JP2019031329A - 飲料ディッパーおよび飲料ディッパーの製造方法 - Google Patents

飲料ディッパーおよび飲料ディッパーの製造方法 Download PDF

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輝美 北野
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正克 篠原
眞 田中
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眞 田中
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【課題】意匠性を向上させることが可能な飲料ディッパーおよび飲料ディッパーの製造方法を提供すること。【解決手段】飲料ディッパー(1)は、繊維集合体(2)を液体に浸すことによって飲料を作り出すものである。飲料ディッパー(1)は、繊維集合体(2)と、繊維集合体(2)に一端部が連結された吊り糸(3)と、吊り糸(3)の他端部に連結されたタグ(4)とを備え、繊維集合体(2)は、多数の繊維(20)と、多数の繊維(20)の間に付着し、液体に浸すことによって液体中に浸出する飲料成分(21)とを備えている。【選択図】図1

Description

この発明は、飲料ディッパーおよび飲料ディッパーの製造方法に関し、特に、飲料を作り出すために用いられる飲料ディッパーおよび飲料ディッパーの製造方法に関する。
従来から、簡単にお茶を作り出すために、ティーバッグや固形タイプのお茶が知られている。
特許文献1(実用新案登録第3116503号公報)には、茶葉類などをハート型の袋体に収納し、袋体のままお湯または水に入れて茶等を抽出するティーバッグが開示されている。
特許文献2(特開2013−76号公報)には、茶葉または茶粉末を水溶性酸化防止材で形成されたフィルタ体で被覆したフィルタ体包装茶が開示されている。フィルタ体は、空気を通過させずに水に溶け、飲んだ時に口の中に固形物が入らないことが開示されている。
資料3(実開平1−74784号公報)には、粉末状の茶に圧力を加えて錠剤にした錠剤茶が開示されている。錠剤茶にお湯などを注ぐと飲料茶を抽出することができることが開示されている。
実用新案登録第3116503号公報 特開2013−76号公報 実開平1−74784号公報
特許文献1のティーバッグは、視覚的に楽しむことができるものの、袋体の内部に茶葉類を収納する必要があるため、形状が限定的になる。また、特許文献2,3の固形タイプのお茶では、熱湯に入れると熱湯中に飲料成分がすべて溶け出てしまうため、面白味に欠ける。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、意匠性を向上させることが可能な飲料ディッパーおよび飲料ディッパーの製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る飲料ディッパーは、繊維集合体と、繊維集合体に一端部が連結された吊り糸と、吊り糸の他端部に連結されたタグとを備え、繊維集合体を液体に浸すことによって飲料を作り出す飲料ディッパーにおいて、繊維集合体は、多数の繊維を有する繊維体と、多数の繊維の間に付着し、液体に浸すことによって液体中に浸出する飲料成分とを備えている。
好ましくは、繊維体は、不織布である。
好ましくは、不織布は、ポリエチレン繊維により形成されている。
好ましくは、繊維集合体は、自然造形物、人工造形物および標章のうちの少なくともいずれか一つを表現した形状である。
本発明の一態様に係る飲料ディッパーの製造方法は、繊維集合体を液体に浸すことによって、飲料を作り出す飲料ディッパーの製造方法において、自然造形物、人工造形物および標章のうちの少なくともいずれか一つを表現した繊維体を準備する工程と、飲料成分を溶かした飲料成分含有溶液を繊維体に浸み込ませる工程と、飲料成分含有溶液が浸み込んだ繊維体を乾燥させて、繊維体を形成する多数の繊維の間に飲料成分を付着させて繊維集合体を形成する工程と、繊維集合体に、タグが連結された吊り糸を連結する工程とを備える。
