JP2019043590A - 定量取出容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】保管時の密封性を確保し易い定量取出容器を提供する。【解決手段】定量取出容器1Aは、筒状の口部2aを有するとともに粒状物5の収容空間6を形成する容器本体2と、キャップ3と、カバー4とを有し、キャップ3は、封止位置では収容空間6を封止する一方、定量位置では口部2aとの間に粒状物5が通過可能な隙間7を形成し、カバー4は、閉位置では、キャップ3が定量位置にあるときに隙間7を介して収容空間6と連通する一方、キャップ3が封止位置にあるときに所定数の粒状物5を収容可能な定量空間9を、キャップ3との間に形成し、また、カバー4は、開位置では、定量空間9を、所定数の粒状物5を外部に取出し可能に開放する。【選択図】図4B

Description

本開示は、定量取出容器に関する。
錠剤等の粒状物を定量して分配するための定量取出容器が知られている。例えば、特許文献1には、口部を有する容器本体と、口部に取り付けられた中栓と、中栓に対して回転可能なオーバーキャップとを有する定量取出容器が記載されている。当該定量取出容器によれば、オーバーキャップを回転させることで、定量空間を開放して、定量された所定数の粒状物を外部に取出すことができる。
特開2015−67308号公報
しかし、特許文献1に記載されるような定量取出容器においては、保管時の密封性を確保するためには、中栓とオーバーキャップとの間に封止部を確保する必要があり、構成が複雑になる虞があった。
本発明の目的は、保管時の密封性を確保し易い定量取出容器を提供することにある。
定量取出容器の一態様は、筒状の口部を有するとともに粒状物の収容空間を形成する容器本体と、封止位置と定量位置との間で前記口部に対して移動可能なキャップと、閉位置と開位置との間で前記キャップに対して移動可能なカバーとを有する。前記キャップは、前記封止位置では前記口部に全周に亘って密接することで前記収容空間を封止する一方、前記定量位置では前記口部との間に前記粒状物が通過可能な隙間を形成する。前記カバーは、前記閉位置では、前記キャップが前記定量位置にあるときに前記隙間を介して前記収容空間と連通する一方、前記キャップが前記封止位置にあるときに所定数の前記粒状物を収容可能な定量空間を、前記キャップとの間に形成する。また、前記カバーは、前記開位置では、前記定量空間を、前記所定数の粒状物を外部に取出し可能に開放する。
本発明によれば、保管時の密封性を確保し易い定量取出容器を提供することができる。
第1実施形態に係る定量取出容器を、キャップが封止位置にあり且つカバーが閉位置にある状態で示す上面図である。 図1AのA−A断面図である。 図1Bの状態からキャップを定量位置に移動したときの状態を示す断面図である。 図2の状態から定量取出容器を傾倒させたときの状態を示す断面図である。 図3の状態から定量取出容器を正立させたときの状態を示す上面図である。 図4AのA−A断面図である。 図4Aの状態からカバーを開位置に移動したときの状態を示す上面図である。 図5AのA−A断面図である。 図1Aの状態からカバーをキャップに対して移動して定量空間に収容可能な粒状物の数を3個に調節した後に、キャップを定量位置に移動し、定量空間に粒状物を収容したときの状態を示す上面図である。 第2実施形態に係る定量取出容器を、キャップが封止位置にあり且つカバーが閉位置にある状態で示す上面図である。 図7の状態からキャップを定量位置に移動し、定量空間に粒状物を収容したときの状態を示す上面図である。 図8の状態からカバーを開位置に移動したときの状態を示す上面図である。 図9AのA−A断面図である。 図7の状態からカバーをキャップに対して移動して定量空間に収容可能な粒状物の数を3個に調節した後に、キャップを定量位置に移動し、定量空間に粒状物を収容したときの状態を示す上面図である。
以下、図面を参照して、一実施形態に係る定量取出容器について詳細に例示説明する。本明細書において、上下方向とは、容器本体の口部の軸心に沿う方向(軸方向)を意味し、上方とは、定量取出容器を正立させたときの上方を意味する。
