JP3836378B2 - 光配線盤 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、線路側の光ファイバケーブルからの線路側光ファイバを、伝送装置側の装置側光ファイバと切替可能に接続する光配線盤に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、線路側光ケーブル側の光ファイバを、伝送装置側の光ファイバに対して接続する光配線盤としては、図9に示すものがある。
この光配線盤81は、線路側光ファイバが引き込まれる線路側架体82と、装置側光ファイバが引き込まれる装置側架体83とが、配線架体84を介して設置された構成とされている。
線路側架体82には、線路側光ファイバをコネクタ接続可能に成端した光コネクタアダプタ82aが多数配列された複数の成端ユニット85が上下方向に多段に設けられている。
装置側架体83には、装置側光ファイバをコネクタ接続可能に成端した光コネクタアダプタ83aが多数配列された複数の成端ユニット86が上下方向に多段に設けられている。
【0003】
この光配線盤81では、ジャンパ用光ファイバであるジャンパコード5の一端部の光コネクタ(光コネクタプラグ)5aを、線路側架体82内で光コネクタアダプタ82aに接続し、他端部の光コネクタ(光コネクタプラグ)5bを装置側架体3で光コネクタアダプタ83aに接続することによって、線路側光ファイバと装置側光ファイバとを選択的に接続できるようになっている。
配線架体84は、線路側架体82と装置側架体83との間におけるジャンパコード5の引き回し自由度を確保するとともに、ジャンパコード5の余長を湾曲処理して収容する機能を果たす。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
光配線盤81では、ジャンパコード5の余長は配線架体84において下に垂らした状態で湾曲処理される。
光配線盤81では、この余長が配線架体84の底部に滞留するのを防ぐため、ジャンパコード5が接続される成端ユニット85、86の高さ位置や、これらの離間距離に応じて長さを変えた複数種のジャンパコード5が使用される。
例えば、光配線盤81下部の成端ユニット85、86を接続する場合には短いジャンパコード5を用い、互いの離間距離が大きい成端ユニット85、86間を接続する場合には長いジャンパコード5が用いられる。
この光配線盤81では、長さの異なる複数種のジャンパコード5を使用するため、コストがかさむ問題があった。また複数種のジャンパコード5を選択使用するため、作業に手間がかかる問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、作業性に優れ、かつ低コスト化が可能となる光配線盤を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の発明の光配線盤は、線路側光ファイバをコネクタ接続可能に成端する成端ユニットが上下に多段に設けられた線路側架体と、装置側光ファイバをコネクタ接続可能に成端する成端ユニットが上下に多段に設けられた装置側架体と、これら線路側および装置側架体間に配置された配線領域とを備え、この配線領域を介して線路側架体と装置側架体との間に配線されたジャンパ用光ファイバによって、線路側光ファイバと装置側光ファイバとが切替可能に接続されるようになっている光配線盤において、前記配線領域には、ジャンパ用光ファイバを引掛ける線路側引掛け部材が線路側架体の成端ユニットに対応させて上下に多段に設けられている線路側引掛け部と、ジャンパ用光ファイバを引掛ける装置側引掛け部材が装置側架体の成端ユニットに対応させて上下に多段に設けられている装置側引掛け部とが横並びに配置されており、前記線路側引掛け部材及び前記装置側引掛け部材の片方が、下部のものほど、前記成端ユニットとの高低差が大きくなるように上下多段に配置され、線路側架体の成端ユニットと装置側架体の成端ユニットとの間に前記配線領域を介して配線されたジャンパ用光ファイバが、線路側引掛け部において線路側架体の成端ユニットに対応する線路側引掛け部材に引っ掛けて配線され、かつ装置側引掛け部において装置側架体の成端ユニットに対応する装置側引掛け部材に引っ掛けて、余長部分が線路側引掛け部と装置側引掛け部との間に垂れ下がるようにして配線されていることを特徴とする。
