JPH04102932U - コーヒーフイルター - Google Patents

コーヒーフイルター

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JPH04102932U
JPH04102932U JP590091U JP590091U JPH04102932U JP H04102932 U JPH04102932 U JP H04102932U JP 590091 U JP590091 U JP 590091U JP 590091 U JP590091 U JP 590091U JP H04102932 U JPH04102932 U JP H04102932U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特別の器具を用いることなく多種多様のコー
ヒーカップにセッティングが可能であり、おいしいコー
ヒーを簡単に入れることができ、しかも安価に大量生産
することができるコーヒーフィルターを提供する。 【構成】 内袋2と外袋1からなる二層構造の略台形状
袋体からなる。内袋2および外袋1は熱可塑性合成樹脂
からなる繊維が30重量%以上混入された紙または不織布
で作製されており、前記袋体は台形の下底に該当する辺
が開放するよう加熱接着により作製されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はコーヒーフィルターおよびコーヒー袋に関する。さらに詳しくは、主 として1〜2人用を対象としたコーヒーフィルターおよびコーヒー袋であって、 他に特別の濾過装置を用いることなく、簡単にまろやかでおいしいコーヒーを入 れることができ、しかも簡便にかつ安価に大量生産することができるコーヒーフ ィルターおよびコーヒー袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より嗜好飲料としてコーヒーは世界中の人々に愛用されている。そして、 このコーヒーの抽出技術は古くから種々改良が施されているが、大きくは濾過方 式と煮沸方式とに分けることができる。本考案のコーヒーフィルターはこのうち 濾過方式において用いられるものである。
【0003】 ところで、コーヒーの抽出に関する濾過技術の歴史は古く、1800〜1820年頃フ ランスにおいて、それまでのトルコ・コーヒーの抽出方法(柄付きポットを用い 、煮出して抽出する方法)から、該方法より飲み易い方法として考案されたもの が最初である。この方法は、ネルの袋にコーヒー粉を入れ、熱湯に漬けて該袋を 振って抽出するという、どぶ漬の抽出濾過によりコーヒーを飲む方法であった。 その後、上槽のネル袋にコーヒー粉を入れて、袋口より湯を注ぎ、下槽のポット 内にコーヒーを濾過して抽出する、いわゆるヤグラ式と呼ばれ現在一般に利用さ れているドリップ式がフランスのドウ・ペロイにより考案された。
【0004】 さらに、20世紀に入ると、アメリカでガラスのボールを用いたサイホン方式が 考案され、第2次大戦後は使い捨てタイプのペーパーフィルターが開発された。 しかしながら、コーヒーの抽出濾過方法に関しては、前述したドリップ方式とサ イホン方式が現在の主流になっている。
【0005】 つぎに、本考案のコーヒーフィルターが対象としているコーヒー抽出の濾過方 式について、その歴史的経過を説明する。
【0006】 かかる濾過方式の歴史は古く、最初に1817年にイギリス式ポットが考案された 。この方式は、長い袋の中にコーヒー粉を入れ、この袋をポットの中の湯に漬け ておいてコーヒーを抽出する方法であり、いわゆる沈潜方式(どぶ漬方式)であ る。しかし、この方法では、コーヒーを抽出するのに時間がかかり、またポット の中が見えないので人数に応じて適量の湯を入れるのが繁雑であった。
【0007】 そこで、この沈潜(どぶ漬)方式を改良してヤグラ方式が考案された。この方 法は三脚ヤグラ方式と呼ばれ、ヤグラの上槽にコーヒー粉の入った逆円錐型の濾 過袋を取り付け、袋口より熱湯をそそぐという、いわゆる今日多用されているド リップ方式である。この方法では、三脚(ヤグラ)とこし袋を使い、槽下のコー ヒーカップに直接コーヒー液を落すため、人数に応じたコーヒー粉を予めこし袋 に入れておき、人数に応じた湯を注ぎ、一人分ずつカップに分割して取ることが できる。しかしながら、この三脚(ヤグラ)方式では、1〜2人用のコーヒーを 抽出するのは非常に困難であるといわれている。その理由として、量が少ないの で湯とコーヒー粉の接触時間が不足し、色だけのコーヒーとなって「生ぐさみ」 と「渋」を伴う味になり易いからであるといわれている。
