JP2019046208A - 自動取引装置及び自動取引方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】通帳の繰り越しのための顧客に対する煩雑な作業の発生を減らすことができる。【解決手段】通帳5の印字可能な残りの行数5aを取得する残行数取得部1と、残りの行数5aに応じて、通帳5を新たな通帳7に繰り越すか否かを案内する繰り越し案内部2と、案内に対する繰り越し要求に基づき、通帳5から新たな通帳7に繰り越す繰り越し処理部3と、を有している。これにより、普段、通帳5に対して記帳する量(行数)が多い顧客の場合には、次回の記帳処理で繰り越しが必要になりそうな通帳5が早めに新たな通帳7に繰り越される。このため、当該顧客が、次回利用する自動取引装置4に繰り越し機能が備わっていない場合でも通帳5の繰り越しを行う必要が無く、繰り越しのために窓口に行く機会を減らすことができる。【選択図】図1

Description

本発明は、自動取引装置及び自動取引方法に関する。
金融機関で用いられている自動取引装置(Automatic Teller Machine :ATM)は、顧客から受け付けた通帳に印字していない取引履歴(未記帳情報)の有無を判定する。自動取引装置は、この際、未記帳情報があれば、この通帳に未記帳情報を印字して顧客に返却する記帳処理を実行する。
顧客はこのように自動取引装置に記帳処理を実行させるまで、通帳に対する未記帳情報の有無を把握することができない。このため、顧客は未記帳情報が無いにもかかわらず、自動取引装置に通帳を入れて記帳処理を実行させてしまう場合がある。
そこで、自動取引装置は、記帳処理以外の取引処理を実行する場合に、未記帳情報の有無を画面に表示して、顧客に未記帳情報の記帳状況を認識させることができる(例えば、特許文献1参照)。
ところで、自動取引装置により通帳に記帳される未記帳情報が通帳の印字可能な残りの行数と同じ、または、残りの行数よりも多い場合には、自動取引装置は通帳に未記帳情報を記帳した後、その通帳から新たな通帳に繰り越す技術も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−279491号公報 特開平11−283081号公報
しかし、上記の、未記帳情報を記帳した後、その通帳から新たな通帳に繰り出すことができる自動取引装置が広がりつつあっても、そのような繰り越し機能を備えていない自動取引装置は依然として多く存在している。そのような自動取引装置では、未記帳情報が通帳の印字可能な残りの行数よりも多い場合には、記帳がフルになった通帳を顧客に返却し、顧客は新たな通帳への繰り越しのために金融機関の窓口に営業時間内に出向かなければならない。このため、顧客には窓口への移動、行員とのやりとりといった煩雑な作業が発生してしまうという問題点があった。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、通帳の繰り越しのための顧客に対する煩雑な作業の発生を減らすことができる自動取引装置及び自動取引方法を提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、通帳の印字可能な残りの行数を取得する残行数取得部と、前記残りの行数に応じて、前記通帳を新たな通帳に繰り越すか否かを案内する繰り越し案内部と前記案内に対する繰り越し要求に基づき、前記通帳から前記新たな通帳に繰り越す繰り越し処理部と、を有する自動取引装置が提供される。
また、上記自動取引装置で実行される自動取引方法が提供される。
開示の技術によれば、通帳の繰り越しのための顧客による煩雑な作業の発生を減らして、顧客に対するサービスの向上を図ることができる。
第1の実施の形態の自動取引装置を説明する図である。 第2の実施の形態の自動取引システムを示す図である。 第2の実施の形態の自動取引装置のハードウェア構成例を示す図である。 第2の実施の形態の自動取引装置が保持する通帳の残冊数情報の一例を示す図である。 第2の実施の形態の自動取引装置が保持する顧客ランクに応じた通帳の残行数閾値情報の一例を示す図である。 第2の実施の形態のホストコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。 第2の実施の形態のホストコンピュータが保持する取引履歴情報の一例を示す図である。 第2の実施の形態のホストコンピュータが保持する顧客ランク情報の一例を示す図である。 第2の実施の形態の自動取引システムで実行される通帳に対する記帳処理を示すシーケンスである。 第2の実施の形態の自動取引装置が表示する取引受付初期画面例を示す図である。 第2の実施の形態の自動取引装置が表示する通帳受付案内画面例を示す図である。 第2の実施の形態の自動取引装置が表示する記帳待機案内画面例を示す図である。 第2の実施の形態の自動取引装置が表示する記帳完了案内画面例を示す図である。 第2の実施の形態の自動取引装置で実行される通帳に対する記帳処理を示すフローチャート(その1)である。 第2の実施の形態の自動取引装置で実行される通帳に対する記帳処理を示すフローチャート(その2)である。 第2の実施の形態の自動取引装置の記帳処理で表示される他装置繰り越し案内画面例を示す図である。 第2の実施の形態の自動取引装置の記帳処理で表示される他店舗繰り越し案内画面例を示す図である。 第2の実施の形態の自動取引装置の記帳処理で表示される繰り越し受付案内画面例を示す図である。
