JP2019039978A - 成端ユニット - Google Patents

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孝泰 山内
Takayasu Yamauchi
孝泰 山内
上田 知彦
Tomohiko Ueda
知彦 上田
横地 隆径
Takamichi Yokochi
隆径 横地
政徳 山中
Masanori Yamanaka
政徳 山中
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Nippon Tsushin Denzai KK
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Nippon Tsushin Denzai KK
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Abstract

【課題】光配線架の設営作業の容易化及び簡略化が可能な成端ユニットを提供する。
【解決手段】光配線架の架部に載置される成端ユニット2は、筐体3と、筐体内に設けられ、光配線架の外部から導入される多心ケーブルMC1に融着接続される複数の光配線と、第1方向(X方向)に沿って一列に並んで設けられ、複数の光配線が筐体の内側から各々接続される複数の外部接続用アダプタ23と、第1方向に交差する筐体の一側面3aに設けられ、第1方向に交差する第2方向(Y方向)に沿って延在するガイド部61と、筐体の一側面に取り付けられ、多心ケーブルが固定される固定部材71と、を備え、固定部材は、ガイド部に沿って移動可能に取り付けられている。
【選択図】図5

Description

本発明は、成端ユニットに関する。
例えば下記特許文献1には、成端ユニットが多段に設けられた線路側架体及び装置側架体を備える光配線盤が提案されている。線路側架体に設けられた複数の成端ユニットのそれぞれには、線路側の光ファイバケーブルが導入されている。線路側架体では、下側の成端ユニットに導入される光ファイバケーブルほど、装置側架体に近くなっている。
特開2003−215357号公報
上記光配線盤(光配線架)においては、各成端ユニットは、光ファイバケーブルが予め導入された状態にて架体に載置される。この場合、各光ファイバケーブルの位置を上述したように設定するために、線路側架体において各成端ユニットを載置する位置及び順序は、予め設定される。このため、各成端ユニットを載置する位置及び順序を遵守する必要があるので、光配線盤の設営が煩雑化する。加えて、光配線盤の設営時においては、例えば順序に応じた適切な成端ユニットを逐一選択するための確認作業等も必要になる。したがって、光配線盤の設営においては、作業の容易化及び簡略化が求められている。
本発明は、光配線架の設営作業の容易化及び簡略化が可能な成端ユニットを提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る成端ユニットは、光配線架の架部に載置される成端ユニットであって、筐体と、筐体内に設けられ、光配線架の外部から導入される多心ケーブルに融着接続される複数の光配線と、第1方向に沿って一列に並んで設けられ、複数の光配線が筐体の内側から各々接続される複数の外部接続用アダプタと、第1方向に交差する筐体の一側面に設けられ、第1方向に交差する第2方向に沿って延在するガイド部と、筐体の一側面に取り付けられ、多心ケーブルが固定される固定部材と、を備え、固定部材は、ガイド部に沿って移動可能に取り付けられている。
本発明によれば、光配線架の設営作業の容易化及び簡略化が可能な成端ユニットを提供できる。
図1は、実施形態に係る光配線架が一方向に沿って並んだ状態を示す図である。 図2は、図1を背面側から見た図である。 図3は、実施形態に係る光配線架を示す概略斜視図である。 図4は、実施形態に係る光配線架を示す背面図である。 図5(a)は、成端ユニットの正面側斜視図であり、図5(b)は、成端ユニットの背面側斜視図である。 図6は、成端ユニットの内部の一部を示す図である。 図7は、架部において最も下方に位置する成端ユニットを示す図である。 図8(a),(b)は、筐体に取り付けられる固定部材を示す要部拡大図である。 図9(a)は、固定部材の一部を示す要部拡大図であり、図9(b)は、固定部材の他部を示す要部拡大図である。 図10(a)〜(c)は、多心ケーブルが固定される固定部材の各状態を示す要部拡大図である。 図11は、光配線収容部に光配線束の余長部分が収容されている状態を示す写真である。 図12は、クロスコネクト用光配線が敷設されている例を示す図である。 図13は、光配線ガイドの拡大斜視図である。 図14は、光配線ガイドの要部拡大図である。 図15は、第1区分け部材の要部拡大図である。 図16は、側板側から方向Yに沿って見た光配線収容部の模式図である。
[本願発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施形態の内容を列記して説明する。
本発明の一実施形態は、光配線架の架部に載置される成端ユニットであって、筐体と、筐体内に設けられ、光配線架の外部から導入される多心ケーブルに融着接続される複数の光配線と、第1方向に沿って一列に並んで設けられ、複数の光配線が筐体の内側から各々接続される複数の外部接続用アダプタと、第1方向に交差する筐体の一側面に設けられ、第1方向に交差する第2方向に沿って延在するガイド部と、筐体の一側面に取り付けられ、多心ケーブルが固定される固定部材と、を備え、固定部材は、ガイド部に沿って移動可能に取り付けられている、成端ユニットである。
この成端ユニットは、多心ケーブルが固定される固定部材を備え、当該固定部材は、第2方向に沿って延在するガイド部に沿って移動可能になるように筐体の一側面に取り付けられる。このため、複数の光配線に融着接続された多心ケーブルは、固定部材に連動して第2方向に沿って移動可能になっている。この場合、架部に成端ユニットを載置した後であっても、架部における固定部材、及び当該固定部材に連動する多心ケーブルの位置を調整できる。したがって、各成端ユニットが架部に載置される位置及び順序を遵守しなくとも光配線架の設営作業が可能になるので、光配線架の設営作業の容易化及び簡略化が可能になる。
固定部材は、筐体に取り付けられる主部と、主部から突出すると共に多心ケーブルが固定される固定部とを備えてもよい。この場合、固定部に多心ケーブルを拘束等によって容易に固定できる。
固定部材は、一側面に回動自在に取り付けられ、上記成端ユニットは、第2方向における固定部材の位置と、固定部材の姿勢とを定める保持部材をさらに備えてもよい。この場合、成端ユニットが架部に載置されているとき、及び成端ユニットが架部に載置されていないときのそれぞれにおいて、多心ケーブルの位置及び姿勢を適切な状態に保持できるので、多心ケーブルの破損等を抑制できる。
