JP2007240625A - 光通信機器および光通信機器における接続コネクタの接続方法 - Google Patents

光通信機器および光通信機器における接続コネクタの接続方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007240625A
JP2007240625A JP2006059698A JP2006059698A JP2007240625A JP 2007240625 A JP2007240625 A JP 2007240625A JP 2006059698 A JP2006059698 A JP 2006059698A JP 2006059698 A JP2006059698 A JP 2006059698A JP 2007240625 A JP2007240625 A JP 2007240625A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing
optical
slide
connector
fiber cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006059698A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4762760B2 (ja
Inventor
Takeshi Hirose
猛 広瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Telecom Networks Ltd
Original Assignee
Fujitsu Telecom Networks Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Telecom Networks Ltd filed Critical Fujitsu Telecom Networks Ltd
Priority to JP2006059698A priority Critical patent/JP4762760B2/ja
Publication of JP2007240625A publication Critical patent/JP2007240625A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4762760B2 publication Critical patent/JP4762760B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Abstract

【課題】 光ファイバケーブル(以下、ケーブル)の余長部分を無くしても接続コネクタと光連結コネクタとを接続できる。ケーブルの長さに高い精度を持たせなくてもケーブルの所定曲率を確保しケーブルを基板からはみ出しを防止する。
【解決手段】 ケーブルの接続コネクタを接続する光連結コネクタを取り付けるケーブル連結装置とを基板に実装し、ケーブル連結装置は、基板に半田付けされる端子を有する板状の固定部材と、光連結コネクタを取り付ける取付穴を有する壁部と、長穴から成るスライド穴を壁部から離れる方向に設けたスライド部とを有するスライド部材と、スライド部材を固定部材上に固定する固定ネジとを備え、スライド部材は、接続コネクタと光連結コネクタとの接続時に、固定ネジを介して固定部材に仮止めされた状態で固定ネジを介して固定部材上を回転または固定部材上をスライドする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、特にFTTH(Fiber to the Home)システムに適用されるメディアコンバータなどの光通信機器および光通信機器における接続コネクタの接続方法に関する。
従来、光通信機器においては、内部の光ファイバケーブルの余長処理を行うために内部に光ファイバ余長処理構造を備えていた(例えば、特許文献1を参照)。
また、図10、図11に示すように、光通信機器内のプリント基板100上に光連結コネクタ固定金具101をリベット107で固定していた。光連結コネクタ固定金具101は、略L字型を為す金属製板材で構成され、プリント基板100に対し起立する壁面102には、光連結コネクタ106を取り付ける取付穴103が設けられ、プリント基板100上に固定される座面104にはリベット107を挿通する穴105が設けられている。プリント基板100上には、光ファイバケーブル109を備えた光モジュール108が固定されている。光ファイバケーブル109は、余長部をプリント基板100上に設けたクランプ111によって所定曲率以上になるように巻き取られ、端部に設けた接続コネクタ110が光連結コネクタ106に接続されている。