以下、図面を参照して、実施の形態について説明する。
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態の自動取引装置について図1を用いて説明する。
図1は、第1の実施の形態の自動取引装置を説明する図である。
なお、図1(A)は、自動取引装置が備える機能を示している。図1(B),(D)は通帳及び繰り越される新たな通帳の一例を示している。図1(C)は、自動取引装置による繰り越し案内の一例を示している。
自動取引装置4は、残行数取得部1と繰り越し案内部2と繰り越し処理部3とを有している。
残行数取得部1は、通帳5の印字可能な残りの行数5aを取得する。例えば、通帳5に付されている磁気ストライプ(図示を省略)には、通帳5において前回最後に印字されている取引履歴の通帳5上の行番号、通帳5における印字可能な残りの行数等が記録されている。残行数取得部1は、通帳5の磁気ストライプから残りの行数5aを取得する。
繰り越し案内部2は、通帳5の残りの行数5aに応じて、通帳5を新たな通帳7に繰り越すか否かを案内する。この場合の案内の仕方として、例えば、図1(C)に示される、自動取引装置4が別途備える表示部6に、繰り越し実行選択画面6aを表示させる。繰り越し実行選択画面6aには、自動取引装置4に繰り越しを実行させるためのボタン6bと、自動取引装置4に繰り越しを実行させないためのボタン6cとを備えている。
繰り越し処理部3は、案内に対する繰り越し要求に基づき、通帳5から変えて、新たな通帳7に繰り越す。例えば、繰り越し処理部3は、繰り越し実行選択画面6aのボタン6bがタッチされて繰り越し要求が指示されると、通帳5から、図1(D)に示されるような新たな通帳7に繰り越す。
なお、自動取引装置4は、例えば、残行数取得部1と繰り越し案内部2と繰り越し処理部3とは自動取引装置4が備える図示しない制御部によって所定のプログラムが実行されることにより、その処理機能が実現される。
次に、このような自動取引装置4で実行される自動取引方法について説明する。
例えば、ある金融機関内に自動取引装置4が設置されている。顧客はこのような自動取引装置4に通帳5を入れて、自動取引装置4に記帳処理を実行させる。
自動取引装置4では、残行数取得部1が、受け付けた通帳5の磁気ストライプから通帳5の印字可能な残りの行数5a(例えば、3行)を取得する。
次いで、自動取引装置4では、繰り越し案内部2は、通帳5の残りの行数5aに応じて、通帳5を新たな通帳7に繰り越すか否かを表示部6に案内する。
例えば、普段、取引件数が少ない顧客は、通帳に対する記帳の量(行数)も少ないことになる。このため、通帳5の残りの行数5aが3行程度であれば、次回の記帳処理により、通帳5は最終行が印字されないために、新たな通帳7への繰り越しが必要になる可能性も低い。
しかし、普段、取引件数が多い顧客は、通帳に対する記帳の量(行数)も多いことになる。このため、通帳5の残りの行数5aが3行程度であれば、次回の記帳処理により、通帳5は最終行が印字されて、新たな通帳7への繰り越しが必要になる可能性が高い。
なお、通帳5の残りの行数5aの最終行の1行分は、通帳を繰り越した旨のメッセージを印字するため、取引の記帳情報は印字されない。
このように繰り越しが必要になる場合に、必ずしも繰り越し機能を備えた自動取引装置で記帳処理が行われているとは限らない。この場合には、顧客は窓口に移動して、行員に繰り越し依頼をする等の煩雑な行為が発生してしまう。
そこで、自動取引装置4の繰り越し案内部2は、次回の記帳処理時になるべく繰り越しが必要とならないように、通帳5の残りの行数5aに応じて、通帳5を新たな通帳7に繰り越すか否かを案内する。
例えば、繰り越し案内部2は、取引件数が少ないような顧客の通帳5の場合には、通帳5の残りの行数5aが3行であれば、通帳5を新たな通帳7に繰り越すか否かを案内しない。
また、繰り越し案内部2は、取引件数が多いような顧客の通帳5の場合には、通帳5の残りの行数5aが3行であれば、通帳5を新たな通帳7に繰り越すか否かを案内する。
そして、繰り越し案内部2は、図1(C)に示される、自動取引装置4が備える表示部6に、繰り越し実行選択画面6aを表示させて案内する。
顧客はこのようにして表示部6に表示される繰り越し実行選択画面6aに対して、繰り越しの可否に応じて操作入力を行う。
繰り越し処理部3は、表示部6で繰り越しを実行させるボタン6bへの操作入力があれば、繰り越し要求を受け付けて通帳5から新たな通帳7に繰り越す。
なお、自動取引装置4では、通帳5と共に新たな通帳7を顧客に返却する。
