JP2019036884A - 管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定のエリア内の管理対象の現在の状態を活用して、所定のエリアの省エネをサポートすることができる管理装置を提供する。【解決手段】管理装置は、所定のエリアに配置された少なくとも一つの管理対象の状態を管理する。管理装置は、受信部と、記憶部と、制御部と、送信部とを備える。受信部は、管理対象の現在の状態を示す第一情報を受信する。記憶部は、管理対象に予め付与された名称及び前記エリア内における位置を示す第二情報を記憶する。制御部は、第一情報と第二情報とに基づき、管理対象の管理情報を示す通知画像を生成する。送信部は、エリア内に位置する端末に対し、通知画像と、通知画像を表示させる指令とを送信する。管理情報は、前記管理対象の現在の状態、名称及び位置を示す。【選択図】図2

Description

本発明は、管理装置に関する。
近年、オフィス内の機器のIoT化が進んでおり、端末機器を用いてオフィス内の機器の起動状態を把握して、省エネを促す技術の開発が行われている。例えば、特許文献1には、印刷装置の状態に関する情報と、所定のエリア(例えば、オフィス)内の在室者の人数に関する情報とに基づいて、ユーザーが所定のエリア内の印刷装置の動作設定を変更する印刷装置電源システムが記載されている。
特開2008−123352号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている技術は、特定の機器のみを対象としているため、エリア全体における省エネ効果は限定的となる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、所定のエリア内の管理対象の現在の状態を示す情報を活用して、所定のエリアの省エネをサポートすることができる管理装置を提供することにある。
本発明の管理装置は、所定のエリアに配置された少なくとも一つの管理対象の状態を管理する。管理装置は、受信部と、記憶部と、制御部と、送信部とを備える。前記受信部は、前記管理対象の現在の状態を示す第一情報を受信する。前記記憶部は、前記管理対象に予め付与された名称及び前記エリア内における位置を示す第二情報を記憶する。前記制御部は、前記第一情報と前記第二情報とに基づき、前記管理対象の管理情報を示す通知画像を生成する。前記送信部は、前記エリア内に位置する端末に対し、前記通知画像と、前記通知画像を表示させる指令とを送信する。前記管理情報は、前記管理対象の現在の状態、名称及び位置を示す。
本発明の管理装置は、所定のエリア内の管理対象の現在の状態を示す情報を活用して、所定のエリアの省エネをサポートすることができる。
本発明の実施形態1に係る管理装置を含む管理システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態1に係る管理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係るマップ画像を表示する画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態1に係るリスト画像を表示する画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態1に係る通知画像表示処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る第一在室者特定処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態3に係るマップ画像を表示する画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態3に係るリスト画像を表示する画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態3に係るリスト画像を表示する画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態3に係る第二在室者特定処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態4に係る第三在室者の行動軌跡を示す図である。 本発明の実施形態4に係る第三在室者特定処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態5に係る第四在室者特定処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態6に係るマップ画像を表示する画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態6に係る最終退室者特定処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態7に係る最終退室候補者特定処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態8に係る状態制御処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態9に係る第一起動制御処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態10に係る第二起動管理処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。但し、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。また、図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示している。
[実施形態1]
まず、図1を参照して、実施形態1に係る管理装置を含むシステムを説明する。図1は、実施形態1に係る管理装置を含む管理システムの構成を示す図である。図1に示すように、管理システム4は、管理対象1、端末2及び管理装置3を備える。
管理対象1は、管理装置3が管理する対象である。管理対象1は、例えば、空調機器6、照明機器8、プロジェクタ10、扉12及び窓14である。管理対象1は、オフィスなどの所定のエリアに配置される。
空調機器6、照明機器8及びプロジェクタ10は、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)又はインターネット回線のようなネットワークを介して、管理装置3と接続されている。空調機器6、照明機器8及びプロジェクタ10は、ネットワークを介して、自身の現在の状態を示す情報を管理装置3へ送信する。現在の状態は、例えば、電源のオン/オフを示す。
扉12には、扉12の施錠状態を検知する検知デバイスが取り付けられている。検知デバイスは、例えば、LAN、WAN又はインターネット回線のようなネットワークを介して、管理装置3と接続される。検知デバイスは、ネットワークを介して、扉12の施錠状態を示す情報を管理装置3へ送信する。窓14にも、扉12と同様に、検知デバイスが取り付けられる。なお、本実施形態では、扉12及び窓14に、施錠状態を検知する検知デバイスが取り付けられるが、開閉状態を検知する第一検知デバイスが取り付けられてもよい。
端末2は、例えば、パーソナルコンピューターなどの固定端末16及びスマートフォンなどの携帯端末18である。端末2は、所定のエリアに位置する。端末2は、画像を表示する表示部を備える。表示部は、例えば、液晶ディスプレー又は有機ELディスプレー(Organic Electro Luminescence Display)である。端末2は、管理装置3から送信された画像を表示部に表示させる。
管理装置3は、所定のエリアに配置された少なくとも一つの管理対象1の状態を管理する。管理装置3は、例えば、サーバーである。
続いて、図1及び図2を参照して、実施形態1に係る管理装置3の構成を説明する。図2は、実施形態1に係る管理装置3の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、実施形態1に係る管理装置3は、通信部20、記憶部22及び制御部24を備える。