また、第2の発明の光配線盤は、線路側光ファイバをコネクタ接続可能に成端する成端ユニットが上下に多段に設けられた線路側架体と、装置側光ファイバをコネクタ接続可能に成端する成端ユニットが上下に多段に設けられた装置側架体と、これら線路側および装置側架体間に配置された配線領域とを備え、この配線領域を介して線路側架体と装置側架体との間に配線されたジャンパ用光ファイバによって、線路側光ファイバと装置側光ファイバとが切替可能に接続されるようになっている光配線盤において、前記配線領域には、ジャンパ用光ファイバを引掛ける線路側引掛け部材が線路側架体の成端ユニットに対応させて上下に多段に設けられている線路側引掛け部と、ジャンパ用光ファイバを引掛ける装置側引掛け部材が装置側架体の成端ユニットに対応させて上下に多段に設けられている装置側引掛け部とが横並びに配置されており、前記線路側引掛け部材及び前記装置側引掛け部材の両方が、下部のものほど、前記成端ユニットとの高低差が大きくなるように上下多段に配置され、線路側架体の成端ユニットと装置側架体の成端ユニットとの間に前記配線領域を介して配線されたジャンパ用光ファイバが、線路側引掛け部において線路側架体の成端ユニットに対応する線路側引掛け部材に引っ掛けて配線され、かつ装置側引掛け部において装置側架体の成端ユニットに対応する装置側引掛け部材に引っ掛けて、余長部分が線路側引掛け部と装置側引掛け部との間に垂れ下がるようにして配線されていることを特徴とする。
【0006】
本発明の光配線盤は、線路側引掛け部材と装置側引掛け部材との間のジャンパ用光ファイバ余長部分を収納する余長収納ユニットが設けられている構成とすることができる。
【0007】
本発明の光配線盤は、成端ユニットが、ユニット本体と、ジャンパ用光ファイバを支持する受け部とを備え、この受け部と前記引掛け部材との間に配線された部分のジャンパ用光ファイバが、下方に垂れ下がるようにして湾曲処理されている構成とすることができる。
また、本発明の光配線盤は、前記線路側引掛け部材及び前記装置側引掛け部材が、それぞれ、対応する成端ユニットの前記受け部よりも高い位置に設けられている構成とすることができる。
また、本発明の光配線盤は、前記線路側引掛け部及び前記装置側引掛け部では、前記ジャンパ用光ファイバが、前記線路側引掛け部材、前記装置側引掛け部材に引掛けて、前後方向に配線される構成とすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1ないし図4は、本発明の光配線盤の第1の実施形態を示すものである。
図1(a)は本実施形態の光配線盤1の上面図、図1(b)は光配線盤1の正面図、図2(a)は光配線盤1のA−A線断面矢視図、図2(b)は光配線盤1のB−B線断面矢視図、図3(a)は光配線盤1のC−C線断面矢視図、図3(b)は光配線盤1のD−D線断面矢視図、図4は光配線盤1の背面図である。
なお、以下の説明において、前および後とは、図1(b)における紙面手前側および奥側を指す。また左および右とは、図1(b)における左および右を指す。
【0009】
光配線盤1は、線路側の光ファイバケーブル11の端末から引き出された線路側光ファイバ12をコネクタ接続可能に成端する成端ユニット13が上下に多段に設けられた線路側架体2と、伝送装置側の光ファイバケーブル21の端末から引き出された装置側光ファイバ22をコネクタ接続可能に成端する成端ユニット23が上下に多段に設けられた装置側架体3と、これら線路側および装置側架体2、3間に配置された配線領域4とを備えている。
光配線盤1は、配線領域4を介して線路側架体2と装置側架体3との間に配線されたジャンパ用光ファイバであるジャンパコード5によって、線路側光ファイバ12と装置側光ファイバ22とが切替可能に接続されるようになっている。
【0010】
図示例において、線路側架体2には、上下に5段の成端ユニット13が設けられている。
成端ユニット13は、光コネクタアダプタ14を備えた複数のアダプタモジュール15が着脱可能に組み込まれるユニット本体16と、ユニット本体16の前面側に設けられた受け部17とを備えている。
【0011】
アダプタモジュール15は、縦置きにした状態で横並びにユニット本体16上に配列されている。
受け部17は、ジャンパコード5を支持するものであり、成端ユニット13の左端部から右端部にかけて形成された受け部本体17aと、受け部本体17aの左端部から下方に湾曲しつつ突出する湾曲部17bとを備えている。
【0012】
アダプタモジュール15は、線路側光ファイバ12に接続された成端光ファイバの端部の光コネクタ(光コネクタプラグ)を後側から光コネクタアダプタ14に差し込むことによって、この線路側光ファイバ12をコネクタ接続可能に成端することができるようになっている。
アダプタモジュール15は、ジャンパコード5の一端部の光コネクタ(光コネクタプラグ)5aを前側から光コネクタアダプタ14に差し込むことができるようになっている。
線路側架体2の左側部には、ジャンパコード5を案内する複数の枠状のジャンパコードガイド部18が、上下方向に間隔をおいて設けられている。
【0013】
線路側架体2の最下部には、光部品ユニット19が設けられている。光部品ユニット19は、光カプラなどの光部品を収納する光モジュール19aが組み込まれるユニット本体19bを備えている。