まず、図1A乃至図6を参照して、第1実施形態に係る定量取出容器1Aについて詳細に例示説明する。図1A及び図1Bに示すように、本実施形態に係る定量取出容器1Aは、容器本体2と、キャップ3と、カバー4とを有している。容器本体2は、筒状の口部2aを有するとともに粒状物5(図3参照)の収容空間6を形成している。本実施形態では容器本体2は、口部2aと、口部2aに連なる胴部2bとからなっている。容器本体2は、胴部2bが口部2aより拡径したボトル形状をなしている。しかし、容器本体2の形状は変更が可能である。
キャップ3は、封止位置(図1B参照)と定量位置(図2参照)との間で口部2aに対して移動できる。キャップ3は、封止位置では図1Bに示すように口部2aに全周に亘って密接することで収容空間6を封止する一方、定量位置では図2及び図3に示すように口部2aとの間に粒状物5が通過可能な隙間7を形成するように構成されている。本実施形態では、キャップ3は、口部2aの上端部における内周面及び口部2aの上端面に設けられた封止部8(図1B参照)に全周に亘って密接することで収容空間6を封止することができる。口部2aにおける封止部8の位置は変更が可能である。
カバー4は、閉位置(図1A参照)と開位置(図5A参照)との間でキャップ3に対して移動できる。カバー4は、閉位置では、キャップ3が図2に示すように定量位置にあるときに隙間7を介して収容空間6と連通する一方、キャップ3が図1Bに示すように封止位置にあるときに所定数の粒状物5を収容可能な定量空間9を、キャップ3との間に形成するように構成されている。また、カバー4は、開位置では、図5A及び図5Bに示すように、定量空間9を、所定数の粒状物5を外部に取出し可能に開放するように構成されている。
このような構成の定量取出容器1Aによれば、図1A及び図1Bに示すようにキャップ3が封止位置にあり且つカバー4が閉位置にある状態から、図2に示すようにキャップ3を定量位置に移動し、図3に示すように定量取出容器1Aを傾倒させて、収容空間6内の粒状物5を隙間7を通して定量空間9に移動し、図4A及び図4Bに示すように定量取出容器1Aを正立させることで、定量空間9に所定数(図1A乃至図5Bでは5個)の粒状物5を収容することができる。そして、図5A及び図5Bに示すように、キャップ3を封止位置に戻してカバー4を開位置に移動することで、収容空間6内の粒状物5が外部に流出するのを防止し、定量された所定数の粒状物5のみを外部に取出すことができる。また、キャップ3を封止位置に移動させる操作により、キャップ3を口部2aに全周に亘って密接させて収容空間6を封止することができる。このように、本実施形態の定量取出容器1Aによれば、キャップ3と口部2aとの間に封止部を設けるだけでよいので、容易に密封性を確保することができる。
本実施形態では、図1B及び図2に示すように、キャップ3と口部2aとは、キャップ3が口部2aの軸心Oの周りに回転することによって封止位置と定量位置との間で移動するように、互いにねじ部10を介して係合している。ねじ部10は2条ねじからなっており、封止位置と定量位置との間でキャップ3が口部2aに対して1/2回転するように構成されている。しかし、ねじ部10の条数及び/又は回転数(回転角度)は変更が可能である。また、本実施形態では、ねじ部10は、キャップ3側がねじ山10a、口部2a側がねじ溝10bで構成されている。しかし、ねじ部10は、キャップ3側をねじ溝、口部2a側をねじ山で構成してもよいし、両方をねじ山で構成してもよい。このようにねじ部10を用いた構成によれば、キャップ3を回転させる操作によってスムーズにキャップ3を封止位置と定量位置との間で移動することができる。しかし、ねじ部10を用いない構成としてもよい。例えば、キャップ3と口部2aとを、キャップ3が口部2aに対して上下方向にスライドすることによって封止位置と定量位置との間で移動するように、互いに嵌合部を介して係合させた構成としてもよい。
