JP2019047760A - 苗植付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】苗植付装置において、植付伝動ケースが連結される支持フレームを備えた場合、支持フレームの軽量化を図る。【解決手段】左右方向に沿って配置された支持フレーム8を備え、支持フレーム8の後側部8bに連結されて後側に延出された植付伝動ケースを備える。側面視において、支持フレーム8の下側部8dの前後長さL1と、支持フレーム8の上側部8cの前後長さL2とが異なるものとなるように、支持フレーム8の断面形状を設定する。【選択図】図6

Description

本発明は乗用型田植機や歩行型田植機に備えられる苗植付装置に関する。
苗植付装置としては、特許文献1に開示されているように、支持フレームを左右方向に配置し、後部に植付アームが回転自在に支持された植付伝動ケースを、支持フレームの後側部に連結して後側に延出するように構成されたものがある。
支持フレームは、充分な強度を備えて、苗植付装置の骨格としての機能、苗植付装置の全体を支える主フレームとしての機能を備えており、苗植付装置の各種の部材が支持フレームに連結されている。
特開2016−136899号公報
特許文献1の支持フレームでは、断面形状が正方形状となっている。支持フレームは、左右方向に沿って配置されて、全長が長いものになっているので、軽量化という面で改善の余地がある。
本発明は、苗植付装置において、支持フレームを備えた場合、支持フレームの軽量化を図ることを目的としている。
本発明の苗植付装置は、
左右方向に沿って配置された支持フレームと、
後部に植付アームが回転自在に支持され、前記支持フレームの後側部に連結されて後側に延出された植付伝動ケースとが備えられ、
側面視において、前記支持フレームの下側部の前後長さと、前記支持フレームの上側部の前後長さとが異なるものとなるように、前記支持フレームの断面形状が設定されている。
特許文献1では、支持フレームの上側部の前後長さと、支持フレームの下側部の前後長さとが、同じ長さとなっている。
これに対して本発明によると、支持フレームの下側部の前後長さと、支持フレームの上側部の前後長さとが異なるものに設定されているので、支持フレームの下側部又は上側部を短いものにすることができて、支持フレームの軽量化を図ることができる。
本発明では、
側面視において、前記下側部の前後長さが、前記上側部の前後長さよりも短くなるように、前記支持フレームの断面形状が設定されていると好適である。
苗植付装置では、苗植付装置の各種の部材が、支持フレームの下側部に連結されることは少ない。
本発明によると、支持フレームの上側部により、支持フレームとして各種の部材を支持する機能が維持されるのであり、支持フレームの下側部の前後長さが短くなっても、支持フレームとしての機能が損なわれることはない。
本発明では、
前記支持フレームの前側面部が前傾状態となるように、前記支持フレームの断面形状が設定されていると好適である。
乗用型田植機において、苗植付装置が機体の後部に支持された場合、機体の後輪によって後側に跳ね飛ばされた泥が、支持フレームの前側面部に当たることがある。
本発明によると、支持フレームの前側面部が前傾状態となっているので、機体の後輪によって後側に跳ね飛ばされた泥が支持フレームの前側面部に当たっても、泥は支持フレームの前側面部から下側に落ち易く、支持フレームの前側面部に付着し難い。
本発明では、
苗のせ台の下部が、前記植付伝動ケースに支持され、
苗のせ台フレームが前記前側面部に連結され上側に延出されて、前記苗のせ台の上部が、前記苗のせ台フレームの上部に支持されていると好適である。
苗植付装置では、苗のせ台の下部が植付伝動ケースに支持されて、苗のせ台が植付伝動ケースから斜め前上側に延出される状態となる。
本発明によると、苗のせ台フレームが支持フレームの前側面部に連結され上側に延出されている。この場合、支持フレームの前側面部が前傾状態となっているので、苗のせ台フレームは、支持フレームの前側面部から斜め前上側に延出されて、苗のせ台の上部に達する状態となるのであり、苗のせ台フレームの上部によって、苗のせ台の上部を無理なく支持することができる。
