JP2019031846A - U型鋼矢板圧入装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】多数のU型鋼矢板をその係合耳部を互いに係合しながら隣接して、互いに隣接するU型鋼矢板のU状ウェッブ部が交互に表裏反転しながらU型鋼矢板を地中に圧入するようにしたU型鋼矢板圧入装置を提案することを目的とする。【解決手段】圧入機本体11にチャック装置12が上下動可能に且つ水平回転可能に装備され、該チャック装置12に、前記オーガーケーシング8と、該オーガーケーシング8の外周部に沿ってU状ウェブ部10aがオーガーケーシング8側に向くようにしてU型鋼矢板10とがチャックされ、アースオーガー5のオーガー本体7とオーガーケーシング8との間、又はオーガーケーシング8自体にケーシング回転装置13を介在装備させ、該ケーシング回転装置13によってオーガーケーシング8が回転され、オーガーケーシング8をチャックするチャック装置12が、オーガーケーシング8を介して、ケーシング回転装置13によって、オーガー本体7に対して独自に水平回転可能に設けられてなる。【選択図】図1

Description

本発明は、多数のU型鋼矢板をその係合耳部を互いに係合しながら隣接して、且つ隣接するU型鋼矢板のU状ウェッブ部を交互に表裏反転してU型鋼矢板を地中に圧入するようにしたU型鋼矢板圧入装置に係る。
図7及び図8は、本発明の従来技術を示すもので、先ず図7において、U型鋼矢板圧入装置の構造を説明すると、先端部が左右に二股状に分岐した二股状ブーム部1に形成され、これによって二股状ブーム部1の左右間は空所部2となっており、これら左右の二股状ブーム部1の夫々の先端部1a,1aに右吊り上げ用ワイヤー3と左吊り上げ用ワイヤー4を設け、これら左右の吊り上げ用ワイヤ3,4の下端部を左右の被吊持用シーブ等の被吊持具18,18に繋ぎ、該左右の被吊持具18,18間に被吊持用フレーム19を取付ピン等の取付部材20によって、二点鎖線で示すように取り外し可能に取り付け、該被吊持用フレーム19によってその中央部で被吊持物であるアースオーガー5が一体的に固定されて吊持されるようになっている。
なお、上部空間が橋梁等により制限された場所において、できるだけ上下方向の長さの長い被吊持物を吊り上げ吊持するためにクレーンのアームの先端部を二股状ブーム部1に形成するようにした吊り上げ装置は、下記の特許文献1〜3に示すように周知技術である。
アースオーガー5は、上記空所部2に位置してオーガー駆動部6を備えるオーガー本体7と、該オーガー本体7に取り付けられるオーガーケーシング8と、該オーガーケーシング8を貫通して、その先端部のオーガースクリューヘッド9Aaがオーガーケーシング8の下端部より下方に突出した状態で、前記オーガー駆動部6によって駆動されるオーガースクリューロッド9Aとからなり、既に打ち込まれた既設のU型鋼矢板10に支持される圧入機本体11にチャック装置12が上下動可能に装備され、該チャック装置12によって、前記オーガーケーシング8と、該オーガーケーシング8の外周部に沿ってU型鋼矢板10とがチャックされ、オーガースクリューロッド9Aのオーガースクリューヘッド9Aaによる先掘り駆動と、前記チャック装置12の上下駆動によって前記オーガーケーシング8と前記U型鋼矢板10とが地中に圧入されるようにした構造からなる。
更に詳しく説明すると、圧入機本体11は、既に地中に圧入されたU型鋼矢板10の上端部を掴んで支持する複数のクランプ21を備えたサドル22と(図6に示すようにサドル22に取り付けられるクランプ21は図中左右に移動調整可能となっており、U型鋼矢板10を左右の位置でクランプできるようになっている。)、サドル22に対して前後動可能なスライドベース23と、スライドベース23上で左右に水平旋回可能なリーダーマスト24と、リーダーマスト24の前面に設けたチャック上下レール(図示せず)に案内されて昇降するチャックフレーム25と、リーダーマスト24に対しチャックフレーム25を昇降駆動するメイン油圧シリンダ26とからなる。