本実施形態では、図1B及び図2に示すように、キャップ3と口部2aとは、キャップ3が封止位置側から定量位置に移動したときに、互いに係止部11を介して係合することで隙間7のさらなる拡大を防止するように構成されている。係止部11は、キャップ3側がフラップ片11a、口部2a側が環状凸部11bで構成されている。しかし、係止部11の構成は変更が可能である。このように係止部11を用いた構成によれば、キャップ3が定量位置にあるときの隙間7の大きさを安定させて、粒状物5の定量を安定させることができる。しかし、係止部11を設けない構成としてもよい。
本実施形態では、図3に示すように、キャップ3と口部2aとが互いに係止部11を介して係合したときの隙間7の大きさは、(扁平形状をなす)粒状物5の最小幅W1の1個分以上、2個分未満となっている。このような構成によれば、隙間7を通して定量空間9に移動する際の粒状物5の向きを揃えて定量を安定させることができる。しかし、隙間7の大きさは、上記の範囲に限られない。
本実施形態では、図6に示すように、カバー4は、閉位置において、キャップ3に対して移動することで定量空間9に収容可能な粒状物5の数を調節可能である。図6は、図1Aの状態からカバー4をキャップ3に対して移動して定量空間9に収容可能な粒状物5の数を3個に調節した後に、キャップ3を定量位置に移動し、定量空間9に粒状物5を収容したときの状態を示している。定量空間9に収容された3個の粒状物5は、カバー4を開位置に移動して定量空間9を開放することで取出すことができる。本実施形態では、定量空間9に収容可能な粒状物5の数(すなわち、定量する粒状物5の所定数)は、3個から5個の範囲で調節可能である。しかし、調節可能な粒状物5の数の範囲は、変更が可能である。また、粒状物5の数を調節できない構成としてもよい。
本実施形態では、図5A及び図5Bに示すように、キャップ3は、口部2aの外周面と係合する円筒状の周壁12と、周壁12から径方向外側に延びるとともに周壁12の軸心Oに沿って視たときに(以下、上面視ともいう)円弧状をなす底壁13とを有している。定量空間9は、図1Bに示すように、底壁13とカバー4とによって形成されている。カバー4は、図4A及び図5Aに示すように、閉位置と開位置との間で周壁12の軸心Oの周りに回転可能に構成されている。このような構成によれば、カバー4を周壁12の軸心Oの周りに回転させるという簡単な操作で、底壁13に定量された所定数の粒状物5を載置したままで定量空間9を開放することができる。したがって、定量した粒状物5を簡単な操作で安定して取出すことができる。本実施形態では、図1Bに示すように、カバー4は、閉位置において底壁13の上方に底壁13と間隔を空けて対向するように配置される上壁14と、上壁14の径方向外側縁から下方に延びる外周壁15とを有している。定量空間9は、カバー4の上壁14及び外周壁15と、キャップ3の底壁13とによって形成されている。しかし、外周壁15をキャップ3側に設ける(すなわち、外周壁15を上壁14と一体に設ける代わりに、底壁13と一体に設ける)ことも可能である。また、定量空間9は、底壁13とカバー4とによって形成するものに限られない。
本実施形態では、図4A及び図6に示すように、カバー4は、カバー4を閉位置において周壁12の軸心Oの周りに回転させることによって定量空間9の周方向幅W2を制限可能な制限壁16を有している。このような構成によれば、カバー4を周壁12の軸心Oの周りに回転させるという簡単な操作で、定量空間9に収容可能な粒状物5の数を制限壁16によって調節することができる。しかし、制限壁16を設けない構成としてもよい。
本実施形態では、図4A、図4B及び図6に示すように、制限壁16は、周壁12の軸心Oに沿って視たときに円弧状をなす第1壁16aと、第1壁16aにおける定量空間9側の端部から径方向(外側)に延びる第2壁16bとを有している。図4Bは図4AのA−A断面図であるので、第1壁16a及び第2壁16bは図4Bには本来は現れない。このため、図4Bにおいて、第1壁16a及び第2壁16bの断面を仮想線(二点鎖線)で示している。このような構成によれば、定量空間9の周方向幅W2を制限可能な制限壁16を簡単な形状で実現できる。しかし、制限壁16は、第1壁16a及び第2壁16bを有するものに限られない。
