JP2019043638A - 蒸気抜き包装袋 - Google Patents

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Ryo Yoshinaga
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【課題】各シートのシールだけで製造でき、しかも、水蒸気の放出に伴って発音して加熱条件の適否を判断することができる蒸気抜き包装袋を提供すること。【解決手段】包装袋100の周縁に前面シート10と後面シート20とをシールしたシール線を設け、その周縁シール線の一部に、包装袋内側に向けて屈曲する屈曲シール線g1を設ける。後面シート20を基材フィルム21とシーラント層22との積層体で構成し、かつ、そのシーラント層を前記屈曲シール線の位置で他方のシートとシールする。そして、密封した包装袋100を加熱したとき、屈曲シール線の位置で基材フィルムとシーラント層とが剥離すると共に、屈曲シール線の周囲では剥離させず、この屈曲シール線の位置のシーラント層221と周囲のシーラント層222との間でシーラント層223を引き延ばして、この引き延ばされたシーラント層223に蒸気抜き用の小孔22αを生成する。【選択図】図2

Description

本発明は、内容物を収容密封したまま電子レンジ等で加熱したとき、内部で発生する水蒸気を外部に放出することのできる包装袋に関する。
電子レンジ等で加熱したとき内部の水蒸気を外部に放出する包装袋は周知であり、例えば、特許文献1に記載されている。
この包装袋は、例えば、図5(a)に示すような構造をしている。なお、図5(b)には、水蒸気を外部に放出する蒸気放出機構を図示している。
図5(a)に示す包装袋100’はいわゆるスタンディングパウチで、前面シート10’、後面シート20’及び底面シート30’で構成されている。そして、底面シート30’を二つ折りし、その折り曲げ線を上側にして底面シート30’を前面シート10’と後面シート20’との間に介在させ、その周縁をシールして構成されている。図5(a)において、a’及びb’は、これら周縁シール線のうち、左右の側部シール線を示している。なお、上部は開口部である。
そして、右側部シール線b’には蒸気放出機構g’が設けられている。この蒸気放出機構は、右側部シール線b’の一部を包装袋内側に向けて屈曲させた屈曲シール線g1’で構成されている。この包装袋100’に上部開口部から内容物を収容した後、この上部開口部をヒートシールすることにより密封することができる。そして、こうして内容物を収容密封したまま電子レンジ等で加熱すると、加熱に伴う水蒸気の発生で包装体の内圧が上昇し、この結果、まず、屈曲シール線g1’において、前面シート10’と後面シート20’とが剥離する。そして、この剥離によって生じた流路を通じて、水蒸気A’が包装体外部に放出されるのである(図5(c)参照)。
ところで、この包装袋100’では、電子レンジ等で加熱したとき、適正に加熱されているか否かについては、判断できない。例えば、電子レンジ等の出力や加熱時間が不足する場合には、内容物を十分に加熱することができないのである。
そこで、特許文献2は、屈曲シール線g1’と包装袋の端縁とに囲まれた未シール領域α’にスリットを設けることにより、この未シール領域α’に舌状のシート片を形成し、加熱時に放出される水蒸気でこの舌状シート片を振動させて、発音させる包装袋を提案している。この包装袋では、適正に加熱された場合には舌状シート片が振動して発音する一方、加熱条件が不足する場合には発音されないから、その発音の有無によって加熱条件の適否を判断することが可能なのである。
特開2015−120550号公報 特許第6026747号公報
ところで、特許文献2の包装袋にあっては、放出する水蒸気によって舌状シート片を振動させて発音させているから、この包装袋を製造するためには、各シートをシールする
だけでは足らず、打ち抜きにより舌状シート片を形成する必要がある。
そこで、本発明は、各シートのシールだけで製造でき、しかも、水蒸気の放出に伴って発音して加熱条件の適否を判断することができる蒸気抜き包装袋を提供することを目的とする。
すなわち、請求項1に記載の発明は、周縁に前面シートと後面シートとをシールしたシール線を有する包装袋であって、その周縁シール線の一部に、包装袋内側に向けて屈曲する屈曲シール線を有し、包装袋を加熱した際にこの屈曲シール線の位置で水蒸気を外部に放出する蒸気抜き包装袋において、
前記前面シートと後面シートのうち少なくとも一方のシートが基材フィルムとシーラント層との積層体から成り、かつ、そのシーラント層が前記屈曲シール線の位置で他方のシートとシールされており、
密封した包装袋を加熱したとき、前記屈曲シール線の位置で基材フィルムとシーラント層とが剥離すると共に、前記屈曲シール線の周囲では剥離せず、この屈曲シール線の位置のシーラント層とその周囲のシーラント層との間でシーラント層が前記引き延ばされて、この引き延ばされたシーラント層に蒸気抜き用の小孔を生成する、