又、圧入機本体11には径大なホース巻取りリール27が取り付けられており、オーガー駆動部6である油圧モーター6Aに圧油を供給するための油圧ホース28が巻取りリール27に巻き取られるようになっている。
なお又、先に打設された既設のU型鋼矢板10からの反力を取って新しいU型鋼矢板10を地中に圧入したり、メイン油圧シリンダ26の油圧だけではU型鋼矢板10を地中に圧入することが困難な硬質地盤に対しても、U型鋼矢板10を圧入することができるように、オーガーケーシング8内にオーガースクリューロッド9Aで先掘りしながらU型鋼矢板10を圧入するようにした鋼矢板圧入装置は、下記の特許文献4〜6に示すように周知技術である。
ところで、多数のU型鋼矢板10がその係合耳部10b(図6参照)を互いに係合しながら隣接して、且つ互いに隣接するU型鋼矢板10のU状ウェッブ部10aが交互に表裏反転しながら地中に圧入埋設されるためには、U型鋼矢板10は、鋼矢板幅員分移動する毎に、そのU状ウェッブ部10aが表裏反転してチャック装置12にチャックされなければならない。このためには、先工程でU型鋼矢板10をチャック装置12にチャックされて地中に圧入埋設されたのに続いて、隣接してU型鋼矢板10がチャック装置12に表裏反転してチャックされるためには、チャック装置12を180°水平回転する必要があるが、このためには、図7及び図8に示す従来技術にあっては、二股状ブーム部1の先端部に取り付けられている左右の吊り上げ用ワイヤー3,4の下端部から、図7又は図8に示されるように、高所にある取付部材20,20を外して、被吊持具18,18に一体的に取り付けられているアースオーガー5を吊り上げ用ワイヤー3,4の吊り上げ状態から開放し、この開放状態で、リーダーマスト24及びメイン油圧シリンダ26を介して圧入機本体11に取り付けられたチャックフレーム25に対して、オーガー駆動部6を備えたオーガー本体7と共に、アースオーガー5及びこれを支持するチャック装置12は、公知文献は散見されなかったが、適当な駆動手段によって所定の範囲で水平回転操作されなければならない。
このように、従来技術にあっては、アースオーガー5が、吊り上げ用ワイヤー3,4による吊り上げ状態から開放されるためには、高所にある取付部材20,20を被吊持具18,18から取り外す必要があり、その作業が面倒であり、非能率的であると共に、アースオーガー5を形成するオーガー駆動部6を備えたオーガー本体7が一体に回転することによって、オーガー駆動部6が油圧モーター6Aからなる場合に、これに繋がれている油圧ホース28がねじれたり、ホースどうしがからんだり、損傷する虞が多分にある。
特開平9−77475号公報 特開2001−72380号公報 特開平11−343097号公報 特開2000−1852号公報 特開2000−1851号公報 特開2017−89143号公報
本発明は、多数のU型鋼矢板をその係合耳部を互いに係合しながら鋼矢板幅員方向に隣接して、且つ互いに隣接するU型鋼矢板のU状ウェッブ部が交互に表裏反転しながら、容易にU型鋼矢板を地中に圧入するようにしたU型鋼矢板圧入装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための手段を図面の参照符号を付して示せば、請求項1に記載の発明に係るU型鋼矢板圧入装置は、先端部1が左右に二股状に分岐して形成され、これによって二股状ブーム部1の左右間は空所部2となっており、これら左右の二股状ブーム部1の夫々の先端部1a,1aに右吊り上げ用ワイヤー3と左吊り上げ用ワイヤー4を設け、これら左右の吊り上げ用ワイヤ3,4によって被吊持物であるアースオーガー5が吊持され、該アースオーガー5は、上記空所部2に位置してオーガー駆動部6を備えるオーガー本体7と、該オーガー本体7に取り付けられるオーガーケーシング8と、該オーガーケーシング8を貫通して、その先端部の掘削ヘッド9aがオーガーケーシング8の下端部より下方に突出した状態で、前記オーガー駆動部6によって駆動される掘削ロッド9とからなり、既に打ち込まれた既設の鋼矢板10に支持される圧入機本体11にチャック装置12が上下動可能に装備され、該チャック装置12によって、前記オーガーケーシング8と、該オーガーケーシング8の外周部に沿ってU型鋼矢板10とがチャックされ、掘削ロッド9の掘削ヘッド9aによる先掘り駆動と、前記チャック装置12の上下駆動によって前記オーガーケーシング8と前記U型鋼矢板10とが地中に圧入されるようにしたU型鋼矢板圧入装置において、圧入機本体11にチャック装置12が上下動可能に且つ水平回転可能に装備され、該チャック装置12に、前記オーガーケーシング8と、該オーガーケーシング8の外周部に沿ってU状ウェブ部10aがオーガーケーシング8側に向くようにしてU型鋼矢板10とがチャックされ、アースオーガー5のオーガー本体7とオーガーケーシング8との間、又はオーガーケーシング8自体にケーシング回転装置13が介在装備されて、該ケーシング回転装置13によってオーガーケーシング8が回転可能に支持され、該オーガーケーシング8をチャックするチャック装置12が、該オーガーケーシング8を介して、該ケーシング回転装置13によって、オーガー本体7に対して独自に水平回転可能に設けられてなる構成からなるものである。
又、請求項2に記載の発明に係るU型鋼矢板圧入装置の前記掘削ロッド9は、オーガースクリューロッド9Aからなり、該オーガースクリューロッド9Aのオーガースクリューヘッド9Aaがオーガーケーシング8の下端部より下方に突出した状態にある請求項1に記載の構成からなるものである。
又、請求項3に記載の発明に係るU型鋼矢板圧入装置の前記掘削ロッド9は、図3に示すように、ダウンザホールハンマー34のハンマーロッド9Bからなり、該ハンマーロッド9B先端部のハンマービット9Baがオーガーケーシング8の下端部より下方に突出した状態にある請求項1に記載の構成からなるものである。
又、請求項4に記載の発明に係るU型鋼矢板圧入装置は、前記ケーシング回転装置13は、油圧モーター14によって回転するウォームギヤー15からなる請求項1〜3の何れかに記載の構成からなるものである。
又、請求項5に記載の発明に係るU型鋼矢板圧入装置は、図4の(b)に示すように、前記チャック装置12は、前記オーガーケーシング8をチャックするケーシングチャック部16と、オーガーケーシング8にU状ウェッブ部10aが沿うようにしてU型鋼矢板10をチャックする鋼矢板チャック部17とを備えてなる請求項1〜4の何れかに記載の構成からなるものである。
次に、本発明の効果について図面を参照して具体的に説明する。まず、請求項1の発明に係るU型鋼矢板圧入装置によれば、先端部1が左右に二股状に分岐して形成され、これによって二股状ブーム部1の左右間は空所部2となっており、これら左右の二股状ブーム部1の夫々の先端部1a,1aに右吊り上げ用ワイヤー3と左吊り上げ用ワイヤー4を設け、これら左右の吊り上げ用ワイヤ3,4によって被吊持物であるアースオーガー5が吊持され、該アースオーガー5は、上記空所部2に位置し、オーガー駆動部6を備えるオーガー本体7と、該オーガー本体7に取り付けられるオーガーケーシング8と、該オーガーケーシング8を貫通して、その先端部の掘削ヘッド9aがオーガーケーシング8の下端部より下方に突出した状態で、前記オーガー駆動部6によって駆動される掘削ロッド9とからなり、既に打ち込まれた既設のU型鋼矢板10に支持される圧入機本体11にチャック装置12が上下動可能に装備され、該チャック装置12によって、前記オーガーケーシング8と、該オーガーケーシング8の外周部に沿ってU型鋼矢板10とがチャックされ、掘削ロッド9