【0008】 このように、従来の装置を用いるかぎり1〜2人用のコーヒーをおいしく入れ るのが難しかったわけであるが、この問題を解決するものとして現在1〜2人用 のコーヒーフィルターが市販されている。
【0009】 このコーヒーフィルターは、すべてドリップ方式であり、濾し器とフィルター とが一体化されている。そして、濾し器のみ、またはフィルターのみの単独使用 では抽出濾過の用が果せない構造となっている。すなわち、コーヒーの抽出濾過 フィルターとコーヒー粉は常にコーヒーカップの上部に位置し、お湯を注ぐこと によって抽出液がカップ内に滴り落ちる方式である。つまり、現在市販されてい る何れの製品もまずコーヒーカップにコーヒー抽出装置をセットしなければコー ヒーを抽出することができない。
【0010】 しかしながら、前記コーヒー抽出装置がセットされるコーヒーカップは、その 形状といい、大きさといい非常に種類が多く、一般的な名称分類だけでもレギュ ラーカップ(コーヒーの容量が100 〜120cc )、ティーカップ(同160 〜180cc )、モーニングカップ(同180 〜200cc )、デミタス(同60〜90cc)、ターキッ シュカップ(同40〜50cc)およびマグ(同250 〜280cc )の6種類もある。そし て、これに応じてカップの形状も大別して6種類あり、カップの口径は50〜85mm と幅があり、カップの深さに関しても50〜85mmとまったく千差万別である。した がって、すべてのカップに適合した濾過器具を作ることは不可能であり、そのた め現在ではカップの口縁を利用したドリップ式の濾過装置が市販品の主流を占め るに至っている。
【0011】 現在市販されている濾過装置を大別するとつぎの4種類になる。 (1)アーチ式……袋状フィルターを装着した板紙状の濾過装置をカップの縁を 利用してアーチ状に取り付け、袋状フィルターの開口ぐちより熱湯を注い で、ドリップ式にコーヒーを抽出する方式。 (2)ブリッジ式……カップの縁を橋桁のささえのように利用し、その橋桁に濾 過袋を取り付けてドリップ式にコーヒーを抽出する方式。 (3)カートリッジ式……コーヒーカップの口縁上にコーヒーの濾過装置を乗せ て、ドリップ式にコーヒーを抽出する方式。 (4)ペーパードリップ式……陶磁器またはプラスチックからなり、略逆円錐型 の底部にすべてのコーヒーカップの口径より大きな円盤がついており、そ の円盤にコーヒーの滴出を目的とした小さな穴を開けた濾過器と、この容 器に適合したペーパーフィルターをセットし、この装置をコーヒーカップ の上に乗せて、略逆円錐型容器の上部より湯を注ぎ、コーヒーの抽出孔よ りフィルターを通してコーヒーが濾過抽出される方式であり、カリタやメ リタ(いずれも商品名)として市販されている。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の1〜2人用の濾過装置は、いずれの方法も、フ ィルターとこのフィルターを使ってコーヒーを濾過するための装置とがまったく 別々の生産方式で作られ、かつ二重三重の工程を経なければならないのでいずれ も大量生産には適していない。このため生産コストが高くつくという問題がある 。また、いずれの装置も、コーヒーの抽出と濾過のためにフィルター以外の特別 な濾過装置を兼備しなければならないという問題がある。
【0013】 ところで、おいしいコーヒーを飲む方法として、原料の吟味やコーヒーの入れ 方などの要因もあるが、コーヒー濾過装置自体も重要な要因のひとつである。つ まり、おいしいコーヒーを抽出するために抽出濾過装置に要求される条件として つぎの2つがある。 (1)濾過フィルターについて フィルターの孔が小さく、しかも通液性がよいものがよい。焙煎されたコーヒ ー粉の微粉末をできるだけ濾過してしまいコーヒーのエキスだけを飲むためであ る。コーヒー微粉末の除去だけを目的としてフィルターの孔を密にしすぎるとコ ーヒーカップへの抽出に時間がかかりコーヒーが冷めておいしくなくなってしま う。 (2)抽出について コーヒーを上手に抽出する要因としてコーヒー粉と湯の接触時間のコントロー ルがある。1〜2人用では1分30秒〜3分以内が適正とされている。
