JP2019055390A - 線状メタルの自動除去装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】処理対象物に含まれる銅線屑や針金などの線状メタルを効率よく除去するための線状メタルの自動除去装置を提供する。【解決手段】振動フィーダ20によって移送される処理対象物2に含まれる銅線屑や針金などの線状メタル6を振動フィーダ20の幅方向に複数のくし歯31a,31aが並列されたくし型の掛止手段31によって絡め捕ることにより処理対象物から除去する線状メタルの自動除去装置は、振動フィーダ20の振動の影響を受けないように振動フィーダ20とは独立して設置され、くし歯31a,31aの先端側を振動フィーダ20の搬送面21aに押しつけることにより振動フィーダ20の振動によるくし歯31a,31aの振動を抑制する押圧手段37,38を備えていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、線状メタルの自動除去装置及び方法に関し、さらに詳しくは、処理対象物に含まれる銅線屑や針金などの金属製の線状物を効率よく捕集して取り除くための線状メタルの自動除去装置及び方法に関する。
電子部品や廃プリント基板等のリサイクル原料には銅、ニッケル、金、銀等の様々な有価金属が含まれている。近年では、リサイクル原料に含まれる有価金属含有量の多さから「都市鉱山」と呼ばれ、金属の製錬事業においてリサイクル原料の重要性は非常に高まっている。
例えば、リサイクル原料から有価金属の一つである銅を回収するために銅製錬における乾式製錬工程に導入することが行われている。十分に粉砕されたリサイクル原料であれば溶錬炉に精鉱と共に投入することが可能であり、また、銅塊として取り扱える大きさであれば錬銅炉に投入することにより高効率で銅を回収することが可能となる。従って、リサイクル原料から有価金属を回収するためにはリサイクル原料を予め選別し、粉砕するといった前処理が必要となる(例えば、特許文献1)。
リサイクル原料に含まれる有価金属は、金属酸化物、粉状メタル、箔メタル、メタル塊、線状メタルなどの様々な形態で含まれている。このようなメタルの分別はこれまでは振動スクリーンを用いて行われていた。しかしながら、振動スクリーンでは、スクリーン上にメタルが過剰に堆積した場合には篩分が出来ずにトラブルとなり、作業が停止する場合がある。この場合、作業員がスクリーン上のメタル分を取り除くことになるが、この間は作業がストップしてしまうのでこのような作業の必要が生じないようにすることが好ましい。
また、振動スクリーンによる篩分作業において最も問題になるのは銅線屑や針金のような金属が紐状となった線状メタルである。リサイクル原料には線状メタルが多量に含有されている。そして、振動スクリーン上に残る線状メタルは相互に絡み合ってスチールウールのような綿状になっているためスクリーンに引っ掛かってしまい、その除去に手間を要する。
一方、線状メタルが絡み合った状態となっていない場合、すなわち、紐状(リボン状)又は棒状の線状メタルのような場合には振動スクリーンの網目を縦方向に通過してしまうことがある。網目を通過した紐状又は棒状の線状メタルは粉砕機での粉砕が困難であり、しかも紐状又は棒状の線状メタルが粉砕機の入口や出口に詰まってしまい粉砕機が操業不良となるといったトラブルを引き起こす原因ともなる。
そのため、リサイクル原料に含まれる絡み合った状態の線状メタルを取り除くために、線状メタルを予めローラスクリーンによって取り除き、さらにローラスクリーンを通過した紐状又は棒状の線状メタルを「くし型」の掛止部を備えた捕集装置によって自動で絡め捕ることで連続したリサイクル原料の分別処理を図ることを着想した。
特開2002−105548号公報
しかし、ローラスクリーンを用いた場合、ローラとローラの間に処理対象物に含まれる異物が噛み込んでローラスクリーンの動作が停止することがあり、この場合、異物を除去して操業を再開させるまでの間は処理対象物の供給ができず、操業がストップしてしまうという問題があることがわかった。また、捕集装置の構造として、処理対象物を振動フィーダによって搬送しながら処理対象物に含まれる線状メタルを捕集装置によって捕集するように構成した場合に、捕集装置を振動フィーダに保持させてしまうと振動フィーダの振動が直接捕集装置に伝わって捕集装置の耐久性が確保できないおそれがある。さらに、振動フィーダの搬送面にくし歯が接触していると振動フィーダの振動が直接くし歯に伝わり、くし歯に絡まっていた線状メタルがその振動によって外れてしまって回収できない場合や、振動によって生じるくし歯の先端と振動フィーダの搬送面との間から線状メタルがすり抜けてしまって回収できない場合がある。
