JP3141472U - 食具付き即席味噌汁用材料 - Google Patents

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Abstract


【課題】味噌汁本来の風味と視覚的な効果を同時に付与することで、喫食の楽しみを増加し、併せて食育の推進にも効果を奏する即席味噌汁を提供する。
【解決手段】スプーン1に所定量の味噌2をのせ、味噌汁の具となる食材を視覚的にデザイン性豊かに配置する。椀やカップなどの容器に入れお湯を注いで攪拌するだけの単純な工程で容易に味噌汁ができることとした。スプーン1も味噌2の溶解後、そのまま食具として使用が可能である。味噌2はお湯で溶解されるだけで、味噌本来の香りを損なわずに風味豊かな味噌汁とすることができ、さらに味噌汁の具となる食材はスプーン1に盛りつけられた味噌2の表面にデザイン性豊かに配置されるものであることから、視覚的な食味も向上することができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、即席味噌汁に関し、特に食具に生味噌と味噌汁用の食材を具象的な形態に盛りつけることで、味噌汁とする前の視覚的な効果と味噌汁本体の風味とを併せ持つ、食具付き即席味噌汁用材料に関するものである。
元来味噌汁は、煮干しなどで出汁を取り、好みの食材を煮込み、味噌を加えて作るものであり、日本人の食生活の中で重要な位置を占めている。作る際には、食材により、鍋に投入する時機が異なったり、煮込む時間を調整する必要があったりして、煩雑な手間がかかることがある。そして近年の生活の多様性の増加などに伴い、鍋を用いずに湯を注ぐだけで手軽に作ることができる、即席味噌汁が販売されている。
市販されている即席味噌汁には、様々な形式のものがある。その中には味噌を乾燥して顆粒状とし、乾燥させた具と一緒に、味噌汁1杯分に小分けして包装したものがある。このような味噌汁は、味噌を乾燥して用いるので、本来の風味を損なうことが多い。
また、ペースト状の味噌と、予め熱処理などを施した具を混合して、味噌汁1杯分を袋に充填密封した形式のものがある。これは、味噌や具が生に近い状態に保たれ、風味が前記の乾燥したものより改善されていて、かつ、袋に高分子材料からなるフィルムを用いることで保存もある程度は可能である。この場合は、具が混入していないか、具が見えない状態であるため、食欲に影響を及ぼす視覚的な効果が乏しいものになることがある。
これらを折衷した即席味噌汁の例として特許文献1には、ヤマブシタケを乾燥し、フレーク状、顆粒状又は粉末状に調製し封入した袋と、生味噌を封入した袋を対にしたものが開示されている。また、特許文献2には出汁を濃縮した液体と生味噌を分割して封入し、出汁の風味の劣化を防止し、保存性を向上した即席味噌汁が開示されている。
しかし、いずれにしても、美味しさを構成する直接的な要因である風味においても、視覚的要因を合わせた食味に関しても、味噌本来の風味を直接得ることができず、また視覚的な配慮も少ないことから喫食者に対して十分な満足を提供するものが少ない。
特開2004−147618号公報 特開2006−230248号公報
考案が解決しようとする課題
従って本考案の課題は、味噌汁本来の風味と視覚的な効果を同時に付与することで、喫食の楽しみを増加し、併せて食育にも効果を奏する即席味噌汁を提供することにある。
課題を解決するための手段
本考案は、前記の課題に鑑み、即席味噌汁の風味を味噌汁本来のものに近づけることと味噌と具の盛りつけ方により、視覚的な効果を発現し得る方法を検討した結果なされたものである。
即ち、本考案は、把持部を有する食具と、前記食具の把持部と対向する側に盛りつけられた所定量の味噌と、前記味噌の表面に配置された食材を有することを特徴とする、食具付き即席味噌汁用材料である。
また、本考案は、前記食材が、前記味噌の表面に、具象的なデザインを構成するように配置されていることを特徴とする、前記の食具付き即席味噌汁用材料である。
また、本考案は、前記食材が乾燥食材または熱処理された食材の少なくともいずれかであることを特徴とする、前記の食具付き即席味噌汁用材料である。
なお、前記の食具には、木製やプラスチック製のスプーンやレンゲを用いることで、味噌と具を盛りつけるスペースを確保することができ、味噌と食材を湯で溶いたあとは、そのまま喫食に用いることができるので、即席味噌汁としての利便性を向上させることができる。
考案の効果
本考案の即席味噌汁においては、味噌は湯で溶解されるだけであることから、味噌本来の香りを損なわずに、風味豊かな味噌汁とすることができる。さらに味噌汁の具となる食材を食具に盛られた味噌の表面にデザイン性豊かに配置することで、おいしさを構成する直接的要因、主に視覚的要因を高めることができ、風味を含めて食味が向上した即席味噌汁が得られる。