上記成端ユニットは、多心ケーブルから分離されると共に筐体から露出する光ファイバ心線を収容するカバーをさらに備え、カバーは、筐体の一側面に取り付けられてもよい。この場合、筐体から露出する光ファイバ心線が成端ユニットからむき出しになることを防止できるので、当該光ファイバ心線の破損等を抑制できる。ここで、「筐体から露出する」とは、光ファイバ心線が筐体外部に存在していることを意味し、例えば光ファイバ心線が露わになっている状態だけでなく、簡易的な保護部材、例えば保護チューブによって周囲を覆われた状態で筐体外部に引き出されているような状態も含む。
[本願発明の実施形態の詳細]
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一要素または同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1は、本実施形態に係る光配線架が一方向に沿って並んだ状態を示す図であり、図2は、図1を背面側から見た図である。図3は、本実施形態に係る光配線架を示す概略斜視図であり、図4は、本実施形態に係る光配線架を示す背面図である。以下では、複数の光配線架が並ぶ方向を方向X(左右方向、本実施形態における第1方向)とし、水平方向において方向Xと交差(例えば直交)する方向を方向Y(前後方向、本実施形態における第2方向)とし、方向X及び方向Yと交差(例えば直交)する方向を方向Z(上下方向)とする。
図1〜図4に示される光配線架1は、データセンター等において光ファイバケーブルを成端処理する際に用いられる装置であり、例えばFDF:Fiber Distributing Frameとも呼称される。光配線架1には、多数の光配線を引き留め、接続点を収容する成端ユニット2(詳細は後述する)が載置されている。光配線架1では、成端ユニット2に光接続される多心ケーブルが、複数の光配線に分割及び整線される。なお、多心ケーブルは、数十本〜数百本の心線を有する光配線である。本実施形態では、多心ケーブルは、288本の心線を有する。図1〜図4においては、一部の光ファイバケーブル(光配線)は省略されている。
次に、光配線架1の具体的な構造について説明する。光配線架1は、台座となる下枠部1aと、下枠部1aから方向Zに沿って延びる一対の鉛直枠部1b,1cと、鉛直枠部1b,1cの頂面上に設けられる上枠部1dとから構成されており、枠状の外形を有している。光配線架1は、架部11と、光配線収容部12と、仕切り板13と、側板14と、複数のレール15と、トレイ16a,16bと、複数の光配線ガイド17と、複数の第1区分け部材18と、第2区分け部材19とを備えている。
架部11は、方向Zに沿って並んでいる複数の成端ユニット2が載置される部分である。架部11には、例えば図示しない複数の棚板が上下方向に沿って並んで設けられており、各棚板上に成端ユニット2が載置される。複数の棚板のそれぞれは、方向Yに沿ってスライド可能に設けられてもよい。
ここで、図5〜図7を用いて、成端ユニット2の機能及び構造について説明する。図5(a)は、成端ユニット2の正面側斜視図である。図5(b)は、成端ユニット2の背面側斜視図である。図6は、成端ユニット2の内部の一部を示す図である。図7は、架部11において最も下方に位置する成端ユニット2を示す図である。図5(a),(b)及び図6に示されるように、成端ユニット2は、筐体3と、筐体3の後端側に設けられる第1外部接続部4と、第1外部接続部4を覆う蓋部5と、方向Yにおける成端ユニット2の前端側に設けられる第2外部接続部6と、筐体3内に設けられる複数のコネクタ付き光ファイバ心線7とを備えている。
筐体3は、略直方体形状を呈しており、第2外部接続部6及びコネクタ付き光ファイバ心線7を収容している。筐体3は、方向Xに交差すると共にその右側に位置する側面3a(一側面)と、側面3aに対向する側面3bとを有している。側面3aには、方向Yに沿って延在するスリット部61と、スリット部61よりも下側に位置する複数の第1ねじ穴62と、スリット部61よりも上側に位置する複数の第2ねじ穴63とが設けられる。
スリット部61は、上下方向において側面3aの中央付近に位置する細長の開口であり、後述する固定部材71の移動をガイドするガイド部として機能する。方向Yにおけるスリット部61の一端は、側面3aの後端よりも前端側であり、且つ、側面3aの中心よりも後端側に位置する。方向Yにおけるスリット部61の他端は、側面3aの前端よりも後端側であり、且つ、側面3aの中心よりも前端側に位置する。方向Zに沿ったスリット部61の幅は、後述する固定部材71の開口部72a,72b,74a,74bの直径と同程度である。
第1ねじ穴62及び第2ねじ穴63のそれぞれは、後述する雄ねじ部材83が締結可能な雌ねじ部である。複数の第1ねじ穴62は、スリット部61に沿って1列に配列されている。隣り合う第1ねじ穴62同士は、所定の間隔をあけて設けられている。複数の第2ねじ穴63は、複数の第1ねじ穴62と同様に、スリット部61に沿って配列されている。複数の第2ねじ穴63によって形成される列は、上下2段になっている。方向Y,Zのそれぞれにおいて、隣り合う第2ねじ穴63同士は、複数の第1ねじ穴62と同様に、所定の間隔をあけて設けられている。なお、隣り合う第1ねじ穴62同士の間隔と、隣り合う第2ねじ穴63同士の間隔とは、互いに同一である。
筐体3の側面3a側からは、例えば融着架等から光配線架1へ延在する多心ケーブルMC1が、成端ユニット2内に導入される。多心ケーブルMC1内には複数の光ファイバ心線C1が収容されており、当該光ファイバ心線C1の一部は、多心ケーブルMC1から分離され、多心ケーブルMC1の外周被覆から取り出される。分離されたこれら光ファイバ心線C1は、例えば、可撓性を有するチューブにより周囲を覆われて、且つ、余長をもって筐体3内に収容されている。多心ケーブルMC1は、筐体3の側面3a側にてスリット部61に沿って移動可能な固定部材71によって固定される。図1に示されるように、各固定部材71が固定される位置は、架部11に載置される成端ユニット2の位置によって異なっている。固定部材71の構造については、後に詳述する。なお、チューブは、可撓性を有するものであることが好ましく、複数の管状部材が貫通方向に連なったもの、蛇腹形状のもの、スパイラルチューブ等であってもよい。チューブの材質は、例えばプラスチックまたは金属が挙げられるが、これらに限られない。