そこで、本発明はローラスクリーンを使用することなく、処理対象物を振動フィーダで搬送しながら処理対象物中に含まれる線状メタルをくし型の掛止部を備えた自動除去装置によって自動で除去することができる線状メタルの自動除去装置及び方法を提供することを目的とする。また、異物の噛み込みによる操業の停止を防止して安定した操業が可能な線状メタルの自動除去装置及び方法を提供することを目的とする。
さらに、自動除去装置に振動フィーダの振動が伝わるのを極力抑制することにより、自動除去装置の耐久性を確保すると共に、振動フィーダの振動によってくし歯に絡め捕られた線状メタルが外れたり、くし歯と振動フィーダの搬送面との間から線状メタルがすり抜けることなく確実に線状メタルを絡め捕って除去することが可能な線状メタルの自動除去装置及び方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため請求項1に記載の本発明は、振動フィーダによって移送される処理対象物に含まれる銅線屑や針金などの線状メタルを前記振動フィーダの幅方向に複数のくし歯が並列されたくし型の掛止手段によって絡め捕ることにより前記処理対象物から除去する線状メタルの自動除去装置において、前記自動除去装置は、前記振動フィーダの振動の影響を受けないように当該振動フィーダとは独立して設置され、前記くし歯の先端側を前記振動フィーダの搬送面に押しつけることにより振動フィーダの振動による前記くし歯の振動を抑制する押圧手段を備えていることを特徴とする。
上記課題を解決するため請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の線状メタルの自動除去装置において、前記掛止手段は、駆動手段によって前後方向へ移動させることにより当該掛止手段によって絡め捕られた前記線状メタルをしごき落とす除去手段を備えていることを特徴とする。
上記課題を解決するため請求項3に記載の本発明は、請求項2に記載の線状メタルの自動除去装置において、前記除去手段は、前記くし歯の下側に配置されたスクレーパであり、前記スクレーパの先端側は、前記振動フィーダの搬送面に接触しない位置であって、且つ、前記掛止手段を前進させた状態で前記くし歯の基端側下部に位置するようにして配置され、前記駆動手段によって前記掛止手段を後退させることにより前記くし歯に絡め捕られた紐状の線状メタルを前記スクレーパに接触させてしごき落とすことを特徴とする。
上記課題を解決するため請求項4に記載の本発明は、請求項2に記載の線状メタルの自動除去装置において、前記除去手段は、前記掛止手段のくし歯とくし歯の間にそれぞれ挿入される複数のロッドによって形成され、前記駆動手段によって前記掛止手段を後退させることにより前記くし歯に絡め捕られた紐状の線状メタルを複数の前記ロッドに接触させてしごき落とすことを特徴とする。
上記課題を解決するため請求項5に記載の本発明は、請求項2から4のいずれか1に記載の線状メタルの自動除去装置において、前記掛止手段には、前記振動フィーダの振動が当該振動フィーダの搬送面と接する前記くし歯を介して当該線状メタルの自動除去装置全体に伝わるのを抑制する防振手段が設けられていることを特徴とする。
上記課題を解決するため請求項6に記載の本発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載の線状メタルの自動除去装置において、前記振動フィーダによって搬送される前記処理対象物の高さレベルを検知するレベル検知手段を備え、前記処理対象物の高さレベルが所定の高さになったことを前記レベル検知手段が検知したことをもって前記駆動装置を動作させて当該掛止手段によって絡め捕られた前記線状メタルを前記除去手段によってしごき落とすことを特徴とする。
上記課題を解決するため請求項7に記載の本発明は、振動フィーダによって移送される処理対象物に含まれる銅線屑や針金などの線状メタルを前記振動フィーダの幅方向に複数のくし歯が並列されたくし型の掛止手段によって絡め捕ることにより前記処理対象物から除去する線状メタルの除去方法において、前記自動除去装置を前記振動フィーダの振動の影響を受けないように当該振動フィーダとは独立して設置し、前記くし歯の先端側を前記振動フィーダの搬送面に押しつけることにより振動フィーダの振動による前記くし歯の振動を抑制する押圧手段を備えていることを特徴とする。
