JP7058587B2 - 粒状物用計量キャップ - Google Patents
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Description
本発明に係る粒状物用計量キャップは、粒状物が収容された容器本体の口部に装着される装着キャップと、前記装着キャップにキャップ軸回りに回転可能に外装された有頂筒状の蓋体と、を備え、前記装着キャップに、一定量の粒状物が配置される定量ポケットが、周方向に沿って複数配設され、前記定量ポケットは、前記蓋体の内面に向けて開口する取出し通過口と、前記装着キャップの内側に向けて開口する進入通過口と、を備え、前記蓋体に、複数の前記定量ポケットの前記取出し通過口を一体に開放可能な取出し口が形成され、前記蓋体の頂壁部に、前記装着キャップの内側に向けて突出した被覆壁が形成され、前記取出し口が、複数の前記取出し通過口から周方向に離間して、前記蓋体が、複数の前記取出し通過口を閉塞した状態で、前記被覆壁が、複数の前記進入通過口から周方向に離間して、複数の前記進入通過口が開放され、複数の前記取出し通過口が、前記取出し口を通して外部に開放された状態で、前記被覆壁が、複数の前記進入通過口を覆い、前記蓋体を前記装着キャップに対してキャップ軸回りに回転させる過程において、前記取出し口を通した前記取出し通過口の開放と、前記被覆壁による前記進入通過口の被覆と、が1つの前記定量ポケットに対して同時に行われる。
次に、蓋体を装着キャップに対してキャップ軸回りに回転させ、複数の取出し通過口を、取出し口を通して外部に開放したときに、被覆壁が、複数の進入通過口を覆うので、定量ポケットを外部に対して開放した状態では、容器本体内の粒状物が、進入通過口を通して定量ポケットに進入することが被覆壁により規制される。これにより、定量ポケット内の粒状物のみを取出し通過口を通して蓋体の取出し口から取り出すことができる。
そして、蓋体を装着キャップに対してキャップ軸回りに回転させる過程において、取出し口を通した取出し通過口の開放と、被覆壁による進入通過口の被覆と、が1つの定量ポケットに対して同時に行われるので、装着キャップおよび蓋体のキャップ軸回りの相対位置を調整することで、取出し通過口が取出し口により開放され、かつ進入通過口が被覆壁により覆われた定量ポケットの数を変更することが可能になり、取り出す粒状物の量を選択することができる。
これにより、粒状物が例えば、薬剤の場合は症状の軽重、若しくは服用者の年齢などに応じて、また、調味料の場合は作る料理の量、若しくは味付けなどに応じて、それぞれ、取り出す粒状物の量を一定量ずつ段階的に増減することができる。
定量ポケットにおける外壁部の上端縁が、内壁部の上端縁より上方に位置しているので、定量ポケットに進入した粒状物を、取出し通過口に進入させにくくすることが可能になり、定量ポケットに規定量以上の粒状物が進入するのを防ぐことができる。
粒状物用計量キャップ1は、粒状物Wが収容された容器本体W1の口部W2に装着され、装着キャップ11および蓋体12を備える。
粒状物Wとしては、例えば、薬剤、若しくは食品などが挙げられる。図示の例では、粒状物Wは円板状に形成されている。なお、粒状物Wは、円板状に限らず例えば球状にするなど適宜変更してもよい。
以下、この共通軸をキャップ軸Oといい、キャップ軸O方向から見て、キャップ軸Oに交差する方向を径方向といい、キャップ軸O回りに周回する方向を周方向という。
装着筒13は、口部W2に装着されている。装着筒13の内周面に、口部W2の外周面に形成された雄ねじ部に螺着される雌ねじ部が形成されている。
本体筒14は、装着筒13より小径に形成され、下端部が口部W2内に嵌合されている。本体筒14は、口部W2から上方に突出している。
定量ポケット15a、15bは、図2および図3に示されるように、装着キャップ11に、キャップ軸Oを中心にほぼ180°の角度範囲にわたって3つ配設されている。各定量ポケット15a、15bは、1つの粒状物Wが配置される大きさに形成されている。なお、各定量ポケット15a、15bは、複数の粒状物Wが配置される大きさに形成されてもよい。
なお例えば、取出し通過口16は上方に向けて開口してもよく、進入通過口17は下方に向けて開口してもよい。
底壁部21は、本体筒14の内周面において、取出し通過口16の直下に位置する部分から径方向の内側に向けて突出している。
以下、3つの定量ポケット15a、15bのうち、周方向の中央部に位置する定量ポケットを、内側ポケット15aといい、周方向の両端に位置する2つの定量ポケットを、外側ポケット15bという。
内側ポケット15aは、キャップ軸O方向から見て径方向に延びている。
蓋体12に、複数の定量ポケット15a、15bの取出し通過口16を一体に開放可能な取出し口25が形成されている。
