JP2019050749A - 豆腐用凝固剤組成物及びその製造方法並びに豆腐の製造方法 - Google Patents

豆腐用凝固剤組成物及びその製造方法並びに豆腐の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】安定した品質の豆腐を高い生産性で製造できる豆腐用凝固剤組成物を提供する。【解決手段】豆腐用凝固剤、乳化剤、解乳化剤、油脂類及び水を含む油中水型乳化物を豆腐用凝固剤組成物として、豆乳に添加して豆腐を製造する。前記解乳化剤は、グリセリン脂肪酸エステル(特に、グリセリンモノ不飽和脂肪酸エステル)を含んでいてもよい。前記豆腐用凝固剤は塩化マグネシウムであってもよい。前記乳化剤はポリグリセリン脂肪酸エステルであってもよい。前記油脂類は植物油であってもよい。前記乳化剤の割合は、前記油脂類100重量部に対して1〜10重量部程度であってもよい。前記解乳化剤の割合は、乳化剤100重量部に対して1〜10重量部程度であってもよい。【選択図】なし

Description

本発明は、豆乳を凝固して豆腐を製造するための凝固剤を含む油中水型(W/O型)乳化物である豆腐用凝固剤組成物及びその製造方法並びに豆腐の製造方法に関する。
従来から、豆腐は、豆乳を苦汁(ニガリ)と称される凝固剤で凝固させて製造されるが、塩化マグネシウムや塩化カルシウムなどの苦汁は、豆乳との反応性が高いため、凝固反応の制御が困難であり、豆腐の製造には熟練した技術が必要であった。そこで、苦汁を乳化させて凝固剤組成物として使用することにより、安定した品質の豆腐を製造する方法が普及している。
特許第3678919号公報(特許文献1)には、苦汁を含むW/O型乳化凝固剤であって、剤系中の塩化マグネシウムの濃度が20〜40重量%であり、水相中の塩化マグネシウムの濃度が40〜70重量%であり、乳化物のW/O比が40/60〜65/35であり、剤系中のポリグリセリン脂肪酸エステルの配合量が3〜8重量%である豆腐用凝固剤が開示されている。
特許第3683731号公報(特許文献2)には、乳化物の塩化マグネシウムの濃度が25〜50重量%の乳化型凝固剤であって、乳化物の平均粒子径(体積基準)が0.5〜4μmの範囲であり、かつ乳化粒子の分布の尖度が0.2〜0.6である豆腐用乳化型凝固剤が開示されている。
特開2000−32941号公報(特許文献3)には、豆腐用凝固剤と油脂とをW/O乳化系を形成する乳化剤を用いてW/O乳化系の乳化状態とした豆腐用乳化状凝固剤組成物を豆乳に合わせた後に、物理的処理を行い、凝固剤組成物の乳化状態を反転させる豆腐の製造方法が開示されている。前記乳化剤としては、シュガーエステル又はモノグリセライドが使用されている。
特許第5236421号公報(特許文献4)には、油脂、乳化剤及び粗製海水塩化マグネシウムを含有し、塩化マグネシウムの濃度が5〜20重量%であり、塩化マグネシウム/ナトリウムの重量比が4/1〜15/1、塩化マグネシウム/カリウムの重量比が8/1〜15/1である油中水乳化型豆腐用凝固剤が開示されている。
しかし、これらの豆腐用凝固剤では、苦汁が乳化されているため、苦汁の機能が低く、豆腐の生産性が低かった。さらに、乳化状態で残存する苦汁の割合が多いため、豆腐中に乳化剤が混入し易く、豆腐の風味が低下した。
特許第3678919号公報(請求項1) 特許第3683731号公報(請求項1) 特開2000−32941号公報(請求項1及び2) 特許第5236421号公報(請求項1)
従って、本発明の目的は、高い生産性で安定した品質の豆腐を製造できる豆腐用凝固剤組成物及びその製造方法並びに豆腐の製造方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、風味に優れた豆腐を製造できる豆腐用凝固剤組成物及びその製造方法並びに豆腐の製造方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、保存安定性に優れた豆腐を製造できる豆腐用凝固剤組成物及びその製造方法並びに豆腐の製造方法を提供することにある。