図5(a)に示されるように、固定部材71の位置によっては、多心ケーブルMC1から分離された光ファイバ心線C1は、その周囲を覆うチューブと共に筐体3から露出することがある。この場合、筐体3から露出した光ファイバ心線C1は、その周囲を覆うチューブと共に、筐体3の側面3aに取り付けられたカバー64によって収容される。カバー64は、固定部材71の移動を阻害しないように、当該固定部材71よりも下側に設けられている。カバー64の上端は、光ファイバ心線C1及びその周囲を覆うチューブを収容しやすいように、側面3aに対して離間して設けられている。また、カバー64の方向Yに沿った長さは、スリット部61の長さよりも大きい。このため、多心ケーブルMC1が固定部材71に固定されたとき、固定部材71の位置にかかわらず光ファイバ心線C1及びチューブが収容可能になっている。
ここで、図5(a)に加えて図8〜図10を用いて、成端ユニット2に多心ケーブルMC1を固定するための固定部材71の構造について説明する。図8(a),(b)は、筐体3に取り付けられる固定部材71を示す要部拡大図である。図9(a)は、固定部材71の一部を示す要部拡大図であり、図9(b)は、固定部材71の他部を示す要部拡大図である。図10(a)〜(c)は、多心ケーブルMC1が固定される固定部材71の各状態を示す要部拡大図である。図5(a)、図8(a),(b)、及び図10(a),10(c)に示されるように、固定部材71は、成端ユニット2において多心ケーブルMC1が固定される部材であり、筐体3の側面3aに取り付けられている。具体的には、固定部材71は、スリット部61に挿通される締結部材81,82と、第1ねじ穴62及び第2ねじ穴63のいずれかに締結される雄ねじ部材83とによって、筐体3の側面3aに取り付けられている。方向Zにおける固定部材71の上端の位置は、筐体3の上端位置と略同一になっている。
固定部材71は、方向Xにおいて互いに重なる第1プレート72と第2プレート73とを備えている。第1プレート72は、方向Xにおいて筐体3の側面3aと第2プレート73との間に位置する板状部材である。第1プレート72には、締結部材81が挿通される開口部72aと、締結部材82が挿通される開口部72bと、雄ねじ部材83が挿通される開口部72c〜72fと、開口部72gとが設けられる。
固定部材71が筐体3に取り付けられているとき、開口部72a,72bのそれぞれは、方向Xにおいて常にスリット部61に重なるように設けられる。また、開口部72c,72dのそれぞれは、方向Xにおいて第1ねじ穴62に重なるように設けられ、開口部72e,72fのそれぞれは、方向Xにおいて第2ねじ穴63に重なるように設けられる。方向Xから見て、開口部72c,72dの間隔と、開口部72e,72fの間隔とのそれぞれは、隣り合う第1ねじ穴62同士の間隔、及び隣り合う第2ねじ穴63同士の間隔と同一である。
第2プレート73は、固定部材71において最も外側に位置する板状部材であり、締結部材81,82及び雄ねじ部材83を介して筐体3に取り付けられる主部74と、主部74から方向Xに沿って突出すると共に多心ケーブルMC1が固定される固定部75とを備える。以下では、図8(a)及び図10(a)に示されるように固定部75が下端に位置する状態を第1姿勢状態とし、図8(b)及び図10(c)に示されるように固定部75が前端側に位置する状態を第2姿勢状態とする。また、図10(b)に示されるように固定部材71が雄ねじ部材83によって固定されていない状態を遷移可能状態とする。
主部74は、略矩形板状を呈する部材であり、第1プレート72の表面に重なるように設けられている。図9(a)に示されるように、主部74には、締結部材81が挿通される開口部74aと、締結部材82が挿通される開口部74bと、雄ねじ部材83が挿通される開口部74c,74dと、開口部74eとが設けられる。固定部材71が筐体3に取り付けられているとき、開口部74aは、常に開口部72aに重なるように設けられている。このため開口部74aは、固定部材71が筐体3に取り付けられているとき、方向Xにおいて常にスリット部61に重なる。
開口部74bは、方向Xから見て略円弧形状を呈している。具体的には、開口部74bは、開口部74aを中心として描かれた円弧の一部をなすように設けられている。また、固定部材71が筐体3に取り付けられているとき、開口部74bの一部は、常に開口部72bに重なるように設けられている。加えて、締結部材82が開口部74bに挿通されているとき、締結部材82は開口部74bの形状に沿って移動可能な大きさを有している。このため、開口部74a,74bに締結部材81,82がそれぞれ挿通されたとき、方向Xから見た締結部材81,82の間隔は、常に一定になっている。すなわち、第1姿勢状態、第2姿勢状態、及び遷移可能状態のそれぞれにおいて、方向Xから見た締結部材81,82の間隔は同一になる。本実施形態では、開口部74aの中心を中心点とし、且つ、開口部74bを円弧部分とした扇形を設定した場合、当該扇形の中心角は約90°である。
開口部74c,74dは、第1姿勢状態においては第1プレート72の開口部72c,72dにそれぞれ重なるように設けられる。また、開口部74c,74dは、第2姿勢状態においては第1プレート72の開口部72e,72fにそれぞれ重なるように設けられる。このため、開口部74c,74dの間隔は、隣り合う第1ねじ穴62同士の間隔、及び隣り合う第2ねじ穴63同士の間隔と同一である。開口部74eは、第1プレート72の開口部72gと略同一形状を有しており、第2姿勢状態にて開口部72gと重なる。
固定部75は、主部74の一端から方向Xに沿って突出し、多心ケーブルMC1が固定される部分である(図10(a),(c)を参照)。固定部75は、主部74の一部を折曲することによって形成されており、略矩形板状を呈している。このため、第2プレート73は、断面略L字形状を有している。固定部75の突出量は、例えば多心ケーブルMC1の外半径より大きく、外直径より小さい。固定部75には、複数の開口部75aが設けられる。図10(a),(c)に示されるように、固定部75に多心ケーブルMC1が固定される場合、開口部75aには、多心ケーブルMC1を固定部75に拘束するための拘束部材84が通過する。拘束部材84は、例えば紐状又は帯状を呈しており、多心ケーブルMC1と、固定部75において開口部75aを画成する先端部との両方に巻回可能な長さを有している。拘束部材84は、固定部材71と別部材となっているが、固定部材71に一体化していてもよい。
