JP3158592U - 伸縮リングプレート式立坑内掘削機 - Google Patents

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Abstract

【課題】伸縮リングプレート式立坑内掘削機を提供する。【解決手段】本伸縮リングプレート式立坑掘削機は、地下の掘削立坑内壁に固定された鋼製ケーシング内側での掘削作業に用いられ、径方向の長さを変更可能な伸縮リングプレート21と該伸縮リングプレート内側に位置して下向きに掘削する掘削機20を包含する、該伸縮リングプレートの一側に縦向き開口23が設けられ、並びに伸縮リングプレートの内壁の該縦向き開口の両側位置に、一つ以上のアクチュエータ25が設けられ、該掘削機は操作シート31と該操作シートに接続されたマシンアーム32を具えている。この掘削機は鋼性ケーシング内に吊り下げられ、該アクチュエータにより該伸縮リングプレートを押し広げてその径方向の長さを変更し、該掘削機を直接立坑中に固定し、並びにマシンアームにより掘削工程を実行し、これにより施工の効率をアップし並びに施工コストを削減する。【選択図】図2

Description

本考案は立坑内の掘削作業に用いられる掘削機に係り、特に、伸縮リングプレートを具え、該伸縮リングプレートを押し広げることで立坑内に固定される伸縮リングプレート式立坑掘削機に関する。
伝統的な下水道の施工法式は、まず立坑揺管機で鋼製ケーシングを保持して作業を行ない、立坑揺管機の機台の挟持装置で鋼製ケーシングを挟持定位の後、往復式回転する揺動装置と上下移動を行う昇降装置により鋼製ケーシングを地下に打ち込む作業を行ない、並びに鋼製ケーシングを地下の所定深さに埋め込み、下水道工程の鋼製ケーシング埋設作業を完成する。
このほか、鋼製ケーシング埋設作業完成後には、さらに鋼製ケーシング内部で坑内掘削工程を実行して下水道を形成しなければならない。しかし、施工地点の地層が岩盤層のとき、前述の鋼製ケーシングの打ち込み作業を完成することができないため、地下をドリリングできる掘削機が必要となる。また、大型掘削機は、有効に地下の岩盤に対する掘削を行えず、大型掘削機の占有空間は大きすぎ、それは大きな街路上でしか施工できず、施工区域が狭い道路である場合は、このような大型掘削機は使用することができない。
この問題を解決するため、市場には、鋼製ケーシング内部に設置される小型掘削機があり、その施工方式は、クレーンで小型掘削機を吊り掛けて鋼製ケーシング内部に進入させ、並びに作業員に鋼製ケーシング内部で小型掘削機を操作させて岩盤掘削工程を実行する、というものである。このとき掘削された土砂は容器に入れて、並びにクレーンでこの容器を外部に搬送し傾倒排出し、こうして、小型掘削機による岩盤掘削工程を達成する。
しかし、小型掘削機による掘削工程の欠点は、掘削機をいかにコンパクト化しても、小型掘削機に岩盤掘削効果を達成させるためには、現在の技術から言うと、掘削機自体の体積をちょうど鋼製ケーシング構造の大きさに符合するまでにしか縮小できず、このため、小型掘削機を作業立坑内に入れて施工するときは、設置した単一方向に向けてのみしか掘削できず、この小型掘削機を鋼製ケーシングの作業立坑内で自己転向させられないため、掘削の方向を変える必要があるときは、クレーンで地面から引き上げて転向させ、転向完成後に再びこの小型掘削機を鋼製ケーシングの内部に設置して異なる方向の掘削を行わねばならないということである。このような施工方式のステップは煩瑣であり、往々にして下水道の施工の工期が延長され、施工コストの増加をもたらした。
このほか、小型掘削機を使用して鋼製ケーシング内部で施工するとき、往々にして鋼製ケーシング内部に小型掘削機の排出した排気が充満し、小型掘削機の操作員が鋼製ケーシング内部で過多の排気を吸入することで、作業中で酸素不足で窒息する状況を発生する。このため現在、下水道の地下掘削の施工の安全性を考慮すると、伝統的な鋼製ケーシングの作業立坑中での小型掘削機を応用した施工方式及び掘削機には改良の必要がある。
