JP6795332B2 - 回転繰出容器 - Google Patents
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Description
そして、操作部の外周面のうち、容器本体の開口部から容器外部に露出する部分以外の部位については、容器本体内に配設される。また操作部の外周面のうち、開口部から容器外部に露出する部分については、グリップ性が向上した分、露出面積を小さく抑えることができる。これにより、例えば、開口部から露出する操作部の外周面部分を、容器本体の外周面から径方向外側へ向けて大きく突出させずに配置することができる。従って、操作部の外周面をエラストマー等の軟質材で形成しつつも、容器の外観デザインに与える影響を小さく抑えることができる。
また、操作部の半径が、容器本体の外周面のうち最も径方向外側に位置する部分の半径よりも小さいので、操作部を容器本体内に確実に収容できる。
図1〜図4に示されるように、本実施形態の回転繰出容器1は、例えば液状、クリーム状又は半固形状等の内容物が収容され、内容物を吐出する吐出口2が形成された容器本体3と、容器本体3内に設けられ、容器本体3に対して容器軸O方向に沿って移動する中皿5と、容器本体3及び中皿5のうち、いずれか一方に設けられて容器軸O方向に延び、外周面に螺旋溝(雄ねじ部38)が形成された螺旋軸(雄ねじ軸4)と、容器本体3及び中皿5のうち、前記一方とは異なる他方に設けられて螺旋軸に係合された係合部(雌ねじ部28)と、容器本体3内に設けられ、螺旋軸と係合部とを容器軸O回りに相対回転させる操作部6と、容器本体3に着脱可能に装着されて吐出口2を覆うキャップ7と、を備えている。
本実施形態の例では、螺旋軸が、中皿5に設けられており、係合部が、容器本体3に設けられている。また操作部6が、容器本体3内のうち、容器軸O方向に沿う吐出口2とは反対側の端部に配置されている。
装着筒部17は、有頂筒状をなしており、周壁と頂壁とを有している。装着筒部17の周壁内には、本体筒8の塗布筒嵌合部11が嵌合する。装着筒部17の周壁内に塗布筒嵌合部11が嵌合した状態で、装着筒部17の周壁の外周面と、本体筒8の周壁の外周面のうち塗布筒嵌合部11より下方に位置する部分とは、互いに略面一に配置される。
また、カバー筒10の底壁上には、円筒状をなすガイド筒部22が、容器軸Oと同軸に立設されている。
本実施形態の例では、小径筒部29の周壁の内周面のうち、上端部に、螺旋溝(雄ねじ部38)に係合する係合部として、雌ねじ部28が配置されている。
本実施形態の例では、容器を径方向から見た側面視(正面視)において開口部25を正面に見て、操作部6の外周面のうち、開口部25から容器外部に露出する部分(具体的には後述するように、開口部25から容器外部に張り出す部分)の形状が、前記側面視における開口部25の形状に対応して、四角形状とされている。つまり、開口部25と、該開口部25から露出する操作部6の外周面部分とが、互いに略同一形状とされている。また図4に示されるように、開口部25の開口縁と、操作部6の外周面とは、互いに接近配置されている。
容器本体3の開口部25から容器外部に露出した操作部6の部分を、指先等により容器軸O回りに回転操作することで、本体筒8に対して、操作部6とともに雌ねじ筒26が回転する。
容器軸Oに垂直な断面視で、中皿5は、本体筒8の周壁の形状に対応する非真円形状をなしている。本実施形態の例では容器の横断面視において、本体筒8の周壁が四角形状(多角形筒状)に形成されているのに対応して、中皿5も四角形状(多角形筒状)に形成されている。
雄ねじ軸4の上端部には、容器の横断面視で十字状をなす係合軸部39が形成されている。係合軸部39は、係合筒36内に嵌合している。
図1及び図2に示されるように、吐出筒部18にキャップ7が螺着されたときに、本体筒8の周壁の外周面と、キャップ7の周壁の外周面とは、互いに略面一に配置される。
そして、操作部6の外周面のうち、容器本体3の開口部25から容器外部に露出する部分以外の部位については、容器本体3内に配設される。また操作部6の外周面のうち、開口部25から容器外部に露出する部分については、グリップ性が向上した分、露出面積を小さく抑えることができる。これにより、開口部25から露出する操作部6の外周面部分を、容器本体3の外周面から径方向外側へ向けて大きく突出させずに配置することができる。従って、操作部6の外周面をエラストマー等の軟質材で形成しつつも、容器の外観デザインに与える影響を小さく抑えることができる。