締結部材81,82のそれぞれは、例えばボルトナットであり、スリット部61に沿って移動可能に設けられている。締結部材81のボルトは、第1プレート72の開口部72aと、主部74の開口部74aと、スリット部61とを介して、筐体3の外側から内部に挿通されており、且つ、筐体3の内部にてナットに螺着されている。同様に、締結部材82のボルトは、第1プレート72の開口部72bと、主部74の開口部74bと、スリット部61とを介して、筐体3の外側から内部に挿通されており、且つ、筐体3の内部にてナットに螺着されている。このため、例えば図10(b)に示される遷移可能状態のように、雄ねじ部材83によって固定部材71が締結されていない場合、固定部材71は、締結部材81,82によって掛止されている。ここで、締結部材81,82のそれぞれは、側面3aと固定部材71とを強固に締結していない。このため遷移可能状態においては、固定部材71は、締結部材81,82に連動して方向Yに沿って移動可能になる。また、第2プレート73は、締結部材81を中心とし、且つ、締結部材82及び開口部74bに規制された範囲にて回動可能になる。すなわち、遷移可能状態においては固定部材71の姿勢も変更できる。例えば図10(a)〜(c)に示されるように、締結部材81,82を介して固定部材71を筐体3に取り付けたまま、固定部材71を第1姿勢状態から第2姿勢状態に変更できる。本実施形態では、第2プレート73の姿勢を約90°変更可能になっている。
雄ねじ部材83は、筐体3の外側から固定部材71を介して第1ねじ穴62又は第2ねじ穴63に締結される部材である。雄ねじ部材83が任意の第1ねじ穴62又は第2ねじ穴63に締結されることによって、方向Yにおける固定部材71の位置と、固定部材71の姿勢とを定めることができる。このため、雄ねじ部材83は、固定部材の位置及び姿勢を定める保持部材として機能する。加えて雄ねじ部材83を用いることによって、多心ケーブルMC1が固定部75に固定された後であっても、固定部材71の姿勢が変化することを良好に抑制できる。第1姿勢状態においては、一方の雄ねじ部材83は、開口部72c,74cに重なる第1ねじ穴62に締結され、他方の雄ねじ部材83は、開口部72d,74dに重なる第1ねじ穴62に締結される。また、第2姿勢状態においては、一方の雄ねじ部材83は、開口部72e,74cに重なる第2ねじ穴63に締結され、他方の雄ねじ部材83は、開口部72f,74dに重なる第2ねじ穴63に締結される。
図5〜図7に戻って、第1外部接続部4は、多心ケーブルが成端ユニット2に光接続される部分であり、光配線同士が融着された箇所を収容する融着トレイ4aを有している。本実施形態では、最も下方に位置する成端ユニット2以外の成端ユニット2には、多心ケーブルMCに収容される光ファイバ心線C1が第1外部接続部4内に導入されている。融着トレイ4a内では、多心ケーブルMC1から飛び出した光ファイバ心線C1と、複数のコネクタ付き光ファイバ心線7の一端とが、融着により光接続されている。上記融着は、成端ユニット2が架部11に載置された後に実施されてもよいし、成端ユニット2が架部11に載置される前に実施されてもよい。一方、最も下方に位置する成端ユニット2は、図7に示されるように、多心ケーブルMC1とは異なる多心ケーブル(以下、現地融着ケーブルMC2とする)に収容される光ファイバ心線C2が第1外部接続部4内に導入されている。現地融着ケーブルMC2から飛び出した光ファイバ心線C2は、最も下方に位置する成端ユニット2が架部11に載置された後に上記融着が実施される。
蓋部5は、第1外部接続部4を覆う蓋である。蓋部5は、着脱可能に筐体3に取り付けられている。
第2外部接続部6は、複数のコネクタ付き光ファイバ心線7の他端と、外部装置等(例えば、サーバ)に接続される光配線C3(第2光配線)の束(以下、光配線束Wbと呼称する)とを光接続させる部分である。第2外部接続部6は、互いに積層された複数のアダプタ群21と、各アダプタ群21を区分けすると共に保護する複数のカバー22とを備えている。各アダプタ群21は、筐体3内に収容される複数のコネクタ付き光ファイバ心線7と、筐体3の外側に位置する複数の光配線C3とをそれぞれ光接続するための複数のアダプタ23(外部接続用アダプタ)を有している。光配線束Wbを構成する各光配線C3は、筐体3の外側(方向Yにおける各アダプタ23の一端側)から接続されている。複数のコネクタ付き光ファイバ心線7は、筐体3の内側(方向Yにおける各アダプタ23の他端側)から接続されている。各アダプタ群21に含まれる複数のアダプタ23は、カバー22上において方向Xに沿って一列に並んでいる。
各カバー22は、対応するアダプタ群21の下方に位置すると共に、当該アダプタ群21と一体化している。各カバー22は、前後方向に沿って引き出し可能に設けられている。このため、カバー22の引き出しに連動して、対応するアダプタ群21が引き出される。また、カバー22は、各アダプタ23において外側の接続端を保護するカバー部24と、カバー部24を支持する支持部25,26とを有している。カバー部24は、支持部25,26に係止されて支持されている。また、カバー部24の後端は、方向Xに沿って延びる軸を支点として回動可能になっている。このため、カバー部24を引き出し、且つ、カバー部24に対する支持部25,26の係止状態を解除することにより、当該カバー部24を下方に回動させることができる。これにより、引き出されたアダプタ23における外側の接続端の周辺に位置するカバー部24を移動させることができるので、当該接続端に光配線C3を接続させやすくなる。なお、筐体3の他側面側に設けられる支持部26には、光配線束Wbを所定の方向に誘導するガイド26aが設けられている。
第2外部接続部6には、光配線C3以外の光配線が筐体3の外側から光接続されてもよい。例えば、互いに異なる成端ユニット2同士を接続するための光配線(クロスコネクト用光配線)が光接続されてもよい。互いに異なる成端ユニット2の組み合わせは、1つの光配線架1に載置された異なる成端ユニット2の組み合わせでもよいし、ある光配線架1に載置された成端ユニット2と、他の光配線架1に載置された成端ユニット2との組み合わせでもよい。
コネクタ付き光ファイバ心線7は、単心の光ファイバケーブルの集合体である。コネクタ付き光ファイバ心線7の一端は、束ねられて融着トレイ4a内に収容されており、上述したように多心ケーブルMC1に収容される光ファイバ心線C1に融着されている。また、コネクタ付き光ファイバ心線7の他端には光コネクタ7aが設けられており、当該光コネクタ7aはアダプタ23の他端側に接続されている。
図1〜図4に戻って、光配線収容部12は、方向Xにおいて架部11の隣に位置し、成端ユニット2に接続される光配線束Wb(図6を参照)の余長部分を収容する。光配線収容部12では、複数の光配線束Wbのそれぞれが、複数の第1区分け部材18及び第2区分け部材19によって区分けされている。図11は、光配線収容部12に光配線束Wbの余長部分が収容されている状態を示す写真である。図11に示されるように、光配線束Wbの余長部分は、例えばU字形状を呈するように垂れた状態で収容される。