本考案の主要な目的は一種の伸縮リングプレート式立坑掘削機を提供することにあり、この伸縮リングプレート式立坑掘削機は径方向長さを変更できる伸縮リングプレートを有し、並びに該伸縮リングプレート内部に下向きに掘削できる掘削手段が固定されて掘削工程を行ない、且つ該伸縮リングプレートを立坑内の鋼性ケーシングと共に回転させて施工方向を変更でき、施工の効率を有効にアップできるものとする。
本考案の別の目的は、掘削手段の動力源を作業立坑外の地面に設置し、動力源と伸縮リングプレート内部の掘削手段を分離し、作業立坑内部の排気排出量を減らし、作業員の作業環境の安全性を高めることにある。
上述の目的を達成するため、本考案の伸縮リングプレート式立坑掘削機は、伸縮リングプレートと、該伸縮リングプレート内部に設けられる掘削手段により構成され、該伸縮リングプレートは環状管とされ、該環状管の一側に上部から底部に貫通する縦向き開口が設けられ、並びに該伸縮リングプレートの内壁の該縦向き開口位置に、一つ以上の位置決め手段と一つ以上のアクチュエータが設けられ、該掘削手段に上述の伸縮リングプレートに接続された操作シートが設けられ、該操作シートの横に、該伸縮リングプレートに接続された一組のマシンアームが設けられ、該操作シートは該マシンアームに接続されて該マシンアームを操作して作動させる。
該マシンアームには該伸縮リングプレート内壁に接続された一組の回転シートが設けられ、左右回転して同時に第1作業アームを回転させ、該第1作業アームの、該回転シートとの接続端に対する反対端に、垂直回転する第2作業アームが枢設され、該第2作業アームの該第1作業アームとの接続端に対する反対端に、掘削部材が設けられている。
好ましい実施例において、該伸縮リングプレートの上部に複数の吊掛部材が設けられ、該吊掛部材は内向きに延伸された凸塊とされ、該凸塊に貫通孔が設けられ、該位置決め手段に、該縦向き開口の一側辺位置において外向きに位置決めロッドが凸設され、並びに該縦向き開口の別側辺の対応位置に、貫通孔を具えた嵌合シートが設置され、上述の位置決めロッドが該嵌合シートを貫通して相互に摺動可能とされる。
上述の回転シートと該第1作業アームの間には第1アクチュエータが設けられ、該第1作業アームと該第2作業アームの間には第2アクチュエータが設けられ、該第2作業アームと該掘削部材の間には第3アクチュエータが設けられ、これら第1アクチュエータ、第2アクチュエータ、第3アクチュエータは該第1作業アーム、該第2作業アーム及び該掘削部材間の往復揺動動作を駆動する。
上述の第1アクチュエータ、第2アクチュエータ、第3アクチュエータは液圧アクチュエータとされ、そのうち、該第1アクチュエータには上述の回転シートに固定された第1ホルダが設けられ、並びに第1ロッドで第1シリンダが上述の第1ホルダに設置され、該第1シリンダに伸縮移動可能な第1ピストンが連設され、並びに該第1ピストンの端部に上述の第1作業アームに固定される第1枢接シートが枢設される。
上述の第2アクチュエータに、上述の第1作業アームに固定された第2ホルダが設けられ、並びに第2ロッドで第2シリンダが上述の第2ホルダに設置され、該第2シリンダに伸縮移動可能な第2ピストンが連設され、並びに該第2ピストンの端部に上述の第2作業アームに固定される第2枢接シートが枢設される。
上述の第3アクチュエータに、上述の第2作業アームに固定された第3ホルダが設けられ、並びに第3ロッドで第3シリンダが上述の第3ホルダに設置され、該第3シリンダに伸縮移動可能な第3ピストンが連設され、並びに該第3ピストンの端部に上述の掘削部材に固定される第3枢接シートが枢設される。
本考案の伸縮リングプレート式立坑掘削機には、外付けの動力源が設けられ、この外付けの動力源は、作業立坑外の地面に設置され、並びに一つ以上の連接オイルパイプで作業立坑内の掘削手段と接続され、これにより、掘削手段の動力を提供する。