本発明者は、前記課題を達成するため鋭意検討した結果、豆腐用凝固剤、乳化剤、解乳化剤、油脂類及び水を含む油中水型乳化物を用いることにより、安定した品質の豆腐を高い生産性で製造できることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明の豆腐用凝固剤組成物は、豆腐用凝固剤、乳化剤、解乳化剤、油脂類及び水を含む油中水型乳化物である。前記解乳化剤は、グリセリン脂肪酸エステル(特に、グリセリンモノ不飽和脂肪酸エステル)を含んでいてもよい。前記豆腐用凝固剤は塩化マグネシウムであってもよい。前記乳化剤はポリグリセリン脂肪酸エステルであってもよい。前記油脂類は植物油であってもよい。前記乳化剤の割合は、前記油脂類100重量部に対して1〜10重量部程度であってもよい。前記解乳化剤の割合は、乳化剤100重量部に対して1〜10重量部程度であってもよい。
本発明には、乳化剤、解乳化剤及び油脂類を含む油性組成物と、豆腐用凝固剤及び水を含む水性組成物とを混合する前記豆腐用凝固剤組成物の製造方法も含まれる。
また、本発明には、豆乳に前記豆腐用凝固剤組成物を添加して豆腐を製造する方法も含まれる。
本発明では、豆腐用凝固剤、乳化剤、解乳化剤、油脂類及び水を含む油中水型乳化物を用いるため、凝固剤が適度な安定性でエマルジョンを形成しており、取り扱い性に優れ、豆腐の製造を容易に調整でき、かつ製造過程で容易にエマルジョンが破壊(解乳化)して、速やかに豆乳を凝固できる。そのため、豆腐が硬くなりすぎたり、豆腐の内部に空隙が生じるのを抑制でき、安定した品質の豆腐を高い生産性で製造できる。また、乳化物が解乳化して凝固剤とともに油脂と乳化剤が豆乳に取り込まれるため、豆腐の風味も向上できる。得られた豆腐は、油脂と豆乳とが乳化するため、保水性が向上し、保存安定性に優れ、冷凍保存して解凍しても、豆腐の品質を保持できるため、幅広い用途に利用できる。
[豆腐用凝固剤組成物]
本発明の豆腐用凝固剤組成物は、豆腐用凝固剤、乳化剤、解乳化剤、油脂類及び水を含む油中水型乳化物(W/O型エマルジョン)である。
(豆腐用凝固剤)
豆腐用凝固剤としては、豆腐を製造するために利用されている慣用の苦汁(凝固剤)を使用できる。豆腐用凝固剤には、無機金属塩、有機酸類が含まれる。無機金属塩としては、例えば、塩化マグネシウム、塩化カルシウムなどの多価金属塩化物、硫酸マグネシウム、硫酸カルシウムなどの多価金属塩などが挙げられる。有機酸類としては、例えば、グルコノデルタラクトン、グルコン酸ナトリウムなどの有機酸又はその塩などが挙げられる。これらの凝固剤は、単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。これらの凝固剤のうち、無機金属塩が汎用され、アルカリ土類金属の塩化物が好ましく、塩化マグネシウムが特に好ましい。
豆腐用凝固剤の割合は、豆腐用凝固剤組成物(エマルジョン)中10〜50重量%程度であってもよく、好ましくは15〜40重量%(例えば20〜35重量%)、さらに好ましくは25〜33重量%(特に27〜30重量%)程度であってもよい。凝固剤の割合が少なすぎると、豆腐の生産性が低下する虞があり、逆に多すぎると、安定した品質で豆腐を製造するのが困難となる虞がある。
(乳化剤)
本発明では、乳化剤によって前記凝固剤を安定してエマルジョン中に内包させることにより、従来の苦汁とは異なって、安定した品質の豆腐を製造できる。乳化剤としては、W/O型エマルジョンを形成できれば、特に限定されず、慣用の乳化剤、例えば、ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステルなどが挙げられる。
