JP2019045526A - 現像剤収容装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】搬送スクリューが本体軸部に嵌合させた支持軸により軸支される構成である場合に、搬送スクリューの回転振れの抑制と現像剤の凝集の抑制とを両立させる。
【解決手段】容器軸受部30と本体軸部107aの互いに向かい合う端部(30a、107d)との間に所定間隔だけ空けるように、本体軸部107aを容器軸受部30側に寄せ、本体軸部107aと容器軸受部30とを近接した状態とする。その状態では、撹拌スクリュー107に回転振れが生じ難い。また、螺旋羽根107bの端部107eが、本体軸部107aの端部107dよりも容器軸受部30の端部30aから1mm以上2mm以下の範囲でより離れている。こうすることで、撹拌スクリュー107の回転時に螺旋羽根107bと容器軸受部30との間で現像剤が摺擦されて熱を帯び難くすることができ、もって撹拌スクリュー107の回転に起因する現像剤の凝集が生じ難くなる。
【選択図】図5
【解決手段】容器軸受部30と本体軸部107aの互いに向かい合う端部(30a、107d)との間に所定間隔だけ空けるように、本体軸部107aを容器軸受部30側に寄せ、本体軸部107aと容器軸受部30とを近接した状態とする。その状態では、撹拌スクリュー107に回転振れが生じ難い。また、螺旋羽根107bの端部107eが、本体軸部107aの端部107dよりも容器軸受部30の端部30aから1mm以上2mm以下の範囲でより離れている。こうすることで、撹拌スクリュー107の回転時に螺旋羽根107bと容器軸受部30との間で現像剤が摺擦されて熱を帯び難くすることができ、もって撹拌スクリュー107の回転に起因する現像剤の凝集が生じ難くなる。
【選択図】図5
Description
本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリあるいは複合機などの、電子写真技術を利用した画像形成装置に用いて好適な現像剤収容装置に関する。
画像形成装置は、像担持体に形成された静電潜像を現像剤によりトナー像に現像する現像装置を備えている。現像装置では、現像剤が現像容器内で搬送スクリューにより循環搬送されている。また、画像形成装置は、画像形成に伴い消費された分の現像剤を現像装置に補給する現像剤補給装置を備えている。現像剤補給装置では、補給容器内の現像剤が搬送スクリューにより搬送されている。さらに、画像形成装置は、転写後に中間転写ベルトなどに残留する現像剤(所謂、転写残トナー)を除去するクリーニング装置を備えている。クリーニング装置では、除去された現像剤が搬送スクリューにより搬送されている。
上記した搬送スクリューとして、最近では本体軸部と螺旋羽根とを樹脂等で一体形成したものが用いられている。ただし、搬送スクリューの本体軸部のうち軸受部に軸支される部分には、軸受部に対する良好な摺動性や低い発熱性等が求められる。そこで、従来では、螺旋羽根が一体形成された樹脂製の本体軸部に、金属製の摺動用軸部(摺動用カラーなどと呼ばれる)を熱溶着により締結した搬送スクリューが提案されている(特許文献1)。
ところで、本体軸部と螺旋羽根とが一体形成された搬送スクリューのうち、樹脂製の本体軸部に、本体軸部に比べて摺動性が高い樹脂製の別の支持軸を嵌合させることにより、軸受部に搬送スクリューを軸支させるものがある。こうした本体軸部に別の支持軸を嵌合させた構成の搬送スクリューでは、撹拌不良や熱による現像剤の凝集を引き起こす原因の一つである回転振れが搬送スクリューに生じやすい。
上記構成の搬送スクリューの回転振れを生じ難くするには、本体軸部を軸受部側に寄せる、つまりは本体軸部と軸受部とを近接させるように搬送スクリューを軸受部に取り付けるとよい。しかしながら、本体軸部と軸受部とを近接させるに伴い、本体軸部よりも速い周速で回転する螺旋羽根が軸受部側に寄り過ぎると、搬送スクリューの回転時に螺旋羽根と軸受部との間で現像剤が摺擦されて熱を帯び、その結果、現像剤が凝集してしまい得る。そこで、本体軸部に別の支持軸を嵌合させた構成の搬送スクリューにおいて、回転振れの抑制と、回転に起因する現像剤の凝集の抑制とを両立可能な現像剤収容装置が従来から望まれていたが、未だそうしたものは提案されていない。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、搬送スクリューが本体軸部に嵌合させた支持軸により軸支される構成である場合に、搬送スクリューの回転振れの抑制と現像剤の凝集の抑制とを両立できる現像剤収容装置の提供を目的とする。