ことを特徴とする蒸気抜き包装袋である。
次に、請求項2に記載の発明は、前記シーラント層が無延伸ポリプロピレンフィルムから成り、前記基材フィルムのうちこのシーラント層に接する面が二軸延伸ポリアミドフィルムから成ることを特徴とする請求項1に記載の蒸気抜き包装袋である。
次に、請求項3に記載の発明は、前記屈曲シール線の位置において、前記基材フィルムとシーラント層との接着強度が、このシーラント層と他方のシートとの接着強度より小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載の蒸気抜き包装袋である。
次に、請求項4に記載の発明は、前記屈曲シール線の幅が周縁シール線の幅より狭いことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の蒸気抜き包装袋である。
次に、請求項5に記載の発明は、スタンディングパウチから成ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の蒸気抜き包装袋である。
本発明の包装袋においては、前面シートと後面シートのうち少なくとも一方のシートが基材フィルムとシーラント層との積層体から成り、しかも、密封した包装袋を加熱したとき、屈曲シール線の位置ではこれら基材フィルムとシーラント層とが剥離して、シーラント層は他方のシートに接着したままとなる。例えば、後面シートが基材フィルムとシーラント層との積層体から成る場合を例に説明すると、密封した包装袋を加熱したとき、その内圧によって包装袋が膨張し、前面シートと後面シートとを剥離する方向に応力が働くから、屈曲シール線の位置で基材フィルムとシーラント層とが剥離し、シーラント層は前面シートに接着した状態を維持する。
一方、この屈曲シール線の周囲の位置では、前記応力は基材フィルムとシーラント層とを剥離する方向には働かないから、シーラント層は後面シートの基材フィルムに接着した状態を維持している。
このため、屈曲シール線の位置で前面シートに接着したシーラント層と、その周囲で後面シートの基材フィルムに接着したシーラント層との間で、シーラント層は薄く引き延ば
されるのである。
そして、このように薄く引き延ばされた部位に微小な孔を生成する。この孔は薄く引き延ばされたシーラント層が裂けて生じたものであるから、極めて微細である。そして、水蒸気はこの小孔を通じて包装袋外部に放出される。そして、加熱条件が適切であれば、水蒸気がこの小孔を通過するとき、包装袋は音を発生する。このため、この発音の有無によって、加熱条件の適否を判断することが可能なのである。
なお、水蒸気がこの小孔を通過するとき、包装袋が音を発生するメカニズムは明らかになっていない。ヤカンに水を入れて沸騰させたとき、「ピー」という音がするが、この音はヤカンの注ぎ口内部の空気の振動や吹き出し口の外側に形成されたジェットの渦に起因するという説があるが、同様のメカニズムに起因するものと推測される。
以上のように、本発明によれば、屈曲シール線の位置において基材フィルムとシーラント層とを剥離させることによって発音させるから、各シートのシールだけで製造でき、しかも、水蒸気の放出に伴って発音して加熱条件の適否を判断することが可能となるのである。
図1は本発明の包装袋の具体例の平面図である。 図2は本発明の包装袋の具体例に係り、図2(a)はその説明用要部平面図、図2(b)は図2(a)x−x線における説明用要部断面図である。 図3は本発明の包装袋の具体例の水蒸気放出の際の説明用要部断面図である。 図4(a)〜(c)は、それぞれ、本発明の包装袋の他の具体例の説明用要部平面図である。 図5は従来の蒸気抜き包装袋に係り、図5(a)はその平面図、図4(b)はその要部説明図、図5(c)は水蒸気放出の際の要部説明図である。
以下、図面を参照して本発明の具体例を説明する。図1は本発明の包装袋の具体例の平面図である。また、図2(a)はその説明用要部平面図であり、図2(b)は図2(a)x−x線における説明用要部断面図である。
図1から分かるように、本発明の包装袋は周縁にシール線を有する包装袋である。この包装袋は、前面シートと後面シートとを重ねて周縁にシール線を設けた三方シール袋や四方シール袋であってもよいし、前面シート及び後面シートに加えて、底面シートを使用したスタンディングパウチであってもよい。この例は、前面シート10、後面シート20及び底面シート30を使用したスタンディングパウチ100の例であり、底面シート30を二つ折りし、その折り曲げ線を上側にして底面シート30を前面シート10と後面シート20との間に介在させ、その周縁をシールして構成されている。なお、図1において、aは、周縁シール線のうち、前面シート10と後面シート20とをシールした左側部シール線を示しており、同様にbは前面シート10と後面シート20とをシールした右側部シール線を示している。また、シール線c,dは、周縁シール線のうち、前面シート10、後面シート20、底面シート30の三者を一体にシールしたシール線である。また、eは、前面シート10及び後面シート20のいずれかと、二つ折りされた底面シート30とをシールした部分である。なお、fは未シールの上部開口部を示しており、この上部開口部fの下方に開封用ノッチhと開封用切り取り線jが配置されている。