光部品ユニット19は、図示しないジャンパコードによって他の光モジュールと接続されることで、内蔵されている光部品を光線路に介在させることができるようになっている。
【0014】
図示例において、装置側架体3には、上下に5段の成端ユニット23が設けられている。
成端ユニット23は、パネル状のユニット本体25と、このユニット本体25に取り付けられた複数の光コネクタアダプタ24と、ユニット本体25の前面側に設けられた受け部26とを備えている。
受け部26は、ジャンパコード5を支持するものであり、ユニット本体25の左端部から右端部にかけて形成された受け部本体26aと、受け部本体26aの右端部から下方に湾曲しつつ突出する湾曲部26bとを備えている。
【0015】
成端ユニット23では、装置側光ファイバ22の端部の光コネクタ(光コネクタプラグ)を後側から光コネクタアダプタ24に差し込むことによって、この装置側光ファイバ22をコネクタ接続可能に成端することができるようになっている。
成端ユニット23は、ジャンパコード5の他端部の光コネクタ(光コネクタプラグ)5bを前側から光コネクタアダプタ24に差し込むことができるようになっている。
装置側架体3の右側部には、ジャンパコード5を案内する複数の枠状のジャンパコードガイド部27が、上下方向に間隔をおいて設けられている。
【0016】
装置側架体3の下部には、ジャンパコード5の余長を収納する余長収納ユニット28が設けられている。
余長収納ユニット28は、第1〜第3余長ガイド部29〜31と、これら余長ガイド部29〜31の下方に設けられた受け部32とを備えている。
余長ガイド部29〜31は、装置側架体3の左右方向に間隔をおいて設けられている。
【0017】
第1余長ガイド部29は、左右に延在する余長ガイド部本体29aの両端に、下方に湾曲する湾曲部29bが設けられて構成されている。
湾曲部29bは、これに引掛けられたジャンパコード5が、光特性に影響を与えない湾曲半径を確保した状態となるように形成されている。
第2第3余長ガイド部30、31は、円筒状に形成されている。これら余長ガイド部30、31は、これに引掛けられたジャンパコード5が、光特性に影響を与えない湾曲半径を確保した状態となるように形成されている。
受け部32は、ジャンパコード5を支持するものであり、装置側架体3の左端部から右端部にかけて形成された受け部本体32aと、受け部本体32aの右端部から下方に湾曲しつつ突出する湾曲部32bとを備えている。
【0018】
配線領域4には、線路側引掛け部42と、その左側(装置側架体3側)に設けられた装置側引掛け部43とが横並びに配置されている。
線路側引掛け部42は、ジャンパコード5を引掛ける線路側引掛け部材44が、線路側架体2の成端ユニット13に対応させて上下に多段に設けられて構成されている。
図示例においては、線路側架体2に設けられた5段の成端ユニット13と1段の光部品ユニット19に対応するように、線路側引掛け部42は、上下に6段の線路側引掛け部材44から構成されている。
【0019】
線路側引掛け部材44は、上下方向に延在する支持柱41に、連結部材40を介して取り付けられている。
線路側引掛け部材44は、これに対応する成端ユニット13(または光部品ユニット19)の受け部17よりも高い位置に設けるのが好ましい。
これら線路側引掛け部材44と、それに対応する成端ユニット13(または光部品ユニット19)の受け部17との高低差は、下部のものほど大きくなるようにするのが好ましい。
線路側引掛け部材44の高さ位置は、引掛け部42、43間に相当する部分のジャンパコード5である余長部分5cの長さがなるべく短くなるように設定される。
【0020】
線路側引掛け部材44は、連結部材40から線路側架体2方向(右方向)に延びる引掛け部材本体44aと、引掛け部材本体44a上に設けられたクランプ44bとを備えている。
引掛け部材本体44aは、これに引掛けられたジャンパコード5が、光特性に影響を与えない湾曲半径を確保した状態となるように形成されている。
【0021】
装置側引掛け部43は、ジャンパコード5を引掛ける装置側引掛け部材45が、装置側架体3の成端ユニット23に対応させて上下に多段に設けられて構成されている。
図示例においては、装置側架体3に設けられた5段の成端ユニット23に対応するように、装置側引掛け部43は、上下に5段の装置側引掛け部材45から構成されている。
【0022】
装置側引掛け部材45は、上下方向に延在する支持柱41に、連結部材40を介して取り付けられている。
装置側引掛け部材45は、これに対応する成端ユニット23の受け部26よりも高い位置に設けるのが好ましい。
これら装置側引掛け部材45と、それに対応する成端ユニット23の受け部26との高低差は、下部のものほど大きくなるようにするのが好ましい。
装置側引掛け部材45の高さ位置は、余長部分5cの長さがなるべく短くなるように設定される。
【0023】
