JP2019056581A - 電荷検出センサおよび電位計測システム - Google Patents

電荷検出センサおよび電位計測システム Download PDF

Info

Publication number
JP2019056581A
JP2019056581A JP2017179872A JP2017179872A JP2019056581A JP 2019056581 A JP2019056581 A JP 2019056581A JP 2017179872 A JP2017179872 A JP 2017179872A JP 2017179872 A JP2017179872 A JP 2017179872A JP 2019056581 A JP2019056581 A JP 2019056581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection sensor
semiconductor substrate
charge
charge detection
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017179872A
Other languages
English (en)
Inventor
純 小木
Jun Ogi
純 小木
祐理 加藤
Yuri Kato
祐理 加藤
直彦 君塚
Naohiko Kimizuka
直彦 君塚
義久 的場
Yoshihisa Matoba
義久 的場
完 清水
Kan Shimizu
完 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Semiconductor Solutions Corp
Original Assignee
Sony Semiconductor Solutions Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Semiconductor Solutions Corp filed Critical Sony Semiconductor Solutions Corp
Priority to JP2017179872A priority Critical patent/JP2019056581A/ja
Priority to US16/646,185 priority patent/US11754610B2/en
Priority to PCT/JP2018/030255 priority patent/WO2019058815A1/ja
Publication of JP2019056581A publication Critical patent/JP2019056581A/ja
Priority to US18/448,517 priority patent/US20240036096A1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/403Cells and electrode assemblies
    • G01N27/414Ion-sensitive or chemical field-effect transistors, i.e. ISFETS or CHEMFETS
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/403Cells and electrode assemblies
    • G01N27/414Ion-sensitive or chemical field-effect transistors, i.e. ISFETS or CHEMFETS
    • G01N27/4145Ion-sensitive or chemical field-effect transistors, i.e. ISFETS or CHEMFETS specially adapted for biomolecules, e.g. gate electrode with immobilised receptors
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R29/00Arrangements for measuring or indicating electric quantities not covered by groups G01R19/00 - G01R27/00
    • G01R29/24Arrangements for measuring quantities of charge

Abstract

【課題】電荷検出センサにおける寄生容量を低減して、ノイズの減少および感度の向上を図る。【解決手段】電荷検出センサは、検出素子と、検出電極120と、コンタクト210とを備える。検出素子は、半導体基板100の一方の面に設けられて、電荷を検出する。検出電極120は、半導体基板100の一方の面とは異なる他方の面に設けられる。コンタクト210は、半導体基板100を貫通して検出電極120と検出素子とを電気的に接続する。検出素子と検出電極120との間には配線層200は形成されないため、寄生容量が低減される。【選択図】図3