これに対し、光ファイバケーブルの余長処理などの組立コストを抑えるため、光モジュールの位置と光連結コネクタとの位置関係、および他部品との干渉、光ファイバケーブル曲率許容条件などを考慮して光モジュールの光ファイバケーブル長を決めることにより、図12、図13に示すように、光ファイバケーブル108の余長部分が無くなる設計が為されている。
特開2003−279754号公報
しかし、光ファイバケーブル109の余長部分を無くすためには、光ファイバケーブル109の長さの精度が必要となるため、光モジュール108の製造工程が難しくなり、そのため光モジュールのコストアップの要因となっている。
仮に、光ファイバケーブル109が短くなると、接続コネクタ110を光連結コネクタ106に接続する際に、図12に示すように、接続コネクタ110近傍の光ファイバケーブル109aの所定曲率を確保できなくなる。
また、光ファイバケーブル109が長くなると、接続コネクタ110を光連結コネクタ106に接続した後で、図13に示すように、光ファイバケーブル109がプリント基板100からはみ出してしまう。
本発明は斯かる従来の問題点を解決するために為されたもので、その目的は、光ファイバケーブルの余長部分を無くしても接続コネクタと光連結コネクタとを接続できる光通信機器および光通信機器における接続コネクタの接続方法を提供することにある。
本発明の別の目的は、光ファイバケーブルの長さに高い精度を持たせなくても光ファイバケーブルの所定曲率を確保して接続コネクタと光連結コネクタとを接続できる光通信機器および光通信機器における接続コネクタの接続方法を提供することにある。
本発明のさらに別の目的は、光ファイバケーブルの長さに高い精度を持たせなくても光ファイバケーブルを基板からはみ出すことなく接続コネクタと光連結コネクタとを接続できる光通信機器および光通信機器における接続コネクタの接続方法を提供することにある。
請求項1に係る発明は、接続コネクタ付きの光ファイバケーブルを備えた光モジュールと、接続コネクタを接続する光連結コネクタを取り付ける光ファイバケーブル連結装置とを基板に実装して成る光通信機器であって、光ファイバケーブル連結装置は、基板に半田付けされる端子を有する板状の固定部材と、光連結コネクタを取り付ける取付穴を有する壁部と、長穴から成るスライド穴を壁部から離れる方向に設けたスライド部とを有する略L字型を為すスライド部材と、スライド部材を固定部材上に固定する固定ネジとを備え、スライド部材は、接続コネクタと光連結コネクタとの接続時に、固定ネジを介して固定部材に仮止めされた状態で固定ネジを介して固定部材上を回転または固定部材上をスライドすることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の光通信機器において、固定部材は、内側にネジ部を有するとともに隆起する筒状突起部を有し、スライド穴は、筒状突起部を差し込む長穴から成り、スライド部材は、筒状突起部をスライド穴に差し込んで固定部材上に移動自在に重ね合わせられるとともに、筒状突起部にスライド部側から固定ネジを螺合することによって固定部材上に固定されることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2記載の光通信機器において、スライド穴は、スライド部材を固定部材上に固定する際に、固定ネジが取付穴に取り付けられた光連結コネクタと干渉しないようにスライド部材の幅方向で取付穴の取付位置とづらして形成されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項2記載の光通信機器において、スライド穴は、壁部から離れた端部に固定ネジの頭部より大きなネジ頭挿入部を有することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1ないし請求項4の何れか記載の光通信機器において、固定部材は、スライド部材が該固定部材上を回動する際に該スライド部材の動きを規制するストッパーを有することを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1ないし請求項5の何れか記載の光通信機器における光モジュールに備えた光ファイバケーブルの接続コネクタを光連結コネクタに接続する方法において、固定部材上にスライド部材を重ね合わせた後、スライド部材が移動できるように固定部材に固定ネジを螺合して仮止めする仮組行程と、光ファイバケーブルの許容曲率を確保するようにスライド部材を固定部材上を回動し、光ファイバケーブルの接続コネクタを光連結コネクタに接続する行程と、スライド部材を元の位置に戻し、スライド部材を固定ネジを介して固定部材上に固定する固定行程とを備えたことを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項1ないし請求項5の何れか記載の光通信機器における光モジュールに備えた光ファイバケーブルのコネクタを光連結コネクタに接続する方法において、固定部材上にスライド部材を重ね合わせた後、スライド部材が移動できるように固定部材に固定ネジを螺合して仮止めする仮組