の掘削ヘッド9aによる先掘り駆動と、前記チャック装置12の上下駆動によって前記オーガーケーシング8と前記U型鋼矢板10とが地中に圧入されるようにしたU型鋼矢板圧入装置において、圧入機本体11にチャック装置12が上下動可能に且つ水平回転可能に装備され、該チャック装置12に、前記オーガーケーシング8と、該オーガーケーシング8の外周部に沿ってU状ウェブ部10aがオーガーケーシング8側に向くようにしてU型鋼矢板10とがチャックされ、アースオーガー5のオーガー本体7とオーガーケーシング8との間、又はオーガーケーシング8自体にケーシング回転装置13が介在装備されて、該ケーシング回転装置13によってオーガーケーシング8が回転可能に支持され、該オーガーケーシング8をチャックするチャック装置12が、該オーガーケーシング8を介して、該ケーシング回転装置13によって、オーガー本体7に対して独自に水平回転可能に設けられてなるため、圧入機本体11に繋がれているチャックフレーム25に対して、チャック回転支持枠29を介して水平回転可能に支持されているチャック装置12にチャックされているオーガーケーシング8とU型鋼矢板10とが同時に地中に圧入され、所定の深さまで掘進されると、U型鋼矢板10は地中に埋設された状態に残され、オーガーケーシング8のみが地上に引き抜かれ、この状態で圧入機本体11のスライドベース23によって、メイン油圧シリンダ26及びチャックフレーム25とこれに繋がれているチャック装置12とを、地中に埋設された既設のU型鋼矢板10の幅員分だけ前進移動させ、この前進位置で、ケーシング回転装置13を操作して、アースオーガー5のオーガー駆動部6及びオーガー本体7を回転させることなく、オーガーケーシング8及びこれをチャックしているチャック装置12のみを水平方向に180°の範囲にわたって回転させる。
そして、このようにして、180°の範囲にわたって回転させたチャック装置12に、既設のU型鋼矢板10に対して、そのU状ウェブ部10aの向きがオーガーケーシング8を挟んで表裏反転して対面するようにして新しいU型鋼矢板10をチャックさせることができる。
これがために多数のU型鋼矢板10を地中に打設する工程に追従して、アースオーガー5のオーガー本体7とオーガーケーシング8との間、又はオーガーケーシング8自体に介在装備されたケーシング回転装置13を操作することによって、互いに隣接するU型鋼矢板10のU状ウェッブ部10aの向きを容易に反転させながら、U型鋼矢板10の互いの係合耳部10bを係合して、能率的にU型鋼矢板10を地中に打設することができる。
又、アースオーガー5のオーガー駆動部6及びオーガー本体7は、何ら回転することがないから、オーガー駆動部6が油圧モーター6Aからなる場合に、これに繋がれている油圧ホース28がねじれたり、損傷することがない。
又、請求項2に記載の発明に係るU型鋼矢板圧入装置の前記掘削ロッド9は、オーガースクリューロッド9Aからなり、該オーガースクリューロッド9Aのオーガースクリューヘッド9Aaがオーガーケーシング8の下端部より下方に突出した状態にあるため、オーガー駆動部6にオーガースクリューロッド9を直結した状態に形成することができるから構成が簡単であり、且つオーガースクリューロッド9AによってU型鋼矢板10の圧入位置周辺の硬質地盤を容易に先掘りすることができ、U型鋼矢板10を圧入することが困難な硬質地盤に対して、U型鋼矢板10を容易に圧入することができる。
又、請求項3に記載の発明に係るU型鋼矢板圧入装置の前記掘削ロッド9は、図3に示すように、ダウンザホールハンマー34のハンマーロッド9Bからなり、該ハンマーロッド9B先端部のハンマービット9Baがオーガーケーシング8の下端部より下方に突出した状態にあるため、岩盤、礫層、転石、コンクリート等が存在する硬質ないし超硬質な地盤に対しても容易に先堀りすることができ、U型鋼矢板10を圧入することが困難な超硬質地盤に対して、U型鋼矢板10を容易に圧入することができる。