第1実施例において、上述の外付け動力源内部には加圧ポンプセット、該加圧ポンプセットに接続されたエンジン動力セット及び該加圧ポンプセットに接続された操作オイルボックスが設けられ、該加圧ポンプセットは上述の連接オイルパイプと接続される。第2実施例において、上述の外付け動力源内部には加圧ポンプセット、該加圧ポンプセットに接続された電力源及び該加圧ポンプセットに接続された操作オイルボックスが設けられ、該加圧ポンプセットは上述の連接オイルパイプと接続される。第3実施例において、該外付け動力源はエンジン構造と加圧ポンプユニットを具えた作業機とされる。
上述の外付け動力源と連接オイルパイプの間には、さらに上方コントロールバルブが設けられ、該上方コントロールバルブは動力の出力の大きさを制御するのに用いられ、別の実施例では、上述の連接オイルパイプと掘削手段の間には、別に動力出力の大きさを制御する下方立坑内コントロールバルブが設けられる。
上述の伸縮リングプレートの内壁の、掘削手段に対応する上方位置には、上述の連接オイルパイプを固定するための固定手段が設けられ、該固定手段に、該伸縮リングプレートに接続された位置決め片が設けられ、該位置決め片に、複数のクイックコネクタが設けられる。
総合すると、本考案は吊掛手段により作業立坑中に置き入れられ、アクチュエータにより押し広げられて伸縮リングプレートの径方向長さが変更され、伸縮リングプレートが強固に作業立坑中に位置決めされ、並びに伸縮リングプレートの内側に用途に対応する掘削部材が設けられ、有効に一般の作業立坑中の掘削機の体積が過大であり、且つ施工過程中に鋼性ケーシングを回転させることで掘削方向を変更でき、伝統的な技術における掘削機を重複して吊掛けて設置することにより掘削方向を変更しなければならなかった問題を解決し、施工の効率をアップする。
本考案はまた、作業立坑に必要な施工方式の違いにより、伸縮リングプレート内部の掘削手段を地層に対応する掘削機或いは破砕機とすることができ、大幅に掘削工程の応用範囲を拡げ、且つ外付動力源と伸縮リングプレート内部の掘削手段を分離し、作業立坑中の排気の排出量を減らし、作業員の施工環境の安全性を高める。
本考案の立坑揺管機が形成した作業立坑中での使用表示図である。 本考案の好ましい実施例の立体図である。 図2の断面図である。 本考案の作業立坑中に吊掛られて未だ押し開かれていない状態の断面図である。 本考案の作業立坑中に吊掛られて押し開かれた状態の断面図である。 図2の別方向の断面図である。 本考案のマシンアームの別実施例の断面図である。 本考案の外付動力源を組み合わせた立体図である。 本考案の外付動力源内部構造のブロック図である。
以下に、本考案の構造、使用及びその特徴を一層明確に、詳細にご理解いただくため、好ましい実施例を図面を組み合わせて説明する。
図1及び図2を参照されたい。本考案の伸縮リングプレート式立坑掘削機は、立坑揺管機10で鋼性ケーシング11を打ち込んだ地下の作業立坑中にて使用され、該伸縮リングプレート式立坑掘削機20は、径方向長さが該鋼性ケーシング11よりやや小さい伸縮リングプレート21と、該伸縮リングプレート21内部に設けられた掘削手段30を有する。
図3及び図4に示されるように、該伸縮リングプレート21に径方向長さが上述の鋼性ケーシング11よりやや小さい環状管22が設けられ、該環状管22の一側に、上部から底部に貫通する縦向き開口23が設けられ、該環状管22の内側の該縦向き開口位置に、一つ以上の位置決め手段24と一つ以上のアクチュエータ25が設けられている。
そのうち、上述の位置決め手段24は、該縦向き開口の一側辺位置において外向きに凸設された位置決めロッド241を有し、並びに該縦向き開口23の別側辺の対応位置に嵌合シート242が設けられ、該嵌合シート242に貫通孔が設けられて、該貫通孔に上述の位置決めロッド241が摺動可能に挿入される。該アクチュエータ25に、上述の縦向き開口23の一側に位置決めされたホルダ251が設けられ、並びに枢接ロッド252でシリンダ253が該ホルダ251に設置され、該シリンダ253に伸縮移動可能なピストン254が連設され、並びに該ピストン254の端部に、上述の縦向き開口23の別側に固定される枢接シート255が枢設される。