本発明に係る現像剤収容装置は、現像剤を収容する収容体と、本体軸部と前記本体軸部の周りに形成された螺旋状の羽根とを有し、回転することにより前記収容体内の現像剤を搬送する搬送スクリューと、前記本体軸部の端部に配置され、前記本体軸部に嵌合されて前記搬送スクリューと共に回転する支持軸と、前記搬送スクリューの回転軸線方向に前記搬送スクリューに対向して配置され、前記支持軸を軸支する軸受部と、を備え、前記搬送スクリューは、前記支持軸が前記軸受部に軸支された状態で、前記回転軸線方向における前記軸受部の端部と前記螺旋状の羽根の端部との第一間隔が、前記軸受部の端部と前記本体軸部の端部との第二間隔よりも広い、ことを特徴とする。
本発明によれば、搬送スクリューが本体軸部に嵌合させた支持軸により軸支される構成である場合に、搬送スクリューの回転振れの抑制と現像剤の凝集の抑制とを両立することができる。
[画像形成装置]
以下、本実施形態の現像剤収容装置について説明する。まず、本実施形態の現像剤収容装置を用いるのに適した画像形成装置の構成について、図1を用いて説明する。図1に示す画像形成装置60は、装置本体100内に4色の画像形成部600を中間転写ベルト61に対向させて配置した、所謂中間転写タンデム方式のカラー画像形成装置である。
以下、本実施形態の現像剤収容装置について説明する。まず、本実施形態の現像剤収容装置を用いるのに適した画像形成装置の構成について、図1を用いて説明する。図1に示す画像形成装置60は、装置本体100内に4色の画像形成部600を中間転写ベルト61に対向させて配置した、所謂中間転写タンデム方式のカラー画像形成装置である。
画像形成装置60の記録材の搬送プロセスについて説明する。記録材Sは、記録材収納庫(カセット)62内に積載される形で収納されており、給紙ローラ63により画像形成タイミングに合わせて給紙される。記録材収納庫62からの給紙は、例えば摩擦分離方式などが用いられる。給紙ローラ63により送り出された記録材Sは、搬送パス64の途中に配置されたレジストローラ65へと搬送される。そして、レジストローラ65において記録材Sの斜行補正やタイミング補正を行った後、記録材Sは二次転写部T2へと送られる。二次転写部T2は、対向する二次転写内ローラ66および二次転写外ローラ67により形成される転写ニップ部であり、所定の加圧力と静電的負荷バイアスを与えることで記録材S上にトナー像を吸着させる。
以上説明した二次転写部T2までの記録材Sの搬送プロセスに対して、同様のタイミングで二次転写部T2まで送られて来る画像の形成プロセスについて説明する。まず、画像形成部600について説明するが、各色の画像形成部の構成は、トナーの色以外は基本的に同じであるため、以下、代表して、ブラック(BK)の画像形成部600について説明する。
画像形成部600は、主に感光ドラム1、帯電装置2、現像装置3、及び感光ドラムクリーナ5等から構成される。回転駆動される感光ドラム1の表面は、帯電装置2により予め表面を一様に帯電され、その後、画像情報の信号に基づいて駆動される露光装置68によって静電潜像が形成される。次に、感光ドラム1上に形成された静電潜像は、現像装置3によるトナー現像を経て可視像化される。その後、画像形成部600と中間転写ベルト61を挟んで対向配置される一次転写装置4により所定の加圧力および静電的負荷バイアスが与えられ、感光ドラム1上に形成されたトナー像が、中間転写ベルト61上に一次転写される。感光ドラム1上に僅かに残った転写残トナーは、感光ドラムクリーナ5(例えば、クリーニングブレードなど)により除去され、再び次の作像プロセスに備える。以上説明した画像形成部600は、図1に示す構造の場合、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(BK)の4セット存在する。ただし、色数は4色に限定されるものではなく、また色の並び順もこの限りではない。なお、現像装置3は、現像剤としてトナーと磁性キャリアを混合させた二成分現像剤を使用するものとする。そして、画像形成に伴い消費されるトナーを補給すべく、画像形成装置60にはトナーボトル605(補給容器)が設けられ、トナーボトル605に予め収容された補給用の現像剤が不図示の搬送スクリューにより搬送路を搬送されて現像装置3に補給される。