これらの乳化剤を構成する脂肪酸としては、例えば、カプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、ペラルゴン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、マルガリン酸、ステアリン酸、アラキジン酸、ベヘン酸などの直鎖又は分岐鎖飽和C6−24脂肪酸;ミリストレイン酸、パルミトレイン酸、ペトロセリン酸、オレイン酸、バクセン酸、リノール酸、リノレン酸、エレオステアリン酸、ガトレン酸、アラキドン酸、エルカ酸などの直鎖又は分岐鎖不飽和C6−24脂肪酸などが挙げられる。脂肪酸は、誘導体であってもよく、例えば、ヒドロキシル基を有する前記飽和又は不飽和脂肪族カルボン酸(例えば、リシノール酸など)又はその縮合体であってもよい。これらの脂肪酸は、単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。
これらの脂肪酸のうち、C10−22飽和又は不飽和脂肪族カルボン酸(例えば、C12−20飽和又は不飽和脂肪族カルボン酸)又はその誘導体が汎用され、W/O型エマルジョンを形成し易い点から、ヒドロキシル基を有するC14−22飽和又は不飽和脂肪族カルボン酸の縮合体(例えば、縮合リシノール酸などのヒドロキシル基を有するC16−20不飽和脂肪族カルボン酸の縮合体)が好ましい。
これらの乳化剤は、単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。これらの乳化剤のうち、W/O型エマルジョンを形成し易い点から、親水性−親油性バランス(HLB)が6以下(例えば0〜6、好ましくは0.5〜5、さらに好ましくは1〜4程度)の親油性乳化剤が好ましく、豆腐の生産性を向上できる点から、ポリグリセリン脂肪酸エステル(特に、ポリグリセリンのヒドロキシル基を有するC16−20不飽和脂肪族カルボン酸の縮合体のエステル)が特に好ましい。
ポリグリセリン脂肪酸エステルにおいて、グリセリン単位の繰り返し数は、2以上であればよく、例えば2〜10、好ましくは3〜10、さらに好ましくは6〜10(特に8〜10)程度である。グリセリン単位の繰り返し数が小さすぎると、安定した品質で豆腐を製造するのが困難となる虞があり、脂肪酸のエステル化度は、1以上であればよく、例えば1〜12、好ましくは5〜12、さらに好ましくは8〜12程度である。グリセリン単位の繰り返し数やエステル化度が小さすぎると、W/O型エマルジョンの製造が困難となる虞がある。
乳化剤は、親油性乳化剤に加えて、乳化のバランスを調整するため、HLBが6を越える親水性乳化剤などをさらに含んでいてもよい。
乳化剤は、ポリグリセリン脂肪酸エステル(特に、ポリグリセリンのヒドロキシル基を有するC16−20不飽和脂肪族カルボン酸の縮合体のエステル)を含むのが好ましく、ポリグリセリン脂肪酸エステルの割合は、乳化剤中50重量%以上が好ましく、80重量%以上(特に90重量%以上)が特に好ましく、乳化剤はポリグリセリン脂肪酸エステルのみで構成されていてもよい。
乳化剤は、例えば、ポリグリセリン縮合リシノール酸エステル(阪本薬品工業(株)製、商品名「CRS−75」)、ショ糖脂肪酸エステル(三菱化学フーズ(株)製、商品名「リョートーシュガーエステルS−270」、「リョートーシュガーエステルER−290」)などの市販品を使用してもよい。
乳化剤(特に、ポリグリセリン脂肪酸エステル)の割合は、油脂類100重量部に対して、例えば1〜10重量部、好ましくは1.5〜8重量部、さらに好ましくは2〜6重量部(特に3〜5重量部)程度である。乳化剤の割合は、エマルジョン中0.1〜10重量%であってもよく、好ましくは0.5〜5重量%、さらに好ましくは1〜3重量%(特に1.5〜2重量%)程度であってもよい。乳化剤の割合が少なすぎると、安定した品質で豆腐を製造するのが困難となる虞があり、逆に多すぎると、解乳化作用が相対的に低くなるため、乳化物が完全に解乳化せず、豆腐中に油滴として残存するなど、豆腐の生産性、商品性が低下する虞がある。
