JP5671756B2 - 光配線用パネル - Google Patents

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本発明は、光配線用のパネル内で複数本の光ファイバコードを配線する光配線用パネルに関する。
屋内外において光ファイバケーブルの接続や分岐を行うための光成端架では、キャビネットの前面にスライド動作により引き出し可能である台板を積層し、それぞれ通信機器や通信線を収納してユニットを形成している。そして、通信機器を搭載した通信用ユニットの上部または下部に、通信機器間を配線する通信線を収納する余長収納ユニットを配置し、通信機器の設置や配線、保守等の作業時に、通信用ユニットをキャビネットの前面に引き出すため、通信機器に接続されている通信線の余長分を余長収納ユニットに収納している(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−117497号公報
光成端架では、光コネクタを接続するためのアダプタパネルの直下やパネル取り付けのための支柱間に別の配線専用パネルを設置するのが一般的であるが、配線専用パネルを設置すると、光成端架のコストアップを招くとともに、重量が嵩んでしまう。
また、配線専用パネルを設ける場合、光成端架本体寸法や光成端架内にパネルを取り付けるための支柱位置関係等、パネルを設置する光成端架本体の仕様を逐一調査及び確認する必要がある。このため、光成端架内の配線設計に大きな手間が掛かる上、配線専用パネルの選定ミスや設計不良等を生じるリスクもあった。
また、配線専用パネルを無理に取り付けるために、支柱を跨いで配線を行ったりすると、配線を安全に保護することができないおそれがある。
本発明の目的は、光成端架のコストを抑えつつ軽量化を図るとともに、配線設計を的確かつ良好に行って、配線を安全に保護することが可能な光配線用パネルを提供することにある。
上記課題を解決することのできる本発明の光配線用パネルは、パネル本体の内部に収容される複数本の1次側配線の光コネクタが接続される複数のアダプタが左右に複数配列されたアダプタパネルを前記パネル本体の前面に備え、前記アダプタに対して前記パネル本体の手前側から2次側配線の光コネクタが接続される光配線用パネルであって、
前記アダプタパネルの左右に配線路が設けられ、前記2次側配線が前記配線路に通されて前記パネル本体の背面側へ配線されることを特徴とする。
本発明の光配線用パネルにおいて、前記パネル本体内の前記1次側配線が配線される配線スペースと前記2次側配線が配線される配線路とを仕切る仕切り板が設けられていることが好ましい。
本発明の光配線用パネルにおいて、前記パネル本体は、前記1次側配線が収容される配線スペースのみを覆う上部カバーを有することが好ましい。
本発明の光配線用パネルにおいて、前記パネル本体の前面側には、前記アダプタパネルに光コネクタが接続される2次側配線を受ける受け部材が着脱可能に設けられていることが好ましい。
本発明の光配線用パネルによれば、アダプタに光コネクタが接続された2次側配線を配線路へ通してパネル本体の背面側へ配線させることができ、配線を安全に保護することができる。また、配線を収納する配線専用パネルを別個に設置する場合と比較して、光成端架のコストを抑えつつ軽量化を図るとともに、配線設計を的確かつ良好に行うことができる。さらには光成端架内のスペースを有効に利用できるため、光配線用パネルをより多く搭載できる。
本発明に係る光配線用パネルの第1実施形態を示す(a)A−A矢視図、(b)上面、(c)背面及び(d)側面からの四面図である。 図1の光配線用パネルに着脱される受け部材を示す(a)正面、(b)上面及び(c)側面からの三面図である。 第2実施形態に係る光配線用パネルを示す平面図である。 第3実施形態に係る光配線用パネルを示す平面図である。
以下、本発明に係る光配線用パネルの実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態に係る光配線用パネルについて説明する。
図1に示すように、光配線用パネル11Aは、例えば、鉄板材、アルミ板材等より形成され、例えば、ラック(図示省略)に積層状態に配列されて収容される。