本実施形態では、図1A及び図1Bに示すように、キャップ3の周壁12における(上端部を含んだ)上部には、周方向に円弧状に延びる開口17が形成されている。開口17の下縁部からは、底壁13が径方向外側に延びている。底壁13の周方向の一端部(カバー4が閉位置にあるときに制限壁16が位置する側と反対側の一端部)には、粒状物5の位置を規制する規制壁13a(図5A参照)が立設されている。周壁12の上端部は、天壁18によって閉塞されている。天壁18は、周壁12の上端部から水平に径方向内側に延びる円環状の上部壁18aと、上部壁18aの内周縁から垂下する円筒状の縦壁18bと、縦壁18bの下端を閉塞する中央壁18cとを有している。中央壁18cは、上面視で開口17に近接する側の部分が、残りの部分よりも上方に盛り上がるように湾曲した形状をなしている。縦壁18bの内周面には、カバー4が開位置に移動したときにカバー4に当接するストッパとして機能する凸部19が設けられている。しかし、キャップ3の構成は、このような構成に限られない。
本実施形態では、図1A及び図1Bに示すように、カバー4は、キャップ3の上部壁18aの上面上に配置され、水平に延びる上面視円弧状の頂壁20を有している。頂壁20の内周縁には、キャップ3の縦壁18bの内周面上に配置された内壁21が垂設されている。頂壁20の外周縁には、上壁14の内周縁に連なる中間壁22が垂設されている。上壁14の外周縁から垂下する外周壁15の内周面には、キャップ3の底壁13の外周縁と係合する係合部(溝部)15aが設けられている。頂壁20、内壁21、中間壁22、上壁14及び外周壁15は、底壁13の周方向幅を越えて延在している。制限壁16(第1壁16a及び第2壁16b)は、上壁14に垂設されている。カバー4の周方向の一端部には、カバー4を回転させる際の摘み部として機能する摘み片23が設けられている。摘み片23は、上壁14に立設されるとともに中間壁22に連結している。しかし、カバー4の構成は、このような構成に限られない。
上述した第1実施形態に係る定量取出容器1Aによれば、キャップ3を封止位置に移動してから定量された粒状物5が取出されるので、キャップ3の閉め忘れを防止することができる。また、キャップ3が定量位置にある状態のままでカバー4を開位置に移動させれば、粒状物5を定量することなく連続吐出することもできる。
次に、図7乃至図10を参照して、第2実施形態に係る定量取出容器1Bについて詳細に例示説明する。本実施形態では、カバー4’の構成のみが第1実施形態の場合と異なっている。図7は、キャップ3が封止位置にあり且つカバー4’が閉位置にある状態を示している。図8は、図7の状態からキャップ3を定量位置に移動し、定量空間9に粒状物5を収容したときの状態を示している。図9A及び図9Bは、図8の状態からカバー4’を開位置に移動したときの状態を示している。図10は、図7の状態からカバー4’をキャップ3に対して移動して定量空間9に収容可能な粒状物5の数を3個に調節した後に、キャップ3を定量位置に移動し、定量空間9に粒状物5を収容したときの状態を示している。
本実施形態では、カバー4’は、図9A及び図9Bに示すように、キャップ3が定量位置にあり且つカバー4’が開位置にあるときに、収容空間6内の粒状物5が隙間7から外部に流出するのを防止する隔壁24を有している。このような構成によれば、キャップ3を封止位置に移動させなくても、定量された粒状物5を取出すことができる。キャップ3を封止位置に移動してから定量された粒状物5を取出すことも、勿論可能である。また、本実施形態では、隔壁24は、定量空間9に所定数の粒状物5が収容された状態で、カバー4’が開位置に移動することで、図8、図9A及び図9Bに示すように、所定数の粒状物5を外部に向けて(径方向外側に)押し出すように構成されている。このような構成によれば、所定数の粒状物5を取出し易くすることができる。
本実施形態では、図9A及び図9Bに示すように、カバー4’の頂壁20、内壁21及び中間壁22は、周方向に、上壁14及び外周壁15の端部を越えて延びている。中間壁22の下端縁には、隔壁24が垂設されている。隔壁24は、上面視円弧状をなしている。しかし、カバー4’の構成は、このような構成に限られない。