上記自動取引装置4は、通帳5の印字可能な残りの行数5aを取得する残行数取得部1と、残りの行数5aに応じて、通帳5を新たな通帳7に繰り越すか否かを案内する繰り越し案内部2と、案内に対する繰り越し要求に基づき、通帳5から新たな通帳7に繰り越す繰り越し処理部3と、を有している。
これにより、普段、通帳5に対して記帳する量(行数)が多い顧客の場合には、次回の記帳処理で繰り越しが必要になりそうな通帳5が早めに新たな通帳7に繰り越される。このため、当該顧客が、次回利用する自動取引装置4に繰り越し機能が備わっていない場合でも通帳5の繰り越しを行う必要が無く、繰り越しのために窓口に行く機会を減らすことができる。したがって、上記自動取引装置4では、通帳の繰り越しのための顧客による煩雑な行為の発生を減らして、顧客に対するサービスの向上を図ることができるようになる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態では、第1の実施の形態をより具体的に説明する。
まず、第2の実施の形態の自動取引システムについて図2を用いて説明する。
図2は、第2の実施の形態の自動取引システムを示す図である。
自動取引システム40は、複数の自動取引装置10a,10b,10cと金融機関のホストコンピュータ20とがネットワーク30を介して通信可能に接続されている。なお、自動取引装置10a,10b,10cは、それらを特に区別しない場合には、自動取引装置10と表記する。
このような自動取引装置10は、キャッシュカード(図示を省略)を受け付けて、顧客からの操作入力に基づき金融取引を実行することができる。また、自動取引装置10は、ある店舗内、自動取引コーナー内に複数設置され、または、当該店舗の近隣の別店舗にそれぞれ設置される。
このような自動取引装置10の前面には、タッチパネルが取り付けられた表示部12aと、キャッシュカードが挿入/排出されるカード挿入/排出口13aと、通帳が挿入/排出される通帳挿入/排出口14aと、硬貨が入出金される硬貨入出金口15aと、紙幣が入出金される紙幣入出金口16aとが設けられている。
ホストコンピュータ20には、顧客の口座番号ごとに顧客の情報、顧客の取引履歴と共に当該取引履歴の通帳に対する記帳状況を管理している。ホストコンピュータ20は、自動取引装置10からの要求に応じて、各種取引に必要な情報を当該自動取引装置10に送信する。
次に、このような自動取引システム40を構成する各部の詳細について説明する。
まず、自動取引装置10のハードウェア構成について図3を用いて説明する。
図3は、第2の実施の形態の自動取引装置のハードウェア構成例を示す図である。
自動取引装置10は、自動取引装置10で実行される処理の制御を行う制御ユニット11と、取引を実行する際に顧客に案内等の画面を表示する表示部12a及び顧客からの操作入力を受け付けるタッチパネル12bを含む表示ユニット12とを有する。
また、自動取引装置10は、キャッシュカードをカード挿入/排出口13aから挿入・排出するカード処理ユニット13と、通帳を通帳挿入/排出口14aから挿入・排出する通帳処理ユニット14と、硬貨を硬貨入出金口15aから入出金する硬貨処理ユニット15と、紙幣を紙幣入出金口16aから入出金する紙幣処理ユニット16とを有する。
制御ユニット11は、プロセッサ11aと、RAM(Random Access Memory)11bと、HDD(Hard Disk Drive)11cと、グラフィックインタフェース11dと、通信インタフェース11eと,入出力インタフェース11fと、記憶媒体インタフェース11gとを備えており、これらの各部はバス11hで相互に接続されている。
プロセッサ11aは、自動取引装置10全体を制御する。プロセッサ11aは、マルチプロセッサであってもよい。プロセッサ11aは、例えば、CPU、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、または、PLD(Programmable Logic Device)である。また、プロセッサ11aは、CPU、MPU、DSP、ASIC、PLDのうちの2以上の要素の組み合わせであってもよい。
RAM11bは、自動取引装置10の主記憶装置として使用される。RAM11bには、プロセッサ11aに実行させるOS(Operating System)のプログラム、アプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に記憶される。また、RAM11bには、プロセッサ11aによる処理に必要な各種データが記憶される。
HDD11cは、自動取引装置10の補助記憶装置として使用される。HDD11cには、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、各種データが記憶される。なお、補助記憶装置としては、SSD(Solid State Drive)等の他の種類の記憶装置を使用することもできる。また、HDD11cには、後述する通帳の残冊数情報、顧客ランクに応じた通帳の残行数閾値情報が保持される。