この光配線用パネル11Aは、ラックに固定されるパネル本体21を有している。パネル本体21は、底板22と、この底板22の左右両側部に立設された側板23とを有している。側板23には、側方へ突出するブラケット24が設けられており、このパネル本体21をラックに収容した状態において、ブラケット24をラックの支柱(図示省略)等に固定することにより、光配線用パネル11Aがラックに固定される。また、パネル本体21の奥側には、底板22から立設された後壁26が設けられている。
光配線用パネル11Aは、パネル本体21の前方側に、幅方向へわたって配置されたアダプタパネル34が立設されている。このアダプタパネル34には、12個のアダプタ35が左右方向へ配列されて固定されている。これらのアダプタ35は、それぞれ上下に接続部35aを有しており、アダプタパネル34に、左右6個ずつ分けて配置されて左右のアダプタ群35R,35Lとされている。これらのアダプタ35の接続部35aには、アダプタパネル34の表裏両面側から光コネクタ3,4が接続される。
また、パネル本体21の底板22には、側板23に沿って仕切り板41が立設されている。これらの仕切り板41は、側板23に対して隙間をあけて配置されており、アダプタパネル34の両端からパネル本体21の奥側へ向かって延在されている。これにより、パネル本体21には、アダプタパネル34の左右に、パネル本体21の手前側から奥側へ繋がる配線路43が設けられている。そして、パネル本体21の内部は、仕切り板41によって、内側のスペースからなる1次側配線が配線される配線スペース45と、仕切り板41の外側のスペースからなる2次側配線が配線される配線路43とに区画されている。
配線路43を形成する仕切り板41は、パネル本体21の奥行き方向の途中である略中間部分まで延在されている。また、側板23には、その上縁をパネル本体21の内側へ折り返すことにより、配線路43の上部に張り出された係合片23aが設けられている。
また、パネル本体21には、その上方から上部カバー48が取り付けられている。この上部カバー48は、1次側配線が収容される配線スペース45のみを覆うようにパネル本体21に装着されている。
また、パネル本体21の前面折り返し部には、受け部材51が取り付けられている。図2に示すように、受け部材51は、パネル本体21の底板22と略同一面内に配置される底板部52と、この底板部52の手前において上方へ立設された前面板部53とを有している。また、この受け部材51は、底板部52と前面板部53との隅部に、コードガイド54が設けられている。これらのコードガイド54は、受け部材51の幅方向に間隔をあけて配置されている。また、受け部材51の前面板部53には、合成樹脂製の前面カバー55が取り付けられており、前面板部53に形成された凹部56が前面カバー55によって覆われている。
この受け部材51には、固定孔57を有する取付片部58が形成されている。そして、この受け部材51は、この取付片部58をパネル本体21の前面折り返し部の両側部に配置させた状態で、パネル本体21の前面折り返し部にあるネジ穴59へ固定ネジ(図示せず)を挿し込み、係合させることにより、パネル本体21の前面折り返し部に装着される。また、受け部材51は、パネル本体21の前面折り返し部にあるネジ穴59への係合を解除させて固定ネジ(図示せず)を抜き取ることにより、パネル本体21から取り外される。このように、受け部材51は、パネル本体21に対して着脱可能である。
また、パネル本体21には、配線スペース45内におけるアダプタパネル34よりも後方側である奥側に、融着トレイ36が配置されている。融着トレイ36は、硬質樹脂から形成されたものであり、上中下3段に設けられている。上中下の融着トレイ36は、奥側において互いに回動可能に連結されている。また、上段の融着トレイ36には、上部にカバー36aが装着されており、カバー36aは、その奥側において上段の融着トレイ36に対して回動可能に連結されている。そして、カバー36aの前方側を上方へ引き上げることにより、上段の融着トレイ36が開放される。また、上段の融着トレイ36の前方側を上方へ引き上げることにより中段の融着トレイ36が開放され、さらに中段の融着トレイ36の前方側を上方へ引き上げることにより下段の融着トレイ36が開放される。