ところで、これら前面シート10、後面シート20、底面シート30は、従来周知のシートをそのまま使用することができる。すなわち、互いにヒートシール可能な材質であれば、任意のシートを使用することが可能である。単層構造又は多層構造のいずれであってもよい。代表的には、基材フィルムにシーラント層を積層した多層構造のシートである。基材フィルムとしては、ポリエステルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリオレフィンフィルム等のプラスチックフィルムが使用できる。また、これらプラスチックフィルムに金蔵や無機物を真空蒸着した蒸着フィルムを基材フィルムとして使用することもできる。あるいは、これらプラスチックフィルムに金属箔を積層したものであってもよい。また、シーラント層としては、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中低密度ポリエチレン、ポリプロピレン等を使用することができる。
もっとも、これら前面シート10と後面シート20のうち、いずれか一方は、基材フィルムにシーラント層を積層した多層構造のシートから成ることが必要である。これら基材フィルムとシーラント層とは、比較的弱い接着強度で積層されていることが望ましい。例えば、シーラント層が無延伸ポリプロピレンフィルムから成り、一方、前記基材フィルムとして、このシーラント層に接する面が二軸延伸ポリアミドフィルムから成る単層構造又は多層構造のフィルムから成るものを使用することができる。
この例では、図2(b)に示すように、前面シート10、後面シート20及び底面シート30のいずれもが、基材フィルム11,21とシーラント層12,22との積層体から成っており、しかも、基材フィルム11,21がポリエステルフィルム11a,21aと二軸延伸ポリアミドフィルム11b,21bとの積層体から成っている。また、シーラント層12,22は無延伸ポリプロピレンフィルムから成り、このシーラント層12,22は基材フィルム11,21の二軸延伸ポリアミドフィルム11b,21bに、比較的弱い接着強度で積層されている。
ところで、前記右側部シール線bには、その一部に蒸気放出機構gが設けられている。この蒸気放出機構gは、図2(a)に示すように、屈曲開始点g11及びg12から右側部シール線bを包装袋100内側に向けて屈曲させた屈曲シール線g1で構成されている。この屈曲シール線g1の幅は周縁シール線a,b,‥の幅より狭いことが望ましい。
なお、この屈曲シール線g1における前面シート10と後面シート20との接着強度は、基材フィルムとシーラント層との接着強度より大きいことが望ましい。この例では、前面シート10と後面シート20のいずれもが、基材フィルム11,21とシーラント層12,22との積層体で構成されており、後面シート20のシーラント層22と基材フィルム21との接着強度が、両シート10,20のシーラント層12,22同士の接着強度より小さい。これら接着強度は、屈曲シール線g1におけるシール条件によって制御できる。すなわち、屈曲シール線g1におけるシール温度及びシール圧力を大きくすることにより、屈曲シール線g1におけるシーラント層12,22同士の接着強度を、シーラント層22と基材フィルム21との接着強度より大きくすることができる。
ところで、包装袋100を電子レンジ等で加熱したとき、その内圧によって包装袋が膨張し、前面シート10と後面シート20とを剥離する方向に応力が働くが、屈曲シール線g1は包装袋100内側に向けて屈曲しているため、内圧による応力はこの屈曲シール線g1に位置において大きくなる。すなわち、屈曲シール線g1に働く応力は、周縁シール線a,b,c,d,eに働く応力より大きい。そして、この位置では、前述のように、後面シート20のシーラント層22と基材フィルム21との接着強度が、両シーラント層12,22同士の接着強度より小さいから、図3に示すように、後面シート20のシーラント層22と基材フィルム21との間で剥離する。なお、このとき、両シーラント層12,22の間では剥離を生じることがなく、後面シート20のシーラント層22は、前面シート10に接着したままの状態を維持する。図3において、221は、こうして前面シート10に接着したままの状態のシーラント層22を示している。
一方、屈曲シール線g1の周囲の位置では、前記応力は後面シート20の基材フィルム21とシーラント層22とを剥離する方向には働かないから、シーラント層22は後面シート20の基材フィルム21に接着した状態を維持している。図3において、222は、こうして後面シート20の基材フィルム21に接着したままの状態のシーラント層22を示している。