行程と、光ファイバケーブルの接続コネクタを光連結コネクタに接続した際に光ファイバケーブルが基板よりはみ出ないようにスライド部材を固定部材上を移動する調整行程と、スライド部材を固定ネジを介して固定部材上に固定する行程とを備えたことを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項4または請求項5の何れか記載の光通信機器における光モジュールに備えた光ファイバケーブルの接続コネクタを光連結コネクタに接続する方法において、固定部材の筒状突起部に固定ネジを螺合して仮止めし、スライド部材のスライド穴のネジ頭挿入部から固定ネジを挿入して固定部材上にスライド部材を重ね合わせた後、スライド部材を移動して筒状突起部をスライド穴に導く仮組行程と、光ファイバケーブルの許容曲率を確保するようにスライド部材を固定部材上を回動し、光ファイバケーブルの接続コネクタを光連結コネクタに接続する接続行程と、スライド部材を元の位置に戻し、スライド部材を固定ネジを介して固定部材上に固定する固定行程とを備えたことを特徴とする。
請求項9に係る発明は、請求項4または請求項5の何れか記載の光通信機器における光モジュールに備えた光ファイバケーブルの接続コネクタを光連結コネクタに接続する方法において、固定部材の筒状突起部に固定ネジを螺合して仮止めし、スライド部材のスライド穴のネジ頭挿入部から固定ネジを挿入して固定部材上にスライド部材を重ね合わせた後、スライド部材を移動して筒状突起部をスライド穴に導く仮組行程と、光ファイバケーブルの接続コネクタを光連結コネクタに接続した際に光ファイバケーブルが基板よりはみ出ないようにスライド部材を固定部材上を移動する調整行程と、スライド部材を固定ネジを介して固定部材上に固定する固定行程とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、光ファイバケーブルの長さに高い精度を持たせる必要が無くなった。光モジュールの製造工程が容易になり、光モジュールの製造コストを下げることが可能となった。
本発明によれば、光ファイバケーブルの余長部分が無くても光ファイバケーブルの所定曲率を確保して接続コネクタと光連結コネクタとを接続することが可能となった。
本発明によれば、光ファイバケーブルの余長部分が無くても光ファイバケーブルを基板からはみ出すことなく接続コネクタと光連結コネクタとを接続することが可能となった。
以下、本発明を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
図1ないし図4に示すように、本実施形態に係る光通信機器1は、端部に接続コネクタ5を設けた光ファイバケーブル4を備えた光モジュール3と、接続コネクタ5を接続する光連結コネクタ6を取り付ける光ファイバケーブル連結装置10とをプリント基板2に実装して成る。本実施形態に係る光通信機器1は、光ファイバケーブル連結装置10を、プリント基板2に半田付け2bする板状の固定部材11と、この固定部材11上をスライドまたは回転するスライド部材15とで構成した点で、従来の光通信機器とは相違する。
固定部材11は、金属製板材から成り、曲げ加工することによって四隅にプリント基板2のスルーホール2a内に差し込まれる端子12を設けている。また、固定部材11は、バーリング加工によって隆起する筒状突起部13をほぼ中央部に設けている。筒状突起部13は、内側に雌ネジを設けている。なお、プリント基板2には、筒状突起部13に螺合される固定ネジ21が差し込まれる逃げ穴2cが設けてある。さらに、固定部材11は、スライド部材15の回転を規制するストッパー14を一側に設けている。固定部材11は、端子12をプリント基板2のスルーホール2a内に差し込み、自動半田実装される。
スライド部材15は、略L字型を為す金属製板材から成り、光連結コネクタ6を取り付ける取付穴17を設けた壁部16と、長穴から成る筒状突起部13を差し込むスライド穴19を壁部16から離れる方向に設けたスライド部18とを有する。スライド穴19は、壁部16から離れた端部に固定ネジ21のワッシャ21aより大きなネジ頭挿入部20を有する。また、スライド穴19は、スライド部材15を固定部材11上に固定する際に、ドライバなどの工具を差し込むことができるように、固定ネジ21が取付穴17に取り付けられた光連結コネクタ6と干渉しないようにスライド部材15の幅方向で取付穴17の取付位置とWだけづらして形成されている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
先ず、図3において矢印(A)で示すように、固定部材11の筒状突起部13に固定ネジ21を螺合して仮止めする。
次に、図3において(B)で示すように、光連結コネクタ6を取付穴17に取り付けたスライド部材15のスライド穴19のネジ頭挿入部20を固定ネジ21上に配し、ネジ頭挿入部20内に固定ネジ21が差し込まれるようにスライド部材15を固定部材11上に重ね合わせる。次に、固定ネジ21がネジ頭挿入部20からスライド穴19に位置するようにスライド部材15を固定部材11上を移動する。
