JP6443667B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本開示は、撮像装置に関する。
固体撮像装置(イメージセンサ)は、二次元に配列された複数の受光部(画素)を備える。受光部に入射した光は電荷に光電変換され、当該電荷が電荷蓄積部に蓄積され、蓄積された電荷に対応する信号が読み出される。
このような、固体撮像装置では、リーク電流を低減するために、酸化物半導体で構成されるトランジスタを用いる技術が知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2を参照)。
また、光電変換素子として、有機光電変換層を用いる技術が知られている(例えば、特許文献3を参照)。
特開2011−119950号公報 特開2011−211699号公報 特開2012−151771号公報
このような、撮像装置では、信頼性を向上できることが望まれている。
そこで、本開示は、信頼性を向上できる撮像装置を提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る撮像装置は、入射光を光電変換する光電変換部と、半導体基板に設けられ前記光電変換部の信号電荷を検出する電荷検出用トランジスタと、前記光電変換部の信号電圧を初期化するリセットトランジスタと、を含む単位画素セルを備え、前記光電変換部は、画素電極と、前記画素電極の上に配置された光電変換層と、を有し、前記画素電極は、前記電荷検出用トランジスタの上層に設けられ、前記リセットトランジスタは、前記電荷検出用トランジスタの上層、かつ前記画素電極の下層に設けられ、前記画素電極は、平面視した場合に、前記リセットトランジスタのゲート電極の全てを覆う。
本開示は、信頼性を向上できる撮像装置を提供できる。
実施の形態1に係る固体撮像装置のブロック図である。 実施の形態1に係る画素の回路図である。 実施の形態1に係る画素の断面図である。 実施の形態2に係る画素の回路図である。 実施の形態2に係る画素の断面図である。 実施の形態3に係る画素の断面図である。 実施の形態3に係るリセットトランジスタの平面図である。 実施の形態3に係るリセットトランジスタの平面図である。 実施の形態3に係る画素電極の平面図である。 実施の形態3に係る画素電極の変形例の平面図である。 実施の形態3に係る画素電極の変形例の平面図である。 実施の形態4に係る画素の断面図である。 実施の形態4に係るリセットトランジスタ及びクランプトランジスタの平面図である。 実施の形態4に係るリセットトランジスタ及びクランプトランジスタの平面図である。 実施の形態4に係る画素電極の平面図である。 実施の形態4に係る画素電極の変形例の平面図である。 実施の形態4に係る画素電極の変形例の平面図である。 実施の形態5に係る画素の断面図である。 実施の形態6に係る画素の回路図である。 実施の形態6に係る画素の断面図である。 実施の形態6に係る画素の変形例の断面図である。 実施の形態6の変形例に係る画素の断面図である。
本開示の一態様に係る撮像装置は、入射光を光電変換する光電変換部と、半導体基板に設けられ前記光電変換部の信号電荷を検出する電荷検出用トランジスタと、前記光電変換部の信号電圧を初期化するリセットトランジスタと、を含む単位画素セルを備え、前記光電変換部は、画素電極と、前記画素電極の上に配置された光電変換層と、を有し、前記画素電極は、前記電荷検出用トランジスタの上層に設けられ、前記リセットトランジスタは、前記電荷検出用トランジスタの上層、かつ前記画素電極の下層に設けられ、前記画素電極は、平面視した場合に、前記リセットトランジスタのゲート電極の全てを覆う。
この構成によれば、入射光が画素電極で遮蔽されるので、入射光がリセットトランジスタのチャネル領域に入射することを抑制できる。よって、入射光の影響によりリセットトランジスタの閾値電圧が変動することを抑制できる。これにより、画素間の動作ばらつき、及び経時変化を抑制できるので、信頼性を向上できる。
例えば、前記リセットトランジスタの半導体層は、前記半導体基板を構成する半導体に比べてバンドギャップが大きい半導体を主体としてもよい。
この構成によれば、リセットトランジスタが半導体基板を構成する半導体に比較してバンドギャップが大きい半導体を主体とすることで、電荷蓄積部からの少数キャリアによるリーク電流を抑制できる。なお、バンドギャップという用語は厳密には結晶に対して定義されるが、本明細書ではアモルファス半導体についても実効的なバンドギャップとして光学的に観測されるエネルギーギャップをバンドギャップと呼ぶ。
例えば、前記電荷検出用トランジスタは、前記画素電極および前記リセットトランジスタのソースまたはドレインと接続されていてもよい。
例えば、前記画素電極は、平面視した場合に、前記リセットトランジスタのソース電極とドレイン電極との間の第1電荷輸送領域の全てを覆ってもよい。
この構成によれば、光がリセットトランジスタに入射することをさらに抑制できる。
例えば、前記画素電極は、平面視した場合に、前記リセットトランジスタのソース電極及びドレイン電極を覆ってもよい。
この構成によれば、光がリセットトランジスタに入射することをさらに抑制できる。
例えば、前記信号電荷の少なくとも一部を蓄積する電荷蓄積部と、前記電荷検出用トランジスタの上層、かつ前記画素電極の下層に設けられたクランプトランジスタとをさらに備え、前記クランプトランジスタのソース及びドレインの一方とゲートとは、前記電荷蓄積部に接続されており、前記クランプトランジスタの半導体層は、前記半導体基板を構成する半導体に比べてバンドギャップが大きい半導体を主体としてもよい。
この構成によれば、電荷蓄積部のリーク電流を削減しつつ、電荷蓄積部の電圧が過剰に増加することを防止できる。これにより、電荷蓄積部に接続されているトランジスタが破壊されることを抑制できる。