【0014】 この点、従来の濾過装置では、コーヒー粉と湯の接触時間をコントロールする ためにフィルターの密度を調整し、湯の自然落下速度をコントロールしたり、ま たペーパードリップ式のように濾過器具に抽出孔のような仕かけを作り、コーヒ ーと湯の接触時間をコントロールしている。しかし、いずれのばあいも、湯の注 いだ時点より、コーヒー抽出液は自然落下をはじめ、抽出完了までの1分30秒〜 3分間以内でカップに注ぎ込まれる、いわゆる点滴抽出方式であるためコーヒー 液の冷めるのが早く、抽出を早くしようとするとコーヒーの微粉末が抽出されて しまう問題や、コーヒーの抽出に時間がかかりすぎコーヒーが冷めてしまう問題 があり、おいしいコーヒーを入れるという面でも問題があった。
【0015】 本考案は、叙上の事情に鑑み、焙煎されたコーヒー粉を手軽に、早くかつ誰が コーヒーをたてても風味と味を完全に近い状態で抽出することができるコーヒー フィルター提供することを目的とする。本考案は、また、コーヒー粉を予め前記 フィルター内に機械的に自動充填し、ついで口部を密封加工し使用時に袋の一端 を開放し、開放口より湯を注ぐことによって完璧なコーヒーの抽出と濾過を行う ことができるコーヒー袋を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本考案のコーヒーフィルターは、内袋と該内袋よりも密度の大きな外袋とからな る二層構造の略台形状袋体からなり、前記内袋および外袋は熱可塑性合成樹脂か らなる繊維が30重量%以上混入された紙または不織布で作製されており、かつ前 記袋体は台形の下底に該当する辺が開放するよう加熱接着により製袋されてなる ことを特徴としている。また本考案のコーヒー袋は、前記コーヒーフィルター内 にコーヒーが充填されており、かつ前記袋体の開放辺が加熱接着により閉じられ てなることを特徴としている。
【0017】
【実施例】
つぎに添付図面に基づき本考案のコーヒーフィルターおよびその使用方法につ いて説明する。
【0018】 図1は本考案のコーヒーフィルターの一実施例の概略斜視図、図2は図1に示 されるコーヒーフィルターの側面図、図3は図1に示されるコーヒーフィルター の内袋の側面図である。
【0019】 図1において、Aは本考案の一実施例にかかわるコーヒーフィルターであり、 該コーヒーフィルターAは外袋1と内袋2とからなる二層構造の袋体である。こ の袋体は略台形状(正確には台形の下底に該当する辺は円弧である)であり、下 底に該当する辺が開放した構造である。外袋1および内袋2は、いずれもポリエ チレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアクリル、ポリスチレンなどの熱 可塑性合成繊維が30重量%以上混入された紙または不織布で作製されている。こ のように熱可塑性合成繊維が30重量%以上混入された紙または不織を用いている のは、本考案のコーヒーフィルターAがすべて熱接着加工により袋状に加工され るためである。熱接着加工により安価に大量生産することが可能になる。また、 外袋1はコーヒーの抽出濾過を目的としており、その性能において、コーヒーの 微粉末が袋外に出ないように、またあまり密なために本考案のフィルターを引き 上げたときに袋内のコーヒー液落下に時間がかからないような、適当な密度が必 要である。実験の結果、このフィルターの密度は、0.35〜0.45 g/m3 の範囲内の ものがよく、とりわけ 0.4 g/m3 のものが最適であることがわかった。一方、内 袋2は、単に本考案のコーヒーフィルターがコーヒーカップにセットされ、濾過 作業を行う際にその形状が保持されることを目的としており、したがって内袋2 の密度は、外袋1の抽出濾過性能を阻害しないように、できるだけ粗で剛直性の あるものがよい。
【0020】 つぎに外袋1および内袋2用の基材について詳細に説明する。
