JP6313607B2 - キャップ付容器 - Google Patents
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Description
また本発明のうち第2の態様は、第1の態様を前提とし、凹部と凸部は平面視して一つの円を二分した半円状であり、その二分の仕方に関して凹部を凸部よりも小さくした半円状とし、凸部は、平板の凸部本体、凸部本体のうち凹部との境界部分と凹部のうち凸部との境界部分を上下に接合する境界壁、凸部本体のうち円弧状の縁部の全周から下方に延長して容器本体の首部に接合する延長壁を備え、吐出口部は凸部本体において上下方向に貫通する貫通穴部であり、下側規制部は境界壁である。
また本発明のうち第4の態様は、吐出口部は閉鎖板部から上方に突出するノズル部であり、ピン台のピン部は上側規制部でもあり、下側規制部はノズル部から上方に突出するものである。
つまりR=Tの関係式で表される。
つまりα=βの関係式で表される。
これはピン台側の交差角度R°と閉鎖板部側の交差角度T°とが一致していることに起因する。ちなみに図示の例では、オネジ部44とメネジ部62とが噛み合う最初の段階で、ピン部72の真下から貫通穴部53aが外れた位置に存在しており、それ故α>0°の関係式で表されるが、ピン部72の真下に貫通穴53aが存在する場合もあり、この場合α=β=0となる。
図2(A)に示すようにスクリューキャップ3を閉め始める段階では、上側規制部8の下端と下側規制部9の上端との間には間隔(規制部同士の上下間隔)Sが形成され、ピン部72の下端と内蓋5の閉鎖板部51の上面との間にも間隔(ピン部72と吐出口部53との上下間隔)Gが形成されている。そして規制部同士の上下間隔Sよりもピン部72と吐出口部53との上下間隔Gが大きい。
従ってS<Gの関係式で表される。
すなわち衝突までの回転量=α°=β°となる。
またスクリューキャップ3をn回転以上回転(但しnは0を含む自然数(0,1,2…))させることにより上側規制部8と下側規制部9とが衝突するので、
衝突までの回転量=(α°+(n×360°))となる。
また衝突までの回転量に見合ったピン部72の降下距離を角度α、リードL、回転数nにより表せば、
衝突までのピン部72の降下距離=((α°÷360°)+n)×Lの関係式となる。
そしてオネジ部44とメネジ部62とが噛み合う最初の段階でのピン部72と吐出口部53との上下間隔Gと衝突までのピン部72の降下距離との関係は、
衝突までのピン部72の降下距離=((α°÷360°)+n)×L≦Gの関係式で表される。この関係式より、上側規制部8と下側規制部9とが衝突してから、ピン部72が貫通穴部53aに挿入されることが表される。
なおリードLは、スクリューキャップ3を1回転させた場合に、スクリューキャップ3が軸線方向に移動する距離である。ちなみに図示の例は、オネジ部44及びメネジ部62が1条ネジであり、L<Gとなっているものであるが、1条ネジであっても、L≧Gとなる例もある。
従ってG<H1、G<H2の関係式で表される。
この関係式により、ピン部72と吐出口部53との上下間隔G=0となったとき(ピン部72の下端が閉鎖板部51の上面と一致するとき)に、上側規制部8は下側規制部9に衝突した状態を保持したまま更に下方向に移動可能であることが分かる。
2 容器
3 スクリューキャップ
4 容器本体
41 胴部
42 肩部
43 首部
44 オネジ部
5 内蓋
51 閉鎖板部
52 連結部
53 吐出口部
53a 貫通穴部
53b ノズル部
53c 通路
53d 外周部分
53e 内周部分
54 凸部
54a 凸部本体
54b 境界壁
54c延長壁
55 凹部
6 キャップ本体
61側壁部
62メネジ部
63天板部
63a支持穴
64支持部
64a横支持部
64b下支持部
7 ピン台
71台部
72ピン部
73軸部
8 上側規制部
9 下側規制部
O 軸線
H1上側規制部の突出長
H2下側規制部の突出長
P1ピン部の突出長
S 規制部同士の上下間隔
G ピン部と吐出口部との上下間隔
R 交差角度
T 交差角度
L リード
α 角度
β 角度
n 回転数
Claims (4)
- 首部、首部に形成されたオネジ部、首部を塞ぐ閉鎖板部、閉鎖板部の偏心位置に形成された吐出口部を含む容器と、
首部の外周を囲む側壁部、側壁部に形成されたメネジ部、側壁部の上端部を塞ぐ天板部を含むキャップ本体と、並びに天板部の下側において回転可能に支持されるピン台とを有するスクリューキャップとを備え、
ピン台は、キャップ本体の軸線を中心にして回転可能に支持された台部と、台部の偏心位置から下方に突出すると共に吐出口部の内側に嵌合するピン部とを備え、