乗用型田植機の全体側面図である。 苗植付装置の側面図である。 苗植付装置の正面図である。 苗植付装置の平面図である。 支持フレーム及びフロート付近の縦断側面図である。 支持フレーム及び苗のせ台フレームの縦断側面図である。 支持フレーム及び苗のせ台フレームの分解斜視図である。 発明の実施の第1別形態において、フロート付近の縦断側面図である。 発明の実施の第1別形態において、フロート付近の平面図である。
図1〜図7に、本発明の苗植付装置6を備えた乗用型田植機が示されている。
本発明の実施形態における前後方向及び左右方向は、特段の説明がない限り、以下のように記載している。機体3の走行時における前進側の進行方向が「前」であり、後進側の進行方向が「後」である。前後方向での前向き姿勢を基準として右側に相当する方向が「右」であり、左側に相当する方向が「左」である。
(乗用型田植機の全体構成)
図1に示すように、乗用型田植機は、右及び左の前輪1、右及び左の後輪2を備えた機体3の後部に、リンク機構4及びリンク機構4を昇降駆動する油圧シリンダ5が備えられて、リンク機構4の後部に、4条植型式の苗植付装置6が支持されている。
機体3の後部及び苗植付装置6に亘って、田面に肥料を供給する施肥装置7が備えられており、苗植付装置6の前部の下部に、田面を整地する整地装置50が支持されている。
(苗植付装置の全体構成)
図2,3,4に示すように、苗植付装置6は、支持フレーム8、植付伝動ケース9、回転ケース10、植付アーム11、フロート12、苗のせ台13等を備えている。
支持フレーム8が左右方向に沿って配置されており、支持フレーム8の左右中央にフィードケース14が連結されている。リンク機構4の後部の下部の前後方向の軸芯P1周りに、フィードケース14がローリング自在に支持されており、苗植付装置6の全体が軸芯P1周りにローリング自在に支持されている。
2個の植付伝動ケース9が支持フレーム8に連結されて後側に延出されており、植付伝動ケース9の後部の右部及び左部に、回転ケース10が回転自在に支持され、回転ケース10の両端に、植付アーム11が支持されている。苗のせ台13が、左右方向に往復移動自在に支持されている。
図1及び図2に示すように、機体3の前部に搭載されたエンジン34の動力が、伝動軸35を介して、フィードケース14の内部の伝動機構(図示せず)に伝達されて、フィードケース14に備えられた横送り軸(図示せず)により、苗のせ台13が所定のストロークで左右方向に往復横送り駆動される。
図4に示すように、フィードケース14の伝動機構に伝達された動力が、伝動軸36、植付伝動ケース9の内部のトルクリミッター37、伝動チェーン38及び少数条クラッチ39を介して、回転ケース10に伝達される。
これにより、図2及び図4に示すように、苗のせ台13が左右方向に往復横送り駆動されるのに伴って、回転ケース10が回転駆動され、苗のせ台13の下部から植付アーム11が交互に苗を取り出して田面に植え付ける。
(施肥装置の全体構成)
図1,2,4に示すように、施肥装置7は、ホッパー15、繰り出し部16、ブロア17、作溝器18及びホース19等を備えている。
機体3において運転座席20の後側に、肥料を貯留するホッパー15及び繰り出し部16が支持されており、繰り出し部16の左の横外側にブロア17が備えられている。フロート12に作溝器18が連結されて、4個の作溝器18が備えられており、繰り出し部16と作溝器18とに亘って4本のホース19が接続されている。
エンジン34の動力が、繰り出し部16に伝達されて、ホッパー15の肥料が繰り出し部16により繰り出され、ブロア17の搬送風によりホース19を通って作溝器18に供給されるのであり、作溝器18により田面に溝が形成されながら、作溝器18から田面の溝に肥料が供給される。
(支持フレームの構造)
