JP6470451B1 - 2つ以上のフィルター成型品を備えるティーバッグ - Google Patents
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Abstract
Description
第一フィルター成型品及び第二フィルター成型品を少なくとも備えるティーバッグであって、
少なくとも前記第一フィルター成型品が、抽出バッグであり、
前記第一フィルター成型品及び第二フィルター成型品が、紐状部材を介して連結されていることを特徴とする、ティーバッグである。
ティーバッグの製造方法であって、
2枚以上のフィルターを重ねて、フィルター層を形成するフィルター層形成工程を備え、
紐状部材の両端部が前記フィルター層の最表面のうち、最初の切断する面と相対する面に接着されており、
前記紐状部材の両端部のうち、一端のみを含むように、任意の形状にフィルター層を切断及び溶着又は縫合する第一フィルター成型品成形工程と、
前記紐状部材の両端部のうち、他端のみを含むように、任意の形状にフィルター層を切断及び溶着又は縫合する第二フィルター成型品成形工程と、を備える、ティーバッグの製造方法である。
本発明の好ましい形態では、一つのティーバッグで、複数の原料を嗜好することができる。
本発明のティーバッグの製造方法によれば、高い製造効率で種々の機能性を有するティーバッグを製造することができる。
[材料]
本発明のティーバッグの製造方法において、フィルターの種類は、一般にティーバッグに用いることができる素材であれば特に限定されず、紙、不織布、ナイロン紗、ポリエステル紗及び植物由来の生分解性繊維等を用いることができる。
本発明のティーバッグ製造方法においては、図1に記載の一般に販売されているティーバッグ用フィルターを用いることができる。
図1に記載の一般に販売されているティーバッグ用フィルターは、フィルター10にタグ11及び紐状部材12が接着している。
図2に実施例1に係るフィルターの製造方法のイメージ図を示す。
本実施形態においては、2枚のフィルター10を重ねて、フィルター層を形成する。
本実施形態においては、図2の図面手前側に、フィルター層の切断及び溶着に用いるレーザーの照射口が配置されている(図示せず)。
3枚以上のフィルターを用いる場合であっても、紐状部材12は、フィルター層の最表面に接着する。
例えば、2枚以上のフィルターを周縁が重ならないようにずらして配置することで、後述する第一フィルター成型品及び第二フィルター成型品に使用するそれぞれのフィルターの枚数を、目的に応じて変えることができる。
本実施形態においては、紐状部材12の両端部のうち、一端のみを含むように、レーザーを、フィルター層の最表面のうち、紐状部材12が接着されている面と反対の面から照射し、フィルター層を切断及び溶着することで、ハート型の第一フィルター成型品20を成形する。
次に、紐状部材12の両端部のうち、他端部のみを含むように、レーザーを前記フィルター層の最表面のうち、紐状部材12が接着されている面と反対の面から照射し、フィルター層を切断及び溶着することで、矩形型、ハート型、又は星形の第二フィルター成型品30a、b及びcを成形する。
飲用容器の縁に掛けることが可能なタイプのティーバッグはいくつか存在するが、本実施形態に係るティーバッグは、フックタグ部分がフィルター成型品で構成されているため、従来のティーバッグと比して余分な材料費がかからず、製造工程も大きく増えないという利点がある。
同様に、第二フィルター成型品の形状も、特に限定されず、任意の形状とすることができる。
また、超音波溶着、プログラミングが可能な超音波溶着、熱風式溶着、熱板式溶着、インパルス式溶着及びコテ式溶着等を用いてフィルター層を溶着してもよい。溶着に代えて、ミシン及びプログラミングが可能なミシン等を用いて、フィルター層を縫合してもよい。
レーザーを用いて、フィルター層の切断とフィルター層を形成するフィルター同士の溶着を同時に行うことができるため、より製造効率が向上する。
一方で、レーザーを用いると、複雑な形状のティーバッグであっても、綺麗にフィルター層を切断及び溶着をすることができる。すなわち、切断及び溶着の手法としてレーザーを採用することで、製造できるフィルター成型品の形状の幅を増やすことができる。
例えば、フィルターが不織布である場合には、レーザーの出力の下限は、好ましくは0.1W以上、より好ましくは0.3W以上、さらに好ましくは0.5W以上、特に好ましくは0.6Wである。また、レーザーの出力の上限は、好ましくは20W以下、より好ましくは18W以下、さらに好ましくは16W以下、特に好ましくは14W以下である。