例えば、前記リセットトランジスタと前記クランプトランジスタの各半導体層は、同一の酸化物半導体層に設けられていてもよい。
例えば、前記画素電極は、平面視した場合に、前記クランプトランジスタのゲート電極の全てを覆ってもよい。
この構成によれば、入射光がクランプトランジスタのチャネル領域に入射することを抑制できる。よって、入射光の影響によりクランプトランジスタの閾値電圧が変動することを抑制できる。これにより、画素間の動作ばらつき、及び経時変化を抑制できるので、信頼性を向上できる。
例えば、前記画素電極は、平面視した場合に、前記クランプトランジスタのソース電極とドレイン電極との間の第2電荷輸送領域の全てを覆ってもよい。
この構成によれば、光がクランプトランジスタに入射することをさらに抑制できる。
例えば、前記画素電極は、平面視した場合に、前記クランプトランジスタのソース電極及びドレイン電極の全てを覆ってもよい。
この構成によれば、光がクランプトランジスタに入射することをさらに抑制できる。
例えば、前記光電変換部は、前記半導体基板の上に多層配線構造を介して設けられ、
前記リセットトランジスタの半導体層は、前記多層配線構造に含まれる下層配線層と上層配線層とのうち、前記上層配線層に設けられていてもよい。
この構成によれば、回路面積又は速度に悪影響を与えることなく、酸化物半導体及び光電変換膜へのプロセスダメージを最小化し、酸化膜半導体の特性シフトを抑制できる。このように、トータル回路性能を向上させることが可能となる。
例えば、前記上層配線層は、前記多層配線構造の最上層であってもよい。
この構成によれば、プロセスダメージをさらに抑制できる。
なお、本開示は、このような撮像装置の機能の一部又は全てを含む半導体集積回路(LSI)として実現できる。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本開示の一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本開示を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(実施の形態1)
本実施の形態に係る固体撮像装置では、電荷蓄積部が半導体基板と電気的に絶縁されている。これにより、電荷蓄積部のリーク電流が低減される。
まず、本実施の形態に係る固体撮像装置の全体構成を説明する。図1は、本実施の形態に係る固体撮像装置の構成を示すブロック図である。
図1に示す固体撮像装置100は、行列状に配置された複数の画素(単位画素セル)101と、垂直走査部102と、列毎に設けられている複数のカラム信号処理部103と、水平読み出し部104と、行毎に設けられている複数のリセット制御線105と、行毎に設けられている複数のアドレス制御線106と、列毎に設けられている複数の垂直信号線107と、水平出力端子108とを備える。
複数の画素101の各々は、入射光に応じた信号を、対応する列に設けられている垂直信号線107に出力する。
垂直走査部102は、複数のリセット制御線105を介して複数の画素101をリセットする。また、垂直走査部102は、複数のアドレス制御線106を介して、複数の画素101を行単位で順次選択する。
複数のカラム信号処理部103の各々は、対応する列に設けられている垂直信号線107に出力された信号に信号処理を行い、当該信号処理により得られた信号を水平読み出し部104へ出力する。例えば、カラム信号処理部103は、相関二重サンプリングに代表される雑音抑圧信号処理及び、アナログ/デジタル変換処理等を行う。
水平読み出し部104は、複数のカラム信号処理部103で信号処理された後の複数の信号を順次水平出力端子108に出力する。
以下、画素101の構成を説明する。図2は、画素101の構成を示す回路図である。
図2に示すように画素101は、光電変換部111と、電荷蓄積部112と、リセットトランジスタ113と、増幅トランジスタ114(ソースフォロアトランジスタ)と、選択トランジスタ115とを備える。
光電変換部111は、入射光を光電変換することにより信号電荷を生成する。光電変換部111の一端には電圧Voeが印加されている。
電荷蓄積部112は、光電変換部111に接続されており、光電変換部111で生成された信号電荷を蓄積する。本実施の形態では、電荷蓄積部112は、専用の容量素子ではなく、配線容量等の寄生容量で構成される。
リセットトランジスタ113は、信号電荷の電位をリセットするために用いられる。リセットトランジスタ113のゲートはリセット制御線105に接続されており、ソースは電荷蓄積部112に接続されており、ドレインにはリセット電圧Vresetが印加される。
なお、ドレイン及びソースの定義は、一般的に回路動作に依存するものであり、素子構造からは特定できない場合が多い。本実施の形態では、便宜的にソース及びドレインの一方をソースと呼び、ソース及びドレインの他方をドレインと呼ぶが、本実施の形態におけるドレインをソース、ソースをドレインと置き換えてもよい。
また、本実施の形態では、リセットトランジスタ113は、酸化物半導体(例えば、InGaZnO)で構成される。
増幅トランジスタ114は、電荷蓄積部112の電圧を増幅することで、当該電圧に応じた信号を垂直信号線107へ出力する。増幅トランジスタ114のゲートは電荷蓄積部112に接続されており、ドレインに電源電圧Vddまたは接地電圧Vssが印加される。
選択トランジスタ115は、増幅トランジスタ114と直列に接続されており、増幅トランジスタ114が増幅した信号を垂直信号線107に出力するか否かを切り替える。選択トランジスタ115のゲートはアドレス制御線106に接続されており、ドレインは増幅トランジスタ114のソースに接続されており、ソースは垂直信号線107に接続されている。
また、例えば、電圧Voe、リセット電圧Vreset及び電源電圧Vddは、全画素101で共通に用いられる電圧である。
次に、画素101の断面構造を説明する。図3は、画素101の断面図である。