図5を参照されたい。本考案の特徴は、伸縮リングプレート21がアクチュエータ25により押し広げられ、その径方向の長さが拡張され、これにより伸縮リングプレート21が鋼性ケーシング11の内径に組み合わされて圧接固定され、これにより、掘削手段30に作業立坑底部に対して掘削させることができる。
図6に示されるように、上述の掘削手段30に、上述の伸縮リングプレート21に接続された操作シート31が設けられ、該操作シート31の横に、該伸縮リングプレート21に接続された一組のマシンアーム32が設けられ、該操作シート31は該マシンアーム32に接続されて該マシンアーム32を操作して掘削或いは破砕工程を実行する。
ある実施例において、上述のマシンアーム32には該伸縮リングプレート21内壁に接続された一組の回転シート33が設けられ、該回転シート33の外部に垂直回転する第1作業アーム34が枢設され、並びに内部に横向き回転可能な回転機構が設けられて、左右に回転することで第1作業アーム34を同時に回転させ、上述の第1作業アーム34にあって該回転シート33の反対端に、垂直回転する第2作業アーム35が枢設され、該第2作業アーム35にあって、該第1作業アーム34と反対端に、破砕機361が設けられている。
図7に示されるように、別の実施例において、上述のマシンアーム32に、伸縮リングプレート21の内側に接続された一組の回転シート33が設けられ、該回転シート33の外部に垂直に回転する第1作業アーム34が設けられ、並びに内部に横向き回転する回転機構が設けられ、該回転機構の左右回転により第1作業アーム34が駆動されて回転し、上述の第1作業アーム34にあって、回転シート33と反対端に垂直に回転する第2作業アーム35が枢設され、該第2作業アーム35にあって、該第1作業アーム34と反対端にショベル362が設けられている。
以上に述べた二つの実施例は説明のために提示したものであり、すなわち、上述の第2作業アーム35は施工の必要により対応する掘削部材36とされて、第1作業アーム34にあって該回転シート33と反対端に設置される。
図示されるように、二つの実施例の回転シート33と第1作業アーム34の間には第1アクチュエータ37が設けられ、上述の第1作業アーム34と該第2作業アーム35の間には第2アクチュエータ38が設けられ、該第2作業アーム35と該掘削部材36の間には第3アクチュエータ39が設けられ、これら第1アクチュエータ37、第2アクチュエータ38、第3アクチュエータ39は該第1作業アーム34、該第2作業アーム35及び該掘削部材36を駆動して往復揺動させる。
上述の第1アクチュエータ37、第2アクチュエータ38、第3アクチュエータ39は液圧アクチュエータとされ、そのうち、該第1アクチュエータ37には上述の回転シート33に固定された第1ホルダ371が設けられ、並びに第1ロッド372で第1シリンダ373が上述の第1ホルダ371に設置され、該第1シリンダ373に伸縮移動可能な第1ピストン374が連設され、並びに該第1ピストン374の端部に上述の第1作業アーム34に固定される第1枢接シート375が枢設される。
上述の第2アクチュエータ38に、上述の第1作業アーム34に固定された第2ホルダ381が設けられ、並びに第2ロッド382で第2シリンダ383が上述の第2ホルダ381に設置され、該第2シリンダ383に伸縮移動可能な第2ピストン384が連設され、並びに該第2ピストン384の端部に上述の第2作業アーム35に固定される第2枢接シート385が枢設される。
上述の第3アクチュエータ39に、上述の第2作業アーム35に固定された第3ホルダ391が設けられ、並びに第3ロッド392で第3シリンダ393が上述の第3ホルダ391に設置され、該第3シリンダ393に伸縮移動可能な第3ピストン394が連設され、並びに該第3ピストン394の端部に上述の掘削部材36に固定される第3枢接シート395が枢設される。