次に、図5に示すように、光ファイバケーブル4の接続コネクタ5を光連結コネクタ6と軸合わせをしながら光連結コネクタ6に差し込む。
次に、スライド部材15を固定部材11上で前後にスライドさせるとともに固定ネジ21を中心に回転させ、他部品との干渉や光ファイバケーブル4に掛かる負荷などの諸条件が最良の位置にスライド部材15の位置が決められる。
次に、固定ネジ21を工具により締め増しをして筒状突起部13に本固定する。これによって、スライド部材15が固定部材11上に固定される。
以上によって接続コネクタ5と光連結コネクタ6との接続が完了する。
次に、図6、図7に基づいて、光ファイバケーブル4が短い場合について説明する。
先ず、図3において矢印(A)で示すように、固定部材11の筒状突起部13に固定ネジ21を螺合して仮止めする。
次に、図3において(B)で示すように、光連結コネクタ6を取付穴17に取り付けたスライド部材15のスライド穴19のネジ頭挿入部20を固定ネジ21上に配し、ネジ頭挿入部20内に固定ネジ21が差し込まれるようにスライド部材15を固定部材11上に重ね合わせる。次に、固定ネジ21がネジ頭挿入部20からスライド穴19に位置するようにスライド部材15を固定部材11上を移動する。
光ファイバケーブル4が短い場合には、図6に示すように、接続コネクタ5と光連結コネクタ6との接続時に、接続コネクタ5の根本近傍の光ファイバケーブル4aに光ファイバケーブル4の許容曲率が確保できなくなる。
この場合には、図7に示すように、光ファイバケーブル4の許容曲率が確保できる位置までスライド部材15を固定部材11上で回転し、その位置で接続コネクタ5を光連結コネクタ6に差し込み、その後にスライド部材15を元の位置に戻す。
次に、スライド部材15を固定部材11上で前後にスライドさせるとともに固定ネジ21を中心に回転させ、他部品との干渉や光ファイバケーブル4に掛かる負荷などの諸条件が最良の位置にスライド部材15の位置が決められる。
次に、固定ネジ21を工具により締め増しをして筒状突起部13に本固定する。これによって、スライド部材15が固定部材11上に固定される。
以上によって接続コネクタ5と光連結コネクタ6との接続が完了する。
次に、図7、図8に基づいて、光ファイバケーブル4が長い場合について説明する。
先ず、図3において矢印(A)で示すように、固定部材11の筒状突起部13に固定ネジ21を螺合して仮止めする。
次に、図3において(B)で示すように、光連結コネクタ6を取付穴17に取り付けたスライド部材15のスライド穴19のネジ頭挿入部20を固定ネジ21上に配し、ネジ頭挿入部20内に固定ネジ21が差し込まれるようにスライド部材15を固定部材11上に重ね合わせる。次に、固定ネジ21がネジ頭挿入部20からスライド穴19に位置するようにスライド部材15を固定部材11上を移動する。
光ファイバケーブル4が長い場合には、図8に示すように、接続コネクタ5と光連結コネクタ6との接続が完了した後で、光ファイバケーブル4がプリント基板2からはみ出る。
この場合は、図9に示すように、スライド部材15を固定部材11上でスライドさせ、他部品との干渉や光ファイバケーブル4に掛かる負荷などの諸条件が最良の位置にスライド部材15の位置が決められる。
次に、固定ネジ21を工具により締め増しをして筒状突起部13に本固定する。これによって、スライド部材15が固定部材11上に固定される。
以上によって接続コネクタ5と光連結コネクタ6との接続が完了する。
このように、本実施形態によれば、スライド部材15をスライドさせたり回転させたりすることによって光ファイバケーブル4の余長調整を行うことができるので、従来の余長処理を行う装置に用いる光ファイバケーブル長の精度と同程度の精度まで落とすことができ、光モジュール3の製造工数を削減することができる。
また、本実施形態によれば、スライド部材15を回転させることによって光ファイバケーブル4の余長調整を行うことができるので、光ファイバケーブル4の余長部分が無くても光ファイバケーブル4の所定曲率を確保して接続コネクタ5と光連結コネクタ6とを接続できる。
また、本実施形態によれば、スライド部材15をスライドさせることによって光ファイバケーブル4の余長調整を行うことができるので、光ファイバケーブル4の余長部分が無くても光ファイバケーブル4をプリント基板2からはみ出すことなく接続コネクタ5と光連結コネクタ6とを接続できる。
また、上記実施形態によれば、固定部材11に筒状突起部13を設けたので、スライド部材15のスライド穴19を介してスライド部材15のガイド機能を発揮することができる。
