JP2019056531A - ファンガードおよびこれを備えた空気調和装置 - Google Patents

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晶子 上田
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晶子 上田
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Abstract

【課題】平行に配列された複数の主桟31と、隣り合う主桟に直交する複数の補助桟32で形成されるファンガード3において、ファンガードの強度を確保し、意匠性も向上させることを目的とする。【解決手段】補助桟は、第1間隔Wbと第1間隔の3倍の幅を有する第2間隔Wcを交互に設けて主桟31に沿って左右方向に配列され、主桟を挟んで隣り合う補助桟は、主桟31に沿って第1間隔Wbと第2間隔Wcが互い違いになるように配列されていることで、主桟の片側が第1間隔の2本の補助桟で支えられることで、もう一方の片側に補助桟の第2間隔が位置しても2本の補助桟に引っ張られて撓みが抑えられ強度が増す構造となる。【選択図】図2

Description

本発明は、ファンガードおよびこれを備えた空気調和装置に関するものである。
空気調和装置はその筐体の内部に空気を取り入れる吸込口や空気を吹き出す吹出口を備えている。このような空気調和装置のうち、例えば空気清浄機や空気調和機の室外機の吸込口や吹出口には、筐体の内部への異物の侵入を防ぐためにファンガードが取り付けられているものがある。
従来の室外機のファンガードは、鉄線材を渦巻状に加工したものや、鉄線材を縦と横で交差させたものが一般的であるが、鉄線材では意匠にバリエーションを持たせるのが難しいことから、特許文献1に示す樹脂材で形成されたファンガードがある。図5に示すようにこのファンガード90は、間隔Wdを空けて上下方向に平行に配置された複数の主桟91と、上下に位置する主桟91にそれぞれ直交するように両端が固定された左右方向に並んで配置された複数の補助桟92とによって形成されている。補助桟92は主桟91よりも細く形成されている。左右の補助桟92は同一の間隔Weで配列されており、上下に位置する補助桟92は互い違いとなるように配列されている。これにより一見してレンガの並びを思い浮かべる意匠となっており、従来の鉄線材のファンガードに対して差別化された意匠となっている。
特開平8−247097号公報(第17図)
ファンガード90に効率的に空気を流出入させるためには主桟91と補助桟92で囲まれた開口部93の開口面積を大きくする必要がある。一方で、開口部93は人の手指が入らない大きさでなければいけない。よって開口部93は主桟91の間隔Wdを手指が入らない小さな間隔とし、補助桟92の間隔Weを大きくとって開口面積を大きくしている。しかし樹脂材は鉄線材に比べて強度が弱く変形しやすい性質があり、主桟91と補助桟92が交わる固定部94で主桟91が補助桟92の無い開口部93側に撓む変形が発生する場合がある。さらに開口部93の開口面積を大きくしたことで補助桟92に負担が掛り、補助桟92の強度が足りないことで補助桟92の折れが発生する場合がある。
本発明は以上述べた問題点を解決し、平行に配列された複数の主桟と、隣り合う主桟に直交する複数の補助桟で形成されるファンガードにおいて、ファンガードの強度を確保し、意匠性も向上させることを目的とする。
上述した課題を解決するために、平行に配列された複数の主桟と、隣り合う前記主桟に直交する複数の補助桟で形成されるファンガードにおいて、
前記補助桟は、前記主桟の間に第1間隔と前記第1間隔の3倍の幅を有する第2間隔を交互に設けて配列されるとともに、
前記主桟を挟んで隣り合う前記補助桟は、前記第1間隔と前記第2間隔が前記主桟に沿って互い違いになるように配列されることを特徴とする。
また、前記主桟は前記補助桟より前方に突出していることも含まれる。
さらに、筐体の内部に送風ファンを備え、前記筐体に前記送風ファンで導かれた空気を流出入する空気出入口が設けられ、前記空気出入口に前記ファンガードを備えた空気調和装置であることも含まれる。
上記のように構成した本発明のファンガードは、平行に配列された複数の主桟と、隣り合う主桟に直交する複数の補助桟で形成されるファンガードにおいて、ファンガードの強度を確保し、意匠性も向上させる。
本発明のファンガードを備えた空気調和機の室外機の正面図である。 図1のX部の拡大図である。 図2のA-A断面図である。 第2実施例の本発明のファンガードを備えた空気清浄機の外観図で、(a)は斜視図、(b)は上面図、(c)は右側面図である。 従来のファンガードの図である。
以下、本発明を実施するための形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。なお本発明はこれに限定されるものではない。
本発明のファンガードは空気調和装置に用いられるものである。第1の実施例では、本発明のファンガードを空気調和機の室外機に適用した例で説明する。図1は室外機1の正面図であり、図2は図1のファンガード3の部分拡大図であり、図3は図2のA-A断面図である。
空気調和機の室外機1は直方体形状の筐体10を有し、筐体10の外郭は鋼板を加工した前面板11と天面板12と底面板13および側面板16、16で形成されている。筐体10の内部にはプロペラファン型の送風ファン14と図示しない熱交換器と圧縮機とアキュムレータと四方弁と冷媒配管等が収容されている。
送風ファン14に向かい合った前面板11には送風ファン14の風を前方に流出させるために円形に開口された吹出口15が設けられている。吹出口15には前面板11に四隅を固定した矩形のファンガード3が備えられ、ファンガード3は吹出口15に人の手指や異物が侵入することを防いでいる。