グラフィックインタフェース11dは、プロセッサ11aからの命令に従って、画像を表示ユニット12の表示部12aに表示させる。表示部12aとしては、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等がある。
通信インタフェース11eは、通信により自動取引装置10とホストコンピュータ20等との間でデータの送受信を行う。
入出力インタフェース11fには、表示ユニット12のタッチパネル12bと、カード処理ユニット13と、通帳処理ユニット14と、硬貨処理ユニット15と、紙幣処理ユニット16とが接続されている。入出力インタフェース11fは、バス11hを介してプロセッサ11aからの制御信号を各ユニットに通知し、各ユニットからの信号を同様にプロセッサ11aに通知する。
記憶媒体インタフェース11gは、磁気やレーザ等を利用して記憶媒体11g1に記録されたデータの読み取りや書き込みを行う。また、記憶媒体インタフェース11gは、半導体メモリ等の記憶媒体に記録されたデータの読み取りを行うものであってもよい。記憶媒体11g1とは、例えば、光ディスクや、フラッシュメモリ等の半導体メモリ等を含む。光ディスクは、光の反射によって読み取り可能なようにデータが記録された可搬型の記録媒体である。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc − Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)等がある。
さらに、記憶媒体インタフェース11gは、自動取引装置10に周辺機器を接続するための通信インタフェースとしても用いることができる。例えば、記憶媒体インタフェース11gには、メモリ装置やメモリリーダライタを接続することができる。メモリ装置は、記憶媒体インタフェース11gとの通信機能を搭載した記録媒体である。メモリリーダライタは、メモリカードへのデータの書き込み、または、メモリカードからのデータの読み出しを行う装置である。メモリカードは、カード型の記録媒体である。
カード処理ユニット13は、カード挿入/排出口13aから顧客により挿入されたキャッシュカードを所定の位置に搬送して、キャッシュカードに対して情報の読み出し等の処理を実行する。また、カード処理ユニット13は、読み出し等の処理が完了したら、キャッシュカードを搬送させてカード挿入/排出口13aから放出して顧客に返却する。
通帳処理ユニット14は、通帳挿入/排出口14aから顧客により挿入された通帳を所定位置まで搬送し、通帳に付された磁気ストライプから前回の印字の最下行(の行数)を読み取る。通帳処理ユニット14は、前回の印字の最下行がある頁が開かれるまで頁をめくり、前回の印字の最下行の次の行から順に、顧客からの取引実行指示に応じて実行された取引の履歴等の印字を行う。また、通帳処理ユニット14は、取引履歴等の記録が完了した通帳を搬送して、通帳挿入/排出口14aから放出して、顧客に返却する。
また、通帳処理ユニット14には、繰り越し用の通帳が収納(ストック)されたスタッカ(図示を省略)を備えている。なお、スタッカは、通帳の種類ごとに用意されて、各スタッカに通帳を格納することも可能である。通帳処理ユニット14は、当該スタッカから繰り越し用の通帳を繰り出して、通帳挿入/排出口14aから放出して、顧客に与えることができる。
硬貨処理ユニット15及び紙幣処理ユニット16は、自動取引装置10で実行した取引に応じて、当該取引の形式に基づく金額に対応する硬貨及び紙幣の入金または出金を硬貨入出金口15a及び紙幣入出金口16aに対して実行する。
以上のようなハードウェア構成によって、自動取引装置10の処理機能を実現することができる。
ここで、自動取引装置10が保持する情報について図4及び図5を用いて説明する。
図4は、第2の実施の形態の自動取引装置が保持する通帳の残冊数情報の一例を示す図であり、図5は、第2の実施の形態の自動取引装置が保持する顧客ランクに応じた通帳の残行数閾値情報の一例を示す図である。
自動取引装置10の制御ユニット11のHDD11cには、通帳の残冊数情報と顧客ランクに応じた通帳の残行数閾値情報とが記憶されている。
通帳の残冊数情報11c1は、通帳処理ユニット14内のスタッカで現在管理されている通帳の種類ごとに分かれた通帳の残りの冊数(残冊数)の情報である。通帳の種類とは、例えば、表示のデザインごと、普通・当座口座ごと等である。具体例として、通帳処理ユニット14内には、図4に示されるように、通帳種類Aの通帳の残冊数が9冊、通帳種類Bの通帳の残冊数が12冊、そして、通帳種類Cの通帳の残冊数が21冊、それぞれスタッカにストックされている。自動取引装置10では、通帳処理ユニット14が新たな通帳を繰り越すごとに、残冊数情報11c1において当該通帳の種類に対応する冊数を1つずつ減らす。また、自動取引装置10では、通帳処理ユニット14内の種類に応じたスタッカに新たな通帳が充填されるごとに、残冊数情報11c1において当該通帳の種類に対応する冊数に充填した冊数を増加させる。