(解乳化剤)
本発明では、前記乳化剤に対して解乳化剤を組み合わせることにより、豆腐製造時の熱及び/又は機械的作用によって、エマルジョンの乳化状態を壊して(解乳化して)、凝固剤をエマルジョンから放出できる。そのため、エマルジョン中から放出された凝固剤が豆乳と十分に作用し、豆腐の生産性を向上できるとともに、凝固剤とともに油脂と乳化剤が豆乳に取り込まれるため、最終製品の豆腐の風味も阻害せず、油脂と豆乳とが乳化するため、保水性が向上し、歩留りも向上できる。
解乳化剤としては、例えば、グリセリン脂肪酸エステル(モノグリセリン脂肪酸エステル)、プロピレングリコール脂肪酸エステル、有機酸モノグリセライド(モノグリセリン脂肪酸・有機酸エステル)、リン脂質(大豆レシチン、卵黄レシチン)などが挙げられる。これらの解乳化剤は、単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。
これらの解乳化剤を構成する脂肪酸としては、前記乳化剤を構成する脂肪酸として例示された脂肪酸などが挙げられる。これらの脂肪酸は、単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。これらのうち、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸などのC10−22飽和脂肪酸、オレイン酸などのC10−22不飽和脂肪酸が汎用され、豆腐の生産性向上の点から、C14−22不飽和脂肪酸(特に、オレイン酸などのC16−20不飽和脂肪酸)が好ましい。
有機酸モノグリセライドを構成する有機酸としては、例えば、酢酸、乳酸、クエン酸、コハク酸、ジアセチル酒石酸などが挙げられる。これらの有機酸は、単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。これらのうち、クエン酸などが汎用される。
これらの解乳化剤は、単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。これらの解乳化剤のうち、グリセリン脂肪酸エステル、リン脂質が汎用され、豆腐の生産性向上の点から、グリセリンモノC10−24飽和脂肪酸エステル(特に、グリセリンモノC12−22飽和脂肪酸エステル)とレシチン(特に、大豆レシチン)との組み合わせ、グリセリンモノC10−24不飽和脂肪酸エステル(特に、グリセリンモノC12−22不飽和脂肪酸エステル)単独が好ましく、グリセリンモノC14−22不飽和脂肪酸エステル(特に、グリセリンモノオレイン酸エステルなどのグリセリンモノC16−20不飽和脂肪酸エステル)単独が特に好ましい。
解乳化剤がグリセリンモノC10−24飽和脂肪酸エステルとレシチンとの組み合わせである場合、両者の重量割合は、前者/後者=90/10〜10/90、好ましくは70/30〜20/80、さらに好ましくは50/50〜30/70程度であってもよい。
解乳化剤は、グリセリンモノ不飽和脂肪酸エステル(特に、グリセリンモノC10−22不飽和脂肪酸エステル)を含むのが好ましく、グリセリンモノ不飽和脂肪酸エステルの割合は、乳化剤中50重量%以上が好ましく、80重量%以上(特に90重量%以上)が特に好ましく、乳化剤はグリセリンモノ不飽和脂肪酸エステルのみで構成されていてもよい。
解乳化剤は、例えば、グリセリン脂肪酸エステル(理研ビタミン(株)製、商品名「エマルジーMS」、「エマルジーMO(M)」、「エマルジーOL」、「ポエムV−100」)、グリセリン脂肪酸クエン酸エステル(理研ビタミン(株)製、商品名「ポエムK−37V」)、大豆レシチン(辻製油(株)製、商品名「SLP−ペースト」)などの市販品を使用してもよい。
