーラ板)によって挟持されることにより、発電セル(単位燃料電池)が構成されている。発電セルは、所定の数だけ積層されることにより、例えば、車載用燃料電池スタックとして使用されている。
発電セルでは、セパレータとして金属セパレータが使用される場合がある。一方、下記特許文献1では、製造コストを低減するため、金属セパレータにシール部としてプレス成形により凸形状のビードシールを形成することが開示されている。
米国特許第7718293号明細書
2列(2重)のビードシールが設けられた金属セパレータにおいて、特に反応ガス連通孔とセパレータ外周端との間の部位で2列のビードシールが平行に延在する場合、当該部位は、他の部位よりもビードシールが変形しやすく、シール面圧が相対的に低下しやすい。このため、ビードシールが設けられるシール面内において、シール面圧のバラツキが生じやすい。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、ビードシールにおけるシール面圧のバラツキを抑制することが可能な燃料電池用金属セパレータ及び発電セルを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、電極面に沿って反応ガスを流すための反応ガス流路が形成され、前記反応ガス流路と連通する反応ガス連通孔がセパレータ厚さ方向に貫通形成され、前記反応ガスの漏れを防止するためのビード構造が前記セパレータ厚さ方向に突出形成された燃料電池用金属セパレータであって、前記ビード構造は、前記燃料電池用金属セパレータの一辺を構成するセパレータ外端縁と、前記反応ガス連通孔の前記セパレータ外端縁側の部位との間に、2列のビードシールを有し、前記セパレータ厚さ方向から見て、前記2列のビードシールは、一方が波形状であり、他方が直線状である。
前記セパレータ厚さ方向から見て、波形状の前記ビードシールは、直線状の前記ビードシールに対向して少なくとも1つの凹部を有することが好ましい。
前記2列のビードシールのうち、前記反応ガス連通孔側の前記ビードシールが波形状であることが好ましい。
波形状の前記ビードシールは、前記反応ガス連通孔を囲み、直線状の前記ビードシールは、前記反応ガス流路を囲むとともに複数の前記反応ガス連通孔の間を延在することが好ましい。
前記反応ガス連通孔は、前記セパレータ外端縁側の辺が、前記反応ガス流路側の辺よりも短い形状を有することが好ましい。
また、本発明の発電セルは、電解質膜・電極構造体と、前記電解質膜・電極構造体の両側にそれぞれ配設された上記いずれかの燃料電池用金属セパレータとを備える。
本発明の燃料電池用金属セパレータ及び発電セルによれば、セパレータ外端縁と反応ガス連通孔のセパレータ外端縁側の部位との間に設けられた2列のビードシールは、セパレータ厚さ方向から見て、一方が波形状であり、他方が直線状である。このため、2列のビードシールが両方とも直線状である構成と比較して、ビード構造のセパレータ外端縁側での剛性が向上する。これにより、セパレータ外端縁側でのシール面圧の相対的な低下が抑制されるため、シール面圧のバラツキを抑制することができる。
本発明の実施形態に係る発電セルの分解斜視図である。 図1におけるII−II線に沿った発電セルの要部断面図である。 第1金属セパレータの酸化剤ガス流路側から見た平面図である。 第1金属セパレータの酸化剤ガス入口連通孔の周辺拡大図である。 図4におけるV−V線に沿った断面図である。 第2金属セパレータの燃料ガス流路側から見た平面図である。 直線状のビードシール及び波形状のビードシールについて、荷重と変位量との関係を示すグラフである。 変形例に係る第1金属セパレータの酸化剤ガス入口連通孔の周辺拡大図である。
以下、本発明に係る燃料電池用金属セパレータ及び発電セルについて好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。