Description

本技術は、電荷検出センサに関する。詳しくは、電荷検出センサおよびその電荷検出センサを利用した電位計測システムに関する。
従来、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor:金属酸化物半導体電界効果トランジスタ)を使用して生物的な反応を検出するIS(Ion Sensitive)FETセンサが注目されている。例えば、このISFETセンサをアレイ状に配置してイオンを検知する生体分子計測装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2015−072240号公報
上述の従来技術では、溶液に浸されるイオン感応膜とMOSFETのゲートを接続して、溶液中のイオンを検知している。しかしながら、この従来技術では、イオン感応膜とMOSFETのゲートとの間に配線層を挟んだ構造を有しており、配線層の配線とイオン感応膜との間の容量結合が大きくなり、寄生容量による感度低下や電源線や信号線からのノイズ混入のおそれがあった。
本技術はこのような状況に鑑みて生み出されたものであり、電荷検出センサにおける寄生容量を低減して、ノイズの減少および感度の向上を図ることを目的とする。
本技術は、上述の問題点を解消するためになされたものであり、その第1の側面は、半導体基板の一方の面に設けられて電荷を検出する検出素子と、上記半導体基板の上記一方の面とは異なる他方の面に設けられる検出電極と、上記半導体基板を貫通して上記検出電極と上記検出素子とを電気的に接続するコンタクトとを具備する電荷検出センサである。これにより、半導体基板の互いに異なる面に設けられた検出素子と検出電極との間をコンタクトにより電気的に接続して電荷検出を可能にしつつ、検出電極の寄生容量を低減するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記検出素子は、MOSFETであって、そのゲートと上記検出電極との間が導体または容量を介して電気的に接続されてもよい。これにより、MOSFETと検出電極との間をコンタクトにより導体または容量を介して電気的に接続して電荷検出を可能にしつつ、検出電極の寄生容量を低減するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記コンタクトは、金属埋め込みプラグ型コンタクトであってもよく、また、シリコン貫通電極型コンタクトであってもよい。
また、この第1の側面において、上記半導体基板の上記一方の面に設けられて上記コンタクトと上記検出素子の端子との間を接続する配線層をさらに具備してもよい。この場合においても、配線層は検出電極と異なる面に設けられるため、検出電極と配線層との間の容量結合は低減される。一方、配線層を介することなく、上記コンタクトが上記検出素子の端子と直接的に接続してもよい。
また、この第1の側面において、上記半導体基板は、酸化膜によって第1の半導体基板と第2の半導体基板とに分離され、上記第1の半導体基板には、上記検出素子が設けられ、上記第2の半導体基板は、上記検出電極との間が同電位で電気的に接続される高濃度ドーピング基板であってもよい。これにより、第2の半導体基板と検出電極との間の抵抗を低減するとともに、検出電極と検出素子との間の容量を増大させて感度を向上させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記コンタクトに接続された上記検出素子および上記検出電極の対を2次元アレイ状に配置した素子アレイを備えてもよい。これにより、電荷の分布を2次元状に把握させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記素子アレイを含む第1の基板と、上記検出された電荷を読み出す読出し回路の少なくとも一部を含む第2の基板とを積層して接続する構造を備えてもよい。これは、半導体基板において検出電極を検出素子とは異なる面に設けたことにより、積層に必要なランドを設けることが可能になったことに起因するものである。
また、この第1の側面において、積層される上記第1の基板と上記第2の基板との間の接続は、銅電極同士の接続であってもよく、また、半田バンプ同士の接続であってもよい。
また、この第1の側面において、複数の上記検出素子につながった読出し回路の少なくとも一部が、上記第2の基板に集積されたものであってもよく、また、単一の上記検出素子につながった読出し回路の一部が、上記第1の基板と上記第2の基板とに分割されたものであってもよい。
また、この第1の側面において、上記検出素子は、上記検出電極に接する溶液中のイオンを検出してもよい。
また、この第1の側面において、電荷検出センサは、上記電荷を検出することにより生体活動の測定または生体物質の特定を行うバイオセンサであってもよい。
また、本技術の第2の側面は、半導体基板の一方の面に設けられて電荷を検出する検出素子と、上記半導体基板の上記一方の面とは異なる他方の面に設けられる検出電極と、上記半導体基板を貫通して上記検出電極と上記検出素子とを電気的に接続するコンタクトとを備えて電位計測を行う電荷検出センサと、上記電荷検出センサにおける電位計測を制御する制御部と、上記電荷検出センサによる計測結果を処理する計測結果処理部と、上記処理された計測結果を表示する表示部とを具備する電位計測システムであってもよい。これにより、電荷検出センサによる計測結果を処理して、画像や動画として表示するという作用をもたらす。
本技術によれば、電荷検出センサにおける寄生容量を低減して、ノイズの減少および感度の向上を図ることができるという優れた効果を奏し得る。なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本技術の実施の形態における電荷検出センサ10を上面から見た外観の一例を示す図である。 本技術の実施の形態における電荷検出センサ10のセル12の回路イメージの一例を示す図である。 本技術の第1の実施の形態における電荷検出センサ10の一例の断面を示す図である。 本技術の第2の実施の形態における電荷検出センサ10の一例の断面を示す図である。 本技術の第3の実施の形態における電荷検出センサ10の一例の断面を示す図である。 本技術の第3の実施の形態の変形例における電荷検出センサ10の一例の断面を示す図である。 本技術の第4の実施の形態における電荷検出センサ10の一例の断面を示す図である。 本技術の第5の実施の形態における電荷検出センサ10の一例の断面を示す図である。 本技術の第5の実施の形態における電荷検出センサ10の他の例の断面を示す図である。 本技術の第5の実施の形態におけるチップ分割の概要例を示す図である。 本技術の第5の実施の形態におけるチップ分割の一例を示す図である。 本技術の第5の実施の形態におけるチップ分割の他の例を示す図である。 本技術の第6の実施の形態における電位計測システムの構成例を示す図である。