図5,6,7に示すように、支持フレーム8は、アルミの引き抜き工法によって製作されており、前側部8a、後側部8b、上側部8c及び下側部8dを備えた台形状(異形状)の断面形状を備えている。
側面視(断面視)において、支持フレーム8の上側部8c及び下側部8dが水平方向に沿っており、支持フレーム8の後側部8bが鉛直方向に沿っている。これにより、支持フレーム8の後側部8bに広い連結面を確保することができるのであり、図2及び図4に示すように、支持フレーム8の後側部8bに、植付伝動ケース9が連結されて後側に延出されている。
側面視(断面視)において、支持フレーム8の下側部8dの前後長さL1が、支持フレーム8の上側部8cの前後長さL2よりも、短いものに設定されている(支持フレーム8の下側部8dの前後長さL1と、支持フレーム8の上側部8cの前後長さL2とが異なる状態に相当)。これにより、支持フレーム8の前側部8aの前側面部が、前傾状態となっている。
(苗のせ台の支持構造)
図2,3,4に示すように、植付伝動ケース9の上部に、支持レール21が左右方向に沿って支持されている。苗のせ台13の下部が、左右方向に沿って往復移動自在に支持レール21に支持されており、側面視で、苗のせ台13が、植付伝動ケース9から斜め前上側に延出されている。
図2,3,6,7に示すように、支持フレーム8の前側部8aの前側面部に、直線状の苗のせ台フレーム22が、ボルト23により連結されて上側に延出されており、苗のせ台フレーム22の上部に亘ってフレーム24が連結されている。苗のせ台13の上部に、支持レール25が左右方向に沿って連結されており、苗のせ台フレーム22の上部に支持されたローラー26が、支持レール25に挿入されている。
図2及び図6に示すように、支持フレーム8の前側部8aの前側面部が前傾状態となっているので、苗のせ台フレーム22が、支持フレーム8の前側部8aの前側面部から斜め前上側に直線的に延出されて苗のせ台13の上部に達している。これにより、苗のせ台フレーム22の上部によって、苗のせ台13の上部を無理なく支持することができる。
以上の構造により、苗のせ台13の下部が、植付伝動ケース9及び支持レール21により左右方向に移動自在に支持され、苗のせ台13の上部が、苗のせ台フレーム22及びローラー26により左右方向に移動自在に支持されるのであり、苗のせ台13が所定のストロークで左右方向に往復横送り駆動される。
(フロートの支持構造)
図2,4,5に示すように、2個のフロート12が、右及び左の後輪2の後側に位置するように配置されている。
支持フレーム8の後側部8bにブラケット27が連結されており、フロートパイプ28が植付伝動ケース9の下側に左右方向に沿って配置されて、左右方向の軸芯P2周り回転自在にブラケット27に支持されている。フロートパイプ28に連結された支持アーム28aが後側に延出されて、支持アーム28aの後端部の左右方向の軸芯P3周りに、フロート12の後部が上下に揺動自在に支持されている。
フロートパイプ28に、植付深さレバー29が連結されて、斜め前上側に延出されている。支持フレーム8の上側部8cにレバーガイド30が連結されており、植付深さレバー29がレバーガイド30に挿入されている。
植付深さレバー29を上下に操作することにより、フロートパイプ28の支持アーム28aを上下に操作して、軸芯P3(フロート12の後部)の位置を上下に変更することができる。植付深さレバー29をレバーガイド30に係合させることより、軸芯P3(フロート12の後部)の位置を固定することができる。
2個のフロート12の前部に亘って、フレーム31が連結されており、2個のフロート12が一体で軸芯P3周りに上下に揺動する。
フレーム31の左右中央部に、ブラケット32が連結されて後側に延出され、レーキ状の整地部材33がブラケット32の後端部に連結されており、整地部材33が機体3の左右中央に配置されている。
乗用型田植機では、右及び左のマーカー(図示せず)が備えられており、前回の植付走行で田面に形成された指標に沿って、機体3を走行させて植付走行を行いながら、同時にマーカーにより次の植付走行の指標を田面に形成するという作業を繰り返す。この場合、植付走行において、田面の指標が機体3の左右中央に位置するように、機体3を走行させる。