解乳化剤(特に、グリセリンモノ不飽和脂肪酸エステル)の割合は、乳化剤100重量部に対して、例えば1〜10重量部、好ましくは1.2〜6重量部、さらに好ましくは1.5〜5重量部(特に2〜4重量部)程度である。解乳化剤の割合は、エマルジョン中0.005〜1重量%であってもよく、好ましくは0.01〜0.5重量%、さらに好ましくは0.02〜0.1重量%(特に0.03〜0.08重量%)程度であってもよい。解乳化剤の割合が少なすぎると、豆腐の生産性が低下する虞があり、逆に多すぎると、安定した品質で豆腐を製造するのが困難となる虞がある。
(油脂類)
油脂類としては、天然油脂が汎用され、例えば、植物油(大豆油、綿実油、あまに油、ひまし油、紅花油、米油、コーン油、ゴマ油、向日葵油、米糖油、アサミ油、菜種油、キャノーラ油、落花生油、ヤシ油、パーム核油、パーム油、カポック油、扁桃油、オリーブ油、トール油、エノ油、キリ油など)、動物油(牛脂、豚脂、羊脂、山羊脂、馬脂、鯨油、鶏脂、七面鳥脂など)、魚油(ニシン油、カレイ油、タラ油、シタビラメ油、ハリバ油、コイ油、マス油、ナマズ油など)などが挙げられる。これらの油脂類は、単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。これらの油脂類は、ジグリセリドを含む油脂であってもよい。また、これらの油脂類は、硬化油、エステル交換油又は分別油であってもよい。
これらの油脂類のうち、豆腐の風味を損なわない点から、紅花油、コーン油、ゴマ油、向日葵油、大豆油、米油、菜種油、キャノーラ油、落花生油、ヤシ油、パーム油などの植物油が好ましく、大豆油、菜種油が特に好ましい。
油脂類の割合は、W/O型エマルジョンを形成し易い点から、エマルジョン中10〜60重量%であってもよく、好ましくは20〜50重量%、さらに好ましくは30〜45重量%(特に35〜40重量%)程度であってもよい。
(水)
水の割合は、W/O型エマルジョンを形成し易い点から、前記油脂類と同程度の割合であってもよく、例えば、エマルジョン中10〜60重量%であってもよく、好ましくは20〜50重量%、さらに好ましくは25〜40重量%(特に30〜35重量%)程度であってもよい。
(他の添加剤)
凝固剤組成物は、他の添加剤をさらに含んでいてもよい。他の添加剤としては、慣用の添加剤、例えば、消泡剤、pH調整剤、殺菌料、酸化防止剤、光安定剤、醸造用剤、保水剤、乳化安定剤、保存料、防虫剤、膨張剤、防腐剤、抗菌剤などが挙げられる。他の添加剤の割合は、エマルジョン中10重量%以下(特に0.01〜5重量%)程度である。
[豆腐用凝固剤組成物の製造方法]
本発明の豆腐用凝固剤組成物の製造方法は、W/O型エマルジョンを調製できればよく、特に限定されないが、通常、乳化剤、解乳化剤及び油脂類を含む油性組成物(油相)と、豆腐用凝固剤及び水を含む水性組成物(水相)とを混合する方法である。
油性組成物の調製方法としては、油脂類中に乳化剤及び解乳化剤を均一に分散又は溶解できればよく、例えば、加熱した油脂類と乳化剤及び解乳化剤とを混合して分散又は溶解する方法、加熱しながら、油脂類と乳化剤及び解乳化剤とを混合して分散又は溶解する方法などが挙げられる。加熱温度は、40℃以上であってもよく、例えば50〜100℃、好ましくは60〜95℃、さらに好ましくは80〜90℃程度である。
油脂類と乳化剤及び解乳化剤とを混合する方法は、慣用の攪拌手段、例えば、攪拌棒などを用いた手攪拌であってもよく、機械的攪拌手段(攪拌子や攪拌翼を備えた手段)、超音波分散機などが利用できる。これらのうち、簡便性などの点から、泡立て器(ホイッパー)を用いた手攪拌が汎用される。
水性組成物の調製方法としては、水中に豆腐用凝固剤を溶解できればよく、例えば、加熱した水と豆腐用凝固剤とを混合して溶解する方法や、加熱しながら、水と豆腐用凝固剤とを混合して溶解する方法などが挙げられる。加熱温度及び混合方法は、油性組成物の調製方法と同様である。