図1に示す単位燃料電池を構成する発電セル12は、樹脂フィルム付きMEA28と、樹脂フィルム付きMEA28の一方面側に配置された第1金属セパレータ30と、樹脂フィルム付きMEA28の他方面側に配置された第2金属セパレータ32とを備える。複数の発電セル12が、例えば、矢印A方向(水平方向)又は矢印C方向(重力方向)に積層されるとともに、積層方向の締付荷重(圧縮荷重)が付与されて、燃料電池スタック10が構成される。燃料電池スタック10は、例えば、車載用燃料電池スタックとして燃料電池電気自動車(図示せず)に搭載される。
第1金属セパレータ30及び第2金属セパレータ32は、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、めっき処理鋼板、あるいはその金属表面に防食用の表面処理を施した金属薄板の断面を波形にプレス成形して構成される。互いに隣接する発電セル12における一方の発電セル12の第1金属セパレータ30と、他方の発電セル12の第2金属セパレータ32とは、外周を溶接、ろう付け、かしめ等により一体に接合され、接合セパレータ33を構成する。
発電セル12の長辺方向である水平方向の一端縁部(矢印B1方向側の一端縁部)には、積層方向(矢印A方向)に互いに連通して、酸化剤ガス入口連通孔34a、冷却媒体入口連通孔36a及び燃料ガス出口連通孔38bが設けられる。酸化剤ガス入口連通孔34a、冷却媒体入口連通孔36a及び燃料ガス出口連通孔38bは、鉛直方向(矢印C方向)に配列して設けられる。酸化剤ガス入口連通孔34aは、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給する。冷却媒体入口連通孔36aは、冷却媒体、例えば、水を供給する。燃料ガス出口連通孔38bは、燃料ガス、例えば、水素含有ガスを排出する。
発電セル12の長辺方向他端縁部(矢印B2方向の他端縁部)には、積層方向に互いに連通して、燃料ガス入口連通孔38a、冷却媒体出口連通孔36b及び酸化剤ガス出口連通孔34bが設けられる。燃料ガス入口連通孔38a、冷却媒体出口連通孔36b及び酸化剤ガス出口連通孔34bは、鉛直方向に配列して設けられる。燃料ガス入口連通孔38aは、燃料ガスを供給する。冷却媒体出口連通孔36bは、冷却媒体を排出する。酸化剤ガス出口連通孔34bは、酸化剤ガスを排出する。酸化剤ガス入口連通孔34a及び酸化剤ガス出口連通孔34bと燃料ガス入口連通孔38a及び燃料ガス出口連通孔38bの配置は、本実施形態に限定されるものではなく、要求される仕様に応じて、適宜設定すればよい。
図2に示すように、樹脂フィルム付きMEA28は、電解質膜・電極構造体28aと、電解質膜・電極構造体28aの外周部に設けられた枠形状の樹脂フィルム46とを備える。電解質膜・電極構造体28aは、電解質膜40と、電解質膜40を挟持するアノード電極42及びカソード電極44とを有する。
電解質膜40は、例えば、固体高分子電解質膜(陽イオン交換膜)である。固体高分子電解質膜は、例えば、水分を含んだパーフルオロスルホン酸の薄膜である。電解質膜40は、アノード電極42及びカソード電極44に挟持される。電解質膜40は、フッ素系電解質の他、HC(炭化水素)系電解質を使用することができる。
カソード電極44は、電解質膜40の一方の面に接合される第1電極触媒層44aと、第1電極触媒層44aに積層される第1ガス拡散層44bとを有する。アノード電極42は、電解質膜40の他方の面に接合される第2電極触媒層42aと、第2電極触媒層42aに積層される第2ガス拡散層42bとを有する。
樹脂フィルム46の内周端面は、電解質膜40の外周端面に近接、重なる又は当接する。図1に示すように、樹脂フィルム46の矢印B1方向側の端縁部には、酸化剤ガス入口連通孔34a、冷却媒体入口連通孔36a及び燃料ガス出口連通孔38bが設けられる。樹脂フィルム46の矢印B2方向の端縁部には、燃料ガス入口連通孔38a、冷却媒体出口連通孔36b及び酸化剤ガス出口連通孔34bが設けられる。