顧客ランクに応じた通帳の残行数閾値情報11c2は、顧客ランクに通帳の残行数(印字可能な残りの行数)の閾値が設定されている情報である。顧客ランクは、普段の取引件数に応じて設定される。すなわち、顧客ランクは、通帳に対する記帳の量(行数)に応じて設定される。取引件数が多い顧客は、通帳に記帳される量が多くなり、取引件数が少ない顧客は、通帳に記帳される量が少なくなる。このような点を鑑みて、例えば、図5に示されるように、取引件数に応じて、顧客ランクA〜Eに対して残行数閾値がそれぞれ設定されている。具体例として、顧客ランクAは、普段の取引件数が最も多い顧客に設定されており、残行数閾値として10行が設定されている。一方、顧客ランクEは、普段の取引件数が最も少ない顧客に設定されており、残行数閾値として2行が設定されている。
当然ながら、図4及び図5の閾値並びに行数は一例であって、この場合に限定されるものではなく、自由に設定することができる。
次に、複数の自動取引装置10が接続されているホストコンピュータ20のハードウェア構成について図6を用いて説明する。
図6は、第2の実施の形態のホストコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。
ホストコンピュータ20は、少なくとも、プロセッサ21aと、RAM21bと、HDD21cと、記憶媒体21g1に記録されたデータの読み取りや書き込みを行う記憶媒体インタフェース21gと、通信インタフェース21fとを備えており、これらの各部はバス21hで相互に接続されている。
なお、プロセッサ21aと、RAM21bと、HDD21cと、記憶媒体インタフェース21gと、通信インタフェース21fとは、自動取引装置10が備えるプロセッサ11aと、RAM11bと、HDD11cと、通信インタフェース11eと,記憶媒体インタフェース11gと同様の機能を有する。
ここで、ホストコンピュータ20が保持する取引履歴情報について図7を用いて説明する。
図7は、第2の実施の形態のホストコンピュータが保持する取引履歴情報の一例を示す図である。
ホストコンピュータ20のHDD21cには、取引履歴情報21c1が記憶されている。
取引履歴情報21c1は、口座番号ごとに、例えば、図7に示されるように、当該口座番号において取引を行った日付、摘要(取引内容)、お支払金額、お預かり金額、残高、店番号、印字履歴を含む取引履歴の情報である。
特に、このような取引履歴に含まれる印字履歴は、当該口座番号の通帳に対して取引ごとの取引履歴の印字が完了されていれば、完了済みを表す「済」のフラグがセットされ、印字が完了されていなければ、未完了を表す「未」のフラグがセットされる。
例えば、図7に示す取引履歴情報21c1では、番号1〜3の取引履歴の印字履歴には「済」のフラグがセットされている。したがって、番号1〜3の取引履歴は通帳に記帳済みであることが分かる。また、番号4〜13の取引履歴の印字履歴には「未」のフラグがセットされている。したがって、番号4〜13の取引履歴は通帳に記帳済みではないことが分かる。このように取引履歴情報21c1のうち通帳に印字が完了されていない各取引履歴(番号4〜13)を未記帳情報21c2とする。
また、ホストコンピュータ20が保持する顧客ランク情報について図8を用いて説明する。
図8は、第2の実施の形態のホストコンピュータが保持する顧客ランク情報の一例を示す図である。
ホストコンピュータ20のHDD21cには、顧客ランク情報21c3が記憶されている。
顧客ランク情報21c3は、口座番号ごとに、例えば、図8に示されるように、顧客ランクが対応付けられている。顧客ランクは、図5で説明した通りである。
次に、このような構成を有する自動取引システム40の自動取引装置10とホストコンピュータ20との間で実行される記帳処理について図9及び図10,11を用いて説明する。
図9は、第2の実施の形態の自動取引システムで実行される通帳に対する記帳処理を示すシーケンスである。
図10は、第2の実施の形態の自動取引装置が表示する取引受付初期画面例を示す図であり、図11は、第2の実施の形態の自動取引装置が表示する通帳受付案内画面例を示す図である。
また、図12は、第2の実施の形態の自動取引装置が表示する記帳待機案内画面例を示す図であり、図13は、第2の実施の形態の自動取引装置が表示する記帳完了案内画面例を示す図である。
なお、以下の処理は、自動取引装置10のプロセッサ11a及びホストコンピュータ20のプロセッサ21aにより実行される。
まず、自動取引装置10(プロセッサ11a)は、表示ユニット12の表示部12aに、取引受付初期画面50を表示して、顧客からの取引受付を待ち受ける。
取引受付初期画面50は、例えば、図10に示されるように、自動取引装置10(プロセッサ11a)に対して、お引出しを実行させるためのボタン50aと、お預入れを実行させるためのボタン50bと、残高照会を実行させるためのボタン50cとを備えている。さらに、取引受付初期画面50は、自動取引装置10(プロセッサ11a)に対して、お振込みを実行させるためのボタン50dと、お振り替えを実行させるためのボタン50eと、通帳記帳を実行させるためのボタン50fとを備えている。