この掘削手段30は説明に便利なように提示したものであり、本考案の範囲に制限を加えるものではなく、すなわち、上述の掘削手段30は第1作業アーム34、第2作業アーム35、及び掘削部材36の揺動を順調とするために、上述の回転シート33、第1作業アーム34、第2作業アーム35及び掘削部材36の間に、第4アクチュエータ、第5アクチュエータ或いはさらに多くのアクチュエータを増設してもよく、これによりさらに大きな掘削及び揺動力を発生させ、掘削手段30を各種の異なる硬度の地層掘削に適合させることができる。
上述の伸縮リングプレート21の上部には複数の吊掛部材26が設けられ、上述の吊掛部材26は内向きに延伸された凸塊261とされて、該凸塊261内部に、ケーブルを接続するための貫通孔262が設けられ、本発明の伸縮リングプレート21は該吊掛部材26の貫通孔262と吊掛用のケーブルを具えた吊掛手段が組み合わされ、並びに該吊掛手段で該伸縮リングプレート21を吊り下げて鋼性ケーシング11内部の所定位置に置く。
図8に示されるように、伝統的な施工方式が立坑内の作業員に引き起こしやすい事故を減らすため、本考案の伸縮リングプレート式立坑掘削機20には外付動力源40が設けられ、該外付動力源40は立坑外の地面上に設置され、並びに一つ以上の連接オイルパイプ41で立坑内の掘削手段30と相互に接続され、上述の掘削手段30の動力源を提供する。
図9に示されるように、好ましい実施例において、該外付動力源40内部にはエンジン動力装置42、加圧ポンプ43及び操作オイルボックス44が設けられる。そのうち、上述のエンジン動力装置42は加圧ポンプ43に接続され、該操作オイルボックス44も加圧ポンプ43に接続され、該加圧ポンプ43は該連接オイルパイプ41に接続される。
別の実施例において、該外付動力源40内部には電力源45、加圧ポンプ43及び操作オイルボックス44が設けられ、該電力源45は発電機451に電動モータ452を組み合わせて構成されるか、或いは外付電源453に電動モータ452を組み合わせて構成され、上述の電力源45と操作オイルボックス44はいずれも加圧ポンプ43に接続され、該加圧ポンプ43は連接オイルパイプ41に接続される。
また、ある実施例では、上述の外付動力源40はエンジン構造と加圧ポンプユニットを具えた作業機46とされ、作業機46が上述の連接オイルパイプ41に直接接続され、こうして一般の掘削機形態の作業機46により本考案の動力を提供し、これにより施工機具及び施工コストを減らす。
上述の外付動力源40と掘削手段30の間にはさらにコントロールバルブ構造が設けられ、これにより外付動力源40の動力出力の大きさを操作する。図示される実施例では、該外付動力源40と連接オイルパイプ41の間には上方コントロールバルブ47が設けられ、別の実施例では、該連接オイルパイプ41と掘削手段30の間に下方坑内コントロールバルブ48が設けられている。
本考案は掘削手段30の外付動力源40を作業立坑外の地面上に設置することにより、外付動力源40と伸縮リングプレート21内部の掘削手段30を分離し、有効に作業立坑中の排気排出量を減らし、これにより、作業立坑内の施工環境を改善し、作業員の施工上の安全性を向上する。
図8を参照されたい。本考案の伸縮リングプレート21内壁の、掘削手段30に対応する上方位置に、連接オイルパイプ41を固定するための固定部材27が設けられ、該固定部材27に上述の伸縮リングプレート21と接続される位置決め片271が設けられ、該位置決め片271に複数のクイックコネクタ272が設置される。
この実施例では、上述の連接オイルパイプ41は第1オイルパイプ411と第2オイルパイプ412に分けられ、該第1オイルパイプ411は外付動力源40とクイックコネクタ272の一端を連接し、上述の第2オイルパイプ412はクイックコネクタ272の別端と掘削手段30を連接する。
以上の実施例は本考案の説明のために提示したものであり、並びに制限を加えるものではなく、本考案の精神範疇から逸脱せずに、本考案の権利請求範囲と発明の詳細な説明に基づきなし得る各種の簡易な変更と修飾は、いずれも本考案の請求範囲に属する。
10 立坑揺管機 271 位置決め片 382 第2ロッド
11 鋼性ケーシング 272 クイックコネクタ 383 第2シリンダ