また、本実施形態によれば、スライド穴19の端部にネジ頭挿入部20を設けたので、固定ネジ21を先に固定部材11に取り付けておくことが可能となった。つまり、一度固定ネジ21を固定部材11に取り付けておくと、スライド部材15の取付時、取外時の度にスライド部材15のスライド穴19のネジ頭挿入部20を固定ネジ21の位置に移動することによってスライド部材15を取り付けたり外したりできるので、スライド部材15の取付時、取外時の度に固定ネジ21を取り付けたり外したりする必要が無くなる。固定ネジ21は、スライド部材15に比し小さいため、スライド部材15の取付時、取外時の度に取り付けたり外したりする作業が面倒である上、固定ネジ21を別途に保管しておく必要があった。
なお、上記実施形態では、固定部材11に筒状突起部13を設けた場合について説明したが、本発明はこれに限定することなく、固定部材11にネジ穴を設けても良い。この場合には、筒状突起部13によるスライド穴19のガイド機能が達成され無くなるが、固定ネジ21を予め固定部材11に螺合しておけば、上記実施形態と同様に、固定ネジ21を介してスライド部材15を回転またはスライドさせることが可能となる。
また、上記実施形態では、スライド穴19の端部にネジ頭挿入部20を設けた場合について説明したが、本発明はこれに限定することなく、ネジ頭挿入部20のないスライド穴19としても良い。この場合は、固定部材11上にスライド部材15を重ね合わせてから固定ネジ21を筒状突起部13に螺合することとなる。
本発明の一実施形態に係る光通信機器の要部を示す平面図である。 図1における光ファイバケーブル連結装置の斜視図である。 図1における光ファイバケーブル連結装置の組立状態を示す分解斜視図である。 図1における光ファイバケーブル連結装置の断面図である。 本発明の一実施形態に係る光通信機器における接続コネクタの接続方法を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る光通信機器における光ファイバケーブルが短い場合について説明する平面図である。 本発明の一実施形態に係る光通信機器における光ファイバケーブルが短い場合に光ファイバケーブル連結装置を回転して接続コネクタを接続する方法を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る光通信機器における光ファイバケーブルがプリント基板からはみ出す場合について説明する平面図である。 本発明の一実施形態に係る光通信機器における光ファイバケーブルがプリント基板からはみ出す場合に光ファイバケーブル連結装置をスライドしてはみ出しを無くして接続コネクタを接続する方法を示す平面図である。 従来の光通信機器における接続コネクタの接続方法を示す面図である。 図10における光ファイバケーブル連結装置の斜視図である。 従来の光ファイバケーブルの余長部分を無くした光通信機器における光ファイバケーブルが短い場合の接続コネクタの接続方法を示す平面図である。 従来の光ファイバケーブルの余長部分を無くした光通信機器における光ファイバケーブルがプリント基板からはみ出す接続コネクタの接続方法を示す平面図である。
符号の説明
1 光通信機器
2 プリント基板
2a スルーホール
2b 半田
3 光モジュール
4 光ファイバケーブル
5 接続コネクタ
6 光連結コネクタ
10 光ファイバケーブル連結装置
11 固定部材
12 端子
13 筒状突起部
14 ストッパー
15 スライド部材
16 壁部
17 取付穴
18 スライド部
19 スライド穴
20 ネジ頭挿入部
21 固定ネジ
22 ワッシャ

Claims (9)

  1. 接続コネクタ付きの光ファイバケーブルを備えた光モジュールと、前記接続コネクタを接続する光連結コネクタを取り付ける光ファイバケーブル連結装置とを基板に実装して成る光通信機器であって、
    前記光ファイバケーブル連結装置は、
    前記基板に半田付けされる端子を有する板状の固定部材と、
    前記光連結コネクタを取り付ける取付穴を有する壁部と、長穴から成るスライド穴を前記壁部から離れる方向に設けたスライド部とを有する略L字型を為すスライド部材と、
    前記スライド部材を前記固定部材上に固定する固定ネジと
    を備え、
    前記スライド部材は、前記接続コネクタと前記光連結コネクタとの接続時に、前記固定ネジを介して前記固定部材に仮止めされた状態で前記固定ネジを介して前記固定部材上を回転または前記固定部材上をスライドする
    ことを特徴とする光通信機器。
  2. 請求項1記載の光通信機器において、
    前記固定部材は、内側にネジ部を有するとともに隆起する筒状突起部を有し、
    前記スライド穴は、前記筒状突起部を差し込む長穴から成り、
    前記スライド部材は、前記筒状突起部を前記スライド穴に差し込んで前記固定部材上に移動自在に重ね合わせられるとともに、前記筒状突起部に前記スライド部側から前記固定ネジを螺合することによって前記固定部材上に固定される
    ことを特徴とする光通信機器。
  3. 請求項1または請求項2記載の光通信機器において、