樹脂フィルム46は、例えば、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、PPA(ポリフタルアミド)、PEN(ポリエチレンナフタレート)、PES(ポリエーテルサルフォン)、LCP(リキッドクリスタルポリマー)、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、又はm−PPE(変性ポリフェニレンエーテル樹脂)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)又は変性ポリオレフィンで構成される。なお、樹脂フィルム46を用いることなく、電解質膜40を外方に突出させてもよい。また、外方に突出した電解質膜40の両側に枠形状のフィルムを設けてもよい。
図3に示すように、第1金属セパレータ30の樹脂フィルム付きMEA28に向かう面30a(以下、「表面30a」という)には、例えば、矢印B方向に延在する酸化剤ガス流路48が設けられる。
酸化剤ガス流路48は、酸化剤ガス入口連通孔34a及び酸化剤ガス出口連通孔34bに流体的に連通する。酸化剤ガス流路48は、矢印B方向に延在する複数本の凸部48a間に直線状流路溝48bを有する。複数の直線状流路溝48bに代えて、複数の波状流路溝が設けられてもよい。
第1金属セパレータ30の表面30aにおいて、酸化剤ガス入口連通孔34aと酸化剤ガス流路48との間には、矢印C方向に並ぶ複数個のエンボス部50aからなるエンボス列を複数有する入口バッファ部50Aが設けられる。また、第1金属セパレータ30の表面30aにおいて、酸化剤ガス出口連通孔34bと酸化剤ガス流路48との間には、複数個のエンボス部50bからなるエンボス列を複数有する出口バッファ部50Bが設けられる。
なお、第1金属セパレータ30の、酸化剤ガス流路48とは反対側の面30bには、入口バッファ部50Aの上記エンボス列間に、矢印C方向に並ぶ複数個のエンボス部67aからなるエンボス列が設けられるとともに、出口バッファ部50Bの上記エンボス列間に、矢印C方向に並ぶ複数個のエンボス部67bからなるエンボス列が設けられる。エンボス部67a、67bは、冷媒面側のバッファ部を構成する。
第1金属セパレータ30の表面30aには、プレス成形により第1ビード構造52が樹脂フィルム付きMEA28(図1)に向かって膨出成形される。図2に示すように、第1ビード構造52の凸部先端面には、樹脂材56が印刷又は塗布等により固着される。樹脂材56は、例えば、ポリエステル繊維が使用される。樹脂材56は、樹脂フィルム46側に設けられてもよい。樹脂材56は、不可欠ではなく、なくてもよい。
図3に示すように、第1ビード構造52は、複数の連通孔(酸化剤ガス入口連通孔34a等)を個別に囲む複数のビードシール53(以下、「連通孔ビード部53」という)と、酸化剤ガス流路48、入口バッファ部50A及び出口バッファ部50Bを囲むビードシール54(以下、「外周側ビード部54」という)とを有する。
複数の連通孔ビード部53は、第1金属セパレータ30の表面30aからMEA28に向かって突出するとともに、酸化剤ガス入口連通孔34a、酸化剤ガス出口連通孔34b、燃料ガス入口連通孔38a、燃料ガス出口連通孔38b、冷却媒体入口連通孔36a及び冷却媒体出口連通孔36bの周囲をそれぞれ個別に周回する。
以下、複数の連通孔ビード部53のうち、酸化剤ガス入口連通孔34aを囲むものを「連通孔ビード部53a」と表記し、酸化剤ガス出口連通孔34bを囲むものを「連通孔ビード部53b」と表記する。また、複数の連通孔ビード部53のうち、燃料ガス入口連通孔38aを囲むものを「連通孔ビード部53c」と表記し、燃料ガス出口連通孔38bを囲むものを「連通孔ビード部53d」と表記する。第1金属セパレータ30には、連通孔ビード部53a、53bの内側(連通孔34a、34b側)及び外側(酸化剤ガス流路48側)を連通するブリッジ部80、82が設けられる。
酸化剤ガス入口連通孔34aを囲む連通孔ビード部53aの、酸化剤ガス流路48側の辺部に、ブリッジ部80が設けられる。酸化剤ガス出口連通孔34bを囲む連通孔ビード部53bの、酸化剤ガス流路48側の辺部に、ブリッジ部82が設けられる。
連通孔ビード部53aと連通孔ビード部53bとは、同様に構成されている。また、酸化剤ガス入口連通孔34a側のブリッジ部80と、酸化剤ガス出口連通孔34b側のブリッジ部82とは、同様に構成されている。このため、以下では、代表的に連通孔ビード部53a及びブリッジ部80の構成について詳細に説明し、連通孔ビード部53b及びブリッジ部82の構成については詳細な説明を省略する。