閉鎖板部は、上方に突出する1つの凸部と、凸部に対して下方に落ち込んだ1つの凹部とを備え、
閉鎖板部の上面は凸部と凹部による凹凸形状であり、
吐出口部は凸部において上下方向に貫通する貫通穴部であり、
閉鎖板部に対してピン台を相対的に回転不能に規制する上側及び下側規制部をピン台と閉鎖板部の双方の対向面に分けて備え、
上側及び下側規制部は、キャップ本体を閉める方向に回してから吐出口部とピン部とが嵌合する位置関係となった場合に衝突するものであり、
上側規制部は、ピン部とは異なる偏心位置において台部から下方に突出し、
下側規制部は、凸部の一部であって、凹部との境界部分において上下方向に延長する境界壁であり、貫通穴部とは異なる偏心位置において形成されていることを特徴とするキャップ付容器。 - 凹部と凸部は、平面視して一つの円を二分した半円状であり、その二分の仕方に関して凹部を凸部よりも小さくした半円状とし、
凸部は、平板の凸部本体、凸部本体のうち凹部との境界部分と凹部のうち凸部との境界部分を上下に接合する境界壁、凸部本体のうち円弧状の縁部の全周から下方に延長して容器本体の首部に接合する延長壁を備え、
吐出口部は凸部本体において上下方向に貫通する貫通穴部であることを特徴とする請求項1に記載のキャップ付容器。 - 首部、首部に形成されたオネジ部、首部を塞ぐ閉鎖板部、閉鎖板部の偏心位置に形成された吐出口部を含む容器と、
首部の外周を囲む側壁部、側壁部に形成されたメネジ部、側壁部の上端部を塞ぐ天板部を含むキャップ本体と、並びに天板部の下側において回転可能に支持されるピン台とを有するスクリューキャップとを備え、
ピン台は、キャップ本体の軸線を中心にして回転可能に支持された台部と、台部の偏心位置から下方に突出すると共に吐出口部の内側に嵌合するピン部とを備え、
閉鎖板部に対してピン台を相対的に回転不能に規制する上側及び下側規制部をピン台と閉鎖板部の双方の対向面に分けて備え、
上側及び下側規制部は、キャップ本体を閉める方向に回してから吐出口部とピン部とが嵌合する位置関係となった場合に衝突するものであり、
吐出口部は閉鎖板部から上方に突出するノズル部であり、
ノズル部は下側規制部でもあり、
上側規制部は、ピン部とは異なる偏心位置において台部からピン部よりも下方に突出するものであることを特徴とするキャップ付容器。 - 首部、首部に形成されたオネジ部、首部を塞ぐ閉鎖板部、閉鎖板部の偏心位置に形成された吐出口部を含む容器と、
首部の外周を囲む側壁部、側壁部に形成されたメネジ部、側壁部の上端部を塞ぐ天板部を含むキャップ本体と、並びに天板部の下側において回転可能に支持されるピン台とを有するスクリューキャップとを備え、
ピン台は、キャップ本体の軸線を中心にして回転可能に支持された台部と、台部の偏心位置から下方に突出すると共に吐出口部の内側に嵌合するピン部とを備え、
閉鎖板部に対してピン台を相対的に回転不能に規制する上側及び下側規制部をピン台と閉鎖板部の双方の対向面に分けて備え、
上側及び下側規制部は、キャップ本体を閉める方向に回してから吐出口部とピン部とが嵌合する位置関係となった場合に衝突するものであり、
吐出口部は、閉鎖板部から上方に突出するノズル部であり、
ピン台のピン部は上側規制部でもあり、
下側規制部はノズル部から上方に突出するものであることを特徴とするキャップ付容器。
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JP2014032898A Active JP6313607B2 (ja) | 2014-02-24 | 2014-02-24 | キャップ付容器 |
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JPS4827488Y1 (ja) * | 1970-12-05 | 1973-08-13 | ||
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JP3681237B2 (ja) * | 1996-11-12 | 2005-08-10 | 花王株式会社 | 簡易開閉式容器 |
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2014
- 2014-02-24 JP JP2014032898A patent/JP6313607B2/ja active Active
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