前述のように、整地部材33が機体3の左右中央に配置されていることにより、植付走行において、田面の指標が機体3の左右中央に位置するように機体3を走行させた際、整地部材33により田面の指標を整地して消すことができる。
(苗植付装置の自動昇降制御の構成)
図3,4,5に示すように、正面視で逆チャンネル状の接続部材40が、フレーム31の左部に連結されたブラケット31aの左右方向の軸芯P4周りに揺動自在に支持されている。丸棒材を折り曲げて構成された接続部材41が備えられ、支持フレーム8の上側部8cにブラケット42が連結されて、接続部材41の中間部が、ブラケット42の左右方向の軸芯P5周りに揺動自在に支持されている。
接続部材40の上下方向に沿って長孔40aが開口されており、接続部材41の一方の端部41aが、接続部材40の長孔40aに挿入されている。植付深さレバー29に長孔29aが開口されており、接続部材41の他方の端部41bが、植付深さレバー29の長孔29aに挿入されている。
油圧シリンダ5(図1参照)に作動油を給排操作する制御弁(図示せず)が、機体3に備えられており、制御弁にワイヤ43のインナー43aの一方の端部が接続されている。ワイヤ43の他方の端部において、ワイヤ43のインナー43aが、接続部材41の端部41aに接続され、ワイヤ43のアウター43bが、接続部材40の上端部に接続されている。
図5に示す構造において、前項の(フロートの支持構造)に記載のように、植付深さレバー29がレバーガイド30に係合されて、軸芯P3(フロート12の後部)の位置が固定されていると、接続部材41の姿勢も固定されている。
機体3の進行に伴ってフロート12は田面に接地追従するのであり、田面(フロート12)に対して苗植付装置6が上下動すると、苗植付装置6に対してフロート12が軸芯P3周りに上下に揺動する状態となり、接続部材41に対して接続部材40が上下動する状態となって、ワイヤ43のインナー43aが押し引き操作される。
前述のようにワイヤ43のインナー43aが押し引き操作されると、制御弁が操作されるのであり、油圧シリンダ5が伸縮作動し、機体3に対して苗植付装置6が昇降操作されて、苗植付装置6が田面から設定高さに維持される。これにより、苗の植付深さが設定深さに維持される。
(苗の植付深さの変更)
図5に示す状態は、軸芯P3(フロート12の後部)の位置を、苗植付装置6に最も接近させた状態であり、苗植付装置6が維持される田面からの設定高さが最も低い状態であり、苗の設定深さが最も深い状態である。
図5に示す状態から植付深さレバー29を操作して、苗植付装置6に対する軸芯P3(フロート12の後部)の位置を下側に変更していくと、苗植付装置6が維持される田面からの設定高さが高くなっていき、苗の設定深さが浅くなっていく。
前述のように、植付深さレバー29を操作して苗の設定深さを変更する場合、植付深さレバー29に連動して接続部材41が軸芯P5周りに揺動する。
苗植付装置6に対する軸芯P3(フロート12の後部)の位置が上側に変更されると、これに伴ってワイヤ43のインナー43a(接続部材41の端部41a)の位置も上側に変更される。苗植付装置6に対する軸芯P3(フロート12の後部)の位置が下側に変更されると、これに伴ってワイヤ43のインナー43a(接続部材41の端部41a)の位置も下側に変更される。
これにより、植付深さレバー29を操作して苗の設定深さを変更しても、軸芯P3(フロート12の後部)と、ワイヤ43のインナー43a(接続部材41の端部41a)との位置関係が、一定の状態(図5に示す位置関係)に維持されるのであり、苗植付装置6の自動昇降制御の特性が、一定の状態に維持される。
(整地装置の全体構成)
図1,2,3,4に示すように、苗植付装置6の前部の下部に、田面を整地する整地装置50が支持されている。