[ステップS1] プロセッサ11aは、記帳処理を行いたい顧客により、表示ユニット12の表示部12aに表示されている取引受付初期画面50の通帳記帳を実行させるためのボタン50fがタッチされると、図11に示されるような、表示ユニット12の表示部12aに通帳受付案内画面51を表示する。
プロセッサ11aは、通帳受付案内画面51に促された顧客により通帳挿入/排出口14aから通帳を受け付ける。
なお、通帳受付案内画面51には、記帳処理を中止するためのボタン51aを備えている。
[ステップS2] プロセッサ11aは、通帳処理ユニット14を制御して、通帳挿入/排出口14aから受け付けた通帳を通帳処理ユニット14内の所定の読み取り位置に搬送させて、通帳に付されている磁気ストライプから口座番号を読み取る。
[ステップS3] プロセッサ11aは、通帳から読み取った口座番号に基づき、当該口座番号の取引履歴情報内の未記帳情報の要求をホストコンピュータ20に通知する。
また、この際、プロセッサ11aは、当該口座番号に対応する顧客ランクの要求もホストコンピュータ20に通知する。
[ステップS4] プロセッサ21aは、自動取引装置10から受け付けた口座番号に基づき、口座番号に対応する取引履歴情報を検索する。
また、プロセッサ21aは、顧客ランク情報(図8)を参照して、自動取引装置10から受け付けた口座番号に対応する顧客ランクを検索する。
[ステップS5] プロセッサ21aは、ステップS4で検索した取引履歴情報内から未記帳情報と口座番号に対応する顧客ランクの情報とを含む通帳情報を、口座番号を通知した自動取引装置10に通知する。
なお、この際、取引履歴情報内の取引履歴の印字が全て完了して、未記帳情報がない場合には、通帳情報は、口座番号を通知した自動取引装置10に未記帳情報がない旨の情報を含む。
[ステップS6] プロセッサ11aは、ホストコンピュータ20から通知された通帳情報(に含まれる未記帳情報)に基づき、受け付けた通帳に取引履歴の印字をそれぞれ行って記帳処理を実行する。
この際、プロセッサ11aは、図12に示されるような、表示ユニット12の表示部12aに通帳に対する記帳待機案内画面52を表示する。
なお、記帳待機案内画面52には、記帳処理を中止するためのボタン52aを備えている。
また、プロセッサ11aは、通帳情報に含まれる、ホストコンピュータ20から通知された顧客ランクに基づき、当該口座番号の通帳の残行数閾値情報を特定する。
なお、ステップS6の詳細については後述する。
[ステップS7] プロセッサ11aは、ステップS6での通帳に対する記帳処理を実行して得られる記帳結果をホストコンピュータ20に通知する。
記帳処理結果は、例えば、ホストコンピュータ20から通知された未記帳情報を全て通帳に印字できた場合は、記帳結果としてホストコンピュータ20に記帳が完了した旨を通知する。
また、ホストコンピュータ20から通知された未記帳情報を通帳に全て印字出来なかった場合(通帳の印字可能な残りの行数がゼロになったため等)には、未記帳情報のうち印字できなかった取引履歴をホストコンピュータ20に通知する。
また、ホストコンピュータ20から未記帳情報がない旨が通知された場合には、記帳処理を実行しなかった旨をホストコンピュータ20に通知する。
[ステップS8] プロセッサ21aは、自動取引装置10から通知された記帳結果に基づき、取引履歴情報の印字履歴を更新する。
プロセッサ21aは、例えば、自動取引装置10から未記帳情報の記帳が完了した旨が通知されると、取引履歴情報の未記帳情報の印字履歴の全てに「済」のフラグをセットする。
また、プロセッサ21aは、自動取引装置10から未記帳情報のうち印字できなかった取引履歴が通知されると、取引履歴情報の未記帳情報から印字できなかった取引履歴を除いた印字履歴の全てに「済」のフラグをセットする。
また、プロセッサ21aは、自動取引装置10から記帳処理を実行しなかった旨が通知されると、取引履歴情報の印字履歴の更新は行わない。
[ステップS9] プロセッサ21aは、取引履歴情報の更新完了を、口座番号を通知した自動取引装置10に通知する。
[ステップS10] プロセッサ11aは、図13に示されるような、表示ユニット12の表示部12aに記帳処理完了案内画面53を表示する。
以上により、自動取引装置10とホストコンピュータ20とを含む自動取引システム40による通帳に対する記帳処理が完了される。
次に、上記図9のシーケンスの自動取引装置10が実行するステップS6の記帳処理の詳細について図14,15及び図16〜18を用いて説明する。
図14及び図15は、第2の実施の形態の自動取引装置で実行される通帳に対する記帳処理を示すフローチャートである。
図16は、第2の実施の形態の自動取引装置の記帳処理で表示される他装置繰り越し案内画面例を示す図であり、図17は、第2の実施の形態の自動取引装置の記帳処理で表示される他店舗繰り越し案内画面例を示す図である。
また、図18は、第2の実施の形態の自動取引装置の記帳処理で表示される繰り越し受付案内画面例を示す図である。
なお、以下の自動取引装置10の記帳処理では、通帳の残冊数情報は、1種類の通帳の場合を例に挙げて説明する。