また、パネル本体21には、融着トレイ36の手前に、底板22に固定された配線ガイド部材47が設けられている。
光配線用パネル11Aの奥側には、左右近傍のいずれかに、締結部25aを有するケーブル導入部25が設けられている。本例では左側に設けた例を図示する。これらのケーブル導入部25には、その一方に、導入側光ケーブル(1次側配線)1が配線されている。この導入側光ケーブル1は、外径0.9mmの24本の単心の光ファイバ心線(1次側配線)1aをまとめたものである。この導入側光ケーブル1は、パネル本体21の後方側において、一方のケーブル導入部25から導入され、内蔵されている抗張力線1bがケーブル導入部25の締結部25aに固定されている。
配線路43を形成する仕切り板41は、パネル本体21の手前側から奥行き方向の途中である略中間部分まで延在されており、それよりも背面側には設けられていない。したがって、この仕切り板41とケーブル導入部25との干渉が防止され、仕切り板41が妨げとなることなくケーブル導入部25における導入側ケーブル1の配線作業を円滑に行うことができる。
この導入側光ケーブル1の光ファイバ心線1aは、融着トレイ36の前方側を通されて配線ガイド部材47によって底板22に保持され、融着トレイ36の右側から各融着トレイ36内へ8本ずつに分離されて導かれている。そして、各光ファイバ心線1aは、各融着トレイ36内において、外径2mmの単心の光コードからなる1次側光コード(1次側配線)1cに融着されて光接続され、その融着接続部が融着トレイ36内に収容されている。1次側光コード1cは、各融着トレイ36の左側から合計24本(8本×3段)引き出され、各アダプタ群35R,35Lのそれぞれのアダプタ35に導かれている。これらの1次側光コード1cには、それぞれ光コネクタ3が接続されており、これらの光コネクタ3が、各アダプタ35の上下の接続部35aに接続されている。なお、この場合、通常は1次側光コードとして、その一端に予め光コネクタ3が取り付けられている光コネクタ付単心コードを使用するが、光配線用パネル11Aが設置された現地において1次側光コード1cに接続してもよい。
導入側光ケーブル1を導入するケーブル導入部25は、導入側光ケーブル1の配線長さを短く抑えられる何れかの部位に導入される。したがって、他方のケーブル導入部25に導入側光ケーブル1が導入される場合もある。この場合、導入側光ケーブル1の光ファイバ心線1aは、融着トレイ36の前方側を通されて融着トレイ36の左側から各融着トレイ36内へ導かれ、融着トレイ36の右側から1次側光コード1cが引き出されることとなる。
各アダプタ35の反対側である手前側の接続部35aには、外径2mmの24本の単心の光コードからなる2次側光コード(2次側配線)5に接続された光コネクタ4が接続されている。これらの光コネクタ4に接続された2次側光コード5は、受け部材51の底板部52上で各アダプタ群35R,35L毎に左右へ導かれて束ねられている。この左右へ導かれる2次側光コード5は、受け部材51のコードガイド54及び前面カバー55によって保持されて飛び出しが防止される。
この束ねられた2次側光コード5は、パネル本体21のアダプタパネル34の左右に設けられた配線路43に通され、パネル本体21の背面側へ導かれてパネル本体21の背面から導出されている。配線路43には、側板23の上縁をパネル本体21の内側へ折り返すことにより係合片23aが形成されているので、配線路43に配線された2次側光コード5の外部への飛び出しが防止される。
近年では、光コネクタの挿抜を容易にするためにコネクタ接続部を手前側幅方向に並列配置した光配線用パネルの需要が多くなっている。一方で、このような光配線用パネルを搭載する光成端架において、パネル本体の奥側からコネクタ接続を行う1次側の配線と、パネル本体の手前側からコネクタ接続を行う2次側配線とを光成端架の背面側における架下または架上で集約することにより、配線導入口を1箇所にすることが要望されている。