図3に示すように、固体撮像装置100は、半導体基板121と、拡散層122と、ゲート電極123と、素子分離領域124と、絶縁層125A〜125Dと、配線層126A及び126Bと、コンタクト127A〜127D(コンタクトホール)とを備える。
半導体基板121は、例えば、シリコン基板である。半導体基板121には、増幅トランジスタ114及び選択トランジスタ115が形成されている。
増幅トランジスタ114及び選択トランジスタ115の各々は、ソース及びドレインである2つの拡散層122と、ゲート電極123とを備える。
拡散層122は、半導体基板121に形成されている。ゲート電極123は、半導体基板121上にゲート絶縁膜を介して形成されている。
素子分離領域124は、半導体基板121に形成されており、隣接する画素101のトランジスタを分離する。なお、ここでは、素子を分離するためにSTI(Shallow
Trench Isolation)を用いる例を示すが、PN接合分離等を用いてよい。
絶縁層125Aは、半導体基板121上に、増幅トランジスタ114及び選択トランジスタ115を覆うように形成されている。
配線層126Aは絶縁層125A上に形成されている。コンタクト127Aは、絶縁層125A内に形成されており、拡散層122及びゲート電極123と、配線層126Aとを電気的に接続する。絶縁層125Bは、絶縁層125A上に、配線層126Aを覆うように形成されている。
配線層126Bは絶縁層125B上に形成されている。コンタクト127Bは、絶縁層125B内に形成されており、配線層126Aと配線層126Bとを電気的に接続する。絶縁層125Cは、絶縁層125B上に、配線層126Bを覆うように形成されている。
絶縁層125C上には、リセットトランジスタ113が形成されている。本実施の形態では、リセットトランジスタ113は、酸化物半導体で構成され、半導体基板121外(半導体基板121の上方)に形成されている。このリセットトランジスタ113は、ソース及びドレインである2つの電極131と、酸化物半導体層132と、ゲート電極133とを備える。
2つの電極131は、絶縁層125C上に形成されている。コンタクト127Cは、絶縁層125C内に形成されており、配線層126Bと電極131とを電気的に接続する。
酸化物半導体層132は、絶縁層125C及び2つの電極131上に形成されている。酸化物半導体層132は、例えば、InGaZnOで構成される。
ゲート電極133は、酸化物半導体層132上にゲート絶縁膜を介して形成されている。また、ゲート電極133は、平面視した場合に2つの電極131の間に配置されている。
絶縁層125Dは、絶縁層125C上に、リセットトランジスタ113を覆うように形成されている。
絶縁層125D上には、光電変換部111が形成されている。本実施の形態では、光電変換部111は、半導体基板121内には形成されておらず、半導体基板121外(半導体基板121の上方)に形成されている。この光電変換部111は、画素電極135と、光電変換層136と、透明電極137とを含む。
画素電極135は、絶縁層125D上に形成されている。この画素電極135は、例えば、遮光性を有する金属で構成されている。例えば、画素電極135は、Ti、TiN、Ta又はMoで構成される。
光電変換層136は、画素電極135上に形成されており、入射光を光電変換する。例えば、この光電変換層136は有機材料を含む。なお、光電変換層136は、有機材料で構成される層と無機材料で構成される層とを含んでもよい。また、光電変換層136は無機材料で構成される層のみで構成されてもよい。例えば、光電変換層136はアモルファスシリコン又はカルコパイライト系半導体等で構成されてもよい。
透明電極137は、光電変換層136上に形成されており、透光性を有する。例えば、透明電極137は、ITO(Indium Tin Oxide)で構成される。
ここで、画素電極135は、画素101ごとに電気的に分離されているが、光電変換層136及び透明電極137は、複数の画素101を跨いで形成されている。
コンタクト127Dは、絶縁層125D内に形成されており、リセットトランジスタ113と画素電極135とを電気的に接続する。
なお、ここでは、2層の配線層が設けられている例を示したが、1層の配線層又は3層以上の配線層が設けられていてもよい。また、ここでは、酸化物半導体トランジスタ(リセットトランジスタ113)と光電変換部111との間に配線層が設けられていないが、この間に配線層が設けられていてもよい。
以上のように、本実施の形態に係る固体撮像装置100は、半導体基板121外に形成された光電変換部111を備える。また、光電変換部111と電荷蓄積部112との間に転送トランジスタを備えない。この構成では、転送トランジスタが設けられた構成に比べ、電荷蓄積部112に長い時間電荷が保持される。よって、電荷蓄積部112のリーク電流が特性に与える影響が大きい。上記の構成において、本実施の形態では、リセットトランジスタ113に、酸化物半導体で構成される酸化物半導体トランジスタを用いる。これにより、リセットトランジスタ113として、半導体基板121に形成されたシリコントランジスタを用いる場合に比べて、リーク電流を抑制できる。このように、本実施の形態に係る固体撮像装置100は、電荷蓄積部112のリーク電流の影響が顕著になる場合において、そのリーク電流を抑制することができる。
さらに、本実施の形態に係る固体撮像装置100では、電荷蓄積部112は、半導体基板121に形成された拡散層と電気的に接続されていない。言い換えると、電荷蓄積部112は、半導体基板121と電気的に絶縁されている。具体的には、本実施の形態では、電荷蓄積部112は、画素電極135、リセットトランジスタ113のソース(電極131)、及び増幅トランジスタ114のゲート電極123、並びに、これらの間の配線(配線層及びコンタクト)の寄生容量のみで構成される。