以下、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態と称する)について説明する。説明は以下の順序により行う。
1.第1の実施の形態(金属埋め込みプラグ型コンタクトを利用した例)
2.第2の実施の形態(シリコン貫通電極型コンタクトを利用した例)
3.第3の実施の形態(MOSFETのゲートに直接コンタクトした例)
4.第4の実施の形態(酸化膜により分離された基板を利用した例)
5.第5の実施の形態(読出し回路を積層した例)
6.第6の実施の形態(電位計測システムに適用した例)
<1.第1の実施の形態>
[電荷検出センサ]
図1は、本技術の実施の形態における電荷検出センサ10を上面から見た外観の一例を示す図である。この電荷検出センサ10は、溶液中の電荷を検出するセンサである。この電荷検出センサ10の上面には検出領域11が設けられ、この検出領域11に試料となる溶液が浸される。
この電荷検出センサ10は、それぞれが検出素子を備えるセル12を複数有しており、その複数のセル12は2次元アレイ状に配置されて素子アレイを形成する。複数のセル12は、それぞれが電荷を検出する。また、この電荷検出センサ10には、検出された電荷を読み出すための周辺回路13が設けられる。なお、この例では8×8の素子アレイを示しているが、これは一例であり、必要に応じて任意のサイズの素子アレイを構成することができる。
複数のセル12のそれぞれは、検出素子としてMOSFETを有している。このようにMOSFETを使用して電荷を検出するセンサは、ISFETセンサと呼ばれる。以下ではNチャネルMOSFETを用いた例について説明するが、バイポーラトランジスタ等の他のタイプのトランジスタを用いることも可能である。
図2は、本技術の実施の形態における電荷検出センサ10のセル12の回路イメージの一例を示す図である。セル12は、MOSFET110と、検出電極120とを有している。
MOSFET110は、電荷を検出する検出素子であり、半導体基板114にゲート111、ソース112およびドレイン113の各端子が形成される。ここでは、半導体基板114としてP型シリコンを想定し、ソース112およびドレイン113をN型領域としたNチャネルのMOSFET110として説明する。なお、MOSFET110は、特許請求の範囲に記載の検出素子の一例である。
検出電極120は、溶液90と接する電極である。この検出電極120は、コンタクト130を介してMOSFET110のゲート111と電気的に接続する。すなわち、MOSFET110は、この検出電極120の電位をゲート111において検知することができる。この検出電極120の材料は、非水溶性である必要があり、例えば、白金(Pt)等が使用されるが、他の金属材料としてチタンナイトライド(TiN)や金(Au)等を使用してもよい。また、金属表面を露出せずに絶縁膜等を介して溶液に接する構造であってもよい。
参照電極118は、溶液90に電圧を印加するための電極である。この参照電極118は電源117を介してMOSFET110のソース112に接続されており、この電源117はゲート電圧Vgsを印加する。一方、ソース112とドレイン113の間には電源116が接続され、この電源116はバイアス電圧Vdsを印加する。また、この例では、ソース112とドレイン113の間には電流計250が接続され、ソース112とドレイン113の間に流れる電流が計測される。また、他の例として、後述するように、差動増幅回路を用いてゲートの入力電位変動を出力端であるドレインの電位変動として読み出すようにしてもよい。これにより、溶液90中のイオンを計測することができる。
[構造]
図3は、本技術の第1の実施の形態における電荷検出センサ10の一例の断面を示す図である。
半導体基板100の表面(同図における下方)には、MOSFET110が形成される。一方、半導体基板100の裏面(同図における上方)には、絶縁膜150を介して検出電極120が形成される。また、半導体基板100の裏面から表面には、半導体基板100を貫通する貫通コンタクト131が形成される。なお、貫通コンタクト131は、特許請求の範囲に記載のコンタクトの一例である。
この例においては、コンタクト130として、半導体基板100を貫通するスルーホールに、絶縁膜と金属などの伝導体を埋め込んだプラグ型の貫通コンタクト131を想定している。絶縁膜の材料としては、例えば二酸化ケイ素(SiO)が使用される。伝導体金属としては、例えばタングステン(W)等が使用されるが、他の絶縁材料や金属、ポリシリコンなどの伝導体であってもよい。
貫通コンタクト131は半導体基板100を貫通するため、MOSFET110のSTI(Shallow Trench Isolation)119の外側に形成される。なお、このSTI119は、隣り合う他のトランジスタとの干渉を防止するための素子分離部である。
半導体基板100の表面側には配線層200が形成される。この配線層200は、下方の支持基板300によって支えられる。この支持基板300は強度維持のために用いられる基板であり、その厚みは例えば500マイクロメートル程度が想定される。配線層200では、絶縁層の中に配線220が形成される。配線220の材料としては、例えば、アルミニウム(Al)や銅(Cu)等が使用される。半導体基板100の回路は、例えばコンタクト210を介して、配線層200の配線220と接続する。
この例では、検出電極120は、貫通コンタクト131を介して、一旦、配線層200の配線220に接続する。そして、コンタクト210を介してMOSFET110のゲート111に接続する。これにより、検出電極120とゲート111の間に配線層200を挟まない構造を有することになり、検出電極120と配線層200との間の容量結合を低減することができる。
なお、この例では、検出電極120がMOSFET110のゲート111に接続する例について説明したが、MOSFET110のソース112またはドレイン113の端子に接続するようにしてもよい。