中間転写ベルト61について説明する。中間転写ベルト61は、テンションローラ6、二次転写内ローラ66、および従動ローラ7a、7bによって張架され、図中矢印C方向へと搬送駆動される無端ベルトである。ここで、二次転写内ローラ66は、中間転写ベルト61を駆動する駆動ローラも兼ねる。上述のY、M、CおよびBKの各画像形成部600により並列処理される各色の作像プロセスは、中間転写ベルト61上に一次転写された上流の色のトナー像上に順次重ね合わせるタイミングで行われる。その結果、最終的にはフルカラーのトナー像が中間転写ベルト61上に形成され、二次転写部T2へと搬送される。なお、二次転写部T2を通過した後の転写残トナーは、転写クリーナ装置8によって中間転写ベルト61から除去される。転写クリーナ装置8は、除去した現像剤を不図示の搬送スクリューにより搬送して、不図示の回収容器に回収する。
以上、それぞれ説明した搬送プロセスおよび作像プロセスを以って、二次転写部T2において記録材Sとフルカラートナー像のタイミングが一致し、二次転写が行われる。その後、記録材Sは定着装置9へと搬送され、所定の圧力と熱量によって記録材S上にトナー像が溶融固着される。こうして画像定着された記録材Sは、排紙ローラ69の順回転により、そのまま排紙トレイ601上に排出されるか、もしくは両面画像形成を行うかの選択が行われる。
両面画像形成を要する場合には、排紙ローラ69の順回転により記録材Sの後端が切り替え部材602を通過するまで搬送された後、排紙ローラ69を逆回転させることで先後端を入れ替え、両面搬送パス603へと搬送される。その後、給紙ローラ63より搬送されてくる後続ジョブの記録材とのタイミングを合わせて、再給紙ローラ604によって再び搬送パス64へと送られる。その後の搬送ならびに裏面の作像プロセスに関しては、上述の場合と同様なので説明を省略する。
[プロセスカートリッジ]
本実施形態において、上述の感光ドラム1、帯電装置2、現像装置3、感光ドラムクリーナ5等を有する画像形成部600は一体的にユニット化され、プロセスカートリッジとして装置本体100に着脱可能に構成されている。プロセスカートリッジ(画像形成部600)は、感光ドラム1の回転軸線方向(長手方向)に滑らされるようにして装置本体100に挿抜される。プロセスカートリッジを、図2に示す。
本実施形態において、上述の感光ドラム1、帯電装置2、現像装置3、感光ドラムクリーナ5等を有する画像形成部600は一体的にユニット化され、プロセスカートリッジとして装置本体100に着脱可能に構成されている。プロセスカートリッジ(画像形成部600)は、感光ドラム1の回転軸線方向(長手方向)に滑らされるようにして装置本体100に挿抜される。プロセスカートリッジを、図2に示す。
図2に示すように、プロセスカートリッジ(画像形成部600)は、上カバー(不図示)、側面カバー104、下ハウジング106等が組み合わされて形成されるケーシング内に、上記した感光ドラム1や現像装置3等が配設されている。感光ドラム1は回転軸線方向がケーシングの長手方向に向くように配設され、現像装置3は現像スリーブ10(後述する図3参照)の回転軸線方向が感光ドラム1の回転軸線方向に並行するように配設されている。即ち、後述の図3に示すように、現像スリーブ10は画像形成時に感光ドラム1に対し現像剤を供給し得るように、感光ドラム1に対向した位置に並行して設けられる。また、現像装置3内には現像剤を循環搬送するために、搬送スクリューとしての撹拌スクリュー107や現像スクリュー108が回転可能に配設されている(図3参照)。
