JP3067073U - じゃがいもコ―ンス―プ - Google Patents

じゃがいもコ―ンス―プ

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JP3067073U JP1999003758U JP375899U JP3067073U JP 3067073 U JP3067073 U JP 3067073U JP 1999003758 U JP1999003758 U JP 1999003758U JP 375899 U JP375899 U JP 375899U JP 3067073 U JP3067073 U JP 3067073U
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soup
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田 清 治 堀
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株式会社北海大和
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来にない新しいじゃがいもコーンスープを
提供することを課題とする。 【解決手段】 本考案のじゃがいもコーンスープ100
は、スィートコーン1と、ダイス状に角切りされたじゃ
がいも2とからなる具材20と、乾燥されて顆粒状に形
成された、粉乳3と、デキストリン4と、乳糖5と、食
用植物油6と、食塩7と、粉チーズ8と、砂糖9と、蛋
白加水分解物10と、香辛料11と、鶏がらエキス12
と、アミノ酸13と、増粘多糖類14と、着色料15
と、蛋白質16と、炭水化物17と、灰分18とからな
る粉末スープ30とが攪拌混合されて、ガスバリヤー性
包材からなる袋体40内に封入されていることを特徴と
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、即席のスープに関し、フリーズドライ加工したスィートコーンと、 ダイス状に角切りされたじゃがいもを主成分とするスープに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の即席スープには、裏ごししたトウモロコシと、牛乳、マーガリン等でポ タージュスープとし、粒トウモロコシを加えたものが知られている。これらの形 態は、一食分の分量を袋体に封入したものが提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、粒トウモロコシだけの単一な具材であるため、単調な味覚となってし まっていた。
【0004】 また、前記粒トウモロコシが少量で、トウモロコシ独特の甘みや、うまみを十 分に味わえることができないものが多いという問題があった。
【0005】 本考案は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、トウモロコシの歯ざわ り、食味を充分に味わうことができると共に、じゃがいもの食味をも同時に味わ えるスープであると共に、防腐剤の添加を必要としない保存性の高いスープを提 供することを目的とする。また、トウモロコシを主成分とする具材の量が、トウ モロコシの甘い食味を充分に味わえる分量としながら、軽量、コンパクトで持ち 運びが容易な一食分ごとの包装としたスープを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のじゃがいもコーンスープは、前記課題を解決するため、フリーズドラ イ加工した、スィートコーンと、ダイス状に角切りされたじゃがいもとからなる 具材と、乾燥されて顆粒状に形成された、粉乳と、デキストリンと、乳糖と、食 用植物油と、食塩と、粉チーズと、砂糖と、蛋白加水分解物と、香辛料と、鶏が らエキスと、アミノ酸と、増粘多糖類と、着色料と、蛋白質と、炭水化物と、灰 分とからなる粉末スープとがガスバリヤー性包材からなる袋体内に封入されてい ることを特徴とする。
【0007】 前記スィートコーンは、フリーズドライ加工のため、注がれたお湯により元の 大きさに膨張し、茹で上げたトウモロコシの歯ざわり、食感がする。また、この スープはトウモロコシ特有の香りを放つと共に、トウモロコシ特有の風味とする ことができる。