図3及び図4に示すように、支持フレーム8の左の端部及び右の端部に、支持部材44,45が連結されている。伝動軸36と同一の軸芯P6周りに、伝動ケース46が上下に揺動自在に支持部材44に支持され、支持アーム47が上下に揺動自在に支持部材45に支持されている。
伝動ケース46及び支持アーム47の延出部に亘って、駆動軸48が回転自在に支持されており、多数の整地体53が駆動軸48に取り付けられている。伝動軸36の動力が、植付伝動ケース9と伝動ケース46とに亘って架設された伝動軸49、伝動ケース46の内部のトルクリミッター51及び伝動チェーン52を介して、駆動軸48に伝達される。
伝動軸36の動力により、駆動軸48及び整地体53が回転駆動されて、整地体53により田面の整地が行われる。支持部材44,45の前部に亘って、泥除け板55が取り付けられており、整地体53によって後側に跳ね飛ばされる泥を泥除け板55で止めて、フロート12に泥が堆積しないようにしている。
駆動軸48の3箇所に、スペーサ54が取り付けられて、右及び左の後輪2の後方、伝動軸35の下方に、整地体53が存在しない領域が設定されている。
伝動軸35の下方の整地体53が存在しない領域は、伝動軸35と整地体53との干渉を避ける為であり、伝動軸35との干渉を避ける為の切り欠き部55aが、泥除け板55に設けられている。
右及び左の後輪2の後方の整地体53が存在しない領域は、右及び左の後輪2と整地体53との干渉を避ける為である。これにより、苗植付装置6の全体を機体3に接近して配置することができるのであり、機体3の前端部から苗植付装置6の後端部までの全長を抑えることができる。
図4に示すように、平面視において、伝動ケース46及び支持アーム47の外側部に、フロート12が存在しないので(伝動ケース46及び支持アーム47の間にフロート12が存在するので)、フロート12の影響を受けることなく、伝動ケース46及び支持アーム47を、支持部材44,45に容易に取り付けることができる。
(整地装置の昇降の構成)
図2及び図3に示すように、左の苗のせ台フレーム22に支持部材56が連結されて、支持部材56の前後方向の軸芯P7周りに、扇形の操作ギヤ57が揺動自在に支持されている。電動モータ58及びギヤ機構59が支持部材56に連結されて、ギヤ機構59のピニオンギヤ59aが操作ギヤ57に咬合している。
操作ギヤ57に連係部材60が連結されて、連係部材60と伝動ケース46とに亘って連係ロッド61が接続されている。右の苗のせ台フレーム22の前後方向の軸芯P8周りに、連係部材62が揺動自在に支持されており、連係部材60,62に亘って連係ロッド63が接続され、連係部材62と支持アーム47とに亘って連係ロッド64が接続されている。
人為的に操作されるダイヤル型式の高さスイッチ(図示せず)が備えられており、作業者が高さスイッチを操作することによって、電動モータ58を正逆に作動及び停止させることができる。電動モータ58によりギヤ機構59のピニオンギヤ59aが正逆に回転駆動されるのであり、操作ギヤ57が正逆に揺動駆動される。
操作ギヤ57により、連係ロッド61が操作ギヤ57側に引き操作され、連係ロッド63が右の苗のせ台フレーム22側に押し操作されると、連係ロッド61,64により、整地装置50(伝動ケース46及び支持アーム47)が軸芯P6周りに上側に操作される。
操作ギヤ57により、連係ロッド61が伝動ケース46側に押し操作され、連係ロッド63が操作ギヤ57側に引き操作されると、連係ロッド61,64により、整地装置50(伝動ケース46及び支持アーム47)が軸芯P6周りに下側に操作される。
以上のようにして、整地装置50を昇降操作することにより、苗植付装置6に対する整地装置50の位置を変更して、整地装置50による田面の整地深さを変更することができるのであり、整地装置50を田面から大きく上昇させて整地を行わない状態を設定することができる。
(発明の実施の第1別形態)
2個のフロート12に亘って連結されるフレーム31について、図8及び図9に示すように構成してもよい。