装置側引掛け部材45は、連結部材40から装置側架体3方向(左方向)に延びる引掛け部材本体45aと、引掛け部材本体45a上に設けられたクランプ45bとを備えている。
引掛け部材本体45aは、これに引掛けられたジャンパコード5が、光特性に影響を与えない湾曲半径を確保した状態となるように形成されている。
なお、符号46は、この光配線盤1を、他の光配線盤などと接続する光ファイバである。
【0024】
以下、ジャンパコード5の配線について詳細に説明する。
ジャンパコード5は、光コネクタ5bが成端ユニット23の光コネクタアダプタ24に接続され、受け部26の受け部本体26a上を右方に延び、湾曲部26bを経て下方に向かい、ガイド部27内に達し、湾曲して上方に延び、装置側引掛け部43に達している。
すなわち受け部26と装置側引掛け部43との間に配線された部分のジャンパコード5は、下方に垂れ下がるようにして湾曲処理されている。
以下、受け部26と装置側引掛け部43との間に配線された部分のジャンパコード5を余長部分5dという。
【0025】
装置側引掛け部43において、ジャンパコード5は、これが接続された装置側架体3の成端ユニット23に対応する装置側引掛け部材45に引っ掛けられる。図示例では、上から1〜5段目の成端ユニット23に接続されたジャンパコード5が、それぞれ上から1〜5段目の装置側引掛け部材45に引っ掛けられている。
【0026】
装置側引掛け部材45において、ジャンパコード5は引掛け部材本体45aの上面を後方から前方に向けて通って下方に垂らされている。ジャンパコード5は引掛け部材本体45a上でクランプ45bによってクランプされている。
装置側引掛け部材45から下方に垂らされたジャンパコード5は、装置側架体3下部の余長収納ユニット28に導入されている。
【0027】
余長収納ユニット28に導入されたジャンパコード5は、余長部分5cの長さに応じて配線ルートが選択される。
余長部分5cが比較的短い場合には、ジャンパコード5は第1余長ガイド部29上を右方から左方に延び、その左端部の湾曲部29bから垂下し、受け部32に達し、受け部本体32a上を右方に向かい、湾曲部32bに至るように配線される。
余長部分5cがやや長い場合には、ジャンパコード5は第1余長ガイド部29、第2余長ガイド部30を経て、受け部本体32a上を右方に向かい、湾曲部32bに至るように配線される。
余長部分5cがさらに長い場合には、ジャンパコード5は第1余長ガイド部29、第2余長ガイド部30、第3余長ガイド部31を経て、受け部本体32a上を右方に向かい、湾曲部32bに至るように配線される。
【0028】
余長収納ユニット28を経たジャンパコード5は、上方に延び、線路側引掛け部42に達している。
線路側引掛け部42において、ジャンパコード5は、これが接続されるべき線路側架体2の成端ユニット13に対応する線路側引掛け部材44に引っ掛けられる。
図示例では、上から1〜5段目の成端ユニット13に接続されたジャンパコード5が、それぞれ上から1〜5段目の線路側引掛け部材44に引っ掛けられている。
【0029】
線路側引掛け部材44において、ジャンパコード5は、引掛け部材本体44aの上面を前方から後方に向けて通って下方に垂らされている。ジャンパコード5は引掛け部材本体44a上でクランプ44bによってクランプされている。
線路側引掛け部材44から下方に垂らされたジャンパコード5は、ガイド部18内に至り、湾曲して上方に延び、成端ユニット13に導入され、湾曲部17b、受け部本体17aを経てアダプタモジュール15に達し、光コネクタ5aが光コネクタアダプタ14に接続されている。
すなわち線路側引掛け部42と受け部17との間に配線された部分のジャンパコード5は、下方に垂れ下がるようにして湾曲処理されている。
以下、線路側引掛け部42と受け部17との間に配線された部分のジャンパコード5を余長部分5eという。
【0030】
このように、ジャンパコード5は、線路側引掛け部42において成端ユニット13に対応する線路側引掛け部材44に引っ掛けて配線され、かつ装置側引掛け部43において成端ユニット23に対応する装置側引掛け部材45に引っ掛けて配線され、余長部分5cが線路側引掛け部42と装置側引掛け部43との間に垂れ下がるようにして配線されている。
【0031】
ジャンパコード5としては、一律化された長さのもの(ほぼ一定長さのもの)を使用することができる。例えば互いの離間距離が大きい成端ユニット13、23を接続する場合に合わせて長さを設定した1種のジャンパコード5を用いることができる。
【0032】
線路側架体2内での移動を伴うジャンパコード5の切替接続を行う際には、ジャンパコード5を、移動先の成端ユニット13に対応した引掛け部材44に引掛ければよい。
これにより引掛け部材45から引掛け部材44を経由して湾曲部17bまでの配線ルートによって、ジャンパコード5の移動元の成端ユニット13と移動先の成端ユニット13との高さの違いが吸収される。