上記課題を解決するため請求項8に記載の本発明は、請求項7に記載の線状メタルの除去方法において、駆動手段によって前記掛止手段を前後方向へ移動させることにより当該掛止手段によって絡め捕られた前記線状メタルを除去手段によってしごき落とすことを特徴とする。
上記課題を解決するため請求項9に記載の本発明は、請求項8に記載の線状メタルの除去方法において、前記振動フィーダによって搬送される前記処理対象物の高さレベルが所定の高さになったことをレベル検知手段が検知したことをもって前記駆動装置を動作させて前記掛止手段によって絡め捕られた前記線状メタルを前記除去手段によってしごき落とすことを特徴とする。
本発明に係る線状メタルの自動除去装置及び方法によれば、振動フィーダの振動が自動除去装置に直接伝わらないように振動フィーダとは独立して配置したので、自動除去装置の耐久性が向上し、自動除去装置の修理やメンテナンス手間を減らすことができるという効果がある。また、ローラスクリーンを用いないので異物の噛み込みによって操業がストップするということも回避でき、操業効率が向上するという効果がある。
また、本発明に係る線状メタルの自動除去装置及び方法によれば、くし歯の先端を振動フィーダの搬送面に押し付けることによりくし歯の振動を抑制するようにしたので、くし歯に絡め捕られた線状メタルが振動フィーダの振動によって外れて回収ができなくなったり、振動フィーダの搬送面とくし歯の先端の隙間から線状メタルがすり抜けることを可能な限り防止して、処理対象物から線状メタルを効率的に除去することができるという効果がある。
本発明に係る自動除去装置の一実施形態を示す平面図である。 自動除去装置と振動フィーダを示す側面図である。 自動除去装置の側面図である。 角度調整孔の他の実施形態を示す側面図である。 くし形スクレーパの一実施形態の説明図である。 線状メタルを自動除去装置で絡め捕る状態を示す説明図である。 本発明に係る除去方法の一実施形態を示すフローチャートである。
本発明に係る線状メタルの自動除去装置(以下、単に「自動除去装置」という。)について図面を参照しつつ以下詳細に説明する。図1は本発明に係る自動除去装置の一実施形態を示す平面図、図2は自動除去装置と振動フィーダを示す側面図、図3は自動除去装置の側面図である。図示された自動除去装置30は、くし型の掛止部31によって振動フィーダ20上を搬送されてくる処理対象物から銅線屑や針金などの線状メタル6を絡め捕って除去する装置である。
[処理対象物2]
初めに、処理対象物2としては、様々な処理物を対象とすることができるが、本実施形態では、銅線屑や針金などの金属が紐状となった線状メタルを含む電子部品や廃プリント基板等のリサイクル原料を一例として説明する。尚、処理対象物2の一つである電子部品や廃プリント基板等のリサイクル原料は、特に前処理を必要としないが、焼却処理することによって基板等を構成する合成樹脂等の有機物を予め除去しておく方が分別の効果は高い。
[振動フィーダ20]
振動フィーダ20は、図示しない動力源によってトラフを振動させ、この振動によってトラフ上に投入された被搬送物を搬送する搬送装置である。振動フィーダ20は公知の構造のものであり、構造等に関する詳しい説明は省略する。本実施形態では振動フィーダ20は、床面に設置されており、振動フィーダ20の搬送面21aは、図2に示すように、搬送方向の前方側に向かって次第に高さ位置が低くなるような傾斜を有して配置されている。そして、振動フィーダ20の搬送面21aの上方に自動除去装置30が配置されている。
[自動除去装置30]
自動除去装置30は、くし型の掛止部31によって振動フィーダ20上を搬送されてくる処理対象物2から銅線屑や針金などの金属が紐状となった線状メタル6を絡め捕って除去する装置である。自動除去装置30は、図1に示すように、概略として、複数のくし歯31a,31aが並列に配置されて構成された掛止部31と、複数のくし歯31a,31aの下部側に配置され、掛止部31が前進後退することによって絡め捕られた紐状の線状メタル6をくし歯31a,31aからしごき落とす板状のスクレーパ32と、掛止部31を前後に移動可能とする駆動手段であるエアシリンダ34と、各部材を保持する本体35を備えて構成され、振動フィーダ20とは独立して、且つ、振動フィーダ20の搬送面21aの上方に位置するようにして配置されている。そして、振動フィーダ20の搬送方向に対して直交する方向に配置されたくし型の掛止部31によって振動フィーダ20上を搬送されてくる処理対象物2に含まれる紐状の線状メタル6を捕捉する。