なお、被覆壁26は、例えば平板状に形成するなど適宜変更してもよい。被覆壁26の下端縁は、外壁部22の上端縁より下方に位置してもよいし、被覆壁26の下端縁、および外壁部22の上端縁それぞれのキャップ軸O方向の位置を互いに同等にしてもよい。
被係止部32は、蓋体12の周壁部の内周面に形成された第4突部32a、および第5突部32bを備えている。第4突部32a、および第5突部32bは、蓋体12の周壁部の内周面のうち、取出し口25から周方向に離れた部分に、周方向に間隔をあけて配置されている。第4突部32a、および第5突部32bは、キャップ軸Oを中心に約180°離れて配置されている。
またこの過程において、1つの定量ポケット15a、15bに対して、取出し口25を通した取出し通過口16の開放と、被覆壁26による進入通過口17の被覆と、が同時に行われるとともに、蓋体12による取出し通過口16の閉塞と、進入通過口17の開放と、が同時に行われる。
これにより、粒状物Wが例えば、薬剤の場合は症状の軽重、若しくは服用者の年齢などに応じて、また、調味料の場合は作る料理の量、若しくは味付けなどに応じて、それぞれ、取り出す粒状物Wの量を一定量ずつ段階的に増減することができる。
定量ポケット15a、15bにおける外壁部22の上端縁が、内壁部23の上端縁より上方に位置しているので、定量ポケット15a、15bに進入した粒状物Wを、取出し通過口16に進入させにくくすることが可能になり、定量ポケット15a、15bに規定量以上の粒状物Wが進入するのを防ぐことができる。
前記実施形態では、取出し口25が、蓋体12に1つ形成された構成を示したが、定量ポケット15a、15bの数量に合わせて複数形成されてもよい。
前記実施形態では、取出し口25を蓋体12の周壁部に形成したが、蓋体12の頂壁部に形成してもよい。
各定量ポケット15a、15bに配置される粒状物Wの数量は、互いに同じでもよいし、異ならせてもよい。
11 装着キャップ
12 蓋体
15a、15b 定量ポケット
16 取出し通過口
17 進入通過口
21 底壁部
22 外壁部
23 内壁部
24 側壁部
25 取出し口
26 被覆壁
31 係止部
32 被係止部
O キャップ軸
W 粒状物
W1 容器本体
W2 口部
Claims (3)
- 粒状物が収容された容器本体の口部に装着される装着キャップと、
前記装着キャップにキャップ軸回りに回転可能に外装された有頂筒状の蓋体と、を備え、
前記装着キャップに、一定量の粒状物が配置される定量ポケットが、周方向に沿って複数配設され、
前記定量ポケットは、
前記蓋体の内面に向けて開口する取出し通過口と、
前記装着キャップの内側に向けて開口する進入通過口と、を備え、
前記蓋体に、複数の前記定量ポケットの前記取出し通過口を一体に開放可能な取出し口が形成され、
前記蓋体の頂壁部に、前記装着キャップの内側に向けて突出した被覆壁が形成され、
前記取出し口が、複数の前記取出し通過口から周方向に離間して、前記蓋体が、複数の前記取出し通過口を閉塞した状態で、前記被覆壁が、複数の前記進入通過口から周方向に離間して、複数の前記進入通過口が開放され、
複数の前記取出し通過口が、前記取出し口を通して外部に開放された状態で、前記被覆壁が、複数の前記進入通過口を覆い、
前記蓋体を前記装着キャップに対してキャップ軸回りに回転させる過程において、前記取出し口を通した前記取出し通過口の開放と、前記被覆壁による前記進入通過口の被覆と、が1つの前記定量ポケットに対して同時に行われる、粒状物用計量キャップ。 - 前記取出し通過口、および前記進入通過口は、径方向に開口し、
前記定量ポケットは、
底壁部と、
前記底壁部における径方向の外端部から上方に向けて突出した外壁部と、
前記底壁部における径方向の内端部から上方に向けて突出した内壁部と、
前記底壁部における周方向の両端部から上方に向けて突出した一対の側壁部と、により画成され、
前記外壁部の上端縁は、前記取出し通過口の内周面の下端部を構成し、
前記内壁部の上端縁は、前記進入通過口の内周面の下端部を構成し、
前記外壁部の上端縁は、前記内壁部の上端縁より上方に位置している、請求項1に記載の粒状物用計量キャップ。 - 前記蓋体の内面には、前記取出し通過口が前記取出し口を通して外部に開放され、かつ前記進入通過口が前記被覆壁により覆われた前記定量ポケットが、前記蓋体の前記装着キャップに対するキャップ軸回りの回転移動の過程で増減する毎に、前記装着キャップに形成された係止部に対して、周方向に乗り越え可能に係止される被係止部が形成されている、請求項1または2に記載の粒状物用計量キャップ。
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