【0008】 また、前記ダイス状に角切りされたじゃがいもは、フリーズドライ加工のため 、注がれたお湯により元の大きさに膨張し、茹で上げたじゃがいもの歯ざわり、 食感がする。またこれらの具材は、フリーズドライ加工のため軽量で、保存性が 高いため、従来のスープより多量に具材として封入することができる。このため 充分なトウモロコシとじゃがいもの具材を含むスープとすることができる。
【0009】 さらに、ガスバリヤー性包材からなる袋体内に封入されていることから、長期 の保存にも耐えることができると共に、カップにあけてお湯を注ぐのみでスープ ができるため、簡便な利用ができる。さらに、軽量、コンパクトで持ち運びが容 易な一食分ごとの包装とされているため必要な時に、何れの場所でも、必要な数 のじゃがいもコーンスープを提供することができる。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図1及び図2に基づき説明する。図1はじゃがい もコーンスープの正面図であり、図2はじゃがいもコーンスープを食卓に供する 際の模式図である。 図1に示す、本考案の一実施の形態のじゃがいもコーンスープ100は、スィ ートコーン1と、ダイス状に角切りされたじゃがいも2とからなる具材20と、 乾燥されて顆粒状に形成された、粉乳3と、デキストリン4と、乳糖5と、食用 植物油6と、食塩7と、粉チーズ8と、砂糖9と、蛋白加水分解物10と、香辛 料11と、鶏がらエキス12と、アミノ酸13と、増粘多糖類14と、着色料1 5と、蛋白質16と、炭水化物17と、灰分18とからなる粉末スープ30とが 攪拌混合されて、ガスバリヤー性包材からなる袋体40内に封入されている。
【0011】 本考案の実施の形態では、前記じゃがいもコーンスープ100は、重量%で (具材) スィートコーン 21.05% じゃがいも 14.15% (粉末スープ顆粒) 乳糖 12.00% 粉乳 10.08% デキストリン 4.00% 食用植物油 2.00% 食塩 3.15% 粉チーズ 2.05% 砂糖 2.40% 蛋白加水分解物 0.11% 香辛料 1.00% 鶏がらエキス 2.05% アミノ酸 4.95% 増粘多糖類(グァ―ガム) 2.58% 着色料(β―カロチン) 0.05% 蛋白質 0.45% 炭水化物 1.00% 灰分 13.88% 水分 3.05% 合計 100% より構成されている。
【0012】 前記具材の主成分であるスィートコーン1は、まず、上質のトウモロコシから コーンの粒を取り出す工程と、このトウモロコシの粒をボイルする工程とを経て 、低圧低温で水分を昇華させて除く、いわゆるフリーズドライ加工する。
【0013】 このフリーズドライ加工は、公知の手段や設備で行うことができる。このよう なフリーズドライ加工では、トウモロコシの味や香りの風味は損なわれることな く耐腐食性、保存性を保持させると共に、吸湿性が高いことから湯戻しにより元 の大きさ、形状、食味とすることが容易にできる。
【0014】 その他の具材20であるダイス状に角切りされたじゃがいも2も前記スィート コーン1同様にフリーズドライ加工されたものを用いる。これらの具材20を用 いることにより、スープの表面に白色の角切りされたじゃがいも2が泳ぐように 浮かび、カップの底部近辺には黄色のトウモロコシ1とが浮かぶこととなり、見 た目に美味しく感じさせ、食品としての視覚効果を高めることができる。
【0015】 袋体40は、ガスバリヤー性包材によって成形される。ガスバリヤー性包材と しては、ポリエチレン、ポリプロピレンなどからなるプラスチックシートにアル ミニウムなどの金属箔が積層されたものを使用することができ、金属箔によって 袋体40内と外気との遮断がなされる。この袋体40の内部を窒素、二酸化炭素 などの不活性ガスによって置換したり、袋体40の内部に酸素吸収材を投入して も良く、これにより上述した内容物の酸化や吸湿による劣化を防止することがで きる。
【0016】 次に、じゃがいもコーンスープ100の製造工程の一例を述べる。まず、粉乳 3と、デキストリン4と、乳糖5と、食用植物油6と、食塩7と、粉チーズ8と 、砂糖9と、蛋白加水分解物10と、香辛料11と、鶏がらエキス12と、アミ ノ酸13と、増粘多糖類14と、着色料15と、蛋白質16と、炭水化物17と 、灰分18とを所定の割合で混合し、顆粒状の粉末スープ30を作る。これにフ リーズドライ加工したスィートコーン1と、角切りされたじゃがいも2とを加え 混合する。これを所定量づつガスバリアー性袋体40に袋詰めして密封して完成 する。