このように、本技術の第1の実施の形態によれば、貫通コンタクト131および配線220を介して、検出電極120とゲート111を接続することにより、配線層200との容量結合を低減して、ノイズを減少し、感度を向上させることができる。
<2.第2の実施の形態>
上述の第1の実施の形態では、コンタクト130として、半導体基板100を貫通するスルーホールに絶縁膜と金属などの伝導体を埋め込んだプラグ型の貫通コンタクト131を想定した。この第2の実施の形態では、大きな径のホールの底面と側壁に金属などの伝導体を付けた落とし込みTSV(Through-Silicon Via)型の貫通コンタクト132を想定する。なお、電荷検出センサとしての基本的な構成については上述の第1の実施の形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
[構造]
図4は、本技術の第2の実施の形態における電荷検出センサ10の一例の断面を示す図である。
この例においては、コンタクト130として、大きな径のスルーホールの底面と側壁に金属などの伝導体を付けた落とし込みTSV型の貫通コンタクト132を想定している。この場合の伝導体金属としては、検出電極120と同じ金属で接続することが想定されるが、他の絶縁材料や金属、ポリシリコンなどの伝導体であってもよい。なお、貫通コンタクト132は、特許請求の範囲に記載のコンタクトの一例である。
この場合においても、上述の第1の実施の形態と同様に、検出電極120は、貫通コンタクト132を介して、一旦、配線層200の配線220に接続する。そして、コンタクト210を介してMOSFET110のゲート111に接続する。これにより、上述の第1の実施の形態と同様に、検出電極120とゲート111の間に配線層200を挟まない構造を有することになり、検出電極120と配線層200との間の容量結合を低減することができる。
このように、本技術の第2の実施の形態によれば、貫通コンタクト132および配線220を介して、検出電極120とゲート111を接続することにより、配線層200との容量結合を低減して、ノイズを減少し、感度を向上させることができる。
<3.第3の実施の形態>
上述の第1および第2の実施の形態では、貫通コンタクト131または132によって、一旦、配線層200の配線220に接続された後に、MOSFET110のゲート111に接続していた。これに対し、この第3の実施の形態では、MOSFET110のゲート111に直接コンタクトする構造を有する。なお、電荷検出センサとしての基本的な構成については上述の第1の実施の形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
[構造]
図5は、本技術の第3の実施の形態における電荷検出センサ10の一例の断面を示す図である。
この例では、貫通コンタクト133は、MOSFET110のゲート111に直接コンタクトしている。この場合、MOSFET110のチャネル領域に接続することはできないため、STI119の中に接続している。この構造によれば、検出電極120とゲート111の接続経路において配線層200を介することがないため、配線層200の信号配線および電源配線と検出電極120の配線の容量結合をさらに低減することができる。なお、貫通コンタクト133は、特許請求の範囲に記載のコンタクトの一例である。
このように、本技術の第3の実施の形態によれば、貫通コンタクト133をMOSFET110のゲート111に直接的に接続することにより、検出電極120と配線層200との間の容量結合をさらに低減して、ノイズを減少し、感度を向上させることができる。
[変形例]
図6は、本技術の第3の実施の形態の変形例における電荷検出センサ10の一例の断面を示す図である。
上述の実施の形態では、検出電極120と配線層200との間の容量結合の低減を図っていたが、一方において、感度を向上させるためには検出電極120とMOSFET110との間の容量は大きい方が望ましい。そのため、この変形例では、半導体基板100の厚みを薄くして、検出電極120とMOSFET110の間の距離を縮めることにより、両者間の容量の増大を図っている。そのような半導体基板100の厚みとしては、例えば数百ナノメートル程度が想定される。なお、ここでは第3の実施の形態の変形例として示しているが、上述の第1または第2の実施の形態に適用することにより、半導体基板100の厚みを薄くして、検出電極120とMOSFET110の間の距離を縮めるようにしてもよい。
<4.第4の実施の形態>
上述の第1乃至第3の実施の形態では、検出電極120と半導体基板100との間に絶縁膜150を設けた構造について説明したが、これ以外の構造も考えられる。この第4の実施の形態では、埋め込み酸化膜により分離された半導体基板を用いた例について説明する。なお、電荷検出センサとしての基本的な構成については上述の第1の実施の形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
[構造]
図7は、本技術の第4の実施の形態における電荷検出センサ10の一例の断面を示す図である。
この例では、半導体基板101と102とが埋め込み酸化膜103によって分離された構造を有する。MOSFET110が形成される半導体基板101としては、例えば、SOI(Silicon On Insulator)を用いることが想定される。このSOIは、絶縁体(ここでは埋め込み酸化膜103)の上に設けられたシリコン基板である。なお、半導体基板101および埋め込み酸化膜103の厚みは、できるだけ薄いほうが好ましい。例えば、100ナノメートル以下が想定される。
一方、裏面側の半導体基板102は、高濃度にドーピングされた基板であり、絶縁膜を介することなく検出電極120とコンタクトする。高濃度にドーピングされた基板と検出電極120とをコンタクトすることにより、両者間の抵抗を低減することができる。これにより、検出電極120と半導体基板102が同電位になり、それらがMOSFET110のバックゲートとして働く。この場合の抵抗値としては、例えば数十ミリオーム以下が想定される。さらに低抵抗化を図るためには、例えば、コンタクト面をシリサイド化することが有用である。
半導体基板102と検出電極120を同電位にすることにより、検出電極120とMOSFET110のゲート111との間の容量が増大する。これにより、感度をより向上させる。
このように、本技術の第4の実施の形態によれば、検出電極120と半導体基板102を同電位にすることで、検出電極120とMOSFET110のゲート111との間の容量結合を強くして、感度をより向上させることができる。