なお、空気調和装置の筐体では、送風ファンに空気を流入させる吸込口にファンガードを設ける場合もあり、吹出口と吸込口を合わせて空気出入口とする。
ファンガード3は樹脂材の射出成型で形成され、四角形の枠30で囲まれた中に、間隔Waを空けて上下に平行に配列された複数の主桟31と、主桟31よりも細く上下に隣り合う主桟31と主桟31の間に主桟31に直交するように配置された補助桟32で形成されている。
補助桟32は、第1間隔Wbと第1間隔Wbの3倍の幅を有する第2間隔Wcを交互に設けて主桟31に沿って左右方向に配列され、主桟31を挟んで隣り合う補助桟32は、主桟31に沿って第1間隔Wbと第2間隔Wcが互い違いになるように配列されている。
主桟31と補助桟32の第1間隔Wbで囲まれた開口部が第1通風孔33となる。また主桟31と補助桟32の第2間隔Wcで囲まれた開口部が第2通風孔34となり第2通風孔34は第1通風孔33の3倍の幅を有する長孔となる。そして、ファンガード3を上下方向に見て第1通風孔33の下に第2通風孔34が位置し、その下に第1通風孔33が位置するように、第1通風孔33と第2通風孔34は上下方向に互い違いになるように配列されていることになる。これにより長孔である第2通風孔34の主桟31は上下方向のそれぞれの片側が2本の補助桟32、32で支えられている。そして第2通風孔34を支える2本の補助桟32、32は第2通風孔34を3等分した位置にある。主桟31が第2通風孔34側に撓む力は均等に配置された2本の補助桟32で引っ張られることで撓みが抑えられる。
また、第1間隔Wbで2本の補助桟32が並ぶことで補助桟32に掛る力を分散でき補助桟32の強度が保たれ補助桟32の折れを防ぐことができる。
図3に示すように第1通風孔33と第2通風孔34および補助桟32の高さHcは使用者の手指Yが挿入できない高さとなっている。
主桟31は前面側の高さHaよりも奥行DaがHa<Daとなるように設けられている平板状の桟であり、補助桟32の奥行Dbは主桟31の奥行Daの後方から中程までの間に形成される。よって、主桟31は補助桟32より前方に突出し、補助桟32は主桟31よりも奥に位置することになる。これによりファンガード3は正面視では互い違いに配列された補助桟32が視認されて手込感のある印象を与え、斜視では補助桟32よりも突出している平行な主桟31だけが視認されて、正面視とは表情の異なる意匠となり高級感を与え、美観を向上させるものとなる。
実施例1ではファンガード3の主桟31は横桟で補助桟32は縦桟となっているが、これに限らず主桟が縦桟で補助桟が横桟でもよく、補助桟が主桟に直交するように配置して形成されていればよい。たとえば図4に示すように本発明のファンガードを実施例2として空気清浄機20に適用した例で説明する。図4(a)は空気清浄機20の斜視図、図4(b)は上面図、図4(c)は右側面図である。また図示しないが左側面図は右側面図と対称形で現れる。
空気清浄機20は直方体形状の筐体21を有し、筐体21の内部には図示しないフィルターと送風ファンを備える。筐体21の前面と背面はパネル22で覆われている。筐体21の上面には前方に操作表示部23を備え、後方に吹出口24を備える。操作表示部23と吹出口24の間に中央パネル25がある。中央パネル25は左右側面まで延出し、中央パネル25と前面と背面のパネル22の間の2箇所に吸込口26が設けられている。吹出口24と吸込口26はファンガード4が備えられ、ファンガード4は吹出口24と吸込口26に人の手指や異物が侵入することを防いでいる。
ファンガード4は主桟41と補助桟42からなり、左右側面においては中央パネル25を囲むようにU字状の主桟41が平行に配列されており、左右側面のU字状の主桟41は上面で直線状に連結される。
補助桟42は上面や側面において常に主桟41に直交するように配置して形成される。補助桟42のレイアウトは実施例1と同様である。よってファンガード4を視認した際は図4(b)の上面や図4(c)の側面視では互い違いに配列された補助桟42が視認されて手込感のある印象を与え、図4(a)の斜視図では補助桟42よりも突出しているU字状の主桟41だけが視認されて、正面視とは表情の異なる意匠となり高級感を与え、美観を向上させるものとなる。
また主桟41はいずれかの片側が2本の補助桟42、42で支えられていることで、主桟41が撓む力は均等に配置された2本の補助桟42で引っ張られることで撓みが抑えられ、2本の補助桟42が並ぶことで補助桟42に掛る力を分散でき補助桟42の強度が保たれ補助桟42の折れを防ぐことができる。
1:室外機
10/21:筐体
14:送風ファン
15/26:吹出口
20:空気清浄機
3/4:ファンガード
31/41:主桟
32/42:補助桟
33:第1通風孔
34:第2通風孔
Wb:第1間隔
Wc:第2間隔

Claims (3)

  1. 平行に配列された複数の主桟と、隣り合う前記主桟に直交する複数の補助桟で形成されるファンガードにおいて、
    前記補助桟は、前記主桟の間に第1間隔と前記第1間隔の3倍の幅を有する第2間隔を交互に設けて配列されるとともに、
    前記主桟を挟んで隣り合う前記補助桟は、前記第1間隔と前記第2間隔が前記主桟に沿って互い違いになるように配列されることを特徴とする。
  2. 前記主桟は前記補助桟より前方に突出していることを特徴とする請求項1に記載のファンガード。
  3. 筐体の内部に送風ファンを備え、前記筐体に前記送風ファンで導かれた空気を流出入する空気出入口が設けられ、前記空気出入口に前記ファンガードを備えた空気調和装置。
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