【0017】 実際には、前記配合されたじゃがいもコーンスープ100を15グラムづつ自 動計量し自動包装装置(図示せず)によりヒートシール41で密封する。
【0018】 この密封パックされた、じゃがいもコーンスープ100は、常温でも保存性が 良く、腐食しないばかりでなく、例えば、90日保存した後でも風味が損なわれ ることがない。また、賞味感能試験の結果も良好なものが得られている。
【0019】 図2は、じゃがいもコーンスープ100を開封してカップ50に入れ、お湯を 注いだ状態を示す。粉末スープ顆粒30はお湯に溶けて適度の粘性をもったポタ ージュ状のスープとなる。図に示すように、スイートコーン1はカップ50の底 に近いスープ中に浮かび、角切りのじゃがいも2はスープのの上面近くに浮かび 見た目に変化があり、美味しそうに見える。
【0020】
【考案の効果】
本考案のじゃがいもコーンスープでは、スィートコーンがフリーズドライ加工 のされているため注がれたお湯によりもとの大きさに膨張し、茹で上げたトウモ ロコシの歯ざわり、食感がする。また、このスープはトウモロコシ特有の香りを 放つと共に、トウモロコシ特有の風味とすることができる。
【0021】 また、前記ダイス状に角切りされたじゃがいもは、スィートコーンと同様にフ リーズドライ加工されているため、注がれたお湯によりもとの大きさに膨張し、 茹で上げたじゃがいもの歯ざわり、食感がする。
【0022】 またこれらの具材は、フリーズドライ加工のため軽量で、保存性が高いため、 従来のスープより多量に具材として封入することができる。このため充分なトウ モロコシとじゃがいもの具材を含むスープとすることができる。
【0023】 さらに、ガスバリヤー性包材からなる袋体内に封入されていることから、長期 の保存にも耐えることができると共に、カップにあけてお湯を注ぐのみでスープ ができるため、簡便な利用ができる。さらに、軽量、コンパクトで持ち運びが容 易な一食分ごとの包装とされているため必要な時に、何れの場所でも必要な数の じゃがいもコーンスープを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態のじゃがいもコーンスープ
の正面図である。
【図2】本考案の実施の形態のじゃがいもコーンスープ
を食卓に供する際の模式図である。
【符号の説明】
1 スイートコーン 2 じゃがいも 3 粉乳 4 デキストリン 5 乳糖 6 食用植物油 7 食塩 8 粉チーズ 9 砂糖 10 蛋白加水分解物 11 香辛料 12 鶏がらエキス 13 アミノ酸 14 増粘多糖類 (グァ―ガム) 15 着色料(β―カロチン) 16 蛋白質 17 炭水化物 18 灰分 20 具材 30 粉末スープ 40 袋体 41 ヒートシール 50 カップ 100 じゃがいもコーンスープ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フリーズドライ加工した、スィートコー
    ンと、ダイス状に角切りされたじゃがいもとからなる具
    材と、乾燥されて顆粒状に形成された、粉乳と、デキス
    トリンと、乳糖と、食用植物油と、食塩と、粉チーズ
    と、砂糖と、蛋白加水分解物と、香辛料と、鶏がらエキ
    スと、アミノ酸と、増粘多糖類と、着色料と、蛋白質
    と、炭水化物と、灰分とからなる粉末スープとがガスバ
    リヤー性包材からなる袋体内に封入されていることを特
    徴とするじゃがいもコーンスープ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012170401A (ja) * 2011-02-22 2012-09-10 Ezaki Glico Co Ltd 凍結乾燥カレー及びその製造方法
WO2023048234A1 (en) * 2021-09-24 2023-03-30 Suntory Holdings Limited Food in sealed container, method of producing food in sealed container, use of fat-soluble vitamin in production of food in sealed container, and oral composition

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