JP5035734B2 - 光配線用パネル内の配線方法 - Google Patents

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本発明は、光配線用のパネル内で複数本の光ファイバコードを配線する光配線用パネル内の配線方法に関する。
屋内外において光ファイバケーブルの接続や分岐を行うための光成端架では、複数本の光ファイバコードが配線される光配線用パネルがラックに積層されて収容されている。このような光配線用パネルは、ラックに対して前方にスライドさせて引き出し可能とされている。光配線用パネルの内部では、例えば、融着トレイで融着された光ファイバコードが、パネル前方側に複数設けられたアダプタに接続されるようになっている。融着トレイからアダプタまでの間のスペースには、余長収納部が設けられ、余長収納部では、光ファイバコードを円周状に周回させて巻き付けられて収納される(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開2005−148327号公報 特開2003−329845号公報 特開2008−64912号公報
多数本の光ファイバコードの余長を、円周状に周回させて巻き付けると、同じ円周部分で配線ラインが重複する。すると、光ファイバコード同士が上下左右に重なったり、絡まったりするため、これらの光ファイバコードの判別が難しくなってしまう。
また、配線作業やメンテナンス作業のために、任意の光ファイバコードを取り出す場合、他の光ファイバコードも一緒に巻き付け箇所から外さなければならず、作業性、メンテナンス性が良くなかった。
本発明の目的は、光配線用パネル内で、複数本の光ファイバコードを配線作業性及びメンテナンス性良く配線することが可能な光配線用パネル内の配線方法を提供することにある。
上記課題を解決することのできる本発明の光配線用パネル内の配線方法は、光ファイバコードのコネクタが接続されるアダプタを左右に複数配列したアダプタパネルを前方に備えた光配線用のパネル内に、複数本の光ファイバコードを配線する方法であって、
複数本の前記光ファイバコードを前記パネルの奥側から前記アダプタパネルに向けて案内し、前記アダプタパネルの左右方向中央の近傍で前記パネルの奥側に向けて湾曲させて案内するとともに、複数本の前記光ファイバコードを左右2つの群に分岐させて、右の群を前記パネル内の右側に案内し、左の群を前記パネル内の左側に案内し、前記右の群の光ファイバコードを蛇行させて前記右の群のコネクタを前記アダプタパネルの左側のアダプタに接続し、前記左の群の光ファイバコードを蛇行させて前記左の群のコネクタを前記アダプタパネルの右側のアダプタに接続することを特徴とする。
また、本発明の光配線用パネル内の配線方法において、前記光ファイバコードは、複数本の光ファイバが一体に束ねられた束ね部と、束ね部から単心に分岐させる分岐部と、単心に分岐されて端部にコネクタを有する複数の単心部とを有するファンアウトコードの形態をなし、前記単心部のそれぞれの光ファイバコードのコネクタを前記アダプタパネルのアダプタに接続することが好ましい。
また、本発明の光配線用パネル内の配線方法において、複数本の前記光ファイバコードを、前記束ね部の箇所で左右2つの群に分岐させて、それぞれの群において前記分岐部を、左右それぞれの箇所で前記パネル内の分岐部固定部品に1列ずつ固定することが好ましい。
また、本発明の光配線用パネル内の配線方法において、前記右の群と前記左の群を、前記パネル内で前記アダプタパネルに対して左右対称に配置されたコード固定部品に固定することが好ましい。
また、本発明の光配線用パネル内の配線方法において、融着トレイを、複数本の前記光ファイバコードを左右2つの群に分岐させた箇所の上方に重なる位置に設置して、
前記光ファイバコードと、前記パネルの奥側から前記パネル内に導入した前記導入側光ファイバとを融着接続し、その融着部を前記融着トレイ内に収容することが好ましい。