仕切り板13は、方向Yにおいて光配線収容部12を前後に仕切るように設けられる板状部材である。仕切り板13は、例えば下枠部1a、鉛直枠部1b、及び上枠部1dによって固定されている。仕切り板13には、複数の開口13aと、複数の薄板状の支持部13b(第2支持部)と、ケーブル収容部13xとが設けられている。複数の開口13aは、例えば光配線が仕切り板13の表面(おもてめん)側から裏面側に向かう、もしくは当該光配線が仕切り板13の裏面側から表面側に向かうために設けられている。複数の開口13aは、方向Zに沿って一列に並ぶように設けられている。
支持部13bは、対応する成端ユニット2の支持部26(図6参照)から光配線収容部12へ延在する光配線束Wbを支持する板状部材である。支持部13bは、支持部26に対し方向Yに沿って並んで設けられており、本実施形態では支持部26の後方に設けられている。支持部13bは、カバー22とは別体であり、カバー22のスライド動作とは連動しない。一例では、支持部13bは仕切り板13の表面に取り付けられている。支持部13bは、開口13aよりも架部11側に設けられている。光配線束Wbによるカバー22のスライド動作の阻害を防ぐ観点から、支持部13b上には、光配線束Wbの余長部分が設けられる。
支持部13bは、光配線束Wbが置かれる平坦面を有しており、光配線束Wbを伸曲自在に支持する。また、支持部13bは平板状であるため、支持部13bの平坦面は、支持部13bの光配線収容部12側の縁まで延びている。言い換えると、支持部13bの光配線収容部12側の縁には、支持部26のガイド26aのような壁状部分が設けられていない。
再び図1〜図4に戻って、ケーブル収容部13xは、現地融着ケーブルMC2を収容する領域であり、例えば固定部材13dを介して仕切り板13の裏面に取り付けられている。ケーブル収容部13xは、例えば上枠部1dに設けられた開口1eを介して、下枠部1a付近から上枠部1dを超えるように方向Zに沿って延在している。
側板14は、方向Xにおいて光配線架1同士を仕切るように設けられる板状部材である。側板14は、光配線収容部12を挟んで架部11の反対側に位置しており、下枠部1aと、鉛直枠部1bもしくは仕切り板13とに固定されている。
複数のレール15は、仕切り板13の裏側に敷設される光配線をガイドする部材である。複数のレール15のそれぞれは、方向Xに沿って延在する略U字溝形状を呈している。各レール15の一端は鉛直枠部1bに取り付けられており、各レール15の他端は鉛直枠部1cに取り付けられている。レール15の上記一端と上記他端とは、互いに連結可能な形状を有している。このため、光配線架1を方向Xに沿って並べた場合、隣り合う光配線架1のレール15同士を連結できる。また、方向Yにおいて、仕切り板13及びケーブル収容部13xとレール15とは互いに離間している。このため、レール15上に敷設される光配線と、ケーブル収容部13x内の現地融着ケーブルMC2に収容される光ファイバ心線C2との接触を好適に抑制できる。
レール15は、方向Xに沿って延在している主部15aと、主部15aから分岐して延在している分岐部15bと、主部15aの一部が分断している分断部15cとを有している。分岐部15bは、主部15aから対応する開口13aに向かって方向Yに沿って延在している部分である。分断部15cは、方向Zに沿って一列に並ぶように、仕切り板13を挟んで光配線収容部12の裏側に設けられている。主部15aにおいて分断部15cを形成する部分は、下枠部1aに向かうように湾曲している。このような分断部15cが形成されることにより、仕切り板13の裏側に位置する光配線(例えば、クロスコネクト用光配線)を、複数のレール上に敷設可能にすると共に、当該光配線の余長部分を設けることができる。換言すると、仕切り板13を挟んだ光配線収容部12の後側には、光配線束Wb内の光配線C3とは異なる光配線の余長部分が収容される収容部S(第2光配線収容部)が設けられ得る。
トレイ16a,16bは、仕切り板13の裏側に位置する光配線の余長部分を載せる部材であり、仕切り板13の裏面に取り付けられている。トレイ16aは、方向Zにおいて最も下枠部1aに近いレール15の分断部15cと、下枠部1aとの間に設けられている。このため、トレイ16aには、分断部15cにて設けられる光配線の余長部分が載置可能になっている。また、トレイ16bは、方向Zにおいてケーブル収容部13xの下方領域と、下枠部1aとの間に設けられている。このため、トレイ16bには、ケーブル収容部13xから成端ユニット2へ延在する現地融着ケーブルMC2に収容される光ファイバ心線C2の余長部分が載置可能になっている。
図12は、クロスコネクト用光配線が敷設されている例を示す図である。図12に示される光配線架1において、方向Xにおいて最も端に位置する架を光配線架1Aとし、光配線架1Aに隣り合う架を光配線架1Bとする。図12には、レール15上に敷設されるクロスコネクト用光配線C11〜C13が示されている。クロスコネクト用光配線C11は、光配線架1Aの異なる成端ユニット2同士を光接続している。具体的には、クロスコネクト用光配線C11は、光配線架1Aにおいて最も上方に位置する成端ユニット2の第2外部接続部6と、光配線架1Aにおいて上から7番目に位置する成端ユニット2の第2外部接続部6とを光接続している。光配線架1Aの収容部Sには、クロスコネクト用光配線C11の余長部分が形成されている。また、クロスコネクト用光配線C12,C13は、光配線架1Aに載置された成端ユニット2と、光配線架1Bに載置された成端ユニット2とを光接続している。具体的には、クロスコネクト用光配線C12は、光配線架1Aにおける上から2番目の成端ユニット2と、光配線架1Bにおける上から5番目の成端ユニット2とを光接続している。一方、クロスコネクト用光配線C13は、光配線架1Aにおける下から2番目の成端ユニット2と、光配線架1Bにおける下から4番目の成端ユニット2とを光接続している。光配線架1Bの収容部Sでは、クロスコネクト用光配線C12の余長部分が形成されている。また、光配線架1Aのトレイ16a上には、クロスコネクト用光配線C13の余長部分が載置されている。
図1〜図4に戻って、複数の光配線ガイド17は、成端ユニット2の第2外部接続部6に接続される光配線を光配線収容部12に導く部材であり、支持部13bと光配線収容部12との間における仕切り板13の表面に取り付けられている。光配線ガイド17は、成端ユニット2に対応するように方向Zに沿って並んでいる。ここで、図13及び図14を用いて、光配線ガイド17の構造について説明する。図13は、光配線ガイド17の拡大斜視図であり、図14は、光配線ガイド17の一部を抜き出した図である。図13及び図14に示されるように、光配線ガイド17は、光配線収容部12に向かう光配線C3(例えば、光配線束Wb)を収容するガイド部32(第1ガイド部)と、仕切り板13の開口13aを通過する光配線(例えば、第2光配線であるクロスコネクト用光配線)を収容するガイド部31(第2ガイド部)と、光配線C3の方向Zにおける動きを規制する規制部33とを備えている。