本発明の一態様に係る飲料ディッパーの製造方法は、繊維集合体を液体に浸すことによって、飲料を作り出す飲料ディッパーの製造方法において、自然造形物、人工造形物および標章のうちの少なくともいずれか一つを表現した繊維体を準備する工程と、繊維体に、タグが連結された吊り糸を連結する工程と、飲料成分を溶かした飲料成分含有溶液を繊維体に浸み込ませる工程と、飲料成分含有溶液が浸み込んだ繊維体を乾燥させて、繊維体を形成する多数の繊維の間に飲料成分を付着させて、繊維集合体を形成する工程とを備える。
本発明の一態様に係る飲料ディッパーは、液体に浸すことによって飲料を作り出す飲料ディッパーにおいて、液体に浸すことによって液体中に浸出する飲料成分を付着させた、多孔質の飲料成分付着体と、飲料成分付着体に一端部が連結された吊り糸と、吊り糸の他端部に連結されたタグとを備えている。
本発明の一態様に係る飲料ディッパーの製造方法は、飲料成分付着体を液体に浸すことによって、飲料を作り出す飲料ディッパーの製造方法において、自然造形物、人工造形物および標章のうちの少なくともいずれか一つを表現した多孔質体を準備する工程と、飲料成分を溶かした飲料成分含有溶液を多孔質体に浸み込ませる工程と、飲料成分含有溶液が浸み込んだ多孔質体を乾燥させて、多孔質体の多数の空隙を形成する壁部に飲料成分を付着させて飲料成分付着体を形成する工程と、飲料成分付着体に、タグが連結された吊り糸を連結する工程とを備える。
本発明の一態様に係る飲料ディッパーの製造方法は、飲料成分付着体を液体に浸すことによって、飲料を作り出す飲料ディッパーの製造方法において、自然造形物、人工造形物および標章のうちの少なくともいずれか一つを表現した多孔質体を準備する工程と、多孔質体に、タグが連結された吊り糸を連結する工程と、飲料成分を溶かした飲料成分含有溶液を多孔質体に浸み込ませる工程と、飲料成分含有溶液が浸み込んだ多孔質体を乾燥させて、多孔質体の多数の空隙を形成する壁部に飲料成分を付着させて飲料成分付着体を形成する工程とを備える。
本発明によれば、意匠性を向上させることが可能な飲料ディッパーおよび飲料ディッパーの製造方法を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る飲料ディッパーの平面図である。 飲料成分が多数の繊維に付着している状態を示す拡大写真である。 飲料ディッパーを用いて飲料を作り出している状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る飲料ディッパーの製造工程を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る飲料ディッパーの製造工程を示す模式図である。 繊維体を乾燥させる工程において、炉を用いた状態を示す模式図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<飲料ディッパーについて>
図1〜図3を参照して、本発明の一実施の形態の飲料ディッパー1について説明する。飲料ディッパー1は、下述する繊維集合体2をお湯や水などの液体に浸すことによって、たとえば、お茶、紅茶、コーヒー、ジュース、出汁、スープなどの種々の飲料を作り出すものである。本実施の形態に係る飲料ディッパー1は、たとえば、緑茶を作り出すものである。
飲料ディッパー1は、繊維集合体2と、繊維集合体2に一端部が連結された吊り糸3と、吊り糸3の他端部に連結されたタグ4とを備えている。
特に図2に示すように、繊維集合体2は、多数の繊維200を有する繊維体20と、多数の繊維200の間に付着し、液体に浸すことによって液体中に浸出する飲料成分21とを備えている。繊維集合体2には、飲料成分21が付着している。なお、図2は、マイクロスコープを用いて、繊維集合体2を撮影したものである。
繊維体20は、たとえば、通水性を有する不織布である。不織布とは、ランダムに配交した多数の繊維200をシート状に結合したものをいう。本実施の形態で用いられる不織布は、製造の際に熱風を吹き付ける工程を有する、いわゆるエアスルー不織布であることが望ましい。
不織布は、化学繊維により形成されており、ポリエチレン繊維により形成される合成繊維であることが望ましく、ポリエチレン繊維を含む合成繊維から形成されていてもよい。化学繊維を用いることで、多数の繊維200は通水性を有さず、飲料成分21が多数の繊維200内に浸み込まないため、図2に示すように、飲料成分21を多数の繊維200の間に付着させることができる。なお、繊維体20として薄手のシート状の不織布を複数枚重ねていてもよいし、厚みを有するシート状の不織布1枚を用いてもよい。