通信部20は、管理対象1の現在の状態を示す第一情報を受信する。第一情報は、例えば、管理対象1が起動しているか否かを示す情報と、管理対象1が施錠されているか否かを示す情報とのうちの少なくとも一方を示す。通信部20は、受信部の一例である。通信部20は、例えば、LANカードであり得る。通信部20は、例えばLAN、WAN又はインターネット回線のようなネットワークを介して、管理対象1と通信可能である。
記憶部22は、管理対象1に予め付与された名称及び所定のエリア内における位置を示す第二情報を記憶する。記憶部22は、例えば、HDD(Hard Disc Drive)、RAM(Random Access Memory)及びROM(Random Only Memory)によって構成される。記憶部22は、管理装置3の各部の動作を制御するための制御プログラムを記憶する。制御プログラムは、制御部24によって実行される。
制御部24は、第一情報と第二情報とに基づき、管理対象1の管理情報を示す通知画像を生成する。制御部24は、例えば、CPU(Central Processing Unit)のようなプロセッサー又は演算回路によって構成される。制御部24は、通知画像生成処理を実行する。通知画像生成処理は、第一情報と第二情報とに基づき、管理対象1の管理情報を示す通知画像を生成する処理である。
管理情報は、管理対象1の現在の状態、名称及び位置を示す。管理情報は、管理対象1の理想状態を示す情報を更に含んでもよい。理想状態は、所定のエリアを利用するユーザーが所定のエリアから全員退室した際に管理対象1が示すべき状態であり、予め指定されている。通知画像が管理対象1の現在の状態とともに理想状態を含むと、ユーザーは通知画像を見た際に管理対象1に対して実行すべき具体的な操作を理解することができる。例えば、空調機器6、照明機器8及びプロジェクタ10の理想状態は、起動していない状態(電源がオフとなっている状態)である。また、扉12及び窓14の理想状態は、施錠されている状態(扉12及び窓14が閉じられており、かつ鍵がかかっている状態)である。
通知画像は、例えば、マップ画像及び/又はリスト画像である。マップ画像は、所定のエリアのマップを示す画像である。リスト画像は、管理対象1の管理情報が管理対象ごとに一覧表記された画像である。
通信部20は、所定のエリア内に位置する端末2に対し、通知画像と、通知画像を表示させる指令とを送信する。この結果、所定のエリアに在室するユーザーの端末2に通知画像が表示される。したがって、ユーザーは、通知画像を見ることにより、簡単に管理対象1の状態を把握し、管理対象1に対する措置を講じることができる。通信部20は、送信部の一例である。
管理装置3は、入力部28を更に備えることができる。入力部28は、第二情報を入力することができる。入力部28は、例えば、キーボード又はタッチパネルである。ユーザーは、第二情報を入力することにより、第二情報を更新することができる。第二情報を更新する場合としては、例えば、管理対象1が所定のエリア内に新たに設置される場合、管理対象1が故障若しくは破損等により所定のエリアから除去される場合、又は管理対象1が修理のために別の管理対象1と交換される場合が挙げられる。
続いて、図3及び図4を参照して、マップ画像及びリスト画像を説明する。
図3は、実施形態1に係るマップ画像を表示する画面(以下、マップ画像表示画面と記載することがある。)の一例を示す図である。マップ画像表示画面30は所定のエリアのマップを示す。詳しくは、図3は、所定のエリアの一例であるオフィスのマップを示す。オフィスは、執務室32と、実験室33と、会議室34とから構成される。
執務室32は、管理対象1として、ドア35と、エアコン36及び37と、照明40〜43と、窓50、52及び54とを備える。ドア35は、図1を参照して説明した扉12に相当する。エアコン36及び37は、それぞれ図1を参照して説明した空調機器6に相当する。照明40〜43は、それぞれ図1を参照して説明した照明機器8に相当する。窓50、52及び54は、それぞれ図1を参照して説明した窓14に相当する。執務室32は、更にユーザーの座席60〜83を備える。実験室33は、管理対象1として、照明44を備える。照明44は、図1を参照して説明した照明機器8に相当する。会議室34は、管理対象1として、プロジェクタ38と、照明45とを備える。プロジェクタ38は、図1を参照して説明したプロジェクタ10に相当する。照明45は、図1を参照して説明した照明機器8に相当する。なお、マップ画像表示画面30は、領域A1〜A8を更に含む。領域A1〜A2はそれぞれエアコン36及び37の空調が有効に作用する範囲を示す。領域A3〜A8はそれぞれ照明40〜45の照射光が有効に届く範囲を示す。
マップ画像表示画面30は、所定のエリア内における管理対象1の位置に対応するマップの位置に、管理対象1の現在の状態、及び名称を示す画像を含む。図3に示すマップ画像表示画面30において、ドア35の現在の状態は「開」である。「開」は、ドア35が施錠されていないことを示す。窓50及び54の現在の状態は「開」である。「開」は、窓が施錠されていないことを示す。一方、窓52の現在の状態は「閉」である。「閉」は、窓が施錠されていることを示す。また、エアコン36及び37、並びに照明40、42及び44の現在の状態は「ОN」である。「ON」は、エアコン及び照明の電源がオンとなっていることを示す。換言すると、起動していることを示す。一方、照明41、43及び45の現在の状態は「OFF」である。「OFF」は、照明の電源がオフとなっていることを示す。換言すると、起動していないこと(非起動状態であること)を示す。
本実施形態において、マップ画像表示画面30は、現在の状態が理想状態ではない管理対象1を通知する。具体的には、図3に示すマップ画像表示画面30において、管理対象1の名称に付されるハッチング表記が、管理対象1の現在の状態が理想状態ではないことを示す。ハッチング表記が付された管理対象1が電子機器である場合、ハッチング表記は、在室者が管理対象1に省エネ操作を実行する必要があることを示す。このため、在室者は、マップ画像を見ることにより、省エネ操作を実行すべき管理対象1を容易に把握することができる。
また、図3に示すマップ画像表示画面30において、座席61、74及び77に付されるハッチング表記は、座席61、74及び77に在籍するユーザーがオフィスに在室していることを示す。このため、在室者は、マップ画像を見ることにより、所定のエリア内に在室している在室者を容易に把握することができる。
図4は、実施形態1に係るリスト画像を表示する画面(以下、リスト画像表示画面と記載することがある。)の一例を示す図である。リスト画像表示画面85は、管理対象1の現在の状態(第一情報)と、管理対象1の名称及び位置(第二情報)と、管理対象1の理想状態とを示す。例として窓54を挙げると、リスト画像表示画面85は、窓54の名称は「窓」であり、窓54の現在の状態は「開」であり施錠されていないことを示す。また、リスト画像表示画面85は、窓54の理想状態は「閉」であり、設置されている部屋区分は「執務室」であり、場所は「C3−D1」であることを示す。なお、管理対象1の場所は、図3における縦方向の区分C1〜C3と、横方向の区分D1〜D5との組合せにより表記される。例えば、場所C3−D1は、図3における縦方向の区分「C3」と横方向区分「D1」とが重なる範囲を示す。
続いて、図2及び図5を参照して、管理装置3の制御部24が実行する通知画像表示処理について説明する。図5は、実施形態1に係る通知画像表示処理を示すフローチャートである。
図5に示すように、制御部24は、通信部20を介して管理対象1の第一情報を取得する(ステップS100)と、第一情報と、記憶部22が記憶する第二情報とに基づき、管理対象1の管理情報を示す通知画像を生成する(ステップS102)。制御部24は、通知画像を生成すると、通信部20を介して、端末2に通知画像を表示させる。詳しくは、制御部24は、通信部20を介して、所定のエリア内に位置する端末2に対し、通知画像と、通知画像を表示する指令とを送信する(ステップS104)。この結果、所定のエリア内に位置する端末2が、通知画像を表示する。制御部24は、通知画像と、通知画像を表示する指令とを送信すると、通知画像表示処理を終了する。