ガイド部31は、仕切り板13の表面に取り付けられる部分である。より具体的には、ガイド部31は、仕切り板13において、対応する開口13a近傍の表面に取り付けられる部分である。ガイド部31は、方向Yに沿って延在する略U字溝形状を呈している。ガイド部31は、底部31aと、架部11側に位置する側壁部31bと、光配線収容部12側に位置する側壁部31cとを有している。ガイド部31において側壁部31bの少なくとも一部は、切り欠かれている。また、ガイド部31において側壁部31bが設けられない底部31aからは、方向Xに沿って架部11側に延在するスロープ部31dが設けられている。スロープ部31dは、方向Xにおいて底部31aから架部11に向かうにつれて下方に湾曲している。側壁部31bにおける前方の端部には、第2光配線をガイド部31へガイドするように湾曲した、光配線の位置を規制する湾曲板31eが設けられている。湾曲板31eは、方向Zから見て前方側に向かって湾曲した板状部材である。方向Zから見た湾曲板31eの曲率半径は、例えばガイド部31によってガイドされる光配線の許容曲げ半径よりも大きい。この場合、光配線における湾曲板31eに当接する部分が許容曲げ半径を超えて屈曲し、破損することを防止できる。
各ガイド部31の方向Yにおける長さは、一定ではなく、変化している。具体的には、方向Zにおいて下方に設けられる光配線ガイド17ほど、ガイド部31の方向Yにおける寸法が長くなっている。例えば、ガイド部32が方向Zにおいて互いに重ならないように、各ガイド部31の方向Yにおける寸法が調整されている。
ガイド部32は、方向Yにおけるガイド部31の先端に設けられている部分であり、ガイド部31と交差するように延在する略U字溝形状を呈している。ガイド部32は、底部32aと、ガイド部31側に位置する側壁部32b(壁部)と、底部32aを介して側壁部32bの反対側に位置する側壁部32cとを有している。底部32aは、方向Yから見て上側に向かって湾曲している。方向Yから見た底部32aの曲率半径は、例えば光配線束Wb内の光配線の許容曲げ半径よりも大きい。側壁部32bは、ガイド部31とガイド部32とを仕切るように設けられている。具体的には、側壁部32bは、底部31a,32aを仕切るだけでなく、スロープ部31dと底部32aとを仕切るように設けられている。側壁部32b,32cは、底部32aの形状に沿って設けられており、互いに略同一形状である。側壁部32bの架部11側にはスリット32dが設けられており、側壁部32cの光配線収容部12側にはスリット32eが設けられている。同様に、側壁部32cの架部11側にはスリット32fが設けられており、側壁部32cの光配線収容部12側にはスリット32gが設けられている。スリット32d,32fは、方向Yにおいて対向するように設けられ、スリット32e,32gは、方向Yにおいて対向するように設けられている。
規制部33,34のそれぞれは、ガイド部32に収容されている光配線束Wbの方向Zにおける動きを規制する部材である。規制部33は、スリット32d,32fに収容されるように設けられており、略四角枠形状を呈している。規制部33は、略U字形状を呈する本体部33aと、本体部33aの上端に取り付けられる棒状部材33bとを有している。本体部33aは、方向Xから見て略U字形状を呈するように、スリット32d,32fに収容されている。棒状部材33bの一端は、本体部33aにおける一方の上端部に回動可能に取り付けられており、棒状部材33bの他端は、本体部33aにおける他方の上端部に係止されている。例えば、棒状部材33bの他端が本体部33aにおける他方の上端部に設けられた溝に挿入されることによって、規制部33が枠形状を構成する。規制部33は、ガイド部32に固定されるための手段(例えば、爪部等)を有していることが好ましい。なお、規制部34は、規制部33と同様の機能及び形状を有しており、スリット32e,32gに収容されている。このため、規制部34は、略U字形状を呈する本体部34aと、本体部34aの上端に取り付けられる棒状部材34bを有している。方向Zにおける光配線束Wbの動きが規制されることにより、光配線束Wbが方向X及び方向Yに沿うこととなり、その結果、ガイド部32に沿う方向の光配線束Wbの動きが規制される。
ここで、規制部33の使用方法例を説明する。まず、規制部33における本体部33aをスリット32d,32f内に収容する。次に、本体部33aの底部上に光配線束Wbを収容する。このとき、棒状部材33bの他端の本体部33aへの係止状態を解除しておくことによって、光配線束Wbを本体部33aに容易に収容できる。次に、棒状部材33bを本体部33aに係止する。これにより、光配線束Wbが規制部33により画成される空間内に収容され、当該光配線束Wbの方向Zにおける動きを規制できる。なお、規制部34は、規制部33と同様の手法にて用いればよい。
規制部は、1つでもよいが、少なくとも2つあるとより好ましい。光配線束Wbに光配線を追加する、或いは減らす場合、規制部を解放した際に既に収容されている光配線束Wbが自重で移動して不測の応力がかからないように、光配線束Wbを保持しておくことが望ましい。このような場合に規制部が少なくとも2つあれば、一の規制部を解放しても他を解放しなければ引き続き光配線束Wbは保持され続けることができる。例えば、規制部が2つある場合、一方の規制部を外して一部の光配線を一方の規制部から外した後に、当該一方の規制部を係止して光配線束Wbを保持し、次いで他方の規制部を外して当該一部の光配線を他方の規制部から外すことで、当該一部の光配線を光配線束Wbから分離することができる。一方、分離しようとする光配線を除く光配線束Wbは係止された状態を保ち続けるため、不測の応力を加えずに済む。光配線を追加する際には、上記とは逆の手順で、一方の規制部を外し、追加すべき光配線も含めて光配線束Wbを一方の規制部で係止した後、他方の規制部の係止を解除し、追加すべき光配線も含めて光配線束Wbを他方の規制部で係止すればよい。
図15は、第1区分け部材の一部を抜き出した図である。図16は、側板14側から方向Yに沿って見た光配線収容部12の模式図である。図10にも示されるように、図15及び図16に示される各第1区分け部材18は、光配線収容部12内における光配線束Wbの位置を区分けする部材である。複数の第1区分け部材18は、光配線ガイド17に対応するように、光配線収容部12内にて方向Zに沿って並んで設けられている。図16に示されるように、方向Zにおいて下方に設けられる第1区分け部材18ほど、光配線ガイド17と同様に、方向Yにおいて前方に位置している。各第1区分け部材18は、仕切り板13の表面に取り付けられる第1区分け体41と、側板14に取り付けられる第2区分け体51とを有している。