飲料成分21は、飲料のエキスとなるものであり、たとえば、お茶、紅茶、コーヒー、ジュース、出汁、スープなどの種々の成分である。本実施の形態の飲料成分21は、緑茶成分であり、茶葉をお湯に浸けることでお湯中に抽出される微粒子である。具体的には、緑茶成分21は、図2に示すように、乾燥した状態では繊維体20の多数の繊維200の間に付着し、お湯に浸した状態ではお湯中に浸み出す。つまり、緑茶成分21は、乾燥した状態で多数の繊維200に浸み込まずに多数の繊維200の表面に付着する微粒子である。繊維集合体2をお湯に浸すことで、緑茶成分が繊維200の表面から離れてお湯中に浸み出すため、簡単に緑茶を作り出すことができる。
また、緑茶成分21の色は、たとえば緑色である。緑茶成分21は、多数の繊維200の表面に付着しているため、繊維体20の多数の繊維200の間に緑茶成分21が付着すると、繊維集合体2は、緑色に着色される。
繊維集合体2は、自然造形物、人工造形物および標章のうちの少なくともいずれか一つを表現した形状である。ここで、自然造形物とは、たとえば、動植物、風景、人物などを意味する。人工造形物とは、たとえば、乗り物、建物、家具、文房具などを意味する。標章とは、たとえば、文字(漢字、数字、アルファベットなど)、図形、記号、またはそれらの組み合わせなどを意味する。本実施の形態における自然造形物、人工造形物および標章は、従来の矩形形状のティーバッグと比較して、外観上面白み、可愛らしさなどを有し、意匠性を有する形状をいう。
本実施の形態に係る繊維集合体2の外形は、ハート形としている。なお、繊維集合体2の外周縁部22は、熱溶着されている。また、たとえば、厚みを有するシート状の不織布を用いる場合は、外周縁部22を熱融着させる必要はない。
吊り糸3は、繊維集合体2に連結されている。具体的には、吊り糸3の一端は、接着剤やステープルなどで繊維集合体2の周縁部に連結され、吊り糸3の他端は、タグ4の端部に連結されている。吊り糸3とタグ4は、繊維集合体2を液体から取り出しやすくするために設けられている。吊り糸3は、長尺状の糸であり、たとえば、ポリプロピレンなどから形成されることが好ましい。タグ4は、たとえば、矩形形状の紙、樹脂などから形成されている。吊り糸3とタグ4とは、たとえば、熱溶着されることにより連結されている。
図3に示すように、飲料ディッパー1をカップ5などに入れたお湯などに浸すことで、繊維体20の多数の繊維200に付着した緑茶成分21がお湯の中に浸み出るため、緑茶を作り出すことができる。その際、飲料ディッパー1の外形がデザイン性に優れたものであるため、緑茶を作っている最中も楽しむことができる。
また、ティーバッグのように袋状のフィルタ内に茶葉を収納する場合は、茶葉を収納するために袋状に形成する必要があるため、外形に制限があった。これに対し、本実施の形態に係る飲料ディッパー1は、茶葉を収納するために袋状にする必要がないため、外形に制限されず、デザイン性を重視した形状を採用することが可能である。また、繊維集合体2は、飲料成分21の色と同じ色に着色されるため、色の点からも意匠性を向上させることが可能である。
なお、本実施の形態では、飲料成分21が付着するものとして繊維集合体2を用いたが、限定的ではなく、飲料成分21が付着するものとして多孔質体が用いられていればよい。ここで、多孔質体とは、その表面および内部に多数の空隙を有する構造体を総称したものであり、典型的には、合成樹脂スポンジ、ウレタンスポンジ、天然スポンジ、上述した繊維構造体などを含む。多孔質体は、飲料成分含有溶液を浸み込ませて乾燥させることで、多数の空隙の壁面に飲料成分の微粒子が付着した飲料成分付着体となる。飲料成分付着体をお湯に浸すことで、飲料成分が多孔質体の空隙の壁面から離れてお湯中に浸み出すため、簡単に飲料を作り出すことができる。
また、本実施の形態では、不織布は、通水性を有する不織布で形成することが好ましいが、通水性を有するものであれば、不織布に限定されず、他の材料で形成してもよい。また、不織布は、化学繊維であるとして説明したが、植物繊維を含む合成繊維からも形成することができるし、綿などの天然繊維であってもよい。
また、本実施の形態では、繊維集合体2をハート形としたが、繊維集合体2の形状は様々なデザインとすることができる。たとえば、繊維集合体2の形状をリーフ(葉っぱ)としてもよく、リーフの葉脈を熱溶着で表してもよい。ただ、熱溶着した部分には飲料成分が付着しないため、飲料成分を付着させる観点からは、熱溶着で模様を施すことは好ましくない。