得られた油性組成物と水性組成物とを混合する方法としては、W/O型エマルジョンを形成できればよく、特に限定されないが、油性組成物を攪拌しながら、油性組成物に、所定の速度で水性組成物を滴下する方法が好ましい。水性組成物の滴下時間は、攪拌速度やスケールに応じて適宜選択できるが、連続的に一定の速度で1分以上かけて滴下してもよく、例えば1〜60分、好ましくは2〜30分、さらに好ましくは3〜10分かけて滴下してもよい。
水性組成物と油性組成物とを攪拌する方法は、手攪拌や超音波分散機を用いた攪拌であってもよいが、W/O型エマルジョンを調製し易い点から、機械的攪拌手段が好ましい。機械的攪拌手段としては、例えば、ホモミキサー、ホモジナイザー、ホモディスパー、ヘンシェルミキサー、バンバリーミキサー、リボンミキサー、V型ミキサーなどの慣用のミキサーなどが挙げられる。
攪拌は、攪拌条件を変化させてもよく、例えば、予備攪拌と本攪拌との2段階で攪拌してもよい。
予備攪拌における機械的攪拌手段の回転速度は、例えば、ホモミキサーを用いる場合、例えば1000〜5000rpm、好ましくは2000〜4000rpm、さらに好ましくは2500〜3500rpm程度である。攪拌時間は1分以上であってもよく、例えば3〜20分、好ましくは5〜10分程度である。
本攪拌における機械的攪拌手段の回転速度は、例えば、ホモミキサーを用いる場合、例えば1000〜10000rpm、好ましくは3000〜9500rpm、さらに好ましくは5000〜9000rpm(特に6000〜8000rpm)程度である。本攪拌の回転速度は、予備攪拌の回転速度に対して、例えば1.1〜3倍、好ましくは1.3〜2倍、さらに好ましくは1.5〜1.8倍程度である。攪拌時間は1分以上であってもよく、例えば5〜60分、好ましくは10〜40分、さらに好ましくは20〜40分程度である。
水性組成物と油性組成物との混合においても、乳化性を向上させるため、加熱した水性組成物を徐々に加熱した油性組成物中に添加、混合するのが好ましく、各組成物の温度は、通常、各組成物の調製方法における加熱温度と同一である。
[豆腐の製造方法]
得られたW/O型エマルジョン(凝固剤組成物)は、豆腐を製造するための凝固剤(苦汁)として利用でき、エマルジョンの形態であるため、高温の豆乳に直接添加することが可能となり、取り扱い性に優れ、品質の安定した豆腐を製造できるとともに、豆腐の製造過程で容易にエマルジョンが壊れて凝固剤が露出するため、豆腐の生産性も高い。
豆腐の製造方法は、慣用の方法で豆乳を凝固剤組成物で凝固する方法を利用できる。豆乳としては、JAS(日本農林規格)で分類されている慣用の豆乳を利用できる。豆乳中の大豆固形分の割合は20重量%以下であってもよく、例えば8〜18重量%、好ましくは10〜16重量%、さらに好ましくは11〜15重量%(特に12〜14重量%)程度である。豆乳の温度(凝固剤組成物添加前の初期温度)は50℃以上が好ましく、例えば60〜90℃、好ましくは70〜85℃、さらに好ましくは75〜80℃程度である。
凝固剤組成物の割合は、豆乳100重量部に対して、例えば0.1〜10重量部、好ましくは0.3〜5重量部、さらに好ましくは0.5〜3重量部(特に0.8〜2重量部)程度である。
凝固剤組成物を添加した後、通常、豆腐の保形性を向上させるために、徐々に昇温して所定の温度で熟成させた後、冷蔵して豆腐ボディを形成する。熟成温度は凝固剤を添加して豆乳を凝固させる温度(又は凝固剤添加前の初期温度)よりも高ければよく、例えば70〜100℃、好ましくは75〜95℃、さらに好ましくは80〜90℃程度である。熟成時間は、例えば10〜80分、好ましくは20〜60分、さらに好ましくは25〜40分程度である。冷蔵方法は、特に限定されず、例えば、冷水に浸漬する方法であってもよい。冷蔵の温度は、例えば1〜15℃、好ましくは2〜10℃、さらに好ましくは3〜8℃程度であり、冷蔵時間は、例えば5〜60分、好ましくは10〜40分、さらに好ましくは15〜30分程度である。