実施例1で説明した事項については省略しつつ、実施例2について説明を加える。
まず、レーザーを用いてフィルター層を切断及び溶着する際、第一フィルター成型品及び第二フィルター成型品の一部を溶着せずに開けておき、第一フィルター成型品の開口部22及び第二フィルター成型品の開口部32を形成する(図4)。開口部22及び開口部32からそれぞれ原料を充填し、開口部22及び32を常法により封止する。
また、アロマ及びポプリ等の雑貨や、石・鉱石等を投入し、風呂に入れることで、温泉効能的用途を有する雑貨、脱臭剤及び防臭剤等に用いることができる。さらに、医薬原料、及び洗顔料の粉末等の化粧品原料を用いることもできる。
また、第一フィルター成型品に紅茶の茶葉を充填し、第二フィルター成型品に、第一フィルター成型品に充填した茶葉とは違う茶葉を充填することで、使用者が好みに応じてブレンドした茶葉を楽しむことができる。
さらに、第一フィルター成型品の紅茶の茶葉を充填し、第二フィルター成型品にフレーバーを充填することで、使用者の好みに応じて、普通の紅茶か、フレーバーティーを楽しむことができる。
この場合、例えば、第一から第三フィルター成型品は、それぞれ異なる原料を充填した抽出バッグとし、第四フィルター成型品は、フックタグとすることができる。
図1で説明したティーバッグ用フィルターを用いて、タグ11が接着されている端部を含むように、第二フィルター成型品30を成形し、もう一端を含むように第一フィルター成型品20を成形することで、第二フィルター成型品30が、紐状部材12と分離可能なティーバッグを製造することができる。
11 タグ
12 紐状部材
20 第一フィルター成型品
22 開口部(第一フィルター成型品)
23 カフェインレスコーヒー原料(第一フィルター成型品)
30,30a〜d 第二フィルター成型品
31 切れ込み
32 開口部(第二フィルター成型品)
33 カフェイン含有コーヒー原料(第二フィルター成型品)
40,40a〜d ティーバッグ
Claims (6)
- 第一フィルター成型品及び第二フィルター成型品を少なくとも備えるティーバッグであって、
少なくとも前記第一フィルター成型品が、抽出バッグであり、
少なくとも前記第二フィルター成型品が、フックタグであり、
前記第一フィルター成型品及び第二フィルター成型品が、紐状部材を介して連結されていることを特徴とする、ティーバッグ。 - 前記第二フィルター成型品が、前記紐状部材と分離可能であることを特徴とする、請求項1に記載のティーバッグ。
- ティーバッグの製造方法であって、
2枚以上のフィルターを重ねて、フィルター層を形成するフィルター層形成工程を備え、
紐状部材の両端部が前記フィルター層の最表面に接着されており、
前記紐状部材の両端部のうち、一端のみを含むように、任意の形状にフィルター層を切断及び溶着又は縫合する第一フィルター成型品成形工程と、
前記紐状部材の両端部のうち、他端のみを含むように、任意の形状にフィルター層を切断及び溶着又は縫合する第二フィルター成型品成形工程と、を備える、ティーバッグの製造方法。 - 前記第一フィルター成型品成形工程及び前記第二フィルター成型品成形工程において、レーザーを、前記フィルター層の最表面のうち、前記紐状部材が接着されている面と反対の面から照射し、フィルター層の切断及び溶着を同時に行うことを特徴とする、請求項3に記載の製造方法。
- 前記第二フィルター成型品に、切れ込みを入れる工程を備えることを特徴とする、請求項3又は4に記載の製造方法。
- 前記第一フィルター成型品及び第二フィルター成型品に、それぞれ異なる原料を充填する充填工程を備える、請求項3又は4に記載の製造方法。
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JPH079222U (ja) * | 1993-07-22 | 1995-02-10 | 宏茂 横井 | コ−ヒ−の香りを発するお茶 |
JPH1176065A (ja) * | 1997-09-05 | 1999-03-23 | Yamanaka Sangyo Kk | 懸架式タッグ付き抽出シート材料と その嗜好性飲料抽出バッグ |
JP2014098097A (ja) * | 2012-11-14 | 2014-05-29 | Daio Paper Corp | 固形燃料の製造方法及び固形燃料 |
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