20 掘削機 30 掘削手段 384 第2ピストン
21 伸縮リングプレート 31 操作シート 385 第2枢接シート
22 環状管 32 マシンアーム 39 第3アクチュエータ
23 縦向き開口 33 回転シート 391 第3ホルダ
24 位置決め手段 34 第1作業アーム 392 第3ロッド
241 位置決めロッド 35 第2作業アーム 393 第3シリンダ
242 嵌合シート 36 掘削部材 394 第3ピストン
25 アクチュエータ 361 破砕機 395 第3枢接シート
251 ホルダ 362 ショベル 40 外付動力源
252 ロッド 37 第1アクチュエータ 41 連接オイルパイプ
253 シリンダ 371 第1ホルダ 411 第1オイルパイプ
254 ピストン 372 第1ロッド 412 第2オイルパイプ
255 枢接シート 373 第1シリンダ 42 エンジン動力装置
26 吊掛部材 374 第1ピストン 43 加圧ポンプ
261 凸塊 375 第1枢接シート 44 操作オイルボックス
262 貫通孔 38 第2アクチュエータ 45 電力源
27 固定部材 381 第2ホルダ 451 発電機
452 電動モータ 46 作業機 48 下方坑内コントロールバルブ
453 外付電源 47 上方コントロールバルブ

Claims (10)

  1. 地下の作業立坑内の鋼性ケーシングに支持されて作業立坑内で掘削を行うのに用いられる伸縮リングプレート式立坑掘削機において、
    伸縮リングプレートであって、該鋼性ケーシングより径方向長さが小さい環状管であって、該環状管の一側に上部から底部に貫通する縦向き開口が設けられ、並びに該伸縮リングプレートの内壁の該縦向き開口位置に、一つ以上の位置決め手段と一つ以上のアクチュエータが設けられた、上記伸縮リングプレートと、
    掘削手段であって、該伸縮リングプレートの内側に配置され、該伸縮リングプレートに接続された操作シートが設けられ、該操作シートの横に、該伸縮リングプレートに接続されたマシンアームが設けられ、該操作シートは該マシンアームに接続されて該マシンアームを操作して作動させる、上記掘削手段と、
    を包含し、該伸縮リングプレートは該アクチュエータにより自身の径方向長さを拡張し、該伸縮リングプレートが該鋼性ケーシングの内周に合わせて支持固定されることを特徴とする伸縮リングプレート式立坑掘削機。
  2. 請求項1記載の伸縮リングプレート式立坑掘削機において、該マシンアームに該伸縮リングプレート内壁に接続された一組の回転シートが設けられ、該回転シートの外部に垂直に回転する第1作業アームが設けられ、並びに該回転シートの内部に横向き回転可能な回転機構が設けられてその左右回転により該第1作業アームが駆動されて回転し、該第1作業アームにおいて、該回転シートと反対端に垂直回転する第2作業アームが接続され、該第2作業アームにおいて、該第1作業アームと反対端に掘削部材が設けられたことを特徴とする伸縮リングプレート式立坑掘削機。
  3. 請求項2記載の伸縮リングプレート式立坑掘削機において、該回転シートと該第1作業アームの間に第1アクチュエータが設けられ、該第1作業アームと第2作業アームの間に第2アクチュエータが設けられ、該第2作業アームと該掘削部材の間に第3アクチュエータが設けられ、これら第1アクチュエータ、第2アクチュエータ、及び第3アクチュエータが該第1作業アーム、該第2作業アーム、及び該掘削部材を駆動して往復揺動させることを特徴とする伸縮リングプレート式立坑掘削機。