装置側架体3内での移動を伴うジャンパコード5の切替接続の場合も、移動先の成端ユニット23に対応した引掛け部材45にジャンパコード5を引掛けることによって、移動元の成端ユニット23と移動先の成端ユニット23との高さの違いが吸収される。
【0033】
光配線盤1では、すべてのジャンパコード5を、これが接続された成端ユニット12、13に対応する引掛け部材44、45に引っ掛ける必要はない。
特に下部に位置する成端ユニット13、23を接続する場合には、余長部分5cをなるべく短くするため、対応する引掛け部材44、45よりも上方に位置する引掛け部材44、45に引っ掛けてもよい。
例えば、図示例において、上から4段目または5段目の成端ユニット13(または光部品ユニット19)に接続されたジャンパコード5は、上から1〜3段目の線路側引掛け部材44に引っ掛けることができる。
【0034】
本実施形態の光配線盤1は、配線領域4に、引掛け部材44が多段に設けられた線路側引掛け部42と、引掛け部材45が多段に設けられた装置側引掛け部43とが横並びに配置され、ジャンパコード5が、成端ユニット13に対応する引掛け部材44と、成端ユニット23に対応する引掛け部材45とに引っ掛けて配線されている。
このため、所定長さの1種のジャンパコード5を用いる場合でも、引掛け部材44、45間の余長部分5cの長さを適切な範囲とすることができる。
例えば下方に位置する成端ユニット13、23(例えば上から4段目または5段目のもの)を接続するジャンパコード5は、これら成端ユニット13、23より比較的高い位置に形成された引掛け部材44、45に引っ掛けられるため、余長部分5cの長さを短くすることができる。
一方、比較的上方に位置する成端ユニット13、23を接続するジャンパコード5の余長部分5cは、成端ユニット13、23の位置が高いため配線領域4の底部に達しにくくなる。
このため、余長部分5cが配線領域4の底部に滞留するのを極力避けることができる。
よって、所定長さの1種のジャンパコード5を使用する場合でも、余長部分5cが配線領域4底部に滞留することによる作業性の悪化を防ぎ、ジャンパコード5の配線を容易とすることができる。
従って、成端ユニット13、23間の配線長を一定とすることができ、ジャンパコード5の長さを一律化できる。
複数種のジャンパコード5を使用する必要がないため、低コスト化が可能となる。また複数種のジャンパコード5を選択使用する場合に比べ、ジャンパコード5の選択に要する手間を省くことができ、作業性を向上させることができる。
【0035】
また、光配線盤1では、ジャンパコード5の余長部分5cを収納する余長収納ユニット28が設けられているので、余長部分5cが長くなった場合でも、これを収納することができる。
従って、余長部分5cが配線領域4底部に滞留することによる作業性の悪化を防ぎ、ジャンパコード5の配線を容易とすることができる。
【0036】
また、ジャンパコード5は、成端ユニット13、23の受け部17、26と引掛け部材44、45との間に配線された部分(余長部分5d、5e)が、下方に垂れ下がるようにして湾曲処理されている。
このため、光配線盤1では、成端ユニット13、23内の光コネクタアダプタ14、24から引掛け部材44、45までの間のジャンパコード5の余長を処理することができることから、成端ユニット13、23と引掛け部材44、45との間の配線長を一定とすることができる。
従って、ジャンパコード5の長さを一律化することが容易となる。
【0037】
なお、上記実施形態の光配線盤1では、線路側架体2の成端ユニット13として、光コネクタアダプタ14を備えたアダプタモジュール15が着脱可能に組み込まれるタイプのものを例示し、装置側架体3の成端ユニット23として、光コネクタアダプタ24を取り付けたパネル状のユニット本体25を備えたものを例示したが、本発明の光配線盤において、線路側架体および装置側架体の構成は例示のものに限定されない。
すなわち、線路側架体に、光コネクタアダプタとアダプタパネルを備えた構成を採用してもよいし、装置側架体がアダプタモジュールを組み込み可能であってもよい。
【0038】
図5ないし図8は、本発明の光配線盤の第2の実施形態を示すものである。
図5(a)は本実施形態の光配線盤51の上面図、図5(b)は光配線盤51の正面図、図6(a)は光配線盤51のA−A線断面矢視図、図6(b)は光配線盤51のB−B線断面矢視図、図7(a)は光配線盤51のC−C線断面矢視図、図7(b)は光配線盤51のD−D線断面矢視図、図8は光配線盤51の背面図である。
【0039】
光配線盤51は、成端ユニット13が上下に多段に設けられた線路側架体52と、成端ユニット23が上下に多段に設けられた装置側架体53と、これら線路側および装置側架体52、53間に配置された配線領域54とを備えている。