<5.第5の実施の形態>
従来は、半導体基板の配線層側にイオン感応膜を設けており、また、その面積をできるだけ大きくすることが好ましかったため、他のチップを積層するためのランドを形成する領域を確保することは困難であった。本技術を用いた場合、半導体基板100(または101および102)の裏面に検出電極120を形成するため、半導体基板100の表面側にランドを形成する領域を確保することができ、このランドを利用してチップを積層することが可能になる。そこで、この第5の実施の形態では、チップを積層した場合の構造について説明する。なお、ここでは、一例として上述の第4の実施の形態の電荷検出センサの構造を想定するが、他の構造を用いても構わない。
[構造]
図8は、本技術の第5の実施の形態における電荷検出センサ10の一例の断面を示す図である。
この例では、上述の第1の実施の形態による電荷検出センサをセンシングチップ401として、その配線層200の最上部(同図では下方)に、銅電極同士の接続(Cu−Cu接続)のためのランド290が形成される。ランド290と配線層200の配線220との間はコンタクト280によって接続される。なお、この銅電極同士の接続の位置は、貫通コンタクト131から近い場合にはノイズの原因になるおそれがあるため、ある程度離れた位置にあることが望ましい。
一方、読出し回路を含む読出しチップ402にも、同様に銅電極のランド490が形成される。このようにして形成されたランド290と490の間が貼り合わされて、銅電極同士の接続が行われる。これにより、セルごとに高密度に接続を行ったチップ積層センサを作成することができる。
図9は、本技術の第5の実施の形態における電荷検出センサ10の他の例の断面を示す図である。
この例では、銅電極同士の接続に代えて、半田バンプによる接続を想定する。すなわち、センシングチップ401には半田バンプ291を形成して、読出しチップ402には半田バンプ491を形成する。そして、このようにして形成された半田バンプ291と491の間を融着させることにより、両者が接続される。
[回路の分割]
図10は、本技術の第5の実施の形態におけるチップ分割の概要例を示す図である。この第5の実施の形態では、複数チップを積層することにより、高密度化を図る。すなわち、主として検出領域11が確保されるセンシングチップ15と、検出された電荷を読み出すための回路が形成される読出しチップ16とを別チップにして積層する。検出された電荷を読み出すための回路としては、AD(Analog-to-Digital)変換回路18や、それ以外の読出し回路17が想定される。これらの回路を何れのチップに収めるかは、システムの要求に応じて以下のように様々な態様が考えられる。
図11は、本技術の第5の実施の形態におけるチップ分割の一例を示す図である。この例では、通常はセルアレイ外の周辺に集積されるAD変換回路181をセルアレイ直下の読出しチップ520に搭載し、他の読出し回路170はセンシングチップ510に搭載することを想定する。
センシングチップ510は、セル511毎に検出電極120および読出し回路170を備える。読出し回路170は、増幅回路171と、周波数帯域制限フィルタ172および173とを備えている。この読出し回路170は、選択スイッチ174を介して信号線518と接続されるように構成される。信号線518は、センシングチップ510に形成されたランド519に接続されている。この分割例では、AD変換回路181を読出しチップ520に搭載し、他の読出し回路170はセンシングチップ510に搭載している。なお、この回路構成の例では、増幅回路171に含まれる初段のトランジスタ(MOSFETであることが多い)を検出素子として用いることができる。
読出しチップ520は、複数のセル511に対応して、AD変換回路181を含む周辺回路521を備える。AD変換回路181は、読出しチップ520に形成されたランド529に接続されている。
センシングチップ510に形成されたランド519と読出しチップ520に形成されたランド529は、例えば銅電極同士の接続によって接続されるが、上述のように半田バンプを用いてもよい。
このように、通常セルアレイ周辺の回路内にあるAD変換回路181を読出しチップ520に実装してセルアレイ直下に積層することにより、セルアレイ周辺の回路面積を削減でき、チップ面積を縮小することができる。また、1つのセル511に対するAD変換回路181の数を増やすことにより、高速読出しが可能となる。高速読出しを行うことにより、複数回読み出した信号を平均化すること等により、ノイズを削減することができる。
図12は、本技術の第5の実施の形態におけるチップ分割の他の例を示す図である。
この例では、周波数帯域制限フィルタ172および173を読出しチップ540に移動して、センシングチップ530に形成されたランド539と読出しチップ540に形成されたランド549とを接続する。センシングチップ530から周波数帯域制限フィルタ172および173を移動することにより、平面方向の必要面積を削減することができ、検出電極120のピッチを縮小することが可能となる。なお、この分割例は一例であり、分割の仕方はこの例に限らない。
このように、本技術の第5の実施の形態によれば、検出素子につながった読出し回路の少なくとも一部を他のチップとして積層することにより、検出電極120のピッチを縮小することができる。これにより、電荷検出センサ10の高密度化を図ることができる。
<6.第6の実施の形態>
上述の実施の形態において説明したように、電荷検出センサ10によって溶液中の電荷を検出することができる。この第6の実施の形態では、電荷検出センサ10を電位計測システムに適用した場合の例について説明する。
図13は、本技術の第6の実施の形態における電位計測システムの構成例を示す図である。この電位計測システムは、上述の実施の形態において説明した電荷検出センサ10に加えて、制御部20と、計測結果処理部40と、表示部50とを備える。
電荷検出センサ10は、上述のように複数のセル12のそれぞれにおいて電荷を検出する。これにより、溶液中のイオンを計測することができる。また、これにより、生体活動の測定または生体物質の特定を行うことができ、バイオセンサとして機能する。
制御部20は、電荷検出センサ10を駆動もしくは制御するものである。この制御部20は、例えば、電荷検出センサ10に対して電位計測の開始および終了を指示し、または、計測対象の選定などを制御する。