前記の説明は、一実施形態を示したものにすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。前記の実施形態は、本開示の基礎的事項に基づいて、種々の変更が可能である。
1A 定量取出容器
2 容器本体
2a 口部
2b 胴部
3 キャップ
4、4’ カバー
5 粒状物
6 収容空間
7 隙間
8 封止部
9 定量空間
10 ねじ部
10a ねじ山
10b ねじ溝
11 係止部
11a フラップ片
11b 環状凸部
12 周壁
13 底壁
13a 規制壁
14 上壁
15 外周壁
15a 係合部
16 制限壁
16a 第1壁
16b 第2壁
17 開口
18 天壁
18a 上部壁
18b 縦壁
18c 中央壁
19 凸部
20 頂壁
21 内壁
22 中間壁
23 摘み片
24 隔壁
O 軸心
W1 粒状物の最小幅
W2 定量空間の周方向幅

Claims (9)

  1. 筒状の口部を有するとともに粒状物の収容空間を形成する容器本体と、
    封止位置と定量位置との間で前記口部に対して移動可能なキャップと、
    閉位置と開位置との間で前記キャップに対して移動可能なカバーとを有し、
    前記キャップは、前記封止位置では前記口部に全周に亘って密接することで前記収容空間を封止する一方、前記定量位置では前記口部との間に前記粒状物が通過可能な隙間を形成し、
    前記カバーは、前記閉位置では、前記キャップが前記定量位置にあるときに前記隙間を介して前記収容空間と連通する一方、前記キャップが前記封止位置にあるときに所定数の前記粒状物を収容可能な定量空間を、前記キャップとの間に形成し、また、
    前記カバーは、前記開位置では、前記定量空間を、前記所定数の粒状物を外部に取出し可能に開放する、定量取出容器。
  2. 前記キャップと前記口部とは、前記キャップが前記口部の軸心の周りに回転することによって前記封止位置と前記定量位置との間で移動するように、互いにねじ部を介して係合している、請求項1に記載の定量取出容器。
  3. 前記キャップと前記口部とは、前記キャップが前記封止位置側から前記定量位置に移動したときに、互いに係止部を介して係合することで前記隙間のさらなる拡大を防止する、請求項1又は2に記載の定量取出容器。
  4. 前記キャップと前記口部とが互いに前記係止部を介して係合したときの前記隙間の大きさは、前記粒状物の最小幅の1個分以上、2個分未満である、請求項3に記載の定量取出容器。
  5. 前記カバーは、前記閉位置において、前記キャップに対して移動することで前記定量空間に収容可能な前記粒状物の数を調節可能である、請求項1乃至4に記載の定量取出容器。
  6. 前記キャップは、前記口部の外周面と係合する円筒状の周壁と、前記周壁から径方向外側に延びるとともに前記周壁の軸心に沿って視たときに円弧状をなす底壁とを有し、
    前記定量空間は、前記底壁と前記カバーとによって形成されており、
    前記カバーは、前記閉位置と前記開位置との間で前記周壁の軸心の周りに回転可能である、請求項1乃至5に記載の定量取出容器。
  7. 前記カバーは、前記カバーを前記閉位置において前記周壁の軸心の周りに回転させることによって前記定量空間の周方向幅を制限可能な制限壁を有する、請求項6に記載の定量取出容器。
  8. 前記制限壁は、前記周壁の軸心に沿って視たときに円弧状をなす第1壁と、前記第1壁における前記定量空間側の端部から径方向に延びる第2壁とを有する、請求項7に記載の定量取出容器。
  9. 前記カバーは、前記キャップが前記定量位置にあり且つ前記カバーが前記開位置にあるときに、前記収容空間内の前記粒状物が前記隙間から外部に流出するのを防止する隔壁を有する、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の定量取出容器。
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