第1区分け体41は、光配線収容部12内に収容される光配線束Wbにおいて、光配線ガイド17から光配線収容部12に導入される部分を区分けする部分である。第1区分け体41は、例えば第1棒状部材42及び第2棒状部材43によって構成されている。第1棒状部材42は、ねじ等の締結部材を介して仕切り板13の表面に締結されるフランジ部42aと、方向Xにおいてフランジ部42aの側板14側の端から方向Yに沿って延在する中間部42bと、中間部42bの前方先端から方向Yに交差すると共に側板14に向かって延びる区分け部42c(一方の第1区分け棒)とを有している。フランジ部42aと、中間部42bと、区分け部42cとは、例えば棒形状を呈する部材を屈曲することによって設けられる。フランジ部42aは、対応する光配線ガイド17の下方に締結されている。方向Zにおいて下方に設けられる中間部42bほど、方向Yに沿った寸法が長くなっている。本実施形態では、区分け部42cは、方向Xに沿って延在している。
第2棒状部材43は、中間部42bに接合されるフランジ部43aと、フランジ部43aにおける区分け部42c側の端から方向Yに交差する方向に延びる区分け部43b(他方の第1区分け棒)とを有している。フランジ部43aと区分け部43bとは、例えば棒形状を呈する部材を屈曲することによって設けられる。フランジ部43aは、例えば接着剤等を介して、中間部42bの側板14に対向する面に接合される。区分け部43bは、方向Yにおいて区分け部42cよりも仕切り板13側に位置しており、方向Yにおいて区分け部42cに離間している。
第1区分け体41は、対応する光配線ガイド17のガイド部32における光配線収容部12側の先端に連続的に接続されている。より具体的には、図13に示されるように、区分け部42cは、側壁部32cの光配線収容部12側の先端に連続的に接続されており、区分け部43bは、側壁部32bの光配線収容部12側の先端に連続的に接続されている。これにより、ガイド部32と区分け部42c,43bとが一体的に構成されるので、ガイド部32によってガイドされた光配線束Wbは、光配線収容部12内で第1区分け体41によって容易に区分けされる。
第2区分け体51は、光配線収容部12内に収容される光配線束Wbを区分けする部分であり、方向Xにおいて第1区分け体41に対向及び離間して設けられる。第2区分け体51は、例えば棒形状を呈する部材を略U字状に屈曲することによって設けられる。第2区分け体51は、側板14に接合される基部51aと、方向Yにおける基部51aの一端から第1区分け体41に向かって延在する区分け部51b(一方の第2区分け棒)と、方向Yにおいて基部51aの他端から第1区分け体41に向かって延在する区分け部51c(他方の第2区分け棒)とを有している。基部51aは、例えばねじ等を介して側板14に固定されている。基部51aの固定位置は、対応する第1区分け体41の方向Yにおける位置によって調整される。
区分け部51b,51cは、方向Yにおいて互いに離間して設けられる棒状部分である。区分け部51bは、方向Yにおいて区分け部51cよりも前方に位置している。区分け部51bは、方向Xにおいて、第1棒状部材42の区分け部42cに対向及び離間して設けられる。また、区分け部51cは、方向Xにおいて、第2棒状部材43の区分け部43bに対向及び離間して設けられる。なお、区分け部51bは区分け部42cの延長線上に設けられ、区分け部51cは区分け部43bの延長線上に設けられてもよい。
第2区分け部材19は、複数の光配線束Wbのそれぞれにおいて、光配線収容部12から外部に延在する部分を区分けする部材である。第2区分け部材19は、方向Yに沿って互いに離間して並んでいる複数の板状破片から構成される。第2区分け部材19は、側板14の上端付近に設けられる。
以上に説明した本実施形態に係る光配線架1によって得られる効果について説明する。本実施形態に係る成端ユニット2は、多心ケーブルMC1が固定される固定部材71を備え、固定部材71は、方向Yに沿って延在するガイド部であるスリット部61に沿って移動可能になるように筐体3の側面3aに取り付けられる。このため、複数のコネクタ付き光ファイバ心線7に融着接続された多心ケーブルMC1は、固定部材71に連動して方向Yに沿って移動可能になっている。この場合、架部11に成端ユニット2を載置した後であっても、架部11における固定部材71、及び固定部材71に連動する多心ケーブルMC1の位置を調整できる。したがって、各成端ユニット2が架部11に載置される位置及び順序を遵守しなくとも光配線架1の設営作業が可能になるので、光配線架1の設営作業の容易化及び簡略化が可能になる。
固定部材71は、筐体3に取り付けられる主部74と、主部74から突出すると共に多心ケーブルMC1が固定される固定部75とを備える。このため、例えば拘束部材84等を用いて、固定部75に多心ケーブルMC1を容易かつ安定して固定できる。
固定部材71は、側面3aに回動可能に取り付けられ、成端ユニット2は、方向Yにおける固定部材71の位置と、固定部材71の姿勢とを定める保持部材として機能する雄ねじ部材83を備える。このため、成端ユニット2が架部11に載置されているとき、及び成端ユニット2が架部11に載置されていないときのそれぞれにおいて、多心ケーブルMC1の位置及び姿勢を適切な状態に保持できる。例えば、多心ケーブルMC1が予め導入された成端ユニット2が架部11に載置されていない状態においては、固定部材71を筐体3の後端側に位置させると共に第1姿勢状態に保持する。この場合、多心ケーブルMC1において固定部材71に固定される部分及びその周辺部分を、筐体3の側面3aに沿って延在させることができる。これにより、当該成端ユニット2をコンパクトにまとめて梱包等をするため、筐体3に多心ケーブルMC1を巻き付けようとしたとき、多心ケーブルMC1において固定部材71及びその周辺の部分に荷重が集中することを抑制できる。したがって、梱包された多心ケーブルMC1の破損が抑制される。また、架部11に成端ユニット2を載置した後、固定部材71の位置を定めると共に第2姿勢状態に保持することによって、各成端ユニット2が架部11に載置される位置及び順序を気にすることなく光配線架1を設営できる。
成端ユニット2は、筐体3の側面3aに取り付けられ、多心ケーブルMC1から分離されると共に筐体3から露出する光ファイバ心線C1を収容するカバー64を備える。このため、筐体3から露出する光ファイバ心線C1が成端ユニット2からむき出しになることを防止できるので、当該光ファイバ心線C1の破損等を抑制できる。なお上記の例では、多心ケーブルMC1から分離された光ファイバ心線C1は、その周囲をチューブで覆われているが、外力に対して当該光ファイバ心線C1を保護するチューブの保護能力は必ずしも十分では無いため、カバー64によって更に強固に保護することが可能となる。