このような要望に対して、上記実施形態に係る光配線用パネル11Aでは、アダプタパネル34の手前側からコネクタ接続を行った2次側配線である2次側光コード5を、配線路43へ通して背面側へ配線し、また、その配線をパネル本体21内に収納して安全に保護することができる。
また、配線を収納する配線専用パネルを別個に設置する場合と比較して、光成端架のコストを抑えつつ軽量化を図るとともに、しかも、配線設計を的確かつ良好に行うことができる。
また、パネル本体21内の配線スペース45と配線路43とを仕切り板41で仕切っているので、配線の輻輳による光伝送損失の発生を防止することができる。
パネル本体21の奥側からコネクタ接続を行う1次側の配線と、手前側からコネクタ接続を行う2次側の配線とを行う工事業者が異なる場合に、コネクタ接続部分を責任分割点とする慣習があり、このような場合、2次側の配線を行う際に1次側の配線に触ることができない構造とする要望がある。
上記実施形態の光配線用パネル11Aによれば、パネル本体21内の配線スペース45と配線路43とを仕切り板41で仕切り、配線スペース45を上部カバー48で覆ったので、パネル本体21に上部カバー48を取り付けてラックに搭載した状態でも2次側の配線をパネル本体21の手前側、パネル本体21の上部から容易に行うことができる一方、2次側の配線を行う際に1次側の配線に触ることができない構造とする要望に適応したものとすることができる。
また、パネル本体21に受け部材51を取り付ければ、2次側光コード5をパネル本体21の背面側へ配線する際に、コネクタ接続部の手前側で2次側光コード5を受け部材51で保持させることができ、2次側光コード5の空中配線をなくして安定した配線を行うことができる。また、設置状況や製品の使用形態によって受け部材51がコネクタ挿抜作業や配線作業の邪魔となるような場合は、この受け部材51を取り外すことにより、コネクタ挿抜作業や配線作業を円滑に行うことができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る光配線用パネルについて説明する。
なお、第1実施形態と同一構成部分は同一符号を付して説明を省略する。
図3に示すように、第2実施形態に係る光配線用パネル11Bは、パネル本体21内の配線スペース45に、光スプリッター等の2つの光モジュール61R,61Lを備えている。これらの光モジュール61R,61Lは、アダプタパネル34と一体化したモジュール固定用パネルに固定された上で、パネル本体21の前面折り返し部に固定されている。これらの光モジュール61R,61Lの一端面には、上下2段に接続部62aを有する複数のアダプタ62が設けられており、これらのアダプタ62が左右に配列されている。
この光配線用パネル11Bでは、一方のケーブル導入部25に、8枚の4心の光テープ心線1dをまとめた導入側光ケーブル(1次側配線)1が配線されている。
この導入側光ケーブル1は、光テープ心線1dが、外径2.5mmの4本の保護チューブにそれぞれ2枚ずつ収容されたチューブ線の状態とされて融着トレイ36の前方側を通されて配線ガイド部材47によって底板22に保持され、融着トレイ36の右側から上下の各融着トレイ36内へ2本ずつ導かれている。
そして、各光テープ心線1dは、外径1.4mmの保護チューブにそれぞれ1枚ずつ収容されたチューブ線の状態で、それぞれの融着トレイ36の左側から4本ずつ引き出されている。これらの光テープ心線1dは、4本ずつに分割されて各モジュール61R,61Lに導かれて各モジュール61R,61Lに接続されている。
各モジュール61R,61Lのアダプタ62の接続部62aには、外径2mmの32本の単心光コードからなる2次側光コード(2次側配線)5に接続された光コネクタ4が接続され、これらの光コネクタ4に接続された2次側光コード5は、各モジュール61R,61L毎に左右へ導かれて束ねられ、パネル本体21のアダプタパネル34の左右に設けられた配線路43に通され、パネル本体21の背面側へ導かれてパネル本体21の背面から導出されている。
このように、上記の第2実施形態に係る光配線用パネル11Bの場合も、モジュール61R,61Lのアダプタ62に光コネクタ4が接続された2次側光コード5を配線路43へ通してパネル本体21の背面側へ配線させることができ、配線を安全に保護することができる。そして、光成端架のコストを抑えつつ軽量化を図るとともに、配線設計を的確かつ良好に行うことができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係る光配線用パネルについて説明する。