<飲料ディッパーの製造方法について>
図4,5を参照して、飲料ディッパー1の製造方法の一例について、詳細に説明する。
図5(a)で示すように、本実施の形態では、ハート形の繊維体20を準備する(S1)。この工程では、まず、シート状の不織布を準備し、プレス機を用いてハート形に打ち抜いて、ハート形の繊維体20にする。この場合、熱処理を施すことが可能なプレス機を用いて、シート状の不織布を打ち抜くと同時に、繊維体20の外周縁部22に熱溶着を行ってもよい。または、プレス機でハート型に打ち抜いた後に、繊維体20の外周縁部22だけ熱溶着を行ってもよい。繊維体20は、プレス機で打ち抜くだけで所望のデザインにすることができるため、簡易な方法で飲料ディッパー1の意匠性を向上させることができる。
次いで、飲料成分21を溶かした飲料成分含有溶液7を繊維体20に浸み込ませる(S2)。この工程では、まず、飲料成分21を溶かした飲料成分含有溶液7を作成する。本実施の形態では、80℃のお湯10gに茶葉2gを浸して、緑茶成分21をお湯10g中に浸出させて、緑茶成分21が高濃度で溶けている飲料成分含有溶液7を作成する。図5(b)に示すように、飲料成分含有溶液7を平らな容器6に入れ、ハート形の繊維体20をその上に浸して、繊維体20に飲料成分含有溶液7をすべて浸み込ませる。
次いで、飲料成分含有溶液7が浸み込んだ繊維体20を乾燥させて、繊維体20を形成する多数の繊維200の間に飲料成分21を付着させて繊維集合体2を形成する(S3)。この工程では、ドライヤーなどの温風加熱器8を用いて、繊維体20から水分だけを蒸発させる。これにより、図2に示すように、緑茶成分21は多数の繊維200の間に付着する。
最後に、繊維集合体2に、タグ4が連結された吊り糸3を連結する(S4)。この工程では、タグ4が連結された吊り糸3の端部を繊維集合体2の外周縁に連結させる。上述のように、吊り糸3と繊維集合体2とは、接着剤やステープルなどで連結される。
このように製造することで、簡易な方法で、デザイン性を有する飲料ディッパー1を製造することができる。また、茶葉から抽出した緑茶成分21を多数の繊維200に付着させ、その緑茶成分21をお湯に浸み出させて緑茶を作り出すことから、緑茶の味をマイルドな味わいとすることができる。
なお、本実施の形態では、飲料成分含有溶液7は、少量のお湯に茶葉を入れることで、高濃度の緑茶エキスを抽出したが、飲料成分含有溶液7の抽出方法は種々の方法を用いることができる。たとえば、飲料成分含有溶液7は、少量のお湯に粉茶を入れることで抽出してもよい。
また、本実施の形態では、飲料成分含有溶液7が浸み込んだ繊維体20を乾燥させる工程(S2)において、温風加熱器8を用いて、繊維体20から水分を蒸発させた。しかし、図6に示すように、高温環境を有する炉9の加熱雰囲気中に繊維体20を配置させることで、繊維体20から水分だけを蒸発させてもよい。
また、飲料成分含有溶液7が浸み込んだ繊維体20を乾燥させる工程として、フリーズドライ工法を用いてもよい。具体的には、繊維体20を凍結させ、真空状態において気圧を下げることで、繊維体20の凍結した部分を昇華させて乾燥させる。このようなフリーズドライ工法を用いることで、他の乾燥工法と比較して、素材の色、味、香り、栄養を損なわずに乾燥させることが可能である。特に、お茶の場合、苦味成分を損なうことがない。
また、本実施の形態では、タグ4が連結された吊り糸3を繊維集合体2に連結させた(S4)。しかし、タグ4が連結された吊り糸3を、繊維体20に連結させてもよい。つまり、繊維体20に飲料成分21を浸み込ませる工程(S2)の前に、タグ4が連結された吊り糸3を繊維体20に連結させてもよい。この工程は、繊維集合体2だけでなく、スポンジなどの多孔質体を用いた場合でも同様である。すなわち、タグ4が連結された吊り糸3を飲料成分付着体に連結させてもよいし、多孔質体に飲料成分21を浸み込ませる工程の前に、タグ4が連結された吊り糸3を多孔質体に連結させてもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施の形態を説明したが、この発明は、図示した実施の形態のものに限定されない。図示した実施の形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1 飲料ディッパー、2 繊維集合体、3 吊り糸、4タグ、5 カップ、6 容器、7 飲料成分含有溶液、8 温風加熱器、9 炉、20 繊維体、21 飲料成分(緑茶成分)、22 溶着部、200 繊維。