本体35は、図3に示すように、その両側部が角度調整プレート36を介して支持体33に支持されており、支持体33は自動除去装置30の左右に位置する、例えば、歩廊梁などの固定部10(図1参照)に固定されており、振動フィーダ20とは独立して配置することにより振動フィーダ20による振動の影響をできるだけ受けないようにされている。そして、左右の支持体33,33には、それぞれ3箇所に角度調整孔33a,33aが設けられており、角度調整プレート36を固定するための角度調整孔33a,33aの取り付け位置を適宜に変更することでくし歯31a,31aと振動フィーダ20の搬送面21aとの角度αを適宜に変更可能とされている。本実施形態では、角度αは20°と29°の2種類の角度で適宜に変更可能となっているが、これに限るものではない。また、角度調整孔33a,33aの数や位置、形は適宜に設定することができる。例えば、図4に示す実施形態では、角度調整孔33a,33aを横一列に4箇所設けている。
本体35に配置されたエアシリンダ34はエアによって伸縮するエアシリンダシャフト34aを備えており、エアシリンダシャフト34aはエアシリンダ34へのエアの供給によって前進後退可能とされている。エアシリンダシャフト34aの先端には連結板34bが取り付けられており、この連結板34bの左右には前方側へ伸びる2本の支持シャフト34c、34cが取り付けられている。そして、2本の支持シャフト34c、34cの先端には取付板31bが取り付けられると共に、取付板31bには3カ所に配置された防振ゴム31d,31dを挟んで別の取付板31cが取り付けられており、取付板31cには一定間隔を有して複数のくし歯31a,31aが並列して配置されて掛止部31が構成されている。これにより、掛止部31は、エアシリンダ34に供給されるエアで動作するエアシリンダシャフト34aによって前後方向(図2,3に示す矢印方向)へ移動可能とされている。また、防振ゴム31dは、振動フィーダ20の振動する搬送面21aに当接して振動するくし歯31aの振動が自動除去装置30の本体35側へできるだけ伝わらないように抑制するために設けられている。振動がくし歯31aを介して自動除去装置30の本体35側へ伝わるとその振動により自動除去装置30が壊れるおそれがあるためである。防振手段としての部材は防振ゴム31dに限らずコイル状のバネ等を用いることもできる。また、支持シャフト34cにはそれぞれ防塵カバー34dが被せられており、支持シャフト34cに粉塵が付着して掛止部31の前後移動が阻害されないようになっている。
複数のくし歯31a,31aの下方にはくし歯31aに絡め捕られた線状メタル6をしごき落とす除去手段としてのスクレーパ32が配置されている。スクレーパ32は、板状部材であり、その先端部32aは、図3に示すように、振動フィーダ20の搬送面21aに接触しない位置であって、且つ、掛止部31を前進させた状態におけるくし歯31a,31aの基端側の下部に位置するようにして配置されている。これにより、エアシリンダシャフト34aによって掛止部31を後退させることによりくし歯31a,31aに絡め捕られた紐状の線状メタル6はスクレーパ32の先端部32aによってしごき落とされて振動フィーダ20上に落下する。尚、スクレーパ32は、板状部材に限らず、くし歯31aの配列方向に伸びる棒状部材であってもよい。また、スクレーパ32の幅サイズは掛止部材31の横幅と同じかそれよりも幅広とするのが好ましいが、例えば後述するくし形スクレーパ40のような他のスクレーパが併設されている場合にはそれよりも幅狭であってもよい。
くし歯31a,31aは、金属製の丸棒や角形鋼材を利用することができるが、太さは一般的な銅線屑径の5〜10倍とすることが好ましい。尚、処理対象物2が電子部品屑由来のリサイクル原料の場合には含まれる銅線屑のサイズから5〜10mmとすることが好適である。尚、くし歯31aの数や材質は特に限定されるものではない。また、くし歯31aのピッチがあまり大きすぎると紐状の線状メタル6をうまく絡め捕ることができず、小さすぎるとくし歯31aの隙間が紐状の線状メタル6によって閉塞してしまうので処理すべきリサイクル原料に応じて適宜に選択するとよい。本実施形態の場合、くし歯31aのピッチは15〜75mmとしている。
