JPS6228875Y2 - - Google Patents

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JPS6228875Y2
JPS6228875Y2 JP1978171626U JP17162678U JPS6228875Y2 JP S6228875 Y2 JPS6228875 Y2 JP S6228875Y2 JP 1978171626 U JP1978171626 U JP 1978171626U JP 17162678 U JP17162678 U JP 17162678U JP S6228875 Y2 JPS6228875 Y2 JP S6228875Y2
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JP
Japan
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tea
porridge
package
heat
water
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JP1978171626U
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JPS5586761U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は風味豊かな茶粥を簡易に得ることがで
きる茶粥用調味料包装体に関するものである。
我が国、特に関西地方各地においては、古くか
ら主食の1部として茶粥が食用されている。茶粥
は古くから全国的に愛用されているお茶漬とは根
本的に異質なものであつて、お茶漬は白い米飯に
高温のお茶を注ぎ入れるインスタント的なもので
あるのに対し、茶粥は、高温のお茶の中に洗つた
米を入れ、可成りの時間煮沸して作られるもので
あります。従つてお茶漬用の調味材としては例え
ば実公昭35−12484号公報に記載されているよう
に1回のお茶漬に必要な調味材を分包したもの、
あるいは、多くの市販品に見られるように、の
り、こんぶ、たらこ、さけ、梅干など、塩味のほ
かにお茶と米飯の味に適合した各種の調味料を混
合したものが従来から汎用され、これらはすべて
米飯に熱湯または熱いお茶を注ぐという単純な動
作によつて作られるものである。
しかしながら、茶粥の場合は、前記したよう
に、なま米の段階から作られるものであることか
ら、お茶漬に比べて多くの手間と技術を要し、食
事をする人数に併せて常に味の変らない本格的な
茶粥の風味をかもし出すことは実際には極めて困
難であつて、我が国古来からの伝統的な主食物で
あり健康食品であるにも拘らず手間と熟練技術を
要するため、食用者が減少しているのが実情であ
り、また一方においては愛好者において簡易に風
味ある茶粥を得る方策が強く望まれていた。
本考案はかかる要望に対処してなされたもので
あつて、日本茶の特性、殊にほうじ茶または柳茶
のもつ香ばしい匂いと煎茶または抹茶の保有する
保健性成分と色調を強調するとともに、かつおぶ
しや昆布による風味が加味され、所定量の水加減
と所定量の米を準備すれば、何ら格別の技量を要
することなく美味な茶粥を作り得る茶粥用調味料
包装体を提供するものである。
以下本考案の実施例を略示した図面について説
明すると、1はほうじ茶または柳茶、2は煎茶ま
たは抹茶、3はかつおぶしの削り片または粉末、
4は昆布の削り片または粉末、であり上記各調味
料を重量比にして、ほうじ茶または柳茶1を60〜
70、煎茶または抹茶2を10〜20、かつおぶしおよ
び昆布の削り片または粉末3,4をそれぞれ5〜
10の割合で混合し、その混合物の所定量(12〜15
g)を透水性の紙袋5内に収容して該紙袋5を閉
じるとともに、吊り下げ糸6を止着し、恰かもテ
イーバツグのごとく鍋や釜内の熱湯に該包装体7
を浸漬して粥の色付け、味付け、香り付けおよび
渋味、苦味付けを程よく行なつたのち取り出し得
るようになしたものである。
更に具体的な実施例として、米約180mlと水約
120mlとによつて作られる茶粥に対する上記包装
体7内の混合物の好適な量を記述すると、一般的
な茶粥用としては、上質のほうじ茶1が7g、中
級の煎茶2が2g、かつおぶしの削り片または粉
末3が1g、そして昆布の削り片または粉末4が
1gであり、必要により食塩2gを添加したもの
がよい。また渋味、苦味を好む茶粥用としての混
合物は、上質の柳茶1が8g、中級の抹茶が1
g、かつおぶしおよび昆布の削り片または粉末
3,4がそれぞれ1g、そして食塩2gとによつ
て構成するとよい。このような混合物になした場
合は柳茶1からの青い美しい色合がかもし出さ
