JPH079222U - コ−ヒ−の香りを発するお茶 - Google Patents
コ−ヒ−の香りを発するお茶Info
- Publication number
- JPH079222U JPH079222U JP4012993U JP4012993U JPH079222U JP H079222 U JPH079222 U JP H079222U JP 4012993 U JP4012993 U JP 4012993U JP 4012993 U JP4012993 U JP 4012993U JP H079222 U JPH079222 U JP H079222U
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- tea
- bag
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 たてた時、おいしいお茶の味と色を呈し、ふ
くいくたるコ−ヒ−の香りを発するお茶を提供する。 【構成】 二つの袋から成り、片方の袋には茶葉だけを
詰め、他方には砕いたコ−ヒ−豆だけを詰め、この二つ
の袋を組み合わせて成るお茶。 【効果】 ふくいくたるコ−ヒ−の香りを発する、おい
しい茶液を得られる。そして、この組み合わせの方法に
よれば、何度たてても常に本来の風味を、最後まで提供
してくれる。さらに、茶葉と何かを組み合わせる方法と
して、この方法は非常に優れている。
くいくたるコ−ヒ−の香りを発するお茶を提供する。 【構成】 二つの袋から成り、片方の袋には茶葉だけを
詰め、他方には砕いたコ−ヒ−豆だけを詰め、この二つ
の袋を組み合わせて成るお茶。 【効果】 ふくいくたるコ−ヒ−の香りを発する、おい
しい茶液を得られる。そして、この組み合わせの方法に
よれば、何度たてても常に本来の風味を、最後まで提供
してくれる。さらに、茶葉と何かを組み合わせる方法と
して、この方法は非常に優れている。
Description
【0001】
本考案は、お茶に関するものである。
【0002】
従来より、お茶をたてて、コ−ヒ−の香りを発する茶液を得られるお茶は無か った。
【0003】 また、茶葉と何かの組み合わせでは、玄米茶や豆入り茶がある。
【0004】
従来の技術で述べたもののうち、前者に於ては、茶葉とコ−ヒ−豆とを組み合 わせたものが全く無かった。
【0005】 また、後者においては、茶葉と玄米、又は、茶葉と大豆を組み合わせる方法と して、両者を直接混ぜ合わせる方法を採っている。この方法は以下に述べる大き な問題点を有している。詳しく説明すると、通常お茶は茶筒に移し替えるか、茶 袋そのままで保管しており、必要な時、筒や袋を時には揺すりながら傾けて、茶 葉を取り出し、傾きを起こして収納する。その為、茶葉は揺すられながら全体に 前にせりだし、その後、今度は小さな衝撃とともに全体が底にぶつかって止まる 。茶葉を取り出すたびに繰り返されるこの動きは、中身の減少とともに大きくな り衝撃も強くなってゆく。とどうなるか。最初の頃、筒や袋に一杯入っているお 茶は、玄米(または大豆)が全体に正常にほぼ均一に分散しているため、茶液の 味や香りは本来のものであるが、中身の減少とともに、玄米(大豆)は下へ下へ 揺り落とされて、低部に溜ってゆく。残量が半分を割る頃には、上部の茶葉の間 に分散している玄米(大豆)の数は、最初の頃に比べかなり減っている。当然、 この時の茶液の味や香りは本来のものに比べかなり変わってしまっている。やが て残量が三分の一以下になると、上部の茶葉の間には、玄米(大豆)は余り残っ ていず、逆に底部には玄米(大豆)や茶屑が一杯溜っていて、この頃の茶液の味 や香りは本来のものとは大きく変わってしまっている。即ち、これが直接混ぜ合 わせる方法の致命的な欠陥である。
【0006】 本考案は、従来の技術のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その 目的とするところは、茶葉とコ−ヒ−豆とを組み合わせ、たてた時、おいしいお 茶の味と色を呈し、ふくいくたるコ−ヒ−の香りを発するお茶を提供しようとす るものである。更に、何度たてても、最後の袋まで常に、本来の目的とする香り と味と色を呈するお茶を提供しようとするものである。
【0007】 [課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案に於けるコ−ヒ−の香りを発するお茶は、 茶葉だけを詰めた袋と、砕いたコ−ヒ−豆だけを詰めた袋の、二つの袋を組み合 わせて成るものである。
【0008】 又、同様の目的で、二つの袋の組み合わせ方として、一方の袋が他方の袋の中 に同封された組み合わせでも良い。即ち、茶葉だけを詰めた袋の中に、砕いたコ −ヒ−豆だけを詰めた袋を、同封して成るお茶。又は、その逆の関係での同封。
【0009】 そして、各袋にそれぞれを詰める分量は、用途に応じて変えれば良い。即ち、 湯呑み用(一人分)と、急須用(数人分)と、やかん用(多人数分)など。
【0010】 また、各袋には、吊り下げるための糸を取り付け、その先につまみを付けると 取り扱いには便利である。
【0011】
二つの袋を組み合わせて成るお茶に、熱湯を注ぐか沸かせば、茶葉の袋からは お茶の味と色とそして香りが、他方の袋からはコ−ヒ−の香りだけが、ともに速 やかに溶け出し、一つにブレンドされる。
【0012】