また、以下の処理は、自動取引装置10のプロセッサ11aにより実行される。
[ステップS20] プロセッサ11aは、ステップS2(図9)の通帳処理ユニット14内で所定の読み取り位置に搬送されている通帳の磁気ストライプから、前回当該通帳に印字した最下行(の行数)を読み取る。プロセッサ11aは、当該通帳を、前回印字した最下行の次の行に対して印字可能な印字位置に搬送する。
[ステップS21] プロセッサ11aは、ホストコンピュータ20から通知された通帳情報(ステップS5)に未記帳情報が含まれているか否かを判定する。
または、繰り越し通帳に記帳する未記帳情報が残っているか否かを判定する。
次の処理は、未記帳情報が含まれている場合、または、残っている場合には、ステップS22に進められ、未記帳情報が含まれていない場合(取引履歴情報内の取引履歴の印字が全て完了)には、ステップS24に進められる。
[ステップS22] プロセッサ11aは、印字可能な残りの行数と、ホストコンピュータ20から通知された通帳情報に含まれる未記帳情報の取引履歴の印字行数とを取得する。
そして、プロセッサ11aは、まず、表示ユニット12の表示部12aに通帳に対する記帳待機案内画面52(図12)を表示する。
プロセッサ11aは、印字可能な残りの行数と未記帳情報の取引履歴の印字行数との比較結果に基づき、通帳処理ユニット14により未記帳情報の取引履歴を通帳に順に印字する。
[ステップS23] プロセッサ11aは、ステップS22の記帳の結果、通帳の最終行が印字済みか否かを判定する。
次の処理は、通帳の最終行が印字済みである(未記帳情報の取引履歴の印字行数が印字可能な残りの行数以上または同じ)場合には、ステップS25に進められる。また、次の処理は、通帳の最終行が印字済みではない(未記帳情報の取引履歴の印字行数が印字可能な残りの行数未満)場合には、ステップS24に進められる。
[ステップS24] プロセッサ11aは、ステップS22で印字が行われた通帳の残りの行数を取得する。また、プロセッサ11aは、通帳の残行数閾値情報(図5)を参照して、ホストコンピュータ20から通知された通帳情報に含まれる顧客ランクに対応する残行数閾値を取得する。
プロセッサ11aは、通帳の印字可能な残りの行数が、取得した残行数閾値以上か否かを判定する。
次の処理は、通帳の印字可能な残りの行数が、取得した残行数閾値以上の場合には、ステップS32に進められ、通帳の印字可能な残りの行数が、取得した残行数閾値未満の場合には、ステップS25に進められる。
[ステップS25] プロセッサ11aは、通帳の残冊数情報を参照して、繰り越し用の通帳が存在しているか否かを判定する。
次の処理は、繰り越し用の通帳が存在していない場合には、ステップS26に進められ、繰り越し用の通帳が存在している場合には、ステップS29に進められる。
なお、自動取引装置10自身が新たな(繰り越し用)通帳を備えていない場合も、ステップS26に進められる。
[ステップS26] プロセッサ11aは、自身以外に繰り越し通帳を保持する他の自動取引装置10を検索する。
プロセッサ11aは、例えば、店舗内の他の自動取引装置10に通帳の残冊数情報の要求を通知して、その応答に基づき、繰り越し通帳を保持している他の自動取引装置10を特定する。
または、プロセッサ11aは、例えば、近隣の店舗内の自動取引装置10に通帳の残冊数情報の要求を通知して、その応答に基づき、繰り越し通帳を保持している近隣の店舗内の他の自動取引装置10を特定することもできる。
なお、自身以外に繰り越し通帳を保持する他の自動取引装置10の検索範囲は自由に設定することができる。
[ステップS27] 次の処理は、自身の自動取引装置10以外に繰り越し通帳を保持する他の自動取引装置10がある場合には、ステップS28に進められ、自身の自動取引装置10以外に繰り越し通帳を保持する他の自動取引装置10が無い場合には、ステップS32に進められる。
なお、自動取引装置10が店舗内に一台しかなく近隣の店舗もない場合には、自身の自動取引装置10以外に繰り越し通帳を保持する他の自動取引装置10が無いために、ステップS32に進められる。
[ステップS28] プロセッサ11aは、図16または図17に示されるような、表示ユニット12の表示部12aに他装置繰り越し案内画面54または他店舗繰り越し案内画面55を表示する。
[ステップS29] プロセッサ11aは、図18に示されるような、表示ユニット12の表示部12aに繰り越し案内画面56を表示する。
なお、繰り越し案内画面56は、通帳の繰り越しを実行させるためのボタン56aと、通帳の繰り越しを実行させないためのボタン56bとを有している。
[ステップS30] 次の処理は、ステップS29で表示した繰り越し案内画面56に対して通帳の繰り越しを実行させるためのボタン56aに対する操作入力が実行された場合には、ステップS31に進められ、通帳の繰り越しを実行させないためのボタン56bに対する操作入力が実行された場合には、ステップS32に進められる。