図4に示すように、連通孔ビード部53aは、セパレータ厚さ方向から見て、波形状に形成される。具体的に、連通孔ビード部53aは、酸化剤ガス入口連通孔34aの周囲に沿う全周に亘って、セパレータ厚さ方向から見て波形状に形成される。
図5に示すように、第1金属セパレータ30には、凸形状の連通孔ビード部53aの裏側形状である凹部53fが設けられる。凹部53fは、連通孔ビード部53aの内部空間53gを構成する。第1金属セパレータ30の凹部53fは、第2金属セパレータ32の後述する連通孔ビード部63の裏側形状である凹部63f(内部空間63g)と対向する。
本実施形態では、連通孔ビード部53の側壁53wは、セパレータ厚さ方向(積層方向である矢印A方向)に対して傾斜している。従って、連通孔ビード部53は、セパレータ厚さ方向に沿った断面形状が台形状に形成されている。連通孔ビード部53は、積層方向に締付荷重が付与されると弾性変形する。なお、連通孔ビード部53の側壁53wは、セパレータ厚さ方向と平行であってもよい。すなわち、連通孔ビード部53は、セパレータ厚さ方向に沿った断面形状が矩形形状に形成されてもよい。
図4に示すように、ブリッジ部80は、連通孔ビード部53aの内周側に互いに間隔を置いて設けられた複数の内側トンネル86Aと、連通孔ビード部53aの外周側に互いに間隔を置いて設けられた複数の外側トンネル86Bとを有する。複数の内側トンネル86A及び複数の外側トンネル86Bは、プレス成形により、第1金属セパレータ30の表面30aから樹脂フィルム付きMEA28(図1参照)側に向かって突出成形される。
複数の内側トンネル86Aの裏側凹形状である内部空間は、連通孔ビード部53aの裏側凹形状である内部空間53g(図5)と連通している。内側トンネル86Aの、連通孔ビード部53aと接続する側とは反対側の端部は、酸化剤ガス入口連通孔34aにて開口する。複数の外側トンネル86Bの内部空間(裏側凹形状)は、連通孔ビード部53aの内部空間53gと連通している。外側トンネル86Bの、連通孔ビード部53aと接続する側とは反対側の端部には、孔部83が設けられている。
本実施形態では、複数の内側トンネル86Aと複数の外側トンネル86Bとは、連通孔ビード部53aに沿って互い違い(ジグザグ状)に配置されている。なお、複数の内側トンネル86Aと複数の外側トンネル86Bとは、連通孔ビード部53aを介して互いに対向配置されてもよい。
図3に示すように、外周側ビード部54は、第1金属セパレータ30の互いに対向する長辺に沿って延在する。また、外周側ビード部54は、第1金属セパレータ30の長手方向一方側(矢印B1方向側)の端部で、第1金属セパレータ30の短辺に沿ってに並ぶ酸化剤ガス入口連通孔34a、冷却媒体入口連通孔36a及び燃料ガス出口連通孔38bの間を延在して湾曲する。
外周側ビード部54は、第1金属セパレータ30の長手方向他方側(矢印B2方向側)の端部で、第1金属セパレータ30の短辺に沿って並ぶ燃料ガス入口連通孔38a、冷却媒体出口連通孔36b及び酸化剤ガス出口連通孔34bの間を延在して湾曲する。連通孔ビード部53a〜53dは、外周側ビード部54により囲まれた領域に配置されている。外周側ビード部54は、セパレータ厚さ方向から見て、後述する直線状の部分を除き、波形状に形成されている。
図4に示すように、セパレータ外端縁30e(図4では、長方形状の第1金属セパレータ30の短辺)と、酸化剤ガス入口連通孔34a(のセパレータ外端縁30e側の部位)との間には、連通孔ビード部53aと外周側ビード部54とにより、2列のビードシール(2重ビード部)が形成されている。セパレータ厚さ方向から見て、2列のビードシールは、一方が波形状であり、他方が直線状である。本実施形態では、セパレータ外端縁30eと酸化剤ガス入口連通孔34aとの間で、連通孔ビード部53aが波形状に形成され、外周側ビード部54が直線状に形成されている。すなわち、外周側ビード部54は、セパレータ外端縁30eと酸化剤ガス入口連通孔34aとの間に、直線状部位54sを有する。直線状部位54sは、第1金属セパレータ30の短辺であるセパレータ外端縁30eと平行に延在する。