ここで、光電変換部として半導体基板121に形成されているフォトダイオードを用いる場合には、電荷蓄積部112は半導体基板121と電気的に接続される。また、リセットトランジスタ113として半導体基板121に形成されているシリコントランジスタが用いられる場合には、電荷蓄積部112は、半導体基板121に形成されている拡散層122(リセットトランジスタ113のソース)と電気的に接続される。また、半導体基板121に形成された拡散層122の容量を電荷蓄積部112として用いる場合にも電荷蓄積部112は拡散層122と接続される。
これに対して、本実施の形態では、(1)半導体基板121外に光電変換部111が形成され、(2)リセットトランジスタ113に酸化物半導体トランジスタを用い、かつ(3)電荷蓄積部112に拡散層122の容量を用いないことで、電荷蓄積部112と半導体基板121とを電気的に絶縁することができる。これにより、電荷蓄積部112のリーク電流を十分に抑制できる。
また、本実施の形態では、撮像装置(固体撮像装置100)は、入射光を光電変換する光電変換部111と、半導体基板121に設けられ光電変換部111の信号電荷を検出する電荷検出用トランジスタ(増幅トランジスタ114)と、光電変換部111の信号電圧を初期化するリセットトランジスタ113と、を含む単位画素セル(画素101)を備える。光電変換部111は、画素電極135と、画素電極135の上に配置された光電変換層136と、を有する。画素電極135は、電荷検出用トランジスタ(増幅トランジスタ114)の上層に設けられる。リセットトランジスタ113は、電荷検出用トランジスタ(増幅トランジスタ114)の上層、かつ画素電極135の下層に設けられる。
このように、リセットトランジスタ113と、電荷検出用トランジスタ(増幅トランジスタ114)とが縦方向に並んで配置される。これにより、撮像装置の小面積化を実現できる。
また、利得を確保する為に駆動能力が必要で、かつ許容できる特性ばらつきが小さい電荷検出用トランジスタ(増幅トランジスタ114)が半導体基板121に配置され、回路動作上、特性ばらつきが比較的許容できるリセットトランジスタ113が電荷検出用トランジスタ(増幅トランジスタ114)の上層、かつ画素電極135の下層に設けられる。これにより、小面積化を維持しつつ全体としての回路動作特性を確保できる。
このように、本実施の形態に係る撮像装置は、特性の劣化を抑制しつつ、小面積化を実現できる。
なお、上記説明では、リセットトランジスタ113が酸化物半導体で構成させる例を述べたが、リセットトランジスタ113の半導体層は、酸化物半導体を主体とすればよい。
また、リセットトランジスタ113の半導体層に用いられる酸化物半導体は、InGaZnOに限らず、InZnO、InSnZnO、ZnSnO、InWO又はZnOであってもよい。または、当該酸化物半導体は、In、Ga、Zn、Sn、W、Al、Si、Ge、Ti、Ta及びMgのうち少なくとも1種の元素を含む酸化物材料であってもよい。また、当該酸化物半導体は、上記の酸化物材料に窒素を添加した酸窒化物材料、例えばZnON又はInGaZnON等の酸窒化物材料であってもよい。
さらに、リセットトランジスタ113は、酸化物半導体以外で構成されてもよい。この場合、リセットトランジスタ113の半導体層は、半導体基板121を構成する半導体に比べてバンドギャップが大きい半導体を主体とすればよい。例えば、リセットトランジスタ113の半導体層は、II−VI族化合物半導体を主体としてもよい。ここで、II−VI族化合物半導体とは、CdS、CdSe、CdTe又はZnTe等である。
また、上述したように、光電変換部111は、半導体基板121の上に多層配線構造を介して設けられる。また、リセットトランジスタ113の半導体層は、多層配線構造に含まれる下層配線層と上層配線層とのうち、上層配線層に設けられている。ここで、下層配線層とは、上層配線層より下層の配線層である。例えば、リセットトランジスタ113の半導体層は、多層配線構造の最上層に設けられる。
ここで、酸化物半導体のようにてバンドギャップが大きい半導体は、熱処理及び水素などの不純物拡散の影響を受け特性がシフトしやすい。また光電変換膜も高温の熱処理により光電変換特性が悪化する。一方、周辺回路に用いられ、mAオーダーの電流を流すことが求められる配線には、その電流耐性を確保するために一定の熱処理が必要である。従って、リセットトランジスタ113は、周辺回路に用いられる多層配線層の下層部ではなく、上層部に配置することが望ましい。これにより、回路面積又は速度に悪影響を与えることなく、酸化物半導体及び光電変換膜へのプロセスダメージを最小化し、酸化膜半導体の特性シフトを抑制できる。このように、トータル回路性能を向上させることが可能となる。
さらに、リセットトランジスタを多層配線構造の最上層に配置することで、プロセスダメージをさらに抑制できる。
また、上述したように、画素電極135は遮光材料により形成される。ここで、酸化物半導体層のようなバンドギャップが大きい半導体を主体とするトランジスタは、光が照射されると特性シフトが発生しやすい。これに対して、能動層を画素電極で少しでも覆って遮光することで、特性シフトを抑制できる。このように、リセットトランジスタの特性の安定化を実現できる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、上記実施の形態1の変形例について説明する。なお、以下では、実施の形態1との相違点を主に説明し、重複する説明は省略する。
図4は、本実施の形態に係る画素101Aの構成を示す回路図である。図4に示す画素101Aは、図2に示す画素101の構成に加え、さらに、クランプトランジスタ116を備える。
クランプトランジスタ116のゲート及びドレインは電荷蓄積部112に接続されており、ソースにはクランプ電圧Vclampが印加されている。また、クランプトランジスタ116は、リセットトランジスタ113と同様に、酸化物半導体で構成される。