くし歯31aの基端部近傍、すなわち、取付板31c側の近傍には上面側が半円筒状の凸状部37が設けられると共に、凸状部37に当接してくし歯31aの先端側を振動フィーダ20の搬送面21aに押しつけるクサビ型の押圧用クサビ38が設けられている(図3参照)。くし歯31aを前方に移動させてその先端を振動フィーダ20の搬送面21aに当接するように位置させたときに、押圧用クサビ38がくし歯31aの基端側に設けられた凸状部37の半円筒状の表面に沿うようにして徐々に押圧するのでくし歯31aの先端が振動フィーダ20の搬送面21aにしっかりと押しつけられることになる。これにより、くし歯31aの振動が抑制され、くし歯31aに絡まっていた線状メタル6がその振動によって外れてしまったり、振動によって生じるくし歯31aの先端と振動フィーダ20の搬送面21aとの間から線状メタル6がすり抜けてしまって線状メタル6が回収できないことを防止することができる。尚、凸状部37は、くし歯31aのそれぞれにドーム状の部材として取り付けてもよく、くし歯31a全体を横断するような長尺の部材として取り付けてもよい。
また、除去手段としては上述したスクレーパ32の他、くし歯31aとくし歯31aの間にそれぞれ挿入される複数のロッド41,41を備えたくし形スクレーパ40とすることもできる。くし形スクレーパ40は、各くし歯31a,31aの間にそれぞれ配置される複数のロッド41,41を備えており、複数のロッド41,41はその上端側が固定板43にそれぞれ固定されている。ロッド41はくし歯31aに対してほぼ垂直となるようにして配置されている。これにより、シリンダシャフト34aによって掛止部31を後退させることによりくし歯31aに絡め捕られた線状メタル6は複数のロッド41,41によってしごき落とされて振動フィーダ20上に落下する。尚、本実施形態では、スクレーパ32の幅サイズが掛止部材31の幅サイズよりもやや幅狭なのでくし形スクレーパ40の両端側にくし歯31aが挿入される挿入孔を備えた孔付きプレート41aを設けることにより両端のくし歯31aに絡め捕られた線状メタル6を確実にしごき落とすことができるようになっている。尚、スクレーパ32とくし形スクレーパ40は両方設けてもよいが、いずれか一方だけを設けることもできる。
[搬送コンベア50]
振動フィーダ20の下流側には、図6に示すように、搬送コンベア50が配置されている。搬送コンベア50は、各種のコンベアが利用可能であるが、例えばベルトコンベアが好適に利用することができ、さらに好ましくは搬送方向が正逆方向へ転換できるものであるとよい。本実施形態では搬送コンベア50として正逆方向への搬送可能なベルトコンベアとされている。尚、ベルトコンベアは公知であるため構造についての詳しい説明は省略する。尚、振動フィーダ20の排出側と搬送コンベア50の間には排出シュート8が設けられており、振動フィーダ20によって搬送される搬送物を搬送コンベア50上に案内するようになっている。そして、線状メタル6を除去済みの処理対象物2は収容ボックス7に収容され、線状メタル6は回収ボックス9に回収されるようになっている。尚、線状メタル6が除去された処理対象物2を収容ボックス7に収容することなく振動フィーダ20から図示しない粉砕機へ直接投入するように構成することもできる。
[レベルセンサ60]
振動フィーダ20の下流側では振動フィーダ20によって搬送される処理対象物2中に自動除去装置30のくし歯31aが挿入されるため、処理対象物2はくし歯31aの隙間を通過して下流へ移送されることになるが、くし歯31aに絡め捕られた線状メタル6が増加するにつれて処理対象物2の流れが徐々に遮られることになる。そのため、くし歯31aの近くでは上流側から順次移送されてくる処理対象物2が滞留し、振動フィーダ20の側面に設けられている側板からこぼれ落ちるおそれがある。そこで、振動フィーダ20には、振動フィーダ20によって搬送される処理対象物2の高さレベルを検知するレベルセンサ60が設けられている。レベルセンサ60は、振動フィーダ20の床面との距離を計測するようになっており、処理対象物2の高さレベルが所定の高さ、例えば、振動フィーダ20からこぼれ落ちそうな高さとなったことを検知する。