また、操作部6の半径が、容器本体3の外周面のうち最も径方向外側に位置する部分の半径よりも小さいので、操作部6を容器本体3内に確実に収容できる。
この場合、例えば、容器本体3の本体筒8内に、該本体筒8に対して回転自在に雄ねじ軸4を設け、この雄ねじ軸4に操作部6を装着する。また中皿5に、上下方向に貫通する貫通孔を設け、この貫通孔の内周面に雌ねじ部28を形成し、該雌ねじ部28に雄ねじ軸4の雄ねじ部(螺旋溝)38を螺着すればよい。なおこの場合、容器本体3内において雄ねじ軸4が、中皿5を上下方向に貫通して吐出口2付近(容器本体3の上端部)まで延設されていることが好ましい。
また操作部6は、雌ねじ筒26(の大径筒部27)に、一体にインサート成形されていてもよい。この場合、操作部6の回転操作によって、雌ねじ筒26から操作部6が離脱するようなことが防止される。
なお、容器の横断面視で容器本体3を真円形状に形成する場合には、容器本体3と操作部6とを二重筒状に配置するとともに、互いの周壁同士を接近配置して、容器本体3の外周面に開口された開口部25から、操作部6の外周面を露出させればよい。これにより、本発明の上述した作用効果を得ることができる。
2 吐出口
3 容器本体
4 雄ねじ軸(螺旋軸)
5 中皿
6 操作部
25 開口部
28 雌ねじ部(係合部)
38 雄ねじ部(螺旋溝)
O 容器軸
Claims (3)
- 液状、クリーム状又は半固形状の内容物が収容され、内容物を吐出する吐出口が形成された容器本体と、
前記容器本体内に設けられ、前記容器本体に対して容器軸方向に沿って移動する中皿と、
前記容器本体及び前記中皿のうち、いずれか一方に設けられて容器軸方向に延び、外周面に螺旋溝が形成された螺旋軸と、
前記容器本体及び前記中皿のうち、前記一方とは異なる他方に設けられて前記螺旋溝に係合された係合部と、
前記容器本体内に設けられ、前記螺旋軸と前記係合部とを容器軸回りに相対回転させる操作部と、を備え、
前記中皿は、前記容器本体の内周面に摺接する中皿シール筒を備え、
前記操作部の外周面は、前記容器本体を形成する材質よりも軟らかく弾性変形可能な材質で形成され、前記容器本体の外周面に開口する開口部から、容器外部に露出していることを特徴とする回転繰出容器。 - 請求項1に記載の回転繰出容器であって、
容器軸に垂直な横断面視で、前記容器本体は非真円形状をなしていることを特徴とする回転繰出容器。 - 請求項2に記載の回転繰出容器であって、
前記操作部の半径は、
前記容器本体の外周面のうち最も径方向内側に位置する部分の半径よりも大きく、
前記容器本体の外周面のうち最も径方向外側に位置する部分の半径よりも小さいことを特徴とする回転繰出容器。
Priority Applications (1)
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JP2016109471A JP6795332B2 (ja) | 2016-05-31 | 2016-05-31 | 回転繰出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016109471A JP6795332B2 (ja) | 2016-05-31 | 2016-05-31 | 回転繰出容器 |
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JP2017214114A JP2017214114A (ja) | 2017-12-07 |
JP6795332B2 true JP6795332B2 (ja) | 2020-12-02 |
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Family Applications (1)
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JP2016109471A Active JP6795332B2 (ja) | 2016-05-31 | 2016-05-31 | 回転繰出容器 |
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2016
- 2016-05-31 JP JP2016109471A patent/JP6795332B2/ja active Active
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