線路側架体52の左側部には、複数のジャンパコードガイド部68が上下方向に間隔をおいて設けられ、装置側架体53の右側部には、複数のジャンパコードガイド部67が上下方向に間隔をおいて設けられている。
【0040】
装置側架体53の上部には、ジャンパコード5の余長を収納する余長収納ユニット58が設けられている。
余長収納ユニット58は、第1〜第3余長ガイド部59〜61と、これら余長ガイド部59〜61の下方に設けられた受け部62とを備えている。
余長ガイド部59〜61は、装置側架体53の左右方向に間隔をおいて設けられている。
【0041】
第1余長ガイド部59は、左右に延在する余長ガイド部本体59aの両端に、下方に湾曲する湾曲部59bが設けられている。
第2および第3余長ガイド部60、61は、円筒状に形成されている。
受け部62は、ジャンパコード5を支持するものであり、装置側架体53の左端部から右端部にかけて形成された受け部本体62aと、受け部本体62aの右端部から下方に湾曲しつつ突出する湾曲部62bとを備えている。
【0042】
配線領域54には、線路側引掛け部72と、その左側(装置側架体53側)に設けられた装置側引掛け部73とが横並びに配置されている。
線路側引掛け部72は、ジャンパコード5を引掛ける線路側引掛け部材74が、線路側架体52の成端ユニット13に対応させて上下に多段に設けられて構成されている。
図示例においては、線路側架体52に設けられた5段の成端ユニット13に対応するように、線路側引掛け部72は、上下に5段の線路側引掛け部材74から構成されている。
【0043】
線路側引掛け部材74は、上下方向に延在する支持柱41に、連結部材70を介して取り付けられている。
線路側引掛け部材74は、連結部材70から前方に延びる円筒状に形成されている。
線路側引掛け部材74は、これに引掛けられたジャンパコード5が、光特性に影響を与えない湾曲半径を確保した状態となるように形成されている。
【0044】
装置側引掛け部73は、ジャンパコード5を引掛ける装置側引掛け部材75が、装置側架体53の成端ユニット23に対応させて上下に多段に設けられて構成されている。
図示例においては、装置側架体53に設けられた5段の成端ユニット23に対応するように、装置側引掛け部73は、上下に5段の装置側引掛け部材75から構成されている。
【0045】
装置側引掛け部材75は、連結部材70から前方に延びる円筒状に形成されている。
装置側引掛け部材75は、これに引掛けられたジャンパコード5が、光特性に影響を与えない湾曲半径を確保した状態となるように形成されている。
【0046】
支持柱41の線路側架体52側には、複数のジャンパコードガイド部78が設けられ、装置側架体53側には、複数のジャンパコードガイド部77が設けられている。これらガイド部77、78は上下方向に間隔をおいて設けられている。
【0047】
以下、ジャンパコード5の配線について詳細に説明する。
ジャンパコード5は、光コネクタ5bが成端ユニット23の光コネクタアダプタ24に接続され、受け部26の受け部本体26a上を右方に延び、湾曲部26bを経て装置側引掛け部73に達する。
装置側引掛け部73において、ジャンパコード5は、これが接続されるべき装置側架体53の成端ユニット23に対応する装置側引掛け部材75に引っ掛けられる。
図示例では、上から1〜5段目の成端ユニット23に接続されたジャンパコード5が、それぞれ上から1〜5段目の装置側引掛け部材75に引っ掛けられている。
装置側引掛け部材75において、ジャンパコード5は、その上面を左方から右方に向けて通って下方に延び、ガイド部77を経て左方に湾曲し、ガイド部67を通って上方に延び、余長収納ユニット58に導入されている。
【0048】
余長収納ユニット58に導入されたジャンパコード5は、余長部分5c(引掛け部72、73間に相当する部分のジャンパコード5)の長さに応じて配線ルートが選択される。
余長部分5cが比較的短い場合には、ジャンパコード5は、受け部62から第1余長ガイド部59を経て右方に向かうように配線される。
余長部分5cがやや長い場合には、ジャンパコード5は、第2余長ガイド部60を経て右方に向かうように配線される。
余長部分5cがさらに長い場合には、ジャンパコード5は、第3余長ガイド部61を経て右方に向かうように配線される。
【0049】
余長収納ユニット58を経たジャンパコード5は、線路側引掛け部72の右側を垂下し、ガイド部68、78を経て、接続するべき成端ユニット13に対応した線路側引掛け部材74に引っ掛けられる。
図示例では、上から1〜5段目の成端ユニット13に接続されたジャンパコード5が、それぞれ上から1〜5段目の線路側引掛け部材74に引っ掛けられている。
【0050】
線路側引掛け部材74において、ジャンパコード5は、その上面を左方から右方に向けて延び、成端ユニット13に導入されている。