このように、クランプトランジスタ116を設けることにより、増幅トランジスタ114に過剰な電圧が印加されることを抑制できるので、増幅トランジスタ114の破壊を抑制できる。
また、クランプトランジスタ116として酸化物半導体トランジスタを用いることで、上述した実施の形態1と同様に、電荷蓄積部112が半導体基板121(拡散層122)と電気的に接続されない。これにより、リーク電流の増加抑制しつつ、増幅トランジスタ114の破壊を抑制できる。
図5は、画素101Aの断面図である。図5に示すように、絶縁層125C上に、クランプトランジスタ116が形成されている。クランプトランジスタ116は、酸化物半導体で構成され、半導体基板121外(半導体基板121の上方)に形成されている。なお、クランプトランジスタ116の構成は、リセットトランジスタ113と同様である。
なお、クランプトランジスタ116の半導体層は、リセットトランジスタ113と同様に、酸化物半導体を主体とすればよい。例えば、リセットトランジスタ113とクランプトランジスタ116の各半導体層は、同一の酸化物半導体層に設けられている。
さらに、クランプトランジスタ116は、リセットトランジスタ113と同様に、酸化物半導体以外で構成されてもよい。この場合、クランプトランジスタ116の半導体層は、半導体基板121を構成する半導体に比べてバンドギャップが大きい半導体を主体とすればよい。
(実施の形態3)
本実施の形態では、上記実施の形態1の変形例について説明する。
なお、本実施の形態に係る画素101Bの回路構成は、図2に示す実施の形態1の回路構成と同様である。
図6は、本実施の形態に係る画素101Bの断面構造を示す図である。図6に示す構成は、図3に示す構成に対して、画素電極135Aの大きさが画素電極135と異なる。
図7及び図8は、リセットトランジスタ113の平面図である。図7に示すように、ゲート電極層141(ゲート電極配線)のうち、平面視した場合にゲート電極層141と酸化物半導体層132とが重なる部分をゲート電極133と呼ぶ。また、ドレイン電極層142A(ドレイン電極配線)のうち、平面視した場合にドレイン電極層142Aと酸化物半導体層132とが重なる部分をドレイン電極131Aと呼ぶ。また、ソース電極層142B(ソース電極配線)のうち、平面視した場合にソース電極層142Bと酸化物半導体層132とが重なる部分をソース電極131Bと呼ぶ。
また、図8に示すように、平面視した場合の、ドレイン電極131Aとソース電極131Bとの間の酸化物半導体層132の領域を電荷輸送領域143と呼ぶ。
図9は、電荷輸送領域143及び画素電極135Aの平面図である。図9に示すように、本実施の形態では、画素電極135Aは、リセットトランジスタ113の上方に形成されており、平面視した場合に電荷輸送領域143の全てを覆う。
画素電極135Aは、遮光性を有する金属で構成されている。例えば、画素電極135Aは、Ti、TiN、Ta又はMoで構成される。
これにより、入射光が画素電極135Aで遮蔽されるので、入射光がリセットトランジスタ113の電荷輸送領域143に入射することを抑制できる。よって、入射光の影響によりリセットトランジスタ113の閾値電圧が変動することを抑制できる。これにより、画素間の動作ばらつき、及び経時変化を抑制できるので、信頼性を向上できる。
なお、図10に示すように、画素電極135Aは、平面視した場合にゲート電極133の全てを覆うように形成されていてもよい。言い換えると、画素電極135Aは、電荷輸送領域143の一部のみを覆うように形成されていてもよい。この場合でも、リセットトランジスタ113に対する入射光の影響を低減できる。
また、図11に示すように、画素電極135Aは、平面視した場合に、電荷輸送領域143とドレイン電極131Aとソース電極131Bとの全てを覆うように形成されていてもよい。この構成により、リセットトランジスタ113に対する入射光の影響をより低減できる。
(実施の形態4)
本実施の形態では、上記実施の形態3の構成を、実施の形態2に係る画素101Aに対して適用した場合について説明する。
なお、本実施の形態に係る画素101Cの回路構成は、図4に示す実施の形態2の回路構成と同様である。
図12は、本実施の形態に係る画素101Cの断面構造を示す図である。図12に示す構成は、図5に示す構成に対して、画素電極135Aの大きさが画素電極135と異なる。
図13及び図14は、リセットトランジスタ113及びクランプトランジスタ116の平面図である。以下では、図13に示すように、リセットトランジスタ113のゲート電極133をゲート電極133Aと記し、クランプトランジスタ116のゲート電極133をゲート電極133Bと記す。また、リセットトランジスタ113のドレイン電極をドレイン電極131Aと記し、リセットトランジスタ113のソース電極をソース電極131Bと記し、クランプトランジスタ116のソース電極をソース電極131Cと記す。また、クランプトランジスタ116のドレイン電極は、リセットトランジスタ113のソース電極131Bと一体形成されている。言い換えると、ソース電極131Bは、クランプトランジスタ116のドレイン電極である。なお、クランプトランジスタ116のドレイン電極は、リセットトランジスタ113のソース電極131Bと独立して形成されていてもよい。
また、図14に示すように、リセットトランジスタ113の電荷輸送領域143を電荷輸送領域143A(第1電荷輸送領域)と記し、クランプトランジスタ116の電荷輸送領域143を電荷輸送領域143B(第2電荷輸送領域)と記す。
図15は、電荷輸送領域143A及び143B、並びに画素電極135Aの平面図である。図15に示すように、本実施の形態では、画素電極135Aは、リセットトランジスタ113及びクランプトランジスタ116の上方に形成されており、平面視した場合に電荷輸送領域143A及び143Bの全てを覆う。