計測結果処理部40は、電荷検出センサ10によって計測された結果を、事前に設定された基準に基づいて処理するものである。この計測結果処理部40は、例えば、計測結果を表示するために、その計測データを変換し、または、その計測データの数値を多段階に分類する等の処理を行う。
表示部50は、計測結果処理部40によって処理された計測結果を表示するものである。この表示部50は、例えば、計測結果を画素の色や濃淡として示し、素子アレイと同様に2次元に並べて、電荷または電位の分布を示す画像として表示する。また、例えば、そのようにして得られた画像を時間経過に沿って表示することにより、電荷または電位の遷移を示す動画として表示することができる。
この例において、電荷検出センサ10および制御部20は、電荷検出装置30を構成する。例えば、この電荷検出装置30を測定対象に設置して、その計測結果を記憶しておいて、その後、記憶されていた計測結果を計測結果処理部40により処理するようにしてもよい。また、電荷検出装置30にネットワーク機能を備えることにより、電荷検出センサ10による計測結果をリアルタイムに遠隔送信して、電荷検出装置30から離れた場所にある計測結果処理部40により処理するようにしてもよい。
このように、本技術の第6の実施の形態によれば、上述の実施の形態において説明した電荷検出センサ10を用いて計測を行い、その結果を表示部50に表示することができる。
なお、上述の実施の形態は本技術を具現化するための一例を示したものであり、実施の形態における事項と、特許請求の範囲における発明特定事項とはそれぞれ対応関係を有する。同様に、特許請求の範囲における発明特定事項と、これと同一名称を付した本技術の実施の形態における事項とはそれぞれ対応関係を有する。ただし、本技術は実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において実施の形態に種々の変形を施すことにより具現化することができる。
なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって、限定されるものではなく、また、他の効果があってもよい。
なお、本技術は以下のような構成もとることができる。
(1)半導体基板の一方の面に設けられて電荷を検出する検出素子と、
前記半導体基板の前記一方の面とは異なる他方の面に設けられる検出電極と、
前記半導体基板を貫通して前記検出電極と前記検出素子とを電気的に接続するコンタクトと
を具備する電荷検出センサ。
(2)前記検出素子は、MOSFETであって、そのゲートと前記検出電極との間が導体または容量を介して電気的に接続される
前記(1)に記載の電荷検出センサ。
(3)前記コンタクトは、金属埋め込みプラグ型コンタクトである
前記(1)または(2)に記載の電荷検出センサ。
(4)前記コンタクトは、シリコン貫通電極型コンタクトである
前記(1)または(2)に記載の電荷検出センサ。
(5)前記半導体基板の前記一方の面に設けられて前記コンタクトと前記検出素子の端子との間を接続する配線層をさらに具備する前記(1)から(4)のいずれかに記載の電荷検出センサ。
(6)前記コンタクトは、前記検出素子の端子と直接的に接続する前記(1)から(4)のいずれかに記載の電荷検出センサ。
(7)前記半導体基板は、酸化膜によって第1の半導体基板と第2の半導体基板とに分離され、
前記第1の半導体基板には、前記検出素子が設けられ、
前記第2の半導体基板は、前記検出電極との間が同電位で電気的に接続される高濃度ドーピング基板である
前記(1)から(6)のいずれかに記載の電荷検出センサ。
(8)前記コンタクトに接続された前記検出素子および前記検出電極の対を2次元アレイ状に配置した素子アレイを備える前記(1)から(7)のいずれかに記載の電荷検出センサ。
(9)前記素子アレイを含む第1の基板と、前記検出された電荷を読み出す読出し回路の少なくとも一部を含む第2の基板とを積層して接続する構造を備える前記(8)に記載の電荷検出センサ。
(10)前記第1の基板と前記第2の基板との間の接続は、銅電極同士の接続である前記(9)に記載の電荷検出センサ。
(11)前記第1の基板と前記第2の基板との間の接続は、半田バンプ同士の接続である前記(9)に記載の電荷検出センサ。
(12)複数の前記検出素子につながった読出し回路の少なくとも一部が、前記第2の基板に集積された前記(9)から(11)のいずれかに記載の電荷検出センサ。
(13)単一の前記検出素子につながった読出し回路の一部が、前記第1の基板と前記第2の基板とに分割された前記(9)から(11)のいずれかに記載の電荷検出センサ。
(14)前記検出素子は、前記検出電極に接する溶液中のイオンを検出する
前記(1)から(13)のいずれかに記載の電荷検出センサ。
(15)前記電荷を検出することにより生体活動の測定または生体物質の特定を行うバイオセンサである前記(1)から(14)のいずれかに記載の電荷検出センサ。
(16)半導体基板の一方の面に設けられて電荷を検出する検出素子と、前記半導体基板の前記一方の面とは異なる他方の面に設けられる検出電極と、前記半導体基板を貫通して前記検出電極と前記検出素子とを電気的に接続するコンタクトとを備えて電位計測を行う電荷検出センサと、
前記電荷検出センサにおける電位計測を制御する制御部と、
前記電荷検出センサによる計測結果を処理する計測結果処理部と、
前記処理された計測結果を表示する表示部と
を具備する電位計測システム。
10 電荷検出センサ
11 検出領域
12 セル
13 周辺回路
15 センシングチップ
16 読出しチップ
17 読出し回路
18 AD変換回路
20 制御部
30 電荷検出装置
40 計測結果処理部
50 表示部
90 溶液
100〜102 半導体基板
103 酸化膜
111 ゲート
112 ソース
113 ドレイン
114 半導体基板
116、117 電源
118 参照電極
120 検出電極
130 コンタクト
131〜133 貫通コンタクト
150 絶縁膜
170 読出し回路
171 増幅回路
172、173 周波数帯域制限フィルタ
174 スイッチ
181 AD変換回路
200 配線層
210、280 コンタクト
220 配線
250 電流計
290、490、519、529、539、549 ランド
291、491 半田バンプ
300 支持基板
401、510、530 センシングチップ
402、520、540 読出しチップ
511 セル
521 周辺回路