又、請求項4に記載の発明に係るU型鋼矢板圧入装置によれば、前記ケーシング回転装置13は油圧モーター14によって回転するウォームギヤー15からなるため、油圧モーター14の操作だけでウォームギャー15を作動させることができ、ケーシング回転装置13の操作を容易に行うことができる。しかも、ウォームギャー12のロック機構により、オーガーケーシング8及びチャック装置12を180°回転操作した位置で、オーガーケーシング8及びチャック装置12を、ウォームギャー12のロック作用によって、動揺することなく堅固に固定することができ、U型鋼矢板10の圧入操作を良好に行うことができる。
又、請求項5に記載の発明に係るU型鋼矢板圧入装置によれば、前記チャック装置12は、前記オーガーケーシング8をチャックするケーシングチャック部16と、オーガーケーシング8にU状ウェブ部10aが沿うようにしてU型鋼矢板10をチャックする鋼矢板チャック部17とからなるため、オーガーケーシング8及びこれに沿うU型鋼矢板10を正確にチャック装置12にチャックさせることができる。
本発明に係る鋼矢板圧入装置を示す正面図である。 本発明の要部を示すケーシング回転装置の縦断正面図である。 本発明の要部の前記ケーシング回転装置に装備される掘削ロッドの他の実施形態を示す縦断正面図である。 (a)は、同要部を示すケーシング回転装置の横断平面図である。(b)は、本発明の他の要部であるチャック装置の横断平面図である。 (a)は同要部の作動状態を示すケーシング回転装置の横断平面図である。(b)は、同他の要部であるチャック装置の作動状態を示す横断平面図である。 鋼矢板圧入装置によって地中に打設された多数の既設の鋼矢板にクランプされた圧入機本体のサドルにチャック装置が取り付けられ、このチャック装置によって、順次新しい鋼矢板が打設される状態を示す説明図である。 従来の鋼矢板圧入装置を示す正面である。 同使用状態を示す斜視図である。
図1に示すように、本発明に係る鋼矢板圧入装置には、チャックフレーム25に対してチャック回転支持枠29を介してチャック装置12が水平回転可能に支持されている。
チャック装置12は、図4の(b)に示すように、チャック本体30と、チャック本体30に装備されたケーシングチャック部16,16と、U型鋼矢板10をチャックする鋼矢板チャック部17を有する。又、オーガーケーシング8の外周部には径方向に対応して固定部31と一対の凸部32,32が突設されており、そのうち、ケーシングチャック部16,16は、チャックシリンダ16a,16aの駆動力によって、オーガーケーシング8の外周部に突設している前記一対の凸部32,32をチャックするようになっており、鋼矢板チャック部17は、オーガーケーシング8の外周部に突設している前記他方の固定部31とこれに対抗する鋼矢板チャックシリンダ33とからなり、両者の間にU型鋼矢板10がそのウェブ部10aがオーガーケーシング8の固定部31側に向いて状態でチャックされるようになっている。
オーガーケーシング8とU型鋼矢板10とはチャック装置12に挿通されて、オーガーケーシング8はケーシングチャック部16,16にチャックされ、U型鋼矢板10は、鋼矢板チャック部17に同時にチャックされる。なお、図4の(b)において、掘削ロッド9の一例であるオーガースクリューロッド9Aにはスクリュー羽根9Abが設けられ、オーガーケーシング8の凸部32,32間にはオーガーケーシング8内に発生した排土を外部にチャック本体30から排出するための排土口39と排土通路40が設けられている。