本発明の光配線用パネル内の配線方法によれば、光ファイバコードを周回させて巻き付けることをせず、蛇行させて配線するので、光ファイバコードの配線ラインが交差することはあっても同一方向に重複することがない。そのため、光ファイバコードの判別の容易化を図ることができる。また、光ファイバコード同士の絡まりを防止することができ、個別の光ファイバコードを容易に取り出すことができる。さらに、光ファイバコードを左右の群に分けてそれぞれ別の配線ラインで配線するので、視覚的に左右に分けて判別しやすくなり、さらに、配線ラインの光ファイバコードの数が半減し、光ファイバコードの判別や取り出しのさらなる容易化を図ることができる。つまり、光配線用パネル内で、複数本の光ファイバコードを、配線作業性及びメンテナンス性良く配線することができる。
光ファイバコードが配線される光配線用パネルの一例を示す正面、上面及び背面からの三面図である。 本発明の配線方法によって光ファイバコードが配線された光配線用パネルの一例を示す平面図である。 融着トレイを上方へ回動させた状態における光ファイバコードが配線された光配線用パネルの一例を示す平面図である。
以下、本発明に係る光配線用パネル内の配線方法の実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1に示すように、光配線用パネル11は、例えば、アルミ板材等より形成され、例えば、ラック(図示省略)に積層状態に配列されて収容される。
この光配線用パネル11は、ラックに固定された支持トレイ21に保持されている。支持トレイ21は、底板22と、この底板22の左右両側部に立設された側板23とを有している。この支持トレイ21の側板23には、側方へ突出するブラケット24が設けられており、支持トレイ21をラックに収容した状態において、ブラケット24をラックの支柱(図示省略)等に固定することにより、支持トレイ21がラックに固定される。また、この支持トレイ21には、その後方側に、ケーブル導入部25が設けられている。なお、この支持トレイ21の奥側には、底板22から立設された後壁26が設けられている。
光配線用パネル11は、パネル底板31を有しており、このパネル底板31の左右両側には、側板32が立設されている。そして、この光配線用パネル11は、支持トレイ21内に配置され、この支持トレイ21に対して前後方向へスライド可能とされている。
また、この光配線用パネル11には、前方側に、幅方向へわたって配置されたアダプタパネル34が立設されている。このアダプタパネル34には、上下2段に配置された複数のアダプタ35が幅方向へ配列されて支持されている。
また、光配線用パネル11には、アダプタパネル34よりも後方側である奥側に、融着トレイ36が配置されている。この融着トレイ36は、奥側がパネル底板31に対して回動可能に連結されている。この融着トレイ36は、硬質樹脂から形成されたものであり、トレイ本体36aの上部にカバー36bが装着されている。このカバー36bは、トレイ本体36aに対して、その奥側において回動可能に連結されている。このカバー36bの前方側を上方へ引き上げることにより、トレイ本体36aが開放される。この融着トレイ36は、パネル底板31との間に隙間をあけて配置されており、このパネル底板31と融着トレイ36との隙間が、光ファイバコードの配線スペースとされている。なお、この融着トレイ36には、光信号を分岐する光スプリッタが収容されていても良い。
光配線用パネル11のパネル底板31には、左右対称位置である幅方向の両側部近傍位置及び左右中央位置に、コード固定部品41が設けられている。また、光配線用パネル11のパネル底板31には、左右対称位置である融着トレイ36の両側部近傍位置に、それぞれ分岐部固定部品42が設けられている。
図2に示すように、光配線用パネル11の内部には、複数本(例えば12本)の光ファイバコード1が配線される。この光ファイバコード1は、例えば、複数本の光ファイバが一体に束ねられた構造を有する束ね部2と、束ね部2から単心に分岐させる分岐部3と、この分岐部3から先の単心部4とを有するファンアウトコードの形態とされている。束ね部2は、例えば、4心テープ心線がさらに樹脂被覆で覆われたものである。単心部4とされた光ファイバコード1の先端部に、コネクタ5が接続されている。それぞれの光ファイバコード1の先端部のコネクタ5は、光配線用パネル11のアダプタパネル34に支持されたアダプタ35に接続される。また、光ファイバコード1は、その他端部(束ね部2の端部)が融着トレイ36内へ、その右側から導かれる。