得られた豆腐は、保存安定性に優れるため、冷凍保存してもよい。冷凍温度は、例えば−50〜−5℃、好ましくは−40〜−10℃、さらに好ましくは−30〜−15℃程度)程度であってもよい。冷凍後の豆腐は、加熱して解凍してもよく、加熱温度は、例えば70〜99℃、好ましくは80〜98℃、さらに好ましくは90〜95℃程度である。
以下に、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定されるものではない。なお、用いた原料及び機器の詳細は以下の通りである。
[原料]
植物油:J−オイルミルズ(株)製「菜種白絞油」
乳化剤A:ポリグリセリン縮合リシノール酸エステル、阪本薬品工業(株)製「SYグリスターCRS−75」
乳化剤B:ショ糖エルカ酸エステル、三菱化学フーズ(株)製「リョートー(登録商標)シュガーエステルER−290」、ジ・トリ・ポリエステル含量約98%、HLB約2
解乳化剤A:グリセリンモノステアレート、理研ビタミン(株)製「ポエムV100」、融点63〜68℃、HLB4.3
解乳化剤B:グリセリンモノオレエート、理研ビタミン(株)製「エマルジーMO(M)」、融点45〜55℃、HLB4.3
解乳化剤C:大豆レシチン、辻製油(株)製「SLPペースト」、HLB約3
豆乳:大豆固形分13重量%
凝固剤:塩化マグネシウム、赤穂化成(株)製「クリスタリン」
凝固剤組成物(市販品):花王(株)製「マグネスファインTG」。
[機器]
ホモミキサー:特殊機化工業(株)製「TKホモミキサーMarkII」
システムマグ:(株)アースシステム21製「システムマグ」。
比較例1(凝固剤組成物の製造)
5000mlのビーカーに85℃に加熱した植物油1120.5gを入れ、次に乳化剤A49.5gを入れ、手で攪拌、融解し、油性組成物(油相)を調製した。一方、別の3000mlのビーカーに凝固剤840g及び85℃に加熱した水990gを入れ、凝固剤が溶解するまで泡だて器(ホイッパー)で攪拌し、水性組成物(水相)を調製した。
次に、予備攪拌として、ホモミキサーを用いて、前記水性組成物を約5分かけて添加しながら、前記油性組成物を3000rpmで5分間攪拌した。水性組成物の添加終了後、ホモミキサーの回転数を7000rpmに上昇させて、引き続き5分間攪拌し、凝固剤組成物(W/O型エマルジョン)を製造した。得られたエマルジョンの状態を市販のUSBデジタルマイクロスコープで観察し、任意の20箇所の水滴の直径を測定して、平均水滴径を算出したところ、15μmであった。得られたエマルジョンを一晩放冷し、7日間冷蔵した。その後、再度80℃以上に温度を上昇させて、ホモミキサーを用いて7000rpmで5分攪拌し、乳化を破壊(解乳化)した。解乳化後の平均水滴径を前述の方法で測定したところ、38.8μmであり、解乳化前の平均水滴径に対して2.59倍であった。なお、解乳化後の平均水滴径に対して、解乳化後の平均水滴径が大きければ大きいほど、乳化が壊れていることを示す。
実施例1(凝固剤組成物の製造)
油性組成物として、解乳化剤A0.6g及び解乳化剤C0.9gをさらに添加し、植物油を1119gとする以外は、比較例1と同様にして凝固剤組成物を製造した。解乳化後の平均水滴径は83.8μmであり、解乳化前の平均水滴径28.8μmに対して、2.9倍であった。
実施例2(凝固剤組成物の製造)
油性組成物として、解乳化剤C0.9gを添加せず、解乳化剤Aの添加量を1.5gに変更する以外は、実施例1と同様にして凝固剤組成物を製造した。解乳化後の平均水滴径は113.8μmであり、解乳化前の平均水滴径13.8μmに対して、8.25倍であった。
実施例3(凝固剤組成物の製造)
凝固剤及び水の添加量を凝固剤720g及び水1110gに変更する以外は実施例1と同様にして凝固剤組成物を製造した。解乳化後の平均水滴径は68.8μmであり、解乳化前の平均水滴径33.8μmに対して、2.04倍であった。