画素電極135Aは、遮光性を有する金属で構成されている。例えば、画素電極135Aは、Ti、TiN、Ta又はMoで構成される。
これにより、入射光が画素電極135Aで遮蔽されるので、入射光がリセットトランジスタ113の電荷輸送領域143A及びクランプトランジスタ116の電荷輸送領域143Bに入射することを抑制できる。よって、入射光の影響によりリセットトランジスタ113及びクランプトランジスタ116の閾値電圧が変動することを抑制できる。これにより、画素間の動作ばらつき、及び経時変化を抑制できるので、信頼性を向上できる。
なお、図16に示すように、画素電極135Aは、平面視した場合にゲート電極133A及びゲート電極133Bの全てを覆うように形成されていてもよい。言い換えると、画素電極135Aは、電荷輸送領域143Aの一部のみ、及び電荷輸送領域143Bの一部のみを覆うように形成されていてもよい。この場合でも、リセットトランジスタ113及びクランプトランジスタ116に対する入射光の影響を低減できる。
また、図17に示すように、画素電極135Aは、平面視した場合に、電荷輸送領域143A及び143Bとドレイン電極131Aとソース電極131B及び131Cとの全てを覆うように形成されていてもよい。この構成により、リセットトランジスタ113及びに対する入射光の影響をより低減できる。
なお、画素電極135Aに覆われる領域が、リセットトランジスタ113とクランプトランジスタ116とで異なってよい。例えば、画素電極135Aは、リセットトランジスタ113の電荷輸送領域143Aの全てと、クランプトランジスタ116のゲート電極133Bの全てとを覆うように形成されてもよい。また、上記の構成を、リセットトランジスタ113とクランプトランジスタ116との一方にのみ適用してもよい。言い換えると、画素電極135Aは、リセットトランジスタ113及びクランプトランジスタ116の一方のみの領域(ゲート電極、電荷輸送領域、ソース電極及びドレイン電極の少なくとも一つを含む領域)を覆うように形成されてもよい。
(実施の形態5)
本実施の形態では、上記実施の形態4の変形例について説明する。
図18は、本実施の形態に係る画素101Dの断面図である。図18に示すように、画素101Dは、図12に示す画素101Cの構成に加え、絶縁層125E及び125Fを備える。
絶縁層125Eは、絶縁層125C上に形成されている。また、この絶縁層125E上にリセットトランジスタ113及びクランプトランジスタ116が形成されている。絶縁層125Fは、絶縁層125E上に、リセットトランジスタ113及びクランプトランジスタ116を覆うように形成されている。また、絶縁層125E及び絶縁層125Fは、シリコン窒化物で構成される。なお、絶縁層125A〜125Dは、例えば、シリコン酸化物で構成される。
以上の構成により、酸化物半導体トランジスタが、シリコン窒化膜の層により包まれる。これにより、上下の層から酸化物半導体層132への不純物(水素等)の拡散が抑制される。よって、リセットトランジスタ113及びクランプトランジスタ116の閾値電圧の変動を抑制できる。これにより、素子動作の信頼性が向上する。
なお、絶縁層125A〜125Dの材料はシリコン酸化物に限定されず、一部の層がシリコン窒化物で構成されてもよい。
また、ここでは、実施の形態4の構成に対して、絶縁層125E及び125Fを設ける構成を説明したが、実施の形態1〜3の構成に対して同様の構成を適用してもよい。
(実施の形態6)
本実施の形態では、上記実施の形態1の変形例について説明する。なお、以下では、実施の形態1との相違点を主に説明し、重複する説明は省略する。
本実施の形態に係る固体撮像装置は、電荷蓄積部に接続されたダイオードを備える。これにより、電荷蓄積部の電圧が過剰に増加することを抑制できる。
以下、画素101Eの構成を説明する。図19は、画素101Eの構成を示す回路図である。
図19に示すように画素101Eは、図2に示す画素101の構成に加え、さらに、ダイオード117を備える。
ダイオード117は、アノードが電荷蓄積部112に接続されており、カソードに電圧Vdd1が印加されている。電圧Vdd1は、電荷蓄積部112の最大電圧を規定する。具体的には、電荷蓄積部112の電圧が、電圧Vdd1とダイオード117の順方向電圧との和に達すると、電荷蓄積部112から、電圧Vdd1が印加されている電圧線に向かって電流が流れる。これにより、電荷蓄積部112の電圧が過剰に高くなることを防止できる。
また、例えば、電圧Voe、リセット電圧Vreset、電源電圧Vdd及び電圧Vdd1は、全画素101Eで共通に用いられる電圧である。
次に、画素101Eの断面構造を説明する。図20は、画素101Eの断面図である。
ダイオード117は、半導体基板121に形成された拡散層122Aを含む。例えば、半導体基板121はn型であり、拡散層122及び122Aはp型である。
素子分離領域124は、半導体基板121に形成されており、トランジスタとダイオード117とを分離する。また、素子分離領域124は、隣接する画素101Eのトランジスタ及びダイオード117を分離する。なお、ここでは、素子を分離するためにSTI(Shallow Trench Isolation)を用いる例を示すが、PN接合分離等を用いてよい。
配線層126Aは絶縁層125A上に形成されている。コンタクト127Aは、絶縁層125A内に形成されており、拡散層122及び122A並びにゲート電極123と、配線層126Aとを電気的に接続する。絶縁層125Bは、絶縁層125A上に、配線層126Aを覆うように形成されている。
また、電荷蓄積部112は、画素電極135、リセットトランジスタ113のソース(電極131)、増幅トランジスタ114のゲート電極123、及びダイオード117(拡散層122A)並びに、これらの間の配線(配線層及びコンタクト)の寄生容量で構成される。