れ、又抹茶から玉露の甘味をかもし出して美味と
なる。
なお、食塩は混合物内に必ずしも添加するを要
せず、食事の際茶粥内に適宜添加してもよい。
また、上記した混合物を収容する透水性の紙袋
5としてはヒートシール可能な耐熱湯性のものが
使用され、図示したごとく両側縁をヒートシール
8,8して開口部を有する袋体となし、該開口部
から上記した混合物を所定量、例えば12〜13gを
収容したのち該開口部をヒートシール9し、しか
るのち該ヒートシール9の端部に糸6を挿通して
所望の包装体7となすか、あるいは図示していな
いが上記開口部を折り返し吊り下げ糸6によつて
閉じて包装体7となしてもよい。
なお、包装体7は周側の3辺をヒートシール
8,9によつて閉塞することが好ましく、この場
合は鍋内で転倒しても内容物が粥に洩れることな
く好都合となる。
このようにして形成された包装体7は、さらに
好ましくは第3〜4図に示したごとく上部に開閉
フアスナー10を備えた合成樹脂シート製の密封
性袋11内に1袋ずつ納入し、保管時の吸湿を防
止したのち化粧箱12に所定数収容して販売する
とよい。
上述したように本考案による茶粥用調味料包装
体7は、重量比にして、ほうじ茶または柳茶1が
60〜70、煎茶または抹茶2が10〜20、かつおぶし
および昆布の削り片または粉末3および4がそれ
ぞれ5〜10の割合で混合した混合物の所定量を、
透水性の紙袋5内に収容し、該紙袋5の開口部を
閉じるとともに吊り下げ糸6を止着してなるもの
であり、1つの袋内に本格的な茶粥を作るのに必
要な調味料がそれぞれ収容内蔵されているから、
包装体7の糸端を持つて例えば水と米とが1:7
の割合で混合されて煮立てられた熱湯中に上記包
装体7を投入浸漬し、しばらく放置しておくと渋
味、苦味、茶の味、それにかつおぶしと昆布とに
よるだしの味が調和した風味豊かな茶粥を極めて
簡単に得ることができる。その上上記混合物は透
水性の紙袋に収容されているから茶粥の中に茶カ
ス、だしカス等混入されることが全くなく、また
吊り下げ用糸を有しているから包装体の取り出し
および後処理が容易であるなど、日常の食生活を
より豊かにすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示したものであつて、
第1図は包装体の正面図、第2図は第1図のA−
A線断面図、第3図は包装体を密封性袋内に収容
した状態の正面図、第4図は第3図のA−A線断
面図、そして第5図は複数個の包装体を化粧箱に
収容した状態の斜視図である。 1はほうじ茶または柳茶、2は煎茶または抹
茶、3はかつおぶしの削片、4は昆布の削り片、
5は紙袋、6は吊り下げ用糸、7は包装体、8,
9はヒートシール部、10は開閉フアスナー、1
1は密封性袋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 重量比にして、ほうじ茶または柳茶が60〜70、
    煎茶または抹茶が10〜20、かつおぶしおよび昆布
    の削り片または粉末がそれぞれ5〜10の割合で混
    合した混合物の所定量をヒートシール可能な透水
    性、耐熱湯性の紙袋内に収容し、開口部をヒート
    シールするとともに吊り下げ糸を止着してなる茶
    粥用調味料包装体。
JP1978171626U 1978-12-12 1978-12-12 Expired JPS6228875Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1978171626U JPS6228875Y2 (ja) 1978-12-12 1978-12-12

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JP1978171626U JPS6228875Y2 (ja) 1978-12-12 1978-12-12

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Publication Number Publication Date
JPS5586761U JPS5586761U (ja) 1980-06-14
JPS6228875Y2 true JPS6228875Y2 (ja) 1987-07-24

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ID=29175703

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JPS5586761U (ja) 1980-06-14

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