実施例について図面を参照して説明する。 図1〜図3に於て、袋(A、B)は目の粗い薄い、耐熱湯性の布製か不織布製 か又は紙製にして成る、茶葉を分包する袋で、通称ティ−バッグと呼ばれるもの である。コ−ヒ−の香りを発するお茶は、この二つの袋を使用し、組み合わせて 構成されている。各袋には、吊り糸(3)を取り付け、更にその端にはつまみが 付いている。各図イに於ては、各々の袋は小さく、湯呑み用を示し、各図ロに於 ては、各袋は大きくなり急須用を示している。
【0013】 図1に於て、コ−ヒ−の香りを発するお茶は、茶葉(1)だけを詰めた袋(A )と、砕いたコ−ヒ−(2)だけを詰めた袋(B)の、別々の二つの袋を組み合 わせて成っている。
【0014】 図2に於て、コ−ヒ−の香りを発するお茶は、茶葉(1)だけを詰めた袋(A )の中に、砕いたコ−ヒ−豆(2)だけを詰めた袋(B)を同封して成っている 。この場合、逆の関係になってもよい。
【0015】
本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0016】 請求項1のお茶に於ては、まず、コ−ヒ−豆は砕いているだけなので、熱湯を 注いでも、沸かしても、色や味が溶け出すことはなく、香りだけが出てくる。
【0017】 次に、茶葉に砕いたコ−ヒ−豆を組み合わすことにより、熱湯を注いだり沸か した時、速やかに茶葉からはお茶の味や色や香りが溶け出てきて、砕いたコ−ヒ −豆からは香りだけが溶け出てきて、一つにブレンドされる。この時、香りはお 茶よりコ−ヒ−の方が強く、勝っているため、コ−ヒ−の香りだけが感じられる 。即ち、目指すふくいくたるコ−ヒ−の香りを発する茶液を得られる。
【0018】 そして、茶葉と砕いたコ−ヒ−豆を組み合わせる方法が、別々の袋に詰めたも のを組み合わせている為、使用時のどんな刺激によっても組成の比率の変化など 起こりえず、何度たてても常に同じ風味のお茶を、最後まで提供できる。
【0019】 また、それぞれの袋が別々な為、砕いたコ−ヒ−豆の詰まった袋を取り出すタ イミングを自由に調整できるので、コ−ヒ−の香りの強さを好みにできる。
【0020】 また、このような組み合わせの方法は、任意の茶葉と該茶葉以外の何かを組み 合わせて新しいブレンド茶を作る方法としては、非常に優れており、色んな組み 合わせが簡単に実現できる。
【0021】 請求項2のお茶において、茶をたてるときに取り扱う袋が一つなので、わずら わしくなく、また見た目にもスッキリしている。
【図1】本考案の、二つの別々の袋から成るお茶の正面
図である。
図である。
【図2】本考案の、一方の袋が他方の袋に同封されて成
るお茶の正面図である。
るお茶の正面図である。
【図3】本考案の使用例の断面図である。
【図4】従来の直接混ぜ合わせ法による、玄米茶もしく
は豆入り茶の、茶筒の中身の減少に伴う組成比率の変化
(玄米もしくは大豆の移動)の概念説明図である。
は豆入り茶の、茶筒の中身の減少に伴う組成比率の変化
(玄米もしくは大豆の移動)の概念説明図である。
A 茶葉を詰めた袋 B 砕いたコ−ヒ−豆を詰めた袋 1 茶葉 2 砕いたコ−ヒ−豆 3 吊り糸 4 つまみ 5 湯呑み 6 急須 7 茶筒 8 玄米または大豆 9 茶屑
Claims (2)
- 【請求項1】 茶葉(1)だけを詰めた袋(A)と、砕
いたコ−ヒ−豆(2)だけを詰めた袋(B)の、二つの
袋を組み合わせて成るお茶。 - 【請求項2】 茶葉(1)だけを詰めた袋(A)の中
に、砕いたコ−ヒ−豆(2)だけを詰めた袋(B)を同
封して成るお茶。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4012993U JPH079222U (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | コ−ヒ−の香りを発するお茶 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4012993U JPH079222U (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | コ−ヒ−の香りを発するお茶 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH079222U true JPH079222U (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=12572203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4012993U Pending JPH079222U (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | コ−ヒ−の香りを発するお茶 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH079222U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6470451B1 (ja) * | 2018-06-07 | 2019-02-13 | 日本紙工株式会社 | 2つ以上のフィルター成型品を備えるティーバッグ |
-
1993
- 1993-07-22 JP JP4012993U patent/JPH079222U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6470451B1 (ja) * | 2018-06-07 | 2019-02-13 | 日本紙工株式会社 | 2つ以上のフィルター成型品を備えるティーバッグ |
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