以上のように、本実施の形態に係る固体撮像装置100は、半導体基板121外に形成された光電変換部111を備える。また、光電変換部111と電荷蓄積部112との間に転送トランジスタを備えない。この構成では、転送トランジスタが設けられた構成に比べ、電荷蓄積部112に長い時間電荷が保持される。よって、電荷蓄積部112のリーク電流が特性に与える影響が大きい。上記の構成において、本実施の形態では、リセットトランジスタ113に、酸化物半導体で構成される酸化物半導体トランジスタを用いる。これにより、リセットトランジスタ113として、半導体基板121に形成されたシリコントランジスタを用いる場合に比べて、リーク電流を抑制できる。このように、本実施の形態に係る固体撮像装置100は、電荷蓄積部112のリーク電流の影響が顕著になる場合において、そのリーク電流を抑制することができる。
さらに、本実施の形態に係る固体撮像装置100では、電荷蓄積部112は、半導体基板121に形成されたダイオード117と電気的に接続されている。これにより、電荷蓄積部112の電圧が過剰に高くなることで、電荷蓄積部112に接続されている素子(例えば、増幅トランジスタ114)が破壊することを防止できる。
なお、上記説明では、電荷蓄積部112にダイオード117のアノードが接続されている例を述べたが、カソードが接続されていてもよい。言い換えると、電荷蓄積部112は、半導体基板121に形成された拡散層122Aに電気的に接続されていればよい。この場合でも、ダイオード117のブレーク電圧以上の電圧が当該ダイオード117に印加された場合、当該ダイオード117に電流が流れる。これにより、電荷蓄積部112の電圧が過剰に高くなることを抑制できる。なお、アノードとは、ダイオード117を構成するP型半導体であり、カソードとはダイオード117を構成するN型半導体である。
また、上記説明では、ダイオード117に含まれる拡散層122Aが直接半導体基板121に形成される例を述べたが、図21に示すように、拡散層122Aはウェル151内に形成されてもよい。つまり、ダイオード117は、拡散層122Aと半導体基板121とで構成されてもよいし、拡散層122Aとウェル151とで構成されてもよい。いずれの場合であっても拡散層122Aは、ダイオード117の一部を構成する。
図21に示す画素101Fは、図20に示す構成に加え、さらに、ウェル151と、ウェルコンタクト152とを備える。ウェル151は、半導体基板121に形成されている。また、拡散層122Aは、ウェル151内に形成されている。ウェルコンタクト152は、ウェル151内に形成されている拡散層である。このウェルコンタクト152には、図19に示す電圧Vdd1が印加される。例えば、半導体基板121はp型であり、ウェル151はn型であり、拡散層122Aはp型であり、ウェルコンタクト152はn型である。つまり、ウェル151は第1導電型を有し、拡散層122Aは第1導電型とは逆極性の第2導電型を有する。
なお、図21に示す例では、シリコントランジスタ(増幅トランジスタ114及び選択トランジスタ115)が半導体基板121に直接形成されている例を示すが、シリコントランジスタは、半導体基板121に形成されたウェルに形成されていてもよい。この場合、シリコントランジスタが形成されているウェルと、ダイオード117が形成されているウェル151とは分離されている。
以上の構成により、ダイオード117を形成した場合でも、任意の極性(n型又はp型)のシリコントランジスタ(増幅トランジスタ114及び選択トランジスタ115)を用いることができる。また、ダイオード117が形成されるウェル151の電圧を、シリコントランジスタが形成される半導体基板121(又はウェル)の電圧と独立して制御できる。これにより、ダイオード117のカソードに任意の電圧Vdd1を印加できるので、電荷蓄積部112の電圧の最大値を任意に設定できる。
なお、図22に示す画素101Gように、本実施の形態の構成に対して、上記実施の形態3と同様の変形例を適用してもよい。また、本実施の形態の構成に対して、実施の形態5と同様の変形例を適用してもよい。
以上、本開示の実施の形態に係る固体撮像装置について説明したが、本開示は、この実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態に係る固体撮像装置は典型的には集積回路であるLSIとして実現される。なお、固体撮像装置に含まれる処理部の一部のみが1チップ化されてもよい。
また、上記断面図及び平面図は、上記実施の形態に係る構成を模式的に示すものである。例えば、上記断面図及び平面図において、各構成要素の角部及び辺を直線的に記載しているが、角部及び辺が丸みをおびたものも本開示に含まれる。
また、上記回路図に示す回路構成は、一例であり、本開示は上記回路構成に限定されない。つまり、上記回路構成と同様に、本開示の特徴的な機能を実現できる回路も本開示に含まれる。例えば、上記回路構成と同様の機能を実現できる範囲で、ある素子に対して、直列又は並列に、スイッチング素子(トランジスタ)、抵抗素子、又は容量素子等の素子を接続したものも本開示に含まれる。言い換えると、上記実施の形態における「接続される」とは、2つの端子(ノード)が直接接続される場合に限定されるものではなく、同様の機能が実現できる範囲において、当該2つの端子(ノード)が、素子を介して接続される場合も含む。
また、上記で用いた数字は、全て本開示を具体的に説明するために例示するものであり、本開示は例示された数字に制限されない。また、トランジスタ等のn型及びp型等は、本開示を具体的に説明するために例示するものであり、これらを反転させることで、同等の結果を得ることも可能である。また、上記で示した各構成要素の材料は、全て本開示を具体的に説明するために例示するものであり、本開示は例示された材料に制限されない。
また、ブロック図における機能ブロックの分割は一例であり、複数の機能ブロックを一つの機能ブロックとして実現したり、一つの機能ブロックを複数に分割したり、一部の機能を他の機能ブロックに移してもよい。また、類似する機能を有する複数の機能ブロックの機能を単一のハードウェア又はソフトウェアが並列又は時分割に処理してもよい。