図8及び図9に示すように、側面視で三角形状の溝切り板65が、フロート12にボルト66によって連結されている。溝切り板65の後部に作溝器18が連結されており、作溝器18は溝切り板65を介してフロート12に連結されている。
フレーム31はアングル材により形成されており、フレーム31の右及び左の端部に取付部31aが下向きに連結されている。フレーム31の取付部31aが、フロート12の内側の溝切り板65のボルト66により、フロート12に連結されている。
これにより、2個のフロート12が一体で軸芯P3周りに上下に揺動する。2個のフロート12の前後中間部に近い位置に、フレーム31が配置された状態となっており、フレーム31(取付部31a)と溝切り板65とが、ボルト66により共締め状態でフロート12に連結されている。
フレーム31の左右中央部に、ブラケット32が連結されて後側に延出され、レーキ状の整地部材33がブラケット32の後端部に連結されており、整地部材33が機体3の左右中央に配置されている(前項の(フロートの支持構造)参照)。
フレーム31の左の端部にアーム67が連結されて、アーム67が前側に延出されている。アーム67の前端部に連係ロッド68が接続されており、連係ロッド68がワイヤ(図示せず)に接続されている。
これにより、機体3の進行に伴ってフロート12は田面に接地追従するのであり、田面(フロート12)に対して苗植付装置6が上下動すると、連係ロッド68及びワイヤ(図示せず)を介して制御弁が操作されて、苗植付装置6が田面から設定高さに維持される(前項の(苗植付装置の自動昇降制御の構成)参照)。
(発明の実施の第2別形態)
支持フレーム8において、以下のように構成してもよい。
図6に示すように、支持フレーム8の下側部8dの前後長さL1が、支持フレーム8の上側部8cの前後長さL2よりも短い状態において、支持フレーム8の上側部8cの前後長さL2をさらに長くすることにより、支持フレーム8の前側部8aの前側面部が前傾状態となり、支持フレーム8の後側部8bが後傾状態となるようにする。
図6に示す支持フレーム8の後側部8bの上下長さを長くして、支持フレーム8の上側部8cを前下がり(後上がり)の傾斜状態に設定する。
図6に示す支持フレーム8の後側部8bの上下長さを長くして、支持フレーム8の下側部8dを後下がり(前上がり)の傾斜状態に設定する。
支持フレーム8の下側部8dの前後長さL1が、支持フレーム8の上側部8cの前後長さL2よりも、長いものに設定されるようにする。
この構造によると、支持フレーム8の前側部8aの前側面部が、前傾状態とはならないので、苗のせ台フレーム22を苗のせ台13に沿うように屈曲させる必要がある。
本発明は、4条植型式の苗植付装置6ばかりではなく、3,5,6,8条植型式等の苗植付装置6にも適用できる。
8 支持フレーム
8b 後側部
8c 上側部
8d 下側部
9 植付伝動ケース
11 植付アーム
13 苗のせ台
22 苗のせ台フレーム
L1,L2 前後長さ

Claims (4)

  1. 左右方向に沿って配置された支持フレームと、
    後部に植付アームが回転自在に支持され、前記支持フレームの後側部に連結されて後側に延出された植付伝動ケースとが備えられ、
    側面視において、前記支持フレームの下側部の前後長さと、前記支持フレームの上側部の前後長さとが異なるものとなるように、前記支持フレームの断面形状が設定されている苗植付装置。
  2. 側面視において、前記下側部の前後長さが、前記上側部の前後長さよりも短くなるように、前記支持フレームの断面形状が設定されている請求項1に記載の苗植付装置。
  3. 前記支持フレームの前側面部が前傾状態となるように、前記支持フレームの断面形状が設定されている請求項2に記載の苗植付装置。
  4. 苗のせ台の下部が、前記植付伝動ケースに支持され、
    苗のせ台フレームが前記前側面部に連結され上側に延出されて、前記苗のせ台の上部が、前記苗のせ台フレームの上部に支持されている請求項3に記載の苗植付装置。
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