したがって、チャック装置12の両チャック部16,17で同時に夫々チャックされたオーガーケーシング8とU型鋼矢板10とが、チャック回転支持枠29を介して繋がれているチャックフレーム25を昇降駆動するメイン油圧シリンダ26によって所定距離間下降圧入され、その所定の下降位置でU型鋼矢板10のみが鋼矢板チャック部17のチャック状態から開放されてU型鋼矢板10をその圧入位置に残留させ、オーガーケーシング8はケーシングチャック部16にチャックされた状態で、メイン油圧シリンダ29によってチャック装置12を上昇駆動させ、その上昇位置でU型鋼矢板10の上部側を、再び鋼矢板チャック部17でチャックして下降させ、このようにしてチャック装置12の昇降駆動の繰り返しによってU型鋼矢板10が地中に圧入され、所定の深さまで掘進されると、U型鋼矢板10は地中に埋設された状態に残され、オーガーケーシング8のみが地上に引き抜かれ、この状態で圧入機本体11のスライドベース23によって、メイン油圧シリンダ26及びチャックフレーム25とこれに繋がれているチャック装置12とオーガーケーシング8とがU型鋼矢板10の幅員分だけ前進移動される。
ところで、U型鋼矢板10は、図4の(b)に示すように、U状没入ウェブ10aとその両側の傾斜部10cとその両縁部の係合耳部10bとによって平面くの字状に形成されており、図中のように、U状没入ウェブ10aの没入面側がオーガーケーシング8の固定部31側に向いた状態にU型鋼矢板10が地中に打設されると、図6に示すように、鋼矢板10がその幅音分だけ前進移動した隣接位置では、先に打設されたU型鋼矢板10とは、図中のように反対向きに地中に打設され、両者の係合耳部10b,10bが互いに係合され接続されるようになっている。
このためには、図4の(b)に図示されるチャック装置12によってチャックされるU型鋼矢板10の向きを、図中の下向きから、図5の(b)に示すように、図中上向きの状態にチャックされるようにチャック装置12を回転させる必要がある。
このために、メイン油圧シリンダ26及びチャックフレーム25とこれに繋がれているチャック装置12とオーガーケーシング8とをU型鋼矢板10の幅員分だけ前進移動させた後に、図1に示すようにオーガーケーシング8に介在装備されるケーシング回転装置13を作動させて、図4の(b)に示す状態から、図5の(b)に示すようにチャック装置12を180°の範囲で回転させて、U状鋼矢板10の向きを、図中上向きの位置でチャックすることができるようにした。
本実施形態では、図1に示すように、アースオーガー5のオーガー本体7とオーガーケーシング8との間、又はオーガーケーシング8自体にケーシング回転装置13を介在装備させ、該ケーシング回転装置13によってチャック装置12にチャックされるオーガーケーシング8が、オーガー本体7に対して独自にチャック装置12と共に水平回転可能に設けられてなるものである。
これによって、二股状ブーム部1に繋がれているオーガー駆動部6を備えるオーガー本体7は何ら回転することなく、ケーシング回転装置13の下部のオーガーケーシング8のみが回転することになる。
そして、オーガーケーシング8をケーシングチャック部16によってチャックするチャック装置12は、オーガーケーシング8の回転にともなって一体に回転し、図5の(b)に示すように、U型鋼矢板10の向きを図中上向きに変換したチャック状態となる。
なお、メイン油圧シリンダ26及びこれに繋がれるチャックフレーム25は回転することがなく、チャック装置12のみがチャック回転支持枠29に回転可能に支持されて回転することになる。
ケーシング回転装置13としては、本実施形態にあっては、図2乃至図4の(a)に示すように、油圧モーター14で作動するウォームギャー15を採用している。これがために、油圧モーター14の操作だけでウォームギャー15を作動させることができ、ケーシング回転装置13の操作を容易に行うことができる。しかも、ウォームギャー15の独特のロック作用により、オーガーケーシング8及びチャック装置12を180°回転操作した位置で、オーガーケーシング8及びチャック装置12を動揺することなく堅固に固定することができ、U型鋼矢板10の圧入操作を良好に且つ正確に行うことができる。勿論、ケーシング回転装置13は、前記構造に限定されることはなく、電動モーターや油圧シリンダによる回転機構によってケーシング回転装置13を構成することもできる。要はオーガーケーシング8を回転駆動することが可能な回転駆動源であればよい。