以上、実施形態1について説明した。実施形態1に係る管理装置3は、端末2に通知画像を表示させる。この結果、ユーザーは管理対象1の現在の状態及び位置を視覚的に把握することができるため、通知画像に基づいて、省エネ行為を確実に実行することができる。以上から、実施形態1に係る管理装置3は、所定のエリア内の管理対象1の現在の状態を活用して所定のエリアの省エネをサポートすることができる。更に、ユーザーは管理対象1の現在の状態及び位置を視覚的に把握することができるため、通知画像に基づいて、施錠を確実に行うことができる。以上から、実施形態1に係る管理装置3は、所定のエリアの防犯をサポートすることができる。
[実施形態2]
次に、図1〜図4及び図6を参照して、実施形態2に係る管理装置3について説明する。実施形態2では、所定のエリア内に在室する在室者の人数の情報を活用して所定のエリアの省エネをサポートする点で、実施形態1と異なる。以下、実施形態2について実施形態1と異なる事項について説明し、実施形態1と重複する部分についての説明は割愛する。
図2に示す記憶部22は、所定のエリアを利用するユーザーを示すユーザー情報と、ユーザーが使用する端末2を示す端末情報とを更に記憶する。
通信部20は、ユーザーの所定のエリアへの入室及び所定のエリアからの退室を示す入退室情報を更に受信する。入退室情報は、例えば、ユーザーが所持するIDカードに登録されたユーザーの識別情報又はユーザーの生体情報である。詳しくは、ユーザー情報が、IDカードに登録されたユーザーの認証情報である場合、管理装置3は、入退室情報として、ユーザーの識別情報を取得する。具体的には、図3に示すオフィスの入退室口であるドア35付近に、IDカードリーダーを設置する。入室又は退室するユーザーはIDカードリーダーにIDカードの識別情報を読み込ませる。通信部20は、ネットワークを介して、IDカードリーダーから識別情報を受信する。生体情報としては、例えば、顔画像、指紋、掌紋、静脈又は虹彩が挙げられる。ユーザー情報が、ユーザーの生体情報である場合、管理装置3は、入退室情報として、ユーザーの生体情報を取得する。具体的には、図3に示すオフィスの入退室口であるドア35付近に、生体情報リーダーを設置する。入室又は退室するユーザーは生体情報リーダーにユーザーの生体情報を読み込ませる。通信部20は、ネットワークを介して、生体情報カードリーダーから生体情報を受信する。
制御部24は、入退室情報に基づいて所定のエリア内に在室している在室者の人数を算出する。詳しくは、在室者の人数は、入室者の人数から退室者の人数を引くことで、得られる。制御部24は、所定の時刻以降に、在室者の人数が予め設定された人数以下であるか否かを判定する。
制御部24は、在室者の人数が予め設定された人数以下であると判定すると、入退室情報と、ユーザー情報とに基づいて、ユーザーのうちから、所定のエリア内に在室している第一在室者を特定するとともに、端末情報に基づいて、第一在室者が使用する端末2を特定する。図3は、所定の時刻が経過した後に、在室者の人数が3人となった状態を示している。予め設定された人数が3人である場合、在室者が3人以下になると、第一在室者が特定される。図3に示す例では、制御部24は、座席61、74及び77に在籍する在室者を第一在室者として特定する。そして、制御部24は、端末情報に基づいて、座席61、74及び77に在籍する在室者が使用する端末2を特定する。
通信部20は、制御部24が特定した端末2に対し、通知画像と、通知画像を表示させる指令とを送信する。図3に示す例では、座席61、74及び77に在籍する在室者(第一在室者)が使用する端末2に、通知画像としてマップ画像及び/又はリスト画像が送信される。この結果、第一在室者の端末2において、マップ画像及び/又はリスト画像が表示される。したがって、これらの第一在室者は、図3で示されるマップ画像及び/又は図4で示されるリスト画像を見ることができる。これにより、第一在室者は、退室する際に、現在の状態から理想状態に変更すべき管理対象1と、その管理対象1に対して実行すべき操作とを容易に把握することができる。
続いて図1、図2及び図6を参照して、管理装置3の制御部24が実行する第一在室者特定処理について説明する。図6は、実施形態2に係る第一在室者特定処理を示すフローチャートである。
実施形態2では、通信部20は、入退室情報を更に受信する。記憶部22は、通信部20が受信した入退室情報を更に記憶する。制御部24は、入退室情報を記憶部22から取得し、入退室情報に基づいて、在室者の人数を算出する。制御部24は、所定の時刻が経過したか否かを判定し、所定の時刻が経過したと判定すると、図6に示す第一在室者特定処理を開始する。予め設定される時刻は、複数設定されてもよい。例えば、定時時刻、及び定時時刻以降2時間おきの時刻でもよい。
図6に示すように、制御部24は、所定の時刻が経過すると、在室者の人数が予め設定された人数以下であるか否かを判定する(ステップS110)。制御部24は、在室者の人数が予め設定された人数以下となるまで、ステップS110の処理を繰り返す(ステップS110のNo)。制御部24は、在室者の人数が予め設定された人数以下であると判定すると(ステップS110のYes)、記憶部22が記憶する入退室情報とユーザー情報とに基づいて、ユーザーのうちから所定のエリア内に在室している第一在室者を特定する(ステップS112)。制御部24は更に第一在室者の使用する端末2を特定する(ステップS114)。次いで、制御部24は、通知画像(マップ画像及び/又はリスト画像)を生成する(ステップS116)。次いで、制御部24は、通信部20を介して、制御部24が特定した第一在室者が使用する端末2に通知画像を表示させる。詳しくは、制御部24は、通信部20を介して、第一在室者が使用する端末2に対し、通知画像と、通知画像を表示させる指令とを送信する(ステップS118)。この結果、第一在室者の使用する端末2に、通知画像が表示される。通知画像と、通知画像を表示させる指令とが送信されると、第一在室者特定処理が終了する。
以上のように、実施形態2に係る管理装置3は、ユーザーの端末2に管理対象1の管理情報(管理対象1の現在の状態、名称及び位置)を通知する。このため、ユーザーは管理対象1の現在の状態及び位置を把握することができ、ユーザーは管理情報に基づいて省エネ行為を確実に実行することができる。よって、実施形態2に係る管理装置3は、管理対象の現在の状態及び所定のエリア内の在室者の人数の情報を活用して所定のエリアの省エネをサポートすることができる。
なお、管理装置3の入力部28は、ユーザー情報及び端末情報を更に入力することができる。したがって、ユーザー情報及び端末情報を更新することができる。ユーザー情報を更新する場合としては、例えば、ユーザーが異動する場合が挙げられる。また、端末情報を更新する場合としては、端末2が修理のために別の端末2と交換される場合が挙げられる。
[実施形態3]
次に、図1、図2及び図7〜図10を参照して、実施形態3に係る管理装置3について説明する。実施形態3は、第一在室者のうちから第二在室者を特定し、第二在室者の端末にメッセージ画像を表示させる点で、実施形態2と異なる。第二在室者は、管理対象1ごとに特定される。詳しくは、第二在室者として、管理対象1ごとに、管理対象1に座席が最も近い第一在室者が特定される。以下、実施形態3について実施形態2と異なる事項について説明し、実施形態2と重複する部分についての説明は割愛する。図7は、実施形態3に係るマップ画像を表示する画面の一例を示す図である。
図2に示す記憶部22は、所定のエリア内のユーザーの座席の位置を示す座席情報を更に記憶する。
制御部24は、管理対象1の位置を示す情報と、座席情報とに基づいて、管理対象1ごとに、第一在室者のうちから、管理対象1に対して座席が最も近い第二在室者を更に特定する。詳しくは、第二在室者は、現在の状態が理想状態ではない管理対象1ごとに特定される。図7に示す例では、施錠する必要又は電源をオフする必要がある管理対象1は、エアコン36及び37、照明40、42及び44、窓50及び54、並びにドア35である。これらの管理対象1ごとに、第一在室者のうちから、第二在室者を特定する。具体的には、エアコン36、照明40及び44、窓50、並びにドア35に対して座席が最も近い第二在室者は、座席61を使用するユーザーである。エアコン37、照明42及び窓54に対して座席が最も近い第二在室者は、座席74及び77を使用する各ユーザーである。