そして、レベルセンサ60が処理対象物2の高さレベルが所定の高さとなったことを検知したことをもって線状メタル6をくし歯31aからしごき落とす除去動作を開始するようになっている。除去動作を処理対象物2の高さレベルに基づいて行うようにしたのは、掛止部31を所定の時間間隔で動作させた場合には、処理対象物2の比重、水分含有率、線状メタル6の含有量などによってくし歯31a,31aが閉塞するまでの時間が大きく変動するため、くし歯31aが閉塞していないのに除去動作を行うことにより無駄な動作による稼働率の低下を招くおそれがあるが、掛止部31を処理対象物2の高さ位置に応じて動作させるようにすることで、くし歯31aに絡め捕られた線状メタル6を適切なタイミングでしごき落とすことが可能となる。レベルセンサ60には超音波式、レーザー式などの種類があるが、特に限定されるものではない。
[自動除去装置30の動作]
次に、自動除去装置30の動作について説明する。初めに、自動除去装置30の角度調整プレート36の取付位置を適宜に選択して振動フィーダ20の上部に配置された自動除去装置30について、振動フィーダ20の搬送面21aとくし歯31aとの角度を所望の角度に設定する。そして、エアシリンダシャフト34aを動作させてくし歯31aの先端を振動フィーダ20の搬送面21aに当接させる。このとき、くし歯31aの基端側に設けられた凸状部が押圧用クサビ38に接触してくし歯31aの先端が振動フィーダ20の搬送面21aに押し付けられる(ステップS1)。これにより、振動フィーダ20に振動によってくし歯31aが振動することが抑制され、絡め捕られた線状メタル6がくし歯31aから外れることが防止される。くし歯31a先端が振動フィーダ20の搬送面21aに押しつけられた状態で振動フィーダ20を動作させ、線状メタル6を含む処理対象物2を振動フィーダ20の上流側へ投入して線状メタル6の除去動作を開始する。
振動フィーダ20によって搬送される処理対象物2に含まれる線状メタル6は掛止部31の複数のくし歯31a,31aを通過する際にくし歯31aに絡め捕られる。そして、線状メタル6が除去された処理対象物2は搬送コンベア50によって収容ボックス7内に収容される。くし歯31aに絡め捕られた線状メタル6が次第に増えてくると、処理対象物2が次第にくし歯31a近傍に滞留する。そして、処理対象物2が所定の高さになると(ステップS2)、レベルセンサ60が検知する。レベルセンサ60の検知信号に基づいて、振動フィーダ20の上流側での処理対象物2の投入が停止される。その一方で、振動フィーダ20上にある処理対象物2がくし歯31aを通過するまで振動フィーダ20の稼動を継続し、くし歯31aを通過することによって線状メタル6が除去された処理対象物2が搬送コンベア50を介して収容ボックス7へ収容されるのを待つ。処理対象物2が収納ボックス7へ収容されたら、搬送コンベア50を反転させると共に、エアシリンダ34を作動させて掛止部31を後退させる(ステップS3)。自動除去装置30の掛止部31を後方に後退させると、くし歯31aに絡め捕られた線状メタル6はスクレーパ32及びくし形スクレーパ40によってくし歯31aからしごき落とされて振動フィーダ20上に落下する。振動フィーダ20上に落下した線状メタル6は搬送コンベア50を介して回収ボックス9へ回収される。線状メタル6の回収が完了したら、搬送コンベア50を正転させ、振動フィーダ20の上流側へ処理対象物2を投入する。そして、処理対象物2がなくなるまで上記作業を繰り返す(ステップS4)
以上のように、本発明に係る線状メタルの自動除去装置及び方法は、有価金属を含むリサイクル原料からの線状メタルの除去について好適に利用可能であるが、これに限らず、種々の処理対象物から線状メタルを除去する場合のすべてに適用可能である。電子部品や廃プリント基板等のリサイクル原料における線状メタルは、銅線屑が主であるが、他にも例えば、電線屑や針金屑のような金属線状物にも適用可能である。また線状メタルは直線状である必要はなく、折れ曲がっていても同様に効果を奏する。
6 線状メタル
7 収容ボックス
8 排出シュート
9 回収ボックス
10 固定部
20 振動フィーダ
21 開口部
21a 搬送面
30 自動除去装置
31 掛止部
31a くし歯
31b 取付板
31c 取付板
31d 防振ゴム
32 スクレーパ
32a 先端部
33 支持体
33a 角度調整孔
33b 角度調整孔
34 エアシリンダ
34a エアシリンダシャフト
34b 連結板