Claims (9)

  1. 繊維集合体と、前記繊維集合体に一端部が連結された吊り糸と、前記吊り糸の他端部に連結されたタグとを備え、前記繊維集合体を液体に浸すことによって飲料を作り出す飲料ディッパーにおいて、
    前記繊維集合体は、多数の繊維を有する繊維体と、前記多数の繊維の間に付着し、前記液体に浸すことによって前記液体中に浸出する飲料成分とを備えている、飲料ディッパー。
  2. 前記繊維体は、不織布である、請求項1に記載の飲料ディッパー。
  3. 前記不織布は、ポリエチレン繊維により形成されている、請求項2に記載の飲料ディッパー。
  4. 前記繊維集合体は、自然造形物、人工造形物および標章のうちの少なくともいずれか一つを表現した形状である、請求項1〜3のいずれかに記載の飲料ディッパー。
  5. 繊維集合体を液体に浸すことによって、飲料を作り出す飲料ディッパーの製造方法において、
    自然造形物、人工造形物および標章のうちの少なくともいずれか一つを表現した繊維体を準備する工程と、
    飲料成分を溶かした飲料成分含有溶液を前記繊維体に浸み込ませる工程と、
    前記飲料成分含有溶液が浸み込んだ前記繊維体を乾燥させて、前記繊維体を形成する多数の繊維の間に前記飲料成分を付着させて前記繊維集合体を形成する工程と、
    前記繊維集合体に、タグが連結された吊り糸を連結する工程とを備える、飲料ディッパーの製造方法。
  6. 繊維集合体を液体に浸すことによって、飲料を作り出す飲料ディッパーの製造方法において、
    自然造形物、人工造形物および標章のうちの少なくともいずれか一つを表現した繊維体を準備する工程と、
    前記繊維体に、タグが連結された吊り糸を連結する工程と、
    飲料成分を溶かした飲料成分含有溶液を前記繊維体に浸み込ませる工程と、
    前記飲料成分含有溶液が浸み込んだ前記繊維体を乾燥させて、前記繊維体を形成する多数の繊維の間に前記飲料成分を付着させて前記繊維集合体を形成する工程とを備える、飲料ディッパーの製造方法。
  7. 液体に浸すことによって飲料を作り出す飲料ディッパーにおいて、
    前記液体に浸すことによって前記液体中に浸出する飲料成分を付着させた、多孔質の飲料成分付着体と、前記飲料成分付着体に一端部が連結された吊り糸と、前記吊り糸の他端部に連結されたタグとを備えた、飲料ディッパー。
  8. 飲料成分付着体を液体に浸すことによって、飲料を作り出す飲料ディッパーの製造方法において、
    自然造形物、人工造形物および標章のうちの少なくともいずれか一つを表現した多孔質体を準備する工程と、
    飲料成分を溶かした飲料成分含有溶液を前記多孔質体に浸み込ませる工程と、
    前記飲料成分含有溶液が浸み込んだ前記多孔質体を乾燥させて、前記多孔質体の多数の空隙を形成する壁部に前記飲料成分を付着させて前記飲料成分付着体を形成する工程と、
    前記飲料成分付着体に、タグが連結された吊り糸を連結する工程とを備える、飲料ディッパーの製造方法。
  9. 飲料成分付着体を液体に浸すことによって、飲料を作り出す飲料ディッパーの製造方法において、
    自然造形物、人工造形物および標章のうちの少なくともいずれか一つを表現した多孔質体を準備する工程と、
    前記多孔質体に、タグが連結された吊り糸を連結する工程と、
    飲料成分を溶かした飲料成分含有溶液を前記多孔質体に浸み込ませる工程と、
    前記飲料成分含有溶液が浸み込んだ前記多孔質体を乾燥させて、前記多孔質体の多数の空隙を形成する壁部に前記飲料成分を付着させて前記飲料成分付着体を形成する工程とを備える、飲料ディッパーの製造方法。
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JP3116503U (ja) * 2005-09-07 2005-12-08 有限会社伊藤茶園 ティーバッグ及びティーバッグの製造装置
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