Claims (16)

  1. 半導体基板の一方の面に設けられて電荷を検出する検出素子と、
    前記半導体基板の前記一方の面とは異なる他方の面に設けられる検出電極と、
    前記半導体基板を貫通して前記検出電極と前記検出素子とを電気的に接続するコンタクトと
    を具備する電荷検出センサ。
  2. 前記検出素子は、MOSFETであって、そのゲートと前記検出電極との間が導体または容量を介して電気的に接続される
    請求項1記載の電荷検出センサ。
  3. 前記コンタクトは、金属埋め込みプラグ型コンタクトである
    請求項1記載の電荷検出センサ。
  4. 前記コンタクトは、シリコン貫通電極型コンタクトである
    請求項1記載の電荷検出センサ。
  5. 前記半導体基板の前記一方の面に設けられて前記コンタクトと前記検出素子の端子との間を接続する配線層をさらに具備する請求項1記載の電荷検出センサ。
  6. 前記コンタクトは、前記検出素子の端子と直接的に接続する請求項1記載の電荷検出センサ。
  7. 前記半導体基板は、酸化膜によって第1の半導体基板と第2の半導体基板とに分離され、
    前記第1の半導体基板には、前記検出素子が設けられ、
    前記第2の半導体基板は、前記検出電極との間が同電位で電気的に接続される高濃度ドーピング基板である
    請求項1記載の電荷検出センサ。
  8. 前記コンタクトに接続された前記検出素子および前記検出電極の対を2次元アレイ状に配置した素子アレイを備える請求項1記載の電荷検出センサ。
  9. 前記素子アレイを含む第1の基板と、前記検出された電荷を読み出す読出し回路の少なくとも一部を含む第2の基板とを積層して接続する構造を備える請求項8記載の電荷検出センサ。
  10. 前記第1の基板と前記第2の基板との間の接続は、銅電極同士の接続である請求項9記載の電荷検出センサ。
  11. 前記第1の基板と前記第2の基板との間の接続は、半田バンプ同士の接続である請求項9記載の電荷検出センサ。
  12. 複数の前記検出素子につながった読出し回路の少なくとも一部が、前記第2の基板に集積された請求項9記載の電荷検出センサ。
  13. 単一の前記検出素子につながった読出し回路の一部が、前記第1の基板と前記第2の基板とに分割された請求項9記載の電荷検出センサ。
  14. 前記検出素子は、前記検出電極に接する溶液中のイオンを検出する
    請求項1記載の電荷検出センサ。
  15. 前記電荷を検出することにより生体活動の測定または生体物質の特定を行うバイオセンサである請求項1記載の電荷検出センサ。
  16. 半導体基板の一方の面に設けられて電荷を検出する検出素子と、前記半導体基板の前記一方の面とは異なる他方の面に設けられる検出電極と、前記半導体基板を貫通して前記検出電極と前記検出素子とを電気的に接続するコンタクトとを備えて電位計測を行う電荷検出センサと、
    前記電荷検出センサにおける電位計測を制御する制御部と、
    前記電荷検出センサによる計測結果を処理する計測結果処理部と、
    前記処理された計測結果を表示する表示部と
    を具備する電位計測システム。
JP2017179872A 2017-09-20 2017-09-20 電荷検出センサおよび電位計測システム Pending JP2019056581A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017179872A JP2019056581A (ja) 2017-09-20 2017-09-20 電荷検出センサおよび電位計測システム
US16/646,185 US11754610B2 (en) 2017-09-20 2018-08-14 Charge detection sensor and potential measurement system
PCT/JP2018/030255 WO2019058815A1 (ja) 2017-09-20 2018-08-14 電荷検出センサおよび電位計測システム
US18/448,517 US20240036096A1 (en) 2017-09-20 2023-08-11 Charge detection sensor and potential measurement system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017179872A JP2019056581A (ja) 2017-09-20 2017-09-20 電荷検出センサおよび電位計測システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019056581A true JP2019056581A (ja) 2019-04-11