34c 支持シャフト
35 本体
36 角度調整プレート
37 凸状部
38 押圧用クサビ
40 くし形スクレーパ
41 ロッド
41a 孔付プレート
43 固定板
50 搬送コンベア
60 レベルセンサ

Claims (9)

  1. 振動フィーダによって移送される処理対象物に含まれる銅線屑や針金などの線状メタルを前記振動フィーダの幅方向に複数のくし歯が並列されたくし型の掛止手段によって絡め捕ることにより前記処理対象物から除去する線状メタルの自動除去装置において、
    前記自動除去装置は、前記振動フィーダの振動の影響を受けないように当該振動フィーダとは独立して設置され、
    前記くし歯の先端側を前記振動フィーダの搬送面に押しつけることにより振動フィーダの振動による前記くし歯の振動を抑制する押圧手段を備えていることを特徴とする線状メタルの自動除去装置。
  2. 請求項1に記載の線状メタルの自動除去装置において、
    前記掛止手段は、駆動手段によって前後方向へ移動させることにより当該掛止手段によって絡め捕られた前記線状メタルをしごき落とす除去手段を備えていることを特徴とする線状メタルの自動除去装置。
  3. 請求項2に記載の線状メタルの自動除去装置において、
    前記除去手段は、
    前記くし歯の下側に配置されたスクレーパであり、前記スクレーパの先端側は、前記振動フィーダの搬送面に接触しない位置であって、且つ、前記掛止手段を前進させた状態で前記くし歯の基端側下部に位置するようにして配置され、
    前記駆動手段によって前記掛止手段を後退させることにより前記くし歯に絡め捕られた紐状の線状メタルを前記スクレーパに接触させてしごき落とすことを特徴とする線状メタルの自動除去装置。
  4. 請求項2に記載の線状メタルの自動除去装置において、
    前記除去手段は、前記掛止手段のくし歯とくし歯の間にそれぞれ挿入される複数のロッドによって形成され、
    前記駆動手段によって前記掛止手段を後退させることにより前記くし歯に絡め捕られた紐状の線状メタルを複数の前記ロッドに接触させてしごき落とすことを特徴とする線状メタルの自動除去装置。
  5. 請求項2から4のいずれか1に記載の線状メタルの自動除去装置において、
    前記掛止手段には、前記振動フィーダの振動が当該振動フィーダの搬送面と接する前記くし歯を介して当該線状メタルの自動除去装置全体に伝わるのを抑制する防振手段が設けられていることを特徴とする線状メタルの自動除去装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の線状メタルの自動除去装置において、
    前記振動フィーダによって搬送される前記処理対象物の高さレベルを検知するレベル検知手段を備え、前記処理対象物の高さレベルが所定の高さになったことを前記レベル検知手段が検知したことをもって前記駆動装置を動作させて当該掛止手段によって絡め捕られた前記線状メタルを前記除去手段によってしごき落とすことを特徴とする線状メタルの自動除去装置。
  7. 振動フィーダによって移送される処理対象物に含まれる銅線屑や針金などの線状メタルを前記振動フィーダの幅方向に複数のくし歯が並列されたくし型の掛止手段によって絡め捕ることにより前記処理対象物から除去する線状メタルの除去方法において、
    前記自動除去装置を前記振動フィーダの振動の影響を受けないように当該振動フィーダとは独立して設置し、前記くし歯の先端側を前記振動フィーダの搬送面に押しつけることにより振動フィーダの振動による前記くし歯の振動を抑制する押圧手段を備えていることを特徴とする線状メタルの除去方法。
  8. 請求項7に記載の線状メタルの除去方法において、
    駆動手段によって前記掛止手段を前後方向へ移動させることにより当該掛止手段によって絡め捕られた前記線状メタルを除去手段によってしごき落とすことを特徴とする線状メタルの除去方法。
  9. 請求項8に記載の線状メタルの除去方法において、
    前記振動フィーダによって搬送される前記処理対象物の高さレベルが所定の高さになったことをレベル検知手段が検知したことをもって前記駆動装置を動作させて前記掛止手段によって絡め捕られた前記線状メタルを前記除去手段によってしごき落とすことを特徴とする線状メタルの除去方法。
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