また、光配線用パネル11の奥側には、光ファイバコード1とは別の導入側光ファイバ6が配線される。この導入側光ファイバ6は、例えば、4心テープ心線を数本ずつまとめてチューブ内に収めたものが複数本、結束材7によって束ねられている。この導入側光ファイバ6は、支持トレイ21の後方側において、ケーブル導入部25から導入されているケーブルに内蔵されていたものを、支持トレイ21内部で分離したものである。これらの導入側光ファイバ6は、それぞれの端部が融着トレイ36へ、その左側から導かれ、融着トレイ36内において、光ファイバコード1の光ファイバと融着されて光接続される。なお、導入側光ファイバ6を内蔵するケーブルは、ケーブル導入部25に設けられた締結部25aに固定されており、抗張力線6aを有している場合には、抗張力線6aも締結部25aに固定されている。
次に、上記の光配線用パネル11へ光ファイバコード1を配線する方法について、図3を参照して説明する。
図3に示すように、光ファイバコード1は、光配線用パネル11の奥側から光配線用パネル11内に導入した導入側光ファイバ6と融着接続し、その融着部を融着トレイ36内に収容する。なお、光配線用パネル11は、支持トレイ21に対してスライドされるので、導入側光ファイバ6は、支持トレイ21に対する光配線用パネル11のスライドを円滑に行うことができるように、十分な長さを確保する。
上記のように、導入側光ファイバ6と光ファイバコード1とを融着接続したら、融着トレイ36から光配線用パネル11の右側へ引き出されている複数本の光ファイバコード1を光配線用パネル11内に配線する。
なお、融着トレイ36は、その下方側の配線スペースへ光ファイバコード1を配線するため、パネル底板31に対して上方へ回動させて持ち上げておく。
図3に示すように、融着トレイ36から光配線用パネル11の右側へ引き出されている複数本の光ファイバコード1の束ね部2の部分を、まず、光配線用パネル11の奥側から前方側のアダプタパネル34に向けて案内する(図3中A部参照)。このとき、この光ファイバコード1の束ね部2を、パネル底板31の右側部近傍位置に配置されたコード固定部品41に係合させて保持させる。
次に、この複数本の光ファイバコード1を、アダプタパネル34の左右方向中央の近傍で光配線用パネル11の奥側に向けて湾曲させて案内するとともに複数本の光ファイバコード1の束ね部2を左右2つの群2a,2bに分岐させる(図3中B部参照)。このとき、この光ファイバコード1の束ね部2の分岐部分を、パネル底板31の幅方向中央位置に配置されたコード固定部品41に係合させて保持させる。
さらに、右の群2aを、光配線用パネル11内の右側に案内し、左の群2bを光配線用パネル11内の左側に案内する(図3中C1,C2部参照)。このとき、それぞれの群2a,2bにおいて単心部4となる分岐部3を、融着トレイ36の両側部近傍位置に配置された分岐部固定部品42に1列ずつ固定する。
その後、右の群2aの光ファイバコード1を、互いに巻き付けることなくS字状に蛇行させて先端のコネクタ5をアダプタパネル34の左側に支持されたアダプタ35に接続する。具体的には、右の群2aを、光配線用パネル11の右側近傍で前方側へ湾曲させ(図3中D1部参照)、さらに、光配線用パネル11の奥側へ湾曲させ(図3中E1部参照)、その後、単心にばらけさせながら光配線用パネル11の奥側から光配線用パネル11の前方側のアダプタパネル34へ向かって導き(図3中F1部参照)、それぞれのコネクタ5を左側に配列されたアダプタ35に接続する。このとき、光配線用パネル11の右側近傍で前方側へ湾曲させた群2aを、パネル底板31の右側部近傍位置に配置されたコード固定部品41に係合させて保持させる。また、蛇行させて配線する配線箇所は、光ファイバコード1をコードクランパ43によってパネル底板31へ適宜固定する。