具体的には、図2又は図3に示すように、アースオーガー5であるオーガー駆動部6を備えるオーガー本体7にウォームギャー支持フレーム35がボルト等の固定具36によって固定され、オーガー駆動部6によって作動される掘削ロッド9を挿通させているオーガーケーシング8をオーガー本体7と縁を切って、その外周部にウォームホィール37を固着し、これにウォーム38を咬合させ、図4の(a)に示すように、ウォーム38を油圧モーター14によって駆動させるようになっている。
又、図2にあっては、アースオーガー5のオーガー駆動部6に掘削ロッド9であるオーガースクリューロッド9Aを直結することによって簡単な構成としているが、これに限定することなく、図3に示すように、オーガーケーシング8の内部にダウンザホールハンマー34を装備するようにしてもよい。具体的にはアースオーガー5のオーガー駆動部6に繋がれる掘削ロッド9の外周部に雄ねじ部aを形成し、ダウンザホールハンマー34のハンマーケーシング34aの内周部に雌ねじ部bを形成し、両者をねじ結合することによって、オーガー駆動部6に繋がれる掘削ロッド9にハンマーケーシング34aを連結し、ハンマーケーシング34aの内部にハンマーピストン34bとこれに繋がれるハンマーロッド9Bを配設し、該ハンマーロッド9Bの先端部にオーガーケーシング8の下端部から突出するハンマービット9Baを取り付けるようにしてもよい。掘削ロッド9に繋がれたハンマーケーシング34aの回転力と、ハンマーケーシング34a内のハンマーピストン34bによる上下振動力によって、ハンマービット9Baが掘削駆動し、その破砕力によって超硬質地盤を掘削させて軟化させ、この軟化した超硬質地盤にU型鋼矢板10の圧入を助けることができる。
そして、図2又は図3の(a)のウォームギャー15によって、図4の(b)の状態にあるチャック装置12の向きを変えるために、図5の(a)に示すようにウォームギャー15を作動させて、図5の(b)に示すように、チャック装置12にチャックされているU型鋼矢板10の向きをそのU状没入ウェブ10aが図中上向きになるようチャック装置12を180°の範囲で回転させる。
すなわち、図6に示すように、チャック装置12を鋼矢板10の幅員分だけ前進移動させた後に、図1に示すようにオーガーケーシング8に介在装備させてケーシング回転装置13を作動させて、図4の(b)に示す状態から、図5の(b)に示すようにチャック装置12を180°の範囲で回転させて、U状鋼矢板10の向きを図中上向きに変換するようにしている。なお、U状鋼矢板10をチャック装置12の鋼矢板チャック部17にチャックさせるタイミングは、チャック装置12の向きを回転変位させる前であっても、回転変位させた後の何れでもよいが、前者の場合にはクレーンのブームに吊り上げられるU型鋼矢板10の向きを変える必要がないから、それだけU型鋼矢板10のチャック装置12への挿入が容易であるが、U型鋼矢板10が長尺な場合にはチャック装置12の回転にともなった重量のあるU型鋼矢板10も回転移動させなければならないため、それだけチャック装置12の負担が増えることになる。これに対して後者の場合にはクレーンのブームに吊り上げされるU型鋼矢板10の向きを変える必要があるため、それだけU型鋼矢板10のチャック装置12への挿入に困難を伴うが、チャック装置12の回転時にはU型鋼矢板10の重量が負荷しないため、チャック装置12への負荷がないというメリットがある。
そして、U状没入ウェブ10aが一方側に向いた状態にU型鋼矢板10が地中に打設されると、U型鋼矢板10がその幅音分だけ前進移動した隣接位置では、U型鋼矢板10と図中のように反対向きに地中に打設され、両者の係合耳部10b,10bが互いに係合され接続されることになる。