    前記スライド穴は、前記スライド部材を前記固定部材上に固定する際に、前記固定ネジが前記取付穴に取り付けられた前記光連結コネクタと干渉しないように前記スライド部材の幅方向で前記取付穴の取付位置とづらして形成されている
    ことを特徴とする光通信機器。
  4. 請求項2記載の光通信機器において、
    前記スライド穴は、前記壁部から離れた端部に前記固定ネジの頭部より大きなネジ頭挿入部を有する
    ことを特徴とする光通信機器。
  5. 請求項1ないし請求項4の何れか記載の光通信機器において、
    前記固定部材は、前記スライド部材が該固定部材上を回動する際に該スライド部材の動きを規制するストッパーを有する
    ことを特徴とする光通信機器。
  6. 請求項1ないし請求項5の何れか記載の光通信機器における前記光モジュールに備えた前記光ファイバケーブルの接続コネクタを前記光連結コネクタに接続する方法において、
    前記固定部材上に前記スライド部材を重ね合わせた後、前記スライド部材が移動できるように前記固定部材に前記固定ネジを螺合して仮止めする仮組行程と、
    前記光ファイバケーブルの許容曲率を確保するように前記スライド部材を前記固定部材上を回動し、前記光ファイバケーブルの接続コネクタを前記光連結コネクタに接続する行程と、
    前記スライド部材を元の位置に戻し、前記スライド部材を前記固定ネジを介して前記固定部材上に固定する固定行程と
    を備えたことを特徴とする光通信機器における接続コネクタの接続方法。
  7. 請求項1ないし請求項5の何れか記載の光通信機器における前記光モジュールに備えた前記光ファイバケーブルのコネクタを前記光連結コネクタに接続する方法において、
    前記固定部材上に前記スライド部材を重ね合わせた後、前記スライド部材が移動できるように前記固定部材に前記固定ネジを螺合して仮止めする仮組行程と、
    前記光ファイバケーブルの接続コネクタを前記光連結コネクタに接続した際に前記光ファイバケーブルが前記基板よりはみ出ないように前記スライド部材を前記固定部材上を移動する調整行程と、
    前記スライド部材を前記固定ネジを介して前記固定部材上に固定する行程と
    を備えたことを特徴とする光通信機器における接続コネクタの接続方法。
  8. 請求項4または請求項5の何れか記載の光通信機器における前記光モジュールに備えた前記光ファイバケーブルの接続コネクタを前記光連結コネクタに接続する方法において、
    前記固定部材の筒状突起部に前記固定ネジを螺合して仮止めし、前記スライド部材のスライド穴のネジ頭挿入部から前記固定ネジを挿入して前記固定部材上に前記スライド部材を重ね合わせた後、前記スライド部材を移動して前記筒状突起部を前記スライド穴に導く仮組行程と、
    前記光ファイバケーブルの許容曲率を確保するように前記スライド部材を前記固定部材上を回動し、前記光ファイバケーブルの接続コネクタを前記光連結コネクタに接続する接続行程と、
    前記スライド部材を元の位置に戻し、前記スライド部材を前記固定ネジを介して前記固定部材上に固定する固定行程と
    を備えたことを特徴とする光通信機器における接続コネクタの接続方法。
  9. 請求項4または請求項5の何れか記載の光通信機器における前記光モジュールに備えた前記光ファイバケーブルの接続コネクタを前記光連結コネクタに接続する方法において、
    前記固定部材の筒状突起部に前記固定ネジを螺合して仮止めし、前記スライド部材のスライド穴のネジ頭挿入部から前記固定ネジを挿入して前記固定部材上に前記スライド部材を重ね合わせた後、前記スライド部材を移動して前記筒状突起部を前記スライド穴に導く仮組行程と、
    前記光ファイバケーブルの接続コネクタを前記光連結コネクタに接続した際に前記光ファイバケーブルが前記基板よりはみ出ないように前記スライド部材を前記固定部材上を移動する調整行程と、
    前記スライド部材を前記固定ネジを介して前記固定部材上に固定する固定行程と
    を備えたことを特徴とする光通信機器における接続コネクタの接続方法。
JP2006059698A 2006-03-06 2006-03-06 光通信機器および光通信機器における接続コネクタの接続方法 Expired - Fee Related JP4762760B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006059698A JP4762760B2 (ja) 2006-03-06 2006-03-06 光通信機器および光通信機器における接続コネクタの接続方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006059698A JP4762760B2 (ja) 2006-03-06 2006-03-06 光通信機器および光通信機器における接続コネクタの接続方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007240625A true JP2007240625A (ja) 2007-09-20