右の群2aと同様に左の群2bの光ファイバコード1を、互いに巻き付けることなくS字状に蛇行させて先端のコネクタ5をアダプタパネル34の右側に支持されたアダプタ35に接続する。具体的には、左の群2bを、光配線用パネル11の左側近傍で前方側へ湾曲させ(図3中D2部参照)、さらに、光配線用パネル11の奥側へ湾曲させ(図3中E2部参照)、その後、単心にばらけさせながら光配線用パネル11の奥側から光配線用パネル11の前方側のアダプタパネル34へ向かって導き(図3中F2部参照)、それぞれのコネクタ5を右側に配列されたアダプタ35に接続する。このとき、光配線用パネル11の左側近傍で前方側へ湾曲させた群2bを、パネル底板31の左側部近傍位置に配置されたコード固定部品41に係合させて保持させる。また、蛇行させて配線する配線箇所は、光ファイバコード1をコードクランパ43によってパネル底板31へ適宜固定する。
上記のようにして、光ファイバコード1を配線したら、融着トレイ36を下方に回動させてパネル底板31に沿うように配置させる。これにより、融着トレイ36を、複数本の光ファイバコード1を左右2つの群2a,2bに分岐させた箇所の上方に重なる位置に設置する。このように、光配線用パネル11内の左右方向中央の光ファイバコード1の蛇行配線箇所に重なるように融着トレイ36を設置すれば、光配線用パネル11内の平面方向の大きさを小型化することができる。また、光ファイバコード1を左右の群2a,2bに分けたことにより、アダプタパネル34へ導かれる光ファイバコード1の単心部4は、融着トレイ36が配置された中央部分を避けてアダプタパネル34へ導かれることとなる。これにより、融着トレイ36の中央部における前方側には、アダプタパネル34へ導かれる単心部4のない空間部(図2中S部参照)が形成される。したがって、融着トレイ36のカバー36bの前方側を上方へ引き上げてトレイ本体36aを開いたり、融着トレイ36を上方へ回動させる際に、光ファイバコード1に指が引っ掛かるような不具合をなくすことができる。
上記実施形態に係る光配線用パネル内の配線方法によれば、光ファイバコード1を周回させて巻き付けることをせず、蛇行させて配線するので、光ファイバコード1の配線ラインが交差することはあっても同一方向に重複することがなく、よって、光ファイバコード1の判別の容易化を図ることができる。また、光ファイバコード1同士の絡まりを防止することができ、個別の光ファイバコード1を容易に取り出すことができる。さらに、光ファイバコード1を左右の群2a,2bに分けてそれぞれ別の配線ラインで配線するので、視覚的に左右に分けて判別しやすくなり、さらに、配線ラインの光ファイバコード1の数が半減し、光ファイバコード1の判別や取り出しのさらなる容易化を図ることができる。
特に、ファンアウトコードの形態では、単心部4で多数本の光ファイバコード1に分岐されているため、光ファイバコード1を周回させて巻き付ける配線方法では特に絡まりやすいなどの問題が生じやすかったが、上記の実施形態の配線方法によって、ファンアウトコードの形態であっても光ファイバコード1の判別や取り出しの容易化を図ることができる。また、複数本の光ファイバコード1を、束ね部2の箇所で左右2つの群2a,2bに分岐させて、それぞれの群2a,2bにおいて単心部4に分岐する分岐部3を左右それぞれの箇所で光配線用パネル11内の分岐部固定部品42に1列ずつ固定するので、ファンアウトコードにおける光ファイバコード1の識別性と配線作業性を向上させることができる。
一つの光配線用パネル11内に実装するファンアウトコード形態の光ファイバコード1としては、コネクタ5が付いた単心部4のコード長が全て同等のものを使用するのが一般的である。このため、この光ファイバコード1を光配線用パネル11内に配線する場合、アダプタパネル34のアダプタ35の位置の違い等による単心部4での配線長のばらつきを配線経路内で吸収する必要がある。
従来では、単心部4を周回させて巻き付けることにより配線長のばらつきを吸収しているため、単心部4をまとめて巻き付けて配線すると、配線済みの単心部4に、別の単心部4が重なり、単心部4の線番識別を行って1本ずつ個別配線することが困難となる。これに対して、本実施形態では、光ファイバコード1の単心部4が重なることなく配線されるので、1本ずつ容易に個別配線することができる。