本実施形態では、第二在室者を1人単位で区別しておらず、グループ化している。詳しくは、座席を座席60〜65、66〜71、72〜77及び78〜83の4つのグループに分けて、操作が必要な管理対象1に対して最も近い座席グループを特定している。また、後述するように、メッセージ画像も座席グループごとに通知する。
制御部24は、第二在室者が属する座席グループごとに通知画像(マップ画像及び/又はリスト画像)を作成する。また、制御部24は、第二在室者が属する座席グループ毎、メッセージ画像を作成する。メッセージ画像は、管理対象1の状態を所定の状態に遷移させることを促すメッセージを含む。通信部20は、第二在室者の端末2に対し、対応する管理対象1の状態を所定の状態に遷移させることを促すメッセージ画像と、メッセージ画像を表示させる指令とを更に送信する。
図7は、座席74及び77に在籍する第二在室者の端末2に表示されるマップ画像表示画面31を示す。図7に示すように、マップ画像表示画面31は、メッセージ画像Mを含む。メッセージ画像Mは、起動又は開錠している管理対象1を電源オフ又は施錠するように促すメッセージを含む。メッセージ画像Mにより、第二在室者は実行すべき操作を把握することができる。
更に、マップ画像表示画面31において、座席74及び77に在籍する第二在室者に対応する管理対象1(操作が必要な管理対象1)の名称(具体的には、37及び42)は、太線で囲まれる。したがって、第二在室者は、マップ画像表示画面31を見ることにより、操作すべき管理対象1を容易に把握することができる。
続いて図8及び図9を参照して、実施形態3に係るリスト画像を説明する。図8及び図9は、本発明の実施形態3に係るリスト画像を表示する画面の一例を示す図である。詳しくは、図8は、図7に示す座席61に在籍する第二在室者のために作成されるリスト画像表示画面86を示す。図9は、図7に示す座席74及び77に在籍する第二在室者のために作成されるリスト画像表示画面87を示す。
図8及び図9に示すように、実施形態3に係るリスト画像表示画面86及び87には、操作すべき管理対象1の管理情報が一覧表記される。したがって、第二在室者は、リスト画像を見ることにより、操作すべき管理対象1を容易に把握することができる。
更に、リスト画像表示画面86及び87は、起動又は開錠している管理対象1を電源オフ又は施錠するように促すメッセージ画像Mを含む。メッセージ画像Mにより、第二在室者は実行すべき操作を把握することができる。
続いて図1、図2、図7〜図10を参照して、管理装置3の制御部24が実行する第二在室者特定処理について説明する。図10は、実施形態3に係る第二在室者特定処理を示すフローチャートである。
実施形態3では、まず、実施形態2と同様に第一在室者が特定される(ステップS120、S122)。
第一在室者が特定されると、制御部24は、管理対象1の位置を示す情報と、座席情報とに基づいて、管理対象1ごとに、第一在室者のうちから、管理対象1に対して座席が最も近い第二在室者を特定する(ステップS128)。本実施形態では、第二在室者は、現在の状態が理想状態ではない管理対象1(操作が必要な管理対象1)ごとに特定される。制御部24は、第二在室者の使用する端末2を特定する(ステップS130)。
制御部24は、第二在室者ごとに(第二在室者が属する座席グループごとに)、通知画像(マップ画像及び/又はリスト画像)及びメッセージ画像を作成する(ステップS132)。メッセージ画像は、管理対象1の状態を所定の状態に遷移させることを促すメッセージを含む画像である。所定の状態は、例えば、起動されている状態又は施錠されている状態である。
制御部24は、通信部20を介して、第二在室者の端末2に通知画像を表示させる。詳しくは、制御部24は、通信部20を介して、第二在室者の端末2に対し、通知画像及びメッセージ画像と、それらの画像を表示させる指令とを送信する(ステップS134)。この結果、第二在室者の使用する端末2に、通知画像及びメッセージ画像が表示される。通知画像及びメッセージ画像と、それらの画像を表示させる指令とが送信されると、第二在室者特定処理が終了する。
以上のように、実施形態3に係る管理装置3は、管理対象1ごとに、第二在室者を特定し、第二在室者の端末2に、対応する管理対象1の管理情報を送信する。このため、管理対象1を管理する責任の所在が明確になり、管理対象1に対するサポートが効率的となる。更に第二在室者にメッセージ画像が送信されるため、操作内容が明確になる。更に、実施形態3に係る通知画像によれば、操作すべき管理対象1を第二在室者が一見して把握することができる。よって、実施形態3に係る管理装置3は、確実に省エネをサポートすることができる。
なお、管理装置3の入力部28は、ユーザーの座席の位置を示す座席情報を更に入力することができる。したがって、座席情報を更新することができる。座席情報を更新する場合としては、例えば、席替えする場合が挙げられる。
[実施形態4]
次に、図1、図2、図11及び図12を参照して、実施形態4に係る管理装置3について説明する。図11は、実施形態4に係る第三在室者の行動軌跡を示す図(行動軌跡表示図46)である。実施形態4は、所定のエリアを利用するユーザーの行動軌跡を時系列に沿って記憶し、第一在室者が所定の区画に進入した頻度に基づいて、第一在室者のうちから第三在室者を特定する点で、実施形態2と異なる。以下、実施形態4について実施形態2と異なる事項について説明し、実施形態2と重複する部分についての説明は割愛する。
図2に示す通信部20は、携帯端末18から、所定のエリア内における携帯端末18の現在位置を示す位置情報を更に受信する。携帯端末18にGPS機能を搭載させることで、通信部20は携帯端末18から位置情報を受信することができる。これにより携帯端末18を携帯するユーザーの所定のエリア内の位置を随時把握することができる。
制御部24は、所定のエリアを利用するユーザーの位置情報を時系列に沿って、記憶部22に記憶させる。これにより制御部24は、ユーザーの行動軌跡を把握することができる。制御部24は、第一在室者を特定すると、記憶部22が記憶する第一在室者の位置情報に基づいて、第一在室者が所定の区画に進入した頻度を更に判定する。制御部24は、第一在室者のうちから、所定の区画に進入した頻度が所定の条件を満たす第三在室者を更に特定する。所定のエリアは複数の部分に区切られており、それらの部分のうちの少なくとも1つが、所定の区画として定められる。典型的には、所定の区画は、所定のエリアのうち、在室者が主として在室する区画以外の区画である。図11で示される所定のエリアは、執務室32と、実験室33と、会議室34とに区切られており、所定の区画は、実験室33及び会議室34である。
例えば、第一在室者として座席61に在籍する在室者に着目し、所定の区画として実験室33に着目する。図11は、座席61に在籍する第一在室者の行動軌跡51を示す。具体的には、図11において、行動軌跡51が、座席61に在籍する第一在室者の行動軌跡を示す。照明44は、実験室33に設置された第一管理対象である。第一管理対象は、管理対象1に含まれ、所定の区画に配置される。制御部24は、座席61に在籍する第一在室者が実験室33に進入した頻度を算出する。具体的には、制御部24は、座席61に在籍する第一在室者の行動軌跡に基づき、座席61に在籍する第一在室者が執務室32から実験室33へ進入した回数を算出する。
制御部24は、座席61に在籍する第一在室者が実験室33に進入した頻度が所定の条件を満たすか否かを判定する。所定の条件とは、例えば、第一在室者のうち、実験室33に進入した頻度が所定の値以上となる者であること、又は実験室33に進入した頻度が、最大となる者であることである。制御部24は、頻度が所定の条件を満たす第一在室者を所定の区画に対する第三在室者として特定する。したがって、図11で示される例において、座席61に在籍する第一在室者が座席74及び77に在籍する第一在室者に比べて、実験室33に進入した頻度が多い場合、又は座席61に在籍する第一在室者が実験室33に進入した頻度が所定の値以上である場合、座席61に在籍する第一在室者が、実験室33に対する第三在室者として特定される。