なお、第1,2実施形態と同一構成部分は同一符号を付して説明を省略する。
図4に示すように、第3実施形態に係る光配線用パネル11Cでは、パネル本体21内の配線スペース45に、ケーブルを保持する4つのケーブル保持部71が底板22に取り付けられている。
この光配線用パネル11Cでは、一方のケーブル導入部25に、外径0.9mmの24本の単心の光ファイバ心線を束ねた24心の導入側光ケーブル(1次側配線)1が配線されている。
この導入側光ケーブル1の外径2mmの単心の光コードからなる1次側光コード1cは、配線スペース45内で巻回され、その巻回部分が4つのケーブル保持部71によって保持されている。
そして、24本の1次側光コード1cは、12本ずつに分割され、各アダプタ群35R,35Lのそれぞれのアダプタ35に導かれている。これらの1次側光コード1cには、それぞれ光コネクタ3が接続されており、これらの光コネクタ3が、各アダプタ35の上下の接続部35aに接続されている。
各アダプタ群35R,35Lのアダプタ35の接続部35aには、外径2mmの24本の単心光コードからなる2次側光コード(2次側配線)5に接続された光コネクタ4が接続され、これらの光コネクタ4に接続された2次側光コード5は、各アダプタ群35R,35L毎に左右へ導かれて束ねられ、パネル本体21のアダプタパネル34の左右に設けられた配線路43に通され、パネル本体21の背面側へ導かれてパネル本体21の背面から導出されている。
このように、上記の第3実施形態に係る光配線用パネル11Cの場合も、アダプタ35にコネクタ4が接続された2次側光コード5を配線路43へ通してパネル本体21の背面側へ配線させることができ、配線を安全に保護することができる。そして、光成端架のコストを抑えつつ軽量化を図るとともに、配線設計を的確かつ良好に行うことができる。
なお、上記実施形態において、アダプタパネル34として、パネル本体21の幅寸法よりも小さい長さ寸法のものを用い、アダプタパネル34の両端部に配線路43と繋がる隙間を形成したが、アダプタパネル34の両端部に、配線路43と連通する切欠き部を形成しても良い。
1:導入側光ケーブル(1次側配線)、1a:光テープ心線(1次側配線)、1c:1次側光コード(1次側配線)、3,4:光コネクタ、5:2次側光コード(2次側配線)、11A,11B,11C:光配線用パネル、21:パネル本体、34:アダプタパネル、41:仕切り板、43:配線路、48:上部カバー、51:受け部材

Claims (2)

  1. パネル本体の内部に収容される複数本の1次側配線の光コネクタが接続される複数のアダプタが左右に複数配列されたアダプタパネルを前記パネル本体の前面に備え、前記アダプタに対して前記パネル本体の手前側から2次側配線の光コネクタが接続される光配線用パネルであって、
    前記アダプタパネルの左右に配線路が設けられ、前記2次側配線が前記配線路に通されて前記パネル本体の背面側へ配線され
    前記パネル本体内の前記1次側配線が配線される配線スペースと前記2次側配線が配線される配線路とを仕切る仕切り板が設けられ、
    前記パネル本体は、前記1次側配線が収容される配線スペースのみを覆う上部カバーを有し、
    前記パネル本体の背面側には、前記1次側配線を導入するケーブル導入部が設けられ、
    前記仕切り板は、前記パネル本体の手前側から奥行き方向の途中である略中間部分まで延在され、前記ケーブル導入部に干渉しないように前記略中間部分よりも前記パネル本体の背面側には設けられていないことを特徴とする光配線用パネル。
  2. 請求項1に記載の光配線用パネルであって、
    前記パネル本体の手前側には、前記アダプタパネルに光コネクタが接続される2次側配線を受ける受け部材が着脱可能に設けられていることを特徴とする光配線用パネル。
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