比較例2(凝固剤組成物の製造)
凝固剤及び水の添加量を凝固剤720g及び水1110gに変更する以外は比較例1と同様にして凝固剤組成物を製造した。解乳化後の平均水滴径は65μmであり、解乳化前の平均水滴径43.8μmに対して、1.33倍であった。
実施例4(凝固剤組成物の製造)
油性組成物として、解乳化剤A0.6g及び解乳化剤C0.9gの代わりに解乳化剤B1.5gを添加する以外は、実施例1と同様にして凝固剤組成物を製造した。解乳化後の平均水滴径は97.5μmであり、解乳化前の平均水滴径27.5μmに対して、3.55倍であった。
実施例5(凝固剤組成物の製造)
乳化剤Aの添加量を40.5gに変更し、乳化剤B9.0gをさらに添加する以外は実施例1と同様にして凝固剤組成物を製造した。解乳化後の平均水滴径は72.5μmであり、解乳化前の平均水滴径46.3μmに対して、1.57倍であった。
比較例及び実施例の結果を表1に示す。
Figure 2019050749
実施例の凝固剤組成物は、比較例の凝固剤組成物に比べて、解乳化が進んでおり、豆腐の生産性を向上できる。中でも、実施例1及び4(特に、実施例4)の凝固剤組成物は、解乳化の程度が適度であり、豆腐の生産性だけでなく、品質の安定した豆腐を製造し易い範囲である。
比較例3(豆腐の製造)
システムマグを使用して、凝固剤組成物(市販品)60gと豆乳7kgとを反応させながら(解乳化しながら)、深型ホテルパンに入れ、30分蒸らして豆腐を製造した。得られた豆腐を計量したところ、深型ホテルパン3個分で、21kgであった。次に、得られた豆腐をホテルパンに入れたまま、冷水槽(5℃)に沈めて冷却し、芯温20〜30℃に調整した後、冷凍庫(−20℃)に3日間入れて冷凍した。冷凍した豆腐を蒸し器に入れて加熱、解凍(94℃、60分)し、穴あき板に載せて軽く水を切った後、計量したところ、17.39kgであり、冷凍前の82.8%であった。
実施例6
凝固剤組成物(市販品)の代わりに実施例1で得られた凝固剤組成物を用いる以外は比較例3と同様にして豆腐21kgを製造し、冷凍及び解凍した。解凍後の豆腐は18.02kgであり、冷凍前の85.8%であった。比較例3の豆腐よりも冷凍の前後で変化は少なかった。
実施例7
凝固剤組成物(市販品)の代わりに実施例4で得られた凝固剤組成物を用いる以外は比較例3と同様にして豆腐21kgを製造し、冷凍及び解凍した。解凍後の豆腐は18.56kgであり、冷凍前の88.4%であり、実施例6の豆腐よりもさらに冷凍前に近かった。
本発明の豆腐用凝固剤組成物は、各種の豆腐、例えば、木綿豆腐、絹ごし豆腐、充填包装豆腐、油揚げ、凍豆腐(こうやどうふ)などの豆腐を製造するための凝固剤(苦汁)として利用できる。

Claims (7)

  1. 豆腐用凝固剤、乳化剤、解乳化剤、油脂類及び水を含む油中水型乳化物である豆腐用凝固剤組成物。
  2. 解乳化剤が、グリセリン脂肪酸エステルを含む請求項1記載の豆腐用凝固剤組成物。
  3. グリセリン脂肪酸エステルが、グリセリンモノ不飽和脂肪酸エステルを含む請求項2記載の豆腐用凝固剤組成物。
  4. 豆腐用凝固剤が塩化マグネシウムであり、乳化剤がポリグリセリン脂肪酸エステルであり、かつ油脂類が植物油である請求項1〜3のいずれかに記載の豆腐用凝固剤組成物。
  5. 乳化剤の割合が、油脂類100重量部に対して1〜10重量部であり、解乳化剤の割合が、乳化剤100重量部に対して1〜10重量部である請求項1〜4のいずれかに記載の豆腐用凝固剤組成物。
  6. 乳化剤、解乳化剤及び油脂類を含む油性組成物と、豆腐用凝固剤及び水を含む水性組成物とを混合する請求項1〜5のいずれかに記載の豆腐用凝固剤組成物の製造方法。
  7. 豆乳に請求項1〜5のいずれかに記載の豆腐用凝固剤組成物を添加して豆腐を製造する方法。
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