そして、このため、屈曲シール線g1の位置で前面シート10に接着したシーラント層221と、その周囲で後面シート20の基材フィルム21に接着したシーラント層222との間で、このシーラント層22は薄く引き延ばされる。図3において、223はこうして引き延ばされたシーラント層22を示している。
そして、シーラント層22が薄く引き延ばされると、この引き延ばされたシーラント層223が裂けて、微小な孔22αを生成する。この孔22αは薄く引き延ばされたシーラント層223が裂けて生じたものであるから、極めて微細である。そして、水蒸気はこの小孔22αを通じて包装袋100外部に放出される。そして、加熱条件が適切であれば、水蒸気がこの小孔を通過するとき、包装袋100は音を発生する。
この包装袋100は、次のように使用することができる。すなわち、まず、上部開口部fから内容物を充填してこの内容物を収容し、上部開口部hをヒートシールして密封する。内容物は任意でよいが、加熱して調理する食品が好適である。例えば、カレーである。あるいは、シュウマイ等であってもよい。
次に、こうして密封した包装袋100を、その密封状態を維持したまま、電子レンジ中に載置し、加熱調理する。電子レンジの出力や加熱時間等の加熱条件が適正な場合には、加熱に伴って水蒸気が発生し、内圧が高まるから、その包装袋100内部が膨張し、屈曲シール線g1の位置で後面シート20の基材フィルム21とシーラント層22とを剥離するのに伴い、このシーラント層22が引き延ばされる。そして、引き延ばされたシーラント層223に小さい孔22αが開く。そして、この小孔22αを蒸気放出孔として、包装袋100内部の水蒸気が包装袋100外部に放出される。こうして、水蒸気が小孔22αを通るとき、発音して、加熱条件が適正なことを報知する。もちろん、加熱条件が不足する場合には、この小孔22αを通過する水蒸気の量や速度が不足するため、発音しない。
以上、包装袋100を電子レンジ等で加熱したとき、屈曲シール線g1の位置で、後面シート20の基材フィルム21とシーラント層22とを剥離する包装袋を例として説明したが、後面シート20に代えて、前面シート10の基材フィルム11とシーラント層12とを剥離する包装袋であってもよいことはもちろんである。
また、この例では、図2(b)に示すような形状の屈曲シール線g1を設けているが、これに限らず、さまざまな形状の屈曲シール線g1を設けた包装袋を使用することができる。図4(a)〜(c)は、それぞれ、さまざまな形状の屈曲シール線g1を設けた包装袋の具体例の説明用要部平面図である。
100:蒸気抜き包装袋
10:前面シート
11:基材フィルム 11a:ポリエステルフィルム 11b:二軸延伸ポリアミドフィルム
12:シーラント層
20:後面シート
21:基材フィルム 21a:ポリエステルフィルム 21b:二軸延伸ポリアミドフィルム
22:シーラント層 221:基材フィルムから剥離したシーラント層 222:基材フィルムから剥離していないシーラント層 223:引き延ばされたシーラント層 22α:小孔
30:底面シート
b:右側部シール線
g:蒸気放出機構
g1:屈曲シール線 g11:屈曲開始点 g12:屈曲開始点

Claims (5)

  1. 周縁に前面シートと後面シートとをシールしたシール線を有する包装袋であって、その周縁シール線の一部に、包装袋内側に向けて屈曲する屈曲シール線を有し、包装袋を加熱した際にこの屈曲シール線の位置で水蒸気を外部に放出する蒸気抜き包装袋において、
    前記前面シートと後面シートのうち少なくとも一方のシートが基材フィルムとシーラント層との積層体から成り、かつ、そのシーラント層が前記屈曲シール線の位置で他方のシートとシールされており、
    密封した包装袋を加熱したとき、前記屈曲シール線の位置で基材フィルムとシーラント層とが剥離すると共に、前記屈曲シール線の周囲では剥離せず、この屈曲シール線の位置のシーラント層とその周囲のシーラント層との間でシーラント層が前記引き延ばされて、この引き延ばされたシーラント層に蒸気抜き用の小孔を生成する、
    ことを特徴とする蒸気抜き包装袋。
  2. 前記シーラント層が無延伸ポリプロピレンフィルムから成り、前記基材フィルムのうちこのシーラント層に接する面が二軸延伸ポリアミドフィルムから成ることを特徴とする請求項1に記載の蒸気抜き包装袋。
  3. 前記屈曲シール線の位置において、前記基材フィルムとシーラント層との接着強度が、このシーラント層と他方のシートとの接着強度より小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載の蒸気抜き包装袋。
  4. 前記屈曲シール線の幅が周縁シール線の幅より狭いことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の蒸気抜き包装袋。
  5. スタンディングパウチから成ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の蒸気抜き包装袋。
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