このようにU型鋼矢板10を地中に打設して、それに後続して隣接位置に新しいU型鋼矢板10を打設する際に、チャック装置12をケーシング回転装置13によって所定回転距離間回転させるだけでU型鋼矢板10の向きを容易に変換することができ、その操作を円滑に且つ能率的に行うことができる。
1 二股状ブーム部
2 空所部
3 右吊り上げ用ワイヤー
4 左吊り上げ用ワイヤー
5 アースオーガー
6 オーガー駆動部
7 オーガー本体
8 オーガーケーシング
9 掘削ロッド
9a 掘削ヘッド
9A オーガースクリューロッド
9Aa オーガースクリューヘッド
9B ハンマーロッド
9Ba ハンマービット
10 U型鋼矢板10
10a U状没入ウェブ部
10b 係合耳部
11 圧入機本体
12 チャック装置
13 ケーシング回転装置
14 油圧モーター
15 ウォームギアー
16 ケーシングチャック部
17 鋼矢板チャック部
34 ダウンザホールハンマー

Claims (5)

  1. 先端部が左右に二股状に分岐し、これによって二股状ブーム部の左右間は空所部となっており、これら左右の二股状ブーム部の夫々の先端部に右吊り上げ用ワイヤー3左吊り上げ用ワイヤーを設け、これら左右の吊り上げ用ワイヤによって被吊持物であるアースオーガーが吊持され、該アースオーガーは、上記空所部に位置してオーガー駆動部を備えるオーガー本体と、該オーガー本体に取り付けられるオーガーケーシングと、該オーガーケーシングを貫通して、その先端部の掘削ヘッドがオーガーケーシングの下端部より下方に突出した状態で、前記オーガー駆動部によって駆動される掘削ロッドとからなり、既に打ち込まれた既設の鋼矢板に支持される圧入機本体にチャック装置が上下動可能に装備され、該チャック装置によって、前記オーガーケーシングと、該オーガーケーシングの外周部に沿ってU型鋼矢板とがチャックされ、掘削ロッドの掘削ヘッドによる先掘り駆動と、前記チャック装置の上下駆動によって前記オーガーケーシングと前記U型鋼矢板とが地中に圧入されるようにしたU型鋼矢板圧入装置において、
    圧入機本体にチャック装置が上下動可能に且つ水平回転可能に装備され、該チャック装置に、前記オーガーケーシングと、該オーガーケーシングの外周部に沿ってU状ウェブ部がオーガーケーシング側に向くようにしてU型鋼矢板とがチャックされ、
    アースオーガーのオーガー本体とオーガーケーシングとの間、又はオーガーケーシング自体にケーシング回転装置が介在装備されて、該ケーシング回転装置によってオーガーケーシングが回転可能に支持され、該オーガーケーシングをチャックするチャック装置は、該オーガーケーシングを介して、ケーシング回転装置によって、オーガー本体に対して独自に水平回転可能に設けられてなるU型鋼矢板圧入装置。
  2. 前記掘削ロッドは、オーガースクリューロッドからなり、該オーガースクリューロッドのオーガースクリューヘッドがオーガーケーシングの下端部より下方に突出した状態にある請求項1に記載のU型鋼矢板圧入装置。
  3. 前記掘削ロッドは、ダウンザホールハンマーのハンマーロッドからなり、該ハンマーロッド先端部のハンマービットがオーガーケーシングの下端部より下方に突出した状態にある請求項1に記載のU型鋼矢板圧入装置。
  4. 前記ケーシング回転装置は油圧モーターによって回転するウォームギヤーからなる請求項1〜3の何れかに記載のU型鋼矢板圧入装置。
  5. 前記チャック装置は、前記オーガーケーシングをチャックするケーシングチャック部と、オーガーケーシングにU状ウェブ部が沿うようにしてU型鋼矢板をチャックする鋼矢板チャック部とを備えてなる請求項1〜4の何れかに記載のU型鋼矢板圧入装置。
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