次に、本考案の実施の形態について説明する。本考案に用いられる食具としては、木製やプラスチック製のスプーンを用いることができるが、環境への負荷を考慮すると、天然の素材が好ましく、例えば木製のスプーンであれば、間伐材のような、建築用などの木材としてそのまま使用するのが困難なものでも使用できる。また、味噌と具を盛りつけるという機能に注目すると、例えば竹製のヘラのようなものでも使用可能である。
本考案に用いられる味噌は特に限定されるものではなく、原料として米、麦、豆を単一または複数用いた味噌であって、嗜好性の観点から甘口、辛口などとした味噌、色調の観点から白、赤などとした味噌、味噌の製造方法や産地に由来する特徴に関わる観点から、仙台味噌(登録商標)、信州味噌(登録商標)、八丁味噌(登録商標)、溜味噌などが用いられる。また、味噌の選択は喫食者の嗜好に合わせるが、2種類以上の味噌を混合して用いることも可能である。これらから選ばれる味噌は、一人分もしくは複数人分の味噌汁に必要な味噌の量を食具の一部もしくは全面に盛りつける。
具についても特に限定されるものではなく、例えば、海藻類であれば、わかめ、めかぶ、昆布、とろろ昆布、ふのり、ギバサ、もずく、ひじきなどが、野菜類であれば、ねぎ、人参、白菜、大根、ほうれん草などが、大豆加工品であれば、豆腐、麩などが挙げられ、適宜乾燥品や熱処理品などを用いることができる。
これらから選ばれる具は、適量を味噌の表面に配置する。配置する位置は外観のデザインが豊かになるように行い、例えば人の顔となるように配置する。また、味噌以外の部分に配置することで、例えば手や足となるように配置することも可能である。さらには食具に適当に分岐構造などを設けることにより、味噌と具で構成されるデザインの多様性を拡げることができる。
前記のように調製した食具付き即席味噌汁用材料の包装には、資材としてポリエチレンなどの高分子材料フィルム、紙、布、プラチック製の筐体などを用いることができる。配置した味噌及び具のデザイン性が損なわれないよう、外界からの衝撃に耐えうる包装形態が望ましい。また、食品衛生上、微生物の混入を防ぐとともに、味噌の発酵により発生するガスを排出するための適度な通気性を持たせることが望ましい。
なお、味噌及び具によるデザインは、季節やイベントなどのイメージを持たせるために例えば、クリスマスにはサンタクロース、バレンタインデーには男女のペアなどとすることができる。
上記により得られた即席味噌汁は、包装の開封後、任意の容器に湯を注ぎ、味噌及び具が盛りつけられ食具で攪拌、混合することで、幼児でも容易に味噌汁を作ることができ食育を図り、食体験を豊かにすることができる。
次に本考案の具体的な実施例について図を参照しながら説明する。図1は、本考案に係る食具付き即席味噌汁用材料の一例を示す図である。
この例では、食具としてスプーン1を用い、一食分、つまり概ね大さじ一杯の味噌汁用の量の味噌2に、人の顔をデザインした形態で具を配置している。ここでは、髪の毛に相当する部分に乾燥わかめ3aを、目に相当する部分に玉状麩3bを、耳に相当する部分に渦巻状麩3cを、口に相当する部分に板状麩3dを用いている。
この味噌と具の部分を、熱湯を満たしたカップに入れ、攪拌することにより手軽に味噌汁を作ることができる。しかも、味噌が生に近い状態なので、味噌汁本来の風味を味わうことができる。
以上に説明したように、本考案によれば、味噌汁本来の風味を備え、しかも視覚的な効果により食欲を増進し食育にも効果を奏する、食具付き即席味噌汁用材料を提供できる。これによって、近年健康の観点から見直されつつある、和食のさらなる普及に寄与するところは大きいものがある。
なお、本考案は、前記実施の形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲の変更があっても、本考案に含まれる。即ち、本技術分野における通常の知識を有する者であれば想到し得る、各種変形、修正を含むことは勿論である。
本考案に係る食具付き即席味噌汁用材料の一例を示す図。
符号の説明
1 スプーン
2 味噌
3a 乾燥わかめ
3b 玉状麩
3c 渦巻状麩を
3d 板状麩

Claims (3)

  1. 把持部を有する食具と、前記食具の把持部と対向する側に盛りつけられた所定量の味噌と、前記味噌の表面に配置された食材を有することを特徴とする、食具付き即席味噌汁用材料。
  2. 前記食材は、前記味噌の表面に、具象的なデザインを構成するように配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の食具付き即席味噌汁用材料。
  3. 前記食材は乾燥食材または熱処理された食材の少なくともいずれかであることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の食具付き即席味噌汁用材料。
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