  4. 請求項3記載の伸縮リングプレート式立坑掘削機において、該第1アクチュエータには上述の回転シートに固定された第1ホルダが設けられ、並びに第1ロッドで第1シリンダが上述の第1ホルダに設置され、該第1シリンダに伸縮移動可能な第1ピストンが連設され、並びに該第1ピストンの端部に上述の第1作業アームに固定される第1枢接シートが枢設され、上述の第2アクチュエータに、上述の第1作業アームに固定された第2ホルダが設けられ、並びに第2ロッドで第2シリンダが上述の第2ホルダに設置され、該第2シリンダに伸縮移動可能な第2ピストンが連設され、並びに該第2ピストンの端部に上述の第2作業アームに固定される第2枢接シートが枢設され、上述の第3アクチュエータに、上述の第2作業アームに固定された第3ホルダが設けられ、並びに第3ロッドで第3シリンダが上述の第3ホルダに設置され、該第3シリンダに伸縮移動可能な第3ピストンが連設され、並びに該第3ピストンの端部に上述の掘削部材に固定される第3枢接シートが枢設されることを特徴とする伸縮リングプレート式立坑掘削機。
  5. 請求項1記載の伸縮リングプレート式立坑掘削機において、該掘削手段に外付けの動力源が設けられ、この外付けの動力源は、作業立坑外の地面に設置され、並びに一つ以上の連接オイルパイプで作業立坑内の掘削手段と接続されることを特徴とする伸縮リングプレート式立坑掘削機。
  6. 請求項5記載の伸縮リングプレート式立坑掘削機において、該外付け動力源内部に加圧ポンプセット、該加圧ポンプセットに接続されたエンジン動力セット及び該加圧ポンプセットに接続された操作オイルボックスが設けられ、該加圧ポンプセットは上述の連接オイルパイプと接続されることを特徴とする伸縮リングプレート式立坑掘削機。
  7. 請求項5記載の伸縮リングプレート式立坑掘削機において、上述の外付け動力源内部に加圧ポンプセット、該加圧ポンプセットに接続された電力源及び該加圧ポンプセットに接続された操作オイルボックスが設けられ、該加圧ポンプセットは上述の連接オイルパイプと接続されることを特徴とする伸縮リングプレート式立坑掘削機。
  8. 請求項5記載の伸縮リングプレート式立坑掘削機において、上述の外付け動力源はエンジン構造及び加圧ポンプユニットを具えた作業機とされることを特徴とする伸縮リングプレート式立坑掘削機。
  9. 請求項5記載の伸縮リングプレート式立坑掘削機において、上述の外付け動力源と該連接オイルパイプの間に、上方コントロールバルブが設けられ、該上方コントロールバルブは動力の出力の大きさを制御するのに用いられることを特徴とする伸縮リングプレート式立坑掘削機。
  10. 請求項5記載の伸縮リングプレート式立坑掘削機において、上述の連接オイルパイプと該掘削手段の間には、動力出力の大きさを制御する下方立坑内コントロールバルブが設けられることを特徴とする伸縮リングプレート式立坑掘削機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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RU2539454C1 (ru) * 2013-11-19 2015-01-20 Александр Александрович Кисель Способ сооружения технологического отхода вертикального шахтного ствола и устройство для осуществления способа
RU2556764C1 (ru) * 2014-07-01 2015-07-20 Общество с ограниченной ответственностью "РусШахтСпецСтройПроект" (ООО "РусШахтСпецСтройПроект") Комплекс для сооружения вертикальных стволов
RU2608086C1 (ru) * 2015-07-16 2017-01-13 Общество с ограниченной ответственностью "РусШахтСпецСтройПроект" (ООО "РусШахтСпецСтройПроект") Комплекс для проходки вертикальных выработок в четвертичных отложениях

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