成端ユニット13に導入されたジャンパコード5は、湾曲部17b、受け部本体17aを経てアダプタモジュール15に達し、光コネクタ5aが光コネクタアダプタ14に接続されている。
【0051】
本実施形態の光配線盤51は、配線領域54に、引掛け部材74が多段に設けられた線路側引掛け部72と、引掛け部材75が多段に設けられた装置側引掛け部73とが横並びに配置され、ジャンパコード5が、成端ユニット13に対応する引掛け部材74と、成端ユニット23に対応する引掛け部材75とに引っ掛けて配線されている。
このため、図1に示す光配線盤1と同様に、余長部分5cの長さを適切な範囲とし、この余長部分5cが配線領域54の底部に滞留するのを極力避けることができる。
よって、ジャンパコード5の長さを一律化でき、作業性を向上させるとともに、低コスト化を図ることができる。
【0052】
また、光配線盤51では、ジャンパコード5の余長部分5cを収納する余長収納ユニット58が設けられているので、余長部分5cが長くなった場合でも、これを収納することができる。
従って、余長部分5cが配線領域54底部に滞留することによる作業性の悪化を防ぎ、ジャンパコード5の配線を容易とすることができる。
【0053】
本発明において使用できるジャンパ用光ファイバとしては、光ファイバコード(ジャンパコード)に限らず、単身または多心の光ファイバ心線を使用することもできる。またジャンパ用光ファイバの光コネクタとしては、JIS C 5973に規定されたSC形光コネクタ(Single fiber Coupling optical fiber connector)、JIS C 5983に規定されたMU形光コネクタ(Miniature-Unit coupling optical fiber connector)などの光コネクタプラグが採用される。多心のジャンパ用光ファイバを用いる場合には、光コネクタとして、JIS C 5982に規定されたMPO形光コネクタ(Multifiber Push On)等が採用される。
線路側架体および装置側架体の光コネクタアダプタには、ジャンパ用光ファイバの光コネクタが接続可能なものが採用される。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の光配線盤にあっては、引掛け部材間のジャンパ用光ファイバ余長部分の長さを適切な範囲とし、この余長部分が配線領域の底部に滞留するのを極力避けることができる。よって、1種のジャンパ用光ファイバを使用する場合でも、余長部分が配線領域底部に滞留することによる作業性の悪化を防ぎ、ジャンパ用光ファイバの配線を容易とすることができる。従って、成端ユニット間の配線長を一定とすることができ、ジャンパ用光ファイバの長さを一律化できる。また複数種のジャンパ用光ファイバを使用する必要がないため、低コスト化が可能となる。また複数種のジャンパ用光ファイバを選択使用する場合に比べ、この選択に要する手間を省くことができ、作業性を向上させることができる。
【0055】
また、余長部分を収納する余長収納ユニットを設けることによって、この余長部分が長くなった場合でも、これを収納することができる。従って、余長部分が配線領域底部に滞留することによる作業性の悪化を防ぎ、ジャンパ用光ファイバの配線を容易とすることができる。
【0056】
また、成端ユニットの受け部と引掛け部材との間に配線された部分のジャンパ用光ファイバを、下方に垂れ下がるようにして湾曲処理することによって、成端ユニットから引掛け部材までのジャンパ用光ファイバの余長部分を処理することができる。従って、ジャンパ用光ファイバの長さを一律化することが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光配線盤の第1の実施形態を示す図であり、(a)は上面図であり、(b)は正面図である。
【図2】 (a)は図1に示す光配線盤のA−A線断面矢視図であり、(b)は図1に示す光配線盤のB−B線断面矢視図である。
【図3】 (a)は図1に示す光配線盤のC−C線断面矢視図であり、(b)は図1に示す光配線盤のD−D線断面矢視図である。
【図4】 図1に示す光配線盤の背面図である。
【図5】 本発明の光配線盤の第2の実施形態を示す図であり、(a)は上面図であり、(b)は正面図である。
【図6】 (a)は図5に示す光配線盤のA−A線断面矢視図であり、(b)は図5に示す光配線盤のB−B線断面矢視図である。
【図7】 (a)は図5に示す光配線盤のC−C線断面矢視図であり、(b)は図5に示す光配線盤のD−D線断面矢視図である。
【図8】 図5に示す光配線盤の背面図である。
【図9】 従来の光配線盤を示す正面図の背面図である。
【符号の説明】