[現像装置]
現像剤収容装置としての現像装置3の構成について、図3乃至図5を用いて説明する。図3に示すように、現像装置3は、トナーとキャリアを含む二成分現像剤を収容する現像容器101を有する。収容体としての現像容器101は略中央部において図面垂直方向(長手方向)に延在する隔壁109によって、現像室101aと撹拌室101bとに水平方向に区画される。これら現像室101aと撹拌室101bとは、隔壁109の両端部に設けた連通部(不図示)を通じて連通し、現像剤の循環経路を形成している。
現像剤収容装置としての現像装置3の構成について、図3乃至図5を用いて説明する。図3に示すように、現像装置3は、トナーとキャリアを含む二成分現像剤を収容する現像容器101を有する。収容体としての現像容器101は略中央部において図面垂直方向(長手方向)に延在する隔壁109によって、現像室101aと撹拌室101bとに水平方向に区画される。これら現像室101aと撹拌室101bとは、隔壁109の両端部に設けた連通部(不図示)を通じて連通し、現像剤の循環経路を形成している。
現像室101aには現像スクリュー108が、撹拌室101bには撹拌スクリュー107がそれぞれ回転可能に配設されている。撹拌スクリュー107と現像スクリュー108とは、それぞれが本体軸部107a、108aの周りに螺旋状の羽根(螺旋羽根)107b、108bを有するスクリュー構造であり、回転軸線方向の両端部で現像装置3の容器軸受部30(図5参照)に軸支される。本体軸部107a、108aと螺旋羽根107b、108bとは、現像剤が付着しにくく耐摩耗性の高い例えばポリアセタール(POM)、ポリカーボネート(PC)、ポリアミド(PA)等の樹脂材料を用いて一体形成されている。これら撹拌スクリュー107及び現像スクリュー108が回転することによって、現像剤は撹拌されながら現像容器101内(収容体内)を循環搬送される。本実施形態の場合、図4に示すように、本体軸部107a、108aの回転軸線方向の両端部には、これら各スクリュー(107、108)を容器軸受部30に軸支させるための支持軸37が嵌合されている。本体軸部107a、108aと支持軸37とは、例えば中間ばめあるいはしまりばめによって嵌合されている。
かかる構成の現像装置3において、現像スリーブ10や上記した各スクリュー(107、108)は単体で動作せず、装置本体100(図1参照)に設けられたモータ等の駆動源(不図示)から回転駆動力の伝達を受けて動作し得る。そこで、図4に示すように、プロセスカートリッジの装置本体100に接合させる側(図面右下側)の側面部には、画像形成装置60から現像スリーブ10と各スクリュー(107、108)に対し駆動力の伝達を行う駆動部300が設けられている。
駆動部300は、現像スリーブ10、撹拌スクリュー107、現像スクリュー108をそれぞれ駆動するために、例えばポリアセタール(POM)樹脂等で形成されたギア部110、117、118を有する。また、これらギア部110、117、118に連結して、不図示の外部の駆動源(例えばモータ等)からの回転駆動力を伝達する中間ギア部120を有している。現像スリーブ10と各スクリュー(107、108)は、中間ギア部120を介してギア部110、117、118に外部の駆動源からの回転機動力が伝達されることで回転する。ギア部117、118は、その直径が撹拌スクリュー107、現像スクリュー108の各本体軸部107a、108aの直径よりも大きい。
撹拌スクリュー107について、詳しく説明する。図5に、撹拌スクリュー107に関し容器軸受部30の近傍を拡大して示す。なお、現像スクリュー108については撹拌スクリュー107と同様の構成であってよいので、ここでは説明を省略する。