セパレータ外端縁30eと酸化剤ガス入口連通孔34aとの間で、波形状の連通孔ビード部53aは、セパレータ厚さ方向から見て、外周側ビード部54の直線状部位54sに対向して少なくとも1つ(本実施形態では、複数)の凹部55を有する。少なくとも1つの凹部55に代えて、直線状部位54sに対向する少なくとも1つの凸部が設けられてもよい。
上記構成とは逆に、セパレータ外端縁30eと酸化剤ガス入口連通孔34aとの間で、連通孔ビード部53aが直線状に形成され、外周側ビード部54が波形状に形成されてもよい。
図5に示すように、外周側ビード部54は、連通孔ビード部53aと同様に、セパレータ厚さ方向に沿った断面形状が台形状に形成されている。なお、外周側ビード部54は、セパレータ厚さ方向に沿った断面形状が矩形形状に形成されてもよい。連通孔ビード部53と外周側ビード部54の断面形状は同じであることが好ましい。
図3に示すように、酸化剤ガス入口連通孔34aの周辺構造と同様に、酸化剤ガス出口連通孔34b、燃料ガス入口連通孔38a及び燃料ガス出口連通孔38bの周辺構造についても、セパレータ外端縁30eと各連通孔との間には、連通孔ビード部53と外周側ビード部54とにより、一方が波形状で他方が直線状の2列のビードシールが形成されている。
図1に示すように、第2金属セパレータ32の樹脂フィルム付きMEA28に向かう面32a(以下、「表面32a」という)には、例えば、矢印B方向に延在する燃料ガス流路58が形成される。
図6に示すように、燃料ガス流路58は、燃料ガス入口連通孔38a及び燃料ガス出口連通孔38bに流体的に連通する。燃料ガス流路58は、矢印B方向に延在する複数本の凸部58a間に直線状流路溝58bを有する。複数の直線状流路溝58bに代えて、複数の波状流路溝が設けられてもよい。
第2金属セパレータ32の表面32aにおいて、燃料ガス入口連通孔38aと燃料ガス流路58との間には、矢印C方向に並ぶ複数個のエンボス部60aからなるエンボス列を複数有する入口バッファ部60Aが設けられる。また、第2金属セパレータ32の表面32aにおいて、燃料ガス出口連通孔38bと燃料ガス流路58との間には、複数個のエンボス部60bからなるエンボス列を複数有する出口バッファ部60Bが設けられる。
なお、第2金属セパレータ32の、燃料ガス流路58とは反対側の面32bには、入口バッファ部60Aの上記エンボス列間に、矢印C方向に並ぶ複数個のエンボス部69aからなるエンボス列が設けられるとともに、出口バッファ部60Bの上記エンボス列間に、矢印C方向に並ぶ複数個のエンボス部69bからなるエンボス列が設けられる。エンボス部69a、69bは、冷媒面側のバッファ部を構成する。
第2金属セパレータ32の表面32aには、プレス成形により第2ビード構造62が樹脂フィルム付きMEA28に向かって膨出成形される。
図2に示すように、第2ビード構造62の凸部先端面には、樹脂材56が印刷又は塗布等により固着される。樹脂材56は、例えば、ポリエステル繊維が使用される。樹脂材56は、樹脂フィルム46側に設けられてもよい。樹脂材56は、不可欠ではなく、なくてもよい。
図6に示すように、第2ビード構造62は、複数の連通孔(連通孔38a等)を個別に囲む複数のビードシール63(以下、「連通孔ビード部63」という)と、燃料ガス流路58、入口バッファ部60A及び出口バッファ部60Bを囲むビードシール64(以下、「外周側ビード部64」という)とを有する。
複数の連通孔ビード部63は、第2金属セパレータ32の表面32aから突出するとともに、酸化剤ガス入口連通孔34a、酸化剤ガス出口連通孔34b、燃料ガス入口連通孔38a、燃料ガス出口連通孔38b、冷却媒体入口連通孔36a及び冷却媒体出口連通孔36bの周囲をそれぞれ個別に周回する。
第2金属セパレータ32には、燃料ガス入口連通孔38aと燃料ガス出口連通孔38bをそれぞれ囲む連通孔ビード部63a、63bの内側(連通孔38a、38b側)及び外側(燃料ガス流路58側)を連通するブリッジ部90、92が設けられる。