通信部20は、第三在室者の端末2に対し、第一管理対象の状態を所定の状態に遷移させることを促すメッセージ画像と、メッセージ画像を表示させる指令とを更に送信する。図11に示す例では、管理装置3は、実験室33に設置された照明44の電源をオフにするように促すメッセージ画像を、座席61に在籍する第三在室者の端末2に表示させる。
続いて図1、図2、図11及び図12を参照して、管理装置3の制御部24が実行する第三在室者特定処理について説明する。図12は、実施形態4に係る第三者在室者特定処理を示すフローチャートである。
実施形態4では、まず、実施形態2及び3と同様に第一在室者が特定される(ステップS140、S142)。
制御部24は、第一在室者を特定すると、第一在室者の行動軌跡(位置情報)を記憶部22から取得する(ステップS144)。例えば、所定のエリアを利用するユーザーの携帯する携帯端末18から、通信部20が携帯端末18の現在位置を示す位置情報を受信し、制御部24が、時系列に沿って位置情報を記憶部22に記憶させる。これにより制御部24は、所定のエリアを利用するユーザーの行動軌跡を記憶部22に記憶させる。制御部24は、記憶部22から取得した第一在室者の行動軌跡に基づいて、第一在室者の所定の区画に進入する頻度を算出する(ステップS146)。
次いで、制御部24は、第一在室者の所定の区画に進入する頻度が所定の条件を満たすか否かを判定する(ステップS148)。所定の条件は、上述したように、判定対象の第一在室者が所定の区画に進入した頻度が、第一在室者のうちで最大であること、又は判定対象の第一在室者が所定の区画に進入した頻度が所定の値(例えば、5回)以上であることである。制御部24は、頻度が所定の条件を満たさないと判定すると(ステップS148のNo)、実施形態4に係る第三在室者特定処理は終了する。一方、制御部24は、頻度が所定の条件を満たすと判定すると(ステップS148のYes)、判定対象の第一在室者を第三在室者として特定し、その第三在室者の使用する端末2を特定する(ステップS150)。
制御部24は、第三在室者の使用する端末2を特定すると、通知画像(マップ画像及び/又はリスト画像)、及びメッセージ画像を作成する(ステップS152)。制御部24は、通信部20を介して、第三在室者の使用する端末2に通知画像を表示する。詳しくは、制御部24は、通信部20を介して、第三在室者の端末2に対して、通知画像、及びメッセージ画像と、それらの画像を表示する指令とを送信する(ステップS154)。この結果、第三在室者の使用する端末2に、通知画像及びメッセージ画像が表示される。通知画像及びメッセージ画像と、それらを表示させる指令とが送信されると、実施形態4に係る第三在室者特定処理は終了する。
以上のように、実施形態4に係る管理装置3は、所定の区画に設置された管理対象1を最も多く使用する第三在室者を特定し、第三在室者の端末2に、省エネをサポートするメッセージ画像を表示させるため、管理対象1に対する省エネのサポートが効率的となる。
[実施形態5]
次に、図1、図2、図11及び図13を参照して、実施形態5に係る管理装置3について説明する。実施形態5は、所定のエリアを利用するユーザーの行動軌跡を時系列に沿って記憶し、第一在室者が所定の区画に滞在した時間に基づいて、第一在室者のうちから第四在室者を特定する点で、実施形態4と異なる。以下、実施形態5について実施形態4と異なる事項について説明し、実施形態4と重複する部分についての説明は割愛する。
図2に示す制御部24は、携帯端末18から位置情報を受信した時刻を示す時刻情報を位置情報に関連づけて記憶部22に記憶させる。制御部24は、第一在室者を特定すると、第一在室者の位置情報と時刻情報とに基づいて、第一在室者が所定の区画に滞在した時間(以下、滞在時間と記載することがある。)を算出する。制御部24は、第一在室者のうちから、所定の区画に滞在した時間が所定の条件を満たす第四在室者を特定する。
所定の条件とは、例えば、判定対象の第一在室者が所定の区画に滞在した時間が所定の値以上となること、又は判定対象の第一在室者が所定の区画に滞在した時間が、第一在室者のうちで最大であることである。制御部24は、滞在時間が所定の条件を満たす第一在室者を所定の区画に対する第四在室者として特定する。したがって、図11で示される例において、座席61に在籍する第一在室者が座席74及び77に在籍する第一在室者に比べて、実験室33での滞在時間が長い場合、又は座席61に在籍する第一在室者の実験室33での滞在時間が所定の値以上である場合、座席61に在籍する第一在室者が、実験室33に対する第四在室者として特定される。
通信部20は、第四在室者の端末2に対し、第一管理対象(例えば、実験室33に設置された照明44)の状態を所定の状態に遷移させることを促すメッセージ画像と、メッセージ画像を表示させる指令とを更に送信する。図11に示す例では、実験室33の照明44の電源をオフにするように促すメッセージ画像が座席61に在籍する第四在室者の端末2に表示される。
続いて図1、図2、図11及び図13を参照して、管理装置3の制御部24が実行する第四在室者特定処理について説明する。図13は、実施形態5に係る第四者在室者特定処理を示すフローチャートである。
実施形態5では、まず、実施形態4と同様に第一在室者が特定される(ステップS141、S143)。制御部24は、第一在室者を特定すると、第一在室者の行動軌跡(位置情報)と、その行動軌跡に関連付けられた時刻情報とを記憶部22から取得する(ステップS145)。
次いで、制御部24は、第一在室者の行動軌跡と時刻情報とに基づいて、第一在室者の所定の区画での滞在時間を算出する(ステップS147)。制御部24は、第一在室者の所定の区画での滞在時間が所定の条件を満たすか否かを判定する(ステップS149)。所定の条件は、上述したように、判定対象の第一在室者の滞在時間が第一在室者のうちで最大であること、又は判定対象の第一在室者の滞在時間が所定の値(例えば、2時間)以上であることである。制御部24は、滞在時間が所定の条件を満たさないと判定すると(ステップS149のNo)、実施形態5に係る第四在室者特定処理は終了する。一方、制御部24は、頻度が所定の条件を満たすと判定すると(ステップS149のYes)、判定対象の第一在室者を第四在室者として特定し、その第四在室者の使用する端末2を特定する(ステップS151)。制御部24は、所定の区画における管理対象1を更に特定する。
制御部24は、第四在室者の使用する端末2を特定すると、通知画像(マップ画像及び/又はリスト画像)、及びメッセージ画像を作成する(ステップS153)。制御部24は、通信部20を介して、通知画像を表示させる。詳しくは、制御部24は、通信部20を介して、第四在室者の端末2に対して、通知画像及びメッセージ画像と、それらの画像を表示する指令とを送信する(ステップS155)。この結果、第四在室者の使用する端末2に、通知画像及びメッセージ画像が表示される。通信部20が通知画像及びメッセージ画像と、それらの画像を表示する指令とを送信すると、実施形態5に係る第四在室者特定処理は、終了する。
以上のように、実施形態5に係る管理装置3は、所定の区画に設置された管理対象1を最も多く使用する第四在室者を特定し、第四在室者の端末2に、省エネをサポートするメッセージ画像を表示させるため、管理対象1に対するサポートが効率的となる。
[実施形態6]
図1、図2、図14及び図15を参照して、実施形態6に係る管理装置3について説明する。実施形態6は、所定のエリアから最後に退室する者(最終退室者)を特定し、最終退室者に第二管理対象の状態を制御させる点で、実施形態4と異なる。以下、実施形態6について実施形態4と異なる事項について説明し、実施形態4と重複する部分についての説明は割愛する。第二管理対象は、最終退室者によってのみ状態が制御されるべき管理対象1である。管理対象1は、第二管理対象を含む。
図14は、実施形態6に係るマップ画像を表示する画面の一例を示す図である。例えば、第二管理対象は、起動に時間のかかる管理対象1である。図14に示す例において、第二管理対象は、プロジェクタ38である。
図2に示す制御部24は、入退室情報に基づいて所定のエリア内に在室している第一在室者の人数を算出し、第一在室者の人数が1人であるか否かを判定する。制御部24は、第一在室者の人数が1人であると判定すると、入退室情報と、ユーザー情報とに基づいて、第一在室者のうちから、最終退室者を特定する。制御部24は、端末情報に基づいて、最終退室者が使用する端末2を特定する。図14で示されるマップ画像表示画面47では、最終退室者は座席61に在籍する第一在室者である。
通信部20は、最終退室者の端末2に対し、第二管理対象の電源をオフにするように促すメッセージ画像と、メッセージ画像を表示させる指令とを更に送信する。この結果、最終退室者の端末2に、例えば、図14で示されるマップ画像及びメッセージ画像が表示される。
続いて図1、図2、図14及び図15を参照して、管理装置3の制御部24が実行する最終退室者特定処理について説明する。図15は、実施形態6に係る最終退室者特定処理を示すフローチャートである。
実施形態6では、図15に示すように、制御部24は、第一在室者の人数が1人であるか否かを判定する(ステップS160)。制御部24は、在室者の人数が1人になるまで、ステップS160の処理を繰り返す(ステップS160のNo)。
制御部24は、第一在室者の人数が1人であると判定すると(ステップS160のYes)、入退室情報とユーザー情報とに基づいて、最終退室者を特定するとともに、端末情報に基づいて、最終退室者が使用する端末2を特定する(ステップS162)。制御部24は、最終退室者の端末2を特定すると、通知画像(マップ画像及び/又はリスト画像)及びメッセージ画像を作成する(ステップS164)。制御部24は、通信部20を介して、最終退室者の端末2に通知画像を表示させる。詳しくは、制御部24は、通信部20を介して、最終退室者の端末2に対して通知画像及びメッセージ画像を送信する(ステップS166)。それにより、最終退室者の端末2に通知画像及びメッセージ画像が表示される。メッセージ画像は、第二管理対象の電源をオフにするか、又は施錠するように最終退室者を促すメッセージを含む。通信部20が通知画像及びメッセージ画像と、それらの画像を表示する指令とを送信すると、実施形態6に係る最終退室者特定処理は、終了する。
以上から、実施形態6では、最終退室者によってのみ状態を制御されるべき第二管理対象の省エネ対応を最終退室者に通知することができる。
[実施形態7]
図1、図2及び図16を参照して、実施形態7に係る管理装置3について説明する。実施形態7は、最終退室候補者に対し、第二管理対象(最終退室者によってのみ状態を制御されるべき管理対象1)の省エネ対応(状態の制御)をしないように促すメッセージを通知する点において、実施形態6と異なる。以下、実施形態7について実施形態6と異なる事項について説明し、実施形態6と重複する部分についての説明は割愛する。
図2に示す制御部24は、入退室情報に基づいて第一在室者の人数を算出し、所定の時刻以降に第一在室者が所定の人数以下であるか否かを判定する。制御部24は、第一在室者が所定の人数以下であると判定すると、入退室情報と、ユーザー情報とに基づいて、所定のエリアに在室している在室者を最終退室候補者として特定する。制御部24は、端末情報に基づいて、最終退室候補者の使用する端末2を特定する。
通信部20は、最終退室候補者の端末2に対し、第二管理対象の電源をオフにしないように促すメッセージ画像と、メッセージ画像を表示する指令とを送信する。第二管理対象は、例えば、起動に時間のかかる管理対象1(例えば、プロジェクタ10)である。メッセージは、例えば、「最終退室する場合を除き、プロジェクタの電源をオフにしないで下さい。」である。
続いて図1、図2及び図16を参照して、管理装置3の制御部24が実行する最終退室候補者特定処理について説明する。図16は、実施形態7に係る最終退室候補者特定処理を示すフローチャートである。
制御部24は、所定の時刻以降になると、第一在室者の人数が所定の人数以下となるか否かを判定する(ステップS170)。制御部24は、第一在室者の人数が所定の人数以下となるまで、ステップS170の処理を繰り返す(ステップS170のNo)。
制御部24は、第一在室者の人数が所定の人数以下であると判定すると(ステップS170のYes)、最終退室候補者と、最終退室候補者の使用する端末2とを特定する(ステップS172)。制御部24は、最終退室候補者の端末2を特定すると、通知画像(マップ画像及び/又はリスト画像)及びメッセージ画像を作成する(ステップS174)。制御部24は、通信部20を介して、最終退室候補者の端末2に、通知画像を表示させる。制御部24は、通信部20を介して、最終退室候補者の端末2に通知画像及びメッセージ画像を送信する(ステップS176)。それにより、最終退室候補者の端末2に通知画像及びメッセージ画像が表示される。通信部20が通知画像及びメッセージ画像と、それらの画像を表示する指令とを送信すると、実施形態7に係る最終退室候補者特定処理は、終了する。
以上説明したように、実施形態7に係る管理装置3によれば、最終退室者によってのみ操作されるべき管理対象1(第二管理対象)に対し、最終退室者ではない人が省エネ対応を行うことを抑制できる。
[実施形態8]
図1、図2及び図17を参照して、実施形態8に係る管理装置3を説明する。実施形態8は、所定のエリア内におけるユーザー(在室者)の位置に応じて管理装置3が管理対象1の状態を制御する点で実施形態1〜7と異なる。以下、実施形態8について実施形態1〜7と異なる事項について説明し、実施形態1〜7と重複する部分についての説明は割愛する。
図2に示す通信部20は、携帯端末18から、所定のエリア内における携帯端末18の現在位置を示す位置情報を更に受信する。
管理対象1は、管理装置3が状態を制御できる第三管理対象を含む。第三管理対象は、例えば、空調機器6、照明機器8及びプロジェクタ10である。記憶部22は、第三管理対象の起動に要する時間を示す起動情報と、第三管理対象の待機電力を示す電力情報とのうちの少なくとも一方を更に記憶する。制御部24は、起動情報及び電力情報のうちの少なくとも一方に基づき、第三管理対象のうちから、状態制御を実行する対象である第四管理対象を特定する。第四管理対象は、例えば、第三管理対象のうち起動に比較的長い時間を要し、かつ待機電力が比較的大きい対象である。起動情報及び待機電力の何れを優先的に適用するかは、ユーザーが予め設定することができる。
制御部24は、第四管理対象の位置を示す情報と、携帯端末18の現在位置を示す位置情報と、第四管理対象の第一情報とに基づき、第四管理対象の状態の制御が必要であるか否かを判定する。制御部24が、第四管理対象の状態の制御が必要であると判定すると、通信部20は、第四管理対象に対し、第四管理対象の状態を所定の状態に遷移させる指令を送信する。
続いて図1、図2及び図17を参照して、管理装置3の制御部24が実行する状態制御処理について説明する。図17は、実施形態8に係る状態制御処理を示すフローチャートを示す。
制御部24は、第三管理対象の起動に要する時間を示す起動情報と、第三管理対象の待機電力を示す電力情報とのうちの少なくとも一方に基づき、第三管理対象のうちから、第四管理対象を特定する(ステップS178)。
制御部24は、第四管理対象の位置を示す情報と、携帯端末18の現在位置を示す位置情報と、第四管理対象の第一情報とに基づき、第四管理対象の状態制御が必要であるか否かを判定する(ステップS180)。制御部24は、第四管理対象の状態制御が必要であると判定するまで、ステップS178と、ステップS180との処理を繰り返す(ステップS180のNo)。
制御部24が、第四管理対象の状態の制御が必要であると判定すると(ステップS180のYes)、通信部20は、第四管理対象の状態を遷移させる指令を送信する(ステップS182)。例えば、制御部24は、第四管理対象の電源がオン状態であり、第四管理対象の周囲に在室者がいない場合、第四管理対象の状態制御が必要であると判定する(ステップS180のYes)。この場合、通信部20は、第四管理対象の電源をオフ状態にする指令を送信する。また、制御部24は、第四管理対象の電源がオフ状態であり、第四管理対象の周囲に在室者がいる場合、第四管理対象の状態制御が必要であると判定する(ステップS180のYes)。この場合、通信部20は、第四管理対象の電源をオン状態にする指令を送信する。ステップS182において通信部20が第四管理対象の状態を遷移させる指令を送信すると、実施形態8に係る状態制御処理は終了する。
以上から、実施形態8に係る管理装置3は、省エネ対応が必要な管理対象1に対し、省エネ対応を実行するため、省エネを効率よく実行することができる。
[実施形態9]
図1、図2及び図18を参照して、実施形態9に係る管理装置3を説明する。実施形態9は、時刻に応じて管理装置3が管理対象1の状態を制御する点で実施形態1〜8と異なる。以下、実施形態9について実施形態1〜8と異なる事項について説明し、実施形態1〜8と重複する部分についての説明は割愛する。
管理対象1は、管理装置3が状態を制御できる第三管理対象を含む。記憶部22は、起動管理時刻を更に記憶する。起動管理時刻は、第三管理対象を起動状態にする時刻又は第三管理対象を非起動状態にする時刻を示す。
制御部24は、現在時刻が起動管理時刻であるか否かを判定する。制御部24は、現在時刻が起動管理時刻であると判定すると、第三管理対象の第一情報に基づき、第三管理対象の起動状態にする必要があるか否かを判定する。
通信部20は、第三管理対象の起動状態にする必要があると制御部24が判定すると、第三管理対象に対し、第三管理対象の状態を遷移させる指令を送信する。
続いて図1、図2及び図18を参照して、管理装置3の制御部24が実行する第一起動制御処理について説明する。図18は、実施形態9に係る第一起動制御処理の一例を示すフローチャートを示す。
現在時刻が起動管理時刻になると、第一起動制御処理は開始する。制御部24は、第一起動制御処理が開始すると、まず、第三管理対象の第一情報に基づき、第三管理対象の状態制御が必要であるか否かを判定する。状態制御とは、例えば、起動状態にすること(起動させること)、非起動状態にすること(電源をオフ状態にすること)である。図18では、状態制御のうち起動させることについて説明する。制御部24は、第三管理対象を起動させることが必要であるか否かを判定する(ステップS184)。制御部24が、第三管理対象を起動させる必要がないと判定すると(ステップS184のNo)、第一起動制御処理は終了する。
制御部24が、第三管理対象を起動させる必要があると判定すると(ステップS184のYes)、通信部20が、第三管理対象の状態を遷移させる指令を送信する(ステップS186)。例えば、起動管理時刻が、第三管理対象を起動させる時刻を示し、第三管理対象の第一情報が、第三管理対象の電源がオフ状態であることを示す場合、通信部20は、第三管理対象の電源をオン状態にする指令を送信する。これにより、第三管理対象は、起動管理時刻に起動する。一方、起動管理時刻が、第三管理対象を非起動状態にする時刻を示し、第三管理対象の第一情報が、第三管理対象の電源がオン状態であることを示す場合、通信部20は、第三管理対象の電源をオフ状態にする指令を送信する。これにより、第三管理対象の電源が、起動管理時刻にオフ状態となる。通信部20が第三管理対象の状態を遷移させる指令を送信すると、第一起動制御処理は終了する。
以上から、実施形態9に係る管理装置3は、起動管理時刻になると第三管理対象を起動させるため、ユーザーは効率よく仕事を行うことができる。また、実施形態9に係る管理装置3は、起動管理時刻になると第三管理対象の電源をオフさせるため、所定のエリアの省エネをサポートすることができる。
[実施形態10]
図1、図2及び図19を参照して、実施形態10に係る管理装置3を説明する。実施形態10は、特定のユーザーが所定のエリアに入室したか否かに応じて管理装置3が管理対象1の状態を制御する点で実施形態1〜9と異なる。以下、実施形態10について実施形態1〜9と異なる事項について説明し、実施形態1〜9と重複する部分についての説明は割愛する。
記憶部22は、所定のエリアを利用するユーザーのうちから予め選出した特定ユーザーを示す特定ユーザー情報を記憶する。
通信部20は、特定のユーザーの所定のエリア内への入室を示す入室情報を受信する。例えば、実施形態1において説明したように、通信部20は、IDカードに登録されたユーザーの認証情報、又はユーザーの生体情報を、入室情報として受信する。
制御部24は、入室情報と、特定ユーザー情報とに基づき、特定ユーザーが所定のエリア内に入室したか否かを判定する。制御部24は、特定ユーザーが所定のエリア内に入室したと判定すると、第三管理対象の第一情報に基づき、第三管理対象の起動が必要であるか否かを判定する。実施形態10において、第三管理対象は、管理対象1のうち、特定ユーザーが使用する頻度が高い対象である。
通信部20は、制御部24が第三管理対象の起動が必要であると判定すると、第三管理対象に対し、第三管理対象を起動させる指令を送信する。
続いて図1、図2及び図19を参照して、管理装置3の制御部24が実行する第二起動制御処理について説明する。図19は、実施形態10に係る第二起動制御処理を示すフローチャートである。
特定のユーザーが所定のエリアに入室すると、第二起動制御処理が開始する。制御部24は、第二起動制御処理が開始すると、第三管理対象の第一情報に基づいて、第三管理対象の起動が必要であるか否かを判定する(ステップS190)。具体的には、第三管理対象が起動していない場合に、制御部24は、第三管理対象の起動が必要であると判定する。制御部24が第三管理対象の起動が必要でないと判定すると(ステップS190のNo)、第二起動制御処理が終了する。一方、制御部24が第三管理対象の起動が必要であると判定すると(ステップS190のYes)、通信部20は、第三管理対象に対し、起動させる指令を送信する(ステップS192)。これにより、第三管理対象は、特定ユーザーが所定のエリアに入室すると、自動的に起動する。通信部20が第三管理対象に対し、起動させる指令を送信すると、第二起動制御処理が終了する。
以上から、実施形態10に係る管理装置3は、特定のユーザーの行動に沿って第三管理対象を起動させるため、ユーザーは仕事を効率よく進めることができる。
以上、本発明の実施形態について、図面(図1〜図19)を参照しながら説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。また、上記の実施形態で示す構成は、一例であって特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、本発明の実施形態では、第一在室者が所定の区画に進入する頻度を、ユーザーの行動軌跡に基づいて判定したが、ユーザーの行動軌跡を利用する方法以外の方法によって、第一在室者が所定の区画に進入する頻度が判定されてもよい。例えば、所定の区画の出入り口付近に、IDカードリーダー又は生体情報リーダーを設置して、IDカードリーダー又は生体情報リーダーから送信されるユーザーの識別情報又はユーザーの生体情報に基づいて、ユーザーが所定の区画に進入する頻度を算出してもよい。あるいは、所定の区画の出入り口付近にネットワークカメラを設置して、ネットワークカメラから送信される撮像信号に基づいて、ユーザーが所定の区画に進入する頻度を算出してもよい。
本発明は、電気機器の分野に利用可能である。
3 管理装置
20 受信部
22 記憶部
24 制御部
26 送信部

Claims (15)

  1. 所定のエリアに配置された少なくとも一つの管理対象の状態を管理する管理装置であって、
    前記管理対象の現在の状態を示す第一情報を受信する受信部と、
    前記管理対象に予め付与された名称及び前記エリア内における位置を示す第二情報を記憶する記憶部と、
    前記第一情報と前記第二情報とに基づき、前記管理対象の管理情報を示す通知画像を生成する制御部と、
    前記エリア内に位置する端末に対し、前記通知画像と、前記通知画像を表示させる指令とを送信する送信部と
    を備え、
    前記管理情報は、前記管理対象の現在の状態、名称及び位置を示す、管理装置。
  2. 前記第一情報は、前記管理対象が起動しているか否かを示す情報と、前記管理対象が施錠されているか否かを示す情報とのうちの少なくとも一方を示す、請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記通知画像は、前記エリアのマップを示すマップ画像、及び/又は前記管理対象の前記管理情報が前記管理対象ごとに一覧表記されたリスト画像を含み、
    前記マップ画像は、前記エリア内における前記管理対象の位置に対応する前記マップ内の位置に、前記管理対象の現在の状態、及び名称を示す画像を含む、請求項1又は2に記載の管理装置。