[ステップS31] プロセッサ11aは、通帳処理ユニット14を動作させて、通帳処理ユニット14内に現在含まれている通帳を退避させて、繰り越し通帳を所定のスタッカから繰り出す。
ステップS31の後は、再び、ステップS21の処理から実行する。
[ステップS32] プロセッサ11aは、通帳処理ユニット14を動作させて、通帳処理ユニット14内に現在含まれている通帳を通帳挿入/排出口14aから返却する。
以上により、自動取引装置10による通帳に対する記帳処理が完了される。
上記自動取引装置10は、通帳の印字可能な残りの行数を取得して、残りの行数に応じて、通帳を新たな通帳に繰り越すか否かを案内して、案内に対する繰り越し要求に基づき、通帳から新たな通帳に繰り越す。
これにより、普段、通帳に対して記帳する量(行数)が多い顧客の場合には、次回の記帳処理で繰り越しが必要になりそうな通帳が早めに新たな通帳に繰り越される。
また、自動取引装置10は、自身が新たな通帳を保持していない場合には、同じ店舗内または近隣店舗内の別の自動取引装置10にストックされてある通帳に繰り越すことができる。
このため、当該顧客が、次回利用する自動取引装置10に繰り越し機能が備わっていない場合でも通帳の繰り越しを行う必要が無く、繰り越しのために窓口に行く機会を確実に減らすことができる。したがって、上記自動取引装置10では、通帳の繰り越しのための顧客による煩雑な行為の発生を減らして、顧客に対するサービスの向上を図ることができるようになる。
上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、コンピュータが有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。
処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体には、磁気記憶装置、光ディスク、光磁気記憶媒体、半導体メモリ等がある。磁気記憶装置には、HDD、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ(MT)等がある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD(Compact Disc)−ROM、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)等がある。光磁気記憶媒体には、MO(Magneto - Optical disk)等がある。半導体メモリには、USB(Universal Serial Bus)メモリ等のフラッシュメモリがある。
上記プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータに格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
上記プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラム若しくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
また、プログラムで記述された処理の一部または全てを、電子回路に置き換えることが可能である。例えば、上記の処理機能の少なくとも一部を、DSP、ASIC、PLD等の電子回路で実現してもよい。
1 残行数取得部
2 繰り越し案内部
3 繰り越し処理部
4 自動取引装置
5 通帳
5a 残りの行数
6 表示部
6a 繰り越し実行選択画面
6b,6c ボタン
7 新たな通帳

Claims (6)

  1. 通帳の印字可能な残りの行数を取得する残行数取得部と、
    前記残りの行数に応じて、前記通帳を新たな通帳に繰り越すか否かを案内する繰り越し案内部と、
    前記案内に対する繰り越し要求に基づき、前記通帳から前記新たな通帳に繰り越す繰り越し処理部と、
    を有する自動取引装置。
  2. 前記繰り越し案内部は、前記残りの行数が所定の残行数閾値以下である場合に、前記通帳を前記新たな通帳に繰り越すか否かを案内する、
    請求項1に記載の自動取引装置。
  3. 前記繰り越し案内部は、前記新たな通帳の有無に応じて、前記通帳を前記新たな通帳に繰り越すか否かを案内する、
    請求項2に記載の自動取引装置。
  4. 前記繰り越し案内部は、自動取引装置自身が前記新たな通帳を備えている場合、前記通帳を前記新たな通帳に繰り越すか否かを案内する、
    請求項3に記載の自動取引装置。
  5. 前記繰り越し案内部は、自動取引装置自身が前記新たな通帳を備えていない場合、他の自動取引装置で前記通帳を前記新たな通帳に繰り越しを実行するように案内する、
    請求項3に記載の自動取引装置。
  6. 通帳の印字可能な残りの行数を取得し、
    前記残りの行数に応じて、前記通帳を新たな通帳に繰り越すか否かを案内し、
    前記案内に対する繰り越し要求に基づき、前記通帳から前記新たな通帳に繰り越す、
    自動取引方法。
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