Family

ID=65810305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017179872A Pending JP2019056581A (ja) 2017-09-20 2017-09-20 電荷検出センサおよび電位計測システム

Country Status (3)

Country Link
US (2) US11754610B2 (ja)
JP (1) JP2019056581A (ja)
WO (1) WO2019058815A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019056581A (ja) * 2017-09-20 2019-04-11 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 電荷検出センサおよび電位計測システム
JP2020153778A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 電位測定装置

Family Cites Families (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2510260A1 (fr) * 1981-07-24 1983-01-28 Suisse Fond Rech Microtech Dispositif semiconducteur sensible aux ions
JPH08313479A (ja) 1995-05-22 1996-11-29 Shiroki Corp イオンセンサ
JPH10172969A (ja) * 1996-12-06 1998-06-26 Nec Corp 半導体装置の製造方法
JP2004132981A (ja) 2002-09-20 2004-04-30 Japan Science & Technology Agency 集積回路化バイオセンサーとその形成法
JP4065855B2 (ja) * 2004-01-21 2008-03-26 株式会社日立製作所 生体および化学試料検査装置
EP1982166A4 (en) 2006-01-20 2010-06-30 Agency Science Tech & Res BIOSENSOR CELL AND BIOSENSOR NETWORK
FR2954828B1 (fr) * 2009-12-30 2013-08-09 Commissariat Energie Atomique Capteur biologique a mesure electrochimique et/ou electrique et a electrode de diamant et circuit electronique integres
JP5209075B2 (ja) 2010-05-21 2013-06-12 有限会社 ナプラ 電子デバイス及びその製造方法
CN103154718B (zh) * 2010-06-30 2015-09-23 生命科技公司 感测离子的电荷堆积电路和方法
EP2416147A1 (en) * 2010-07-29 2012-02-08 Nxp B.V. Sensor device and manufacturing method
JP5920687B2 (ja) 2010-09-17 2016-05-18 国立大学法人 東京大学 Dna塩基配列解析装置およびdna塩基配列解析方法
KR20130135384A (ko) 2011-06-01 2013-12-10 히타치가세이가부시끼가이샤 Cmp 연마액 및 반도체 기판의 연마 방법
US9459234B2 (en) * 2011-10-31 2016-10-04 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd., (“TSMC”) CMOS compatible BioFET
US9689835B2 (en) * 2011-10-31 2017-06-27 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Amplified dual-gate bio field effect transistor
CN103426930B (zh) * 2012-05-24 2016-08-03 台湾积体电路制造股份有限公司 用于信号放大的具有双栅极生物场效应晶体管的系统和方法
EP2677306B1 (en) * 2012-06-19 2017-11-29 Nxp B.V. Integrated circuit with ion sensitive sensor and manufacturing method
EP2677307B1 (en) * 2012-06-21 2016-05-11 Nxp B.V. Integrated circuit with sensors and manufacturing method
US8871549B2 (en) * 2013-02-14 2014-10-28 International Business Machines Corporation Biological and chemical sensors
US9389199B2 (en) * 2013-03-14 2016-07-12 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Backside sensing bioFET with enhanced performance
JP5565783B1 (ja) 2013-08-08 2014-08-06 国立大学法人 東京大学 バイオセンサ
KR101515491B1 (ko) * 2013-11-18 2015-05-06 경북대학교 산학협력단 수소이온 감지센서
US9759679B2 (en) * 2014-02-07 2017-09-12 Honeywell International Inc. Fluid sensor with backside of sensor die contacting header
JP6443667B2 (ja) * 2014-05-23 2018-12-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮像装置
JP6591822B2 (ja) * 2014-08-07 2019-10-16 国立大学法人 東京大学 バイオセンサ
JP6493955B2 (ja) 2014-10-09 2019-04-03 ラピスセミコンダクタ株式会社 半導体装置及び半導体装置の製造方法
US9702847B2 (en) * 2014-12-30 2017-07-11 Avails Medical, Inc. Systems and methods for detecting a substance in bodily fluid
US9494550B1 (en) * 2015-06-05 2016-11-15 Freescale Semiconductor, Inc. Protected sensor field effect transistors
JP6115601B2 (ja) 2015-08-17 2017-04-19 セイコーエプソン株式会社 センサー装置
TWI619941B (zh) * 2015-12-28 2018-04-01 國立臺灣大學 生物感測器裝置
US10852271B2 (en) * 2016-12-14 2020-12-01 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. On-chip heater
CN107090404B (zh) * 2017-04-21 2019-08-13 京东方科技集团股份有限公司 一种基因测序芯片及基因测序方法、基因测序装置
JP2019056581A (ja) * 2017-09-20 2019-04-11 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 電荷検出センサおよび電位計測システム
WO2019077814A1 (ja) * 2017-10-18 2019-04-25 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 電荷検出センサおよび電位計測システム
RU2679494C1 (ru) * 2017-12-26 2019-02-11 Ооо "Гамма-Днк" Способ безметочного одномолекулярного секвенирования ДНК и устройство для его реализации
FR3083001A1 (fr) * 2018-06-20 2019-12-27 Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives Capteur d'images
CN109234158B (zh) * 2018-10-08 2021-08-06 北京京东方技术开发有限公司 生物芯片及其制造方法、操作方法、生物检测系统

Also Published As

Publication number Publication date
US11754610B2 (en) 2023-09-12
US20240036096A1 (en) 2024-02-01
US20200271710A1 (en) 2020-08-27
WO2019058815A1 (ja) 2019-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20240036096A1 (en) Charge detection sensor and potential measurement system
US20170315086A1 (en) Structures, Apparatuses and Methods for Fabricating Sensors in Multi-Layer Structures
US11008611B2 (en) Double gate ion sensitive field effect transistor
US9304104B2 (en) Ion sensitive field effect transistor
Milgrew et al. Matching the transconductance characteristics of CMOS ISFET arrays by removing trapped charge
JP4065855B2 (ja) 生体および化学試料検査装置
JP5181837B2 (ja) センサ及びその製造方法
WO2010125717A1 (ja) 化学センサ
US8283736B2 (en) Hydrogen ion sensing device using of arrayed gated lateral BJT
JP2016530490A (ja) 電荷検出のための集積センサデバイス
US9719959B2 (en) Hydrogen ion sensor
TWI619941B (zh) 生物感測器裝置
US11293897B2 (en) High sensitivity ISFET sensor
JP2007526466A (ja) バイオコンポーネントを測定するための電解効果トランジスタ
US10475919B2 (en) Method of producing an integrated power transistor circuit having a current-measuring cell
JP6447925B2 (ja) イオン濃度センサ
EP2884289A1 (en) Chip scale current sensor package and method of producing a current sensor package
CN106959330A (zh) 集成离子感测装置和方法
US6489658B2 (en) MOS-transistor for a photo cell
JP6644336B2 (ja) イオン濃度センサ
JP2017092466A (ja) 半導体デバイス及び半導体デバイスの製造方法並びに車両用制御装置
JP3012227B2 (ja) 半導体装置
KR20170084387A (ko) 바이오 센서
JP2009111290A (ja) 抵抗測定素子およびコンタクト抵抗の測定方法、並びに半導体素子チップおよびその評価方法