燃料ガス入口連通孔38aを囲む連通孔ビード部63aの、燃料ガス流路58側の辺部に、ブリッジ部90が設けられる。燃料ガス出口連通孔38bを囲む連通孔ビード部63bの、燃料ガス流路58側の辺部に、ブリッジ部92が間隔を置いて設けられる。
第2金属セパレータ32に設けられたこれらのブリッジ部90、92は、第1金属セパレータ30に設けられた上述したブリッジ部80、82(図3)と同様に構成されている。連通孔ビード部63a〜63dは、第1金属セパレータ30の上述した連通孔ビード部53a〜53d(図3)と同様に構成されている。外周側ビード部64は、第1金属セパレータ30の上述した外周側ビード部54(図3)と同様に構成されている。従って、第2金属セパレータ32のセパレータ外端縁32eと、各連通孔のセパレータ外端縁32e側の部位との間に形成された2列のビードシール(連通孔ビード部63及び外周側ビード部64)は、セパレータ厚さ方向から見て、一方が波形状であり、他方が直線状である。
図1に示すように、互いに接合される第1金属セパレータ30の面30bと第2金属セパレータ32の面32bとの間には、冷却媒体入口連通孔36aと冷却媒体出口連通孔36bとに流体的に連通する冷却媒体流路66が形成される。冷却媒体流路66は、酸化剤ガス流路48が形成された第1金属セパレータ30の裏面形状と、燃料ガス流路58が形成された第2金属セパレータ32の裏面形状とが重なり合って形成される。
図3に示すように、接合セパレータ33を構成する第1金属セパレータ30と第2金属セパレータ32とは、レーザ溶接ライン33a〜33eにより互いに接合されている。レーザ溶接ライン33aは、酸化剤ガス入口連通孔34a及びブリッジ部80を囲んで形成される。レーザ溶接ライン33bは、燃料ガス出口連通孔38b及びブリッジ部92を囲んで形成される。レーザ溶接ライン33cは、燃料ガス入口連通孔38a及びブリッジ部90を囲んで形成される。レーザ溶接ライン33dは、酸化剤ガス出口連通孔34b及びブリッジ部82を囲んで形成される。レーザ溶接ライン33eは、酸化剤ガス流路48、酸化剤ガス入口連通孔34a、酸化剤ガス出口連通孔34b、燃料ガス入口連通孔38a、燃料ガス出口連通孔38b、冷却媒体入口連通孔36a及び冷却媒体出口連通孔36bを囲んで、接合セパレータ33の外周部を周回して形成される。第1金属セパレータ30と第2金属セパレータ32とは、溶接に代えて、ロウ付けによって接合されてもよい。
このように構成される発電セル12は、以下のように動作する。
まず、図1に示すように、酸素含有ガス等の酸化剤ガス、例えば、空気は、酸化剤ガス入口連通孔34aに供給される。水素含有ガス等の燃料ガスは、燃料ガス入口連通孔38aに供給される。純水やエチレングリコール、オイル等の冷却媒体は、冷却媒体入口連通孔36aに供給される。
酸化剤ガスは、酸化剤ガス入口連通孔34aからブリッジ部80(図3)を介して第1金属セパレータ30の酸化剤ガス流路48に導入される。そして、酸化剤ガスは、酸化剤ガス流路48に沿って矢印B方向に移動し、電解質膜・電極構造体28aのカソード電極44に供給される。
一方、燃料ガスは、燃料ガス入口連通孔38aからブリッジ部90を介して第2金属セパレータ32の燃料ガス流路58に導入される。燃料ガスは、燃料ガス流路58に沿って矢印B方向に移動し、電解質膜・電極構造体28aのアノード電極42に供給される。
従って、各電解質膜・電極構造体28aでは、カソード電極44に供給される酸化剤ガスと、アノード電極42に供給される燃料ガスとが、第1電極触媒層44a及び第2電極触媒層42a内で電気化学反応により消費されて、発電が行われる。
次いで、カソード電極44に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス流路48からブリッジ部82を介して酸化剤ガス出口連通孔34bへと流動し、酸化剤ガス出口連通孔34bに沿って矢印A方向に排出される。同様に、アノード電極42に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス流路58からブリッジ部92を介して燃料ガス出口連通孔38bへと流動し、燃料ガス出口連通孔38bに沿って矢印A方向に排出される。