以上、一つまたは複数の態様に係る固体撮像装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本開示は、この実施の形態に限定されるものではない。本開示の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
本開示は、固体撮像装置に適用できる。また、本開示は、固体撮像装置を備える、デジタルスチルカメラ及びデジタルビデオカメラ等の撮像装置に適用できる。
100 固体撮像装置
101、101A、101B、101C、101D、101E、101F、101G 画素
102 垂直走査部
103 カラム信号処理部
104 水平読み出し部
105 リセット制御線
106 アドレス制御線
107 垂直信号線
108 水平出力端子
111 光電変換部
112 電荷蓄積部
113 リセットトランジスタ
114 増幅トランジスタ
115 選択トランジスタ
116 クランプトランジスタ
117 ダイオード
121 半導体基板
122、122A 拡散層
123 ゲート電極
124 素子分離領域
125A、125B、125C、125D、125E、125F 絶縁層
126A、126B 配線層
127A、127B、127C、127D コンタクト
131 電極
131A ドレイン電極
131B、131C ソース電極
132 酸化物半導体層
133、133A、133B ゲート電極
135、135A 画素電極
136 光電変換層
137 透明電極
141 ゲート電極層
142A ドレイン電極層
142B ソース電極層
143、143A、143B 電荷輸送領域
151 ウェル
152 ウェルコンタクト

Claims (11)

  1. 入射光を光電変換する光電変換部と、半導体基板に設けられ前記光電変換部の信号電荷を検出する電荷検出用トランジスタと、前記光電変換部の信号電圧を初期化するリセットトランジスタと、を含む単位画素セルを備え、
    前記光電変換部は、画素電極と、前記画素電極の上に配置された光電変換層と、を有し、
    前記画素電極は、前記電荷検出用トランジスタの上層に設けられ、
    前記リセットトランジスタは、前記電荷検出用トランジスタの上層、かつ前記画素電極の下層に設けられ、
    前記画素電極は、平面視した場合に、前記リセットトランジスタのゲート電極の全てを覆い、
    前記電荷検出用トランジスタのゲートは、前記画素電極、および前記リセットトランジスタのソース電極およびドレイン電極の一方と接続されており、
    前記画素電極と、前記リセットトランジスタのソース電極およびドレイン電極の前記一方とは、トランジスタを介さずに配線によって接続され、
    前記リセットトランジスタのソース電極およびドレイン電極の前記一方は、平面視した場合に、前記電荷検出用トランジスタのゲート電極の一部と重なる、
    撮像装置。
  2. 前記リセットトランジスタの半導体層は、前記半導体基板を構成する半導体に比べてバンドギャップが大きい半導体を主体とする、
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記画素電極は、平面視した場合に、前記リセットトランジスタのソース電極とドレイン電極との間の第1電荷輸送領域の全てを覆う、
    請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記画素電極は、平面視した場合に、前記リセットトランジスタのソース電極及びドレイン電極を覆う、
    請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記信号電荷の少なくとも一部を蓄積する電荷蓄積部と、
    前記電荷検出用トランジスタの上層、かつ前記画素電極の下層に設けられたクランプトランジスタとをさらに備え、
    前記クランプトランジスタのソース及びドレインの一方とゲートとは、前記電荷蓄積部に接続されており、
    前記クランプトランジスタの半導体層は、前記半導体基板を構成する半導体に比べてバンドギャップが大きい半導体を主体とする、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記リセットトランジスタと前記クランプトランジスタの各半導体層は、同一の酸化物半導体層に設けられている、
    請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記画素電極は、平面視した場合に、前記クランプトランジスタのゲート電極の全てを覆う、
    請求項5又は6に記載の撮像装置。
  8. 前記画素電極は、平面視した場合に、前記クランプトランジスタのソース電極とドレイン電極との間の第2電荷輸送領域の全てを覆う、
    請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記画素電極は、平面視した場合に、前記クランプトランジスタのソース電極及びドレイン電極の全てを覆う、
    請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記光電変換部は、前記半導体基板の上に多層配線構造を介して設けられ、
    前記リセットトランジスタの半導体層は、前記多層配線構造に含まれる下層配線層と上層配線層とのうち、前記上層配線層に設けられている、
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 前記上層配線層は、前記多層配線構造の最上層である、
    請求項10に記載の撮像装置。
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