図5に示すように、本実施形態の撹拌スクリュー107は、周りに螺旋羽根107bが一体形成された円筒形状の本体軸部107aと、支持軸37とを有する。支持軸37は本体軸部107aの回転軸線方向の両端部に嵌合可能であって、本体軸部107aを回転軸線方向に延長する部材である。本体軸部107aは両端部に、例えば回転軸線方向に交差する方向の断面が凸状のキー溝107cが形成され、支持軸37は回転軸線方向の一端部にキー溝107cに嵌合可能な嵌合部37aが形成されている。それ故、本体軸部107aと支持軸37とは同期して回転可能である。また、支持軸37には、容器軸受部30に支持され、回転時に容器軸受部30と摺動する円筒形状の被支持部37bが形成されている。支持軸37は被支持部37bが容器軸受部30に摺動される位置に配置されることで、撹拌スクリュー107は容器軸受部30に軸支される。なお、本実施形態とは反対に、支持軸37にキー溝を形成し、本体軸部107aにキー溝に嵌合可能な嵌合部を形成してもよい。
容器軸受部30は円筒形状に形成された例えばすべり軸受けであり、プラスチック等の樹脂材料を用いて形成されている現像容器101の側板などに嵌合自在に設けられ、撹拌スクリュー107の回転軸線方向に撹拌スクリュー107に対向して配置されている。また、現像剤が容器軸受部30から現像容器101外へ漏れるのを防止するため、容器軸受部30にはシール部材41が設けられている。なお、容器軸受部30は、軸受対象の支持軸37(詳しくは被支持部37b)に比べると摩耗しやすいが摺動しやすい特性を有する、例えばフッ素などを含有させたポリアセタール(POM)やポリアミド(PA)等の樹脂材料を用いて形成するのがよい。一例として、支持軸37がポリアセタール(POM)で形成されている場合、容器軸受部30をポリアミド(PA)で形成すると、高い耐久性と低い摩耗性とを達成しやすいので好ましい。
また、支持軸37には、回転軸線方向に関し被支持部37bと反対側に上述したギア部117(図4参照)が一体形成されている。そして、被支持部37bは、直径がギア部117の直径及び本体軸部107aの直径よりも小さく形成されている。それ故、本実施形態の場合、支持軸37と本体軸部107aとを容器軸受部30を挟んで配置し、容器軸受部30を通すように支持軸37を本体軸部107aに向けて移動させることで、支持軸37が本体軸部107aに取り付けられる。これは、予め支持軸37を本体軸部107aに取り付けてしまうと、被支持部37bよりも直径の大きいギア部117が邪魔になり、容器軸受部30を通らず、本体軸部107aを容器軸受部30に軸支させることができないからである。こうして、撹拌スクリュー107は支持軸37を介して容器軸受部30に軸支される。
容器軸受部30に軸支させた状態では、容器軸受部30と本体軸部107aの互いに向かい合う端部(30a、107d)との間に、回転時に互いの端部が摺動しないように所定間隔(例えば1〜3mm)が空けてある。ここで、本体軸部107aの端部107dは、本体軸部107aと支持軸37との境目である。そして、回転軸線方向に関し、容器軸受部30の端部30aと螺旋羽根107bの端部107eの互いに対向する端部間の第一間隔(h)が、容器軸受部30の端部30aと本体軸部107aの端部107dの互いに対向する端部間の第二間隔(g)よりも広い。この第二間隔(h)と第一間隔(g)の差分は、1mm以上2mm以下が好ましい。このように、螺旋羽根107bの端部107eが本体軸部107aの端部107dよりも容器軸受部30の端部30aから離れるようにして、支持軸37は本体軸部107aに嵌合している。そうなるように、本体軸部107aと支持軸37と容器軸受部30とは形成・配置されている。
以上のように、本実施形態では、撹拌スクリュー107(あるいは現像スクリュー108)の回転振れの抑制と、撹拌スクリュー107の回転に起因する現像剤の凝集の抑制とを、簡易な構成で実現できる。即ち、上述したように、容器軸受部30と本体軸部107aの互いに向かい合う端部(30a、107d)との間に所定間隔だけ空けるように本体軸部107aを容器軸受部30側に寄せることで、本体軸部107aと容器軸受部30とを近接した状態とし得る。その状態では、回転が生じやすい本体軸部107aと支持軸37との境目が容器軸受部30に近くなるので、撹拌スクリュー107に回転振れが生じ難くなる。