JP4762760B2 JP4762760B2 (ja) 2011-08-31

Family

ID=38586268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006059698A Expired - Fee Related JP4762760B2 (ja) 2006-03-06 2006-03-06 光通信機器および光通信機器における接続コネクタの接続方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4762760B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009222905A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Kawamura Electric Inc アダプタパネルの取付構造
JP2019039978A (ja) * 2017-08-23 2019-03-14 住友電気工業株式会社 成端ユニット
CN116101855A (zh) * 2023-04-13 2023-05-12 山西锦烁生物医药科技有限公司 一种光纤传感检测药品重金属的检测信号传输模块

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009222905A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Kawamura Electric Inc アダプタパネルの取付構造
JP2019039978A (ja) * 2017-08-23 2019-03-14 住友電気工業株式会社 成端ユニット
CN116101855A (zh) * 2023-04-13 2023-05-12 山西锦烁生物医药科技有限公司 一种光纤传感检测药品重金属的检测信号传输模块
CN116101855B (zh) * 2023-04-13 2023-06-09 山西锦烁生物医药科技有限公司 一种光纤传感检测药品重金属的检测信号传输模块

Also Published As

Publication number Publication date
JP4762760B2 (ja) 2011-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1610601B1 (en) Housing case for electronic circuit board
US7551449B2 (en) Flexible circuit board, electronic circuit device, and mobile communication terminal
KR100816619B1 (ko) 기판에 장착되는 단자 구조
JP2008077923A (ja) コネクタ実装構造
JP2005101088A (ja) 固定部材
JP4762760B2 (ja) 光通信機器および光通信機器における接続コネクタの接続方法
WO2009093415A1 (ja) 実装構造体
JP2007066614A (ja) 基板用コネクタ
JP4746082B2 (ja) 電子部品の端子構造
JP2008258363A (ja) 係止装置
JP4860997B2 (ja) 光伝送モジュール
JP2008233347A (ja) アダプタ固定構造、アダプタ固定方法、及びアダプタ固定構造を備えた電子機器
JP3049383B2 (ja) コネクタ用スナップリング
JP2007151296A (ja) コネクタ付基板
JP2006243366A (ja) ボード実装型光コネクタ
JP2011066148A (ja) 基板付き収容ケース
WO2019124175A1 (ja) 車両用アンテナ装置に用いるケーブル接続構造
JP2018078239A (ja) スペーサー
JP2008016333A (ja) Hdmiコネクタ付き基板の取付方法及び取付構造
JP4983492B2 (ja) 電子ユニット
CN113853060B (zh) 一种光笼子组件及光通信设备
JP7107738B2 (ja) 回路基板実装用バスバーのガイド支持構造、実装基板、および、電気接続箱
JP4327033B2 (ja) 電子制御装置の筐体構造
JP2007299687A (ja) コネクタ構造
JPH071814Y2 (ja) スペーサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110607

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110608

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees