JP2019034751A - 複室包装体 - Google Patents

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岳 野村
Takeshi Nomura
岳 野村
伊藤 卓郎
Takuro Ito
卓郎 伊藤
宏希 國枝
Hiroki Kunieda
宏希 國枝
暁子 近藤
Akiko Kondo
暁子 近藤
綾子 鈴木
Ayako Suzuki
綾子 鈴木
友里 竹内
Yuri Takeuchi
友里 竹内
毅 林
Takeshi Hayashi
毅 林
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Abstract

【課題】 本発明は、複数の収容部を有する複室包装体において、デザイン性を重視しつつ、人の視覚以外の知覚によっても中身の区別を可能にすることを目的とする。【解決手段】 本発明は、複数の収容部に仕切られた複室包装体であって、前記複数の収容部の表面に、前記複数の収容部の外方側又は内方側に張り出す凸形状で構成され、且つ前記複数の収容部の少なくとも1つに他の収容部と異なる立体形状が付与されていることを特徴とする複室包装体である。【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の収容部に仕切られた複室包装体に関する。
従来から、異なる種類の内容物を互いに独立させて包装する包装用袋が知られている(例えば、特許文献1)。また、異なる種類の内容物であることが見た目で認識できるよう、包装用袋の表面に内容物に関する表示が印刷されているものも存在する(例えば、特許文献2)。
実開平02−129042号 登録実用新案第3058210号
上記特許文献1及び2に記載された発明では、包装用袋の外見のみによって中身を見分けることが必要となる。
しかし、昨今、ユニバーサルデザインへの社会的要請が高まっており、包装用袋の外見のみ、すなわち人の視覚のみによる中身の区別では、当該要請に十分に応えることができない。
本発明では、このような課題を解決するためになされたものである。すなわち、本発明は、複数の収容部を有する複室包装体において、人の視覚以外の知覚によっても中身の区別を可能にすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、複数の収容部に仕切られた複室包装体であって、前記複数の収容部の表面に、前記複数の収容部の外方側又は内方側に張り出す凸形状で構成され、且つ前記複数の収容部の少なくとも1つに他の収容部と異なる立体形状が付与されていることを特徴とする複室包装体である。
本発明によれば、収容部の表面に立体形状を設け、且つそれぞれの立体形状が異なっていることにより、人の触覚によって各収容部に収容された内容物の違いを認識することができる。
また、本発明に於いては、前記立体形状が、少なくとも前記複数の収容部を仕切る仕切りに沿って形成されていることが望ましい。
本発明によれば、立体形状が仕切りに沿って形成されていることにより、収容部の仕切り位置を認識でき、複室包装体の取り扱いを容易にすることができる。
また、本発明に於いては、前記複室包装体が、樹脂フィルムからなり且つ前記複数の収容部が前記樹脂フィルムを貼り合わせた仕切りシール部によって仕切られており、前記仕切りシール部が、前記複数の収容部の対向する側辺に対して、斜めに設けられていることが望ましい。
本発明によれば、収容部の側辺に沿って複数の切欠(傷、孔、スリット等)や、易開封機構を設ければ、吐出量を容易に調整できる。また、複室包装体を斜めのシール部が形成される側辺の上下方向に沿って引き裂いて、1つの収容部ごとに分離すれば、吐出口がそのまま形成されるため、吐出口を形成するための小さいゴミが出ることを防止できる。さらに、斜めシールと立体形状とにより、これまでにないデザイン性がある。さらに、特に立体形状が斜め仕切りシール部に沿って形成されていれば、仕切りシール部が斜めである収容部の外形を認識でき、触覚によってもデザインを楽しむことができる。
また、本発明に於いては、前記立体形状が、前記収容部の表面の面積のそれぞれ80%以上の領域に形成されていることが望ましい。
本発明によれば、立体形状が収容部の面積の80%以上の領域に形成されていれば、触覚による認識精度を十分に確保することができる。
本発明によれば、収容部の表面に立体形状を設け、且つそれぞれの立体形状が異なっていることにより、人の触覚によって各収容部に収容された内容物の違いを認識することができる。
本発明に係る一の実施形態を示した図である。 本発明に係る他の実施形態を示した図である。 本発明に係る他の実施形態を示した図である。
以下に、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明するが、本発明は、以下の記載に限定して解釈されない。
図1は、本発明に係る一の実施形態を示した図である。図1(a)は、複室包装袋の平面図、図1(b)は、複室包装袋の正面図、図1(c)は、複室包装袋の左側面図、図1(d)は、複室包装袋の右側面図、をそれぞれ示している。
図1の複室包装袋1では、複数の収容部11、12が、仕切りとしての仕切りシール部132によって仕切られている。そして、各収容部11、12の表面には、収容部11、12の外方側に張り出す凸形状で構成され、且つ収容部11、12の少なくとも一方に他の収容部と異なる立体形状14が、付与されている。また、複室包装袋1の端縁のうち、仕切りシール部132付近には、複室包装袋1を開封するための切欠15が複数設けられている。
図1の複室包装袋1は、樹脂フィルムからなっており、複室包装袋1の端縁の4方がシール部131によってシールされている。また、仕切りシール部132が設けられていることにより、複室包装袋1に、収容部11と収容部12とが、それぞれ仕切られて形成されている。本実施形態では、複室包装袋1には、収容部11、12と2つの収容部が形成されているが、収容部は3つ以上形成されていてもよい。
樹脂フィルムは、製袋可能な樹脂製であれば、特に制限はなく、例えば、ポリプロピレン,ポリエチレンなどのポリオレフィン系樹脂、PETなどのポリエステル系樹脂、ナイロンなどのポリアミド系樹脂の単層としてもよいし、必要に応じて、ガスバリヤ層、易引き裂層、ヒートシール層などの樹脂層を積層した多層構成とすることもできる。或いは、樹脂層と紙層との多層構造としてもよい。また、本実施形態では、複室包装袋1として樹脂フィルムを用いているが、包装体として機能すれば、紙、或いはアルミ等の金属を用いてもよい。
シール部131、仕切りシール部132は、例えば、ヒートシールによって形成されうるが、接着剤によっても形成できる。収容部11、12を形成できれば、シール手段は問わない。なお、本実施形態では、袋の4方向がシールされた4方シール袋としているが、4方の1辺として樹脂フィルムが折り返された3方シール袋、又は、チューブ状の樹脂フィルムの上下をシールした2方シール袋としてもよい。
仕切りシール部132は、本実施形態では、複室包装袋1のほぼ中央に設けられ、複室包装袋1の内部を仕切る仕切りとして機能している。これにより、複室包装袋1に、収容部11、12がそれぞれ独立に形成され、収容部11、12には、例えば、調味料(しょうゆとソース、塩と胡椒)、洗髪料(シャンプーとリンス)、化粧品(化粧水と乳液)など、それぞれ異なる内容物を収容することができる。なお、当然に、同種の内容物を収容してもよい。
また、仕切りシール部132は、本実施形態では、複室包装袋1の互いに対向する側辺に対して斜めに設けられている。ここで、「斜め」とは、複室包装体1のほぼ平行な側辺に対して0°より大きく90°より小さい角度を有していることを意味する。また、「ほぼ平行」とは、側辺が曲線や屈曲線で形成されていたとしても、全体として平行であることを意味する。複室包装袋1でいえば、側辺1311、1312は、平行であるが、仕切りシール部132は、この側辺1311、1312に対して角度θ(0<θ<90°)を有して形成されている。また、側辺1311、1312が、仮に曲線や屈曲線であったとしても、全体としてほぼ平行な側辺を想起できる場合は、両側辺1311、1312は、「ほぼ平行」に該当する。また、本実施形態では、仕切りシール部132は直線としているが、曲線や波線等としてもよい。
なお、仕切りシール部132のシール幅の中央に、仕切りシール部132に沿ってミシン目を設ければ、収容部11、12を分離して、2つの包装袋として使用することができる。
切欠15は、図1の実施形態では、スリット状の切欠が複室包装袋1の端縁に沿って複数個設けられている。また、切欠15は、スリット状としているが、複室包装袋1を開封のきっかけとなれば、微小傷、微小孔、ノッチ、いずれも適用することができる。また、易開封性のあるフィルムを積層して易開封機構を付与した複室包装袋1を製袋した場合においては、切欠15を設けず、パウチの端辺のいずれの位置からでも開封できる旨の表示をし、切欠15の代替として用いてもよい。
切欠15が形成されていることにより、複室包装袋1の端縁の任意の位置から袋を図1の縦方向に引き裂いて開封できる。そのため、斜めである仕切りシール部132に近い位置で引き裂けば、小さい吐出口を形成でき、仕切りシール部132から遠い位置で引き裂けば、大きい吐出口を形成でき、吐出量を容易に調整できる。また、複室包装袋1を切欠15から上下方向に引き裂いて収容部11、12を分離すれば、分離した収容部11、12にそれぞれ吐出口がそのまま形成されるため、吐出口を形成するための小さいゴミが出ることを防止できる。
立体形状14は、収容部11、12の外方側、すなわち、収容部11、12を形成する樹脂フィルムの表裏のうち、内容物側と反対の側に向けて張り出した凸形状で構成されている。また、立体形状14は、収容部11、収容部12の一方に、他方と異なった形状(立体形状141、142)が付与されている。本実施形態では、2つの収容部11、12にそれぞれ異なった立体形状が付与されているが、収容部を3つ以上とする場合は、全ての収容部にそれぞれ異なった立体形状を付与してもよいし、1つの収容部の立体形状と、残りの収容部の立体形状と、をそれぞれ異なったものを付与してもよいし、複数の収容部のうち、いくつかの収容部の立体形状と、他の1つ又はいくつかの収容部の立体形状と、をそれぞれ異なったものを付与してもよい。また、内容物の種類に応じて付与すべき立体形状を適宜替えてもよい。
なお、立体形状14は、図1においては、立体形状14を平面および平面と対向する反対面の両面に設けているが、立体形状14は、図1に示す平面側または反対側の面のみの、片側面だけにも設けてもよい。ここで、「張り出した凸形状」とは、立体形状が形成されていない包装体表面を基準に、当該表面の外方側又は内方側に張り出した矩形若しくは曲面、又はそれらの組み合わせからなる凸の形状を意味する。
また、立体形状14は、本実施形態では、図1(a)に示されるように、立体形状14の平面視の形状として、収容部11側には、舟形の形状が千鳥状に複数配置された立体形状141が付与され、収容部12側には、ドット形状が行列状に複数配置された立体形状142が付与されている。
立体形状14の平面視の形状は、人が、例えば、手で触れたり、頬に押し当てたりすることにより、異なる収容部の立体形状の違いを知覚できるほどの大きさ、配置及び形状に適宜設定することができる。図1(a)に示される立体形状141、142のように、一方が縦に長い形状、他方を縦に短い形状とすれば、縦方向に触れていったときに、縦に短い形状の方の触覚が細かい感覚で感じることができ、両収容部11、12の立体形状141、142の違いを確実に認識することができる。
立体形状14の側面視の凸形状については、図1(c)及び(d)の複室包装袋1の縦方向断面が曲線状となっているが、任意の位置に頂点を有する三角形状であってもよい。また、立体形状14の正面視の凸形状については、図1(b)の複室包装袋1の横方向断面が曲線状となっているが、任意の位置に頂点を有する三角形状であってもよい。立体形状14の側面視及び正面視の形状は、人が、例えば、手で触れたり、頬に押し当てたりすることにより、立体形状14を知覚できるほどの高さ、及び形状に適宜設定することができる。立体形状141、142の断面形状を屈曲線状とすれば、皮膚への接触圧が大きく立体形状を強く知覚でき、他方、立体形状141、142のように曲線状であれば、皮膚への接触が優しくなり、触ったときの不快感を低減することができる。
本実施形態のように、収容部11、12の外方側に張り出した凸形状とすれば、収容部11、12の容量を、立体形状14なしの包装袋と比較して内容量を大きくすることができるため、複室包装袋1の大きさをコンパクトにでき携帯性がよい。また、本実施形態のように、複数の凸形状で立体形状14を構成すれば、凸形状であることを素早く認識でき、両立体形状141、142の違いを即座に認識することができる。
なお、本実施形態では、立体形状14は、収容部11、12の外方側に張り出した凸形状としているが、収容部11、12の内方側、すなわち、収容部11、12を形成する樹脂フィルムの表裏のうち、内容物側に向けて張り出した凸形状で構成することもできる。また、収容部11、12の外方側、内方側にそれぞれ張り出した複数の凸形状で構成することもできる。また、本実施形態では、立体形状14は、複数の凸形状で構成されているが、収容部11、12ごとに異なる形状のそれぞれ1つの凸形状で構成されていてもよい。また、一方の収容部には、複数の凸形状で立体形状を構成し、他方の収容部には、1つの凸形状で立体形状を構成してもよい。
また、立体形状14は、本実施形態では、少なくとも収容部11、12を仕切る仕切りシール部132に沿って形成されている。これにより、収容部11、12の仕切り位置が仕切りシール部132に沿って形成されていることを認識でき、複室包装体1の取り扱いを容易にすることができる。
また、立体形状14は、本実施形態では、収容部11、12の表面の面積のそれぞれ80%以上の領域に形成されている。これにより、立体形状と皮膚との接触面積が大きくなるため触覚による認識精度を十分に確保することができる。
図2は、本発明に係る他の実施形態を示した図である。複室包装袋2には、図1に示す複室包装袋1の立体形状14とは異なった形状の立体形状214が形成されている。
立体形状214は、本実施形態では、図2に示されるように、立体形状214の平面視の形状として、収容部211側には、菱形の形状が行列状に複数配置された立体形状2141が付与され、収容部212側には、大中小の丸形の形状がランダムに複数配置された立体形状2142が付与されている。
立体形状2141、2142のように、一方が縦に菱形、他方を丸形とすれば、例えば手で触れたときに、皮膚に対する接触圧が両者で異なり、両立体形状2141、2142の違いを確実に認識することができる。
図3は、本発明に係る他の実施形態を示した図である。複室包装袋3には、図1に示す複室包装袋1の立体形状14とは異なった形状の立体形状314が形成されている。
立体形状314は、本実施形態では、図3に示されるように、立体形状314の平面視の形状として、収容部311側には、横長の形状が縦に複数配置された立体形状3141が付与され、収容部212側には、縦長の形状が角度を有して横に複数配置された立体形状3142が付与されている。
立体形状3141、3142のように、一方が横長、他方を縦長とすれば、例えば手で複室袋3の表面を横になぞるように触れたときに、立体形状3142の部分で凹凸を感じ、縦になぞるように触れたときに、立体形状3141の部分で凹凸を感じて、両立体形状3141、3142の違いを確実に認識することができる。
以上のごとく、仕切りシール部132で各収容部11、12に仕切られた複室包装袋1に、上記の立体形状14が形成されていることにより、複室包装袋1では、各収容部11、12の内容物がそれぞれ異なったものが収容されていた場合でも、人の触覚によって各収容部11、12に収容された内容物の違いを認識することができる。また、複室包装袋1は、上記のように技術的な複数の効果を有するのはさることながら、デザインの観点でもこれまでにないデザイン性を有している。すなわち、仕切りシール部132が、図1のように袋の側辺に対して斜めに設けられていることにより、立体形状14と相まって、複室包装袋1は、これまでにない美観を生じさせることができる。また、図1のように立体形状14が、少なくとも斜めの仕切りシール部132に沿って形成されているため、仕切りシール部132が斜めである収容部11、12の外形を触覚によっても認識でき、分離もしやすく、触覚によってもデザインを楽しむことができる。
なお、本実施形態では、複室包装体として袋の形態を示しているが、上記の各効果を有する限り、「袋」以外の包装体でも実施形態を想起することができる。例えば、樹脂製又は紙製のカップ状容器又はトレー状容器に、樹脂製又はアルミ製の蓋材が設けられる包装体では、カップ状容器又はトレー状容器に仕切りを設けて複数の収容部とし、蓋材に収容部ごとにそれぞれ異なる立体形状が設けられる。或いは、紙製又は樹脂製の箱状の包装体では、箱の内部に仕切りを設けて複数の収容部とし、箱状包装体の開封面に、収容部ごとに異なる立体形状が設けられる。
図1に示す複室包装袋1の製造方法について説明する。
図1に示す複室包装袋1は、例えば、立体形状14を成形する、以下の2種類の方法によって製造することができる。
まず、複室包装袋1を製造する1つの製造方法としては、複室包装袋1の立体形状14を有する側となる一方の樹脂フィルムを原反から巻出し、連続的に、2つの金型の間に供給する。2つの金型としては、立体形状14の張り出す側と反対側に、立体形状14に沿った凸形状の金型が配置され、立体形状14の張り出す側に、凸形状の金型に対応する凹形状の金型が配置される。また、この2つの金型は、加熱される。
次に、2つの金型の間で樹脂フィルム面を挟み、さらに両金型で樹脂フィルムを押圧することで、樹脂フィルムを加熱しながら凸形状の立体形状14を形成する。その後、樹脂フィルムの表裏面を冷却し、立体形状14を定着させる。
そして、フィルム原反から巻出した別の樹脂フィルムを、立体形状14が形成された樹脂フィルムの表裏面のうち立体形状14の張り出す側と反対側に面を向かい合わせて配置し、後に内容物の充填口となる部分を残して、シール部131に相当する2方又は3方のヒートシール部、及び斜めの仕切りシール部132を形成する。
その後、二つの収容部を有する袋1つ単位にカットして複室包装袋1が完成する。
複室包装袋1を製造する別の方法としては、まず、複室包装袋1の一方の側となる樹脂フィルムと、他方の側となる樹脂フィルムとを、それぞれ原反から巻出し、樹脂フィルムの面が向かい合うように配置して、連続的に供給する。
次に、後に内容物の充填口となる部分を残して、シール部131に相当する2方又は3方のヒートシール部、及び斜めの仕切りシール部132を形成する。このようにして立体形状14のない複室包装袋を成形する。
次に、シール部131、仕切りシール部132が形成された樹脂フィルムを、金型と台座の間に供給する。金型としては、立体形状14の張り出す側に、立体形状14に応じた凸形状の金型が配置され、立体形状14の張り出す側と反対側に、台座が配置される。また、金型は、常温又は冷却される。
そして、金型を樹脂フィルムに押しつけて圧縮すると、金型を押しつけた側に凸形状が張り出し、立体形状14が成形される。その際、台座の側の樹脂フィルムには、凸形状の影響はない。
その後、二つの収容部を有する袋1つ単位にカットして複室包装袋1が完成する。
1,2,3:複室包装袋
11,12:収容部
131:シール部
132:仕切りシール部
1311,1312:側辺
14,141,142:立体形状
15:切欠
211,212:収容部
2131:シール部
2132:仕切りシール部
214,2141,2142:立体形状
311,312:収容部
3131:シール部
3132:仕切りシール部
314,3141,3142:立体形状

Claims (4)

  1. 複数の収容部に仕切られた複室包装体であって、
    前記複数の収容部の表面に、前記複数の収容部の外方側又は内方側に張り出す凸形状で構成され、且つ前記複数の収容部の少なくとも1つに他の収容部と異なる立体形状が付与されていることを特徴とする複室包装体。
  2. 前記立体形状が、少なくとも前記複数の収容部を仕切る仕切りに沿って形成されていることを特徴とする請求項1に記載の複室包装体。
  3. 前記複室包装体が、樹脂フィルムからなり且つ前記複数の収容部が前記樹脂フィルムを貼り合わせた仕切りシール部によって仕切られており、前記仕切りシール部が、前記複数の収容部の対向する側辺に対して、斜めに設けられていることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の複室包装体。
  4. 前記立体形状が、前記複数の収容部の表面の面積のそれぞれ80%以上の領域に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の複室包装体。

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