また、狭いスペースで光ファイバコード1を巻き付け配線して収納しようとすると、光ファイバコード1の曲げ癖によるコードの跳ね上がり等により作業性が悪化するが、本実施形態のように、S字状に蛇行させて配線する方法では、曲げ癖を気にせず容易に配線することができ、配線作業性を大幅に向上させることができる。
さらに、巻き付け配線であると、例えば、配線メンテナンスを行う際に、一旦、巻き付けて収容した光ファイバコード1の全てを取り出さなければメンテナンス対象の光ファイバコード1を取り出すことができないが、本実施形態によれば、S字状に蛇行させて配線するので、配線メンテナンスを行う際に、メンテナンス対象の光ファイバコード1のみを容易に取り出すことができ、これにより、配線メンテナンス作業の容易化を図ることができる。
また、右の群2aと左の群2bを、光配線用パネル11内でアダプタパネル34に対して左右対称に配置されたコード固定部品41に固定するので、光ファイバコード1の配線長さを左右の群2a,2bで揃えることができ、任意の光ファイバコード1が左右どちらの群2a,2bに分岐されても長さを揃え易くすることができる。さらには、支持トレイ21へのケーブル導入位置を左右どちらとする場合でも、ケーブル導入部25の位置を変更するのみで済み、光配線用パネル11の構造を変更する必要がなく、共通に使用することが可能となる。
1:光ファイバコード、2:束ね部、2a,2b:群、3:分岐部、4:単心部、5:コネクタ、6:導入側光ファイバ、11:光配線用パネル、34:アダプタパネル、35:アダプタ、36:融着トレイ、41:コード固定部品、42:分岐部固定部品

Claims (5)

  1. 光ファイバコードのコネクタが接続されるアダプタを左右に複数配列したアダプタパネルを前方に備えた光配線用のパネル内に、複数本の光ファイバコードを周回させて巻き付けることなく配線する方法であって、
    複数本の前記光ファイバコードを前記パネルの奥側から前記アダプタパネルに向けて案内し、前記アダプタパネルの左右方向中央の近傍で前記パネルの奥側に向けて湾曲させて案内するとともに、複数本の前記光ファイバコードを左右2つの群に分岐させて、右の群を前記パネル内の右側に案内し、左の群を前記パネル内の左側に案内し、前記右の群の光ファイバコードを蛇行させて前記右の群のコネクタを前記アダプタパネルの左側のアダプタに接続し、前記左の群の光ファイバコードを蛇行させて前記左の群のコネクタを前記アダプタパネルの右側のアダプタに接続することを特徴とする光配線用パネル内の配線方法。
  2. 請求項1に記載の光配線用パネル内の配線方法であって、
    前記光ファイバコードは、複数本の光ファイバが一体に束ねられた束ね部と、束ね部から単心に分岐させる分岐部と、単心に分岐されて端部にコネクタを有する複数の単心部とを有するファンアウトコードの形態をなし、前記単心部のそれぞれの光ファイバコードのコネクタを前記アダプタパネルのアダプタに接続することを特徴とする光配線用パネル内の配線方法。
  3. 請求項2に記載の光配線用パネル内の配線方法であって、
    複数本の前記光ファイバコードを、前記束ね部の箇所で左右2つの群に分岐させて、それぞれの群において前記分岐部を、左右それぞれの箇所で前記パネル内の分岐部固定部品に1列ずつ固定することを特徴とする光配線用パネル内の配線方法。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載の光配線用パネル内の配線方法であって、
    前記右の群と前記左の群を、前記パネル内で前記アダプタパネルに対して左右対称に配置されたコード固定部品に固定することを特徴とする光配線用パネル内の配線方法。
  5. 請求項1から4の何れか一項に記載の光配線用パネル内の配線方法であって、
    融着トレイを、複数本の前記光ファイバコードを左右2つの群に分岐させた箇所の上方に重なる位置に設置して、
    前記光ファイバコードと、前記パネルの奥側から前記パネル内に導入した導入側光ファイバとを融着接続し、その融着部を前記融着トレイ内に収容することを特徴とする光配線用パネル内の配線方法。
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