【0021】 まず、外袋1の基材としては、耐熱水性であり熱接着性加工ができるのはもち ろんのこと、できるだけ極細の繊維を多く混入したものが好ましい。その理由は 、まず耐熱水性の要求はコーヒーの抽出が熱沸にて行われるためであり、また極 細繊維に対する要求は、焙煎されたコーヒーの微粉末を濾過するためである。極 細繊維を多く混入することにより細かい目の多孔質フィルターができる。
【0022】 したがって、繊維繊度が0.05〜0.2 デニールの超極細繊維を3〜5mmカット長 さで抄紙したものがよく、また親油性という点からしてポリオレフィン系の繊維 を用いるのが最も好ましい。ポリオレフィン系の繊維は、コーヒー粉末からエキ スを抽出する際に溶出してくる脂肪分を吸着し、濾過後のコーヒーカップ面の油 ゆらぎがなくなるとともにコーヒーの味がまろやかになる。
【0023】 外袋1用基材の目付としては15〜40 g/m2 程度のものが好ましく、薄すぎると 抄紙の生産コストがかえって高くなるとともに紙の強度が弱くなる。また、厚す ぎると濾過速度が遅くなりコーヒーの抽出に時間がかかってしまい、コーヒーが 冷めておいしくなくなる。
【0024】 外袋1用基材の具体例としては、湿式法により抄紙された合成繊維紙100 %の もので、混抄繊維として70重量%の超極細繊維(たとえば、ダイワボウセパ(商 品名、大和紡績(株)製))と30重量%の合成パルプ(たとえばS.W.P.( 商品名、三井石油化学(株)製))とからなり、20〜30 g/m2 の目付のものをあ げることができる。このものは抄紙時の地合もよく、コスト的にもコーヒーの濾 過フィルターの条件に合致している。
【0025】 一方、内袋2用基材としては、外袋1用基材と異なり、通常、基材の目が大き く、かつ腰のある剛直性シートが用いられる。したがって、2〜40デニール程度 の太い繊維が使用される。湿式法では2〜10デニール程度のものがよく、また乾 式法の不織布では2〜40デニール程度のものが使用される。とりわけ、50mmカッ トの10デニール程度の繊維を用いると剛直性があり、孔の大きな不織布をうるこ とができる。
【0026】 内袋2用基材に対して剛直性が要求されるのは、柔らかくて薄い外袋1を多種 多様のコーヒーカップにセットしたばあいに、セットしたままの原型を保持する ように骨材としての役割を果たせるためである。したがって、不織布以外にも剛 直性のある寒冷紗のようなメッシュを用いるようにしてもよい。
【0027】 内袋2に用いられる剛直性の繊維の具体例としては、N.B.F.(商品名、 大和紡績(株)製ポリオレフィン系繊維)、ソフィト(商品名、クラレ(株)製 ポリオレフィン系繊維)およびE.S繊維(商品名、チッソ(株)製ポリオレフ ィン系繊維)などをあげることができ、これらの繊維でつくった不織布は安価で あり、骨材としての役割を充分に果たすことができる。このばあい目付としては 40〜50 g/m2 程度のものが好ましい。
【0028】 図1〜2において、aおよびbは熱接着加工のシール線を示しており、このう ちaはコーヒーフィルターを二層袋体に構成しているシール線であり、bは外袋 1と内袋2を止めているシール線である。かかるシール線bを設けておくと、薄 くて柔らかい外袋1がコーヒーカップにセットしてお湯を注いだときに形状がす ぐにくずれてしまうのを防止することができる。また、多種多様のコーヒーカッ プにフィルターをセットしたばあいに、前記シール線bが折り目となって六角形 の形状にセットされて、フィルターのセット安定性をより一層高めることができ る。
【0029】 つぎに本考案のコーヒーフィルターの使用方法について説明する。
【0030】 まず、図4に示されるようにコーヒーフィルターAの開口部を拡げるようにし てコーヒーカップ内にセットする。図5はコーヒーフィルターをセットした状態 をあらわしている。このばあい、前述したように、両側以外にも熱接着加工を施 してシール線bを形成しておくと、セットしやすく、またセット安定性が優れて いる。
【0031】 ついで、所定量のコーヒー粉を内袋2内に入れ(図6参照)、フィルターA内 に熱湯を注ぐ(図7参照)。約1分30秒〜3分間でコーヒーの濾過抽出が完了し たのちに、フィルターAをコーヒーカップより取り出せば、まろやかでおいしい コーヒーを入れることができる(図8参照)。使用後のコーヒーフィルターAは コーヒー粉ごと捨てればよい。