また、冷却媒体入口連通孔36aに供給された冷却媒体は、第1金属セパレータ30と第2金属セパレータ32との間に形成された冷却媒体流路66に導入された後、矢印B方向に流通する。この冷却媒体は、電解質膜・電極構造体28aを冷却した後、冷却媒体出口連通孔36bから排出される。
この場合、本実施形態に係る発電セル12は、以下の効果を奏する。
以下では、代表的に、第1金属セパレータ30に形成された酸化剤ガス入口連通孔34aを囲む連通孔ビード部53a及び外周側ビード部54により構成される2列のビードシールについて、本実施形態の効果を説明するが、第1金属セパレータ30の他の各連通孔ビード部53及び外周側ビード部54により構成される2列のビードシール、並びに第2金属セパレータ32の各連通孔ビード部63及び外周側ビード部64により構成される2列のビードシールについても、同様の効果が得られる。
セパレータ外端縁30eと反応ガス連通孔(酸化剤ガス入口連通孔34a等)との間に設けられたビードシールは、剛性が低下しやすい。第1金属セパレータ30では、セパレータ外端縁30eと反応ガス連通孔(酸化剤ガス入口連通孔34a等)のセパレータ外端縁30e側の部位との間に設けられた2列のビードシール(連通孔ビード部53a及び外周側ビード部54)は、セパレータ厚さ方向から見て、一方が波形状であり、他方が直線状である。このため、2列のビードシールが両方とも直線状である構成と比較して、第1ビード構造52のセパレータ外端縁30e側での剛性が向上する。
すなわち、波形状のビードシールは、直線状のビードシールと比較して、セパレータ厚さ方向(積層方向)の荷重に対する剛性が高い。このため、図7に示すように、波形状のビードシールは、荷重に対する変位量(変形量)が、直線状のビードシールと比較して、少ない。従って、図4に示す第1金属セパレータ30では、セパレータ外端縁30eと反応ガス連通孔(酸化剤ガス入口連通孔34a等)との間に設けられた2列のビードシールは、波形状のビードシール(連通孔ビード部53a)を含むため、積層方向の荷重による変形量が抑制される。これにより、セパレータ外端縁30e側でのシール面圧の相対的な低下が抑制されるため、シール面圧のバラツキを抑制することができる。
セパレータ外端縁30eと反応ガス連通孔(酸化剤ガス入口連通孔34a等)との間で、セパレータ厚さ方向から見て、波形状のビードシール(連通孔ビード部53a)は、直線状のビードシール(外周側ビード部54)に対向して少なくとも1つの凹部55を有する。この構成により、2列のビードシール間に所定以上の間隔を確保しつつ、一方のビードシールを容易に波形状とすることができる。
セパレータ外端縁30eと反応ガス連通孔(酸化剤ガス入口連通孔34a等)との間で、2列のビードシールのうち、反応ガス連通孔側のビードシール(連通孔ビード部53a)が波形状である。この構成により、セパレータ外端縁30eの近傍はビードシールを波形状とするにはスペースの制約が大きいが、反応ガス連通孔側のビードシールであれば、スペースの制約が比較的少なく、容易に波形状のビードシールを配置することができる。
図8に示す変形例に係る第1金属セパレータ30Mでは、反応ガス連通孔(例えば、酸化剤ガス入口連通孔34am)は、六角形状に形成されている。図8において、酸化剤ガス入口連通孔34amは、セパレータ外端縁30e(四角形状の第1金属セパレータ30Mの短辺)側の辺34s1が、酸化剤ガス流路48(図3参照)側の辺34s2よりも短い六角形状である。辺34s1は、第1金属セパレータ30Mの短辺であるセパレータ外端縁30eと平行である。
セパレータ外端縁30eと酸化剤ガス入口連通孔34amとの間に設けられた2列のビードシール(連通孔ビード部53m及び外周側ビード部54m)は、一方が波形状であり他方が直線状部位を有する。具体的に、セパレータ外端縁30eと酸化剤ガス入口連通孔34amとの間で、連通孔ビード部53mが波形状に形成され、外周側ビード部54mのセパレータ外端縁30eとの対向部位が直線状に形成されている。すなわち、外周側ビード部54mは、セパレータ外端縁30eと酸化剤ガス入口連通孔34amとの間に、直線状部位54msを有する。直線状部位54msは、第1金属セパレータ30Mの短辺であるセパレータ外端縁30eと平行に延在する。