1、51・・・光配線盤、2、52・・・線路側架体、3、53・・・装置側架体、4、54・・・配線領域、5・・・ジャンパコード(ジャンパ用光ファイバ)、5c・・・ジャンパコード余長部分(ジャンパ用光ファイバ余長部分)、12・・・線路側光ファイバ、13、23・・・成端ユニット、16、25・・・ユニット本体、17、26・・・受け部、22・・・装置側光ファイバ、42、72・・・線路側引掛け部、43、73・・・装置側引掛け部、44、74・・・線路側引掛け部材、45、75・・・装置側引掛け部材

Claims (6)

  1. 線路側光ファイバ(12)をコネクタ接続可能に成端する成端ユニット(13)が上下に多段に設けられた線路側架体(2)と、装置側光ファイバ(22)をコネクタ接続可能に成端する成端ユニット(23)が上下に多段に設けられた装置側架体(3)と、これら線路側および装置側架体間に配置された配線領域(4)とを備え、この配線領域を介して線路側架体と装置側架体との間に配線されたジャンパ用光ファイバ(5)によって、線路側光ファイバと装置側光ファイバとが切替可能に接続されるようになっている光配線盤において、
    前記配線領域には、ジャンパ用光ファイバを引掛ける線路側引掛け部材(44)が線路側架体の成端ユニットに対応させて上下に多段に設けられている線路側引掛け部(42)と、ジャンパ用光ファイバを引掛ける装置側引掛け部材(45)が装置側架体の成端ユニットに対応させて上下に多段に設けられている装置側引掛け部(43)とが横並びに配置されており、
    前記線路側引掛け部材及び前記装置側引掛け部材の片方が、下部のものほど、前記成端ユニットとの高低差が大きくなるように上下多段に配置され、
    線路側架体の成端ユニットと装置側架体の成端ユニットとの間に前記配線領域を介して配線されたジャンパ用光ファイバが、線路側引掛け部において線路側架体の成端ユニットに対応する線路側引掛け部材に引っ掛けて配線され、かつ装置側引掛け部において装置側架体の成端ユニットに対応する装置側引掛け部材に引っ掛けて、余長部分(5c)が線路側引掛け部と装置側引掛け部との間に垂れ下がるようにして配線されていることを特徴とする光配線盤(1)。
  2. 線路側光ファイバ(12)をコネクタ接続可能に成端する成端ユニット(13)が上下に多段に設けられた線路側架体(2)と、装置側光ファイバ(22)をコネクタ接続可能に成端する成端ユニット(23)が上下に多段に設けられた装置側架体(3)と、これら線路側および装置側架体間に配置された配線領域(4)とを備え、この配線領域を介して線路側架体と装置側架体との間に配線されたジャンパ用光ファイバ(5)によって、線路側光ファイバと装置側光ファイバとが切替可能に接続されるようになっている光配線盤において、
    前記配線領域には、ジャンパ用光ファイバを引掛ける線路側引掛け部材(44)が線路側架体の成端ユニットに対応させて上下に多段に設けられている線路側引掛け部(42)と、ジャンパ用光ファイバを引掛ける装置側引掛け部材(45)が装置側架体の成端ユニットに対応させて上下に多段に設けられている装置側引掛け部(43)とが横並びに配置されており、
    前記線路側引掛け部材及び前記装置側引掛け部材の両方が、下部のものほど、前記成端ユニットとの高低差が大きくなるように上下多段に配置され、
    線路側架体の成端ユニットと装置側架体の成端ユニットとの間に前記配線領域を介して配線されたジャンパ用光ファイバが、線路側引掛け部において線路側架体の成端ユニットに対応する線路側引掛け部材に引っ掛けて配線され、かつ装置側引掛け部において装置側架体の成端ユニットに対応する装置側引掛け部材に引っ掛けて、余長部分(5c)が線路側引掛け部と装置側引掛け部との間に垂れ下がるようにして配線されていることを特徴とする光配線盤(1)。
  3. 線路側引掛け部材と装置側引掛け部材との間のジャンパ用光ファイバ余長部分(5c)を収納する余長収納ユニット(28)が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の光配線盤。
  4. 成端ユニットは、ユニット本体(16、25)と、ジャンパ用光ファイバを支持する受け部(17、26)とを備え、この受け部と前記引掛け部材との間に配線された部分のジャンパ用光ファイバが、下方に垂れ下がるようにして湾曲処理されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光配線盤。
  5. 前記線路側引掛け部材及び前記装置側引掛け部材が、それぞれ、対応する成端ユニットの前記受け部よりも高い位置に設けられていることを特徴とする請求項 4記載の光配線盤。
  6. 前記線路側引掛け部及び前記装置側引掛け部では、前記ジャンパ用光ファイバが、前記線路側引掛け部材、前記装置側引掛け部材に引掛けて、前後方向に配線されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の光配線盤。
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