そして、本実施形態では、螺旋羽根107bの端部107eが、本体軸部107aの端部107dよりも容器軸受部30の端部30aから1mm以上2mm以下の範囲でより離れるようにしている。こうして本体軸部107aよりも速い周速で回転する螺旋羽根107bが容器軸受部30側に寄り過ぎないようにすることで、撹拌スクリュー107の回転時に螺旋羽根107bと容器軸受部30との間で現像剤が摺擦されて熱を帯び難くすることができる。その結果、現像剤は凝集し難い。このように、本実施形態によれば、撹拌スクリュー107などの搬送スクリューの回転振れの抑制と、搬送スクリューの回転に起因する現像剤の凝集の抑制とを両立できる。
<他の実施形態>
なお、上述した実施形態は、プロセスカートリッジに限らず、現像カートリッジ、クリーニング装置、トナー補給装置などの現像剤を搬送する搬送スクリューを内部に備えた各種の現像剤収容装置に適用可能である。
なお、上述した実施形態は、プロセスカートリッジに限らず、現像カートリッジ、クリーニング装置、トナー補給装置などの現像剤を搬送する搬送スクリューを内部に備えた各種の現像剤収容装置に適用可能である。
3…現像剤収容装置(現像装置)、30…軸受部(容器軸受部)、30a…軸受部の端部、
37…支持軸、37a…嵌合部、37b…被支持部、101…収容体(現像容器)、107…搬送スクリュー(撹拌スクリュー)、107a…本体軸部、107b…螺旋状の羽根(螺旋羽根)、107d…本体軸部の端部、107e…螺旋状の羽根の端部、117…ギア部
37…支持軸、37a…嵌合部、37b…被支持部、101…収容体(現像容器)、107…搬送スクリュー(撹拌スクリュー)、107a…本体軸部、107b…螺旋状の羽根(螺旋羽根)、107d…本体軸部の端部、107e…螺旋状の羽根の端部、117…ギア部
Claims (5)
- 現像剤を収容する収容体と、
本体軸部と前記本体軸部の周りに形成された螺旋状の羽根とを有し、回転することにより前記収容体内の現像剤を搬送する搬送スクリューと、
前記本体軸部の端部に配置され、前記本体軸部に嵌合されて前記搬送スクリューと共に回転する支持軸と、
前記搬送スクリューの回転軸線方向に前記搬送スクリューに対向して配置され、前記支持軸を軸支する軸受部と、を備え、
前記搬送スクリューは、前記支持軸が前記軸受部に軸支された状態で、前記回転軸線方向における前記軸受部の端部と前記螺旋状の羽根の端部との第一間隔が、前記軸受部の端部と前記本体軸部の端部との第二間隔よりも広い、
ことを特徴とする現像剤収容装置。 - 前記第一間隔は、前記第二間隔との差分が1mm以上2mm以下である、
ことを特徴とする請求項1に記載の現像剤収容装置。 - 前記支持軸に一体的に形成され、外部からの駆動力を伝達するギア部を備える、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の現像剤収容装置。 - 前記支持軸は、前記軸受部に支持される被支持部と、前記本体軸部と嵌合する嵌合部とを有し、前記被支持部の直径が前記ギア部の直径及び前記本体軸部の直径よりも小さく形成されている、
ことを特徴とする請求項3に記載の現像剤収容装置。 - 前記搬送スクリューは、前記本体軸部と前記螺旋状の羽根が樹脂で一体形成されている、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の現像剤収容装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2017164717A JP2019045526A (ja) | 2017-08-29 | 2017-08-29 | 現像剤収容装置 |
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US9513579B2 (en) * | 2015-01-28 | 2016-12-06 | Kyocera Document Solutions Inc. | Developer replenishing apparatus including container having moving wall |
-
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2018
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