本発明による光配線架は、上述した実施形態に限られるものではなく、他に様々な変形が可能である。例えば、上記実施形態では、架部11において最も下方に位置する成端ユニット2が現地融着ケーブルMC2に収容される光ファイバ心線C2に光接続されているが、これに限られない。具体例としては、最も下方に位置する成端ユニット以外の成端ユニットが現地融着ケーブルMC2に収容される光ファイバ心線C2に光接続されてもよいし、全ての成端ユニット2が対応する多心ケーブルMC1に収容される光ファイバ心線C1に光接続されてもよい。
上記実施形態では、固定部材71は、第1プレート72を備えているが、これに限られない。固定部材は、第2プレート73のみを備えてもよい。この場合、当該固定部材の部品点数を低減できる。また、第1プレート72及び第2プレート73のそれぞれには、少なくとも2つ以上の雄ねじ部材83が挿通されるための開口部が設けられているが、これに限られない。例えば、第1プレート72には、第1姿勢状態にて雄ねじ部材83が挿通されるための開口部と、第2姿勢状態にて雄ねじ部材83が挿通されるための開口部とが1つずつ設けられ、且つ、第2プレート73には雄ねじ部材83が挿通されるための開口部が1つ設けられてもよい。この場合、第2ねじ穴63によってなされるスリット部61に沿った列を1列にしてもよい。
上記実施形態では、固定部材71が雄ねじ部材83によって締結されていないとき、第2プレート73の回動は締結部材82及び開口部74bによって規制されているが、これに限られない。例えば、第2プレート73に開口部74bが設けられず、且つ、締結部材82が用いられなくてもよい。この場合、固定部材71が雄ねじ部材83によって締結されていないとき、第2プレート73は、締結部材81を軸として回動自在になる。なお、上述したように固定部材が第2プレート73のみを備える場合、当該固定部材自体が締結部材81を軸として回動自在になる。
上記実施形態では、多心ケーブルMC1は固定部材71において主部74から突出する固定部75に固定されているが、これに限られない。例えば、第2プレート73は平板形状を呈しており、多心ケーブルMC1は、当該第2プレート73に固定されてもよい。この場合、第2プレート73には、拘束部材が通過するための開口部が設けられてもよいし、拘束部材が一体化していてもよい。
上記実施形態では、固定部材71の位置及び姿勢は、雄ねじ部材83にて保持されているが、これに限られない。換言すると、固定部材71の位置及び姿勢を保持する保持部材は、雄ねじ部材83に限られず、他の公知の部材であってもよい。
上記実施形態では、固定部材71の移動をガイドするガイド部としてスリット部61が筐体3に設けられているが、これに限られない。例えば、ガイド部として固定部材の移動をガイドするレールなどが設けられてもよい。この場合、締結部材81,82等は、ボルトナットではなく、他の公知の部材であってもよい。
上記実施形態では、光配線ガイド17に湾曲板31eが設けられているが、これに限られない。例えば、湾曲板31eは、仕切り板13の表面に取り付けられてもよい。また、湾曲板31eは、必ずしも設けられなくてもよい。例えば、一部の光配線ガイド17は、湾曲板31eを有さなくてもよい。
上記実施形態では、光配線ガイド17の数と、第1区分け部材18の数とは、互いに同一でもよいし、互いに異なってもよい。例えば、光配線ガイド17の数は成端ユニット2の数と同一であり、第1区分け部材18の数は成端ユニット2の数よりも少なくてもよい。
上記実施形態では、規制部33,34が設けられているが、これに限られない。例えば、規制部33,34のいずれか一方のみが設けられてもよい。もしくは、光配線ガイドには、規制部33,34以外の規制部が設けられてもよい。また、規制部33,34の形状は特に限定されない。例えば、規制部は、ガイド部32における側壁部32b,32cの一部であってもよい。
1…光配線架、1a…下枠部、1d…上枠部、1e…開口、2…成端ユニット、4…第1外部接続部、4a…融着トレイ、6…第2外部接続部、7…コネクタ付き光ファイバ心線、7a…光コネクタ、11…架部、12…光配線収容部、13…仕切り板、13a…開口、13b…支持部、13x…ケーブル収容部、14…側板、15…レール、15a…主部、15b…分岐部、15c…分断部、17…光配線ガイド、18…第1区分け部材。19…第2区分け部材、21…アダプタ群、22…カバー、23…アダプタ(外部接続用アダプタ)、26…支持部、31…ガイド部、31a…底部、31b,31c…側壁部、31d…スロープ部、31e…湾曲板、32…ガイド部、32b,32c…側壁部(壁部)、33…規制部、41…第1区分け体、42…第1棒状部材、42c…区分け部、43…第2棒状部材、43b…区分け部、51…第2区分け体、61…スリット部、62…第1ねじ穴、63…第2ねじ穴、64…カバー、71…固定部材、72…第1プレート、72a〜72g…開口部、73…第2プレート、74…主部、74a〜74e…開口部、75…固定部、81,82…締結部材、83…雄ねじ部材(保持部材)、84…拘束部材、C1,C2…光ファイバ心線、C3…光配線、C11〜C13…クロスコネクト用光配線、MC1…多心ケーブル、MC2…現地融着ケーブル、S…収容部、Wb…光配線束。

Claims (4)

  1. 光配線架の架部に載置される成端ユニットであって、
    筐体と、
    前記筐体内に設けられ、前記光配線架の外部から導入される多心ケーブルに融着接続される複数の光配線と、
    第1方向に沿って一列に並んで設けられ、前記複数の光配線が前記筐体の内側から各々接続される複数の外部接続用アダプタと、
    前記第1方向に交差する前記筐体の一側面に設けられ、前記第1方向に交差する第2方向に沿って延在するガイド部と、
    前記筐体の前記一側面に取り付けられ、前記多心ケーブルが固定される固定部材と、
    を備え、
    前記固定部材は、前記ガイド部に沿って移動可能に取り付けられている、
    成端ユニット。
  2. 前記固定部材は、前記筐体に取り付けられる主部と、前記主部から突出すると共に前記多心ケーブルが固定される固定部とを備える、請求項1に記載の成端ユニット。
  3. 前記固定部材は、前記一側面に回動自在に取り付けられ、
    前記第2方向における前記固定部材の位置と、前記固定部材の姿勢とを定める保持部材をさらに備える、請求項1又は2に記載の成端ユニット。
  4. 前記多心ケーブルから分離されると共に前記筐体から露出する光ファイバ心線を収容するカバーをさらに備え、
    前記カバーは、前記筐体の前記一側面に取り付けられる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の成端ユニット。
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