セパレータ外端縁30eと酸化剤ガス入口連通孔34amとの間で、波形状の連通孔ビード部53mは、セパレータ厚さ方向から見て、外周側ビード部54mの直線状部位54msに対向して少なくとも1つの凹部55を有する。図8において、直線状部位54msに対向する凹部55は1つのみ設けられているが、直線状部位54sに対向して複数個の凹部55が設けられてもよい。少なくとも1つの凹部55に代えて、少なくとも1つの凸部が設けられてもよい。
上記構成とは逆に、セパレータ外端縁30eと酸化剤ガス入口連通孔34amとの間で、連通孔ビード部53mが直線状に形成され、外周側ビード部54mが波形状に形成されてもよい。
なお、第1金属セパレータ30Mには、酸化剤ガス出口連通孔、燃料ガス入口連通孔、燃料ガス出口連通孔が設けられている。これらの連通孔についても、酸化剤ガス入口連通孔34amと同様の六角形状に形成されてもよい。この場合、各連通孔の周辺に形成された連通孔ビード部53m及び外周側ビード部54mは、酸化剤ガス入口連通孔34am周辺の連通孔ビード部53m及び外周側ビード部54と同様に形成されるのがよい。第1金属セパレータ30Mと同様の構成が第2金属セパレータに適用されてもよい。
反応ガス連通孔とセパレータ外端縁との間のビード構造は、2列のビードシールに限定されず、少なくとも2列のビードシールを有していればよい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能である。
12…発電セル 28…樹脂フィルム付きMEA
30…第1金属セパレータ 30e、32e…セパレータ外端縁
32…第2金属セパレータ 52…第1ビード構造
62…第2ビード構造 53、53m、63…連通孔ビード部
54、54m、64…外周側ビード部 55…凹部

Claims (6)

  1. 電極面に沿って反応ガスを流すための反応ガス流路が形成され、前記反応ガス流路と連通する反応ガス連通孔がセパレータ厚さ方向に貫通形成され、前記反応ガスの漏れを防止するためのビード構造が前記セパレータ厚さ方向に突出形成された燃料電池用金属セパレータであって、
    前記ビード構造は、前記燃料電池用金属セパレータの一辺を構成するセパレータ外端縁と、前記反応ガス連通孔の前記セパレータ外端縁側の部位との間に、2列のビードシールを有し、
    前記セパレータ厚さ方向から見て、前記2列のビードシールは、一方が波形状であり、他方が直線状である、
    ことを特徴とする燃料電池用金属セパレータ。
  2. 請求項1記載の燃料電池用金属セパレータにおいて、
    前記セパレータ厚さ方向から見て、波形状の前記ビードシールは、直線状の前記ビードシールに対向して少なくとも1つの凹部を有する、
    ことを特徴とする燃料電池用金属セパレータ。
  3. 請求項1又は2記載の燃料電池用金属セパレータにおいて、
    前記2列のビードシールのうち、前記反応ガス連通孔側の前記ビードシールが波形状である、
    ことを特徴とする燃料電池用金属セパレータ。
  4. 請求項1記載の燃料電池用金属セパレータにおいて、
    波形状の前記ビードシールは、前記反応ガス連通孔を囲み、
    直線状の前記ビードシールは、前記反応ガス流路を囲むとともに複数の前記反応ガス連通孔の間を延在する、
    ことを特徴とする燃料電池用金属セパレータ。
  5. 請求項1記載の燃料電池用金属セパレータにおいて、
    前記反応ガス連通孔は、前記セパレータ外端縁側の辺が、前記反応ガス流路側の辺よりも短い形状を有する、
    ことを特徴とする燃料電池用金属セパレータ。
  6. 電解質膜・電極構造体と、
    前記電解質膜・電極構造体の両側にそれぞれ配設された請求項1〜5のいずれか1項に記載の燃料電池用金属セパレータと、を備える、
    ことを特徴とする発電セル。
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