  4. 前記管理情報は、前記管理対象の理想状態を示す情報を更に含み、
    前記理想状態は、前記エリアを利用するユーザーが前記エリアから全員退室した際に前記管理対象が示すべき状態であり、予め指定されている、請求項1〜3の何れか一項に記載の管理装置。
  5. 前記第二情報を入力するための入力部を更に備える、請求項1〜4の何れか一項に記載の管理装置。
  6. 前記記憶部は、前記エリアを利用するユーザーを示すユーザー情報と、前記ユーザーが使用する前記端末を示す端末情報とを更に記憶し、
    前記受信部は、前記ユーザーの前記エリアへの入室及び前記エリアからの退室を示す入退室情報を更に受信し、
    前記制御部は、前記入退室情報に基づいて前記エリア内に在室している在室者の人数を算出し、所定の時刻以降に、前記在室者の人数が予め設定された人数以下であるか否かを判定し、
    前記制御部は、前記在室者の人数が予め設定された人数以下であると判定すると、前記入退室情報と、前記ユーザー情報とに基づいて、前記ユーザーのうちから、前記エリア内に在室している第一在室者を特定するとともに、前記端末情報に基づいて、前記第一在室者が使用する前記端末を特定し、
    前記送信部は、前記制御部が特定した前記端末に対し、前記通知画像と、前記通知画像を表示させる指令とを送信する、請求項1〜5の何れか一項に記載の管理装置。
  7. 前記記憶部は、前記エリア内の前記ユーザーの座席の位置を示す座席情報を更に記憶し、
    前記制御部は、前記管理対象の位置を示す情報と、前記座席情報とに基づいて、前記管理対象ごとに、前記第一在室者のうちから、前記管理対象に対して座席が最も近い第二在室者を更に特定し、
    前記送信部は、前記第二在室者の前記端末に対し、対応する前記管理対象の状態を所定の状態に遷移させることを促すメッセージ画像と、前記メッセージ画像を表示させる指令とを更に送信する、請求項6に記載の管理装置。
  8. 前記管理対象は、前記エリア内の所定の区画に配置された第一管理対象を含み、
    前記端末は、前記ユーザーが携帯する携帯端末を含み、
    前記受信部は、前記携帯端末から、前記エリア内における前記携帯端末の現在位置を示す位置情報を更に受信し、
    前記制御部は、前記位置情報を時系列に沿って前記記憶部に記憶させ、
    前記制御部は、前記第一在室者を特定すると、前記記憶部が記憶する前記第一在室者の前記位置情報に基づいて、前記第一在室者が前記所定の区画に進入した頻度を更に算出し、
    前記制御部は、前記第一在室者のうち、前記区画に進入した頻度が所定の条件を満たす第三在室者を更に特定し、
    前記送信部は、前記第三在室者の前記端末に対し、前記第一管理対象の状態を所定の状態に遷移させることを促すメッセージ画像と、前記メッセージ画像を表示させる指令とを更に送信する、請求項6又は7に記載の管理装置。
  9. 前記第三在室者は、前記第一在室者、のうち前記区画に進入した前記頻度が所定の値以上となる者であるか、又は前記第一在室者のうち、前記区画に進入した前記頻度が最大となる者である、請求項8に記載の管理装置。
  10. 前記管理対象は、前記エリア内の所定の区画に配置された第一管理対象を含み、
    前記端末は、前記ユーザーが携帯する携帯端末を含み、
    前記受信部は、前記携帯端末から、前記エリア内における前記携帯端末の現在位置を示す位置情報を更に受信し、
    前記制御部は、前記位置情報を時系列に沿って前記記憶部に記憶させるとともに、前記位置情報を受信した時刻を示す時刻情報を前記位置情報に関連づけて前記記憶部に記憶させ、
    前記制御部は、前記第一在室者を特定すると、前記第一在室者の前記位置情報と前記時刻情報とに基づいて、前記第一在室者が前記区画に滞在した時間を更に算出し、
    前記制御部は、前記第一在室者のうち、前記区画に滞在した時間が所定の条件を満たす第四在室者を更に特定し、
    前記送信部は、前記第四在室者の前記端末に対し、前記第一管理対象の状態を所定の状態に遷移させることを促すメッセージ画像と、前記メッセージ画像を表示させる指令とを更に送信する、請求項6〜9の何れか一項に記載の管理装置。
  11. 前記第四在室者は、前記区画に滞在した時間が所定の値以上となる前記第一在室者であるか、又は前記第一在室者のうち、前記区画に滞在した時間が最大の在室者である、請求項10に記載の管理装置。
  12. 前記管理対象は、前記エリアから最後に退室する最終退室者によってのみ状態が制御されるべき第二管理対象を含み、
    前記制御部は、前記第一在室者の人数を算出し、所定の時刻以降に、前記第一在室者の人数が1人であるか否かを判定し、
    前記制御部は、前記第一在室者の人数が1人であると判定すると、前記入退室情報と、前記ユーザー情報とに基づいて、前記第一在室者のうちから、前記エリア内に在室している最終退室者を特定するとともに、前記端末情報に基づいて、前記最終退室者が使用する前記端末を特定し、
    前記送信部は、前記最終退室者の前記端末に対し、前記第二管理対象の電源をオフにするように促すメッセージ画像と、前記メッセージ画像を表示させる指令とを更に送信する、請求項6〜11の何れか一項に記載の管理装置。
  13. 前記管理対象は、前記管理装置が状態を制御できる第三管理対象を含み、
    前記端末は、前記エリアを利用するユーザーが携帯する携帯端末を含み、
    前記受信部は、前記携帯端末から、前記エリア内における前記携帯端末の現在位置を示す位置情報を更に受信し、
    前記制御部は、前記第三管理対象の起動に要する時間を示す起動情報と、前記第三管理対象の待機電力を示す電力情報とのうちの少なくとも一方に基づき、前記第三管理対象のうちから、状態制御を実行する対象である第四管理対象を特定し、
    前記制御部は、前記第四管理対象の位置を示す情報と、前記携帯端末の前記現在位置を示す前記位置情報と、前記第三管理対象の前記第一情報とに基づき、前記第四管理対象の状態の制御が必要であるか否かを判定し、
    前記制御部が、前記第四管理対象の状態の制御が必要であると判定すると、前記送信部は、前記第四管理対象に対し、前記第四管理対象の状態を所定の状態に遷移させる指令を送信する、請求項1〜12の何れか一項に記載の管理装置。
  14. 前記管理対象は、前記管理装置が状態を制御できる第三管理対象を含み、
    前記記憶部は、前記第三管理対象を起動状態にする時刻又は前記第三管理対象を非起動状態にする時刻を示す起動管理時刻を更に記憶し、
    前記制御部は、現在時刻が前記起動管理時刻であるか否かを判定し、
    前記制御部は、前記現在時刻が前記起動管理時刻であると判定すると、前記第三管理対象の前記第一情報に基づき、前記第三管理対象を起動状態にする必要であるか否か又は前記第三管理対象を非起動状態にする必要があるか否かを判定し、
    前記送信部は、前記第三管理対象を起動状態にする必要である又は前記第三管理対象を非起動状態にする必要があると判定すると、前記第三管理対象に対し、前記第三管理対象を起動状態にする指令又は非起動状態にする指令を送信する、請求項1〜13の何れか一項に記載の管理装置。
  15. 前記管理対象は、前記管理装置が状態を制御できる第三管理対象を含み、
    前記記憶部は、前記エリアを利用するユーザーのうちから予め選出した特定ユーザーを示す特定ユーザー情報を記憶し、
    前記受信部は、前記ユーザーの前記エリア内への入室を示す入室情報を受信し、
    前記制御部は、前記入室情報と、前記特定ユーザー情報とに基づき、前記特定ユーザーが前記エリア内に入室したか否かを判定し、
    前記制御部は、前記特定ユーザーが前記エリア内に入室したと判定すると、前記第三管理対象の前記第一情報に基づき、前記第三管理対象の起動が必要であるか否かを判定し、
    前記送信部は、前記制御部が前記第三管理対象の起動が必要であると判定すると、前記第三管理対象に対し、前記第三管理対象を起動させる指令を送信する、請求項1〜14の何れか一項に記載の管理装置。
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