【0032】 つぎに本考案のコーヒー袋について説明する。図9は本考案の一実施例にかか わるコーヒー袋Bの側面図、図10は図9に示されるコーヒー袋の断面説明図であ る。
【0033】 本考案のコーヒー袋Bは前述したコーヒーフィルター内に予めコーヒー粉末3 を充填しておき、前記フィルターの開放辺を加熱接着により閉鎖したものである 。そして使用に際しては、フィルターに設けられたミシン目4などを利用して開 封し、コーヒーカップにセットすれば、お湯を注ぐだけでコーヒーを入れること ができる。
【0034】
【考案の効果】
以上説明したとおり、本考案のコーヒーフィルターによれば以下のごとき効果 を奏しうる。 (1)骨材(形状保持材)としての内袋とフィルターとしての外袋からなる二層 構造の略台形状袋体であるので、特別の装置を用いることなく、現在一般に使わ れている多種多様のコーヒーカップにそのままセットし、ドリップ式コーヒーを 抽出することができる。 (2)コーヒーカップにセットし、コーヒー粉末を入れて、お湯を注ぐだけであ るので、誰が入れようと失敗することなくおいしいコーヒーを入れることができ る。 (3)本考案のフィルターは直接コーヒーカップ内にセットされ、コーヒーカッ プ内に湯を注ぎ、すべてカップ内において抽出濾過作業が行われるのでコーヒー エキスの抽出速度がはやい。したがって、温かいコーヒーを飲むことができる。 (4)耐熱水性の超極細繊維が使われているため、焙煎コーヒーの微粉末の粒子 まで濾過され、ポリオレフィン系の繊維を用いるときはコーヒー豆から溶出する 脂肪分が除去されまろやかでおいしいコーヒーが抽出される。 (5)コーヒー抽出のための繁雑な器具を必要とせず、使用後のフィルターは抽 出された残存コーヒー粉とともに捨てることができる。 (6)加熱接着により作製されるため、安価に自動製袋加工を行うことができる 。
【0035】 また、本考案のコーヒー袋は、簡単においしいコーヒーをいれることができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のコーヒーフィルターの一実施例の概略
斜視図である。
【図2】図1に示されるコーヒーフィルターの側面図で
ある。
【図3】図1に示されるコーヒーフィルターの内袋の側
面図である。
【図4】本考案のコーヒーフィルターの使用方法説明図
である。
【図5】本考案のコーヒーフィルターの使用方法説明図
である。
【図6】本考案のコーヒーフィルターの使用方法説明図
である。
【図7】本考案のコーヒーフィルターの使用方法説明図
である。
【図8】本考案のコーヒーフィルターの使用方法説明図
である。
【図9】本考案のコーヒー袋の一実施例の側面図であ
る。
【図10】図9に示されるコーヒー袋の断面説明図であ
る。
【符号の説明】
A コーヒーフィルター B コーヒー袋 1 外袋 2 内袋 a シール線 b シール線

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内袋と該内袋よりも密度の大きな外袋と
    からなる二層構造の略台形状袋体からなり、前記内袋お
    よび外袋は熱可塑性合成樹脂からなる繊維が30重量%以
    上混入された紙または不織布で作製されており、かつ前
    記袋体は台形の下底に該当する辺が開放するよう加熱接
    着により製袋されてなることを特徴とするコーヒーフィ
    ルター。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコーヒーフィルター内に
    コーヒーが充填されており、かつ前記袋体の開放辺が加
    熱接着により閉じられてなることを特徴とするコーヒー
    袋。
JP590091U 1991-02-14 1991-02-14 コーヒーフィルター Expired - Lifetime JPH0642581Y2 (ja)

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JPH0642581Y2 JPH0642581Y2 (ja) 1994-11-09

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